JP2018118610A - 排出装置 - Google Patents

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敏幸 内藤
Toshiyuki Naito
敏幸 内藤
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Abstract

【課題】排出装置において、走行風により、バルブがバタつくことにより生じる騒音を低減させる。【解決手段】排出装置3は、車両のキャブS内の空気をキャブSの外に排出する排出装置3であって、キャブS内の空気を吸い出す吸出し口32と、吸出し口32が吸いだした空気を外部に排出する排出口33と、吸出し口32から排出口33の向きに空気を流し、排出口33から吸出し口32の向きに空気を流さないガイド部と、を有し、排出口33がキャブSのフロントパネル2の後方に面している。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の室内から車外に空気を排出する排出装置に関する。
車両には、車両の室内から車外に空気を排出する排出装置が設けられている。特許文献1には、インナパネルとアウタパネルとの間の空間に車室外に吐出する空気のための空気流通路が形成されている構造が開示されている。
実公昭59−286号公報
従来は、バルブを有する排出装置の車外開口部がキャブの後面に、車両の後方を向いて配置されていた。バルブを有する排出装置の車外開口部がキャブの後面に、車両の後方を向いて配置されている場合、例えば、車両前方からの走行風がキャブを巻き込むようにして流れて排出装置の車外開口部からキャブの室内に侵入することで、バルブがバタついて騒音が発生してしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、走行風により、バルブを有する排出装置からバルブがバタつくことにより生じる騒音を低減できる排出装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、車両のキャブ内の空気を前記キャブの外に排出する排出装置であって、前記キャブ内の空気を吸い出す吸出し口と、前記吸出し口が吸い出した空気を外部に排出する排出口と、前記吸出し口から前記排出口の向きに空気を流し、前記排出口から前記吸出し口の向きに空気を流さないガイド部と、を有し、前記排出口が前記キャブのフロントパネルの後方に面していることを特徴とする排出装置を提供する。また、前記ガイド部は、ゴム製のバルブと、前記バルブを固定するバルブ固定部と、を有していてもよい。
本発明の第2の態様においては、車両のキャブ内の空気を前記キャブの外に排出する排出装置であって、前記キャブ内の空気を吸い出す吸出し口と、前記吸出し口が吸い出した空気を外部に排出する排出口と、前記吸出し口から前記排出口の向きに空気を流し、前記排出口から前記吸出し口の向きに空気を流さないガイド部と、前記排出口から離間した位置に設けられた壁部と、を有することを特徴とする排出装置を提供する。
本発明によれば、排出装置において、走行風により、バルブがバタつくことにより生じる騒音を低減できるという効果を奏する。
本実施形態に係る排出装置が車両に設けられている状態の構成を示す。 本実施形態に係る排出装置の構成を示す。 図2における本実施形態に係る排出装置の構成のX−X線断面図である。 ガイド部の拡大図である。
<本実施形態>
[排出装置3の周辺構成]
図1は、本実施形態に係る排出装置3が車両に設けられている状態の構成を示す図である。ただし、図1は、キャブSからフロントパネル2が取り外された状態を示している。図2は、本実施形態に係る排出装置3の構成を示す図である。図3は、図2における本実施形態に係る排出装置3の構成のX−X線断面図である。図4は、ガイド部34の拡大図である。図4(a)は、ガイド部34が閉じている状態である。図4(b)は、ガイド部34が開いている状態である。
車両は、キャブSを有する。車両は、例えばトラックである。キャブSは、運転席のある箱形状の部分である。キャブSは、図1に示されるように、キャブ本体1、フロントパネル2、及び排出装置3を有する。キャブ本体1は、箱形状の部分である。フロントパネル2は、キャブSの前面に設けられている板である。フロントパネル2は、長方形状である。
[排出装置3の構成]
排出装置3は、車両のキャブS内の空気をキャブSの外に排出する装置である。排出装置3は、室内の空間と車外の空間とを接続している。図2及び図3に示されるように、排出装置3は、排出装置本体31、吸出し口32、排出口33、及びガイド部34を有する。排出装置本体31は、内部に空洞を有し、略箱形状であるが、排出装置本体31の形状は任意である。
吸出し口32は、キャブS内の空気を吸い出す開口部である。吸出し口32は、例えば長方形状であるが、吸出し口32の形状は任意である。吸出し口32は、キャブSの室内に位置する。
排出口33は、吸出し口32が吸い出した空気を外部に排出する開口部である。排出口33は、例えば長方形状であるが、排出口33の形状は任意である。排出口33は、キャブSの室外に位置する。
ガイド部34は、吸出し口32から排出口33の向きに空気を流し、排出口33から吸出し口32の向きに空気を流さない機能を有する。ガイド部34は、排出装置本体31の内部で、かつ排出口33の付近に設けられている。図4に示されるように、ガイド部34は、バルブ341とバルブ固定部342とを有する。
バルブ341は、例えば、可撓性を有するゴム製のシートである。バルブ341は、例えば、長方形状を有する。バルブ固定部342は、バルブ341を排出装置本体31に固定するための部材である。
バルブ固定部342は、本体部3420、固定部3421、及び接触部3422を有する。本体部3420は、水平方向の面と、水平方向の面の先端に結合された垂直方向の面とを有する部材である。本体部3420は、排出装置本体31の2つの側面の内側の面に固定されている。
固定部3421は、バルブ341の一端を、本体部3420に固定する部分である。固定部3421は、本体部3420の上面に接する面と、当該面の先端に結合された垂直方向の面とを有する部材である。固定部3421における垂直方向の面と本体部3420における垂直方向の面との間に形成された空隙にバルブ341の一端が挿入されている。
接触部3422は、バルブ341の固定部3421と固定されている側とは反対側の端部が可動可能な状態で接触している部分である。接触部3422は、固定部3421の水平方向の面に対して突出している。接触部3422は、バルブ341が接する面が傾斜しており、本体部3420の水平方向の面に対して傾斜したバルブ341と密着するように構成されている。
図4(a)に示されるように、通常は、車外から排気ガス又は雨水が室内に侵入することを防ぐようにするために、バルブ341の固定部3421と固定されている側とは反対側の可動端部は、接触部3422に接触している。この状態では、車外から室内に空気が流れる場合、バルブ341の固定部3421と固定されている側とは反対側の端部は、室内側には動かない。このため、車外から室内に空気は流れない。
一方、バルブ341は可撓性を有するので、例えば室内の内圧が高くなると、図4(b)に示されるように、可動端部が接触部3422から離れることで、バルブ341が開く。このため、室内から車外に向かって空気の流れが発生し、室内の空気は、バルブ341とバルブ固定部342との隙間を通って、車外に流れる。
図3に示されるように、ガイド部34は、車両の高さ方向において複数のバルブ341と複数のバルブ固定部342とが直線状に交互に配置された状態で構成されている。排出口33は、図1に示されるように、キャブSのフロントパネル2の後方に面している。具体的には、排出装置3は、例えばキャブSの前方に位置するフレームに固定された状態で、排出口33がキャブSのフロントパネル2の後方に面するようにして設けられている。
[変形例]
以上の説明においては、排出装置3の排出口33がキャブSのフロントパネル2の後方に面しているとしたが、例えば、排出装置3が、排出口33から離間した位置に設けられている壁部を有していてもよい。例えば、排出装置3は、排出口33から、室内の空気が車外に流れ出る程度の距離だけ離れた位置に設けられた、排出口33の面積よりも大きな板状部材を有してもよい。
[本実施形態に係る排出装置3による効果]
本実施形態に係る排出装置3は、キャブS内の空気を吸い出す吸出し口32と、吸出し口32が吸い出した空気を外部に排出する排出口33と、吸出し口32から排出口33の向きに空気を流し、排出口33から吸出し口32の向きに空気を流さないガイド部34と、を有する。そして、排出装置3は、排出口33がキャブSのフロントパネル2の後方に面している。
本実施形態に係る排出装置3は、このように排出口33がキャブSのフロントパネル2の後方に面しているので、車両前方からの走行風が排出口33に侵入することを防ぐことができる。この結果、排出装置3において、走行風により、バルブ341がバタつくことにより騒音が発生しないようにすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
S・・・キャブ
1・・・キャブ本体
2・・・フロントパネル
3・・・排出装置
31・・・排出装置本体
32・・・吸出し口
33・・・排出口
34・・・ガイド部
341・・・バルブ
342・・・バルブ固定部
3420・・・本体部
3421・・・固定部
3422・・・接触部

Claims (3)

  1. 車両のキャブ内の空気を前記キャブの外に排出する排出装置であって、
    前記キャブ内の空気を吸い出す吸出し口と、
    前記吸出し口が吸い出した空気を外部に排出する排出口と、
    前記吸出し口から前記排出口の向きに空気を流し、前記排出口から前記吸出し口の向きに空気を流さないガイド部と、
    を有し、
    前記排出口が前記キャブのフロントパネルの後方に面していることを特徴とする排出装置。
  2. 前記ガイド部は、
    ゴム製のバルブと、
    前記バルブを固定するバルブ固定部と、
    を有することを特徴とする、
    請求項1に記載の排出装置。
  3. 車両のキャブ内の空気を前記キャブの外に排出する排出装置であって、
    前記キャブ内の空気を吸い出す吸出し口と、
    前記吸出し口が吸い出した空気を外部に排出する排出口と、
    前記吸出し口から前記排出口の向きに空気を流し、前記排出口から前記吸出し口の向きに空気を流さないガイド部と、
    前記排出口から離間した位置に設けられた壁部と、
    を有することを特徴とする排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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