JP2018114008A - 壁面取付部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】水分によるマグネットの劣化を抑え得る壁面取付部材の提供を目的とする。【解決手段】取付対象部材としての物品掛け部材と、壁面に物品掛け部材を取り付けるための取付部3とを備える。取付部3は、ネオジウムマグネット4と、マグネット保持部材6と、防水用シート部材7とを備える。マグネット保持部材6は、ネオジウムマグネット4を収納する収納部610と、収納部610の周囲を取り囲む周壁611とを有し、ネオジウムマグネット4の先端面と周壁611の先端面とが略面一になるように収納部610に収納された状態でネオジウムマグネット4を保持する。防水用シート部材7は、ネオジウムマグネット4の先端面を覆った状態で収納部610の全周にわたり周壁611の先端面に貼着されることにより、ネオジウムマグネット4を防水する。【選択図】図2

Description

本発明は、壁面に取り付けられる取付対象部材と、取付対象部材を壁面に取り付けるための取付部とを有する壁面取付部材に関するものである。
取付対象部材を壁面に取り付け得るようにした壁面取付部材は、従来から知られており、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された壁面取付部材は、取付対象部材である容器本体と、容器本体の後壁に形成されたマグネットホルダーと、このマグネットホルダーに嵌入固定されたマグネットとを有している。そして、マグネットホルダーに嵌入固定されたマグネットを、例えばスチール等のマグネットを吸着可能な金属が埋設された壁の壁面に対して当該マグネットの磁力によって吸着させる。これにより、取付対象部材は、壁面に取り付けられる。
実開平07−5421号公報
しかしながら、特許文献1では、マグネットホルダーに嵌入固定されたマグネットが壁面側に露出されているため、マグネットに水分が付着しやすい。特に、例えば浴室や洗面所の壁面には水分が付着する場合が多く、このような壁面に壁面取付部材を取り付ける場合には、水分が壁面を伝ってマグネットに付着おそれがある。その結果、付着した水分によってマグネットの磁力による吸着力が低下する等、マグネットが早期に劣化する。
本発明は、水分によるマグネットの劣化を抑え得る壁面取付部材の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、壁面に取り付けられる取付対象部材と、前記壁面に前記取付対象部材を取り付けるための取付部とを備えた壁面取付部材であって、前記取付部は、ネオジウムマグネットと、前記ネオジウムマグネットを保持するマグネット保持部材と、前記ネオジウムマグネットを防水するためのシート状の防水用シート部材とを備え、前記マグネット保持部材は、前記ネオジウムマグネットを収納する収納部と、前記収納部の周囲を取り囲む周壁とを有し、前記ネオジウムマグネットの先端面と前記周壁の先端面とが略面一になるように前記収納部に収納された状態で前記ネオジウムマグネットを保持し、前記防水用シート部材は、前記ネオジウムマグネットの先端面を覆った状態で前記収納部の全周にわたり前記周壁の先端面に貼着されている、壁面取付部材を提供する。
本発明によれば、マグネット保持部材は、ネオジウムマグネットの表面と収納部の周壁の先端面とが略面一になるようにネオジウムマグネットを保持し、防水用シート部材は、ネオジウムマグネットの先端面を覆った状態で収納部の全周にわたり周壁の先端面に貼着されている。
これにより、磁力の強いネオジウムマグネットを壁面に対して極めて近接した位置(壁面から防水用シート部材の厚み寸法を隔てた位置)に配置してネオジウムマグネットの磁力を有効に活用しながら、当該ネオジウムマグネットに壁面を伝う水滴等が接触するのを防止することができる。具体的に、防水用シート部材により収納部内に収納されたネオジウムマグネットが壁面側から覆われた状態で当該防水用シート部材が収納部の全周にわたって周壁の先端面に貼着されているため、壁面を伝う水滴等が収納部の周囲から収納部内に導かれるのを抑制することができる。
したがって、ネオジウムマグネットの磁力を有効に活用しながら、外部からの水分のネオジウムマグネットに対する接触を確実に防止することでき、マグネットの劣化を抑えることができる。
前記壁面取付部材において、前記防水用シート部材の厚さは、0.4mm以下にすることができる。
防水用シート部材は使用に際して壁面とネオジウムマグネットとの間に配置されるため、理論上、防水用シート部材の厚さが0の場合(防水用シート部材を設けない場合)に壁面に対するネオジウムマグネットの吸着力が最も強くなる。一方、防水用シート部材の厚さが厚くなるほど壁面に対するネオジウムマグネットの吸着力が減衰する。前記のように、防水用シート部材の厚さが0.4mm以下であると、厚さが0の場合に対する吸着力の減衰率を40%以内に抑えることができる。これにより、ネオジウムマグネットの磁力によって取付部を確実に壁面に取り付けでき、取付部に外部負荷がかかった場合でも取付部の固定状態を維持することができる。
前記壁面取付部材において、前記防水用シート部材の厚さは、0.3mm以下にすることができる。
防水用シート部材の厚さが0.3mm以下であると、ネオジウムマグネットの吸着力の前記減衰率を35%以内に抑えることができる。したがって、より確実に、取付部をネオジウムマグネットの磁力によって壁面に取り付けることができ、取付部の固定状態をより一層維持することができる。
前記壁面取付部材において、前記防水用シート部材は、防水層と、前記防水層の前記マグネット保持部材と反対側の面に設けられ前記壁面に対して滑り難くする機能を有する防滑層とを備えていることが好ましい。
これによれば、防滑層によって防水用シート部材が壁面に対して滑り難くなる。したがって、例えば取付部に外部負荷がかかった場合でも取付部が壁面を滑り動き難いものになり、固定状態をより確実に維持することができる。
前記壁面取付部材において、前記取付部は、前記収納部内に配設され前記ネオジウムマグネットの吸着力を増幅するためのヨークを、更に備え、前記ヨークは、前記収納部内で前記ネオジウムマグネットの外周を取り囲むように配置される筒状部を備え、前記筒状部は、前記防水用シート部材側を向く先端面を備え、前記マグネット保持部材は、前記筒状部ヨークの先端面と前記周壁の先端面とが略面一になるように前記収納部に収納された状態で前記ヨークを保持し、前記防水用シート部材は、前記ヨークの先端面を覆った状態で前記収納部の全周にわたり周壁の先端面に貼着されていることが好ましい。
これによれば、マグネット保持部材は、ヨーク(継鉄)の先端面と周壁の先端面とが略面一になるようにヨークを収納部に収納された状態でヨークを保持している。そのため、壁面に対する吸着面として機能するヨークの先端面を壁面に対して極めて近接した位置(壁面から防水用シート部材の厚み寸法を隔てた位置)に配置してネオジウムマグネットの磁力を有効に活用しながら、壁面を伝う水滴等がヨークに接触するのを防止することができる。具体的に、防水用シート部材により収納部内に収納されたヨークが壁面側から覆われた状態で当該防水用シート部材が収納部の全周にわたって周壁の先端面に貼着されているため、壁面を伝う水滴等が収納部の周囲から収納部内に導かれるのを抑制することができる。
したがって、ネオジウムマグネットの磁力を有効に活用しながら、外部からの水分のヨークおよびネオジウムマグネットに対する接触を確実に防止することができ、ヨークおよびネオジウムマグネットの劣化を抑えることができる。
前記壁面取付部材において、前記ヨークは、前記防水用シート部材とは反対側で前記筒状部の開口を閉じるヨーク底部と、前記ヨーク底部を貫通する孔とを有し、前記マグネット保持部材は、前記防水用シート部材とは反対側で前記収納部を閉じる収納部底部と、前記収納部底部から突出して前記孔を通じて前記防水用シート部材側に延びて前記ヨークを前記防水用シート部材側に抜け止めする抜け止め部とを有し、前記ヨーク底部は、前記収納部底部に接着されていることが好ましい。
これによれば、ヨークは、抜け止め部によって防水用シート部材側に抜け止めされ、しかも、ヨーク底部が収納部底部に接着されている。これにより、ヨークを確実にマグネット保持部材に固定することができるため、ヨークに収納部から引き出されるような外力がかかった場合(例えば、取付部を壁面から取り外す場合)でも、ヨークの収納部内における保持を維持することができる。
前記壁面取付部材において、前記ネオジウムマグネットは、前記ヨーク底部に接着されていることが好ましい。
これによれば、ネオジウムマグネットはヨークを介してマグネット保持部材に確実に保持される。そのため、ネオジウムマグネットに収納部から引き出されるような外力がかかった場合(例えば、取付部を壁面から取り外す場合)でも、ネオジウムマグネットの収納部内における保持を維持することができる。
前記壁面取付部材において、前記マグネット保持部材は、前記防水用シート部材の裏面側に収まっていることが好ましい。
これによれば、壁面に取り付ける際にマグネット保持部材が壁面に当接するようなことを防止でき、ネオジウムマグネットの先端面の全体を、防水用シート部材を介して確実に壁面に当接させることができる。これにより、ネオジウムマグネットの吸着力によって確実に壁面に取付部を取り付けることができる。
本発明によれば、水分によるマグネットの劣化を抑えることができる。
本発明の第1実施形態の壁面取付部材の斜視図である。 図1の壁面取付部材における取付部の分解斜視図である。 図1の壁面取付部材における取付部の断面図である。 図1の壁面取付部材における取付部の防水シート部材の一部の拡大断面図である。 防水シート部材の厚さと2種類のネオジウムマグネットそれぞれの吸着力との関係を表した図表である。 防水シート部材の厚さと2種類のネオジウムマグネットそれぞれの吸着力との関係を表したグラフである。 第1実施形態の壁面取付部材の変形例の斜視図である。 第2実施形態の壁面取付部材の斜視図である。 図8の第2実施形態の壁面取付部材の分解斜視図である。 図8の第2実施形態の壁面取付部材の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態の壁面取付部材の斜視図である。また、図2は、図1の壁面取付部材における取付部の分解斜視図、図3は、図1の壁面取付部材における取付部の断面図である。
本発明の壁面取付部材1は、図1に示すように、壁面H(図3に図示)に取り付けられる物品掛け部材(取付対象部材)2と、物品掛け部材2を壁面Hに取り付けるための2つの取付部3とを備えている。
2つの取付部3は、互いに同構成を採っており、以下に、一方の取付部3についてのみ説明し、他方の取付部3の説明を省略する。
この実施形態の取付部3は、図2、図3に示すように、ネオジウムマグネット4と、ネオジウムマグネット4の吸着力を増幅する機能を有するヨーク(継鉄)5と、ネオジウムマグネット4及びヨーク5を保持するマグネット保持部材6と、マグネット保持部材6に保持されたネオジウムマグネット4を防水するためのシート状の防水用シート部材7とを備えている。
ネオジウムマグネット4は、スチール等のマグネット吸着可能金属製の壁やマグネット吸着可能金属が埋設された壁である壁面Hに磁力によって吸着させることで取付部3を壁面Hに取り付けるためのものである。
この実施形態のネオジウムマグネット4は、中心部に厚さ方向の両端面それぞれを貫通する貫通孔40が形成されたリング状を呈するものからなる。また、この実施形態では、ネオジウムマグネット4における厚さ方向(軸方向)の先端面(防水用シート部材7側の面)41および基端面(防水用シート部材7と反対側の面)42は、平面に形成されている。以下、防水用シート部材7側を先端側とし、防水用シート部材7と反対側を基端側として説明する。
ヨーク5は、円筒状の筒状部51と、防水用シート部材7とは反対側で筒状部51の開口を閉じる円板状のヨーク底部52と、ヨーク底部52の中心部を貫通する孔53とを備えている。この孔53の直径は、ネオジウムマグネット4の貫通孔40の直径よりも小さい。
筒状部51は、内周側にネオジウムマグネット4が入る大きさに形成されている。また、筒状部51におけるヨーク底部52とは反対側の先端面52aは、平面状に形成され、防水用シート部材7側を向いている。
マグネット保持部材6は、保持部材本体61と、保持部材本体61の基端部に形成され、物品掛け部材2を支持する掛け部材支持部62とを備えている。
保持部材本体61は、ネオジウムマグネット4およびヨーク5を収納する収納部610と、収納部610の周囲を取り囲む周壁611と、周壁611の防水用シート部材7と反対側から径方向の内側に突出する突出部610aと、収納部610内に収納されたヨーク5を抜け止めする抜け止め部614とを備えている。
本実施形態において、掛け部材支持部62は、保持部材本体61の突出部610aから基端側に延びる有底の筒状の形状を有する。これら突出部610a及び掛け部材支持部62によって、収納部610は、防水用シート部材7とは反対側で閉じられている。つまり、突出部610a及び掛け部材支持部62は、防水用シート部材7とは反対側で収納部610を閉じる収納部底部を構成する。
収納部610は、掛け部材支持部62の先端面62a及び突出部610aの先端面(符号省略)から周壁611の先端面611aとの間で定義される所定の深さ寸法を有する。
この収納部610は、図3に示すように、ネオジウムマグネット4を収納するマグネット収納部612と、ヨーク5を収納するヨーク収納部613とを備えている。
ヨーク収納部613は、収納部610における径方向の外側部および軸方向(図3の左右方向)の収納部610の基部側部(図3の右側部)に形成されている。マグネット収納部612は、その収納部610におけるヨーク収納部613の径方向の内側で、かつ、収納部610の軸方向の先部側(図3の左側)に形成されている。
抜け止め部614は、収納部610を閉じる掛け部材支持部62の先端面62aから防水用シート部材7側(先端側)に延びている。また、抜け止め部614は、後述のカシメ加工前の図2に示す状態でヨーク5の孔53に挿通できるように設定された太さを有している。
ヨーク5は、収納部610(ヨーク収納部613)内に次のように収納されている。ヨーク5のヨーク底部52の外面と収納部底部(突出部610a)との間に接着手段としての両面接着テープ615が配設されている。この状態で、ヨーク5の孔53に抜け止め部614が挿通され、孔53から出た抜け止め部614の先端がカシメ加工される。これにより、ヨーク5は、ヨーク底部52が収納部底部(突出部610a)に接着手段によって接着されているとともに、ヨーク5が抜け止め部614によって防水用シート部材7側へ抜け止めされる。この状態において、ヨーク5の筒状部51は、収納部610(ヨーク収納部613)内でネオジウムマグネット4の外周を取り囲むように配置されている。
また、ネオジウムマグネット4は、収納部610(マグネット収納部612)内に次のように収納されている。ネオジウムマグネット4の基端面42とその基端面42に対向するヨーク5のヨーク底部52の先端面との一方または両方に接着剤44が塗布された状態で、ネオジウムマグネット4がマグネット収納部612(ヨーク5の筒状部51の内側)に収納されている。これにより、ネオジウムマグネット4は、基端面42がヨーク5のヨーク底部52に接着された状態で収納されている。
また、ヨーク5およびネオジウムマグネット4が収納部610内に収納された状態で、ネオジウムマグネット4の先端面41とヨーク5の先端面52aと周壁611の先端面611aとが略面一になっている。
なお、ヨーク収納部613に収納される前のヨーク5にネオジウムマグネット4が接着され、そのネオジウムマグネット4が接着されたヨーク5が収納部610に収納されてもよい。組立方法は、適宜変更できる。
次に、防水用シート部材7について説明する。防水用シート部材7は、この実施形態では、図2、図3に示すように、保持部材本体61の外周径と略同じ大きさ(少し小径)の円形状のものである。防水用シート部材7は、図4に示すように、第1粘着剤層71と、第1粘着剤層71の一方面に積層された防水層72と、防水層72の一方面に積層された第2粘着剤層73と、第2粘着剤層73の一方面に積層された防滑層74とを有する。これらの層71〜74は、基端側から先端側へこの順で積層されている。
第1粘着剤層71は、ネオジウムマグネット4の先端面41とヨーク5の先端面52aと保持部材本体61の先端面611aとに接着される層であり、この実施形態では、アクリル系の粘着剤から構成されている。
防水層72は、この実施形態では、ポリオレフィン系の発泡体から構成されている。
第2粘着剤層73は、防滑層74と防水層72とを接着しており、この実施形態では、アクリル系の粘着剤層73aとウレタン系の粘着剤層73bとの2層から構成されている。
防滑層74は、壁面Hに対して滑り難くする機能を有する層である。この実施形態では、防滑層74は、平坦な先端面(壁面H側の面)と、壁面Hの表面に沿って変形可能な柔軟性とを有している。したがって、例えば壁面Hが凹凸面である場合でも凹凸面に沿って防水用シート部材7の全体が壁面Hに当接することができる。この実施形態において、防水用シート部材7は、軟質のポリオレフィン系のフィルムにより構成されている。なお、平坦な先端面と、壁面Hの表面に沿って変形可能な柔軟性とを有する防滑層について説明したが、この構成に代えて又はこの構成に加えて壁面Hとの摺動抵抗を高めるための凹凸部が形成された先端面を有する防滑層74を採用することもできる。
このように構成された防水用シート部材7は、図3に示すように、第1粘着剤層71がネオジウムマグネット4の先端面41およびヨーク5の先端面52aを覆った状態で、マグネット収納部612およびヨーク収納部613の全周にわたって周壁611の先端面611aに貼付されている。したがって、防水用シート部材7は、第1粘着剤層71によってネオジウムマグネット4の先端面41、ヨーク5の先端面52aおよび周壁611の先端面611aに接着されている。また、この状態で、マグネット保持部材6は、防水用シート部材7の基端側(裏面側)に収まっている。
ここで、防水用シート部材7の厚さに対するネオジウムマグネット4の吸着力の強さの試験をしたので、以下に説明する。
試験は、表面磁束密度が238mTのネオジウムマグネット4及び表面磁束密度が203mTのネオジウムマグネット4の2種類のものについて、それぞれのネオジウムマグネット4とスチール製の壁面Hとの間に防水用シート部材7を配置して、ネオジウムマグネット4を壁面に吸着させる。そして、ネオジウムマグネット4を壁面Hに対して垂直方向に引き剥がし、その引き剥がす際の荷重を吸着力として測定した。また、測定は、0.1mm〜2.0mmまでの0.1mmごとに厚さの異なる防水用シート部材7それぞれについて行った。その結果は、図5、図6に示す通りであった。
防水用シート部材7は、使用に際して壁面Hとネオジウムマグネット4との間に配置されるため、図5、図6に示すように、防水用シート部材7の厚さが0の場合(防水用シート部材7を設けない場合)に壁面Hに対するネオジウムマグネット4の吸着力が最も強くなる(表面磁束密度が238mTのもので35.0N、表面磁束密度が203mTのもので28.5N)。一方、防水用シート部材7の厚さが厚くなるほど壁面Hに対するネオジウムマグネット4の吸着力が減衰する。
そして、吸着力は、防水用シート部材の厚さが0.3mmでは、表面磁束密度が238mTのもので24.2Nになり、表面磁束密度が203mTのもので19.4Nになる。したがって、表面磁束密度が238mTのものでは、防水用シート部材7の厚さが0の場合に比べて吸着力が69.1%、表面磁束密度が203mTのものでは、68.1%になり、減衰率が35%以内に収まる。
また、吸着力は、防水用シート部材の厚さが0.4mmでは、表面磁束密度が238mTのもので21.7Nになり、表面磁束密度が203mTのもので17.3Nになる。したがって、表面磁束密度が238mTのものでは、防水用シート部材7の厚さが0の場合に比べて吸着力が62.0%、表面磁束密度が203mTのものでは、60.7%になり、減衰率が40%以内になる。
減衰率が40%以内であれば、ネオジウムマグネット4の吸着力によって取付部3を確実に壁面Hに吸着させて取り付けでき、例えば取付部3に外部負荷がかかった場合でも取付部3が壁面Hを滑り動き難いものになり、固定状態を維持できる。したがって、防水用シート部材7の厚さが0.4mm以下のものを用いるのが好ましく、より好ましくは、防水用シート部材の厚さが0.3mm以下のものを採用することができる。ただし、防水用シート部材7の厚さが0.4mmを超えるものでも使用可能であり、適宜変更して使用できる。
図1〜図3に戻って、マグネット保持部材6の掛け部材支持部62について説明する。
掛け部材支持部62は、保持部材本体61の突出部610aの基端面から基端側に延びている。保持部材本体61の基端部には、物品掛け部材2が嵌入される円柱状の嵌入孔621が設けられている。
次に、物品掛け部材2について説明する。
物品掛け部材2は、この実施形態では、例えばタオルを直接かけ得る円柱状の長尺丸棒体から構成されている。そして、この物品掛け部材2の一方端部が、一方の取付部3の嵌入孔621に嵌入され、他方端部が、他方の取付部3の嵌入孔621に嵌入されている。これにより、物品掛け部材2は、2つの取付部3に架け渡された状態で2つの取付部3に支持されている。
以上のように構成された壁面取付部材1によれば、ネオジウムマグネット4の先端面41と収納部610の周壁611の先端面611aとが略面一になるようにマグネット保持部材6がネオジウムマグネット4を保持し、防水用シート部材7がネオジウムマグネット4の先端面を覆った状態で収納部610の全周にわたり周壁611の先端面611aに貼着されている。
これにより、磁力の強いネオジウムマグネット4を壁面Hに対して極めて近接した位置(壁面Hから防水用シート部材7の厚み寸法を隔てた位置)に配置してネオジウムマグネット4の磁力を有効に活用しながら、当該ネオジウムマグネット4に壁面Hに伝う水滴等が接触するのを防止することができる。具体的に、防水用シート部材7により収納部610内に収納されたネオジウムマグネット4が壁面H側から覆われた状態で当該防水用シート部材7が収納部610の全周にわたって周壁611の先端面に貼着されているため、壁面Hを伝う水滴等が収納部610の周囲から収納部610内に導かれるのを抑制することができる。
したがって、ネオジウムマグネット4の磁力を有効に活用しながら、外部からの水分のネオジウムマグネット4に対する接触を確実に防止することができ、ネオジウムマグネット4の劣化を抑えることができる。
また、防水用シート部材7が防滑層74を備えているため、防水用シート部材7が壁面Hに対して滑り難くなる。したがって、例えば取付部3に外部負荷がかかった場合でも取付部3が壁面Hを滑り動き難いものになり、固定状態をより確実に維持することができる。
また、取付部3のマグネット保持部材6は、ネオジウムマグネット4の吸着力を増幅する機能を有するヨーク5の先端面と周壁611の先端面611aとが略面一になるようにヨーク5をヨーク収納部613に収納された状態で保持している。そのため、壁面Hに対する吸着面として機能するヨーク5の先端面52aを壁面Hに対して極めて近接した位置(壁面Hから防水用シート部材7の厚み寸法を隔てた位置)に配置してネオジウムマグネット4の磁力を有効に活用しながら、壁面Hを伝う水滴等がヨーク5に接触するのを防止することができる。具体的に、防水用シート部材7により収納部610内に収納されたヨーク5が壁面H側から覆われた状態で当該防水用シート部材7が収納部610の全周にわたって周壁611の先端面611aに貼着されているため、壁面Hを伝う水滴等の収納部610の周囲から収納部610内に導かれるのを抑制することができる。
したがって、ネオジウムマグネット4の磁力を有効に活用しながら、外部からの水分のヨーク5およびネオジウムマグネット4に対する接触を確実に防止することができ、ヨーク5およびネオジウムマグネット4の劣化を抑えることができる。
また、収納部610に収納されたヨーク5は、抜け止め部614によって防水用シート部材7側に抜け止めされ、しかも、ヨーク5のヨーク底部52が収納部底部(突出部610a)に接着されている。これにより、ヨーク5を確実にマグネット保持部材6に固定することができるため、ヨーク5に収納部610から引き出されるような外力がかかった場合(例えば壁面Hから取付部3を引き外す場合)でも、ヨーク5の収納部610内における保持を維持することができる。
また、ネオジウムマグネット4は、ヨーク5のヨーク底部52に接着されているため、ネオジウムマグネット4がヨーク5を介してマグネット保持部材6に確実に保持される。そのため、ネオジウムマグネット4に収納部610から引き出されるような外力がかかった場合(例えば壁面Hから取付部3を取り外す場合)でも、ネオジウムマグネット4の収納部610内における保持を維持することができる。
また、マグネット保持部材6は、防水用シート部材7の裏面側(基端側)に収まっているため、壁面に取り付ける際にマグネット保持部材6が壁面Hに当接するようなことを防止でき、ネオジウムマグネット4の先端面41の全体を、防水用シート部材7を介して確実に壁面Hに当接させることができる。
尚、上記第1実施形態では、取付対象部材としての物品掛け部材2は、1つの棒体から構成されたが、この形態のものに限らず、例えば図7に示すように、物品掛け部材2は、取付部3に支持された1つの棒状のフック支持部材211と、フック支持部材211に吊り下げ支持された複数のフック212とを備えたものを採用することもできる。この場合、フック212に物品を掛けることができる。このように取付対象部材の構成は、適宜変更できる。
次に、第2実施形態の壁面取付部材100について、図8〜図10に基いて説明する。第2実施形態の壁面取付部材100は、取付対象部材としての1つの物品掛け部材102と、1つの取付部103とを備えている。
第2実施形態の物品掛け部材102は、当該物品掛け部材102の一端に設けられて上方側に折り返された引っ掛け部121と、物品掛け部材102の他端に設けられて取付部103に支持される吊り下げ支持溝122aを有する被支持部122と、を備えている。被支持部122の吊り下げ支持溝122aは、所定幅をもって被支持部122の全周にわたって形成されている。
第2実施形態の取付部103は、先の第1実施形態のものと同様に、ネオジウムマグネット104と、ヨーク105と、マグネット保持部材106と、防水用シート部材107とを備えている。ネオジウムマグネット104とヨーク105と防水用シート部材107とは、先の第1実施形態のものと同構成を採用している。また、ネオジウムマグネット104およびヨーク105は、接着剤144によって接着されている。さらに、ヨーク105は、マグネット保持部材106に両面接着テープ615aによって接着されている。
第2実施形態のマグネット保持部材106は、保持部材本体161と、カバー162とを備えている。
この第2実施形態における保持部材本体161は、ネオジウムマグネット104およびヨーク105を収納する収納部1610と、収納部1610の周囲を取り囲む周壁1611と、防水用シート部材7とは反対側で収納部1610を閉じる収納部底部1619と、収納部底部1619から先端側に延びる抜け止め部1614とを備えている。更に、保持部材本体161は、ボルト受容部1615と、カバー162に係止される2つの被係止部1616と、物品掛け部材102を吊り下げ支持する第1掛け部材支持部1617(図10に図示)と、突部1618とを備えている。
収納部1610と抜け止め部1614とは、先の実施形態のものと同構成を採っている。
詳しくは、収納部1610は、マグネット収納部1612及びヨーク収納部1613を有する。
そして、保持部材本体161は、マグネット収納部1612内にネオジウムマグネット104が収納された状態で、ネオジウムマグネット104の先端面と保持部材本体161の周壁1611の先端面1611aとが面一になるようにネオジウムマグネット104を保持する。また、保持部材本体161は、ヨーク収納部1613内にヨーク105を収納した状態で、ヨーク105の先端面152aと保持部材本体161の周壁1611の先端面1611aとが面一になるようにヨーク105を保持する。
抜け止め部614は、ヨーク収納部1613に収納されたヨーク105をヨーク収納部1613から抜け止めしている(図10に示す状態)。
ボルト受容部1615は、保持部材本体161とカバー162とを固定するための固定用ボルト108を受容するもので、固定用ボルト108の頭部181を受容する頭部受容部1615aと、固定用ボルト108の軸部182を挿通する軸挿通孔1615bとを備えている。
頭部受容部1615aは、保持部材本体161(周壁1611)の先端面1611aからの深さ寸法が固定用ボルト108の頭部181の高さ寸法よりも大きくなるように形成されている。これにより、頭部受容部1615aに受容された固定用ボルト108の頭部181は、保持部材本体161の先端面1611aよりも基端側に収まっている。
2つの被係止部1616は、保持部材本体161の外周部において互いに周方向の異なる位置に設けられている。
突部1618は、保持部材本体161の外周から径方向の外側に突設されている。突部1618は、後述のカバー162の掛け部材嵌挿溝1621bと略同幅に形成され、掛け部材嵌挿溝1621bに嵌入されている。
第1掛け部材支持部1617は、図10に示すように、保持部材本体161の裏面側に設けられ、物品掛け部材102の吊り下げ支持溝122aに入り込み得る厚さを有している。
次に、カバー162について説明する。この実施形態のカバー162は、円筒部1621と、防水用シート部材107と反対側から円筒部1621の開口を閉じるカバー底部1622とを備えている。
円筒部1621におけるカバー底部1622とは反対側の端部には、保持部材本体161を受容する本体受容部1621aと、物品掛け部材102が回動自在に挿通する掛け部材嵌挿溝1621bと、被係止部1613それぞれを係止する係止部1621cとが設けられている。
本体受容部1621aは、円筒部1621の内周側に、保持部材本体161を受容可能な大きさを有している。
掛け部材嵌挿溝1621bは、物品掛け部材102が回動自在に嵌挿し得る幅で、円筒部1621の先端面から所定の深さをもって形成されている。
係止部1621cは、それぞれ、被係止部1616に対応する位置に、円筒部1621の内周から径方向内側に突出するように形成されている。
カバー底部1622は、固定用ボルト108の軸部に設けられた雄ネジ部と螺合する雌ネジ部を有するボルト固定部1622aと、物品掛け部材102を吊り下げ支持する第2掛け部材支持部1622bとを備えている。
第2掛け部材支持部1622bは、第1掛け部材支持部1617とほぼ同形状に形成されて第1掛け部材支持部1617と対向するように配置されている。第1掛け部材支持部1617及び第2掛け部材支持部1622bが物品掛け部材102の吊り下げ支持溝122aに入り込んだ状態で、第1掛け部材支持部1617と第2掛け部材支持部1622bとの間で物品掛け部材102は回動自在に支持される。
このように構成されたカバー162と保持部材本体161とは、例えば次のようにして組み付けられている。
まず、カバー162の掛け部材嵌挿溝1621bに物品掛け部材102が入れられ、第2掛け部材支持部1622bが物品掛け部材102の吊り下げ支持溝122aに基端側から入り込んだ状態にされる。
そして、その状態で、カバー162の本体受容部1621aに保持部材本体161が受容される。
この受容に際して、保持部材本体161の突部1618がカバー162の掛け部材嵌挿溝1621bに嵌入される。この嵌入によって、保持部材本体161がカバー162に対して位置決めされるとともに、カバー162に対して回り止めされる。また、突部1618が掛け部材嵌挿溝1621bに嵌入されることで、物品掛け部材102が入った掛け部材嵌挿溝1621bが塞がれる。これにより、物品掛け部材102が掛け部材嵌挿溝1621bから外に出ることが防止される。
また、カバー162の本体受容部1621aに保持部材本体161が受容された状態で、係止部1621cが被係止部1616に係止するとともに、第1掛け部材支持部1617が物品掛け部材102の吊り下げ支持溝122aに先端側から入り込む。これにより、第1掛け部材支持部1617と第2掛け部材支持部1622bとの間で物品掛け部材102が回動自在に支持される。
そして、その状態で、固定用ボルト108がボルト受容部1615の軸挿通孔1615bに挿通されてカバー162のボルト固定部1622aに固定される。これにより、カバー162と保持部材本体161とが組み付けられる。
このように構成された第2実施形態においても、ネオジウムマグネット104の先端面とヨーク105の先端面と保持部材本体161の周壁1611の先端面1611aとが略面一になるように取付部103の収納部1610がネオジウムマグネット104とヨーク105とを保持する。また、防水用シート部材107がネオジウムマグネット104およびヨーク105の先端面を覆った状態で収納部1610の全周にわたり周壁1611の先端面1611aに貼着されている。
これにより、磁力の強いネオジウムマグネット104を壁面Hに対して極めて近接した位置(壁面Hから防水用シート部材107の厚み寸法を隔てた位置)に配置してネオジウムマグネット104の磁力を有効に活用しながら、当該ネオジウムマグネット104に壁面Hに伝う水滴等が接触するのを防止することができる。具体的に、防水用シート部材107により収納部1610内に収納されたネオジウムマグネット104が壁面H側から覆われた状態で当該防水用シート部材107が収納部1610の全周にわたって周壁1611の先端面に貼着されているため、壁面Hを伝う水滴等が収納部1610の周囲から収納部1610内に導かれるのを抑制することができる。
なお、第2実施形態では、物品掛け部材102を回転可能に支持するための構成として、第1掛け部材支持部1617及び第2掛け部材支持部1622bを説明したが、物品掛け部材102を回転可能に支持するための構成はこれらに限定されない。例えば、第1掛け部材支持部1617を省略するとともに第2掛け部材支持部1622bの形成範囲を大きく設定することにより、当該第2掛け部材支持部1622bのみによって物品掛け部材102を回転可能に支持することもできる。
1、100 壁面取付部材
2、102 物品掛け部材(取付対象部材)
3、103 取付部
4、104 ネオジウムマグネット
5、105 ヨーク
6、106 マグネット保持部材
7、107 防水用シート部材
610、1610 収納部
H 壁面

Claims (8)

  1. 壁面に取り付けられる取付対象部材と、前記壁面に前記取付対象部材を取り付けるための取付部とを備えた壁面取付部材であって、
    前記取付部は、ネオジウムマグネットと、前記ネオジウムマグネットを保持するマグネット保持部材と、前記ネオジウムマグネットを防水するためのシート状の防水用シート部材とを備え、
    前記マグネット保持部材は、前記ネオジウムマグネットを収納する収納部と、前記収納部の周囲を取り囲む周壁とを有し、前記ネオジウムマグネットの先端面と前記周壁の先端面とが略面一になるように前記収納部に収納された状態で前記ネオジウムマグネットを保持し、
    前記防水用シート部材は、前記ネオジウムマグネットの先端面を覆った状態で前記収納部の全周にわたり前記周壁の先端面に貼着されている、壁面取付部材。
  2. 前記防水用シート部材の厚さは、0.4mm以下である、請求項1記載の壁面取付部材。
  3. 前記防水用シート部材の厚さは、0.3mm以下である、請求項1又は2記載の壁面取付部材。
  4. 前記防水用シート部材は、防水層と、前記防水層の前記マグネット保持部材と反対側の面に設けられ前記壁面に対して滑り難くする機能を有する防滑層とを備えている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の壁面取付部材。
  5. 前記取付部は、前記収納部内に配設され前記ネオジウムマグネットの吸着力を増幅するためのヨークを、更に備え、
    前記ヨークは、前記収納部内で前記ネオジウムマグネットの外周を取り囲むように配置される筒状部を備え、
    前記筒状部は、前記防水用シート部材側を向く先端面を備え、
    前記マグネット保持部材は、前記筒状部ヨークの先端面と前記周壁の先端面とが略面一になるように前記収納部に収納された状態で前記ヨークを保持し、
    前記防水用シート部材は、前記ヨークの先端面を覆った状態で前記収納部の全周にわたり周壁の先端面に貼着されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の壁面取付部材。
  6. 前記ヨークは、前記防水用シート部材とは反対側で前記筒状部の開口を閉じるヨーク底部と、前記ヨーク底部を貫通する孔とを有し、
    前記マグネット保持部材は、前記防水用シート部材とは反対側で前記収納部を閉じる収納部底部と、前記収納部底部から突出して前記孔を通じて前記防水用シート部材側に延びて前記ヨークを前記防水用シート部材側に抜け止めする抜け止め部とを有し、
    前記ヨーク底部は、前記収納部底部に接着されている、請求項5に記載の壁面取付部材。
  7. 前記ネオジウムマグネットは、前記ヨーク底部に接着されている、請求項6に記載の壁面取付部材。
  8. 前記マグネット保持部材は、前記防水用シート部材の裏面側に収まっている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の壁面取付部材。
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