JP2018115653A - エンジンの排気装置 - Google Patents

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Akio Matsumoto
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Abstract

【課題】膨張室の部屋割り及び消音器内の部品配置の自由度を向上しつつ、消音効果を向上すること。
【解決手段】本発明のエンジンの排気装置は、車両用のエンジン(2)に取付けられる排気管(4)と、排気管の下流側に接続される消音器(5)と、を備える。消音器は、内部空間を前後2つの空間に仕切る第1バッフルプレート(51)と、第1バッフルプレートによって仕切られる2つの空間のうち、いずれか一方の空間を左右2つに仕切る第2バッフルプレート(52)と、を有する。第1バッフルプレートによって仕切られる他方の空間(S1)は、第2バッフルプレートによって仕切られる空間(S2、S3)より大きい容積を有する。排気管の下流端は、他方の空間内で開放される。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンの排気装置に関する。
車両に適用されるエンジンの排気装置として、消音器を備えたものが存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、シリンダヘッドの前面から下方に向かって排気管が延びており、排気管の下流側に消音器が接続されている。消音器は、所定の容積を有する箱型に形成され、その内部空間は複数の隔壁(セパレータ)によって区画されている。複数に区画された各空間は、排気ガスを膨張させるための膨張室を構成する。
特開2016−160915号公報
特許文献1では、複数の隔壁によって複数の膨張室が前後方向に並んで形成されている。この場合、各膨張室の前後幅が小さくなり、隔壁同士の間隔が狭められるため、膨張室の部屋割りの自由度が低下してしまう。この結果、排気ガスが膨張室内で十分に膨張しきれずに消音効果が低下するおそれがある。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、膨張室の部屋割り及び消音器内の部品配置の自由度を向上しつつ、消音効果を向上することができるエンジンの排気装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のエンジンの排気装置は、車両用のエンジンに取付けられる排気管と、前記排気管の下流側に接続される消音器と、を備え、前記消音器は、内部空間を第1の方向で少なくとも2つの空間に仕切る第1の隔壁と、前記第1の隔壁によって仕切られる複数の空間のうち、いずれか一方の空間を前記第1の方向に交差する第2の方向で複数に仕切る第2の隔壁と、を有し、前記第1の隔壁によって仕切られる他方の空間は、前記第2の隔壁によって仕切られる空間より大きい容積を有し、前記排気管の下流端は、前記他方の空間内で開放されることを特徴とする。
本発明によれば、膨張室の部屋割り及び消音器内の部品配置の自由度を向上しつつ、消音効果を向上することができる。
本実施の形態に係る自動二輪車の概略構成を示す左側面図である。 本実施の形態に係るエンジン及びその周辺構成を示す左側面図である。 本実施の形態に係る消音器の斜視図である。 第1の変形例に係る消音器の斜視図である。 第2の変形例に係る消音器の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係るエンジンの排気装置をスポーツタイプの自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明に係るエンジンの排気装置を、他のタイプの自動二輪車や、バギータイプの自動三輪車、自動四輪車等に適用してもよい。また、方向について、車両前方を矢印FR、車両後方を矢印RE、車両左方を矢印L、車両右方を矢印Rでそれぞれ示す。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る自動二輪車の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る自動二輪車の概略構成を示す左側面図である。図2は、本実施の形態に係るエンジン及びその周辺構成を示す左側面図である。
図1及び図2に示すように、自動二輪車1は、パワーユニット、電装系等の各部を搭載する車体フレーム10にエンジン2を懸架して構成される。エンジン2は、例えば、並列2気筒の水冷式エンジンで構成される。エンジン2は、左右に延びるクランクシャフト(不図示)等が収容されるクランクケース20の上部に、シリンダブロック21、シリンダヘッド22及びシリンダヘッドカバー23を取り付けて構成される。クランクケース20の下部には、オイルパン24が設けられる。
なお、本実施の形態では、クランクケース20、シリンダブロック21、シリンダヘッド22、シリンダヘッドカバー23及びオイルパン24を合わせてエンジンケースと呼ぶことにする。また、図2に示すように、エンジンケースの一部を構成するクランクケース20は、上下に分割可能に構成され、上側の上ケース20aと下側の下ケース20bとを有している。上ケース20aと下ケース20bとを合わせることにより、クランクケース20内に各種軸を収容する空間が形成される。特に側面視において、エンジンケース(オイルパン24及び下ケース20b)の後下方の外面形状が、後方に向かうに従って上方に傾斜するプロフィールを有している。
また、下ケース20bの前部には、エンジン2内のオイルをろ過するオイルフィルタ26が取り付けられている。クランクケース20の左側には、エンジンカバーとして、マグネト(不図示)を覆うマグネトカバー28が取り付けられている。
車体フレーム10は、例えば金属パイプを溶接して形成されるダイヤモンドフレームであり、上記のようにエンジン2を懸架することで、車体全体として剛性が得られるように構成される。車体フレーム10は、ヘッドパイプ10aから後下方に向かって延在している。車体フレーム10の前半部分には、エンジン2の前側(シリンダヘッド22)を支持するブラケット部10bが形成されている。車体フレーム10の後部には、スイングアーム18の揺動軸となるピボット部10cが形成されている。
車体フレーム10の前後方向の略中央部分には、後方に向かって延びるシートレール10dが設けられている。また、ピボット部10cの上方の車体フレーム10には、後上方に向かって延びるバックステー10eが設けられている。車体フレーム10の上方には、燃料タンク11が設けられ、燃料タンク11の後方には、シートレール10dに沿ってライダーシート12及びピリオンシート13が設けられる。ヘッドパイプ10aの周辺はフロントカウル14によって覆われ、エンジン2の前下方はアンダーカウル15によって覆われる。
ヘッドパイプ10aには、ステアリングシャフト(不図示)を介して左右一対のフロントフォーク16が操舵可能に支持される。フロントフォーク16の下部には前輪17が回転可能に支持されており、前輪17の上方はフロントフェンダ17aによって覆われる。
スイングアーム18は、ピボット部10cに揺動可能に支持され、後方に向かって延びている。スイングアーム18の後端には後輪19が回転可能に支持されている。
エンジン2の排気ポートには、過給機3を介して排気管4が取り付けられる。排気管4は、エンジン2の前面側から下方に向かって延びた後、オイルパン24の右側で後方に屈曲し、オイルパン24の右側面に沿うようにして後方に延びている。オイルパン24の後方において、排気管4の下流端(側)には、消音器5(チャンバ又はマフラと呼ばれてもよい)が接続される。なお、本実施の形態における過給機3は、必ずしも設けられなくてよい。
詳細は後述するが、排気管4の下流端には、エンジン2の排気ガスを浄化する触媒6(図3参照)が設けられる。触媒6は、消音器5内に収容されている。触媒6は、例えば、三元触媒で構成され、排気ガス内の汚染物質(一酸化炭素、炭化水素や窒素酸化物等)を無害な物質(二酸化炭素、水、窒素等)に変換する。エンジン2の燃焼によって生じる排気ガスは、排気管4を通じて触媒6で浄化される。そして、排気ガスは、消音器5を通じて排気音が低減された後、外に排出される。
ところで、エンジンの排気装置として自動二輪車に設けられる消音器には、所定方向に長い筒状(例えば円筒状)に形成されるものと、直方体等の箱型に形成されるものとが存在する。このような消音器では、内部空間が複数の隔壁によって区画される場合がある。区画された各空間は、隔壁に設けられる連通穴や連通管によって連通される。エンジンからの排気ガスは、排気管を通じて消音器の各空間内に流入することで膨張し、排気音が減衰される。
排気ガスの消音効果は、消音器の容積や形状に依存するため、その隔壁構造は消音器を設計する上で非常に重要である。例えば、消音器が前後方向に延在する筒形状を有する場合、複数の空間が延在方向(前後方向)に沿って並ぶように内部空間を仕切ることが考えられる。
一方、箱型に形成される消音器の場合、上記のような円筒状の消音器と同じような隔壁構造にすると、各空間の前後幅が詰まってしまい、部屋割りの自由度が低くなってしまうおそれがある。また、隔壁同士の間隔が狭まることで周辺部品のレイアウトや組付け性、溶接性に影響を与えるおそれもある。更には、隔壁に設けられる連通穴や連通管が隣接する別の隔壁に近づくことで、排気ガスが直に隔壁に接触して当該隔壁が振動してしまうことも想定される。
そこで、本件発明者は、箱型に形成される消音器において、膨張室の容積を確保しつつ、消音効果を向上することができるエンジンの排気装置を着想した。具体的に本実施の形態では、排気管4の下流側に接続される消音器5の内部空間をT字状のバッフルプレート50(図3参照)で3つの空間(後述する膨張室S1−S3)に仕切る構成とした。より詳細にバッフルプレート50は、消音器5の内部空間を第1の方向(前後方向)で2つの空間に仕切る第1バッフルプレート51(第1の隔壁)と、第1バッフルプレート51によって仕切られる2つの空間のうち、いずれか一方の空間を第1の方向に交差する第2の方向(左右方向)で更に2つに仕切る第2バッフルプレート52(第2の隔壁)と、を備える(共に図3参照)。
この構成によれば、消音器5の内部空間が前後左右で3つの膨張室S1−S3に区画され、単純に一方向(前後方向)で3つの膨張室に仕切る場合に比べて、各膨張室が長手方向(前後方向)に詰まるのを抑制することが可能である。これにより、各膨張室を立方体に近づけた形状にすることができる。
消音器5の消音効果は、膨張室を構成する立体の表面積に依存しており、例えば、比表面積(立体の体積(容積)に対する表面積の比率)が小さい方が消音効果が高いとされている。上記のように、一方向(長手方向)に3つの膨張室を並べて形成した場合、各膨張室は、他の方向の一辺に比べて一方向の一辺が極端に短い矩形断面を有する直方体形状となる。これに対して、本実施の形態では、T字状のバッフルプレート50で消音器5の内部空間を3つの膨張室S1−S3に仕切ることで、各膨張室を一辺が他の一辺に比べて極端に短くなるような直方体ではなく、より立方体に近づけた形状にすることが可能である。
一般に、立体の表面積は、同じ体積でも球体に近づく程小さくなり、矩形状の表面を有する直方体に比べて立方体の方がその表面積が小さい。よって、各膨張室を比較的立方体に近い形状とすることで、その表面積を小さくすることができ、膨張室の部屋割り及び消音器5内の部品配置の自由度を向上しつつ、消音効果を向上することが可能となった。
また、詳細は後述するが、第1バッフルプレート51によって仕切られる他方の空間(膨張室S1)は、第2バッフルプレート52によって仕切られる空間(膨張室S2、S3)より大きい容積を有し、排気管4の下流端は、膨張室S1内で開放される。これにより、エンジン2からの排気ガスを最も容積の大きい膨張室S1で最初に開放する(膨張させる)ことができる。よって、排気ガスのエネルギーを膨張室S1で大幅に減衰することができ、消音効果がより高められている。また、開放端と隔壁(バッフルプレート50)との距離を確保することができ、排気による隔壁の振動を抑制することが可能である。
次に、図2及び図3を参照して、本実施の形態に係る消音器について詳細に説明する。図3は、本実施の形態に係る消音器の斜視図である。なお、図3における破線矢印は排気流れの方向を示している。
図2に示すように、側面視において消音器5は、オイルパン24の後方であって、スイングアーム18の下方に配置されており、排気管4の下流端に接続されている。図3に示すように、排気管4は、箱型に形成される消音器5の左右方向の中心より右側に偏って配置されている。
消音器5は、下方が開口された上半部5aと、上方が開口された下半部5bと、上半部5a及び下半部5bの前端部分を覆う前壁部5cとを溶接することで箱型に形成される。上記した排気管4は、前壁部5cを貫通するように取り付けられる。
また、消音器5は、側面視において前半部分が後方に向かうに従って上下幅が大きくなる略三角形状を有し、後半部分が矩形状を有している。消音器5の前半部分は、上流側が排気管4の外径より僅かに大きい上下幅を有し、側面視三角形状の斜辺部分を規定する外面形状(上面の形状)が、後上方に向かって傾斜している。また、消音器5の下半部5bの下面は、後方に向かって水平に延びている。消音器5の後半部分は、前半部分に連なるようにして後方に向かって水平に延びている。
消音器5の内部空間は、バッフルプレート50によって複数の空間に分けられている。具体的にバッフルプレート50は、消音器5の前半部分と後半部分を仕切る第1バッフルプレート51と、消音器5の前半部分を左右に仕切る第2バッフルプレート52とを有している。第1バッフルプレート51は、消音器5の前半部分と後半部分との境界近傍において、消音器5の前後方向の中央よりやや後方で上下左右(垂直)に延びる隔壁で構成される。第2バッフルプレート52は、第1バッフルプレート51の前側の壁面から前方に向かって(垂直)に延びる側面視略三角形状の隔壁で構成される。第2バッフルプレート52は、正面視において、左右方向やや左側に偏って設けられている。
このように、消音器5の内部空間は、バッフルプレート50によって3つの膨張室S1、S2、S3に仕切られる。ここで消音器5の後半部分の内部空間を膨張室S1、前半部分のうち右側の内部空間を膨張室S2、左側の内部空間を膨張室S3とする。これらの膨張室S1−S3は、膨張室S1、S2、S3の順にそれぞれの容積が小さくなるように形成される。
また、正面視において、第1バッフルプレート51の中央よりやや左上部分には、膨張室S1、S2を連通する連通部として連通管51aが設けられている。連通管51aは、第1バッフルプレート51を厚み方向に貫通して前後方向に延在する円筒形状を有している。また、側面視において、第2バッフルプレート52の前方上方の角部には、膨張室S2、S3を連通する連通部として連通穴52aが形成されている。連通穴52aは、第2バッフルプレート52を厚み方向で貫通するように形成される。また、連通穴52aは、側面視において、膨張室S2内の排気管4と重なる位置に設けられている。
上記したように、排気管4は、前壁部5cの右半部を貫通しており、排気管4の後端部分には、第1テーパ配管53を介して触媒6の上流端が接続される。第1テーパ配管53は、膨張室S2内で排気管4の下流端に接続され、下流(後方)に向かうに従って拡径するように形成される。第1テーパ配管53の後端には触媒6が接続される。
触媒6は、前後方向に延びる円柱状に形成され、排気管4より大きい外径を有する。触媒6は、排気ガス中の所定成分を酸化、還元する円柱状のハニカム部を、円筒状の外筒部で覆って構成される。触媒6は、後方に向かって延在した後、第1バッフルプレート51を貫通している。これにより、触媒6は、第1バッフルプレート51に支持される。また、触媒6の下流端は、膨張室S1内で開放される。
また、消音器5内には、膨張室S1−S3を流れた排気ガスを外に排出するテールパイプ55が設けられている。テールパイプ55は、円筒パイプを上面視L字状に屈曲して形成される。具体的にテールパイプ55は、膨張室S3から第2バッフルプレート52を貫通して右方の膨張室S2に向かって延びた後、膨張室S2内で後方に屈曲して第1バッフルプレート51を貫通する。そして、テールパイプ55は、膨張室S1内で更に後方に延び、膨張室S1を構成する右後方の上半部5a及び下半部5bの割面部分を貫通して消音器5の外に開放される。
テールパイプ55の上流端は、連通穴52aより後側に位置している。また、第1バッフルプレート51に対するテールパイプ55の貫通箇所は、連通管51aより右側に位置している。また、連通管51aは、後面視において、テールパイプ55と重なる位置に設けられている。
エンジン2の燃焼によって生じる排気ガスは、排気ポートから排気管4を通じて消音器5内に導入される。消音器5内において排気ガスは、触媒6で浄化された後、膨張室S1−S3を通じて後端のテールパイプ55から外に排出される。具体的に触媒6を通過した後の排気ガスは、膨張室S1内で拡散された後、連通管51aを通じて膨張室S2に導入され、連通穴52aを通じて膨張室S3に導入される。そして、排気ガスは、膨張室S3からテールパイプ55を通じて外に排出される。
排気ガスは、膨張室S1−S3を流れる間に徐々に消音される。特に膨張室S1−S3は、排気ガスが流れる順番に対応して徐々に容積が小さくなるように形成されているため、排気ガスの消音効果が段階的に調整されている。
本実施の形態では、消音器5の内部空間をT字状のバッフルプレート50で3つの膨張室S1−S3を形成し、第1バッフルプレート51及び第2バッフルプレート52にそれぞれ連通部として連通管51a及び連通穴52aを形成している。よって、所定の膨張室から上記連通部を通じて他の膨張室に排気ガスが流入する際に、排気ガスが直接バッフルプレート50(第1バッフルプレート51又は第2バッフルプレート52)に衝突することがない。すなわち、連通部は、バッフルプレート50に対向していない。このため、バッフルプレート50の振動を抑制することが可能である。
また、後面視において(連通管51aの連通方向から見て)連通管51aとテールパイプ55が重なっていることにより、膨張室S1から連通管51aを通じて排気ガスが膨張室S2内に流入する際に、排気ガスはテールパイプ55の外面に衝突する。テールパイプ55の外面は曲面であるため、振動し難くなっている。よって、排気ガスを当該曲面に積極的に衝突させることで、より消音効果が高められている。
また、上記したように、触媒6は、排気管4の下流側に接続され、消音器5内で第2バッフルプレート52と平行な方向に延在するように配置されている。これにより、触媒6を消音器5内に配置しつつも、各膨張室S1−S3の容量を確保することができる。また、触媒6を消音器5内の右側に偏って配置している。よって、消音器5の構成部品の中で比較的大きい触媒6を、膨張室S1、S2を活用して配置することができる。また、消音器5内の排気流路を形成する配管のレイアウト自由度を高めることが可能である。
また、触媒6が第1バッフルプレート51を貫通するように取り付けられ、触媒6が第1バッフルプレート51に支持される構成としたことで、触媒6を支持するための構成が不要となり、消音器5の重量増加を抑制することが可能である。
また、上記したように、膨張室S1を消音器5の後側に設けたことで、比較的スペースを確保し易い消音器5の後半部分を最も容積の大きい膨張室S1とすることが可能である。そして、触媒6の下流端を膨張室S1内で開放させたことにより、触媒6を通過した後の排気ガスを膨張室S1内で拡散させることができる。よって、効果的に排気エネルギーを減衰させることが可能である。
次に、図4及び図5を参照して、変形例に係るエンジンの排気装置について説明する。図4は、第1の変形例に係る消音器の斜視図であり、図5は、第2の変形例に係る消音器の斜視図である。図4及び図5では、消音器内の部屋割り及び配管等の配置が本実施と異なる。よって、消音器の外面形状は図3に示す構成と同じあり、同一名称の構成は同一の符号で示している。また、共通する構成について説明は適宜省略する。
図4に示す第1の変形例では、消音器7の内部空間が、バッフルプレート70によって複数の膨張室に分けられている。具体的にバッフルプレート70は、消音器7の前半部分と後半部分を仕切る第1バッフルプレート71と、消音器7の後半部分を左右に仕切る第2バッフルプレート72とを有し、上面視T字状に形成されている。第1バッフルプレート71は、消音器7の前半部分と後半部分との境界近傍、すなわち、消音器7の前後方向の略中央部分で上下左右(垂直)に延びる隔壁で構成される。第2バッフルプレート72は、第1バッフルプレート71と同じ上下幅で、第1バッフルプレート71の左右方向の略中央部分から後方に向かって(垂直)に延びる隔壁で構成される。第2バッフルプレート72は、やや右側に偏って配置されている。
このように、消音器7の内部空間は、バッフルプレート70によって3つの膨張室S1、S2、S3に仕切られる。ここで消音器7の前半部分の内部空間を膨張室S1、後半部分のうち左側の内部空間を膨張室S2、右側の内部空間を膨張室S3とする。これらの膨張室S1−S3は、膨張室S1、S2、S3の順にそれぞれの容積が小さくなるように形成される。
また、正面視において、第1バッフルプレート71の左下角部には、膨張室S1、S2を連通する連通管71aが設けられている。連通管71aは、第1バッフルプレート71を厚み方向に貫通して前後方向に延在する円筒形状を有している。また、側面視において、第2バッフルプレート72の前方上方の角部には、膨張室S2、S3を連通する連通穴72aが形成されている。連通穴72aは、第2バッフルプレート72を厚み方向で貫通するように形成される。
上記したように、排気管4は、前壁部5cの右半部を貫通しており、排気管4の後端部分には、第1テーパ配管73を介して触媒6の上流端が接続される。触媒6の下流端には、消音器7内の排気通路を構成するバッフルパイプ74が接続される。
第1テーパ配管73は、排気管4の下流端に接続され、第1テーパ配管73の後端には触媒6が接続される。触媒6は、前後方向に延びる円柱状に形成され、排気管4より大きい外径を有する。触媒6は、側面視において、消音器7の上流側(前側)の膨張室S1内に配置される。この場合、触媒6をなるべく排気の上流側に配置することができるため、排気ガス温度が比較的高い状態で触媒6に排気ガスを導入することができる。この結果、触媒6の温度が高められて排気ガスの浄化が促進され、浄化性能が向上する。
バッフルパイプ74は、触媒6の下流端に接続される第2テーパ配管74aと、第2テーパ配管74aの下流端に接続されるU字パイプ74bとを含んで構成される。第2テーパ配管74aは、下流(後方)に向かうに従って縮径するように形成される。第2テーパ配管74aの上流端は、第1バッフルプレート71を貫通するようにして第1バッフルプレート71に取り付けられる。すなわち、触媒6の下流端は、第1バッフルプレート71によって支持される。また、第2テーパ配管74aの下流側は、膨張室S3内に入り込んでいる。
U字パイプ74bは、第2テーパ配管74aの下流端と同一径のまま膨張室3内を後方に向かって延びており、第2バッフルプレート72を右から左に向かって貫通するように屈曲される。U字パイプ74bは、正面視で左肩上がりに傾斜しており、右上方から見てU字状に屈曲している。また、U字パイプ74bの屈曲部分が、U字パイプ74bと第2バッフルプレート72とが交差する部分に位置している。
U字パイプ74bは、第2バッフルプレート72を貫通した後、膨張室S2内で前方に向かって延び、更に第1バッフルプレート71の左上角部を貫通して膨張室S1内に入り込む。そして、U字パイプ74bの下流端は、膨張室S1内で上半部5a(図2参照)の外面に沿って斜め下方に屈曲し、膨張室S1内で開放される。また、膨張室S3を構成する上半部5a及び下半部5bの割面部分には、後方に向かって延びるテールパイプ75が設けられている。テールパイプ75の先端は、消音器7の右後部から膨張室S3内に貫通している。
図5に示す第2の変形例では、消音器8の内部空間が、バッフルプレート80によって複数の膨張室に分けられている。具体的にバッフルプレート80は、消音器8の前半部分と後半部分を仕切る第1バッフルプレート81と、消音器8の後半部分を上下に仕切る第2バッフルプレート82とを有し、側面視T字状に形成されている。第1バッフルプレート81は、消音器8の前半部分と後半部分との境界近傍、すなわち、消音器8の前後方向の略中央部分で上下左右(垂直)に延びる隔壁で構成される。第2バッフルプレート82は、第1バッフルプレート81と同じ左右幅で、第1バッフルプレート81の上下方向の略中央より上方(上半部5a及び下半部5bの割面より上方)から後方に向かって(水平)に延びる隔壁で構成される。
このように、消音器8の内部空間は、バッフルプレート80によって3つの膨張室S1、S2、S3に仕切られる。ここで消音器8の前半部分の内部空間を膨張室S1、後半部分のうち下側の内部空間を膨張室S2、上側の内部空間を膨張室S3とする。これらの膨張室S1−S3は、膨張室S1、S2、S3の順にそれぞれの容積が小さくなるように形成される。
また、正面視において、第1バッフルプレート81の中央やや左側には、膨張室S1、S2を連通する連通管81aが設けられている。連通管81aは、第1バッフルプレート81を厚み方向に貫通して前後方向に延在する筒形状を有している。また、連通管81aは、断面視において左右に長い長円形状を有している。上面視において、第2バッフルプレート82の左後方の角部には、膨張室S2、S3を連通する連通管82aが形成されている。連通管82aは、第2バッフルプレート82を厚み方向で貫通するように形成される。
上記したように、排気管4は、前壁部5cの右半部を貫通しており、排気管4の後端部分には、第1テーパ配管83を介して触媒6の上流端が接続される。触媒6の下流端には、消音器8内の排気通路を構成するバッフルパイプ84が接続される。第1テーパ配管83は、排気管4の下流端に接続され、第1テーパ配管83の後端には触媒6が接続される。触媒6は、前後方向に延びる円柱状に形成され、排気管4より大きい外径を有する。
バッフルパイプ84は、触媒6の下流端に接続される第2テーパ配管84aと、第2テーパ配管84aの下流端に接続されるU字パイプ84bとを含んで構成され、上面視U字状に形成される。第2テーパ配管84aは、下流(後方)に向かうに従って縮径するように形成される。第2テーパ配管84aの上流端は、第1バッフルプレート81を貫通するようにして第1バッフルプレート81に取り付けられる。すなわち、触媒6の下流端は、第1バッフルプレート81によって支持される。また、第2テーパ配管84aの下流側は、膨張室S2内に入り込んでいる。
U字パイプ84bは、第2テーパ配管84aの下流端と同一径のまま膨張室2内を後方に向かって延びており、膨張室2の後側で左側前方に向かって屈曲される。そして、U字パイプ84bは、前方に向かって延び、第1バッフルプレート81を貫通して先端が膨張室S1内で開放される。
また、消音器5内には、膨張室S1−S3を流れた排気ガスを外に排出するテールパイプ85が設けられている。テールパイプ85は、円筒パイプを後面視L字状に屈曲して形成される。具体的にテールパイプ85は、膨張室S3から第2バッフルプレート52を貫通して下方の膨張室S2に向かって延びた後、膨張室S2内で右後方に屈曲している。そして、テールパイプ85は、膨張室S2を構成する右後方の上半部5a及び下半部5bの割面部分を貫通して消音器5の外に開放される。
図4及び図5に示す変形例においても、エンジン2の燃焼によって生じる排気ガスは、排気ポートから排気管4を通じて消音器7、8内に導入される。消音器7、8内において排気ガスは、触媒6で浄化された後、バッフルパイプ74、84や膨張室S1−S3を通じて後端のテールパイプ75、85から外に排出される。このように、第1及び第2の変形例においても、T字状のバッフルプレート70、80で消音器7、8の内部空間を膨張室S1−S3に仕切ることができる。特に第1及び第2の変形例では、触媒6の下流端にU字状のバッフルパイプ74、84が接続され、バッフルパイプ74、84の下流端が膨張室S1内に開放される。よって、最も容積の大きい膨張室S1を消音器7、8の前側に配置した場合であっても、触媒通過後の排気ガスを最初に膨張室S1で拡散することができ、消音効果を高めることが可能である。
なお、上記実施の形態では、並列2気筒のエンジン2を例にして説明したが、この構成に限定されない。例えば、エンジン2は、単気筒や3気筒以上のエンジンで構成されてもよく、各気筒の配置も並列に限らず適宜変更が可能である。
また、上記実施の形態では、車体フレーム10をダイヤモンドフレームで構成したが、この構成に限定されない。車体フレーム10は、例えばツインスパータイプのフレームであってもよい。
また、上記実施の形態では、第1バッフルプレート51、71、81で消音器5、7、8の内部空間を前後2つに仕切り、第2バッフルプレート52、72、82で消音器5、7、8の内部空間を左右又は上下2つに仕切る構成としたが、この構成に限定されない。内部空間を3つ以上に仕切ってもよい。また、仕切る方向は前後左右上下に限定されず、適宜変更が可能である。
また、上記実施の形態では、第1バッフルプレートと第2バッフルプレートとが垂直を成すように形成される構成としたが、この構成に限定されない。第1バッフルプレートと第2バッフルプレートとが成す角は適宜変更が可能であり、互いが所定の角を成すように形成されればよい。
また、上記実施の形態では、膨張室S1−S3の容積が上流側から徐々に小さくなる場合について説明したが、これに限定されない。排気ガスが最初に拡散される膨張室S1の容積が最も大きければよく、膨張室S2、S3の容積の大きさは、どちらが大きくても小さくてもよい。
また、上記実施の形態では、バッフルプレートを連通する連通部として連通穴又は連通パイプを例にして説明したが、これに限定されない。連通穴を連通パイプにしてもよいし、連通パイプを連通穴に置き換えてもよい。
また、上記実施の形態では、第1バッフルプレート及び第2バッフルプレートの双方に連通部が形成される構成としたが、この構成に限定されない。第1バッフルプレート及び第2バッフルプレートのいずれか一方にのみ連通部が形成されてもよい。
また、本実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。更には、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
以上説明したように、本発明は、膨張室の部屋割り及び消音器内の部品配置の自由度を向上しつつ、消音効果を向上することができるという効果を有し、特に、自動二輪車に適用可能なエンジンの排気装置に有用である。
1 自動二輪車
2 エンジン
4 排気管
5、7、8 消音器
50、70、80 バッフルプレート
51、71、81 第1バッフルプレート(第1の隔壁)
51a、71a、81a、82a 連通管(連通部)
52、72、82 第2バッフルプレート(第2の隔壁)
52a、72a 連通穴(連通部)
55、75、85 テールパイプ
6 触媒
74、84 バッフルパイプ
S1 膨張室(他方の空間)
S2、S3 膨張室(一方の空間)

Claims (9)

  1. 車両用のエンジンに取付けられる排気管と、
    前記排気管の下流側に接続される消音器と、を備え、
    前記消音器は、
    内部空間を第1の方向で少なくとも2つの空間に仕切る第1の隔壁と、
    前記第1の隔壁によって仕切られる複数の空間のうち、いずれか一方の空間を前記第1の方向に交差する第2の方向で複数に仕切る第2の隔壁と、を有し、
    前記第1の隔壁によって仕切られる他方の空間は、前記第2の隔壁によって仕切られる空間より大きい容積を有し、
    前記排気管の下流端は、前記他方の空間内で開放されることを特徴とするエンジンの排気装置。
  2. 前記第1の隔壁は、前記内部空間を前後で仕切り、
    前記第2の隔壁は、前記一方の空間を左右又は上下に仕切ることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気装置。
  3. 前記第1の隔壁及び/又は前記第2の隔壁には、複数の空間同士を連通する連通部が形成され、
    前記エンジンからの排気ガスが各空間に流れる順番に応じて当該空間の容積が小さくなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンの排気装置。
  4. 前記消音器は、前記排気ガスを外に排出するテールパイプを更に有し、
    前記テールパイプは、前記連通部の連通方向から見て前記連通部に重なるように配置されることを特徴とする請求項3に記載のエンジンの排気装置。
  5. 前記エンジンからの排気ガスを浄化する触媒を更に備え、
    前記触媒は、前記排気管の下流側に接続され、前記第2の隔壁と平行な方向に延在するように配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエンジンの排気装置。
  6. 前記触媒は、下流側が前記第1の隔壁を貫通するように取り付けられ、当該第1の隔壁に支持されることを特徴とする請求項5に記載のエンジンの排気装置。
  7. 前記他の空間が前記消音器の後側に設けられ、
    前記触媒の下流端が前記他の空間内で開放されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のエンジンの排気装置。
  8. 前記第2の隔壁は、前記一方の空間を左右に仕切り、
    前記触媒は、左右方向一方側に偏って配置されることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載のエンジンの排気装置。
  9. 前記触媒の下流側に接続されるバッフルパイプを更に備え、
    前記バッフルパイプは、U字パイプで形成され、下流端が前記他方の空間内で開放されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のエンジンの排気装置。
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JP2018204463A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社ユタカ技研 消音器
EP3951144A1 (en) * 2020-08-07 2022-02-09 Suzuki Motor Corporation Exhaust device

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