JP2005211630A

JP2005211630A - 肩掛けベルトが肩滑りしないショルダーバッグ

Info

Publication number: JP2005211630A
Application number: JP2004056795A
Authority: JP
Inventors: Yoshimasa Tanaka; 吉政田中
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-02-02
Filing date: 2004-02-02
Publication date: 2005-08-11

Abstract

【課題】ショルダーバッグを使用時に、肩掛けベルトが肩から滑り落ちなくて、鞄の重さの負担が軽くなり、引ったくり防止にもなる、肩掛けベルトを取り付けたショルダーバッグを提供する。
【解決手段】ショルダーバッグの鞄の吊り金具に、支点移動ベルトをとりつけて、支点移動連結金具に肩掛けベルトと、支点間隔調節ベルトと、支点引き寄せベルトをとりつけて、肩掛けベルトが肩から滑り落ちないようにすることを特徴とする、肩掛けベルトを取り付けたショルダーバッグ。
【選択図】図２

Description

本発明は、ショルダーバッグを使用時に、肩掛けベルトが肩から滑らないようにするとともに、肩にかかる負担を軽くするようにした、肩掛けベルトが肩滑りしないショルダーバッグに関するものである。

従来、ショルダーバッグを、使用していた時、肩に掛けたベルトが滑りやすく、手に下げたり、たすき掛けにしたり、リュックサックのように背負ったりして使用していた、このような使用の仕方では鞄の重さの負担が大きくて、やはり肩に掛けたり、又手に下げたりと苦労をしていた。

そのために、次のような問題点があった。、
ショルダーバッグの肩掛けベルトを肩に掛けた状態の時、鞄の吊り金具の支点の位置が、肩に掛けた肩掛けベルトの支点の位置から、垂直線上より身体の外側の方向になるために、鞄の荷重は外側斜め下方向になり、肩に掛けた肩掛けベルトには肩から離れる方向に力が働き、手を動かしたり、歩行したりすると、鞄の反動と重さで肩から滑り落ちていた。
又、たすき掛けにすると、肩から滑り落ちることは解決するが、肩掛けベルトの肩に掛けた支点にかかる荷重と、鞄があたる身体の位置を支点にしてかかる荷重が、身体を軸にしてモーメントの荷重になって、身体への負担が大きくなり使用しずらかった。
本発明は、以上の問題点を解決しようとするものである。

鞄の吊り金具にかかる荷重の支点を、支点移動ベルトと、支点間隔調節ベルトと、支点引き寄せベルトを、支点移動連結金具に連結させて移動し、肩にかかる荷重の支点と、鞄の吊り金具にかかる荷重の支点の方向が、身体の内側斜め下方向に移動させることを、特徴とする肩掛けベルトを取り付けたショルダーバッグである。

本発明は、ショルダーバッグを使用している時に、肩掛けベルトが肩から滑り落ちることを防ぎ、鞄の荷重が軽くなり使いやすく、又、支点引き寄せベルトによって鞄の引ったくり防止にもなる。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）支点移動ベルト（１）は、長さを調節する金具（７）が取り付けてあり、片方には連結金具のフック（８）が定着してあり、鞄（１３）の吊り金具（１１）に係着している、もう片方は、支点移動連結金具（５）に巻き込んで係着している（１２）。
（ロ）支点引き寄せ前ベルト（２）は、長さを調節する金具（７）が取り付けてあり、ベルトの片方には連結金具のフック（８）を定着して、支点移動連結金具（５）に係着している、もう片方には支点引き寄せ後ベルト（３）と挿着する金具（９）が定着してあり、支点引き寄せ後ベルト（３）と挿着する。
（ハ）支点引き寄せ後ベルト（３）は、長さを調節する金具（７）が取り付けてあり、ベルトの片方には連結金具のフック（８）を定着して、支点移動連結金具（５）に係着している。もう片方には支点引き寄せ前ベルト（２）と挿着する金具（１０）が定着してあり、支点引き寄せ前ベルト（２）と挿着する。
（ニ）支点間隔調節ベルト（４）は、長さを調節する金具（７）が取り付けてあり、そのベルトの両端は、支点移動連結金具（５）に巻き込んで係着している（１２）。
（ホ）肩掛けベルト（６）は、長さを調節する金具（７）が取り付けられてあり、その両端には連結金具のフック（８）を定着して、支点移動連結金具（５）に係着する。
本発明は、以上の構成になっている。
本発明を使用するには、（イ）（ロ）（ハ）（ニ）（ホ）のそれぞれのベルトの長さを、鞄と身体に合わせて調節し、肩掛けベルト（６）を肩に掛けて、支点引き寄せ前ベルト（２）と支点引き寄せ後ベルト（３）で身体にまき、それぞれのベルトに取り付けられた挿着する金具（９）及び（１０）を挿着する。
又、それぞれの鞄やベルトや金具の形状や材料は従来のショルダーバック等に使用されている市販の材料を使用することが出来る。

本発明の斜視図本発明の使用している正面図従来の使用している正面図

符号の説明

１支点移動ベルト
２支点引き寄せ前ベルト
３支点引き寄せ後ベルト
４支点間隔調節ベルト
５支点移動連結金具
６肩掛けベルト
７長さ調節金具
８連結金具のフック
９前ベルトの挿着する金具
１０後ベルトの挿着する金具
１１吊り金具
１２巻き込んで係着
１３鞄

Claims

ショルダーバッグの、鞄の吊り金具の支点に連結している、肩掛けベルトの支点を、支点移動ベルトと、支点間隔調節ベルトと、支点引き寄せベルトを、支点移動連結金具に連結させることにより、肩掛けベルトの吊り支点の位置を移動させて、その移動した支点に、肩掛けベルトを取り付けることを特徴とする、肩掛けベルトを取り付けたショルダーバッグ。