JP2006009537A

JP2006009537A - ドアー取着用開放停止具

Info

Publication number: JP2006009537A
Application number: JP2004210846A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Seki; 良夫関
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-06-21
Filing date: 2004-06-21
Publication date: 2006-01-12

Abstract

【課題】各種のドアーの下端面に使用してドアーの開放状態を支持すると共に、ドアーの下端付近に停止具を保管装着するものである。
【解決手段】停止具本体１は、円形部２と停止部３から構成され、該停止部３には、下部挿入部４と上部挿着部５より鋭角な三角形に形成する。該下部挿入部４の後部と該円形部２との間に凹弧部６を形成する。また、該上部挿着部５の後方付近に永久磁石７を装設する。更に、該円形部２には、通孔状の貫通孔８を穿設してある。
【選択図】図４

Description

本発明は、各種のドアー類に使用してドアーの開放状態を支持すると共に、特に金属ドアー等の場合には、ドアーの下端部付近に取着保持できるようにしたドアー取着用開放停止具に関するものである。

従来この種のドアー用の開放停止具は、種々散見されているが、木製又は合成樹脂よりなるくさび状の開放停止金具が最も多く使用されている現状である。また、停止具を使用しない時に、ドアーに係止金具を取付けて、ドアー停止具に設けた係合孔を係吊して保持するものも知られている。（例えば、実公昭５９−２６０５９号公報参照）

発明が解決しよとうする課題

従来のもので述べた開放停止具において、前者のくさび状の停止具では、床面とドアーの下端面との間は、停止具の材料の弾力性と、床面との摩擦とによって停止させるものであるが、風や押し圧力等によって、容易に移動すると云う問題点がある。
また、後者のドアーに停止具を掛吊りするものでは、構造が複雑で多数の部品が必要であると共に、容易に取付金具が破損して不用となる等の問題点がある。
本発明は、このような従来の問題点を改良するものであって、その主たる目的とする所は、停止具本体を停止部と円形部とで形成し、反発力によって床面とドアー下面とを弾発力で強固に支持せると共に、床面との隙間の大小に関係なくドアーを停止でき、且つ停止具を使用しない時には、ドアーの表面に着脱自在に吸着できるようにしたドアー取着用開放停止具を提供するものである。

課題を解決するための手段

本発明は、上記目的を達成するために、停止具本体は、後方の円形部と先端の停止部とより構成され、該停止部は、くさび状の鋭角な三角形に形成される。該停止部に設けた下部挿入部の後部と該円形部との間に欠除した凹弧部を形成する。また、挿入部となる停止部の上部挿着部の後端付近に各種形状の永久磁石を装着したものである。
さらに、該停止具本体に設けてある円形部に対して反発力を助成させる穿設された貫通孔を形成してなるものである。

発明の効果

本発明によるドアー取着用開放停止具によれば、各種ドアーの下端と床面との間に挿入するだけで簡単確実にドアーを開放停止できる効果と、不使用の時には、反転して永久磁石側を金属ドアーの場合は、ドアーの下端正面に接着して支持し、離脱したり、邪魔になったり、紛失したりする事がない等の従来にない優れた実利的な効果がある。
そして、停止具本体を円形部と挿入部となる停止部とで構成したので、該円形部がドアーと床面との大きい巾の隙間にも充分対応できる効果がある。
また、停止部の下部挿入部と円形部との間に凹弧部を形成したことにより、停止部の挿着の際に押圧されて反発力が生じ、床面とドアー下端との移動等に際しても反発力によってドアーの停止状態を維持できる効果がある。
さらに、停止部の上部挿着部の後方に設けた永久磁石によって、紛失、邪魔等を充分に解決した効果もある。
また、円形部の所定位置に設けた貫通孔によっては、該凹弧部と同様に押圧力による反発力を得ると共に、材料の節約及び吊掛用にも利用できる便利な効果もある。

本発明は、上述の如き構成よりなり、例えば金属ドアーにおける不使用の時は、図２のようにドアー正面に取着されている。次に使用する場合には、図３に示す状態で図１に示す開放されたドアーの下端と床面との間に挿入押当ててドアーを停止せしめる。再度使用しない場合は、図１の状態より反転すれば、永久磁石によって、図２のようにドアーの正面に吸着状態で保持されるものである。

次に、本発明の実施例を図面について説明すると、図３、図４に示す如く、停止具本体（１）は、ゴム又は合成樹脂等の構成材料によって構成されている。該停止具本体（１）は、円形部（２）と挿入係止する停止部（３）とより構成する。該停止部（３）には、下面の下部挿入部（４）と上面の上部挿着部（５）とより断面が鋭角な三角形に形成されている。
該停止部（３）の該下部挿入部（４）の後部と、該円形部（２）との連接部に内方に向って凹弧部（６）を形成してある。また、該上部挿着部（５）には、表面に数個の凹凸部（９）（９）…を形成すると共に、該上部挿着部（５）には、後方の所定位置に各種形状の永久磁石（７）を装着してある。
更に、該停止具本体（１）の該円形部（２）には、所定位置に大小各種の貫通する貫通孔（８）を穿設してある。
また、図１に示す停止具本体（１）をドアー（１０）と床面（１１）との下面に挿入停止した状態を示す。図２に示すものは、停止具本体（１）を使用しない状態のドアー（１０）に接着保持したものである。

本発明をドアーに使用している状態を示す一部欠除した斜面図である。同じく本発明を使用していない場合にドアーに装着している一部欠除した斜面図である。本発明の停止具本体の全体の側面面である。同じく本発明の停止具本体の全体斜面である。

符号の説明

１停止具本体
２円形部
３停止部
４下部挿入部
５上部挿着部
６凹弧部
７永久磁石
８貫通孔
９凹凸部
１０ドアー
１１床面

Claims

各種のドアーに装着する取着用ドアー開放停止具において、停止具本体（１）は、円形部（２）と停止部（３）とより構成され、該停止部（３）は、下部挿入部（４）と上部挿着部（５）とより断面が鋭角な三角形に形成し、該停止部（３）の該下部挿入部（４）の後部と該円形部（２）との連接部に凹弧部（６）を形成し、且つ該上部挿着部（５）の後方付近に永久磁石（７）を装設したことを特徴とするドアー取着用開放停止具。
請求項１における該円形部（２）には、反発力用の連通された貫通孔（８）を穿設したことを特徴とする請求項１のドアー取着用開放停止具。