JP2018116982A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】独立した冷却風通路を備える電子機器において、冷却風通路内を流れる冷却風で電子機器内の発熱素子の冷却を偏りなく行う電子機器を提供する。【解決手段】複数の発熱素子5が実装された基板4を備える電子機器10において、筐体10A内を、二重構造の仕切板で下部空間SP1と上部空間SP2に仕切る。この仕切板は、下部空間SP1に面して配置され、少なくとも一部に通風部15を備える金属製の第1の仕切板14と、上部空間SP2に面して配置され、通風部15に重ね合わされる第2の仕切板12とを備える。第2の仕切板12には、冷却風の流れ方向の上流側の開口面積が、下流側の開口面積より大きい通気孔13を、発熱素子5の基板4上の位置にそれぞれ対応して設ける。【選択図】図5
Description
本出願は電子機器に関する。
近年、伝送装置などの電子機器に内蔵された回路基板には、処理速度の速い大規模の集積回路が搭載されるようになって来ており、集積回路は発熱素子であるので、電子機器の筐体内の温度が上昇し、集積回路の能力が低下する。そこで、これらの発熱素子は空冷装置或いは水冷装置によって冷却することが行われる。一方、ボックスタイプの電子機器であって、筐体の前面或いは裏面から冷却風を導入して発熱素子を冷却し、暖まった冷却風を排気する電子機器においては、下流側の冷却風ほど温度が上昇し、下流側では冷却効果が低下する問題がある。
そこで、電子機器の内部に実装されたすべての発熱素子に対して、外気温と同等温度で且つ適切な風量を持った空気を当てるために、電子機器の内部に独立した冷却風のダクトを設け、冷却風を分流しながら発熱素子の冷却を行う電子機器がある。このような電子機器では、例えば、電子機器の筐体の内部空間の上側に仕切板によって冷却風のダクトを形成し、発熱素子の位置に対応させて仕切板に開けた通気孔から冷却風を基板上の発熱素子に向けて導く構造が採用されている。発熱素子の上側に放熱フィンが取り付けられている場合は、ダクトから孔を通った冷却風が個々の発熱素子に供給されて放熱フィンを冷却するので、冷却効率が良い。
更に、独立した冷却風のダクトを形成した電子機器では、冷却風の通風抵抗が小さくなり、圧力損失が小さくて冷却風の風量および風速が低下しないと共に、各々の放熱フィンに冷却風が直接供給される。このために、風上側の放熱フィンで暖められた風が風下側の放熱フィンに当たって冷却能力を低下させることが少なくなり、冷却能力の向上を図ることができる。
ところが、比較技術における独立した冷却風のダクトを形成した電子機器の冷却構造では、前面側からダクトに流入し、ダクトの通気孔から発熱素子に供給される冷却風の風量は、背面側の通気孔の方が多く、冷却風の上流側の発熱素子の冷却効率が悪い。この理由は、装置の前面側からダクト内に流入した冷却風は、圧力損失(通風抵抗)の低い上流側の通気孔を通過する性質があり、冷却風の下流側のダクトに設けられた通気孔からの冷却風量が多いからである。このため、電子機器の内部空間の上部側にダクトを設けても、冷却風の流れを制御し、風量、風速を自由に変えることが困難であり、冷却風の流れの上流側に位置する発熱素子の冷却を十分に行うことができなかった。
また、比較技術における冷却風のダクトを装置の上側に形成した電子機器では、ダクトを金属板で形成して電子機器内部からのEMI対策としているが、ダクトに設けた通気孔→吸気口の経路で電波が漏れ、EMI対策が不十分であるという課題があった。
1つの側面では、本出願は、独立した冷却風のダクトを装置に形成した電子機器において、ダクト内を流れる冷却風の流れ、風量、風速を制御して、冷却風の流れの上流側に位置する発熱素子の冷却を十分に行うことができる電子機器の提供を目的とする。他の側面では、電子機器に形成した冷却風のダクトに通気孔があっても、十分なEMI対策を施すことができる電子機器の提供を目的としている。
1つの形態によれば、複数の発熱素子が実装された基板と、基板が内部に搭載された金属製の筐体と、筐体内の空間を、基板を含む下部空間と、複数の発熱素子を冷却する冷却風の通路となる上部空間とに仕切る仕切板とを備え、仕切板の、複数の発熱素子の位置にそれぞれ対応する位置にはそれぞれ、冷却風を上部空間から下部空間に流入させると共に、電磁遮蔽機能を備える通気孔が設けられており、通気孔は、冷却風の流れ方向の下流側の開口面積が、上流側の開口面積より小さく形成されている電子機器が提供される。
開示の電子機器によれば、冷却風の流れの上流側、下流側を問わずに発熱素子の冷却を十分に行うことができると共に、十分なEMI対策を講じることができるという効果がある。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態においては、同一または類似の要素には共通の参照符号を付し、理解を容易にするために、図面の縮尺を適宜変更している。
図1は、ラック1内に複数の電子機器10が実装された、比較技術の電子装置50を示す斜視図である。電子装置50のラック1には、複数の電子機器10が着脱可能に実装され、電子装置50は、全体としてサーバ等として使用される。
図2(a)は、図1に示したラック1から1つの電子機器10を取り出してその外観を示す斜視図である。また、図2(b)は、図1(a)に示した電子機器10から天井カバー11を取り外し、電子機器10の内部構造の比較技術における一例を示す斜視図である。この例の電子機器10では、電子機器10の筐体10Aの内部に基板4が搭載されており、基板4の上にはCPU等の発熱素子5が複数実装されている。また、発熱素子50にはピンフィンなどの放熱フィン6が取り付けられており、筐体10Aの1つの側面(例えば背面)には、筐体10A内に冷却風を流すための排気ファン7が複数台取り付けられている。そして、筐体10Aの前面には、基板4に接続するコネクタ3と、冷却風を筐体10A内に取り入れる吸気口2が開口している。
図3(a)は、図2(b)に示した排気ファン7が稼働し、筐体10A内に冷却風が流れる様子を、天井カバー11を外して示す平面図である。また、図3(b)は、筐体10A内を、吸気口2から取り入れられた冷却風が流れる様子を横方向から見た側断面図である。吸気口2から筐体10A内に流入した低温の冷却風CWは、発熱素子5が発生する熱を放熱フィン6から奪うので、次第に暖められて中温の冷却風WWとなり、最終段の放熱フィン6を通過する頃には高温の冷却風HWとなり、排気ファン7から排出される。このため、冷却風の下流側の基板4の上に実装された発熱素子5の、冷却風による冷却効果が低減してしまう。
そこで、仕切板を用いて電子機器の内部を、冷却風が流れる上部空間と、発熱素子が実装された基板を含む下部空間に分け、仕切板に設けた通気口から低温の冷却風を下流側の発熱素子にも供給して冷却効果を向上させた比較技術がある。しかしながら、この比較技術の構造は、仕切板に設けた通気口の大きさを均一にしていたので、冷却風の下流側に位置する発熱素子の冷却効果は向上したが、冷却風の上流側に位置する発熱素子の冷却効率が逆に低下する問題があった。この理由は、電子機器の前面側から筐体内に吸入されて上部空間を流れる冷却風は、圧力損失(通風抵抗)の低い場所(上流側)を通過してしまう性質があり、上流側の通気口から下部空間に流入する冷却風の風量が少なくなるからであると考えられる。
また、前述のように仕切板を用いて電子機器の内部を上部空間と下部空間に分け、仕切板に設けた通気口から冷却風を下部空間に供給する比較技術では、発熱素子等から発生する電磁波が通気口から吸気口を通じて外部に漏れ、電磁妨害の性能が劣化していた。電磁妨害(EMI:Electro-Magnetic Interference)の性能が劣化すると、電子機器が発する電磁波ノイズが周囲の他の電子機器や人体に影響を与えるので好ましくない。
そこで、本発明者らは電子機器に対するEMIの性能を確保しつつ、電子機器内の発熱素子に対する冷却効率の偏りを無くした仕切板の構造を案出した。本発明者らが案出した構造の仕切板を備える電子機器について、いくつかの実施例を図面を用いて以下に説明する。
図4は、開示する第1の形態の電子機器10を分解した構造の一実施例を示しており、図5(a)は、図4に示した電子機器10を分解した構造を側面側から見た図であり、図5(b)は図5(a)に示した電子機器10の組み立て後の状態を示すものである。開示する電子機器10は、複数の発熱素子5が実装された基板4と、基板4が内部に搭載された金属製の筐体10Aと、筐体10A内の空間を、下部空間SP1と上部空間SP2とに区画する仕切板16とを備える。下部空間SP1は図5(b)に示すように、基板4を含むものであり、上部空間SP2は、複数の発熱素子5を冷却する冷却風の通路となるものである。
基板4の上に設けられた複数の発熱素子5には、発熱素子5が発生する熱を外部に放熱するための放熱フィン6(この実施例ではピンフィン)が設けられている。また、冷却風の流れに沿った2列目と3列目の発熱素子5の上流側の基板4の上には、上流側の発熱素子5を通過して暖められた冷却風を遮蔽するための風遮蔽板8が実装されている。更に、電子機器10の筐体10Aの後端部には、冷却風を筐体10A内から排出させるための排気ファン7が設けられている。
仕切板16は、第1の仕切板14に第2の仕切板12が重ね合わされた二重構造をしており、第1の仕切板14が下部空間SP1に面して配置され、第2の仕切板12が上部空間SP2に面して配置される。第1の仕切板14は金属製であり、少なくとも一部、例えば、基板4に実装される発熱素子5に対向する部分に、冷却風を通過させる通風部15を備える。第1の仕切板14には、通風部15を備える平坦部14Fと、筐体10Aの排気ファン7の取付側(背面側)に位置する段差部14Dがある。第2の仕切板12は、第1の仕切板14にある通風部15よりサイズが大きく、複数の通気孔13を備えて圧力損失調整板の機能を持つ。第2の仕切板12は、例えば合成樹脂で形成することができる。そして、第2の仕切板12を第1の仕切板14に重ね合わせた状態では、第1の仕切板14にある通風部15は、通気孔13に重なる部分を除いて見えなくなる。第2の仕切板12は、第1の仕切板14の通風部15に対して、通気孔13を除いて気密状態で重ね合わされる。
第1の仕切板14の通風部15はパンチングメタルであり、第1の仕切板14の平坦部14Fを打ち抜いて形成された複数の穿孔Hを備える。通風部15にある穿孔Hは、図4の平坦部14FのA部を拡大して示す図6(a)、または図6(b)に示すように、孔径が均一で、均一ピッチで規則正しく整列する孔である。図6(a)に示す穿孔Hは円孔であり、図6(b)に示す穿孔Hは角孔であるが、穿孔Hの形状は特に限定されるものではない。このように、通風部15がパンチングメタルで形成されていると、冷却風がスムーズに通過できると共に、通風部15から電磁波が漏れなくなり、EMI対策になる。通風部15に形成する孔Hの径は遮蔽する電磁波の周波数により異なる。
第2の仕切板12を合成樹脂で形成する場合、第2の仕切板12の第1の仕切板14側の面には、穿孔Hに嵌め込まれる形状の突起を形成することができる。例えば、第1の仕切板14の通風部15に、図6(a)に示すような円形形状の穿孔Hが形成されていた場合は、第2の仕切板12の第1の仕切板14側の面に、図7(a)に示すような円柱状の突起Pを、穿孔Hの位置に合わせて形成できる。そして、図7(a)に示した複数の円柱状の突起Pは、図7(b)に示すように、第1の仕切板14の平坦部14Fに設けられた複数の穿孔Hにそれぞれ嵌め込むことができる。このように、全ての円柱状の突起Pを第1の仕切板14の平坦部14Fに設けられた複数の穿孔Hにそれぞれ嵌め込めば、両者は気密状態で嵌合し、冷却風は通気孔13以外の場所から下部空間に流入しない。なお、第2の仕切板12に設けられた突起Pの裏面側には凹部Rが設けられている。
第2の仕切板12に設ける通気孔13は、第1の仕切板14に第2の仕切板12を重ね合わせて形成された仕切板16を筐体10Aに取り付けた時に、基板4に実装された複数の発熱素子5の位置にそれぞれ対応する位置に設けられている。この状態が、図5(a)及び図5(b)に示される。これは、通気孔13が、冷却風を上部空間SP2から下部空間SP1に流入させて、発熱素子5を冷却するために設けられているからである。更に、通気孔13は、図4、図5に示すように、冷却風の流れ方向の下流側の開口面積が、上流側の開口面積より小さく形成されている。
通気孔13の開口面積を、冷却風の流れ方向の下流側で小さく、上流側で大きくする理由は、通気孔13から下部空間SP1に流入する冷却風の流量の均一化を図るためである。前述のように、電子機器の前面側から筐体内に吸入されて上部空間を流れる冷却風は、圧力損失(通風抵抗)の低い場所(上流側)を通過する性質があり、上流側の通気口から下部空間に流入する冷却風量が少ない。しかしながら、通気孔13の開口面積を、冷却風の流れ方向の上流側で大きく、下流側で小さくしておけば、上流側と下流側に圧力損失の差があっても、通気孔13から下部空間SP1に流入する冷却風の流量の均一化を図ることができる。
図3に示した電子機器10の筐体10Aに仕切板16を取り付けた状態が図8(a)に示され、これに天井カバー11を取り付けた状態が図8(b)に示される。第1の形態の電子機器10では、電子機器10の筐体10Aに仕切板16を取り付けた状態で、筐体10Aには、冷却風の取り入れ口である吸気口2が1箇所だけ開口しており、第2の仕切板12にある通気孔13からは第1の仕切板14の通風部15が露出している。そして、吸気口2から筐体10A内に取り入れられた冷却風は全量、上部空間SP2に供給され、上部空間SP2の下部に位置する下部空間SP1への冷却風は、通気孔13を通じて供給される。
図9(a)は、図8(b)に示した電子機器10の吸気口2から冷却風が筐体10Aの内部に取り込まれ、図8(a)に示した第2の仕切板12の上を冷却風が流れる様子を示すものである。第2の仕切板12のどの部分を流れる冷却風も低温の冷却風CWである。第2の仕切板12を流れる低温の冷却風CWは、通気孔13から第1の仕切板14の通風部15を通って上部空間SP2の下部にある下部空間に供給される。
図9(b)は、図9(a)に示した電子機器10の仕切板16を除去して内部に冷却風が流れる様子を示す平面図である。基板4に実装された発熱素子5と放熱フィン6の各個には、図9(a)に示した通気孔13を通じて低温の冷却風CWが供給される。上流側の発熱素子5と放熱フィン6を冷却して暖まった中温度の冷却風MWは、風遮蔽板8によって流路が変更され、下流側にある発熱素子5と放熱フィン6には流入しない。このため、全ての発熱素子5と放熱フィン6には、通気孔13を通じて低温の冷却風CWが供給される。そして、前述のように、冷却風の上流側に位置する発熱素子5と放熱フィン6にも、下流側に位置する発熱素子5と放熱フィン6にも同程度の量の冷却風が供給される。これにより、基板4に実装された全ての発熱素子5と放熱フィン6が同じように冷却される。最終的に筐体10Aの背面側に設けられた排気ファン7によって筐体10Aから排出される冷却風は、高温の冷却風HWとなる。
ここで、開示する第1の形態の仕切板の効果を確認するために、開示する仕切板と類似の構造を備える電子機器を使用して熱シミュレーション実験を行った。その結果を図10及び図11に示す。なお、シミュレーション実験に使用した電子機器の前述の実施例における電子機器10の各部材に対応するシミュレーション実験に使用した電子機器10の対応部材には同じ符号を付して説明する。
図10は、電子機器10の内部を第2の仕切板12によって下部空間SP1と上部空間SP2に二分し、第2の仕切板12には冷却風の流れの方向に沿って次第に開口面積を小さくした通気孔13を設けた場合の、冷却風の風速を示すものである。第1の仕切板は設置を省略した。電子機器10の筐体10A内には発熱素子5と放熱フィン6が実装された基板4を搭載し、吸気口2から上部空間SP2内に冷却風を流入させた。この結果、冷却風の上流側にある通気孔13からの冷却風の風速分布と、冷却風の下流側にある開口面積の小さい通気孔13からの冷却風の風速分布がほぼ同じであることが分った。
図11(a)は、電子機器の内部を第2の仕切板12によって下部空間SP1と上部空間SP2に二分し、第2の仕切板12には冷却風の流れの方向の通気孔13の長さを下流側で小さくした場合の、冷却風の風速を示すものである。シミュレーションでは、下流側の通気孔13の横幅が上流側の通気孔13の横幅よりも大きいために、冷却風の流れの方向の通気孔13の長さを下流側で小さくしている。また、図11(b)は同じ構造における冷却風の温度分布を示すものである。基板4の上には、放熱フィン6の上流側に風遮蔽板8が設けられている。
図11(a)、(b)に示したシミュレーション結果からは以下のことが分る。(1)冷却風の上流側における放熱フィン6に流入する冷却風の風速と、冷却風の下流側における放熱フィン6に流入する冷却風の風速とに余り差がない。(2)冷却風の上流側における放熱フィン6の周囲の温度分布と、冷却風の下流側における放熱フィン6の周囲の温度分布に余り差がない。このシミュレーション結果から、開示する仕切板によっても電子機器の内部において、基板に実装された複数の発熱素子は、冷却風の上流側でも下流側でも同じように冷却される。
図12は、開示する電子機器に使用する第1の仕切板14の更に別の実施例の構造を示す組立斜視図である。前述の実施例では、第1の仕切板14には平坦部14Fに多数の穿孔Hが、平坦部14Fを規則正しく打ち抜くことによって形成されていた。一方、図12に示す実施例では、第1の仕切板14の平坦部14Fが切り欠かれて大きな孔15Hが設けられており、この孔15Hの上部側または下部側に金網15Cが取り付けられて第1の仕切板14が形成されている。金網15Cは平坦部14Fの縁部に接着剤などで固定することができる。金網15Cの上に重ね合わせる第2の仕切板も接着剤や両面テープ等で固定することができる。
図13(a)は、開示する電子機器に使用する第2の仕切板12の別の実施例の構造を示す斜視図である。前述の実施例では、第2の仕切板12に設ける通気孔13は1つの孔であったが、本実施例では通気孔13が複数の通気孔23を備えて形成されている。そして、冷却風の流れ方向の上流側の複数個の通気孔23の合計の開口面積よりも、下流側の複数個の通気孔23の合計の開口面積の方が小さく形成されている。複数個の通気孔23の孔形状は特に限定されるものではない。
図13(b)は、開示する電子機器に使用する第2の仕切板12の更に別の実施例の構造を示す斜視図である。第2の仕切板12を合成樹脂で形成する場合、第2の仕切板12の通気孔13の部分の形状は自由に変形できる。本実施例では、第2の仕切板12の通気孔13の位置に、上部空間内に突出して、冷却風を取り込む導風部材17が設けられている。導風部材17は通気孔13の上側全面に形成し、冷却風の流れの上流側に取り込み口17Aを設け、取り込み口17Aに続く部分には傾斜板17Bを形成して、取り込み口17Aから取り込まれた冷却風がスムーズに下部空間側に流れるようにすれば良い。冷却風の取込量を増やしたい場合には取り込み口17Aの高さを高くすれば良い。
図14(a)は、図13(b)に示した実施例の第2の仕切板12の第1の変形例を装着した電子機器10の部分断面図である。図13(b)に示した実施例の第2の仕切板12には、放熱素子の位置に対応する位置に1つの大きな通気孔13が設けられていたが、本実施例では、第2の仕切板12に複数の通気孔23が設けられている。但し、複数の通気孔23は冷却風の流れ方向に長い形状ではなく、例えば、矩形の通気孔23がマトリクス状に設けられているものとする。このような場合、通気孔23の冷却風の流れ方向の長さが短いので、導風部材17の取り込み口17Aに続く部分に形成する傾斜板17Bの傾斜角度を大きくすることができる。
例えば、図14(b)に示すように、導風部材17の取り込み口17Aに続く部分に形成する傾斜板17Bを45度程度に傾斜させれば、傾斜板17Bによって冷却風の流れ方向を水平方向から垂直方向に変更することができる。この結果、導風部材17の取り込み口17Aから取り込まれた冷却風を、下部空間SP1内にある発熱素子5や放熱フィン6の方向に向かわせることができ、冷却風の流れの上流側に位置する発熱素子5や放熱フィン6の端部を冷却できる。これにより、図13(b)に示した実施例の第2の仕切板12の第1の変形例では通気孔23からの冷却風による発熱素子5や放熱フィン6の冷却効率が向上すると考えられる。
また、冷却風の流れを水平方向から垂直方向に変更する導風部材17の形状は傾斜板17Bに限定されるものではなく、例えば、図14(c)に示すような、図13(b)に示した実施例の第2の仕切板12の第2の変形例が考えられる。図13(b)に示した実施例の第2の仕切板12の第2の変形例では、導風部材17がパイプのエルボの一部分のような湾曲面が形成された傾斜部17Cに形成されている。この形状でも、導風部材17の取り込み口17Aから取り込まれた冷却風を、下部空間SP1内にある発熱素子5や放熱フィン6の方向に向かわせることができ、冷却風の流れの上流側に位置する発熱素子5や放熱フィン6の端部を冷却できる。
開示する第1の形態の電子機器10では、図8(b)に示したように、筐体10Aには、吸気口2が1箇所開口しており、吸気口2から筐体10A内に取り入れられた冷却風は全量、前記上部空間SP2に供給されていた。一方、図15から図18を用いて説明する第2の形態の電子機器20では、図18(a)に示すように、筐体20Aの前面に下部空間SP1に冷却風を取り入れる第1の吸気口2Aと、上部空間SP2に冷却風を取り入れる第2の吸気口2Bとを備える。ここでは、第1の吸気口2Aから冷却風が流入する筐体20A内の空間を下部空間SP1とし、第2の吸気口2Bから冷却風が流入する筐体20A内の空間を上部空間SP2とする。
このため、第2の形態の電子機器20に設けられる仕切板26は、図16に示すように、第2の吸気口2Bから冷却風を引き込む冷却風の導入部26Aと、冷却風を筐体の幅方向に拡散する冷却風の拡散部26Bを備える略L字状をしている。そして、仕切板26の下部空間SP1側の端部には、上部空間SP2内に下部空間SP1側からの冷却風を流入させないための風遮蔽板28が設けられている。
第2の形態の電子機器20に設けられる仕切板26も、図15に示すように、第1の仕切板24に第2の仕切板22が重ね合わされた二重構造をしており、第1の仕切板24が下部空間SP1側にあり、第2の仕切板22が上部空間SP2内にある。第1の仕切板24は金属製であり、基板4に実装される特定の発熱素子5に対向する部分に、冷却風を通過させる通風部25を備える。通風部25の構造は第1の形態の電子機器10に設けられる仕切板16の通風部15と同じ構造で良い。第1の仕切板24には、通風部25を備える平坦部24Fと、筐体の排気ファンの取付側(背面側)に位置する段差部24Dがある。
第2の仕切板22は、第1の仕切板24にある通風部25よりサイズが大きく、複数の通気孔23を備える。第2の仕切板22に設けられた複数の通気孔23は、基板4に実装される特定の発熱素子5に対向する位置に設けられている。第2の仕切板22も合成樹脂で形成することができ、その場合には、第1の形態の電子機器10に用いられた仕切板16と同様の導風部材を設けることができる。そして、第2の仕切板22を第1の仕切板24に重ね合わせた状態では、図16に示すように、第1の仕切板24にある通風部25は、通気孔23に重なる部分を除いて見えなくなる。第2の仕切板22は、第1の仕切板24の通風部25に対して、通気孔23を除いて気密状態で重ね合わされる点は第1の形態と同様である。
なお、図16の一部を拡大した図17に示すように、第1の仕切板24の通風部25には、第1の仕切板24の平坦部24Fを打ち抜いて形成された複数の円形状の穿孔Hを備える場合が示してある。このため、第1の仕切板24に重ね合わされる第2の仕切板22の上部空間SP2側の面には、凹部Rが形成されている。
以上のように形成された第2の形態の電子機器20では、図18(b)に示すように、第1の吸気口2Aから下部空間SP1内に取り入れられる低温の冷却風CWは,基板4の上に実装された複数の発熱素子5の内の、第1の吸気口2Aに近いものを冷却する。発熱素子5で暖められた中温度の冷却風WWは、基板4に実装された風遮蔽板8によって左右に分流され、冷却風の下流側の発熱素子には達しない。
一方、第2の吸気口2Bから上部空間SP2内に取り入れられた低温の冷却風CWは上部空間SP2内を流れ、通気孔23から下部空間SP1に流入し、複数の発熱素子5の内の第2の吸気口2Bから遠いものを冷却する。このため、冷却風の流れの下流側の基板4の上に配置された複数の発熱素子5は、第1の吸気口2Aから流入する低温の冷却風CWによって冷却される。よって、第2の形態の電子機器20においても、基板4の上に実装された発熱素子5は、冷却風の流れの上流側、下流側を問わずに低温の冷却風CWで冷却されるので、冷却効率が良い。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) 複数の発熱素子が実装された基板と、
前記基板が内部に搭載された金属製の筐体と、
前記筐体内の空間を、前記基板を含む下部空間と、前記複数の発熱素子を冷却する冷却風の通路となる上部空間とに仕切る仕切板とを備え、
前記仕切板の、前記複数の発熱素子の位置にそれぞれ対応する位置にはそれぞれ、前記冷却風を前記上部空間から前記下部空間に流入させると共に、電磁遮蔽機能を備える通気孔が設けられており、
前記通気孔は、前記冷却風の流れ方向の下流側の開口面積が、上流側の開口面積より小さく形成されている電子機器。
(付記2) 前記筐体には、前記冷却風の取り入れ口である吸気口が1箇所開口しており、
前記吸気口から前記筐体内に取り入れられた前記冷却風は全量、前記上部空間に供給され、
前記下部空間への冷却風は、前記通気孔を通じて供給される付記1に記載の電子機器。
(付記3) 前記筐体には、前記下部空間への前記冷却風の取り入れ口である第1の吸気口と、前記上部空間への前記冷却風の取り入れ口である第2の吸気口とが開口しており、
前記第2の吸気口から前記上部空間内に取り入れられた前記冷却風は,前記複数の発熱素子の内の特定の発熱素子に対応して前記仕切板に設けられた通気孔から、前記下部空間に供給される付記1に記載の電子機器。
(付記4) 前記仕切板は、第1の仕切板に第2の仕切板が重ね合わされた二重構造をしており、
第1の仕切板は、前記下部空間に面して配置され、少なくとも一部に前記冷却風を通過させる通風部を備える金属製であり、
前記第2の仕切板は、前記上部空間に面して配置され、前記通風部に対して、前記通気孔を除いて気密状態で重ね合わされることにより、前記通気孔が電磁遮蔽機能を備える付記1から3の何れかに記載の電子機器。
(付記5) 前記発熱素子の前記基板上の位置にそれぞれ対応して前記第2の仕切板に設けられた前記通気孔の各個が複数個の通気孔を備えており、前記冷却風の流れ方向の上流側の前記複数個の通気孔の合計の開口面積よりも、下流側の前記複数個の通気孔の合計の開口面積の方が小さい付記1から4の何れかに記載の電子機器。
前記基板が内部に搭載された金属製の筐体と、
前記筐体内の空間を、前記基板を含む下部空間と、前記複数の発熱素子を冷却する冷却風の通路となる上部空間とに仕切る仕切板とを備え、
前記仕切板の、前記複数の発熱素子の位置にそれぞれ対応する位置にはそれぞれ、前記冷却風を前記上部空間から前記下部空間に流入させると共に、電磁遮蔽機能を備える通気孔が設けられており、
前記通気孔は、前記冷却風の流れ方向の下流側の開口面積が、上流側の開口面積より小さく形成されている電子機器。
(付記2) 前記筐体には、前記冷却風の取り入れ口である吸気口が1箇所開口しており、
前記吸気口から前記筐体内に取り入れられた前記冷却風は全量、前記上部空間に供給され、
前記下部空間への冷却風は、前記通気孔を通じて供給される付記1に記載の電子機器。
(付記3) 前記筐体には、前記下部空間への前記冷却風の取り入れ口である第1の吸気口と、前記上部空間への前記冷却風の取り入れ口である第2の吸気口とが開口しており、
前記第2の吸気口から前記上部空間内に取り入れられた前記冷却風は,前記複数の発熱素子の内の特定の発熱素子に対応して前記仕切板に設けられた通気孔から、前記下部空間に供給される付記1に記載の電子機器。
(付記4) 前記仕切板は、第1の仕切板に第2の仕切板が重ね合わされた二重構造をしており、
第1の仕切板は、前記下部空間に面して配置され、少なくとも一部に前記冷却風を通過させる通風部を備える金属製であり、
前記第2の仕切板は、前記上部空間に面して配置され、前記通風部に対して、前記通気孔を除いて気密状態で重ね合わされることにより、前記通気孔が電磁遮蔽機能を備える付記1から3の何れかに記載の電子機器。
(付記5) 前記発熱素子の前記基板上の位置にそれぞれ対応して前記第2の仕切板に設けられた前記通気孔の各個が複数個の通気孔を備えており、前記冷却風の流れ方向の上流側の前記複数個の通気孔の合計の開口面積よりも、下流側の前記複数個の通気孔の合計の開口面積の方が小さい付記1から4の何れかに記載の電子機器。
(付記6) 前記第2の仕切板は樹脂製であり、前記通気孔の位置に、前記上部空間内に突出して、前記冷却風を取り込む導風部材が設けられていることを特徴とする付記1から5の何れか1項に記載の電子機器。
(付記7) 前記導風部材は、前記冷却風の流れる向きを、前記発熱素子の位置する方向に変更する形状に形成されている付記6に記載の電子機器。
(付記8) 前記導風部材は、前記冷却風の流れに対して斜めに傾斜する傾斜面を備えることを特徴とする付記7に記載の電子機器。
(付記9)前記導風部材は、前記冷却風の流れに対して湾曲する傾斜部を備える付記7に記載の電子機器。
(付記10) 前記通風部が、前記第1の仕切板を打ち抜いて形成された複数の穿孔を備える付記1から9の何れか1項に記載の電子機器。
(付記7) 前記導風部材は、前記冷却風の流れる向きを、前記発熱素子の位置する方向に変更する形状に形成されている付記6に記載の電子機器。
(付記8) 前記導風部材は、前記冷却風の流れに対して斜めに傾斜する傾斜面を備えることを特徴とする付記7に記載の電子機器。
(付記9)前記導風部材は、前記冷却風の流れに対して湾曲する傾斜部を備える付記7に記載の電子機器。
(付記10) 前記通風部が、前記第1の仕切板を打ち抜いて形成された複数の穿孔を備える付記1から9の何れか1項に記載の電子機器。
(付記11) 前記第2の仕切板の前記第1の仕切板側の面に、前記第1の仕切板に形成された前記複数の穿孔に嵌合する突起が設けられている付記10に記載の電子機器。
(付記12) 前記第1の仕切板に形成された前記複数の穿孔が、孔径が均一で、均一ピッチで規則正しく整列する孔であり、前記第1の仕切板に形成された前記突起が全て前記複数の穿孔に嵌合する付記11に記載の電子機器。
(付記13) 前記発熱素子の前記冷却風の流れの上流側の前記基板4の上には、上流側からの前記冷却風の流入を阻止する風遮蔽板が設けられている付記1から12の何れかに記載の電子機器。
(付記14) 前記上部空間の前記下部空間との境界部には、前記冷却風の前記上部空間への流入を阻止する風遮蔽板が設けられている付記3に記載の電子機器。
(付記12) 前記第1の仕切板に形成された前記複数の穿孔が、孔径が均一で、均一ピッチで規則正しく整列する孔であり、前記第1の仕切板に形成された前記突起が全て前記複数の穿孔に嵌合する付記11に記載の電子機器。
(付記13) 前記発熱素子の前記冷却風の流れの上流側の前記基板4の上には、上流側からの前記冷却風の流入を阻止する風遮蔽板が設けられている付記1から12の何れかに記載の電子機器。
(付記14) 前記上部空間の前記下部空間との境界部には、前記冷却風の前記上部空間への流入を阻止する風遮蔽板が設けられている付記3に記載の電子機器。
2、2A,2B 吸気口
4 基板
5 発熱素子
6 放熱フィン
7 排気ファン
8、28 風遮蔽板
10、20 電子機器
10A.20A 筐体
11、21 天井カバー
12、22 第2の仕切板
13、23 通気孔
14、24 第2の仕切板
15、25 通風部
16,26 仕切板
H 穿孔
P 突起
SP1 下部空間
SP2 上部空間
4 基板
5 発熱素子
6 放熱フィン
7 排気ファン
8、28 風遮蔽板
10、20 電子機器
10A.20A 筐体
11、21 天井カバー
12、22 第2の仕切板
13、23 通気孔
14、24 第2の仕切板
15、25 通風部
16,26 仕切板
H 穿孔
P 突起
SP1 下部空間
SP2 上部空間
Claims (5)
- 複数の発熱素子が実装された基板と、
前記基板が内部に搭載された金属製の筐体と、
前記筐体内の空間を、前記基板を含む下部空間と、前記複数の発熱素子を冷却する冷却風の通路となる上部空間とに仕切る仕切板とを備え、
前記仕切板の、前記複数の発熱素子の位置にそれぞれ対応する位置にはそれぞれ、前記冷却風を前記上部空間から前記下部空間に流入させると共に、電磁遮蔽機能を備える通気孔が設けられており、
前記通気孔は、前記冷却風の流れ方向の下流側の開口面積が、上流側の開口面積より小さく形成されている電子機器。 - 前記筐体には、前記冷却風の取り入れ口である吸気口が1箇所開口しており、
前記吸気口から前記筐体内に取り入れられた前記冷却風は全量、前記上部空間に供給され、
前記下部空間への冷却風は、前記通気孔を通じて供給される請求項1に記載の電子機器。 - 前記筐体には、前記下部空間への前記冷却風の取り入れ口である第1の吸気口と、前記上部空間への前記冷却風の取り入れ口である第2の吸気口とが開口しており、
前記第2の吸気口から前記上部空間内に取り入れられた前記冷却風は,前記複数の発熱素子の内の特定の発熱素子に対応して前記仕切板に設けられた通気孔から、前記下部空間に供給される請求項1に記載の電子機器。 - 前記仕切板は、第1の仕切板に第2の仕切板が重ね合わされた二重構造をしており、
第1の仕切板は、前記下部空間に面して配置され、少なくとも一部に前記冷却風を通過させる通風部を備える金属製であり、
前記第2の仕切板は、前記上部空間に面して配置され、前記通風部に対して、前記通気孔を除いて気密状態で重ね合わされることにより、前記通気孔が電磁遮蔽機能を備える請求項1から3の何れか1項に記載の電子機器。 - 前記第2の仕切板は樹脂製であり、前記通気孔の位置に、前記上部空間内に突出して、前記冷却風を取り込む導風部材が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017005389A JP2018116982A (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 電子機器 |
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JP2017005389A JP2018116982A (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 電子機器 |
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Family Applications (1)
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JP2017005389A Pending JP2018116982A (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 電子機器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109448767A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-08 | 郑州云海信息技术有限公司 | 一种用于存储设备检测的模拟风道 |
KR102315763B1 (ko) * | 2020-11-05 | 2021-10-21 | (주)씨이에스 | 암모니아 분해 및 수소 생산 시스템 |
-
2017
- 2017-01-16 JP JP2017005389A patent/JP2018116982A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109448767A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-08 | 郑州云海信息技术有限公司 | 一种用于存储设备检测的模拟风道 |
CN109448767B (zh) * | 2018-12-21 | 2024-04-26 | 郑州云海信息技术有限公司 | 一种用于存储设备检测的模拟风道 |
KR102315763B1 (ko) * | 2020-11-05 | 2021-10-21 | (주)씨이에스 | 암모니아 분해 및 수소 생산 시스템 |
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