JP4667785B2 - 壁掛けフック - Google Patents

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本発明は壁掛けフックに関し、特に目立った痕跡を残すことなく壁面に取付けることができ、しかも重いものを掛けることができるようにした壁掛けフックに関する。
住宅の室内にはブロック製やコンクリート製の硬い壁面に代え、合板や石膏ボード製の壁面、あるいはこれらの表面に壁紙やクロスを貼りつけた軟らかい壁面が採用されることが多くなった。
ところで、室内の壁面には時計、絵画や額縁、鏡、さらには洋服のハンガーやカレンダー等を掛けることがよくある。例えば、時計を壁面に掛ける場合、木ねじや押しピンを用いて壁掛けフックを壁面に固定し、粘着シールで壁掛けフックを壁面に貼りつけ、あるいは壁掛けフックを磁石で壁面に磁着し、この壁掛けフックに時計を引っ掛けることが行われている(特許文献1、特許文献2)。
特開2003−194035号公報 実用新案登録第3053754号公報
しかし、木ねじや押しピンを用いた壁掛けフックの場合、重いものを掛けることができるものの、壁掛けフックを外したり位置を変更したりすると、壁面に木ねじや押しピンの痕跡が目立ち、壁面の修理が必要となることがあった。
また、粘着シールを用いた壁掛けフックの場合、重いものを掛けると粘着が外れて落下するおそれがあるばかりでなく、粘着シールに汚れが付着し、壁面の修理が必要となることがあった。
さらに、磁石を用いた壁掛けフックの場合、壁面が鉄鋼等の金属材料で製作されていないと使用できなかった。
本発明はかかる問題点に鑑み、目立った痕跡を残すことなく壁面に取付けることができ、しかも重いものを掛けることができるようにした壁掛けフックを提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る壁掛けフックは、壁面に被掛け体を掛けるのに用いられる壁掛けフックであって、壁面と接触されるベースと、該ベースに取付けられ、被掛け体が掛けられるフック本体と、上記ベースの裏面に幅方向に間隔をあけかつ20°〜45°の範囲内の角度でもって斜め下方に指向して固定され、上記ベース裏面からの突出部分が0.3mm〜1.0mmの範囲内の最大外径と、1mm〜10mmの範囲内の長さとを有し、上記ベース裏面からの突出部分の全部又は大部分が壁面に差し込まれ、上記被掛け体、ベース及びフック本体の荷重を受けて上記壁面に伝える少なくとも2本の細針と、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つは最大外径が0.3mm〜1.0mmの範囲内の寸法である少なくとも2本の細針をベース裏面に幅方向に間隔をあけかつ斜め下方に指向させて取付け、少なくとも2本の細針のベース裏面からの突出部分の全部又は大部分を壁面に差し込み、被掛け体、ベース及びフック本体の荷重を受けて壁面に伝えるようにした点にある。
これにより、壁掛けフックを取外しあるいは位置を変更しても細針によって目立った痕跡が残ることはない。
また、少なくとも2本の細針を幅方向に間隔をあけ、細針のベース裏面からの突出部分の全部又は大部分を壁面に差し込み、荷重を受けて壁面に伝えるようにしているので、重いものを掛けても粘着シールを用いた壁掛けフックの場合のように落下するおそれがなく、又粘着シールのように汚れが付着し、壁面の修理が必要となることもない。
さらに、磁石を用いた壁掛けフックの場合のように利用できる範囲で限定されることもない。
少なくとも2本の細針はベースの裏面に幅方向に間隔をあけて設けるが、その間隔は細針の数に応じて適宜選択すればよい。この場合、荷重のバランスを考慮すると、底辺を上側にした逆二等辺三角形においてフック本体を頂点としたときに2本の細針が残りの2点の位置に配置されるのが好ましい。
また、細針は荷重を受けて壁面に確実に伝える上で、20°〜45°の範囲内の角度、好ましくは30°〜45°の範囲内の角度でもって斜め下方に指向させるのがよい。
また、細針のベース裏面からの突出部分の最大外径は壁面に目立った痕跡が残らないように0.3mm〜1.0mmの範囲内の寸法、好ましくは0.4mm〜0.7mmの範囲内の寸法とするのがよい。
さらに、細針のベース裏面からの突出部分の長さは荷重を受けて壁面に確実に伝える上で、1mm〜10mmの範囲内の寸法、好ましくは1.5mm〜5mmの範囲内の寸法とするのがよい。
ベースの材質、フック本体及び細針の材質は特に限定されず、例えばベースは金属材料やプラスチック材料を用いて製作されることができる。また、フック本体は被掛け体の荷重を受けて変形しないだけの強度が必要であるので、金属材料、硬質プラスチック、セラミック材料等で製作されることができる。さらに、細針は被掛け体、ベース及びフック本体の重さを壁面に伝えるだけの強度を必要とするので、金属材料やセラミック材料等で製作されることができる。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る壁掛けフックの好ましい実施形態を示す。図において、壁掛けフック10はベース20、フック本体30及び細針40から構成されている。
ベース20はプラスチック材料を用いてプレート状に製作され、ベース20の下端部にはフック本体30の上端部が埋め込まれて固定されている。このフック本体30は金属材料を用いてほぼL字状に製作されている。
また、ベース20の裏面には上側2本、下側2本の細針40が幅方向に間隔をあけかつ20°〜45°の範囲内の角度、好ましくは30°〜45°の範囲内の角度,例えば40°の角度θでもって斜め下方に指向して固定されている。
この上側2本、下側2本の細針40は底辺を上側にした逆二等辺三角形S1、S2においてフック本体30の下端部分、例えば壁面50と接する部分を頂点としたときに逆二等辺三角形S1、S2の残りの2点の位置に配置されている。
この細針40のベース20の裏面からの突出部分は0.3mm〜1.0mmの範囲内の最大外径、好ましくは0.4mm〜0.7mmの範囲内の最大外径、例えば0.5mmの最大外径を有している。
また、細針40のベース20の裏面からの突出部分は1mm〜10mmの範囲内の長さ、好ましくは1.5〜5mmの範囲内の長さ、例えば4mmの長さLを有している。
さらに、細針40のベース20の裏面からの突出部分はその全部又は大部分が壁面50に差し込まれ、被掛け体、ベース20及びフック本体30の荷重を受けて壁面50に伝えるようになっている。
例えば、石膏ボード51にクロス52を貼った壁面50に時計を掛ける場合、壁面50の時計を掛ける位置に本例の壁掛けフック10の裏面を当て、その状態で下方に引っ張る。
すると、ベース20の裏面の細針40が斜め下方を指向しているので、細針40のベース20の裏面から突出している部分の全部(又は大部分)が壁面50に差し込まれ、図4に示されるように壁掛けフック10は壁面50に取付けられるので、壁掛けフック10のフック本体30に時計を掛ければよい。
このように、上側2本、下側2本の細針40を幅方向に間隔をあけ、細針40のベース20裏面からの突出部分の全部(又は大部分)を壁面50に差し込むようにしているので、重い時計を壁掛けフック10に掛けても時計及び壁掛けフック10の荷重は4本の細針40から壁面50に均等に分散して伝えられ、時計が落下することはない。
なお、図4に示されるように、ベース20に設けた小さな貫通孔21から壁面50に斜め上方に細針41を差し込むと、壁掛けフック10の上方に向かう動きが規制されるので、壁面フック10は細針40、41がベース20から抜けない限り壁面50から外れることができず、壁掛けフック10をより確実に壁面50に固定することができる。
また、壁掛けフック10を壁面50から外しても、細針40の最大外径が0.3mm〜1.0mmの範囲内の寸法、例えば0.5mmの寸法であるので、壁面50に目立った痕跡が残ることはない。
図5の(a)〜(k)は他の実施形態を示し、これらは細針40が3本、4本、5本、6本の場合の細針40のベース20裏面への配置の例を示す。
図6はさらに他の実施形態を示し、本例では細針40のベース20側の部分を湾曲させており、このようにすると壁掛けフック10の上方への抜けを防止して壁掛けフック10を確実に壁面50に固定できる。
本発明に係る壁掛けフックの好ましい実施形態を示す正面からの斜視図である。 上記実施形態における背面図である。 上記実施形態の要部を示す図である。 上記実施形態の作用を説明するための図である。 他の実施形態における細針の配置例を示す図である。 さらに他の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 壁掛けフック
20 ベース
30 フック本体
40 細針
50 壁面

Claims (4)

  1. 壁面に被掛け体を掛けるのに用いられる壁掛けフックであって、
    壁面50と接触されるベース20と、
    該ベース20その下端から吊り下げられるように取付けられ、側面L字状をなし、折り曲げ部分が壁面50に当接され、被掛け体が掛けられるフック本体30と、
    上記ベース20の裏面の、底辺を上側にした逆二等辺三角形において上記フック本体の折り曲げ部分を頂点としたときに逆二等辺三角形の残りの2点の位置に、幅方向に間隔をあけかつ20°〜45°の範囲内の角度でもって斜め下方に指向して固定され、上記ベース20裏面からの突出部分が0.3mm〜1.0mmの範囲内の最大外径と、1mm〜10mmの範囲内の長さとを有し、上記ベース20裏面からの突出部分の全部又は大部分が壁面50に差し込まれ、上記被掛け体、ベース20及びフック本体30の荷重を受けて上記壁面50に伝える少なくとも2本の細針40と、
    上記ベース20の2本の細針40の幅方向中央でかつ細針40よりも下方に形成された貫通孔21と、
    該貫通孔21から壁面50内に斜め上方を指向して差し込まれ、上記ベース20の上方への動きを規制する細針41と、
    を備えたことを特徴とする壁掛けフック。
  2. 上記細針40が0.4mm〜0.7mmの最大外径を有する請求項1記載の壁掛けフッ
    ク。
  3. 上記細針40が上記ベース20の裏面に対して30°〜45°の範囲内の角度を有する請求項1記載の壁掛けフック。
  4. 上記細針40の上記ベース20裏面からの突出部分が1.5〜5mmの範囲内の長さを有する請求項1記載の壁掛けフック。
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