JP4740798B2 - パイプハンガー - Google Patents

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Description

本発明は、集合住宅等の建屋の天井裏等に配設される配管を吊持するためのパイプハンガーに関する。
建屋の天井裏等に配設される給排水用等の配管を吊持するために吊りボルトに固定されるパイプハンガーは、従来から種々提案されており、最近では、工具を必要とすることなくワンタッチ動作で作業性よく配管を吊持できるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。これらのパイプハンガーは、下部において互いに回動自在に連結される一対の(例えば、半円弧状に形成された)挟持部に配管を挟持させ、その挟持状態をロック部材でロックできるように構成される。
特開2005−133808号公報 特開2005−249027号公報
上述のような従来のパイプハンガーは、ワンタッチ動作で作業性よく配管を吊持できるが、ヒンジ結合により回動自在に連結される一対の挟持部とロック部材を備え、構成が複雑で部品点数が多く高価になるという難点があった。天井裏等の配管施工では、このようなパイプハンガーを多数使用するため単価の低減化が求められていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、工具を必要とすることなくワンタッチ動作で作業性よく配管を吊持できる構成が簡易で安価なパイプハンガーを提供することを目的とする。
本発明に係るパイプハンガーは、配管を保持させるための配管保持部と、吊りボルトに支持される支持部と、が連結部を介して一体的に形成されてなり、前記配管保持部は、配管を押込み係止保持させるべく、一方側が開放状に形成されると共に、上端が前記連結部の下端に連結され、前記支持部は、前記連結部の上端から一方側に向けて長板状に延設される板金製のパイプハンガーであって、前記支持部には、前記吊りボルトに螺合される吊りナットを挿入させるべく、前記支持部の長手方向に沿う長孔状のナット孔が形成され、前記連結部には、前記支持部の直下に対応して前記吊りナットの脱落を防止するためのナット止め部材が取り付けられ、前記支持部は、前記吊りナットを前記ナット孔の一方側に位置させた際に前記配管保持部を固定状態の配管から一時的に退避させることができるように、前記ナット孔の中央部から一方側に亘って反り上がるように前記ナット孔の中央部で折曲状に形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、支持部のナット孔に挿入された吊りナットを吊りボルトに螺合させて、片側開放状に形成された配管保持部に配管をワンタッチ動作で係止保持させることで、配管を吊りボルトに吊持させることができる。このようなパイプハンガーは、配管保持部が片側開放状に形成されているが、千鳥状に配設することによって配管の脱落を防止することができる。また、かかるパイプハンガーは、板金材によって一体的に形成されるため、構成が簡易であり製作が容易でコスト安に提供することができる。
また、このような構成によれば、例えば、配管が固定状態になっており、その配管に壁が接近していて配管の周りにスペースが充分にないような場合等には、パイプハンガーを配管から一時的に退避させておくことができるため、施工の作業性が向上する。
また、本発明に係るパイプハンガーにおいては、前記配管保持部は、略半円弧状に形成されてもよい。このようにすれば、配管を隙間なく配管保持部に保持させることができる。
また、本発明に係るパイプハンガーにおいては、前記ナット止め部材は、板金材からなり、前記吊りボルトを挿通させる長孔を有してもよい。このようにすれば、ナット止め部材を簡易に形成することができる。
本発明に係るパイプハンガーは、配管保持部を片側開放状に形成しているので、ワンタッチ動作で配管を係止保持させることができる。このようなパイプハンガーは、板金材によって一体的に形成されるため、構成が簡易であり製作が容易でコスト安に提供することができる。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係るパイプハンガーについて図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1(a)はパイプハンガーの正面図、図1(b)は平面図、図1(c)はナット止め部材の平面図、図2(a)は配管を係止保持したパイプハンガーの正面図、図2(b)は平面図、図3はパイプハンガーを退避させた状態の正面図である。これらの図に示すように、このパイプハンガーは、板金材で形成され、塩ビ管や不燃性バンドを巻回した不燃性配管等の配管Pをワンタッチ動作で係脱自在に係止保持させるための配管保持部1と、天井から吊り下げられた吊りボルト4に支持される支持部2と、が連結部3を介して一体的に形成される。
配管保持部1は、略半円弧状の片側開放状に形成され、その半円弧状部分は、例えば、連結部3の下端から略220°程度にわたり形成され、配管Pをワンタッチの押込み動作で係脱自在に係止保持させることができ、かつ、係止された配管Pを脱落させることなく安定な係止状態に保持することができるように配慮している。なお、後述するように、配管Pが固定されている場合には、パイプハンガーを配管Pに押込み係止させることもできる。この配管保持部1は、弾発性は特に要件とはされないが、適度の弾性を具備させてもよい。
支持部2には、吊りボルト4に螺合されるフランジ付きの吊りナット5を挿入させる長孔状のナット孔6が形成されており(ナット孔6の短径は吊りナット5のフランジ径より小に設定されている)、そのナット孔6の長手方向の中央部辺りが若干反り上がるように折曲状に形成されている。このような形状により、例えば、配管Pが固定状態になっており、その配管Pに壁が接近していて配管Pの周りにスペースが充分にないような場合等には、図3に示すように、パイプハンガーを配管Pから一時的に退避させておくことができるため、施工の作業性が向上する。
そして、連結部3には、支持部2の直下に対応して吊りナット5の脱落を防止するためのナット止め部材7が取り付けられている。即ち、ナット止め部材7は、板金材からなり、吊りボルト4を挿通させる長孔8を有して支持部2のナット孔6に挿入された吊りナット5を受止めるナット受け部9と、連結部3にリベット止めr等により固定される固定部10と、が折曲状に形成されている。
このような構成によれば、支持部2のナット孔6に挿入された吊りナット5を吊りボルトに螺合させて、片側開放状に形成された配管保持部1に配管Pをワンタッチ動作で押込み係止保持させることで、配管Pを吊りボルト4を介して天井裏等に吊持させることができる。このようなパイプハンガーは、配管保持部1が片側開放状に形成されているが、千鳥状に配設することによって配管Pの脱落を防止することができる。また、かかるパイプハンガーは、板金材によって一体的に形成されるため、構成が簡易であり製作が容易でコスト安に提供することができる。
図4は異なる例を示し、この場合、片側開放状に形成される配管保持部1をコ字状に形成している。配管保持部1をこのような形状に形成する場合、その配管保持部1に適度の弾発性を具備させることで、係止保持させる配管Pの異なる外径に対してより柔軟に対処することができる。つまり、係止保持させることができる配管Pの外径の変化により柔軟に対処することができる。
なお、本発明は、実施の形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて、設計変更や改良等を行うのは自由であり、例えば、配管保持部1の形状は、半円弧状やコ字状だけでなく、多角形状等、適宜に選択されてよい。また、支持部2に形成されるナット孔6は丸孔であってもよく、その場合には、例えば、パイプナット等のように脱落不能にナット孔6に貫挿できるナット部材を用いればよい。
(a)は本発明の実施の形態に係るパイプハンガーの正面図、(b)は平面図、(c)はナット止め部材の平面図である。 (a)は同施工状態の正面図、(b)は同パイプハンガーの平面図である。 同パイプハンガーを退避させた状態の説明図である。 (a)は同異なるパイプハンガーの施工状態の正面図、(b)は同パイプハンガーの平面図である。
符号の説明
P…配管、1…配管保持部、2…支持部、3…連結部、4…吊りボルト、5…吊りナット、6…ナット孔、7…ナット止め部材、8…長孔、9…ナット受け部、10…固定部

Claims (3)

  1. 配管を保持させるための配管保持部と、吊りボルトに支持される支持部と、が連結部を介して一体的に形成されてなり、
    前記配管保持部は、配管を押込み係止保持させるべく、一方側が開放状に形成されると共に、上端が前記連結部の下端に連結され、
    前記支持部は、前記連結部の上端から一方側に向けて長板状に延設される板金製のパイプハンガーであって、
    前記支持部には、前記吊りボルトに螺合される吊りナットを挿入させるべく、前記支持部の長手方向に沿う長孔状のナット孔が形成され、
    前記連結部には、前記支持部の直下に対応して前記吊りナットの脱落を防止するためのナット止め部材が取り付けられ
    前記支持部は、前記吊りナットを前記ナット孔の一方側に位置させた際に前記配管保持部を固定状態の配管から一時的に退避させることができるように、前記ナット孔の中央部から一方側に亘って反り上がるように前記ナット孔の中央部で折曲状に形成されていることを特徴とするパイプハンガー。
  2. 前記配管保持部は、略半円弧状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のパイプハンガー。
  3. 前記ナット止め部材は、板金材からなり、前記吊りボルトを挿通させる長孔を有ることを特徴とする請求項1又は2に記載のパイプハンガー。
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