JP2018117895A - 遊技情報提供システム - Google Patents

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【課題】ユーザの設定する言語で遊技機の説明情報を提供し、ユーザ又は店舗の要求に応じ遊技台の空き情報などの遊技関連情報を提供する遊技情報提供システムを提供する。【解決手段】ネットワークで接続される情報管理サーバと店舗端末とユーザ端末を含む遊技情報提供システムであって、情報管理サーバは、ユーザ管理部と、閲覧要求に応じ、ユーザ端末に設定された言語に対応した遊技説明を送信する遊技情報管理部と、ユーザの閲覧要求に基づきユーザ毎、遊技機毎に求める使用実績情報と、店舗端末から受信する通知情報とを管理し、閲覧要求に応じ店舗端末に使用実績情報を送信する店舗情報管理部とを備え、ユーザ端末からの閲覧要求は、遊技機毎に設置された固有QRコードを読み込むことによってなされ、通知情報は、店舗のキャンペーン情報または特定遊技機の空き情報を含み、要求に応じて管理サーバからユーザ端末に送信されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技情報提供システムに関し、特にユーザの設定する言語で遊技機の説明情報を提供し、ユーザ又は店舗の要求に応じ遊技機の空き情報などの遊技関連情報を提供する遊技情報提供システムに関する。
最近の遊技機は操作方法が複雑化しており、遊技者であるユーザは遊技機説明書を見ながら遊技機を操作する機会が増えている。遊技説明書は印刷物として遊技機の傍らに設置されるのが一般的である。遊技者は片手で説明書をめくり読みながら片手で遊技機を操作することになり、遊技機の状況に応じて対応するページを探して参照するため、説明書の取り扱いは非効率的であり、使い勝手が悪い。
そこでインターネットなどのネットワークを使って、ユーザの携帯端末に遊技機の関連情報を提供するシステムが思考されている。
特許文献1には、遊技場内に報知された遊技関連情報を登録したサーバのアドレスを携帯通信端末に入力することに基づいて、サーバに登録された遊技関連情報を取得して携帯通信端末に表示することができる情報提供システムが開示されている。
特許文献2には、遊技機に関する情報をWebページにより開示するWebサーバとWebページにアクセス可能な携帯電話端末とを含み、WebサーバのURLは2次元コードが印刷された印刷物として提供され、2次元コードを読み取ることで遊技機に関する情報を入手することができる遊技機情報提供システムが開示されており、遊技機に関する情報が動画の情報にも対応していることが開示されている。
しかし、遊技機を使用するユーザは日本人に限らず、日本を訪問中の外国人も使用することがあり、こうした日本語が得意ではない外国人にとって日本語の説明書は容易に解読できない。
遊技機を使用するユーザにとって、自身の携帯機器で説明書を閲覧できることは利便性の向上につながり、遊技機の操作性が向上することにつながるが、遊技機を使用するユーザが求める情報は説明書に限らない。遊技場をよく利用するユーザは使用する遊技機の機種や遊技機に好みを有する場合が多い。好みの遊技機や機種が空いていない場合、仕方なく他の遊技機や機種を使用するものの、空きが出た場合は好みの遊技機や機種に移動して新たに遊技機を使用することがよく行われる。このように好みの遊技機や機種が空いているかどうかの情報もユーザにとって有益な情報であることが多い。
この他、遊技場の店舗が提供するキャンペーン情報なども、ユーザにとって有益な情報となる。
逆にユーザが求める情報を把握することは、店舗側にとっても有益であることが多い。
こうしたユーザや店舗が求める遊技機に関する情報を、多面的に提供する情報提供システムが求められる。
特開第2003−103031号公報 特開第2006−72648号公報
本発明は、上記従来の遊技情報提供システムにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ユーザの設定する言語で遊技機の説明情報を提供し、ユーザ又は店舗の要求に応じ遊技機の空き情報などの遊技関連情報を提供する遊技情報提供システムを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明による遊技情報提供システムは、ネットワークによって接続される情報管理サーバと少なくとも1つの店舗端末と複数のユーザ端末を含む遊技情報提供システムであって、前記情報管理サーバは、ユーザの特性を表すユーザ毎のユーザプロファイルを作成して管理するユーザ管理部と、複数の言語のそれぞれで表記した各種遊技機の遊技説明を管理し、ユーザ端末からの閲覧要求に応じ、ユーザ端末に設定された言語に対応した遊技説明を抽出してユーザ端末に送信する遊技情報管理部と、各店舗に備えられた遊技機の機種、遊技機番号を含む遊技機の基本情報と、閲覧要求に基づきユーザ毎、遊技機毎に求める使用実績情報と、店舗端末から受信する通知情報とを管理し、店舗端末からの閲覧要求に応じ店舗端末に使用実績情報を送信する店舗情報管理部とを備え、前記ユーザ端末からの閲覧要求は、アプリケーション実行中のユーザ端末に遊技機毎に設置された遊技機番号を含む固有QRコード(登録商標)を読み込むことによってなされ、前記通知情報は店舗端末から送信され、少なくとも店舗のキャンペーン情報、特定遊技機の空き情報のいずれか一方を含み、ユーザ端末又は店舗端末からの要求に応じて管理サーバからユーザ端末に送信されることを特徴とする。
前記アプリケーションは、アプリケーションを提供する前記情報管理サーバへのアクセス情報を含み店舗に備えられたQRコードをユーザ端末から読み込むことでユーザ端末に提供され、前記ユーザプロファイルは、ユーザ端末でアプリケーション取得後の初回起動時に実行されるユーザアンケートの結果から抽出される特性に基づき生成されることが好ましい。
前記店舗情報管理部は、店舗に備えられた来店者用QRコード(登録商標)の読込みまたは店舗内でなされた前記閲覧要求の内、1日の中で最初になされたユーザ端末の動作に対応してその店舗固有の来店ポイントを発行してユーザ端末に送信し、発行した来店ポイントはユーザ毎、店舗毎に集計して管理し、前記来店ポイントは、所定のポイント数をためるとその店舗固有の景品に交換できることが好ましい。
前記店舗情報管理部は、前記来店ポイント集計の結果、所定の期間内に予め選択された複数の店舗の全ての来店ポイントが少なくとも1回来店したことを示す1以上になったユーザに対しボーナスポイントを発行し、前記ボーナスポイントは予め選択された店舗内で予め選択された複数の店舗固有の景品と交換可能であることが好ましい。
前記特定遊技機の空き情報は、ユーザ端末から送信される遊技機の特定の機種または遊技機番号に対応してその都度、又は遊技機の特定の機種または遊技機番号に空きが発生した時点で店舗端末から送信されることが好ましい。
本発明に係る遊技情報提供システムによれば、遊技機の説明書の情報はユーザが携帯端末に設定している言語にしたがって提供されるため、日本語に不慣れな外国人でも、自身の使用する言語で説明を読むことができ遊技機をより快適に使用することができる。
また、本発明による遊技情報提供システムによれば、ユーザは自分の好みの遊技機や機種の空き状態を居ながらにして確認することができるため、直接目で確認できない遊技機や機種を、空きが出た状態で容易に見つけ出し、使用することができる。
さらに、本発明による遊技情報提供システムによれば、遊技機の説明書にアクセスすることでその店舗固有のポイントが発行され、所定のポイントがたまるとその店舗の用意する景品と交換できるため、ユーザの遊技場店舗の利用意欲を向上させることができる。
一方、本発明による遊技情報提供システムによれば、店舗側には、ユーザ毎、遊技機毎に求める使用実績情報が提供されるため、遊技場の店舗にとって新たに機種を導入する際の機種選定の目安となるなど経営に有益な情報を得ることができる。
本発明の実施形態による遊技情報提供システムの構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施形態によるQRコードの使用方法を説明する図である。 本発明の実施形態による遊技説明提供方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による来店ポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による来店ポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態によるボーナスポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による空き情報問い合わせ方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による使用実績情報の出力例を示す図である。
次に、本発明に係る遊技情報提供システムを実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による遊技情報提供システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態による遊技情報提供システム1は、ネットワーク5により接続された情報管理サーバ10、店舗端末20、及びユーザ端末30を含む。ここで、ネットワーク5はインターネットのような広域ネットワークである。図1では店舗端末20とユーザ端末30はそれぞれ1つの場合を示すが、これに限らずいずれも複数であってもよい。
情報管理サーバ10は、遊技機を操作するユーザが、容易に状況を把握して操作ができるよう、ユーザ端末30に、ユーザが設定する言語に合わせて、遊技機の機種に対応した遊技説明を送信する装置である。また情報管理サーバ10は、ユーザが遊技説明の送信を要求する際に行う遊技機の固有QRコードの読み込みに応じて、その機種や遊技機番号を含む使用実績情報を取得して管理し、使用実績情報に応じて、ユーザには来店ポイントやボーナスポイントを発行し、店舗に対しては、機種毎やユーザ毎の使用実績情報を提供する装置でもある。
さらに情報管理サーバ10は、店舗が通知したいキャンペーンや新規導入機種などに関する通知情報を、所定のユーザ端末30に送信したり、ユーザの求める遊技機の空き情報を店舗端末から受信してユーザ端末30に送信したりしてユーザの遊技に対する利用意欲を促す装置でもある。
情報管理サーバ10は、制御部11、入出力部12、記憶部13、表示部14、ユーザ管理部15、遊技情報管理部16、及び店舗情報管理部17を含む。
ユーザ管理部15は、ユーザが遊技情報提供システム1のアプリケーションプログラム(以下アプリケーションと称す)を取得して最初に起動する際に、アンケートを実施し、アンケートの回答に基づき、ユーザの特性を表すユーザ毎のユーザプロファイルを作成して管理する。アンケートの質問項目は、例えばユーザの性別、年代など使用実績情報を分析するのに有効な項目を含む。またユーザがメールによる通知を希望する場合に対応するため、メールアドレス等も質問項目に含めてもよい。ユーザ管理部15は、ユーザ端末のIPアドレス毎にアンケート結果を関連付けたテーブルを作成して管理する。
ユーザ端末30からのアンケートの取得に伴い、ユーザ管理部15は、ユーザ毎の情報を提示するユーザマイページを開設するようにしてもよい。
遊技情報管理部16は、遊技場の店舗に設置される各種遊技機の遊技説明を管理し、ユーザ端末からの閲覧要求に応じ、ユーザ端末に設定された言語に対応した遊技説明を抽出してユーザ端末に送信する。このため遊技情報管理部16は日本語の他、英語、中国語などの言語で表した遊技説明を言語別、機種別に保存して管理する。
ユーザ端末30からの閲覧要求は、ユーザが操作する遊技機に設置された遊技機番号を含む2次元コード(QRコード)をアプリケーション実行中のユーザ端末30で読み取ることにより行われる。閲覧要求に含まれる遊技機番号から、遊技機番号と対応して保存された遊技機の基本情報により対象の機種が特定される。また遊技情報管理部16は、ユーザ端末30からの閲覧要求に伴い、ユーザ端末30の言語環境を取得し設定言語を確認する。特定された機種とユーザ端末30の設定言語に基づき、該当する遊技説明を抽出してユーザ端末30に送信する。
店舗情報管理部17は、各店舗に備えられた遊技機の機種、遊技機番号を含む遊技機の基本情報と、閲覧要求に基づきユーザ毎、遊技機毎に求める使用実績情報と、店舗端末20から受信する通知情報とを管理し、店舗端末20からの閲覧要求に応じ店舗端末20に使用実績情報を送信する。
遊技機の基本情報は、遊技場の店舗に設置される遊技機の機種、遊技機番号を含み、店舗端末20から情報管理サーバ10に提供される。遊技機の基本情報は、店舗が遊技情報提供システム1に新たに登録する際、店舗側から書面で提出され、情報管理サーバ10のオペレータが情報管理サーバ10に直接入力してもよい。遊技機の基本情報を取得した店舗情報管理部17は、店舗毎に遊技機の基本情報を保存して管理する。
また店舗情報管理部17は、ユーザ端末30から閲覧要求を受けると、いつ、どの店舗のどの機種、どの遊技機番号の遊技機の固有QRコードの読み取りがなされたかを確認し、ユーザ毎、遊技機毎の使用実績情報として保存して管理する。使用実績情報は、ユーザの性別や年代別に人気の機種を調べたり、季節や時間帯による閲覧要求数の変動などを把握したりすることに役立てることができる店舗にとって有益な情報であり、店舗端末20からの要求に応じ、店舗端末20に送信される。
さらに店舗情報管理部17は、ユーザの店舗利用状況に応じて、所定数を獲得すると特定の景品に交換できる来店ポイントやボーナスポイントを発行して管理する。
来店ポイントは、その店舗に来店することにより日毎に発行するものである。即ち、1日の内で、ユーザが、ユーザ端末30により店舗に備えられた来店者用QRコードの読込みを行うか、店舗内で固有QRコードの読み取りによる閲覧要求を行うかのいずれか早い方の行為に対し来店ポイントを発行する。このようにすることで店舗内の来店者用QRコードをわざわざ読み込まなくても、遊技機から閲覧要求を行えば来店ポイントを獲得できる。逆に1日の内で、来店者用QRコードの読み込みや閲覧要求を繰り返し行っても重複して来店ポイントを発行することはない。
発行した来店ポイントは、ユーザ毎、店舗毎に集計し、現状の累積来店ポイント数をユーザマイページに表示する。またその店舗固有の景品と、その交換に必要な来店ポイント数を合わせてユーザマイページに表示して、次回以降の来店を促すようにしてもよい。
ボーナスポイントは、スタンプラリーのようにユーザが所定期間内に、予め選択されたボーナスポイントの企画に参画する複数の店舗を全て訪れると発行され、複数の店舗固有の景品と交換可能となるポイントである。即ち所定の期間内に予め選択された複数の店舗の全ての来店ポイントが少なくとも1回来店したことを示す1以上になったユーザに対し発行される。
この他、店舗情報管理部17は、店舗端末20から送信される通知情報を管理し、ユーザ端末30又は店舗端末20からの要求に応じてユーザ端末30に送信する。
通知情報は、店舗からユーザに向けて通知される遊技に関する様々な情報であり、少なくとも店舗のキャンペーン情報、特定遊技機の空き情報のいずれか一方を含む。
キャンペーン情報は、例えば開店5周年記念とか感謝デーなどユーザの来店を促す通知情報であり、その内容によって、キャンペーン情報を送信するユーザのプロファイルを店舗端末20から指定するようにしてもよい。
一方、特定遊技機の空き情報は、ユーザ端末30からの要求に応じて提供する情報である。遊技機に精通したユーザは、好みの機種や遊技機がある場合が多く、好みの遊技機が空いていない場合、あきらめて出直すか、他の機種を操作して好みの遊技機の空くのを待つことが起こりうる。しかし、一般に遊技場の遊技機は島状に複数列配置され、ユーザは視界に入る遊技機以外の遊技機の空き状況は容易にはわからない。移動して空き状況を確認に行くと、その都度、現在操作中の遊技を中断することになり、遊技に熱中できない。特定遊技機の空き情報はこのような不便さを解消するために提供される情報である。
ユーザはユーザ端末30から、空き情報を確認したい機種や遊技機番号を指定して送信すると、店舗情報管理部17は、対象の機種や遊技機番号の遊技機を備える店舗の店舗端末20に空き情報の提供を要求する。店舗端末20から対象の機種や遊技機番号に対する空き情報が返信されると、店舗情報管理部17は、ユーザマイページに受信した特定遊技機の空き情報を表示させる。
特定遊技機の空き情報は、店舗端末20が空き情報の提供を要求された時点での対象機種や遊技機番号に対する空き情報でもよいし、空きが発生した状態で店舗端末20から空き情報を送信するようにしてもよい。この場合、例えば一定時間無操作の遊技機に対しては自動的に空き状態とするように遊技機を設定し、店舗端末20が遊技機を監視して自動的に空き状態を判断するようにしてもよい。また、ユーザがユーザ端末30のメールアドレスを通知している場合は、空きが発生した時点で店舗端末20からメールを送信するようにしてもよい。
店舗端末20は、制御部21、入出力部22、記憶部23、表示部24、及び情報管理部25を含む。
情報管理部25は、店舗内に設置された遊技機の機種や遊技機番号などの遊技機に関する情報を管理する。また情報管理サーバ10から店舗内の機種ごとの使用実績情報を受信して遊技機に関する情報と関連付けて保存する。上記のように店舗端末20が遊技機を監視する場合、遊技機毎の空き情報を管理するようにしてもよい。店舗端末20はパーソナルコンピュータやタブレット端末で具現化できる。
ユーザ端末30は、制御部31、入出力部32、記憶部33、及び表示部34を備える。
入出力部32は、文字入力のキー入力手段や項目選択などカーソル機能の他に、来店者用QRコードや固有QRコードなどを読み込むためのカメラを備える。
表示部34は、情報管理サーバ10から受信する遊技説明を表示するのに必要な表示画面を備え、表示画面のタッチ操作などで画像を拡大タッチパネル式の表示画面でもよい。
ユーザ端末30はこれらの入出力部や表示を備えるスマートフォンやタブレット端末で具現化できる。
図2は本発明の実施形態によるQRコードの使用方法を説明する図である。遊技情報提供システムでは目的に応じて様々なQRコードを使用する。
図2を参照すると、店舗に貼り付けられた店舗ポスター250にアプリケーションダウンロード用のQRコード251と来店ポイント申請の来店者用QRコード252が掲載されている。店内には異なる機種の遊技機200が島状に複数列配置され、それぞれの遊技機(210、220、230)の上部に固有QRコード(211、221、231)が設置されている。
アプリケーションダウンロード用のQRコード251は、ユーザが遊技説明をユーザ端末30で閲覧するために必要なアプリケーションを提供するためのもので、QRコード251が示す情報の中には、アプリケーションを提供するサーバ、即ち情報管理サーバ10へのアクセス情報を含む。アプリケーション未取得のユーザが、初めにアプリケーションダウンロード用のQRコード251を読み込むと、情報管理サーバ10のアプリケーション提供画面にアクセスすることができ、ユーザはダウンロードボタンを選択することでアプリケーションを取得することができる。
アプリケーションダウンロード用のQRコード251は、店舗によらず共通なQRコードであり、複数の店舗で共通に使えるものである。
来店者用QRコード252は、ユーザが来店ポイントを獲得するために読み込ませるものである。上記でアプリケーションを取得済みのユーザが、アプリケーションを実行中に来店者用QRコード252を読み込むことで、情報管理サーバ10にてポイント発行の判断が行われ、ユーザがその店舗で行う来店者用QRコードまたは固有QRコードの読み込みの内、その日初めての読み込みである場合に来店ポイントが発行される。
来店者用QRコード252は、店舗ごとに発行、集計されるため店舗を識別する情報を含み、店舗固有のものである。
遊技機の固有QRコード(211、221、231)は、遊技説明の閲覧要求のために使用される。図2を参照すると、機種Aの1号機である遊技機210には固有QRコード211が設置され、機種Aの2号機である遊技機220には固有QRコード221が設置され、機種Bの1号機である遊技機230には固有QRコード231が設置される。
遊技機220を操作するユーザが遊技説明を参照する場合、上記で取得したアプリケーション実行中のユーザ端末30で固有QRコード221を読み取ることで、機種Aに対する遊技説明の閲覧要求が情報管理サーバ10に送られ、情報管理サーバ10はユーザ端末の言語設定を確認して、その言語に対応した機種Aの遊技説明を抽出してユーザ端末30に表示させる。
遊技説明は機種毎に異なるため、遊技機の固有QRコードは機種を識別するための情報を含む。このため同じ機種である遊技機210、220の固有QRコード211、221は共通であっても構わない。しかしユーザが固有QRコードを読み取ることに対応して使用実績情報が取得されるため、実施形態では、固有QRコードは店舗を識別する情報及び遊技機の遊技機番号を含み、店舗毎、遊技機毎の使用実績情報が集計できるようにする。
店舗で使用するQRコードは、店舗情報を含む場合店舗固有のものとなることから、例えば店舗に備えられた遊技機の機種、遊技機番号を含む遊技機の基本情報を情報管理サーバ10に送信した時点で、店舗情報、遊技機番号を含む固有QRコードを生成して店舗端末20に送信し、店舗にて各遊技機の固有QRコードを印刷して設置するようにしてもよい。
図3は、本発明の実施形態による遊技説明提供方法を説明するためのフローチャートである。
前提としてユーザは既に遊技情報提供システムのアプリケーションを取得して、ユーザ端末30はこのアプリケーションを実行中であるとする。
遊技機を選定したユーザは、ユーザ端末30によりその遊技機の上部に設置された固有QRコードを読み込む(段階S310)。これにより情報管理サーバ10に閲覧要求が送信される。
情報管理サーバ10は受信した閲覧要求に含まれる固有QRコードの情報から遊技機の機種を確認する(段階S320)。固有QRコードの情報に遊技機の機種を含まず遊技機の遊技機番号を含む構成とした場合は、情報管理サーバ10は、遊技機の遊技機番号を確認し、店舗情報管理部17が管理する遊技機の基本情報により遊技機番号に対応する機種を特定するようにしてもよい。
段階S330で、情報管理サーバ10は、ユーザ端末30に提供する遊技説明の言語を特定するため、ユーザ端末30の言語設定を確認する。次いで、情報管理サーバ10は、遊技情報管理部16が管理する遊技情報の中から、確認した機種、言語に対応した遊技説明を抽出する(段階S340)。
抽出した遊技説明は、ユーザマイページに表示することによりユーザ端末30で閲覧できるようになる(段階S350)。
図4は、本発明の実施形態による来店ポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。
前述のようにユーザが来店ポイントを獲得するのは、その日最初の来店時に初めに来店者用QRコードを読み込んだ場合か、来店者用QRコードを読み込まずに遊技機の操作を始めて最初に固有QRコードを読み込んだ場合のいずれかである。図4は前者の場合の来店ポイント発行方法を示す。
店舗に来店したユーザは、ユーザ端末30のアプリケーションを実行した状態で、店内ポスターに掲載された来店者用QRコードを読み込む(段階S410)。これにより来店ポイントの申請情報が情報管理サーバ10に送信される。情報管理サーバ10は来店ポイントの申請、即ち来店者用QRコードの読み込みが本日その店舗における1回目の読み込みか否かを判断する(段階S420)。本日2回目以上であれば来店ポイントを発行することなく処理を終了する。本日1回目の読み込みである場合、さらに段階S430にて本日すでに閲覧要求、即ち固有QRコードの読み込みが行われたか否かを判断する。閲覧要求がなされていなければ来店ポイントを発行する(段階S440)。
図5は、本発明の実施形態による来店ポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。図5は図4とは逆に、ユーザが来店者用QRコードを読み込まずに遊技機の操作を始めて最初に固有QRコードを読み込んだ場合の来店ポイントの発行方法を示す。
図5を参照すると、ユーザは、ユーザ端末30のアプリケーションを実行した状態で、操作しようとする遊技機の上部に設置された固有QRコードを読み取る(段階S510)。
これにより遊技説明の閲覧要求が情報管理サーバ10に送信される。閲覧要求自体は図3に示す遊技説明を要求するものであるが、来店ポイント発行の判断にも使用されるため、情報管理サーバ10は図3に示す遊技説明の提供を実行するのとは別に、来店ポイントの発行条件を満たすかどうかを判断する。
そのため、段階S520にて閲覧要求が本日その店舗での1回目の閲覧要求がどうかを判断する。他の遊技機や他の機種で本日すでに閲覧要求が行われていれば、情報管理サーバ10は来店ポイントを発行せず、来店ポイントに関する処理を終了する。本日初めての閲覧要求である場合、段階S530にて閲覧要求の前に来店者用QRコードを本日既に読み込んだか否かを判断する。来店者用QRコードの読み込みがなされていなければ、段階S540にて来店ポイントを発行する。この後、図示していないが、情報管理サーバ10はユーザ毎、店舗毎に集計し、現状の累積来店ポイント数をユーザマイページに表示する。
図4及び図5のフローチャートにおける来店ポイント発行の判断は、いずれも本日1回目の読み込みか、また他のQRコードを既に読み込み済みかの2ステップで行うように記載したが、本日既に当該ユーザ、当該店舗の来店ポイント発行済みか否かによってポイント発行の判断をするようにしてもよい。
図6は、本発明の実施形態によるボーナスポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。通常来店ポイントは店舗固有のものであり、他の店舗の来店ポイントには影響されない。しかし実施形態による遊技情報提供システム1では、参画する複数の店舗を選択し、スタンプラリーのように、所定の期間内にユーザがこれら選択した店舗を訪問し、すべての店舗の来店ポイントを獲得すると、これらの店舗固有の景品と交換可能となるボーナスポイントを発行するボーナスポイント企画を設定することができる。
図6はボーナスポイント企画に参画している店舗を訪問した場合のボーナスポイント発行の方法を説明するためのフローチャートである。
ユーザは、訪問した店舗で、まずユーザ端末30にて来店者用QRコードの読み込みを行う(段階S610)。これに対応して情報管理サーバ10は、この来店者用QRコードの読み込みが、来店ポイント発行条件を満たすかどうかで、来店ポイント発行の判断を行う(段階S620)。来店ポイント発行の判断は図4及び図5のフローチャートのように2ステップで行ってもよいし、前述のように当該ユーザ、当該店舗の来店ポイント発行済みか否かによって判断してもよい。
来店ポイント発行条件を満たす場合、情報管理サーバ10は、来店ポイントを発行する(段階S630)。
次いで段階S640で情報管理サーバ10は、ボーナスポイント企画に定められた所定期間内に、ユーザが来店ポイントを獲得した店舗を集計し(段階S640)、ボーナスポイント企画に参画している全店舗のポイントを獲得したかどうかを判断する(段階S650)。全店舗のポイントを獲得した場合は段階S660にてボーナスポイントを発行する。ユーザは、ボーナスポイント企画に参画している店舗にて、ボーナスポイントをこれらの店舗で固有の景品に交換することができる。
図7は、本発明の実施形態による空き情報問い合わせ方法を説明するためのフローチャートである。
ユーザは、希望する遊技機の空き情報を知りたいときに、ユーザ端末30にて遊技情報提供システム1のアプリケーションを立ち上げ、ユーザマイページの中に設定された空き情報問い合わせボタンを選択する(段階S710)。次に希望する遊技機の機種又は遊技機番号を指定する(段階S720)。遊技機の機種又は遊技機番号の指定は店舗の指定と共にユーザ端末30に直接入力してもよいし、店舗を指定することで情報管理サーバ10が保存するその店舗の遊技機の基本情報から、その店舗に備え付けられている遊技機の一覧をユーザ端末30に表示させて、ユーザが選択するようにしてもよい。
指定された遊技機の機種又は遊技機番号は、情報管理サーバ10に送信され、更に情報管理サーバ10は指定された店舗の店舗端末20に送信する(段階S730)。
店舗では指定された遊技機の機種又は遊技機番号の現在の空き情報を入力し、店舗端末20は入力された現在の空き情報を情報管理サーバ10に送信する(段階S740)。段階S770にて情報管理サーバ10は、ユーザマイページに指定された遊技機の機種又は遊技機番号の現在の空き情報を表示するようにユーザ端末30に送信する。
ユーザにとっては、希望する遊技機の現在の空き情報も必要であるが、希望する遊技機に空きが発生した時にその情報を入手できるとさらに利便性が向上する。そこで店舗端末20はユーザが希望する遊技機に空きが発生したかどうかを判断し(段階S750)、空きが発生した場合に空き情報を情報管理サーバ10に送信するようにしてもよい(段階S760)。この空き情報はユーザマイページに表示するか、ユーザがメール通知を希望してメールアドレスを開示している場合は、ユーザ端末30にメール送信することによりユーザに通知される。ユーザが希望する遊技機に空きが発生したかどうかの判断は、店舗端末20のオペレータの入力に基づいてもよいし、所定時間以上操作が行われなければその遊技機は空き状態であるとして、遊技機の操作状況に基づいて判断するようにしてもよい。
図8は、本発明の実施形態による使用実績情報の出力例を示す図である。
使用実績情報は、遊技情報提供システムに登録した店舗の店舗端末20から閲覧要求することで情報管理サーバ10により提供される。
図8(a)は店舗内に設置された遊技機の機種A〜機種Eに対するそれぞれの固有QRコードの読み取り数の所定期間の合計値を機種毎に示した図である。所定期間は日単位、週単位、月単位を選択して表示することができる。また合計読み取り数は男性ユーザか女性ユーザかを区別して表示する。
図8(a)を参照すると機種Cは人気が高く、機種Eは人気がない。また機種Bは男性ユーザにはあまり人気がないが、女性ユーザの人気が高いことがわかる。
図8(b)は店舗内で行われた固有QRコードの読み取り数を、日毎に合計して男女別に示した図である。
図8は店舗内の使用実績情報の例であるが、情報管理サーバ10が保存する各店舗の使用実績情報を集計して、遊技情報提供システム1に登録した全店舗の使用実績情報を提供するようにしてもよい。
各店舗ではこうした使用実績情報を参照することで、例えば遊技台の機種を入れ替える際にどの機種をどれだけ導入するか、またキャンペーンを実施するのはどの日を狙うのがよいかなどの経営上の判断をするのに有益な情報を入手することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更することが可能である。
1 遊技情報提供システム
10 情報管理サーバ
11、21、31 制御部
12、22、32 入出力部
13、23、33 記憶部
14、24、34 表示部
15 ユーザ管理部
16 遊技情報管理部
17 店舗情報管理部
25 情報管理部
200、210、220、230 遊技機
211、221、231 固有QRコード
250 店舗ポスター
251 QRコード
252 来店者用QRコード
本発明は、遊技情報提供システムに関し、特にユーザの設定する言語で遊技機の説明情報を提供し、ユーザ又は店舗の要求に応じ遊技機の空き情報などの遊技関連情報を提供する遊技情報提供システムに関する。
最近の遊技機は操作方法が複雑化しており、遊技者であるユーザは遊技機説明書を見ながら遊技機を操作する機会が増えている。遊技説明書は印刷物として遊技機の傍らに設置されるのが一般的である。遊技者は片手で説明書をめくり読みながら片手で遊技機を操作することになり、遊技機の状況に応じて対応するページを探して参照するため、説明書の取り扱いは非効率的であり、使い勝手が悪い。
そこでインターネットなどのネットワークを使って、ユーザの携帯端末に遊技機の関連情報を提供するシステムが思考されている。
特許文献1には、遊技場内に報知された遊技関連情報を登録したサーバのアドレスを携帯通信端末に入力することに基づいて、サーバに登録された遊技関連情報を取得して携帯通信端末に表示することができる情報提供システムが開示されている。
特許文献2には、遊技機に関する情報をWebページにより開示するWebサーバとWebページにアクセス可能な携帯電話端末とを含み、WebサーバのURLは2次元コードが印刷された印刷物として提供され、2次元コードを読み取ることで遊技機に関する情報を入手することができる遊技機情報提供システムが開示されており、遊技機に関する情報が動画の情報にも対応していることが開示されている。
しかし、遊技機を使用するユーザは日本人に限らず、日本を訪問中の外国人も使用することがあり、こうした日本語が得意ではない外国人にとって日本語の説明書は容易に解読できない。
遊技機を使用するユーザにとって、自身の携帯機器で説明書を閲覧できることは利便性の向上につながり、遊技機の操作性が向上することにつながるが、遊技機を使用するユーザが求める情報は説明書に限らない。遊技場をよく利用するユーザは使用する遊技機の機種や遊技機に好みを有する場合が多い。好みの遊技機や機種が空いていない場合、仕方なく他の遊技機や機種を使用するものの、空きが出た場合は好みの遊技機や機種に移動して新たに遊技機を使用することがよく行われる。このように好みの遊技機や機種が空いているかどうかの情報もユーザにとって有益な情報であることが多い。
この他、遊技場の店舗が提供するキャンペーン情報なども、ユーザにとって有益な情報となる。
逆にユーザが求める情報を把握することは、店舗側にとっても有益であることが多い。
こうしたユーザや店舗が求める遊技機に関する情報を、多面的に提供する情報提供システムが求められる。
特開第2003−103031号公報 特開第2006−72648号公報
本発明は、上記従来の遊技情報提供システムにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ユーザの設定する言語で遊技機の説明情報を提供し、ユーザ又は店舗の要求に応じ遊技機の空き情報などの遊技関連情報を提供する遊技情報提供システムを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明による遊技情報提供システムは、ネットワークによって接続される情報管理サーバと少なくとも1つの店舗端末と複数のユーザ端末を含む遊技情報提供システムであって、前記情報管理サーバは、ユーザの特性を表すユーザ毎のユーザプロファイルを作成して管理するユーザ管理部と、複数の言語のそれぞれで表記した各種遊技機の遊技説明を管理し、前記ユーザ端末からの閲覧要求に応じ、前記ユーザ端末の言語設定を確認し前記ユーザ端末に設定された言語に対応した遊技説明を抽出して前記ユーザ端末に送信する遊技情報管理部と、各店舗に備えられた遊技機の機種、遊技機番号を含む遊技機の基本情報と、閲覧要求に基づきユーザ毎、遊技機毎に求める使用実績情報と、前記店舗端末から受信する通知情報とを管理し、前記店舗端末からの閲覧要求に応じ前記店舗端末に使用実績情報を送信する店舗情報管理部とを備え、前記ユーザ端末からの閲覧要求は、アプリケーション実行中の前記ユーザ端末に遊技機毎に設置された遊技機番号を含む固有2次元コードを読み込むことによってなされ、前記通知情報は前記店舗端末から送信され、前記店舗端末からの要求に応じて前記情報管理サーバから前記ユーザ端末に送信される店舗のキャンペーン情報と、前記ユーザ端末からの要求に応じて前記情報管理サーバから前記ユーザ端末に送信される特定遊技機の空き情報とを含み、
前記特定遊技機の空き情報は、前記ユーザ端末から送信される遊技機の特定の機種または遊技機番号に対応してその都度、又は遊技機の特定の機種または遊技機番号に空きが発生した時点で前記店舗端末から送信されることを特徴とする。
前記アプリケーションは、アプリケーションを提供する前記情報管理サーバへのアクセス情報を含み店舗に備えられた2次元コード前記ユーザ端末から読み込むことで前記ユーザ端末に提供され、前記ユーザプロファイルは、前記ユーザ端末でアプリケーション取得後の初回起動時に実行されるユーザアンケートの結果から抽出される特性に基づき生成されることが好ましい。
前記店舗情報管理部は、店舗に備えられた来店者用2次元コードの読込みまたは店舗内でなされた前記閲覧要求の内、1日の中で最初になされた前記ユーザ端末の動作に対応してその店舗固有の来店ポイントを発行して前記ユーザ端末に送信し、発行した来店ポイントはユーザ毎、店舗毎に集計して管理し、前記来店ポイントは、所定のポイント数をためるとその店舗固有の景品に交換できることが好ましい。
前記店舗情報管理部は、前記来店ポイント集計の結果、所定の期間内に予め選択された複数の店舗の全ての来店ポイントが少なくとも1回来店したことを示す1以上になったユーザに対しボーナスポイントを発行し、前記ボーナスポイントは予め選択された店舗内で予め選択された複数の店舗固有の景品と交換可能であることが好ましい。
本発明に係る遊技情報提供システムによれば、遊技機の説明書の情報はユーザが携帯端末に設定している言語にしたがって提供されるため、日本語に不慣れな外国人でも、自身の使用する言語で説明を読むことができ遊技機をより快適に使用することができる。
また、本発明による遊技情報提供システムによれば、ユーザは自分の好みの遊技機や機種の空き状態を居ながらにして確認することができるため、直接目で確認できない遊技機や機種を、空きが出た状態で容易に見つけ出し、使用することができる。
さらに、本発明による遊技情報提供システムによれば、遊技機の説明書にアクセスすることでその店舗固有のポイントが発行され、所定のポイントがたまるとその店舗の用意する景品と交換できるため、ユーザの遊技場店舗の利用意欲を向上させることができる。
一方、本発明による遊技情報提供システムによれば、店舗側には、ユーザ毎、遊技機毎に求める使用実績情報が提供されるため、遊技場の店舗にとって新たに機種を導入する際の機種選定の目安となるなど経営に有益な情報を得ることができる。
本発明の実施形態による遊技情報提供システムの構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施形態による2次元コードの使用方法を説明する図である。 本発明の実施形態による遊技説明提供方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による来店ポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による来店ポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態によるボーナスポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による空き情報問い合わせ方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による使用実績情報の出力例を示す図である。
次に、本発明に係る遊技情報提供システムを実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による遊技情報提供システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態による遊技情報提供システム1は、ネットワーク5により接続された情報管理サーバ10、店舗端末20、及びユーザ端末30を含む。ここで、ネットワーク5はインターネットのような広域ネットワークである。図1では店舗端末20とユーザ端末30はそれぞれ1つの場合を示すが、これに限らずいずれも複数であってもよい。
情報管理サーバ10は、遊技機を操作するユーザが、容易に状況を把握して操作ができるよう、ユーザ端末30に、ユーザが設定する言語に合わせて、遊技機の機種に対応した遊技説明を送信する装置である。また情報管理サーバ10は、ユーザが遊技説明の送信を要求する際に行う遊技機の固有2次元コードの読み込みに応じて、その機種や遊技機番号を含む使用実績情報を取得して管理し、使用実績情報に応じて、ユーザには来店ポイントやボーナスポイントを発行し、店舗に対しては、機種毎やユーザ毎の使用実績情報を提供する装置でもある。
さらに情報管理サーバ10は、店舗が通知したいキャンペーンや新規導入機種などに関する通知情報を、所定のユーザ端末30に送信したり、ユーザの求める遊技機の空き情報を店舗端末から受信してユーザ端末30に送信したりしてユーザの遊技に対する利用意欲を促す装置でもある。
情報管理サーバ10は、制御部11、入出力部12、記憶部13、表示部14、ユーザ管理部15、遊技情報管理部16、及び店舗情報管理部17を含む。
ユーザ管理部15は、ユーザが遊技情報提供システム1のアプリケーションプログラム(以下アプリケーションと称す)を取得して最初に起動する際に、アンケートを実施し、アンケートの回答に基づき、ユーザの特性を表すユーザ毎のユーザプロファイルを作成して管理する。アンケートの質問項目は、例えばユーザの性別、年代など使用実績情報を分析するのに有効な項目を含む。またユーザがメールによる通知を希望する場合に対応するため、メールアドレス等も質問項目に含めてもよい。ユーザ管理部15は、ユーザ端末のIPアドレス毎にアンケート結果を関連付けたテーブルを作成して管理する。
ユーザ端末30からのアンケートの取得に伴い、ユーザ管理部15は、ユーザ毎の情報を提示するユーザマイページを開設するようにしてもよい。
遊技情報管理部16は、遊技場の店舗に設置される各種遊技機の遊技説明を管理し、ユーザ端末からの閲覧要求に応じ、ユーザ端末に設定された言語に対応した遊技説明を抽出してユーザ端末に送信する。このため遊技情報管理部16は日本語の他、英語、中国語などの言語で表した遊技説明を言語別、機種別に保存して管理する。
ユーザ端末30からの閲覧要求は、ユーザが操作する遊技機に設置された遊技機番号を含む2次元コードをアプリケーション実行中のユーザ端末30で読み取ることにより行われる。閲覧要求に含まれる遊技機番号から、遊技機番号と対応して保存された遊技機の基本情報により対象の機種が特定される。また遊技情報管理部16は、ユーザ端末30からの閲覧要求に伴い、ユーザ端末30の言語環境を取得し設定言語を確認する。特定された機種とユーザ端末30の設定言語に基づき、該当する遊技説明を抽出してユーザ端末30に送信する。
店舗情報管理部17は、各店舗に備えられた遊技機の機種、遊技機番号を含む遊技機の基本情報と、閲覧要求に基づきユーザ毎、遊技機毎に求める使用実績情報と、店舗端末20から受信する通知情報とを管理し、店舗端末20からの閲覧要求に応じ店舗端末20に使用実績情報を送信する。
遊技機の基本情報は、遊技場の店舗に設置される遊技機の機種、遊技機番号を含み、店舗端末20から情報管理サーバ10に提供される。遊技機の基本情報は、店舗が遊技情報提供システム1に新たに登録する際、店舗側から書面で提出され、情報管理サーバ10のオペレータが情報管理サーバ10に直接入力してもよい。遊技機の基本情報を取得した店舗情報管理部17は、店舗毎に遊技機の基本情報を保存して管理する。
また店舗情報管理部17は、ユーザ端末30から閲覧要求を受けると、いつ、どの店舗のどの機種、どの遊技機番号の遊技機の固有2次元コードの読み取りがなされたかを確認し、ユーザ毎、遊技機毎の使用実績情報として保存して管理する。使用実績情報は、ユーザの性別や年代別に人気の機種を調べたり、季節や時間帯による閲覧要求数の変動などを把握したりすることに役立てることができる店舗にとって有益な情報であり、店舗端末20からの要求に応じ、店舗端末20に送信される。
さらに店舗情報管理部17は、ユーザの店舗利用状況に応じて、所定数を獲得すると特定の景品に交換できる来店ポイントやボーナスポイントを発行して管理する。
来店ポイントは、その店舗に来店することにより日毎に発行するものである。即ち、1日の内で、ユーザが、ユーザ端末30により店舗に備えられた来店者用2次元コードの読込みを行うか、店舗内で固有2次元コードの読み取りによる閲覧要求を行うかのいずれか早い方の行為に対し来店ポイントを発行する。このようにすることで店舗内の来店者用2次元コードをわざわざ読み込まなくても、遊技機から閲覧要求を行えば来店ポイントを獲得できる。逆に1日の内で、来店者用2次元コードの読み込みや閲覧要求を繰り返し行っても重複して来店ポイントを発行することはない。
発行した来店ポイントは、ユーザ毎、店舗毎に集計し、現状の累積来店ポイント数をユーザマイページに表示する。またその店舗固有の景品と、その交換に必要な来店ポイント数を合わせてユーザマイページに表示して、次回以降の来店を促すようにしてもよい。
ボーナスポイントは、スタンプラリーのようにユーザが所定期間内に、予め選択されたボーナスポイントの企画に参画する複数の店舗を全て訪れると発行され、複数の店舗固有の景品と交換可能となるポイントである。即ち所定の期間内に予め選択された複数の店舗の全ての来店ポイントが少なくとも1回来店したことを示す1以上になったユーザに対し発行される。
この他、店舗情報管理部17は、店舗端末20から送信される通知情報を管理し、ユーザ端末30又は店舗端末20からの要求に応じてユーザ端末30に送信する。
通知情報は、店舗からユーザに向けて通知される遊技に関する様々な情報であり、少なくとも店舗のキャンペーン情報、特定遊技機の空き情報のいずれか一方を含む。
キャンペーン情報は、例えば開店5周年記念とか感謝デーなどユーザの来店を促す通知情報であり、その内容によって、キャンペーン情報を送信するユーザのプロファイルを店舗端末20から指定するようにしてもよい。
一方、特定遊技機の空き情報は、ユーザ端末30からの要求に応じて提供する情報である。遊技機に精通したユーザは、好みの機種や遊技機がある場合が多く、好みの遊技機が空いていない場合、あきらめて出直すか、他の機種を操作して好みの遊技機の空くのを待つことが起こりうる。しかし、一般に遊技場の遊技機は島状に複数列配置され、ユーザは視界に入る遊技機以外の遊技機の空き状況は容易にはわからない。移動して空き状況を確認に行くと、その都度、現在操作中の遊技を中断することになり、遊技に熱中できない。特定遊技機の空き情報はこのような不便さを解消するために提供される情報である。
ユーザはユーザ端末30から、空き情報を確認したい機種や遊技機番号を指定して送信すると、店舗情報管理部17は、対象の機種や遊技機番号の遊技機を備える店舗の店舗端末20に空き情報の提供を要求する。店舗端末20から対象の機種や遊技機番号に対する空き情報が返信されると、店舗情報管理部17は、ユーザマイページに受信した特定遊技機の空き情報を表示させる。
特定遊技機の空き情報は、店舗端末20が空き情報の提供を要求された時点での対象機種や遊技機番号に対する空き情報でもよいし、空きが発生した状態で店舗端末20から空き情報を送信するようにしてもよい。この場合、例えば一定時間無操作の遊技機に対しては自動的に空き状態とするように遊技機を設定し、店舗端末20が遊技機を監視して自動的に空き状態を判断するようにしてもよい。また、ユーザがユーザ端末30のメールアドレスを通知している場合は、空きが発生した時点で店舗端末20からメールを送信するようにしてもよい。
店舗端末20は、制御部21、入出力部22、記憶部23、表示部24、及び情報管理部25を含む。
情報管理部25は、店舗内に設置された遊技機の機種や遊技機番号などの遊技機に関する情報を管理する。また情報管理サーバ10から店舗内の機種ごとの使用実績情報を受信して遊技機に関する情報と関連付けて保存する。上記のように店舗端末20が遊技機を監視する場合、遊技機毎の空き情報を管理するようにしてもよい。店舗端末20はパーソナルコンピュータやタブレット端末で具現化できる。
ユーザ端末30は、制御部31、入出力部32、記憶部33、及び表示部34を備える。
入出力部32は、文字入力のキー入力手段や項目選択などカーソル機能の他に、来店者用2次元コードや固有2次元コードなどを読み込むためのカメラを備える。
表示部34は、情報管理サーバ10から受信する遊技説明を表示するのに必要な表示画面を備え、表示画面のタッチ操作などで画像を拡大するタッチパネル式の表示画面でもよい。
ユーザ端末30はこれらの入出力部や表示を備えるスマートフォンやタブレット端末で具現化できる。
図2は本発明の実施形態による2次元コードの使用方法を説明する図である。遊技情報提供システムでは目的に応じて様々な2次元コードを使用する。
図2を参照すると、店舗に貼り付けられた店舗ポスター250にアプリケーションダウンロード用の2次元コード251と来店ポイント申請の来店者用2次元コード252が掲載されている。店内には異なる機種の遊技機200が島状に複数列配置され、それぞれの遊技機(210、220、230)の上部に固有2次元コード(211、221、231)が設置されている。
アプリケーションダウンロード用の2次元コード251は、ユーザが遊技説明をユーザ端末30で閲覧するために必要なアプリケーションを提供するためのもので、2次元コード251が示す情報の中には、アプリケーションを提供するサーバ、即ち情報管理サーバ10へのアクセス情報を含む。アプリケーション未取得のユーザが、初めにアプリケーションダウンロード用の2次元コード251を読み込むと、情報管理サーバ10のアプリケーション提供画面にアクセスすることができ、ユーザはダウンロードボタンを選択することでアプリケーションを取得することができる。
アプリケーションダウンロード用の2次元コード251は、店舗によらず共通な2次元コードであり、複数の店舗で共通に使えるものである。
来店者用2次元コード252は、ユーザが来店ポイントを獲得するために読み込ませるものである。上記でアプリケーションを取得済みのユーザが、アプリケーションを実行中に来店者用2次元コード252を読み込むことで、情報管理サーバ10にてポイント発行の判断が行われ、ユーザがその店舗で行う来店者用2次元コードまたは固有2次元コードの読み込みの内、その日初めての読み込みである場合に来店ポイントが発行される。
来店者用2次元コード252は、店舗ごとに発行、集計されるため店舗を識別する情報を含み、店舗固有のものである。
遊技機の固有2次元コード(211、221、231)は、遊技説明の閲覧要求のために使用される。図2を参照すると、機種Aの1号機である遊技機210には固有2次元コード211が設置され、機種Aの2号機である遊技機220には固有2次元コード221が設置され、機種Bの1号機である遊技機230には固有2次元コード231が設置される。
遊技機220を操作するユーザが遊技説明を参照する場合、上記で取得したアプリケーション実行中のユーザ端末30で固有2次元コード221を読み取ることで、機種Aに対する遊技説明の閲覧要求が情報管理サーバ10に送られ、情報管理サーバ10はユーザ端末の言語設定を確認して、その言語に対応した機種Aの遊技説明を抽出してユーザ端末30に表示させる。
遊技説明は機種毎に異なるため、遊技機の固有2次元コードは機種を識別するための情報を含む。このため同じ機種である遊技機210、220の固有2次元コード211、221は共通であっても構わない。しかしユーザが固有2次元コードを読み取ることに対応して使用実績情報が取得されるため、実施形態では、固有2次元コードは店舗を識別する情報及び遊技機の遊技機番号を含み、店舗毎、遊技機毎の使用実績情報が集計できるようにする。
店舗で使用する2次元コードは、店舗情報を含む場合店舗固有のものとなることから、例えば店舗に備えられた遊技機の機種、遊技機番号を含む遊技機の基本情報を情報管理サーバ10に送信した時点で、店舗情報、遊技機番号を含む固有2次元コードを生成して店舗端末20に送信し、店舗にて各遊技機の固有2次元コードを印刷して設置するようにしてもよい。
図3は、本発明の実施形態による遊技説明提供方法を説明するためのフローチャートである。
前提としてユーザは既に遊技情報提供システムのアプリケーションを取得して、ユーザ端末30はこのアプリケーションを実行中であるとする。
遊技機を選定したユーザは、ユーザ端末30によりその遊技機の上部に設置された固有2次元コードを読み込む(段階S310)。これにより情報管理サーバ10に閲覧要求が送信される。
情報管理サーバ10は受信した閲覧要求に含まれる固有2次元コードの情報から遊技機の機種を確認する(段階S320)。固有2次元コードの情報に遊技機の機種を含まず遊技機の遊技機番号を含む構成とした場合は、情報管理サーバ10は、遊技機の遊技機番号を確認し、店舗情報管理部17が管理する遊技機の基本情報により遊技機番号に対応する機種を特定するようにしてもよい。
段階S330で、情報管理サーバ10は、ユーザ端末30に提供する遊技説明の言語を特定するため、ユーザ端末30の言語設定を確認する。次いで、情報管理サーバ10は、遊技情報管理部16が管理する遊技情報の中から、確認した機種、言語に対応した遊技説明を抽出する(段階S340)。
抽出した遊技説明は、ユーザマイページに表示することによりユーザ端末30で閲覧できるようになる(段階S350)。
図4は、本発明の実施形態による来店ポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。
前述のようにユーザが来店ポイントを獲得するのは、その日最初の来店時に初めに来店者用2次元コードを読み込んだ場合か、来店者用2次元コードを読み込まずに遊技機の操作を始めて最初に固有2次元コードを読み込んだ場合のいずれかである。図4は前者の場合の来店ポイント発行方法を示す。
店舗に来店したユーザは、ユーザ端末30のアプリケーションを実行した状態で、店内ポスターに掲載された来店者用2次元コードを読み込む(段階S410)。これにより来店ポイントの申請情報が情報管理サーバ10に送信される。情報管理サーバ10は来店ポイントの申請、即ち来店者用2次元コードの読み込みが本日その店舗における1回目の読み込みか否かを判断する(段階S420)。本日2回目以上であれば来店ポイントを発行することなく処理を終了する。本日1回目の読み込みである場合、さらに段階S430にて本日すでに閲覧要求、即ち固有2次元コードの読み込みが行われたか否かを判断する。閲覧要求がなされていなければ来店ポイントを発行する(段階S440)。
図5は、本発明の実施形態による来店ポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。図5は図4とは逆に、ユーザが来店者用2次元コードを読み込まずに遊技機の操作を始めて最初に固有2次元コードを読み込んだ場合の来店ポイントの発行方法を示す。
図5を参照すると、ユーザは、ユーザ端末30のアプリケーションを実行した状態で、操作しようとする遊技機の上部に設置された固有2次元コードを読み取る(段階S510)。
これにより遊技説明の閲覧要求が情報管理サーバ10に送信される。閲覧要求自体は図3に示す遊技説明を要求するものであるが、来店ポイント発行の判断にも使用されるため、情報管理サーバ10は図3に示す遊技説明の提供を実行するのとは別に、来店ポイントの発行条件を満たすかどうかを判断する。
そのため、段階S520にて閲覧要求が本日その店舗での1回目の閲覧要求がどうかを判断する。他の遊技機や他の機種で本日すでに閲覧要求が行われていれば、情報管理サーバ10は来店ポイントを発行せず、来店ポイントに関する処理を終了する。本日初めての閲覧要求である場合、段階S530にて閲覧要求の前に来店者用2次元コードを本日既に読み込んだか否かを判断する。来店者用2次元コードの読み込みがなされていなければ、段階S540にて来店ポイントを発行する。この後、図示していないが、情報管理サーバ10はユーザ毎、店舗毎に集計し、現状の累積来店ポイント数をユーザマイページに表示する。
図4及び図5のフローチャートにおける来店ポイント発行の判断は、いずれも本日1回目の読み込みか、また他の2次元コードを既に読み込み済みかの2ステップで行うように記載したが、本日既に当該ユーザ、当該店舗の来店ポイント発行済みか否かによってポイント発行の判断をするようにしてもよい。
図6は、本発明の実施形態によるボーナスポイント発行方法を説明するためのフローチャートである。通常来店ポイントは店舗固有のものであり、他の店舗の来店ポイントには影響されない。しかし実施形態による遊技情報提供システム1では、参画する複数の店舗を選択し、スタンプラリーのように、所定の期間内にユーザがこれら選択した店舗を訪問し、すべての店舗の来店ポイントを獲得すると、これらの店舗固有の景品と交換可能となるボーナスポイントを発行するボーナスポイント企画を設定することができる。
図6はボーナスポイント企画に参画している店舗を訪問した場合のボーナスポイント発行の方法を説明するためのフローチャートである。
ユーザは、訪問した店舗で、まずユーザ端末30にて来店者用2次元コードの読み込みを行う(段階S610)。これに対応して情報管理サーバ10は、この来店者用2次元コードの読み込みが、来店ポイント発行条件を満たすかどうかで、来店ポイント発行の判断を行う(段階S620)。来店ポイント発行の判断は図4及び図5のフローチャートのように2ステップで行ってもよいし、前述のように当該ユーザ、当該店舗の来店ポイント発行済みか否かによって判断してもよい。
来店ポイント発行条件を満たす場合、情報管理サーバ10は、来店ポイントを発行する(段階S630)。
次いで段階S640で情報管理サーバ10は、ボーナスポイント企画に定められた所定期間内に、ユーザが来店ポイントを獲得した店舗を集計し(段階S640)、ボーナスポイント企画に参画している全店舗のポイントを獲得したかどうかを判断する(段階S650)。全店舗のポイントを獲得した場合は段階S660にてボーナスポイントを発行する。ユーザは、ボーナスポイント企画に参画している店舗にて、ボーナスポイントをこれらの店舗で固有の景品に交換することができる。
図7は、本発明の実施形態による空き情報問い合わせ方法を説明するためのフローチャートである。
ユーザは、希望する遊技機の空き情報を知りたいときに、ユーザ端末30にて遊技情報提供システム1のアプリケーションを立ち上げ、ユーザマイページの中に設定された空き情報問い合わせボタンを選択する(段階S710)。次に希望する遊技機の機種又は遊技機番号を指定する(段階S720)。遊技機の機種又は遊技機番号の指定は店舗の指定と共にユーザ端末30に直接入力してもよいし、店舗を指定することで情報管理サーバ10が保存するその店舗の遊技機の基本情報から、その店舗に備え付けられている遊技機の一覧をユーザ端末30に表示させて、ユーザが選択するようにしてもよい。
指定された遊技機の機種又は遊技機番号は、情報管理サーバ10に送信され、更に情報管理サーバ10は指定された店舗の店舗端末20に送信する(段階S730)。
店舗では指定された遊技機の機種又は遊技機番号の現在の空き情報を入力し、店舗端末20は入力された現在の空き情報を情報管理サーバ10に送信する(段階S740)。段階S770にて情報管理サーバ10は、ユーザマイページに指定された遊技機の機種又は遊技機番号の現在の空き情報を表示するようにユーザ端末30に送信する。
ユーザにとっては、希望する遊技機の現在の空き情報も必要であるが、希望する遊技機に空きが発生した時にその情報を入手できるとさらに利便性が向上する。そこで店舗端末20はユーザが希望する遊技機に空きが発生したかどうかを判断し(段階S750)、空きが発生した場合に空き情報を情報管理サーバ10に送信するようにしてもよい(段階S760)。この空き情報はユーザマイページに表示するか、ユーザがメール通知を希望してメールアドレスを開示している場合は、ユーザ端末30にメール送信することによりユーザに通知される。ユーザが希望する遊技機に空きが発生したかどうかの判断は、店舗端末20のオペレータの入力に基づいてもよいし、所定時間以上操作が行われなければその遊技機は空き状態であるとして、遊技機の操作状況に基づいて判断するようにしてもよい。
図8は、本発明の実施形態による使用実績情報の出力例を示す図である。
使用実績情報は、遊技情報提供システムに登録した店舗の店舗端末20から閲覧要求することで情報管理サーバ10により提供される。
図8(a)は店舗内に設置された遊技機の機種A〜機種Eに対するそれぞれの固有2次元コードの読み取り数の所定期間の合計値を機種毎に示した図である。所定期間は日単位、週単位、月単位を選択して表示することができる。また合計読み取り数は男性ユーザか女性ユーザかを区別して表示する。
図8(a)を参照すると機種Cは人気が高く、機種Eは人気がない。また機種Bは男性ユーザにはあまり人気がないが、女性ユーザの人気が高いことがわかる。
図8(b)は店舗内で行われた固有2次元コードの読み取り数を、日毎に合計して男女別に示した図である。
図8は店舗内の使用実績情報の例であるが、情報管理サーバ10が保存する各店舗の使用実績情報を集計して、遊技情報提供システム1に登録した全店舗の使用実績情報を提供するようにしてもよい。
各店舗ではこうした使用実績情報を参照することで、例えば遊技台の機種を入れ替える際にどの機種をどれだけ導入するか、またキャンペーンを実施するのはどの日を狙うのがよいかなどの経営上の判断をするのに有益な情報を入手することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更することが可能である。
1 遊技情報提供システム
10 情報管理サーバ
11、21、31 制御部
12、22、32 入出力部
13、23、33 記憶部
14、24、34 表示部
15 ユーザ管理部
16 遊技情報管理部
17 店舗情報管理部
25 情報管理部
200、210、220、230 遊技機
211、221、231 固有2次元コード
250 店舗ポスター
251 2次元コード
252 来店者用2次元コード

Claims (5)

  1. ネットワークによって接続される情報管理サーバと少なくとも1つの店舗端末と複数のユーザ端末を含む遊技情報提供システムであって、
    前記情報管理サーバは、
    ユーザの特性を表すユーザ毎のユーザプロファイルを作成して管理するユーザ管理部と、
    複数の言語のそれぞれで表記した各種遊技機の遊技説明を管理し、ユーザ端末からの閲覧要求に応じ、ユーザ端末に設定された言語に対応した遊技説明を抽出してユーザ端末に送信する遊技情報管理部と、
    各店舗に備えられた遊技機の機種、遊技機番号を含む遊技機の基本情報と、閲覧要求に基づきユーザ毎、遊技機毎に求める使用実績情報と、店舗端末から受信する通知情報とを管理し、店舗端末からの閲覧要求に応じ店舗端末に使用実績情報を送信する店舗情報管理部とを備え、
    前記ユーザ端末からの閲覧要求は、アプリケーション実行中のユーザ端末に遊技機毎に設置された遊技機番号を含む固有QRコードを読み込むことによってなされ、
    前記通知情報は店舗端末から送信され、少なくとも店舗のキャンペーン情報、特定遊技機の空き情報のいずれか一方を含み、ユーザ端末又は店舗端末からの要求に応じて管理サーバからユーザ端末に送信されることを特徴とする遊技情報提供システム。
  2. 前記アプリケーションは、アプリケーションを提供する前記情報管理サーバへのアクセス情報を含み店舗に備えられたQRコードをユーザ端末から読み込むことでユーザ端末に提供され、
    前記ユーザプロファイルは、ユーザ端末でアプリケーション取得後の初回起動時に実行されるユーザアンケートの結果から抽出される特性に基づき生成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技情報提供システム。
  3. 前記店舗情報管理部は、店舗に備えられた来店者用QRコードの読込みまたは店舗内でなされた前記閲覧要求の内、1日の中で最初になされたユーザ端末の動作に対応してその店舗固有の来店ポイントを発行してユーザ端末に送信し、発行した来店ポイントはユーザ毎、店舗毎に集計して管理し、
    前記来店ポイントは、所定のポイント数をためるとその店舗固有の景品に交換できることを特徴とする請求項2に記載の遊技情報提供システム。
  4. 前記店舗情報管理部は、前記来店ポイント集計の結果、所定の期間内に予め選択された複数の店舗の全ての来店ポイントが少なくとも1回来店したことを示す1以上になったユーザに対しボーナスポイントを発行し、
    前記ボーナスポイントは予め選択された店舗内で予め選択された複数の店舗固有の景品と交換可能であることを特徴とする請求項3に記載の遊技情報提供システム。
  5. 前記特定遊技機の空き情報は、ユーザ端末から送信される遊技機の特定の機種または遊技機番号に対応してその都度、又は遊技機の特定の機種または遊技機番号に空きが発生した時点で店舗端末から送信されることを特徴とする請求項2に記載の遊技情報提供システム。
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