JP2005279220A - 物掛け具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 必要に応じて、物掛け具の付け替えを容易にするため、フックの向きを回動させ、フックに物を吊り下げるだけで、フックの方向がマグネットの面の中心から垂直方向に自然修正でき、物を吊るし又は、掛ける時点でのフックのふらつきを解消し、老人や子供等力の弱い者にも、容易に移動や設置ができる、物掛け具を提供することである。
【解決手段】 軸主体1の一端にフランジ4を設けると共に、フランジ4の面に軸3を設け、軸主体1の他の端部付近にフックMを挿着保持するための開口部2を設け、この開口部2にフックの一端10を挿着し、更に、軸3は、ヨークの作用をするハウジング5に設けた、ハウジング開口部6回動自在に軸着保持し、フックMを磁化する手段を備えたことである。
【選択図】 図1
【解決手段】 軸主体1の一端にフランジ4を設けると共に、フランジ4の面に軸3を設け、軸主体1の他の端部付近にフックMを挿着保持するための開口部2を設け、この開口部2にフックの一端10を挿着し、更に、軸3は、ヨークの作用をするハウジング5に設けた、ハウジング開口部6回動自在に軸着保持し、フックMを磁化する手段を備えたことである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、冷蔵庫又はスチール製ボード(ホワイトボード)又はスチール製間仕切りその他、鋼製の面に物を掛けるための物掛け具に関するものである。
従来、冷蔵庫の外面やスチール製ボード等磁性体の面に物を刷り下げる場合、設置方向の面に粘着面を設けたフック状の物掛け具(以下吊り具という)若しくはマグネットを設けて、磁力によって吊り具を、所定の位置に固定する方法の吊り具が、実用に供せられている。
しかし、粘着面を設けた吊り具にあっては、一度粘着面を使用して固定すると必要に応じて他の位置に移動することができないため、マグネットを設けた吊り具を使用することが多く、従って、マグネットを設けた吊り具の磁性体の面への着脱移動頻度は、増加傾向にある。
このため、磁性体の面での移動に伴う、吊り具の付け替えに際し、フック部分が垂直方向に的確にセットされない場合が多く、フックの方向が捻れた状態でセットされる。
その結果、フックに物を吊り下げると、その物の重みでフックは垂直方向に引き下げられ、マグネット面と磁性体であるスチール面の間に滑りが生じ、この滑りが原因となって、吊り具に吊した物と共に滑落する、と言う問題があった。
又、この問題の解決にあたってマグネットの面、又はヨーク等に摩擦係数の高いシートや、テープを貼着し、滑りを防止し、更に、磁力を強力にすることによって、安定化を図ってきた。
しかし、マグネットの磁力を強力にすることは、吊り具を付け変える場合、マグネットの磁力が強く成りすぎて、磁性体面から磁石を引き離すのに、強い力を必要とするため、力の弱い老人や子供等が、自由に付け変え作業をすることが困難となっている、と言う新たな問題が生じている。
しかし、粘着面を設けた吊り具にあっては、一度粘着面を使用して固定すると必要に応じて他の位置に移動することができないため、マグネットを設けた吊り具を使用することが多く、従って、マグネットを設けた吊り具の磁性体の面への着脱移動頻度は、増加傾向にある。
このため、磁性体の面での移動に伴う、吊り具の付け替えに際し、フック部分が垂直方向に的確にセットされない場合が多く、フックの方向が捻れた状態でセットされる。
その結果、フックに物を吊り下げると、その物の重みでフックは垂直方向に引き下げられ、マグネット面と磁性体であるスチール面の間に滑りが生じ、この滑りが原因となって、吊り具に吊した物と共に滑落する、と言う問題があった。
又、この問題の解決にあたってマグネットの面、又はヨーク等に摩擦係数の高いシートや、テープを貼着し、滑りを防止し、更に、磁力を強力にすることによって、安定化を図ってきた。
しかし、マグネットの磁力を強力にすることは、吊り具を付け変える場合、マグネットの磁力が強く成りすぎて、磁性体面から磁石を引き離すのに、強い力を必要とするため、力の弱い老人や子供等が、自由に付け変え作業をすることが困難となっている、と言う新たな問題が生じている。
従って、本発明が解決しようとする課題は、必要に応じて物掛け具の付け替えを容易にするために、フックの向きを回動させ、フックに物を吊り下げるだけで、フックの方向が、マグネットの面の中心から垂直方向に自然修正でき、物を吊るし又は掛ける時点でのフックのふらつきを防止し、比較的弱い磁力でも、安定的に吊り下げ物を保持することが可能な物掛け具を提供することである。
本発明は、軸主体1の一端にフランジ4を設けると共に、フランジ4の面に軸3を設け、軸主体1他の端部付近に、フックMを回動自在に挿着保持するための、開口部2を設け、この開口部2にはフック一端10を挿着し、更に、軸3は、ヨークの作用をするハウジング5に設けた、ハウジング開口部6に回動自在に軸着保持し、磁性体面に磁着するためのマグネットを設け、フックMを磁化する手段を備えたことである。
上記に述べた、フックMを磁化する手段とは軸3を介して、マグネット7の磁力をフックMに伝えることで、ヨークの役割をするハウジング5の背面にまで磁力を引き出すことである。
本発明によれば、必要に応じ、物掛け具を設置又は移動設置する場合、磁性体面Rに対し、平行方向で回動自在に設けてあるから、物を吊り下げるだけで、物の重みで自動的にフックMが垂直方向に強制される。
このため、設置や移動、取り付け等、使用場所の付け替えが極めて容易となり、更には、フックMは磁性体面R磁着しふらつきが解消されるため、物の掛け外し時の掛け難さ、外し難さから開放される。
このため、設置や移動、取り付け等、使用場所の付け替えが極めて容易となり、更には、フックMは磁性体面R磁着しふらつきが解消されるため、物の掛け外し時の掛け難さ、外し難さから開放される。
又、梃子の原理によって、重力の方向を分散させることで、磁力を有効に活用でき、マグネット7の磁力を弱くしても、吊り下げ応力の低下を招かないため、使用場所の異なる場合の付け替えは微弱な力によっても可能であるから、力の弱い老人や子供にも容易に取り扱える等、その効果は大きい。
軸主体1の一端に軸3を設けると共に、軸主体1の他の端部付近に、フックの一端10を回動自在に挿入するための開口部2を設けてあり、軸3をハウジング開口部6に回動自在に挿着保持した後、リング状に形成されたマグネット7をハウジング5内に固着する。
この場合、軸3の端部はマグネット開口部8内に突出し、マグネット開口部8の面に生ずる磁力線を受けて、軸主体1が磁化され、軸主体1が磁化されることによって生ずる磁力線をフックの一端10からフックM全体を磁化し、磁性体面にフックMが磁着し、物を掛け外し時に生ずるフックMのふらつき防止するように構成してある。
この場合、軸3の端部はマグネット開口部8内に突出し、マグネット開口部8の面に生ずる磁力線を受けて、軸主体1が磁化され、軸主体1が磁化されることによって生ずる磁力線をフックの一端10からフックM全体を磁化し、磁性体面にフックMが磁着し、物を掛け外し時に生ずるフックMのふらつき防止するように構成してある。
この場合、フックの一端10が自在に回動することによって、吊り下げた物体の重力方向Uを、限りなくスチール面Rに近づけることができるように構成することが好ましく、距離Hと距離Tの関係に於いて、接点H1を支点としてフック一の端10には小さな引き離し力が働くように形成してある。
更に、軸3をハウジング開口部6に回動自在に挿着保持するにあたって、軸3に先端部がマグネット開口部8内にあって、マグネット7の磁力を受けて軸主体1を介し、てフックMの略U字部12を磁化している状態が好ましく、これによって、略U字部12がスチール面Rに磁力によって自然に吸着し、安定的にその位置を保持し、且つ、フックMは吊り下げた物体の重力によって、垂直方向に移動することが望ましく、更には、略U字部に重力が掛かった状態に於いて、接点H1がスチール面Rに当接して支点を構成し、距離Tと距離Hに於いて、梃子の原理が働き、略U字部12に掛かる吊り下げ物の重力は、二方向に掛かる方向、例えば力の方向をg方向と、U方向に分散することが望ましい。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明すると、図1は本発明の実施例の斜視図、図2はE,E′断面図で、図3は分解斜視図であり、図4は磁性体の面に取り付けた状態を示す側面図で、鉄又はニッケル等の磁性体から成る軸主体1の一端にフランジ4を設けると共に、軸主体1他の一端に開口部2を設け、開口部2にはフック一の端10を回動自在、又は若干の角度回動するように挿入保持してある(図1)。
更に、(図2、図3)フランジ4の面には軸3を設け、回動を円滑にする効果を与え、ハウジング開口部6に回動自在に設けてあり、この時軸3はカシメるか又はネジ止め等によって保持することも可能で、ハウジング5の内面より突出させ、マグネット開口部8内の磁力を開口部2を介してフック一の端10からフック先端11にまで伝えるに充分な大きさであることが望ましい。
この時、略U字部12付近は磁性体面Rに当接しており、一方フックの一端10は磁性体面Rから距離を置いた位置に形成するとよく、ハウジング5内にマグネット開口部8を設けた、ある程度の磁力から成るマグネット7を挿入保持し、ハウジング5がヨークの働きをするよに構成してある。
又、磁性体の面R、例えば冷蔵庫、或いはスチール製ボード等の塗装面にハウジング5又はマグネット7等が接触して傷を付けないためと、滑り防止のために、伸縮性及び摩擦係数の高い素材を用いて形成した、カバー9を用いてハウジング5及び、マグネット7を覆うと、滑り止め効果及び、傷防止効果を得ることは言うまでもない。
この時、カバー9の内径をハウジング5の外径より小さく形成し、又は、カバー9の外縁部に突状Sが形成されるように構成してもよく、突状Sがエッジの役割をし、マグネット7及びハウジング5の縁部によって強圧される一方、他の部分は肉薄に形成されることにより、マグネット7の面と磁性体面Rが接近し、磁力の低下防止と、滑り止め効果が増幅される。
この時、カバー9の内径をハウジング5の外径より小さく形成し、又は、カバー9の外縁部に突状Sが形成されるように構成してもよく、突状Sがエッジの役割をし、マグネット7及びハウジング5の縁部によって強圧される一方、他の部分は肉薄に形成されることにより、マグネット7の面と磁性体面Rが接近し、磁力の低下防止と、滑り止め効果が増幅される。
更に、(図4)磁性体面Rに本実施例の物掛け具を磁着した場合、フックMの垂直方向を確認することなく、物を掛ける場合その物の重量により、軸主体1が回動自在にハウジング5に設けてあるため、掛けた物の重力により垂直方向に強制されるから、物掛け具の付け替えにより、フックMの方向を確認する必要がなくなる。
又、マグネット7から伝達される磁力によって、フックMが常に磁力を帯びており、開口部2に若干の角度回動し、又は回動自在にフックMを設けることにより、フックMは前後方向に自在に動いて磁性体面Rに磁着するため、従って、物の掛け外し時に、フックM部分が揺れてふらつき、掛けにくい、外しにくい等の煩わしさを解消することができる。
更に、略U字部12に物を吊した状態に於いて、重力は重力方向U方向に掛かる、従って、支点H1の位置が磁性体面R上に構成される一方、フックの一端10は、磁性体面Rより、著しく放れた距離に形成されることによって、距離Hと距離Tの関係に於いて、梃子の原理が発生し、縁部Nに重力が集中し、下方向への滑動を阻害し、且つ、重力方向Uの重力の一部は、g方向に分散されるため、マグネット7の磁力が比較的弱い状態に於いても、物掛け具の性能を低下させることがないから、子供や老人等手指の力が弱い場合に於いても、物掛け具の付け替えが極めて容易にできる等、効果は大きい。
1 軸主体
2 開口部
3 軸
4 フランジ
5 ハウジング
6 ハウジング開口部
7 マグネット
8 マグネット開口部
9 カバー
M フック
10 フックの一端
11 フック先端
12 略U字部
H1 支点
T 距離
H 距離
U 重力方向
N 縁部
g 引っ張り力方向
R 磁性体面
S 縁部
2 開口部
3 軸
4 フランジ
5 ハウジング
6 ハウジング開口部
7 マグネット
8 マグネット開口部
9 カバー
M フック
10 フックの一端
11 フック先端
12 略U字部
H1 支点
T 距離
H 距離
U 重力方向
N 縁部
g 引っ張り力方向
R 磁性体面
S 縁部
Claims (1)
- 軸主体とハウジングとマグネットとフックと前記フックを磁化する手段から成り、前記軸主体を前記ハウジングに回動自在に設け、前記軸主体の一端に前記フックを自在に保持する開口部を設け、前記フックを磁化する手段を備えたことを特徴とする物掛け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004129048A JP2005279220A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 物掛け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004129048A JP2005279220A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 物掛け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005279220A true JP2005279220A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35178212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004129048A Pending JP2005279220A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 物掛け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005279220A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100979679B1 (ko) | 2008-03-06 | 2010-09-02 | 양경호 | 자석 부착식 상품진열장치 |
KR200473922Y1 (ko) | 2014-01-17 | 2014-08-11 | (주)금룡테크 | 복수의 영구 자석을 갖는 행거 |
JP2017209146A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 株式会社エスディアイジャパン | マグネット付きフック |
JP2018114008A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | アスベル株式会社 | 壁面取付部材 |
WO2022178029A1 (en) * | 2021-02-18 | 2022-08-25 | Marks Lloyd A | Releasable magnetic ski pole strap system |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004129048A patent/JP2005279220A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017209146A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 株式会社エスディアイジャパン | マグネット付きフック |
JP7065480B2 (ja) | 2016-05-23 | 2022-05-12 | 株式会社エスディアイジャパン | マグネット付きフック |
JP2018114008A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | アスベル株式会社 | 壁面取付部材 |
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US11731030B2 (en) | 2021-02-18 | 2023-08-22 | Lloyd A. Marks | Releasable magnetic ski pole strap system |
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