JP2018120935A - ウエーハ保持装置 - Google Patents

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喜代司 河▲崎▼
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Kenji Okubo
憲治 大久保
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Kazuyoshi Suzuki
一嘉 鈴木
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Abstract

【課題】ウエーハの把持の際に、ウエーハが受け台から離間することを防止する機構を提供する。【解決手段】ウエーハを保持するウエーハ保持装置1において、ウエーハの外周を囲む様に配置され、当該ウエーハの外周エッジ部Eの下面側と接して当該ウエーハを下面側から支える下面側支え部材2と、下面側支え部材と対向する位置に配置され、ウエーハの外周エッジ部の上面側に近接することで当該ウエーハを上面側から押さえる上面側押さえ部材3と、下面側支え部材と上面側押さえ部材との間隔を近づけることでウエーハを狭持して保持するウエーハ狭持部4とを備える。下面側支え部材は、ウエーハの中心側に傾斜した当接部20a〜20cを有する。上面側押さえ部材は、ウエーハの中心側に傾斜した当接部30a〜30cを有する。上面側押さえ部材が、ウエーハの厚みの違いを許容する厚み吸収部5を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、シリコンやガラスなどの比較的厚みの薄い基板(つまり、ウエーハ)や、ウエーハ同士を貼り合わせたもの(いわゆる、積層ウエーハ)を保持する、ウエーハ保持装置に関するものである。
半導体デバイスに代表される電子部品は、1枚のウエーハ上に多数個が一括形成された後、個片化されて製品形態となり、各々電子機器等に組み込まれる。
ウエーハに半導体デバイス等を形成する際、ウエーハキャリアと呼ばれるカセットやフープ(FOUP)などの搬送具を用いて複数枚(例えば、10枚前後)を一の搬送単位として、上流工程から下流工程へと搬送され、成膜、露光、エッチング、洗浄、検査など各工程で所定の処理が行われる。
なおウエーハは、機能領域(つまり、成膜、検査等の処理が行われる部位。接触禁忌部位とも言う)が予め規定されており、それより外側の外周部やウラ面(つまり、接触許容部位)を把持するように取り決められている。
そして、各工程では所定の処理を枚葉で行うために、ウエーハをカセット等から1枚ずつ取り出したり、処理後のウエーハを再びカセット等に戻したりする作業(つまり、ハンドリング)が行われている。また、ウエーハのハンドリングは、ロボットハンドやエンドエフェクタと呼ばれる機構により行われ、ウエーハのウラ面を負圧吸引して保持するもの(例えば、特許文献1)や、ウエーハの外周側面を内側に向かって押さえて保持(いわゆる、狭持)するものが用いられている(例えば、特許文献2,3)。
特開2008−64595号公報 特開2007−318134号公報 特開平11−219990号公報
特許文献1に開示されている様な、ウエーハの下面を負圧吸引する保持装置は、ウエーハの下面も機能領域とて処理したい場合や、透過光を用いて検査を行いたい場合には適用できない。
また、特許文献2,3に開示されている様な、ウエーハの側面を中心部に向かって狭持する保持装置では、ウエーハの外周部を外側から内側に向かって押し続けて狭持しているため、ウエーハの中心部に向けて外力が加わり続け、ウエーハに反りやたわみが生じ、割れや欠けが生じることがある。
さらに、ハンドリング対象であるウエーハの厚みが薄い場合や、厚い場合、或いは積層ウエーハである場合など、種々の形態が混在する場合、円筒状の押さえ部材で狭持する構成では、上下(すなわち、厚み方向)に位置ずれ(いわゆる、ガタつきが発生)してしまう。一方、テーパ状の押さえ部材でウエーハ側面を外側から内側に向かって狭持させると、上下方向のガタつきは解消されるものの、ウエーハの厚み違いにより狭持する位置が変動し、以下の様な問題を引き起こす。
具体的には、予め想定していた厚みよりもぶ厚いウエーハを把持しようとすると、外縁部に剪断応力が作用し、ウエハの端面に割れや欠けが生じるおそれがある。一方、予め想定していた厚みよりも薄いウエーハを把持しようとすると、ウエーハが受け台から離間して上方に持ち上がった状態となり、把持を解除する度にウエーハが受け台に落下することとなる。
このように、厚み違いのウエーハを混在させて所定の処理を行うと、ウエーハが受け台に落下して異音が発生したり、ウエーハに割れや欠け、キズが生じたりするなど、種々の問題が発生するおそれがある。そのため、ウエーハの把持解除の際に、ウエーハが受け台に落下しないように把持させる構成の具現化が求められていた。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ウエーハの把持の際に、ウエーハが受け台から離間することを防止する機構を提供することを目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係る一態様は、
ウエーハを保持するウエーハ保持装置において、
ウエーハの外周を囲む様に配置され、当該ウエーハの外周エッジ部の下面側と接して当該ウエーハを下面側から支える下面側支え部材と、
下面側支え部材と対向する位置に配置され、ウエーハの外周エッジ部の上面側に近接することで当該ウエーハを上面側から押さえる上面側押さえ部材と、
下面側支え部材と上面側押さえ部材との間隔を近づけることでウエーハを狭持して保持するウエーハ狭持部とを備え、
下面側支え部材は、ウエーハの中心側に傾斜した当接部を有し、
上面側押さえ部材は、ウエーハの中心側に傾斜した当接部を有し、
上面側押さえ部材が、ウエーハの厚みの違いを許容する厚み吸収部を介してウエーハ狭持部に備えられていることを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る別の一態様は、
ウエーハを保持するウエーハ保持装置において、
ウエーハの外周を囲む様に配置され、当該ウエーハの外周エッジ部の下面側と接して当該ウエーハを下面側から支える下面側支え部材と、
ウエーハの外周を囲む様に複数箇所に配置され、互いの間隔が近づくことにより当該ウエーハを狭持して保持するウエーハ狭持部とを備え、
下面側支え部材は、ウエーハの中心側に傾斜した当接部を有し、
ウエーハ狭持部は、ウエーハの外周エッジ部の上面側及び下面側と接する側面押さえ部材を備え、
ウエーハの厚みおよび外径に応じて、下面側支え部材または側面押さえ部材の上下方向の位置を調節する狭持高さ調節機構を備えたことを特徴としている。
上記の発明によれば、ウエーハを把持する際にウエーハが受け台から離間することを防止することができ、ウエーハの把持を解除する際にウエーハが受け台に落下することを防止できる。
本発明を適用して保持されるウエーハWの一例を示す斜視断面図である。 本発明を具現化する形態の一例の全体構成を示す斜視図である。 本発明を具現化する形態の一例の要部を示す側面図である。 本発明を具現化する各当接部の変形例を示す側面図である。 本発明を具現化する形態の変形例を示す平面図である。 本発明を具現化する形態の別の一例の全体構成を示す斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図を用いながら説明する。なお、以下の説明では、直交座標系の3軸をX、Y、Zとし、XY平面を水平面、Z方向を鉛直方向とする。特に、Z方向は矢印の方向を上、その逆方向を下と表現する。
図1は、本発明を適用して保持されるウエーハWの一例を示す斜視断面図である。
ウエーハWは、互いに平行で平坦な面(いわゆる、オモテ面やウラ面)を有しており、上側の面を上面Ws、下側の面を下面Wbと呼ぶ。また、ウエーハWは、上面Wsおよび下面Wbよりも外側に位置する外周エッジ部E(つまり、外端部。側面とも言う)を有しており、外周エッジ部Eと上面Wsとの境界部ないしその外側を外周エッジ部Eの上面側Es、外周エッジ部Eと下面Wbとの境界部ないしその外側を外周エッジ部Eの下面側Ebと呼ぶ。
(第1の形態)
図2は、本発明を具現化する形態の一例の全体構成を示す斜視図である。図2には、本発明に係るウエーハ保持装置1の概略が図示されており、保持されるウエーハWの外周位置が破線W’で示されている。
ウエーハ保持装置1は、ウエーハWを保持するものである。ウエーハ保持装置1は、下面側支え部材2と、上面側押さえ部材3と、ウエーハ狭持部4と、厚み吸収部5等を備えており、ウエーハW(詳しくは、ウエーハWの外周エッジ部E)を上面Ws側および下面Wb側から狭持させることで保持が行われる。
下面側支え部材2は、受け台とも言い、ウエーハWの外周エッジ部Eの下面側Ebと接してウエーハWを下面Wb側から支えるものであり、ウエーハWの外周を囲む様に(具体的には、3ヶ所を例示する)に配置されている。さらに、下面側支え部材2は、ウエーハWの中心Wc側に傾斜した当接部20a,20b,20c(以下、各当接部20a〜cと呼ぶ)を有している。
各当接部20a〜cは、ウエーハWの外周エッジ部Eの下面側Ebと接し、ウエーハWを所定の姿勢で支持するものである。具体的には、各当接部20a〜cは、ウエーハWの中心Wc側に傾斜した面で構成されており、ウエーハWが保持される際の中心位置に近いほど下方に位置しており、中心位置から遠ざかるにつれて上方に位置している。つまり、下面側支え部材2は、くさび状の形状をしている。
支持部材25は、下面側支え部材2を構成する各当接部20a〜cの位置や方向、高さなどを一定の状態に保つためのものである。さらに、支持部材25は、ウエーハWの外周よりも大きな開口部Hを有しており、各当接部20a〜cの下方側(つまり、先端側)が当該開口部に突出するように配置されている。
上面側押さえ部材3は、ウエーハWの外周エッジ部Eの上面側Esに近接することでウエーハWを上面Ws側から押さえるものであり、下面側支え部材2と対向する位置(具体的には、3ヶ所を例示する)に配置されている。さらに、上面側支え部材3は、ウエーハWの中心Wc側に傾斜した当接部30a,30b,30c(以下、各当接部30a〜cと呼ぶ)を有している。
各当接部30a〜cは、ウエーハWの外周エッジ部Eの上面側Esに近接し、ウエーハWを下方に押すものである。具体的には、各当接部30a〜cは、ウエーハWの中心Wc側に傾斜した面で構成されており、ウエーハWが保持される際の中心位置に近いほど上方に位置しており、中心位置から遠ざかるにつれて下方に位置している。つまり、上面側押さえ部材3は、くさび状の形状をしている。
さらに、各当接部30a〜cは、表面ないし全体が、金属や樹脂などの硬質材料で構成されている。
ウエーハ狭持部4は、下面側支え部材2と上面側押さえ部材3との間隔を近づけることでウエーハWを狭持して保持するものである。
具体的には、ウエーハ狭持部4は、アクチュエータ40a〜cと、アーム部42a〜cと、駆動力伝達部43a〜cと、サポート部44a〜cと、揺動支点部45a〜cを備えて構成されている。
図3は、本発明を具現化する形態の一例の要部を示す側面図である。図3には、ウエーハ狭持部4を構成する各部を代表して、1組のアクチュエータ40aと、アーム部42aと、駆動力伝達部43aと、サポート部44aと、揺動支点部45aが図示されている。
アクチュエータ40aは、アーム部42aを揺動(傾動とも言う)させるための駆動力を発生させるものである。
具体的には、アクチュエータ40aは、ソレノイド、エアシリンダ、ボールスプライン機構などで構成されており、可動部41a〜cを所定距離だけ往復動作させるものである。
より具体的には、アクチュエータ40aの本体部(つまり、非可動部)が下面側支え部材2と並設するように支持部材25に取り付けられており、制御用コントローラ等の外部機器から出力される制御信号や駆動用エアなどにより、可動部41aを上方に移動(つまり、上昇)させたり下方に移動(つまり、下降)させて、可動部41aを上下方向に往復動作させるよう構成されている。
アーム部42aは、アクチュエータ40aの往復動作に応じて、厚み吸収部5および上面側押さえ部材3を上下ないし斜め上下に揺動させるものである。
具体的には、アーム部42aは、上面側押さえ部材3が取り付けられる一端(先端とも言う)とは反対側の端部(他端とも言う)には貫通長穴ないし溝状の凹みが設けられており、スライド可能な状態でアクチュエータ40aの可動部41aと連結されている。ここを、駆動力伝達部43aと呼ぶ。
また、アーム部42aは、本体中央部付近に貫通穴や凹みが設けられており、回転可能な状態でサポート部44aと連結されている。ここを、揺動支点部45aと呼ぶ。
サポート部44aは、アーム部42aを揺動(傾動とも言う)させるための揺動中心(つまり、揺動支点部45a)を定位置に維持させるものである。具体的には、サポート部44aは、柱状の部材で構成されており、下端側が支持部材25に取り付けられ、上端側に配置された揺動支点部45aには、支持シャフトなどを介してアーム部42aが揺動可能に連結されている。
この様な構成をしているため、ウエーハ狭持部4は、アクチュエータ40aの可動部41aを、矢印4vに示す方向に動作させることで、揺動支点部45aを回転中心としてアーム部42aの先端が矢印3vに示す方向に揺動させることができる。また、ウエーハ狭持部4は、アクチュエータ40aの可動部41aを、矢印4vに示す方向と逆方向に動作させることで、揺動支点部45aを回転中心としてアーム部42aの先端が矢印3vに示す方向と逆方向にも揺動させることができる。つまり、アーム部42aの先端を上方ないし斜め上方から、下方ないし斜め下方に向かって、さらにその逆方向に、円弧を描くように揺動(つまり、往復移動)させることができる。
なお、ウエーハ狭持部4を構成する他の各部40b,c〜45b,cについては、上述の各部40a〜45aと同様の構成をしているため詳細な説明は省略するが、これら各部はウエーハWの外周を囲む様に(具体的には、3ヶ所を例示する)に配置されている。
そして、ウエーハ狭持部4の各アーム部42a〜cの先端側には、それぞれ上面側押さえ部材3が厚み吸収部5を介して備えられている。
厚み吸収部5は、ウエーハWの厚みの違いを許容するものである。
具体的には、厚み吸収部5は、ウエーハ狭持部4が把持解除状態から把持状態に移行する際に、ウエーハWの厚み方向に弾性変形することで、異なる厚みのウエーハWであっても上面側押さえ部材3をウエーハWの外周エッジ部Eの上面側Esに当接させ、ウエーハ狭持部4のアーム部42a〜cの先端側がさらに揺動を続けても下面側支え部材2と上面側押さえ部材3とでウエーハWを狭持する状態を継続させる構成をしている。
より具体的には、厚み吸収部5は、バネ、ゴム、エアダンパーなどの弾性変形する部材で構成されており、二点鎖線W’と二点鎖線W”で例示するウエーハWの厚みの違いがあっても、下述の様なふるまいをする。
(1)先ず、ウエーハ狭持部4の各可動部41a〜cが把持解除側のストローク端から把持する側のストローク端に向かって移動し、それに連動して可動部41a〜cに連結されたアーム42a〜cも揺動ストローク端に向かって移動する。そして、把持側のストローク端に達する途中で、当接部20a〜cがウエーハWの外周エッジ部E接触する。
(2)その後、ウエーハ狭持部4の各可動部41a〜cやアーム42a〜cは、この位置から更に把持側のストローク端に向かって移動を続けるが、上面側押さえ部材3は、アーム42bに厚み吸収部5を介して取り付けられているため、把持側のストローク端までは下降せず、ウエーハと当接する位置(つまり、破線W’やW”に示す)で下降が規制される。このとき、厚み吸収部5が弾性変形することで、当接部20a〜cの移動ストロークが吸収されるが、ウエーハを下向きに押し付ける力ははたらき続ける。
(3)そのため、ウエーハWの厚みが異なる(例えば、破線W’と破線W”で図示するように、端部位置が相違する)場合でも、厚み吸収部5がウエーハWの厚み違いを許容し、ウエーハWの外周エッジ部Eの下面側Ebと、下面側押さえ部材3とは接触した状態が続き、互いに離間しない。
つまり、厚み吸収部5は、ウエーハ狭持部4のアーム部42a〜cの角度や位置に応じて加わる外力を受けてそれ自身が弾性変形することでウエーハWの厚みの違いを許容し、上面側押さえ部材3の当接部30a〜cがウエーハWの外周エッジ部Eの上面側Esを下方ないし斜め下方に押さえる力を維持させることができる。
なお、図2には、ウエーハ狭持部4がウエーハを狭持している場合の各部の姿勢等が図示されているが、ウエーハ狭持部4が把持解除端にあるとき、下面側支え部材2と上面側押さえ部材3との間をウエーハWが通過できる程度にクリアランスが設定されており、把持作動端にあるときに下面側支え部材2と上面側押さえ部材3との距離がウエーハWの外周エッジ部Eの厚みよりも小さくなるように設定されている。
そのため、ウエーハ狭持部4は、アクチュエータ40a〜cを駆動させて可動部41aを下降(つまり、下面側支え部材2と上面側押さえ部材3とを離間)させた状態で保持対象となるウエーハWを破線Wxで示す位置から破線W’で示す位置に移載(受け渡すとも言う)し、その後、アクチュエータ40a〜cを制御して各可動部41a〜cを上昇させ、ウエーハWを狭持して保持させることができる。また、所定の処理が済めば、ウエーハWの保持を解除して、ウエーハWを破線W’で示す位置から破線Wxで示す位置に移載し、次の処理対象となるウエーハWを受け渡す。つまり、矢印Mで示す方向にウエーハWの移載が行われる。
本発明に係るウエーハ保持装置1は、この様な構成をしているため、ウエーハWを把持する際にウエーハWが受け台(つまり、下面側支え部材2)から離間することを防止することができ、ウエーハの把持を解除する際にウエーハが受け台に落下すること(ひいては、落下に起因する異音の発生や、割れや欠けなどの問題)を防止できる。
さらに、ウエーハ保持装置1は、厚み吸収部5があるため、ウエーハWが水平方向に位置ずれした状態で載置されたとしても、段取り替えなどすること無く保持することができる。
[当接部の変形例]
なお上述では、下面側支え部材2および上面側押さえ部材3の具体的な形状として、くさび状の形状を例示し、各当接部20a〜c,30a〜cが図2に示した様な平面形状で構成されている形態を例示した。この場合、ウエーハWの外周エッジ部Eと各当接部20a〜c,30a〜cとはそれぞれ点接触となるが、下面側支え部材2および上面側押さえ部材3は、比較的単純な形状であり、容易に製作できる。
しかし、本発明を具現化する上で、下面側支え部材2の各当接部20a〜cおよび上面側押さえ部材3の各当接部30a〜cは、この様な形状(つまり、平面形状)に限らず、曲面形状で構成されていても良い。
図4は、本発明を具現化する各当接部の変形例を示す側面図であり、図4(a)〜(c)には、下面側支え部材2と上面側押さえ部材3が図示されており、保持されるウエーハWの外縁が破線W’で示されている。
例えば、図4(a)に図示するように、上述の下面側支え部材2の各当接部20a〜c(つまり、平面形状)に代えて、曲面形状の各当接部21a〜cを備えた構成であっても良い。或いは、図4(b)に図示するように、上述の上面側押さえ部材3の各当接部30a〜c(つまり、平面形状)に代えて、曲面形状の各当接部31a〜cを備えた構成であっても良い。或いは、図4(c)に図示するように、下面側支え部材2と上面側押さえ部材3の双方とも、曲面形状の各当接部21a〜c,31a〜cを備えた構成であっても良い。
[下面側支え部材と上面側押さえ部材の変形例]
なお上述では、下面側支え部材2と、それに対向配置された厚み吸収部5および上面側押さえ部材3が、ウエーハWの外周を囲む位置に3ヶ所、それぞれがウエーハWの中心Wcを基準にして概ね等間隔で備えられている構成を例示した。しかし、下面側支え部材2と厚み吸収部5および上面側押さえ部材3とは、ウエーハWの中心Wcを基準にして等間隔に配置された構成でも良いし、不等間隔に配置されている構成であっても良いし、3ヶ所以外に配置されていている構成であっても良い。
図5は、本発明を具現化する形態の変形例を示す平面図であり、図5(a)〜(b)には、下面側支え部材2と上面側押さえ部材3の変形例がそれぞれ図示されている。
例えば、図5(a)に図示するように、下面側支え部材2、上面側押さえ部材3、ウエーハ狭持部4が5箇所、等間隔に配置された構成のウエーハ保持装置1Bであっても良い。或いは、図5(b)に図示するように、下面側支え部材2、上面側押さえ部材3、ウエーハ狭持部4が4箇所に配置された構成のウエーハ保持装置1Cであっても良い。
また、支持部材25は、上述の様に円形のリング状の形状に限定されず、楕円形や矩形などのリング状であっても良いし、リングの一部が開放した形状(例えば、Cの字状)であっても良い。
[ウエーハ狭持部の変形例]
なお上述では、ウエーハ狭持部4は、アクチュエータ40a〜cがサポート部44a〜cよりも外側(つまり、ウエーハの中心Wc側から遠い位置)に配置されている構成を例示した。しかし、ウエーハ狭持部4はこの様な配置に限定されず、これらの配置を逆にしつつ、アクチュエータ40a〜cの可動部41a〜cを上昇させてウエーハWの把持を解除し、可動部41a〜cを下降させてウエーハWを把持する構成であっても良い。
また上述では、ウエーハ狭持部4として、直動式のアクチュエータ40a〜cを備えた構成を例示したが、この様な構成に限定されず、回転式のアクチュエータ(いわゆる、ロータリアクチュエータ)を備えた構成であっても良い。
また上述では、揺動支点部45a〜c揺動中心として、ウエーハ狭持部4のアーム部42a〜cを揺動させて上面側支え部材3を上下方向に往復移動させる構成を例示したが、この様な構成に限定されず、アクチュエータ40a〜cの可動部41a〜cの上下方向に伴ってアーム部42a〜cも一体的に上下方向に平行移動(つまり、往復移動)させる構成とし、厚み吸収部5および上面側支え部材3も上下方向に平行移動(つまり、往復移動)する構成であっても良い。
また上述では、ウエーハ狭持部4が、厚み吸収部5および上面側支え部材3を上下方向ないし斜め上下方向に往復移動させる構成を例示したが、この様な構成に限定されず、水平方向(つまり、ウエーハWの内側または外側に向かう方向)にこれらを往復移動させる構成でも良い。この様な構成においても、厚み吸収部5が弾性変形することでウエーハWの厚み違いを許容し、ウエーハWの外周エッジ部Eの下面側Ebと、下面側押さえ部材3とは接触した状態が続き、互いに離間しない。つまり、ウエーハWの把持を解除する際にウエーハWが受け台に落下することを防止できる。
(第2の形態)
なお上述では、下面側支え部材2と、厚み吸収部5を介して取り付けられた上面側押さえ部材3とでウエーハWを狭持して保持する形態のウエーハ保持装置1を例示した。しかし、本発明を具現化する上では、この様な形態に限定されず、下述の様にウエーハWを保持する形態であっても良い。
図6は、本発明を具現化する形態の別の一例の全体構成を示す斜視図である。図6には、本発明に係るウエーハ保持装置100の概略が図示されており、保持されるウエーハWの外周位置が破線W’で示されている。
ウエーハ保持装置100は、ウエーハWの外周エッジEを外側から内側に向かって狭持することで、ウエーハWを保持するものである。さらにウエーハ保持装置100は、下面側支え部材2とウエーハ狭持部4Bと、側面側押さえ部材6と、狭持高さ調節機構7と、情報登録部8と、制御部9等を備えている。
下面側支え部材2は、ウエーハの外周を囲む様に配置され、当該ウエーハの外周エッジ部の下面側と接して当該ウエーハを下面側から支えるものである。なお、下面側支え部材2は、上述のウエーハ保持装置1におけるものと同様の構成をしているため、詳細な説明は省略する。
ウエーハ狭持部4Bは、ウエーハWの外周を囲む様に複数箇所に配置され、互いの間隔が近づくことによりウエーハWを狭持して保持するものである。
具体的には、ウエーハ狭持部4Bは、ウエーハWの外周を囲む様に複数箇所に配置された下面側支え部材2の互いの間隔が近づけることによりウエーハWを狭持して保持するものである。
より具体的には、ウエーハ狭持部4Bは、アクチュエータ46a〜cを備えて構成されている。
アクチュエータ46a〜cは、側面押さえ部材6の当接部60a〜cを互いに近づけたり遠ざけたり(いわゆる、往復動作)させるための駆動力を発生させるものである。
具体的には、アクチュエータ46a〜cは、ソレノイド、エアシリンダ、ボールスプライン機構などで構成されており、可動部47a〜cを所定距離だけ往復動作させるものである。
より具体的には、アクチュエータ46a〜cの本体部(つまり、非可動部)が狭持高さ調節機構7を介して支持部材26に取り付けられており、アクチュエータ46a〜cの可動部47a〜cには側面押さえ部材6が取り付けられている。そして、アクチュエータ46a〜cは、制御用コントローラ等の外部機器から出力される制御信号や駆動用エアなどにより、可動部47a〜cをウエーハWの中心Wcないし内側に向かって突出させたりその逆方向に引き戻したりさせる(つまり、往復動作)させるよう構成されている。
側面押さえ部材6は、ウエーハWの外周エッジ部Eの上面側Es及び下面側Ebと接する部材であり、当接部60a,60b,60c(以下、各当接部60a〜cと呼ぶ)を備えている。
具体的には、側面押さえ部材6の各当接部60a〜cは、ウエーハWの中心Wc側に傾斜した形状をしている。
より具体的には、側面押さえ部材6は、略Σの字状(或いは、略M字状とも言う)の外縁形状を有する部材で構成されており、略Vの字状の凹み部側が各当接部60a〜cを構成している。
狭持高さ調節機構7は、ウエーハWの厚みおよび外径に応じて、下面側支え部材2と側面押さえ部材6との上下方向(Z方向)の相対的な位置を調節するものである。
具体的には、狭持高さ調節機構7は、下面側支え部材2が取り付けられている支持部材26に取り付けられており、ウエーハ狭持部4Bを上下方向(Z方向)に移動させ、所定の高さで静止させるものである。
より具体的には、狭持高さ調節機構7は、アクチュエータ70a〜cを備えて構成されている。
アクチュエータ70a〜cは、ウエーハ狭持部4Bのアクチュエータ46a〜cの本体部を所定の高さまで上昇または下降させ、所定の高さで静止させるよう構成されている。
具体的には、アクチュエータ46a〜cは、ソレノイド、エアシリンダ、リニアモータやピエゾ機構などのほか、ステッピングモータやサーボモータとボールネジなどを組み合わせた1軸スライダー機構(ステージ機構とも言う)を備えたものが例示できる。また、ウエーハ狭持部4Bを所定の高さで静止させる手段としては、摩擦力などにより上下動を制限するブレーキ機構のほか、駆動力や保持力を利用したもの(例えば、サーボロック状態)で具現化することができる。
情報登録部8は、保持対象となるウエーハWの厚み情報、外径情報又は当該ウエーハWと側面押さえ部材6との当接位置情報の少なくとも1つを含む情報(いわゆる、品種情報)を予め登録しておくものである。
具体的には、情報登録部8は、品種情報を狭持高さと紐付けて登録するためのものであり、制御用コンピュータCNのレジスタやメモリ、記憶装置などで構成されている。
なお、情報登録部8に登録される品種情報と狭持高さとの紐付けは、実際に保持するウエーハWの厚みの中心(つまり、上下方向の中心)の高さと側面押さえ部材6の凹み部の高さとが合致するように予め把持確認テストをするなどして設定すれば良い。
制御部9は、情報登録部8に登録された品種情報に基づいて狭持高さ調節機構7を制御して側面押さえ部材6の上下方向の位置を調節するものである。
具体的には、制御部9は、保持対象となるウエーハWの品種情報に対応する狭持高さ情報を取得し、当該狭持高さ情報に基づいて狭持高さ調節機構7を所定の高さに移動させ静止させることで、ウエーハ狭持部4Bおよび側面押さえ部材6の上下方向の位置が調節できるよう構成されている。
より具体的には、制御部9は、制御用コンピュータCNやプログラマブルロジックコントローラなどの制御機器(つまり、ハードウェア)とその実行プログラム(つまり、ソフトウェア)とで構成されており、位置決め制御ユニットや制御信号の入出力ユニットなどを介してアクチュエータ70a〜cと接続されている。さらに制御部9は、品種情報取得部を備えている。
品種情報取得部は、保持対象となるウエーハWの厚み情報、外径情報又は当該ウエーハWと側面押さえ部材6との当接位置情報の少なくとも1つを含む情報(いわゆる、品種情報)に関する代表値(いわゆる、パラメータ)を取得するものである。
具体的には、品種情報取得部は、ウエーハWを載置する際に、上流工程の装置で取得した厚み情報を受信したり、ウエーハWを搬送する過程でセンサなどを用いて厚みを検出したりするように構成されている。
本発明に係るウエーハ保持装置100は、この様な構成をしているため、予め保持対象となるウエーハWの品種情報を登録しておくことで、ウエーハWの厚みや外形などの違いがあっても、それに応じて側面押さえ部材の上下方向の位置を調節することができる。そのため、ウエーハ保持装置100は、ウエーハWを把持する際にウエーハWが受け台(つまり、下面側支え部材2)から離間することを防止することができ、ウエーハの把持を解除する際にウエーハが受け台に落下すること(ひいては、落下に起因する異音の発生や、割れや欠けなどの問題)を防止できる。
[変形例]
なお上述では、ウエーハ保持装置100には情報登録部8と制御部9が備えられ、処理対象とするウエーハWの品種情報に応じて、制御部9から出力される制御信号に基づいて狭持高さ調節機構7が制御され、下面側支え部材2または側面押さえ部材6の上下方向の位置が調節される構成を例示した。
この様な構成であれば、作業者を介在させる必要がなくなり、自動的に異品種対応(つまり、自動切替)が行われ、好ましい。
しかし、本発明を具現化する上でウエーハ保持装置は、情報登録部8と制御部9を備えていない構成であっても良い。この場合、処理対象とするウエーハWの厚みや外形などの違いに応じて、作業者が狭持高さ調節機構7を手動操作または遠隔操作し、下面側支え部材2または側面押さえ部材6の上下方向の位置の調節ができるような構成とする。
なお上述では、下面側支え部材2が取り付けられている支持部材26に取り付けられた狭持高さ調節機構7により、ウエーハ狭持部4Bおよび側面押さえ部材6を上下方向に高さ調節する構成を例示した。しかし、本発明を具現化する上でウエーハ保持装置は、この様な構成に限定されず、支持部材や装置フレームなどにウエーハ狭持部4Bのアクチュエータ46a〜cと狭持高さ調節機構を取り付け(すなわち、固定状態とし)、狭持高さ調節機構に下面側支え部材2を取り付け、下面側支え部材2が上下方向に位置調整される構成としても良い。そうすることで、下面側支え部材2と側面押さえ部材6との上下方向の相対的な位置を調節できる。
なお上述では、側面押さえ部材6の当接部60a〜cが、直線的な略Vの字状の凹み部側を備えた構成を図示して例示した。しかし、側面押さえ部材6の当接部は、この様な形状に限定されず、上下共にないし上下どちらかが曲線的な形状の凹み部であっても良い。
なお上述では、下面側支え部材2と側面押さえ部材6とが互いに隣接して配置されている構成のウエーハ保持装置100を図示して例示した。しかし、本発明を具現化する上でウエーハ保持装置は、この様な構成に限定されず、下面側支え部材2と側面押さえ部材6とが離間して配置されていても良い。
1 ウエーハ保持装置(第1の形態)
2 下面側支え部材
3 上面側押さえ部材
4 ウエーハ狭持部
5 厚み吸収部
6 側面押さえ部材
7 狭持高さ調節機構
8 情報登録部
9 制御部
20a〜c 当接部
21a〜c 当接部(変形例)
31a〜c 当接部(変形例)
25 支持部材
30a〜c 当接部
40a〜c アクチュエータ
41a〜c 可動部
42a〜c アーム部
43a〜c 連結部
44a〜c サポート部
45a〜c 揺動支点部
W ウエーハ
W’ 破線(保持されるウエーハWの外周位置)
W” 破線(保持される厚み違いのウエーハの外周位置)
Wx ウエーハが移載される際に経由する位置
Ws 上面
Wb 下面
Wc 中心
E 外周エッジ部(外端部、側面)
Es 外周エッジ部の上面側
Eb 外周エッジ部の下面側
3v 矢印(狭持方向)
4v 矢印(駆動方向)
M 矢印(ウエーハの移載方向)
100 ウエーハ保持装置(第2の形態)
2B,2C 下面側支え部材
3B,3C 上面側押さえ部材
26 支持部材
46a〜c アクチュエータ
47a〜c 可動部
60a〜c 当接部
70a〜c アクチュエータ
CN 制御用コンピュータ

Claims (3)

  1. ウエーハを保持するウエーハ保持装置において、
    前記ウエーハの外周を囲む様に配置され、当該ウエーハの外周エッジ部の下面側と接して当該ウエーハを下面側から支える下面側支え部材と、
    前記下面側支え部材と対向する位置に配置され、前記ウエーハの外周エッジ部の上面側に近接することで当該ウエーハを上面側から押さえる上面側押さえ部材と、
    前記下面側支え部材と前記上面側押さえ部材との間隔を近づけることで前記ウエーハを狭持して保持するウエーハ狭持部とを備え、
    前記下面側支え部材は、前記ウエーハの中心側に傾斜した当接部を有し、
    前記上面側押さえ部材は、前記ウエーハの中心側に傾斜した当接部を有し、
    前記上面側押さえ部材が、前記ウエーハの厚みの違いを許容する厚み吸収部を介して前記ウエーハ狭持部に備えられていることを特徴とする、ウエーハ保持装置。
  2. ウエーハを保持するウエーハ保持装置において、
    前記ウエーハの外周を囲む様に配置され、当該ウエーハの外周エッジ部の下面側と接して当該ウエーハを下面側から支える下面側支え部材と、
    前記ウエーハの外周を囲む様に複数箇所に配置され、互いの間隔が近づくことにより当該ウエーハを狭持して保持するウエーハ狭持部とを備え、
    前記下面側支え部材は、前記ウエーハの中心側に傾斜した当接部を有し、
    前記ウエーハ狭持部は、前記ウエーハの外周エッジ部の上面側及び下面側と接する側面押さえ部材を備え、
    前記ウエーハの厚みおよび外径に応じて、前記下面側支え部材と前記側面押さえ部材との上下方向の相対的な位置を調節する狭持高さ調節機構を備えた
    ことを特徴とする、ウエーハ保持装置。
  3. 前記保持対象となるウエーハの厚み情報、外径情報又は当該ウエーハと前記側面押さえ部材との当接位置情報の少なくとも1つを含む情報を予め登録しておく情報登録部と、
    前記情報登録部に登録された前記情報に基づいて前記狭持高さ調節機構を制御して前記側面押さえ部材の上下方向の位置を調節する制御部を備えた
    ことを特徴とする、請求項2に記載のウエーハ保持装置。
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