JP2006183753A - 溝形鋼用吊ボルト固定金具 - Google Patents
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Abstract
【構成】 吊ボルトを螺着するネジ部を形成した基板と該基板の両側に形成した一対の立上片からなる略コの字型の金具本体と、該金具本体のネジ部に螺着する吊ボルトが挿通する透孔が中央に形成され、両端には溝形鋼の開口端部に掛止する掛止片が形成された板バネとからなり、該板バネは該金具本体の一対の立上片に揺動自在に装着されたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
また、その使用方法としては、板バネの両端を手で持ち、略V字状に撓ませた状態で金具本体を開口端部から溝形鋼内に向かって挿入するが、その際、金具本体は板バネに対して揺動して、傾斜されることで溝形鋼の開口端部が支障になること円滑に挿入され、金具本体の挿入後、板バネから手を離すことで、板バネが開口端部に当接されると共に、その復元力により金具本体を引き寄せて、金具本体が開口端部端面に掛止することで仮止めされる。(図13参照)
次に、吊ボルトを板バネの透孔を挿通してネジ部に螺着し、更に上方にねじ込んで、吊ボルトの上端を溝形鋼の上辺の下面に当接させ、開口端部に掛止した金具本体との2点間の張力により固定していた。
設計上、板バネの長さを短くすることは容易に考慮されるが、上記使用方法のごとく取付けの際に板バネはV字状に撓ませるために、溝形鋼の幅長さに収まる長さにすると取付けの際、取り扱いが非常に困難になるなど施工上の問題が生じていた。
板バネの両端を手で持ち、略V字状に撓ませ、金具本体は板バネに対して揺動し、傾斜して開口端部から溝形鋼内に向かって挿入し、その状態で板バネが溝形鋼の長手方向と平行になるように90°回転させた後、板バネから手を離すことで、板バネの両端の掛止片が開口端部にそれぞれ当接されると共に、その復元力により金具本体を引き寄せて、金具本体の一対の立上片が開口端部内側にそれぞれ掛止することで仮止めすることができる。
すなわち、板バネの長辺側が溝形鋼の長手方向に対して平行になることで、板バネの先端が溝形鋼の幅長さからはみ出すことが解消される。
図1は本発明の第1実施例を示す斜視図、図2は図1の裏面図、図3は本発明の第1実施例の組立図である。
10は金具本体であり、鋼板を略コの字型に折り曲げて、基板11のほぼ中央に吊ボルトを螺着するネジ部12を形成し、基板11の両側に形成した一対の立上片13、13の基端には同軸芯上となる一対の透孔14、14をそれぞれ対向して形成する。
更に、一対の立上片13、13と別の対辺15、15もやや緩やかに一体的に折り曲げて基板11の強度を向上させる。
20は薄板状の板バネであり、中央には金具本体10のネジ部11に螺着する吊ボルトが挿通する楕円状の透孔21が形成され、その両側には外方に突出する一対の突起片22、22を形成する。
更に両端には溝形鋼の開口端部に掛止できるために、その開口端部の幅長さより大きい幅長さWになるように掛止片23、23を形成する。
板バネ20の材質はバネ材等の金属、あるいは、硬質プラスチック等が考慮されるが、要は板バネ20の長手方向側を略V字状に撓ませた後、開放することで元の平面板状に戻ろうとする復元力を有していればよい。
板バネ20は、一対の突起片22、22を金具本体10の対向する一対の透孔14、14にそれぞれ遊挿させることで、金具本体10と揺動自在となる。
図4は本発明の第1実施例の使用手順を示す説明図、図5、図6は本発明の第1実施例の取付状態を示す側面図である。
板バネ20の両端を手で持ち、略V字状に撓ませた状態で金具本体10を、図5のように板バネ20と揺動自在となるので板バネ20に対して傾斜した状態で、溝形鋼Aの開口端部から内側に向かって挿入させた後、板バネ20が溝形鋼Aの長手方向と平行になるように90°回転させて板バネ20から手を離す。
図6に示すように、板バネ20は両端の掛止片23、23が開口端部にそれぞれ当接されると共に、その復元力により金具本体10を引き寄せて、金具本体10の一対の立上片13、13が開口端部内側にそれぞれ掛止することで仮止めした状態となる。
次に、吊ボルトBを板バネ20の透孔21を挿通して金具本体10のネジ部11に螺着し、更に上方にねじ込んで、吊ボルトBの上端を溝形鋼Aの上辺の下面に当接させ、開口端部に掛止した金具本体10との2点間の張力により固定された状態となる。
同様にして、溝形鋼の適所に取付けた後、それら吊ボルトに配管等を吊持するものである。
40は薄板状の板バネであり、中央には金具本体30のネジ部32に螺着する吊ボルトが挿通する楕円状の透孔41が形成され、その両側には外方に突出する一対の突起片42、42を形成した形態は第1実施例の形態と同様である。
43、43は両側に形成した破断誘発部であり、板バネ40の適所に破断位置を示す切り込み部を形成する。
また、図9のように、表面の適所に略V型の溝部53、53を形成することもできる。
すなわち、図10に示すように、溝形鋼に取付けた後、板バネの先端が溝形鋼より外側に突出しないように、容易に破断して取り除くことができればよい。
板バネ40の両端を手で持ち、略V字状に撓ませた状態で金具本体30を溝形鋼Aの開口端部から内側に向かって挿入させて板バネ40から手を離す。
板バネ40の両端は開口端部にそれぞれ当接されると共に、その復元力により金具本体30を引き寄せて、金具本体30が開口端部内側にそれぞれ掛止することで仮止めした状態となる。
次に、板バネ40の両端を破断誘発部43、43から破断させて取り除いた後、吊ボルトBを板バネ40の透孔を挿通して金具本体30のネジ部31に螺着し、更に上方にねじ込んで、吊ボルトBの上端を溝形鋼Aの上辺の下面に当接させ、開口端部に掛止した金具本体30との2点間の張力により固定された状態となる。
同様にして、溝形鋼の適所に取付けた後、それら吊ボルトに配管等を吊持するものである。
11 基板
12 ネジ部
20 板バネ
21 透孔
22 突起片
23 掛止片
43 破断誘発部
A 溝形鋼
B 吊ボルト
Claims (2)
- 吊ボルトを螺着するネジ部を形成した基板と該基板の両側に形成した一対の立上片からなる略コの字型の金具本体と、該金具本体のネジ部に螺着する吊ボルトが挿通する透孔が中央に形成され、両端には溝形鋼の開口端部に掛止する掛止片が形成された板バネとからなり、該板バネは該金具本体の一対の立上片に揺動自在に装着されたことを特徴とする溝形鋼用吊ボルト固定金具。
- 前記板バネの両端の掛止片に替えて、両側には破断誘発部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の溝形鋼用吊ボルト固定金具。
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