JP6853049B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置に関する。
従来から、固体高分子電解質膜で仕切られた陽極室と陰極室とを有する電解槽を備え、電解槽内に流入させた原水を電気分解する電解水生成装置が知られている。
電解水生成装置の陰極室では、水素ガスが溶け込んだ電解水素水が生成される。また、近年、電解水生成装置で生成された溶存水素水は、血液透析治療の際に発生する活性酸素を除去し、患者の酸化ストレスの軽減に適しているとして注目されている(例えば、特許文献1参照)。電解水を用いた血液透析は、電解水透析と称される。
大病院での電解水透析では、同時に多数の患者の治療を可能とするために、電解水素水の供給能力を高めた電解水生成装置が要望されている。このような電解水生成装置は、大容量の電解水生成部を備えることにより実現可能である。
上述した大容量の電解水生成部は、例えば、並列に接続された複数の電解槽を含む電解ユニットによって実現可能である。そして、電解水生成部は、長期間の使用にわたって消耗した部品を容易に交換できるように構成されているのが望ましい。
特開2016−137421号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、長期間の使用にわたって消耗した部品を容易に交換できる電解水生成装置を提供することを主たる目的としている。
本発明の電解水生成装置は、水を電気分解することにより、電解水を生成する電解水生成装置であって、本体フレームと、前記本体フレーム内に収容された電解水生成部とを備え、前記本体フレームは、水平方向にのびる上横材と、前記上横材の下方で水平方向にのびる下横材とを有し、前記電解水生成部は、複数の電解ユニットを有し、各電解ユニットは、前記上横材及び前記下横材に脱着可能に固定されるベースと、前記ベースに固定され、かつ、陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽とを含み、前記ベースは、前記上横材と前記下横材とをつなぐように、上下方向にのびて配されることを特徴とする。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記各電解ユニットは、前記上横材及び前記下横材に案内されて前記本体フレーム内から引き出し可能に配されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記上横材は、水平面を有し、前記ベースは、前記水平面に支持される被支持面を有することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記各電解ユニットは、前記水平面に前記被支持面を固定する固定具を含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記下横材は、前記水平面に直交する垂直面を有し、前記ベースは、脱着の際に前記垂直面に案内される被案内面を有することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記ベースは、前記下横材と係合し、前記ベースの前記垂直面の法線方向への動きを規制する係合部を有することが望ましい。
本発明の電解水生成装置は、本体フレームと、本体フレーム内に収容された電解水生成部とを備える。本体フレームは水平方向にのびる上横材及び下横材とを有し、電解水生成部は複数の電解ユニットを有する。各電解ユニットは、上横材及び下横材に脱着可能に固定されるベースと、ベースに固定された電解槽とを含む。そして、ベースは、上横材と下横材とをつなぐように、上下方向にのびて配される。これにより、各電解ユニットのベースが本体フレームに強固に固定されると共に、ベースを上横材及び下横材から取り外すことにより、電解ユニットのメンテナンスが容易となり、消耗した部品が容易に交換可能とされる。
本発明の電解水生成装置を含む透析液調製用水の製造装置の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 電解水生成装置の構成を正面側から示す斜視図である。 電解水生成装置の構成を背面側から示す斜視図である。 電解水生成装置の構成を示す正面図である。 電解水生成装置の構成を示す左側面図である。 電解ユニットを正面側から示す斜視図である。 電解ユニットを背面側から示す斜視図である。 電解ユニットの取付構造を示す側断面図である。 電解水生成部のメンテナンスを行なっている状態の電解水生成装置を示す斜視図である。 入水管を背面側から示す斜視図である。 出水管を背面側から示す斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の電解水生成装置1を含む透析液調製用水の製造装置100(以下、単に製造装置100と記す)の概略構成を示している。製造装置100は、前処理装置200、電解水生成装置1及び後処理装置300を含む。
前処理装置200は、電解水生成装置1の上流側に設置され、原水からカルシウムイオン及びマグネシウムイオン等の硬度成分を除去して軟水化し、さらに微細な多孔質物質である活性炭を用いて軟水から塩素等を吸着・除去する。前処理装置200に供給される原水には、一般的には水道水が利用されるが、その他、例えば、井戸水、地下水等を用いることができる。
電解水生成装置1は、前処理装置200を通過した水を電気分解し、電解水素水を生成する。本実施形態の電解水生成装置1は、電解水透析において、大量の電解水素水を後処理装置300に供給可能となるように構成されている。
後処理装置300は、逆浸透膜を用いて電解水素水を浄化する。逆浸透膜によって浄化処理された溶存水素水は、例えば、透析液調製用水の浄化基準であるISO13959の基準を満たし、透析液調製用水として透析原剤の希釈等に用いられる。
図1に示されるように、製造装置100の設置スペース(フットプリント)を小さくするために、電解水生成装置1は、上流側の前処理装置200及び下流側の後処理装置300と共に並べて設置される。例えば、本実施形態のように、製造装置100の正面から視て、前処理装置200、電解水生成装置1及び後処理装置300が水平方向に隙間なく並べて設置されるのが望ましい。
図2及び3は、電解水生成装置1の概略構成を示している。電解水生成装置1は、本体フレーム2、電源部3、電解水生成部4、電気ケーブル5、入水管6及び出水管7を備える。
本体フレーム2は、鉛直方向にのびる複数の縦材21と水平方向にのびる複数の横材22等によって構成され、電源部3、電解水生成部4、電気ケーブル5、入水管6及び出水管7を支持する。縦材21及び横材22には、例えば、断面がL字状のアングル鋼材が適用される。本体フレーム2は、縦材21及び横材22によって矩形状に形成されている。本体フレーム2は、上部23、底部24、第1側部25、第2側部26、第3側部27及び第4側部28を規定する。横材22は、上横材22Aと、上横材22Aの下方に配される下横材22Bとを有する。
上部23と底部24とは、上下方向で反対側に位置する。第1側部25と第2側部26とは、水平方向の反対側に位置する。本実施形態では、第1側部25は、製造装置100の正面側に位置され、第2側部26は、製造装置100の背面側に位置される。第3側部27及び第4側部28は、第1側部25及び第2側部26と直交する。第3側部27と第4側部28とは、水平方向の反対側に位置する。本実施形態では、第3側部27は、製造装置100の右側面側に位置され、第4側部28は、製造装置100の左側面側に位置される。第3側部27は、製造装置100の左側面側に位置され、第4側部28は、製造装置100の右側面側に位置されていてもよい。また、第1側部25、第2側部26、第3側部27及び第4側部28は、側板で覆われていてもよい。
電源部3は、本体フレーム2の上部23に固定されている。本実施形態では、上部23には、電源部3のみが設けられ、電解水生成部4、入水管6及び出水管7は設けられていない。これにより、主要な電気系統を構成する電源部3と、水路を構成する電解水生成部4、入水管6及び出水管7とを容易に隔離することができ、電解水生成部4等での水漏れに起因する電源部3のトラブルを抑制できる。電源部3には、電解水生成部4を含む電解水生成装置1全体の制御を司る制御回路(図示せず)が設けられていてもよい。
電解水生成部4は、電源部3の下方の空間で本体フレーム2に固定される。このような電源部3及び電解水生成部4の配置によって、電解水生成装置1の設置面積が小さくなり、限られたスペースへの電解水生成装置1の設置が容易となる。
また、電源部3が電解水生成部4の上方に位置するため、電解水生成部4で水漏れ等が生じた場合であっても、電源部3に水がかかりにくく、電気回路への影響が抑制される。
電気ケーブル5は、電解水生成部4と電源部3とを電気的に接続する。電気ケーブル5を介して、電源部3から電解水生成部4に電気分解のための電解電流が供給される。
入水管6は、電解水生成部4に電気分解用の水を供給する。前処理装置200を通過した水は、入水管6を介して電解水生成部4に供給される。
出水管7は、電解水生成部4の陰極側で電気分解された電解水素水を取り出して、後処理装置300に供給する。また、出水管7は、第1排水管73を含む。第1排水管73は、電解水生成部4の陽極側で電気分解された電解酸素水を取り出して、電解水生成装置1の外部に排出する。
図4は電解水生成装置1の正面を示し、図5は電解水生成装置1の左側面を示している。電解水生成部4は、複数の電解ユニット41を含んでいる。
図6及び7は、電解ユニット41の構成を示している。各電解ユニット41は、板状のベース42と、陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された複数の電解槽43と、ベース42に固定されたハンドル44とを有している。ベース42は、上下方向に起立した姿勢で、上横材22A及び下横材22Bによって支持されている。
電解槽43は、例えば、特開2016−159237号公報に開示されている構成と同等である。すなわち、電解槽43の陽極室及び陰極室には、給電体がそれぞれ配され、隔膜には、例えば、スルホン酸基を有するフッ素系の樹脂材料からなる固体高分子電解質膜が用いられ、上下方向に長い矩形状に形成されている。各電解槽43は、ベース42に起立姿勢で固定されている。図5、6に示されるように、各電解槽43は、第3側部27に沿って水平方向(すなわち、第1側部25側から第2側部26側に向く方向)に並べられているのが望ましい。これにより、一つの電解ユニット41内に多数の電解槽43をコンパクトに収容できる。
ベース42は、上横材22A及び下横材22Bに脱着可能に固定される。上横材22A及び下横材22Bからベース42を取り外すことにより、各電解ユニット41のメンテナンスが容易となり、消耗した部品が容易に交換可能とされる。
ベース42は、上横材22Aと下横材22Bとをつなぐように、上下方向にのびて配される。これにより、各電解ユニット41のベース42が本体フレーム2に強固に固定される。
各電解ユニット41は、上横材22A及び下横材22Bに案内されて本体フレーム2内から引き出し可能に配されている。上横材22A及び下横材22Bに沿って電解ユニット41を本体フレーム2の外側に引き出すことにより、電解ユニット41は容易に本体フレーム2から取り外され、別の電解ユニット41を本体フレーム2の内側に押し入れることにより、電解ユニット41が交換される。
図8は、電解ユニット41の固定構造を示している。上横材22Aは、法線が上方を向く水平面22Cを有する。法線とは、面に垂直な直線である。水平面22Cには、上横材22Aを構成するアングル鋼材の一側面が適用されうる。図6乃至8に示されるように、ベース42は、電解槽43を支持する本体部42Aと、水平面22Cに支持される被支持面42Cを有する。本体部42Aは、平板状に形成されている。被支持面42Cは、本体部42Aから略垂直に起立された部分に形成されている。このようなベース42は、プレス加工等により、容易に製造される。被支持面42Cが水平面22Cに載置されることにより、電解ユニット41の荷重が上横材22Aによって支持されうる。
各電解ユニット41は、水平面22Cに被支持面42Cを固定する固定具45を含む。固定具45は、例えば、上横材22Aに設けられた雌ねじに対応する雄ねじを有するノブ等によって構成される。固定具45には、いわゆるクイックファスナー等が用いられてもよい。このような固定具45によって、各電解ユニット41は上横材22Aに迅速かつ強固に固定されうる。
一方、下横材22Bは、水平面22Cに直交する垂直面22Dを有する。垂直面22Dには、下横材22Bを構成するアングル鋼材の一側面が適用されうる。ベース42は、その脱着の際に垂直面22Dに案内される被案内面42Dを有する。図7に示されるように、被案内面42Dには、本体部42Aの背面が適用されうる。
ベース42は、下横材22Bと係合する係合部42Eを有する。係合部42Eは、被案内面42Dと、被案内面42Dに対向する被案内面42Fとを含んでいる。被案内面42D及び被案内面42Fは、間に下横材22Bを挟むことにより、下横材22Bと係合する。下横材22Bと係合部42Eとの係合により、ベース42の垂直面22Dの法線方向、すなわち図4に示される第3水平方向H3への動きが規制される。これにより、各電解ユニット41が横材22に強固に固定されると共に、各電解ユニット41の脱着が容易となる。
電解ユニット41は、第1側部25の側に設けられた第1電解ユニット41Aと、第2側部26の側に設けられた第2電解ユニット41Bとを含んでいる。
図9は、電解水生成部4のメンテナンスを行なっている状態での電解水生成装置1を示している。第1電解ユニット41Aは、横材22によって支持され、横材22をレールとして、第2側部26から第1側部25を向く第1水平方向H1に引き出し及び押し入れ可能に構成されている。第1電解ユニット41Aが第1水平方向H1に引き出されることにより、第1電解ユニット41Aを構成する電解槽43等の消耗部品を容易に交換することが可能となり、第1電解ユニット41Aのメンテナンスが容易かつ短時間で行えるようになる。
第2電解ユニット41Bは、横材22によって支持され、横材22をレールとして、第1側部25から第2側部26を向く第2水平方向H2に引き出し可能に構成されている。第2電解ユニット41Bが第2水平方向H2に引き出されることにより、第2電解ユニット41Bを構成する電解槽43等の消耗部品を容易に交換することが可能となり、第1電解ユニット41Aのメンテナンスが容易かつ短時間で行えるようになる。
なお、第1電解ユニット41Aは、その全体が本体フレーム2の外部に引き出される構成であってもよく、その一部分が本体フレーム2の外部に引き出される構成であってもよい。同様に、第2電解ユニット41Bは、その全体が本体フレーム2の外部に引き出される構成であってもよく、その一部分が本体フレーム2の外部に引き出される構成であってもよい。
すなわち、図9中、上段の第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bに示されるように、電解ユニット41は、本体フレーム2から完全に取り外し可能に構成されていてもよく、下段の第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bに示されるように、電解ユニット41は、少なくともその一部分が本体フレーム2から引き出された状態で本体フレーム2に支持可能に構成されていてもよい。前者の場合は、電解ユニット41ごと交換することにより、メンテナンスに要する時間を短縮できる。後者の場合は、電解ユニット41が本体フレーム2に支持された状態を維持しつつ電解ユニット41の一部分を本体フレーム2の外部に引き出して、交換が必要な部品のみを取り外して交換することができる。
第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bを引き出す際には、ハンドル44が使用される。本実施形態では、図6に示されるように、一対のハンドル44が、複数の電解槽43を挟んで第1水平方向H1及び第2水平方向H2の両側で、ベース42に固定されている。一方のハンドル44を使用することにより第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bを容易に引き出すことが可能となり、両方のハンドル44を使用することにより第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bを両手で容易に持ち上げて、本体フレーム2から取り外すことが可能となる。
一つの電解ユニット41には、単一のハンドル44が設けられていてもよい。この場合、例えば、第1電解ユニット41Aでは、ハンドル44は、電解槽43よりも第1水平方向H1の側でベース42に固定されているのが望ましい。これにより、ハンドル44を使用することにより第1電解ユニット41Aを容易に引き出すことが可能となる。同様に、第2電解ユニット41Bでは、ハンドル44は、電解槽43よりも第2水平方向H2の側でベース42に固定されているのが望ましい。
第1電解ユニット41Aと第2電解ユニット41Bとは、第2水平方向H2に沿って並べられているのが望ましい。これにより、多数の電解ユニット41を本体フレーム2の内側にコンパクトに収容できる。
図4、5及び9に示されるように、複数の第1電解ユニット41Aは、電解水生成装置1の上下方向に並べられているのが望ましい。また、複数の第2電解ユニット41Bは、電解水生成装置1の上下方向に並べられているのが望ましい。これにより、上述した第3側部27に沿って第2水平方向H2に並べられた電解槽43と相まって、多数の電解ユニット41を本体フレーム2の内側にコンパクトに収容できる。
図4に示されるように、複数の第1電解ユニット41Aは、第2水平方向H2(第1水平方向H1)に直交する第3水平方向H3に並べられているのが望ましい。同様に、複数の第2電解ユニット41Bは、第3水平方向H3に並べられているのが望ましい。これにより、上述した電解水生成装置1の第2水平方向H2及び上下方向に並べられた電解ユニット41と相まって、多数の電解ユニット41を本体フレーム2の内側にコンパクトに収容できる。
電解水生成部4は、本体フレーム2の第4側部28側に寄せて本体フレーム2に固定されている。上記「第4側部28側に寄せて」とは、電解水生成部4の中心が本体フレーム2の中心よりも第4側部28側にオフセットされていることを意味している。これにより、電解水生成部4が第4側部28側に集約され、大容量の電解水生成部4を本体フレーム2の内部にコンパクトに収容することが可能となる。
一方、電気ケーブル5の主要部は、電解水生成部4と第3側部27との間の空間である第3側部側スペース29を通って、電解水生成部4と電源部3とを電気的に接続する。これにより、電気ケーブル5のメンテナンスが容易となる。また、第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bを引き出す際に、第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bと電気ケーブル5との干渉が抑制され、電解水生成部4のメンテナンスが容易かつ短時間で行えるようになる。
図1乃至3に示されるように、入水管6は、前処理装置200及び電解水生成装置1に対して第2水平方向H2の側に配された入水管60を有する。入水管60は、製造装置100の背面側で、前処理装置200とつながっている。同様に、出水管7は、後処理装置300及び電解水生成装置1に対して第2水平方向H2の側に配された出水管70を有する。出水管70は、製造装置100の背面側で、後処理装置300とつながっている。
上記入水管60及び出水管70により、製造装置100の正面側の構成が簡素化される。また、このような入水管6及び出水管7の配管構成に伴い、電解水生成装置1背面側に生ずる空間は、第2電解ユニット41Bを引き出して、メンテナンスを行なうための空間として活用できる。
図10は、電解水生成装置1の内部での入水管6の構成を示している。入水管6は、主入水管61、61a、61bと、主入水管61、61a、61bよりも小径の副入水管62a、62bとを有している。
主入水管61は、本体フレーム2の内部で入水管60と接続されている。主入水管61と入水管60とが一体に形成されていてもよい。主入水管61a、61bは、主入水管61から分岐している。主入水管61aは、各電解ユニット41の各電解槽43の陰極室に水を供給するために設けられている。主入水管61bは、各電解ユニット41の各電解槽43の陽極室に水を供給するために設けられている。
副入水管62aの一端は主入水管61aから分岐し、他端は各電解槽43(図4乃至6参照)の陰極室と接続されている。前処理装置200を通過した水は、主入水管61、61a及び副入水管62aを順次介して各電解槽43の陰極室に流入する。副入水管62bの一端は主入水管61bから分岐し、他端は各電解槽43の陽極室と接続されている。前処理装置200を通過した水は、主入水管61、61b及び副入水管62bを順次介して各電解槽43の陽極室にも流入する。
主入水管61bには、絞り弁61dが設けられているのが望ましい。これにより、陽極室に流入する水(すなわち、電解酸素水となって排出される水)が制限され、水の有効利用を図ることができる。この場合、主入水管61bを主入水管61aよりも小径とすることにより、電解水生成装置1の小型化及びコストダウンを図ることが可能となる。
本実施形態では、主入水管61aの一部が第3側部側スペース29に配されることにより、第1電解ユニット41Aに対して第1水平方向H1の空間及び第2電解ユニット41Bに対して第2水平方向H2の空間には、入水管6が配されていない。これにより、第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bを引き出す際に、第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bと入水管6との干渉が抑制され、電解水生成部4のメンテナンスが容易かつ短時間で行えるようになる。
図11は、電解水生成装置1の内部での出水管7の構成を示している。出水管7は、主出水管71a、71bと、主出水管71a、71bよりも小径の副出水管72a、72bとを有している。主出水管71aは、本体フレーム2の内部で出水管70と接続されている。主出水管71aと出水管70とが一体に形成されていてもよい。主出水管71bは、本体フレーム2の内部で第1排水管73と接続されている。主出水管71bと第1排水管73とが一体に形成されていてもよい。電解水素水が取り出される主出水管71aは、出水管70を介して後処理装置300と接続されている。電解酸素水が取り出される主出水管71bは、第1排水管73を介して排水手段(図示せず)と接続されている。
電解水素水が取り出される副出水管72aの一端は各電解槽43(図4乃至6参照)の陰極室と接続され、他端は主出水管71aに合流する。電解酸素水が取り出される副出水管72bの一端は各電解槽43の陽極室と接続され、他端は主出水管71bに合流する。各電解槽43の陰極室で電気分解された電解水素水は、副出水管72a、主出水管71aを順次介して後処理装置300に流入する。一方、各電解槽43の陽極室で電気分解された電解水素水は、副出水管72b、主出水管71bを順次介して排出される。
本実施形態では、主出水管71aの一部が第3側部側スペース29に配されることにより、第1電解ユニット41Aに対して第1水平方向H1の空間及び第2電解ユニット41Bに対して第2水平方向H2の空間には、出水管7が配されていない。これにより、第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bを引き出す際に、第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bと出水管7との干渉が抑制され、電解水生成部4のメンテナンスが容易かつ短時間で行えるようになる。
図6に示されるように、電気ケーブル5には、各電解槽43に電解電流を供給するためのケーブル56と、副出水管72a、72bに設けられている流量センサー63からの出力信号を伝送するためのケーブル57とが含まれる。ケーブル56及び57は、カプラー55によって電解槽43側と電源部3側とに分割可能に構成されている。これにより、第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bを引き出す際に、ケーブル56及び57を速やかに分割することが可能となり、電解水生成部4のメンテナンスが容易かつ短時間で行えるようになる。
副入水管62a、62bは、各電解槽43の下部で電解槽43側と主入水管61a、61b側とに分割可能に構成されている。一方、副出水管72a、72bは、各電解槽43の上部で電解槽43側と主出水管71a、71b側とに分割可能に構成されている。これにより、第1電解ユニット41A及び第2電解ユニット41Bを引き出す際に、副入水管62a、62b及び副出水管72a、72bを速やかに分割することが可能となり、電解水生成部4のメンテナンスが容易かつ短時間で行えるようになる。
図2に示されるように、底部24には、皿状の水溜部8が配されているのが望ましい。水溜部8は、電解水生成部4、入水管6及び出水管7のメンテナンス等の際に、漏れた水を溜める。
出水管7は、各電解槽43の陽極室から取り出された水を本体フレーム2の外部に排出するための第1排水管73と、水溜部8からのびて第1排水管73と接続される第2排水管74をさらに備えるのが望ましい。第2排水管74と第1排水管73とが一体に形成されていてもよい。水溜部8からのびる第2排水管74が第1排水管73と接続されているので、水溜部8に溜められた水を容易に排出することができる。
以上、本実施形態の電解水生成装置1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、電解水生成装置1は、少なくとも、本体フレーム2と、本体フレーム2内に収容された電解水生成部4とを備え、本体フレーム2は、水平方向にのびる上横材22Aと、上横材22Aの下方で水平方向にのびる下横材22Bとを有し、電解水生成部4は、複数の電解ユニット41を有し、各電解ユニット41は、上横材22A及び下横材22Bに脱着可能に固定されるベース42と、ベース42に固定され、かつ、陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽43とを含み、ベース42は、上横材22Aと下横材22Bとをつなぐように、上下方向にのびて配されていればよい。
1 電解水生成装置
2 本体フレーム
4 電解水生成部
6 入水管
7 出水管
21 縦材
22 横材
23 上部
24 底部
25 第1側部
26 第2側部
27 第3側部
28 第4側部
29 第3側部側スペース
41 電解ユニット
41A 第1電解ユニット
41B 第2電解ユニット
42 ベース
43 電解槽
44 ハンドル
H1 第1水平方向
H2 第2水平方向

Claims (5)

  1. 水を電気分解することにより、電解水を生成する電解水生成装置であって、
    本体フレームと、前記本体フレーム内に収容された電解水生成部とを備え、
    前記本体フレームは、水平方向にのびる上横材と、前記上横材の下方で水平方向にのびる下横材とを有し、
    前記上横材は、水平面を有し、
    前記電解水生成部は、複数の電解ユニットを有し、
    各電解ユニットは、前記上横材及び前記下横材に脱着可能に固定されるベースと、前記ベースに固定され、かつ、陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽とを含み、
    前記ベースは、前記電解槽を支持する本体部と、前記本体部から起立し、前記水平面に支持される被支持面を有する前記上横材と前記下横材とをつなぐように、上下方向にのびて配されることを特徴とする電解水生成装置。
  2. 前記各電解ユニットは、前記上横材及び前記下横材に案内されて前記本体フレーム内から引き出し可能に配されている請求項1記載の電解水生成装置。
  3. 前記各電解ユニットは、前記水平面に前記被支持面を固定する固定具を含む請求項2記載の電解水生成装置。
  4. 前記下横材は、前記水平面に直交する垂直面を有し、
    前記ベースは、脱着の際に前記垂直面に案内される被案内面を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の電解水生成装置。
  5. 前記ベースは、前記下横材と係合し、前記ベースの前記垂直面の法線方向への動きを規制する係合部を有する請求項4記載の電解水生成装置。
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