JP2018114448A - 電解水生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に小型化を図ることができる電解水生成装置を提供する。
【解決手段】電解水透析に適用される電解水生成装置1は、陽極室41と陰極室42とが隔膜43によって区分された電解槽4と、電解槽4に水を供給するための入水管6と、電解槽4で電気分解された水を取り出すための出水管7と、電解槽4、入水管6及び出水管7を支持するための本体フレーム2とを備える。入水管6は、第1入水管61と、第1入水管61よりも外径の大きい第2入水管62とを含み、第1入水管61が第2入水管62よりも電解槽4の近くに配されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置に関する。
従来から、固体高分子電解質膜で仕切られた陽極室と陰極室とを有する電解槽を備え、電解槽内に流入させた原水を電気分解する電解水生成装置が知られている。
電解水生成装置の陰極室では、水素ガスが溶け込んだ電解水素水が生成される。また、近年、電解水生成装置で生成された溶存水素水は、血液透析治療の際に発生する活性酸素を除去し、患者の酸化ストレスの軽減に適しているとして注目されている(例えば、特許文献1参照)。電解水を用いた血液透析は、電解水透析と称される。
大病院での電解水透析では、同時に多数の患者の治療を可能とするために、電解水素水の供給能力を高めた電解水生成装置が要望されている。このような電解水生成装置は、大容量の電解水生成部を備えることにより実現可能である。
上述した大容量の電解水生成部は、例えば、並列に接続された複数の電解槽を含む電解ユニットによって実現可能である。電解水生成部には、水を供給し取り出すための各種の管が複雑に配置されている。近年、電解水生成装置の小型化の要望が大きく、電解槽の近傍の空間に上記管を効率よく配置できる技術が期待されている。
特開2016−137421号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、容易に小型化を図ることが可能な電解水生成装置を提供することを主たる目的としている。
本発明の第1発明の電解水生成装置は、水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置であって、陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽と、前記電解槽に水を供給するための入水管と、前記電解槽で電気分解された水を取り出すための出水管と、前記電解槽、前記入水管及び前記出水管を支持するための本体フレームとを備え、前記入水管は、第1入水管と、前記第1入水管よりも外径の大きい第2入水管とを含み、前記第1入水管は、前記第2入水管よりも前記電解槽の近くに配されていることを特徴とする。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第1入水管は、前記陽極室と接続されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第1入水管は、前記本体フレームに支持された第1上流部と、前記電解槽に接続された第1下流部とを有することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第1下流部は、前記隔膜に対して直交する方向にのびる管を含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2入水管は、前記陰極室と接続されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2入水管は、前記本体フレームに支持された第2上流部と、前記電解槽に接続された第2下流部とを有することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2下流部は、前記隔膜に対して直交する方向にのびる管を含むことが望ましい。
本発明の第2発明の電解水生成装置は、水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置であって、陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽と、前記電解槽に水を供給するための入水管と、前記電解槽で電気分解された水を取り出すための出水管と、前記電解槽、前記入水管及び前記出水管を支持するための本体フレームとを備え、前記出水管は、第1出水管と、前記第1出水管よりも外径の大きい第2出水管とを含み、前記第1出水管は、前記第2出水管よりも前記電解槽の近くに配されていることを特徴とする。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第1出水管は、前記陽極室と接続されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第1出水管は、前記電解槽に接続された第3上流部と、前記本体フレームに支持された第3下流部とを有することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第3上流部は、前記隔膜に対して直交する方向にのびる管を含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2出水管は、前記陰極室と接続されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2出水管は、前記電解槽に接続された第4上流部と、前記本体フレームに支持された第4下流部とを有することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第4上流部は、前記隔膜に対して直交する方向にのびる管を含むことが望ましい。
本発明の第1発明の電解水生成装置は、陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽と、電解槽に水を供給するための入水管と、電解槽で電気分解された水を取り出すための出水管とを備える。入水管は、第1入水管と、第1入水管よりも外径の大きい第2入水管とを含む。このような第2入水管は、第1入水管よりも耐圧性能を確保しつつ内径すなわち流路断面積を増加させて、大量の水を流すことが可能である。一方、第1入水管は、管を構成する部品を小さくでき、電解水生成装置の小型化に貢献する。
第1入水管と、第2入水管とは、互いの干渉を防ぐため、電解槽に対して互いの位置をずらして配置される。本発明では、構成部品の小さい第1入水管が第2入水管よりも電解槽の近くに配されているので、構成部品の大きい第2入水管が第1入水管よりも電解槽の近くに配されている電解水生成装置と比較すると、第1入水管及び第2入水管を電解槽の近傍に集約させて配置することが可能となる。これにより、容易に電解水生成装置の小型化を図ることができる。
本発明の第2発明の電解水生成装置では、出水管は、第1出水管と、第1出水管よりも外径の大きい第2出水管とを含む。このような第2出水管は、第1出水管よりも耐圧性能を確保しつつ内径すなわち流路断面積を増加させて、大量の水を流すことが可能である。一方、第1出水管は、管を構成する部品を小さくでき、電解水生成装置の小型化に貢献する。
第1出水管と、第2出水管とは、互いの干渉を防ぐため、電解槽に対して互いの位置をずらして配置される。本発明では、構成部品の小さい第1出水管が第2出水管よりも電解槽の近くに配されているので、構成部品の大きい第2出水管が第1出水管よりも電解槽の近くに配されている電解水生成装置と比較すると、第1出水管及び第2出水管を電解槽の近傍に集約させて配置することが可能となる。これにより、容易に電解水生成装置の小型化を図ることができる。
本発明の電解水生成装置の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 電解水生成装置の構成を示す正面図である。 上記電解水生成装置の構成を示す右側面図である。 上記電解水生成装置の別の実施形態を含む透析液調製用水の製造装置の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図4の電解装置の実施形態の概略構成を示す正面図である。 上記電解装置の概略構成を示す左側面図である。 上記電解装置の概略構成を示す斜視図である。 図4の電解水生成装置の構成を示す斜視図である。 上記電解装置の要部を示す正面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1乃至3は、本実施形態の電解水生成装置1の概略構成を示している。電解水生成装置1は、上述した透析液調製用水の製造の他、飲用の電解水の生成にも広く適用される。
図1に示されるように、電解水生成装置1は、本体フレーム2と、電解槽4と、入水管6と、出水管7とを備える。本体フレーム2は、電解槽4、入水管6及び出水管7を支持する。
図3に示されるように、電解槽4は、陽極室41、陰極室42及び隔膜43を有する。電解槽4は、例えば、特開2016−159237号公報に開示されている構成と同等である。すなわち、電解槽4の陽極室41及び陰極室42には、給電体がそれぞれ配され、隔膜43には、例えば、スルホン酸基を有するフッ素系の樹脂材料からなる固体高分子電解質膜が用いられ、上下方向に長い矩形状に形成されている。陽極室41と陰極室42とは、隔膜43によって区分されている。入水管6は、電解槽4に水を供給する。出水管7は、電解槽4で電気分解された水を取り出す。
入水管6は、第1入水管61と、第1入水管61よりも外径の大きい第2入水管62とを含む。このような第2入水管62は、第1入水管61よりも耐圧性能を確保しつつ内径すなわち流路断面積を増加させて、大量の水を流すことが可能である。一方、第1入水管61は、管を構成する部品(例えば、管を分離可能に接続するジョイント61z及びジョイント61zに接合されるナット61y等)を小さくでき、電解水生成装置1の小型化に貢献する。
第1入水管61と、第2入水管62とは、互いの干渉を防ぐため、電解槽4に対して互いの位置をずらして配置される。本発明では、構成部品の小さい第1入水管61が第2入水管62よりも電解槽4の近くに配されている。
図3中、2点鎖線は、構成部品の大きい第2入水管62が第1入水管61よりも電解槽4の近くに配される電解水生成装置1Zの輪郭を示している。図3から明らかなように、本電解水生成装置1は、電解水生成装置1Zと比較すると、第1入水管61及び第2入水管62を電解槽4の近傍に集約させて配置することが可能となる。これにより、容易に電解水生成装置1の小型化を図ることができる。
第1入水管61は、陽極室41と接続されている。陽極室41では、電気分解によって酸素が発生し溶け込んだ電解酸素水が生成される。この陽極室41で生成される電解酸素水は、透析液調製及び飲用に適さないため、通常は廃棄される。このため、第1入水管61から陽極室41に流入する水を制限することにより、水の有効利用を図ることができる。本実施形態の第1入水管61は、第2入水管62よりも外径が小さく、このような水の有効利用に適してる。
第2入水管62は、陰極室42と接続されている。陰極室42では、電気分解によって水素が発生し溶け込んだ電解水素水が生成される。この陰極室42で生成される電解水素水は透析液調製及び飲用に適し、電解水素水を大量に取得できるように電解水生成装置1が構成されているのが望ましい。本実施形態の第2入水管62は、第1入水管61よりも外径が大きく、大量の水を陰極室42に供給するのに適している。
出水管7は、第1出水管71と、第1出水管71よりも外径の大きい第2出水管72とを含む。このような第2出水管72は、第1出水管71よりも耐圧性能を確保しつつ内径すなわち流路断面積を増加させて、大量の水を流すことが可能である。一方、第1出水管71は、管を構成する部品を小さくでき、電解水生成装置1の小型化に貢献する。
第1出水管71と、第2出水管72とは、互いの干渉を防ぐため、電解槽4に対して互いの位置をずらして配置される。本発明では、構成部品の小さい第1出水管71が第2出水管72よりも電解槽4の近くに配されている。
図3中、2点鎖線は、構成部品の大きい第2出水管72が第1出水管71よりも電解槽4の近くに配される電解水生成装置1Zの輪郭を示している。図3から明らかなように、本電解水生成装置1は、電解水生成装置1Zと比較すると、第1出水管71及び第2出水管72を電解槽4の近傍に集約させて配置することが可能となる。これにより、容易に電解水生成装置1の小型化を図ることができる。
第1出水管71は、陽極室41と接続されている。既に述べたように、陽極室41で生成される電解酸素水は、透析液調製及び飲用に適さないため、陽極室41に第1出水管71に流出する水を制限することにより、水の有効利用を図ることができる。本実施形態の第1出水管71は、第2出水管72よりも外径が小さく、このような水の有効利用に適してる。
第2出水管72は、陰極室42と接続されている。本実施形態の第2出水管72は、第1出水管71よりも外径が大きく、大量の電解水素水を陰極室42から取り出すのに適している。
第1入水管61は、第1上流部61aと、第1下流部61bとを有する。第1上流部61aは、本体フレーム2に支持されている。第1下流部61bは、陽極室41に接続されている。
第1下流部61bは、隔膜43に対して直交する方向D1にのびる管61cを有する。これにより、方向D1に沿って複数の電解槽4を配置し、それらの陽極室41を管61cを介して互いに連結できる。
一方、第2入水管62は、第2上流部62aと、第2下流部62bとを有する。第2上流部62aは、本体フレーム2に支持されている。第2下流部62bは、陰極室42に接続されている。
第2下流部62bは、方向D1にのびる管62cを有する。これにより、方向D1に沿って複数の電解槽4を配置し、それらの陰極室42を管62cを介して互いに連結でき、大量の電解水素水を生成することが可能となる。図3に示されるように、小さい構成部品と接続される管61cは、管62cよりも隔膜43の面内方向で電解槽4の近くに配され、管61c及び管62cを電解槽4の近傍に集約させて配置することが可能となり、容易に電解水生成装置1の小型化を図ることができる。
第1出水管71は、第3上流部71aと、第3下流部71bとを有する。第3上流部71aは、陽極室41に接続されている。第3下流部71bは、本体フレーム2に支持されている。
第3上流部71aは、方向D1にのびる管71cを有する。これにより、方向D1に沿って複数の電解槽4を配置し、それらの陽極室41を管71cを介して互いに連結できる。
一方、第2出水管72は、第4上流部72aと、第4下流部72bとを有する。第4上流部72aは、陰極室42に接続されている。第4下流部72bは、本体フレーム2に支持されている。
第4上流部72aは、方向D1にのびる管72cを有する。これにより、方向D1に沿って複数の電解槽4を配置し、それらの陰極室42を管72cを介して互いに連結でき、大量の電解水素水を生成することが可能となる。図3に示されるように、小さい構成部品と接続される管71cは、管72cよりも隔膜43の面内方向で電解槽4の近くに配され、管71c及び管72cを電解槽4の近傍に集約させて配置することが可能となり、容易に電解水生成装置1の小型化を図ることができる。
図4は、上記電解水生成装置1の変形例である電解水生成装置1Aを含む透析液調製用水の製造装置100(以下、単に製造装置100と記す)の概略構成を示している。製造装置100は、前処理装置200、電解装置10及び後処理装置300を含む。電解装置10は、電解水生成装置1Aを含んでいる。前処理装置200と電解装置10とは、入水管60によって接続されている。電解装置10と後処理装置300とは、出水管70によって接続されている。
前処理装置200は、電解装置10の上流側に設置され、原水からカルシウムイオン及びマグネシウムイオン等の硬度成分を除去して軟水化し、さらに微細な多孔質物質である活性炭を用いて軟水から塩素等を吸着・除去する。前処理装置200に供給される原水には、一般的には水道水が利用されるが、その他、例えば、井戸水、地下水等を用いることができる。
電解装置10は、前処理装置200を通過した水を電気分解し、電解水素水を生成する。本実施形態の電解装置10は、電解水透析において、大量の電解水素水を後処理装置300に供給可能となるように構成されている。
後処理装置300は、逆浸透膜を用いて電解水素水を浄化する。逆浸透膜によって浄化処理された溶存水素水は、例えば、透析液調製用水の浄化基準であるISO13959の基準を満たし、透析液調製用水として透析原剤の希釈等に用いられる。
図4に示されるように、製造装置100の設置スペース(フットプリント)を小さくするために、電解装置10は、上流側の前処理装置200及び下流側の後処理装置300と共に並べて設置される。例えば、本実施形態のように、製造装置100の正面から視て、前処理装置200、電解装置10及び後処理装置300が水平方向に隙間なく並べて設置されるのが望ましい。
図5、6及び7は、電解装置10の概略構成を示している。電解装置10は、複数の電解水生成装置1A、本体フレーム2A及び電源部3を備える。
電解水生成装置1Aは、本体フレーム2と、電解槽4と、入水管6及び出水管7(後述する図8参照)とを備える。本体フレーム2は、本体フレーム2Aの一部を構成し、電解槽4、入水管6及び出水管7を支持する。
本実施形態の電解水生成装置1Aは、複数の電解槽4が設けられている点で上記電解水生成装置1と相違する。電解水生成装置1と同様に、単一の電解槽4が設けられる形態であってもよい。各電解槽4の構成は、図1乃至図3に示される電解槽4と同様である。電解水生成装置1Aのうち、以下で説明されてない部分については、上述した電解水生成装置1の構成が採用されうる。
本体フレーム2Aは、鉛直方向にのびる複数の縦材21と水平方向にのびる複数の横材22等によって構成され、電源部3、電解水生成装置1A、入水管6及び出水管7等を支持する。縦材21及び横材22には、例えば、断面がL字状のアングル鋼材が適用される。本体フレーム2Aは、縦材21及び横材22によって矩形状に形成されている。
電源部3は、本体フレーム2Aの上部23に固定されている。本実施形態では、上部23には、電源部3のみが設けられ、電解水生成装置1A、入水管6及び出水管7は設けられていない。これにより、主要な電気系統を構成する電源部3と、水管を構成する電解水生成装置1A、入水管6及び出水管7とを容易に隔離することができ、電解水生成装置1A等での水漏れに起因する電源部3のトラブルを抑制できる。電源部3には、電解水生成装置1Aを含む電解装置10全体の制御を司る制御回路(図示せず)が設けられていてもよい。
電解水生成装置1Aは、電源部3の下方の空間で本体フレーム2Aに固定される。このような電源部3及び電解水生成装置1Aの配置によって、電解装置10の設置面積が小さくなり、限られたスペースへの電解装置10の設置が容易となる。
電源部3は、電気ケーブル(図示せず)を介して電解水生成装置1Aに電気分解のための電解電流を供給する。本実施形態では、電源部3が電解水生成装置1Aの上方に位置するため、電解水生成装置1Aで水漏れ等が生じた場合であっても、電源部3に水がかかりにくく、電気回路への影響が抑制される。
図8は、電解水生成装置1Aを示している。各電解水生成装置1Aは、本体フレーム2及び複数の電解槽4と、各電解槽4に接続される入水管6及び出水管7と、各電解槽4を支持する板状のベース51と、ベース51に固定されたハンドル52とを有している。ベース51は、上下方向に起立した姿勢で、横材22によって支持されている。各電解槽4は、ベース51に起立姿勢で固定されている。各電解槽4は、隔膜43(図3参照)に垂直な水平方向H1に並べられているのが望ましい。これにより、一つの電解水生成装置1A内に多数の電解槽4をコンパクトに収容できる。
ベース51は、横材22に脱着可能に固定される。横材22からベース51を取り外すことにより、各電解水生成装置1Aのメンテナンスが容易となり、消耗した部品が容易に交換可能とされる。
各電解水生成装置1Aは、横材22に案内されて引き出し可能に配されている。横材22に沿って電解水生成装置1Aを本体フレーム2Aの外側に引き出すことにより、電解水生成装置1Aは容易に本体フレーム2Aから取り外され、別の電解水生成装置1Aを本体フレーム2Aの内側に押し入れることにより、電解水生成装置1Aが交換される。
各電解槽4の陽極室41(図3参照)は、管61c及び71cによって並列に接続されている。一方、各電解槽4の陰極室42(図3参照)は、管62c及び72cによって並列に接続されている。
図9は、水平方向H1から視た電解装置10の要部を示している。電解水生成装置1Aは、水平方向H1に垂直な水平方向H3に沿って並設されている。入水管6の構成は、電解水生成装置1の入水管6と同様である。すなわち、入水管6は、第1入水管61と、第1入水管61よりも外径の大きい第2入水管62とを含み、構成部品の小さい第1入水管61が、第2入水管62よりも電解槽4の近くに配されている。これにより、第1入水管61及び第2入水管62を電解槽4の近傍に集約させて配置することが可能となり、容易に電解水生成装置1Aの小型化を図ることができる。特に、本実施形態では、複数の電解水生成装置1Aが上下方向に配される電解装置10の高さを抑制し、小型化を図ることが容易となる。
電解水生成装置1Aでは、第1入水管61は、第1主入水管61dを含んでいる。第1主入水管61dは、第1上流部61aを構成する。第1主入水管61dは、第1下流部61bの管61cと接続されている(図8参照)。同様に、第2入水管62は、第2主入水管62dを含んでいる。第2主入水管62dは、第2上流部62aを構成する。第2主入水管62dは、第2下流部62bの管62cと接続されている(図8参照)。
第1主入水管61dには、管内の流量を制限する絞り弁61eが設けられているのが望ましい。絞り弁61eによって、陽極室41に流入する水が正確に制限され、水の有効利用を図ることができる。
前処理装置200と接続されている入水管60は、第1主入水管61dと第2主入水管62dとに分岐する。第1主入水管61dは、複数の管61cに分岐して、各電解水生成装置1Aの電解槽4の陽極室41と接続されている。第2主入水管62dは、複数の管62cに分岐して、各電解水生成装置1Aの電解槽4の陰極室42と接続されている。
出水管7の構成は、電解水生成装置1の出水管7と同様である。すなわち、出水管7は、第1出水管71と、第1出水管71よりも外径の大きい第2出水管72とを含み、構成部品の小さい第1出水管71が、第2出水管72よりも電解槽4の近くに配されている。これにより、第1出水管71及び第2出水管72を電解槽4の近傍に集約させて配置することが可能となり、容易に電解水生成装置1Aの小型化を図ることができ、上記と同様に電解装置10の高さを抑制し、小型化を図ることが容易となる。
電解水生成装置1Aでは、第1出水管71は、第1主出水管71dを含んでいる。第1主出水管71dは、第3下流部71bを構成する。第1主出水管71dは、第3上流部71aの管71cと接続されている(図8参照)。同様に、第2出水管72は、第2主出水管72dを含んでいる。第2主出水管72dは、第4下流部72bを構成する。第2主出水管72dは、第4上流部72aの管72cと接続されている(図8参照)。第2主出水管72dは、出水管70を介して後処理装置300と接続されている。
以上、本実施形態の電解水生成装置1等が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、電解水生成装置1は、少なくとも、陽極室41と陰極室42とが隔膜43によって区分された電解槽4と、電解槽4に水を供給するための入水管6と、電解槽4で電気分解された水を取り出すための出水管7と、電解槽4、入水管6及び出水管7を支持するための本体フレーム2とを備え、入水管6は、第1入水管61と、第1入水管61よりも外径の大きい第2入水管62とを含み、第1入水管61が第2入水管62よりも電解槽4の近くに配されていればよい。
また、電解水生成装置1は、少なくとも、陽極室41と陰極室42とが隔膜43によって区分された電解槽4と、電解槽4に水を供給するための入水管6と、電解槽4で電気分解された水を取り出すための出水管7と、電解槽4、入水管6及び出水管7を支持するための本体フレーム2とを備え、出水管7は、第1出水管71と、第1出水管71よりも外径の大きい第2出水管72とを含み、第1出水管71が第2出水管72よりも電解槽4の近くに配されていてもよい。
1 電解水生成装置
2 本体フレーム
4 電解槽
6 入水管
7 出水管
41 陽極室
42 陰極室
43 隔膜
61 第1入水管
61a 第1上流部
61b 第1下流部
62 第2入水管
62a 第2上流部
62b 第2下流部
71 第1出水管
71a 第3上流部
71b 第3下流部
72 第2出水管
72a 第4上流部
72b 第4下流部

Claims (14)

  1. 水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置であって、
    陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽と、前記電解槽に水を供給するための入水管と、前記電解槽で電気分解された水を取り出すための出水管と、前記電解槽、前記入水管及び前記出水管を支持するための本体フレームとを備え、
    前記入水管は、第1入水管と、前記第1入水管よりも外径の大きい第2入水管とを含み、
    前記第1入水管は、前記第2入水管よりも前記電解槽の近くに配されていることを特徴とする電解水生成装置。
  2. 前記第1入水管は、前記陽極室と接続されている請求項1記載の電解水生成装置。
  3. 前記第1入水管は、前記本体フレームに支持された第1上流部と、前記電解槽に接続された第1下流部とを有する請求項1又は2に記載の電解水生成装置。
  4. 前記第1下流部は、前記隔膜に対して直交する方向にのびる管を含む請求項3記載の電解水生成装置。
  5. 前記第2入水管は、前記陰極室と接続されている請求項1乃至4のいずれかに記載の電解水生成装置。
  6. 前記第2入水管は、前記本体フレームに支持された第2上流部と、前記電解槽に接続された第2下流部とを有する請求項1乃至5のいずれかに記載の電解水生成装置。
  7. 前記第2下流部は、前記隔膜に対して直交する方向にのびる管を含む請求項6記載の電解水生成装置。
  8. 水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置であって、
    陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽と、前記電解槽に水を供給するための入水管と、前記電解槽で電気分解された水を取り出すための出水管と、前記電解槽、前記入水管及び前記出水管を支持するための本体フレームとを備え、
    前記出水管は、第1出水管と、前記第1出水管よりも外径の大きい第2出水管とを含み、
    前記第1出水管は、前記第2出水管よりも前記電解槽の近くに配されていることを特徴とする電解水生成装置。
  9. 前記第1出水管は、前記陽極室と接続されている請求項8記載の電解水生成装置。
  10. 前記第1出水管は、前記電解槽に接続された第3上流部と、前記本体フレームに支持された第3下流部とを有する請求項8又は9に記載の電解水生成装置。
  11. 前記第3上流部は、前記隔膜に対して直交する方向にのびる管を含む請求項10記載の電解水生成装置。
  12. 前記第2出水管は、前記陰極室と接続されている請求項8乃至11のいずれかに記載の電解水生成装置。
  13. 前記第2出水管は、前記電解槽に接続された第4上流部と、前記本体フレームに支持された第4下流部とを有する請求項8乃至12のいずれかに記載の電解水生成装置。
  14. 前記第4上流部は、前記隔膜に対して直交する方向にのびる管を含む請求項13記載の電解水生成装置。
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