JP2018113496A - 捜索システム及び捜索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象端末の検知漏れを防止し、対象を高精度に検知すること。【解決手段】捜索対象となる対象者P1に付設された通信タグ10は、BLEのアドバタイジングパケットを検知用パケットとして1秒間隔で送信するとともに、60秒間隔で制御用パケットを送信する。捜索用端末30は、新規のUUIDを有する検知用パケットを受信することなく、当該検知用パケットの受信を継続して所定時間が経過するとBLEに係る機能の一部が休眠状態となって通信タグ10の検知が適正に行えなくなるが、制御用パケットの受信によって休眠状態への移行が阻害されることにより、通信タグ10の検知漏れが防止される。【選択図】図1

Description

この発明は、対象を捜索する捜索システム及び捜索方法に関する。
従来、認知症を患った高齢者が外出して行方不明となった場合や、子供が迷子になった場合など、対象の捜索が必要となった場合に、捜索の支援を行う技術が求められている。具体的には、捜索の対象となる可能性のある人物に携帯電話端末を持たせ、携帯電話端末の位置情報を取得することで、捜索が必要となった場合に当該人物の位置を特定できるようにする、等のサービスが既に利用されている。
ところが、対象となる人物が携帯電話端末を必ず携行するとは限らない。対象となる人物が携帯電話端末を持ち忘れて外出したり、外出先で携帯電話端末を紛失したりすると、携帯電話端末の位置情報を人物の捜索に役立てることができない。そこで、特許文献1では、位置情報の取得と送信を行う機能を有する通報装置を靴に内蔵することで、対象となる人物の外出時に確実に通報装置を身につけさせ、人物の捜索を支援する技術を開示している。
また、対象となる人物が携行又は装着する装置である対象端末に位置情報の取得機能と関係者への通知機能とを持たせる構成では、対象端末を小さくすることが困難であるため、対象端末が単独で関係者への通知を行なうのではなく、他の端末を中継する構成も考えられる。
例えば、捜索に協力する人物に捜索用端末を持たせ、対象端末からの信号を捜索用端末が検知し、捜索用端末が管理装置や関係者などへの通知を行えばよい。かかる構成では、小型で消費電力の小さいBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)タグを対象端末として用いることができる。BLEタグを対象端末として用いる場合には、捜索用端末はBLEタグから送信される信号を受信することで対象端末を検知することになる。また、捜索用端末は、専用の端末に限らず、スマートフォンが対象端末検知用のアプリケーションプログラムを実行することで捜索用端末として動作することも可能である。
スマートフォンは、OS(Operating System)上で各種アプリケーションプログラムを実行可能であり、BLEを使用するアプリケーションは、起動時にUUID(Universally Unique Identifier)の指定を行う。スマートフォンがBLEに係るパケットを受信すると、OSの通信制御部がパケットのUUIDを識別して対応するアプリケーションプログラムに出力する。BLEを使用する一般的なアプリケーションプログラムは、基本的にフォアグラウンド状態でBLEに係る処理を行うことが想定されている。このため、OSには、BLEに係るパケットの受信を通知したにも関わらず、対応するアプリケーションプログラムがフォアグラウンド状態にならなければ、以降は同一のUUIDを有するBLEパケットを破棄し、消費電力の抑制を図る構成となっているものもある。ここで、フォアグラウンド状態とは、利用者からの操作入力の受付が可能な状態であり、バックグラウンド状態とは、利用者の操作を伴わない処理を実行する状態である。
特開2013−92909号公報
しかしながら、上記従来の技術では、対象端末の検知漏れが発生する場合があるという問題点があった。例えば、スマートフォン上で対象端末検知用のアプリケーションプログラムを実行する構成では、スマートフォンは、対象端末の信号を受信して、受信した信号をスマートフォンのOSが処理し、信号の処理を行う対象端末検知用のアプリケーションを特定して、当該アプリケーションが利用者(捜索に協力する人物)への通知を行う。
通知を受けた利用者は、当該信号の処理が必要であればアプリケーションをバックグラウンド状態からフォアグラウンド状態に移行させて処理を行い、管理装置と通信して必要な情報の送受信を行う。
利用者は、通知を受けた場合でも、当該信号の処理が不要であれば、アプリケーションをバックグラウンド状態からフォアグラウンド状態に移行させず、通知を放置する。対象端末の信号を受信して所定時間アプリケーションがバックグラウンド状態からフォアグラウンド状態に移行されず、対象端末からの信号に変化がない場合、OSは、その時点において当該アプリケーションに関わる対象端末に関する情報は利用者にとって不要であると判定し、消費電力を抑制するため当該アプリケーションに関わるその他の対象端末に関する情報を受信しても通知を行わない。すなわち、新たな対象端末からの信号であっても、UUIDが同一であることにより、通知が発生しないのである。
対象端末検知用のアプリケーションプログラムでは、利用者が通知の確認時点ではフォアグラウンド状態に移行させず、後になって対象端末からの信号の受信状況を確認するという利用形態が考えられる。しかし、従来の技術では、このような利用形態が想定されておらず、最初に対象端末からの信号を受信してから所定時間が経過すると信号を処理できなくなるため、後から信号の受信状況を確認することができない。また、UUIDが同一の他の対象端末からの信号も破棄されているため、かかる対象端末の検知漏れが発生する事態となっていたのである。
これらのことから、いかにして対象端末の検知漏れを防止し、対象を高精度に検知するかが重要な課題となっていた。かかる課題は、捜索の対象が人物である場合に限らず、物品や動物である場合にも同様に生ずる。
本発明は、上記の従来技術の課題を解消するためになされたものであって、対象端末の検知漏れを防止し、対象を高精度に検知することができる捜索システム及び捜索方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、捜索対象に第1の端末装置を付設し、第2の端末装置が近傍に所在する前記第1の端末装置を検知する捜索システムであって、前記第1の端末装置は、自装置の識別情報を含む第1の信号を第1の時間間隔で送信する識別信号送信部と、前記第2の端末装置の動作を制御する第2の信号を第2の時間間隔で送信する制御信号送信部とを備え、前記第2の端末装置は、前記第1の信号及び/又は前記第2の信号を受信する受信部と、前記受信部により受信された第1の信号に基づいて前記第1の端末装置の存在を検知する検知処理部と、前記受信部により受信された前記第2の信号に基づいて前記検知処理部に係る処理の動作状態を変更する処理制御部とを備え、前記処理制御部は、前記受信部が前記第1の信号を受信した場合に当該第1の信号を前記検知処理部に出力する起動状態と、前記第1の信号の前記検知処理部への出力を抑制する休眠状態とを動作状態として有し、前記第2の信号を受信した場合に前記起動状態の維持もしくは前記休眠状態から前記起動状態への移行を行い、前記検知処理部は、前記処理制御部が出力した第1の信号に基づいて前記第1の端末装置の存在を検知することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記識別情報は、前記第1の端末装置を一意に特定する固有情報と、複数の第1の端末装置で共通する共通情報とを含み、前記処理制御部は、前記休眠状態において、新たに受信された第1の信号の共通情報が既に受信した第1の信号の共通情報と同一である場合には、新たに受信した第1の信号の前記検知処理部への出力を抑止することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記処理制御部は、新たな共通情報を有する第1の信号又は前記第2の信号を最後に受信してから、前記第1の信号の受信を継続して所定時間が経過したことを条件に前記起動状態から前記休眠状態に移行することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第2の時間間隔は前記所定時間よりも短いことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記検知処理部は、前記第1の信号に示された識別情報に自装置の位置情報を関連付けて管理装置に送信し、前記管理装置は、前記第1の端末装置の識別情報と前記捜索対象とを対応付けて管理し、前記第2の端末装置から受信した識別情報及び位置情報に基づいて前記捜索対象の位置を特定することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、捜索対象に第1の端末装置を付設し、第2の端末装置が近傍に所在する前記第1の端末装置を検知する捜索システムの捜索方法であって、前記第1の端末装置が、自装置の識別情報を含む第1の信号を第1の時間間隔で送信する識別信号送信ステップと、前記第1の端末装置が、前記第2の端末装置の動作を制御する第2の信号を第2の時間間隔で送信する制御信号送信ステップと、前記第2の端末装置が、前記第1の信号及び/又は前記第2の信号を受信する受信ステップと、前記第2の端末装置が、前記受信ステップにより受信された第1の信号に基づいて前記第1の端末装置の存在を検知する検知処理ステップと、前記第2の端末装置が、前記受信ステップにより受信された前記第2の信号に基づいて前記検知処理ステップに係る処理の動作状態を変更する処理制御ステップとを含み、前記第2の端末装置は、前記受信ステップにより前記第1の信号を受信した場合に当該第1の信号に基づいて前記検知処理ステップを実行する起動状態と、前記受信ステップにより前記第1の信号を受信した場合に当該第1の信号に基づく前記検知処理ステップの実行を抑制する休眠状態とを動作状態として有し、前記処理制御ステップは、前記第2の信号を受信した場合に前記起動状態の維持もしくは前記休眠状態から前記起動状態への移行を行うことを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象に付設した第1の端末装置が自装置の識別情報を含む第1の信号を第1の時間間隔で送信するとともに、第2の端末装置の動作を制御する第2の信号を第2の時間間隔で送信し、第2の端末装置は、第1の信号を受信して第1の端末装置の存在を検知するとともに、第2の信号に基づいて検知に係る処理の動作状態を変更することで、前記第1の信号による検知を実行可能な起動状態の維持もしくは休眠状態から起動状態への移行を行うよう構成したので、対象端末の検知漏れを防止し、対象を高精度に検知することができる。
図1は、本実施例に係る対象の検知についての説明図である。 図2は、捜索システムの構成の説明図である。 図3は、図1に示した通信タグの内部構成を示す構成図である。 図4は、図1に示した捜索用端末の内部構成を示す構成図である。 図5は、図2に示した管理装置の内部構成を示す構成図である。 図6は、制御用パケットの送信を行わない構成での通信タグの検知についての説明図である。 図7は、制御用パケットの送信を行う構成での通信タグの検知についての説明図である。 図8は、通信タグの処理動作を示すフローチャートである。 図9は、捜索用端末による検知用パケットの受信処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、検知用パケット処理部の休眠に係る処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る捜索システム及び捜索方法の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本実施例に係る対象の検知についての説明図である。本実施例に係る捜索システムでは、捜索対象となる対象者P1は、通信タグ10を付設されている。ここで、本明細書において付設とは、対象者P1の所持品や衣服に装着される、若しくは対象者P1に携行されるなど、対象者P1が移動した場合には該移動に伴って通信タグ10が移動し、通信タグ10の位置が対象者P1の位置と略同一となるようにした状態をいうものとする。通信タグ10は、靴、衣服、杖など、任意の物体に付すことで、対象者P1に付設させることができる。本実施例では、対象者P1の靴に通信タグ10を付設した構成を例に説明を行う。また、対象者P1は、例えば認知症を患った高齢者であり、外出すると行方不明となる可能性がある人物である。
通信タグ10は、BLEによる近距離無線通信を行う第1の端末装置である。通信タグ10は、所定の時間間隔でアドバタイジングパケットを送信する。このアドバタイジングパケットは、捜索用端末30が通信タグ10を検知するための検知用パケットとして機能する。本実施例では、検知用パケットを1秒間隔で送信する場合を例に説明を行うが、検知用パケットの送信間隔は適宜設定可能であり、1秒よりも短く設定してもよい。
アドバタイジングパケットには、タグIDが内包される。タグIDには、通信タグ10が提供するサービスを示すUUIDと、通信タグ10を一意に識別するための製造番号とが含まれる。UUIDは、捜索システムに係るサービスを提供することを示しており、複数の通信タグ10は同一のUUIDを有する。すなわち、UUIDは、通信タグ10における共通情報である。一方、製造番号は、通信タグ10毎に異なっており、通信タグ10の固有情報となる。
さらに、通信タグ10は、所定の時間間隔で制御用パケットを送信する。この制御用パケットは、捜索用端末30の動作を制御するために送信されるものであり、捜索用端末30に適合するよう送信間隔を設定する。本実施例では、制御用パケットを60秒間隔で送信する場合を例に説明を行う。
捜索者P3は、対象者P1の捜索に協力する人物であり、捜索用端末30を携行する。この捜索用端末30は、専用の端末でも良いが、携帯電話端末やスマートフォンなどに捜索用端末30の機能をもたせてもよい。本実施例では、スマートフォンが対象端末検知用のアプリケーションプログラムを実行することで捜索用端末30として動作する場合について説明を行う。
捜索用端末30は、OS上でアプリケーションプログラムを動作させており、対象端末検知用のアプリケーションプログラムはそのうちの1つとなる。捜索用端末30において、アプリケーションプログラムは、フォアグラウンド状態とバックグラウンド状態で動作することができる。フォアグラウンド状態は、表示部への各種情報の表示と利用者からの操作入力の受付が可能な状態である。フォアグラウンド状態で操作入力を受けずに所定時間が経過する、他のアプリケーションプログラムをフォアグラウンド状態にする操作を受け付けるなどの条件が成立すると、フォアグラウンド状態で動作していたアプリケーションプログラムはバックグラウンド状態に移行する。バックグラウンド状態では、利用者の操作を伴わない処理が実行される。バックグラウンド状態での処理には、利用者への通知情報の表示が含まれる。
捜索用端末30は、対象端末検知用のアプリケーションプログラムをフォアグラウンド状態やバックグラウンド状態で実行することで、通信タグ10から送信される検知用パケットを受信して通信タグ10の存在を検知する第2の端末装置として動作する。
詳細については後述するが、捜索用端末30は、検知用パケットのタグIDに自装置の位置情報を対応付けて管理装置に送信することで、通信タグ10の位置を管理装置に通知する。
対象端末検知用のアプリケーションプログラムがフォアグラウンド状態であれば、検知用パケットは全て対象端末検知用のアプリケーションプログラムに出力される。一方、対象端末検知用のアプリケーションプログラムがバックグラウンド状態となり、所定の条件が成立すると、捜索用端末30は、BLEの通信機能の一部を休眠状態とする。休眠状態では、捜索用端末30は、新たに受信した検知用パケットのUUIDが、当該新たに受信した検知用パケットよりも以前に既に受信した検知用パケットのUUIDと同一である場合には、新たに受信した検知用パケットを対象端末検知用のアプリケーションプログラムに出力せず破棄する。
対象端末検知用のアプリケーションプログラムは、検知済の通信タグ10から継続して送信された検知用パケットについては出力を必要としないが、新たな通信タグ10から送信された検知用パケットについて出力を受けることができないと、この新たな通信タグ10を検知することができない。
ここで、BLEの通信機能の一部が休眠状態となる条件としては、「バックグラウンド状態で制御用パケット又は新たな共通情報を有する検知用パケットを最後に受信してから、フォアグラウンド状態に移行することなく、当該検知用パケットの受信を継続して所定時間が経過したこと」が用いられる。所定時間としては、例えば180秒を用いればよい。なお、通信タグ10が制御用パケットを送信する間隔は、この所定時間よりも短く設定する。具体的には、制御用パケットの送信間隔は、休眠状態への移行条件における所定時間の半分以下とする。本実施例において、上述したように制御用パケットの送信間隔を60秒としたのは、休眠状態への移行条件における所定時間が180秒である場合を想定しているためである。
休眠状態への移行について具体的に説明すると、ある通信タグ10から検知用パケットを受信した場合には、バックグラウンド状態で最初に検知用パケットを受信してからフォアグラウンド状態に移行することなく、当該検知用パケットの受信を継続して所定時間が経過すると、休眠の条件が成立する。同じ通信タグ10から継続して検知用パケットを受信していたとしても、共通情報が同一であるため、休眠までの計時はリセットされない。
また、新たな通信タグ10から検知用パケットを受信したとしても、共通情報が同一であれば、休眠までの計時はリセットされない。一方、新たな通信タグ10から検知用パケットを受信し、共通情報が同一でない場合には、休眠までの計時はリセットされ、この新たな通信タグ10からの検知用パケットを受信してから所定時間経過が休眠の条件となる。
そして、制御用パケットを受信した場合にも、休眠までの計時はリセットされる。制御用パケットによる計時のリセットは、同一の通信タグ10から繰り返し受信した場合であっても、その都度実行される。
既に説明したように、通信タグ10は、定期的に制御用パケットを送信しており、その送信間隔は、捜索用端末30におけるBLEの通信機能の一部の休眠条件よりも短く設定されている。そのため、通信タグ10からの制御用パケットを受信可能な位置に所在する限り、捜索用端末30におけるBLEの通信機能は、その一部を休眠状態とすることなく起動された状態を継続することになる。
このように、通信タグ10は、検知用パケットに加えて制御用パケットを定期的に送信するので、捜索用端末30におけるBLEの通信機能の一部が休眠状態となることを抑止し、通信タグ10の検知漏れを防止することができる。
次に、捜索システムの構成について説明する。図2は、捜索システムの構成の説明図である。まず、対象者P1が行方不明となると、対象者の家族P2は、連絡先端末20から管理装置40に捜索依頼を行う(s1)。この捜索依頼では、不特定多数の捜索者P3に協力してもらうために、対象者P1の識別情報と、対象者P1の当日の服装など、必要な情報を管理装置40に渡す。
管理装置40では、捜索の対象となる可能性のある候補者について、識別情報、タグID、個人情報を対応付けて管理している。識別情報は、タグIDと同一であってもよく、本実施例ではタグIDと識別情報が同一である場合を例に説明する。また、個人情報には、氏名、顔写真、身長など捜索の手掛かりになる情報を含めておくことが望ましい。
管理装置40は、連絡先端末20から捜索依頼を受信すると、捜索依頼に示された識別情報(タグID)に対応する候補者を捜索の対象者P1として登録する。また、捜索依頼に当日の服装などの情報が含まれていれば、それらの情報を対象者P1に対応付ける。
対象者P1には通信タグ10が付設されており、通信タグ10はタグIDを含む検知用パケットを周囲に送信する。
1又は複数の捜索者P3は、捜索用端末30を携行している。捜索者P3が対象者P1とすれ違うなどによって、通信タグ10と捜索用端末30との距離が所定範囲内となったならば、捜索用端末30は、通信タグ10からタグIDを含む検知用パケットを受信し(s2)、タグIDを自端末の位置情報とともに管理装置40に送信する(s3)
管理装置40は、捜索用端末30からタグIDを受信すると、受信したタグIDが捜索の対象者P1に対応付けられているか否かを判定する。受信したタグIDが捜索の対象者P1に対応するタグIDであれば、管理装置40は、捜索用端末30に確保依頼を送信する(s4)。この確保依頼には、対象者P1の顔写真、身長、服装など、捜索の手掛かりになる情報を含めてもよい。
また、受信したタグIDが捜索の対象者P1に対応するタグIDであれば、管理装置40は、連絡先端末20に発見の通知を行う(s5)。発見の通知を受けた対象者の家族P2は、タグIDとともに管理装置40に送信された捜索用端末30の位置情報、すなわち、対象者P1が発見された場所を知ることができる。
一方、捜索用端末30は、管理装置40から確保依頼を受信したならば、確保依頼に示された情報を捜索者P3に報知する。捜索者P3は、確保依頼の報知を受けて、周囲に確保すべき対象者P1が居ることを知る。そして、確保依頼に示された情報を手掛かりに対象者P1を特定し、確保を行う(s6)。
捜索者P3は対象者P1を確保すると、捜索用端末30から管理装置40に確保報告を送信する(s7)。管理装置40は、捜索用端末30から確保報告をうけたならば、対象者の家族P2に確保を通知する(s8)。
対象者の家族P2は、管理装置40から確保の通知を受けて、対象者P1の引き取りに向かうことになる。対象者の家族P2が現場に行けない場合は、対象者の家族P2は、管理装置40に警備隊員の派遣を依頼することができる(s9)。
警備隊員の派遣を依頼された管理装置40は、最寄りの警備隊員詰所に派遣指示を行う。この派遣指示には、対象者P1の氏名等の個人情報を必要に応じて含めることが望ましい。警備隊員P5は、管理装置40からの指示に応じて出動し、家族P2に代わって現場に急行し、対象者P1の引き取りを行う(s10)。
次に、図1に示した通信タグ10の内部構成について説明する。図3は、図1に示した通信タグ10の内部構成を示す構成図である。図3に示すように、通信タグ10は、近距離無線通信部11、記憶部12及び制御部13を有する。
近距離無線通信部11は、例えばBLE通信インタフェースである。記憶部12は、例えば、不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、通信タグ10を一意に特定するタグID12aを記憶する。タグID12aは、既に説明したように、通信タグ10が提供するサービスを示す共通情報であるUUIDと、通信タグ10を一意に識別するための固有情報である製造番号とが含まれる。
制御部13は、通信タグ10の動作を制御する制御部であり、近距離無線通信制御部13a、検知用パケット送信部13b及び制御用パケット送信部13cを有する。近距離無線通信制御部13aは、近距離無線通信部11による通信を制御する処理部であり、所定範囲内に通信相手となる端末が存在する場合に当該端末との近距離無線通信を確立する。
検知用パケット送信部13bは、所定の時間間隔、例えば1秒間隔でアドバタイジングパケットを送信する。アドバタイジングパケットには、タグIDを含めており、このアドバタイジングパケットが検知用パケットとして機能する。
制御用パケット送信部13cは、所定の時間間隔、例えば60秒間隔で制御用パケットを送信する。
次に、図1に示した捜索用端末30の内部構成について説明する。図4は、図1に示した捜索用端末30の内部構成を示す構成図である。図4に示すように、捜索用端末30は、表示部31、入力部32、無線通信部33、近距離無線通信部34、GPS信号受信部35、記憶部36及び制御部37を有する。
表示部31は、液晶パネルなどの出力インタフェースである。入力部32は、捜索者P3による入力操作に用いられるキーやタッチパネルなどの入力インタフェースである。表示部31と入力部32とは、タッチパネルディスプレイとして一体化したものであってもよい。
無線通信部33は、管理装置40や連絡先端末20との通信を行うための通信インタフェースであり、近距離無線通信部34は、通信タグ10と近距離無線通信を行うための通信インタフェースである。GPS信号受信部35は、GPS(Global Positioning System)人工衛星からの信号を受信するための通信インタフェースである。
記憶部36は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、通知対象データ36aなどを記憶する。通知対象データ36aは、対象端末検知用のアプリケーションプログラムに通知すべきアドバタイジングパケットのUUIDを示す。
制御部37は、捜索用端末30を全体制御する制御部であり、捜索処理部37a、近距離無線通信制御部37b及び検知用パケット処理部37cを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、捜索処理部37a、近距離無線通信制御部37b及び検知用パケット処理部37cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
また、捜索処理部37aは、OS上で動作するアプリケーションプログラムの1つである対象端末検知用のアプリケーションプログラムにより実現される。近距離無線通信制御部37b及び検知用パケット処理部37cは、OSにおけるBLEの通信機能である。
捜索処理部37aは、起動時に通知対象のUUIDを検知用パケット処理部37cに設定する。検知用パケット処理部37cは、後述するように、設定されたUUIDを有する検知用パケットを受信した場合に、設定元のアプリケーションプログラム、すなわち捜索処理部37aに出力する。
捜索処理部37aは、フォアグラウンド状態とバックグラウンド状態で動作することができる。フォアグラウンド状態では、各種情報を表示部31に表示させ、入力部32から操作入力を受け付けることができる。
フォアグラウンド状態で操作入力を受けずに所定時間が経過した場合、若しくは他のアプリケーションプログラムをフォアグラウンド状態にする操作が行われた場合には、捜索処理部37aは、バックグラウンド状態に移行し、利用者の操作を伴わない処理を実行する。
捜索処理部37aは、フォアグラウンド状態やバックグラウンド状態において、通信タグ10の接近検知と、通信タグ10の離脱検知とを行う。具体的には、検知用パケット処理部37cから検知用パケットの出力を受けた場合に、タグIDのUUID及び製造番号を読み出し、接近検知済のタグIDと同一であるか否かを判定する。接近検知済のタグIDと同一ではないならば、捜索処理部37aは、新規の通信タグ10を検知したと判定し、タグIDに自装置の位置情報を関連付けた接近通知を管理装置40に送信するとともに、接近通知を行ったタグIDを接近検知済として保持する。自装置の位置情報は、GPS信号受信部35により受信した信号に基づいて算定する。
また、捜索処理部37aは、接近検知済の通信タグ10の離脱を検知用パケット処理部37cから通知されたならば、当該パケットのタグIDについて離脱通知を管理装置40に送信する。離脱通知を行ったタグIDについては、接近検知済の状態をリセットし、再び同一の通信タグ10から検知用パケットを受信したならば、改めて新規の通信タグ10を検知したと判定することになる。
捜索処理部37aは、検知用パケット処理部37cから出力を受けた検知用パケットのタグIDが接近検知済のタグIDと同一である場合、すなわち、接近検知済の通信タグ10から継続して検知用パケットを受信した場合には、管理装置40に接近連続通知を送信する。接近連続通知は、接近通知の一種であり、通信タグ10が近傍に所在する状態が継続していることを示す。なお、この接近連続通知については管理装置40に送信を行なわない構成としてもよい。
また、捜索処理部37aは、バックグラウンド状態において検知用パケット処理部37cから検知用パケットの出力を受けたならば、表示部31による表示などを用いて利用者に対する通知を行う。利用者である捜索者P3は、通知を確認し、必要に応じて捜索処理部37aをフォアグラウンド状態に移行させる操作を行うことができる。
また、捜索処理部37aは、管理装置40から確保依頼を受信したならば、確保依頼に示された情報を表示部31に表示して捜索者P3に報知する。捜索者P3は、確保依頼の報知を受けて、周囲に確保すべき対象者P1が居ることを知り、確保依頼に示された情報を手掛かりに対象者P1を特定し、確保を行うことができる。捜索者P3が対象者P1を確保し、確保操作を行うと、捜索処理部37aは、管理装置40に確保報告を送信する。
近距離無線通信制御部37bは、BLEによる近距離無線通信の基本的な動作を行う処理部である。近距離無線通信制御部37bは、常に動作しており、BLEに係るパケットを検知用パケット処理部37cに出力する。
検知用パケット処理部37cは、近距離無線通信制御部37bから出力されたパケットのUUIDを参照し、捜索処理部37aから設定されたUUIDを有するパケットを捜索処理部37aに出力する処理を行う。
ここで、検知用パケット処理部37cは、起動状態と休眠状態の2つの状態で動作することができる。検知用パケット処理部37cは、捜索処理部37aがフォアグラウンド状態であれば、常に起動状態である。そして、捜索処理部37aがバックグラウンド状態となり、所定の条件が成立すると、検知用パケット処理部37cは休眠状態に移行する。
検知用パケット処理部37cが休眠状態に移行する条件としては、「バックグラウンド状態で制御用パケット又は新たな共通情報を有する検知用パケットを最後に受信してから、フォアグラウンド状態に移行することなく、当該検知用パケットの受信を継続して所定時間が経過したこと」が用いられる。
検知用パケット処理部37cは、起動状態においては、捜索処理部37aから設定されたUUIDを有するパケットを全て捜索処理部37aに出力する。
一方、休眠状態では、検知用パケット処理部37cは、新たに受信した検知用パケットのUUIDが既に受信した検知用パケットのUUIDと同一である場合には、新たに受信した検知用パケットを捜索処理部37aに出力せず破棄する。
休眠状態において、新たに受信した検知用パケットのUUIDが既に受信した検知用パケットのUUIDと異なる場合には、検知用パケット処理部37cは、休眠状態から起動状態に移行する。そして、新たに受信した検知用パケットのUUIDに基づいて、設定元のアプリケーションプログラムに当該検知用パケットを送信する。捜索処理部37aがUUIDを1つだけ設定している状態であれば、設定元のアプリケーションプログラムは捜索処理部37a以外の別のアプリケーションプログラムである。捜索処理部37aがUUIDを複数設定している状態であれば、設定元のアプリケーションプログラムは捜索処理部37aの可能性がある。
また、検知用パケット処理部37cは、接近検知済の通信タグ10からの検知用パケットを継続して受信しているか否かを判定し、接近検知済の通信タグ10からの検知用パケットが所定の時間受信されなければ、当該通信タグ10からの離脱を捜索処理部37aに通知する。休眠状態において、通信タグ10の離脱を検知した場合には、検知用パケット処理部37cは、休眠状態から起動状態に移行する。なお、通信タグ10の離脱を検知した場合には、当該通信タグ10のタグIDについては、未受信にリセットする。従って、リセット後に再び同一の通信タグ10から検知用パケットを受信したならば、休眠状態であっても起動状態に移行し、受信した検知用パケットを捜索処理部37aに出力することになる。
さらに、休眠状態において、制御用パケットを受信した場合には、検知用パケット処理部37cは、休眠状態から起動状態に移行する。
次に、図2に示した管理装置40の内部構成について説明する。図5は、図2に示した管理装置40の内部構成を示す構成図である。図5に示すように、管理装置40は、表示部41、入力部42、通信部43、記憶部44及び制御部45を有する。
表示部41は、液晶パネルやディスプレイ装置等である。入力部42は、キーボードやマウス等である。通信部43は、捜索用端末30や連絡先端末20と通信するためのインタフェース部である。また、通信部43は、警備隊員P5への派遣指示などにも用いられる。
記憶部44は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、捜索対象候補データ44aを記憶する。捜索対象候補データ44aは、タグIDに通知先、個人情報、捜索対象フラグ、位置情報履歴等を対応付けたデータである。通知先は、連絡先端末20のアドレスを示す。個人情報は、対象者P1の氏名、対象者の家族P2の氏名や住所等である。個人情報には、顔写真、身長など捜索の手掛かりになる情報を含めることができる。また、対象者P1に対して行うべき対処がある場合には、その対処も個人情報に含まれる。例えば、対象者P1に持病があり、特定の手当が必要である場合には、その手当の情報が対処の内容として個人情報に含められる。捜索対象フラグは、対応付けられたタグIDを検知した場合に、通知先への通知を行うか否かを示す。位置情報履歴は、タグIDの位置情報の履歴を示す。
制御部45は、管理装置40を全体制御する制御部であり、位置情報管理部45a及び捜索処理部45bを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、位置情報管理部45a及び捜索処理部45bにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
位置情報管理部45aは、捜索対象の候補について位置情報を管理する処理部である。位置情報管理部45aは、捜索用端末30から送信された接近通知や離脱通知に基づいて、捜索対象候補データ44aの位置情報履歴を更新する。接近通知や離脱通知には、タグIDと捜索用端末30の位置情報が示されており、接近通知や離脱通知に示されたタグIDについて、捜索用端末30の位置情報と日時情報を対応付けて位置情報履歴に追加することになる。日時情報は、捜索用端末30が接近通知や離脱通知に含めることとしても良いし、管理装置40が接近通知や離脱通知を受信した日時を用いてもよい。
捜索処理部45bは、捜索にかかる処理を行う処理部である。捜索処理部45bは、連絡先端末20から捜索依頼を受け付けた場合に、捜索対象候補データ44aにおいて捜索依頼に示された識別情報に対応するタグIDを特定し、当該タグIDの捜索対象フラグを「対象」に設定する。なお、捜索対象フラグは初期値が「非対象」である。また、捜索依頼に当日の服装などが示されていれば、個人情報の更新が行われる。
捜索処理部45bは、捜索フラグが「対象」に設定されたタグIDの位置情報履歴を連絡先端末20に通知することができる。
また、捜索フラグが「対象」に設定されたタグIDが捜索用端末30により検知された場合には、捜索処理部45bは、連絡先端末20に発見の通知を行う。発見の通知を受けた対象者の家族P2は、タグIDとともに管理装置40に送信された捜索用端末30の位置情報、すなわち、対象者P1が発見された場所を知ることができる。
さらに、捜索フラグが「対象」に設定されたタグIDが捜索用端末30により検知された場合には、捜索処理部45bは、捜索用端末30に確保依頼を送信することができる。この確保依頼には、対象者P1の顔写真、身長、服装など、捜索の手掛かりになる情報を含めてもよい。
捜索処理部45bは、確保依頼の送信後、捜索用端末30から確保報告をうけたならば、連絡先端末20に確保の通知を行う。対象者の家族P2は、連絡先端末20により確保の通知を受け、対象者P1の引き取りに向かうことになる。対象者の家族P2が現場に行けない場合は、対象者の家族P2は、管理装置40に警備隊員の派遣を依頼することができる。
警備隊員の派遣を依頼された捜索処理部45bは、最寄りの警備隊員詰所に派遣指示を行う。この派遣指示には、対象者P1の氏名等の個人情報を必要に応じて含めることが望ましい。警備隊員P5は、管理装置40からの指示に応じて出動し、家族P2に代わって現場に急行し、対象者P1の引き取りを行う。
次に、捜索システムの動作について説明する。図6は、制御用パケットの送信を行わない構成での通信タグ10の検知についての説明図であり、図7は、制御用パケットの送信を行う構成での通信タグ10の検知についての説明図である。図6及び図7では、通信タグ10のUUIDを「1234」とし、通信タグAと通信タグBの2つの通信タグ10を検知する場合を示す
図6に示すように、捜索用端末30の捜索処理部37aが起動されると、捜索処理部37aは、検知用パケット処理部37cに通知対象のUUIDを設定する。このとき、捜索処理部37aはフォアグラウンド状態であり、検知用パケット処理部37cは起動状態である。通知対象のUUIDを設定した後、利用者の操作等に基づいて、検知用パケット処理部37cはバックグラウンド状態に移行する。この時点では、検知用パケット処理部37cは起動状態を維持している。
通信タグAが捜索用端末30に接近すると、通信タグAは、UUIDが「1234」の検知用パケットを送信する。通信タグAから送信された検知用パケットは、検知用パケット処理部37cによって捜索処理部37aに出力され、捜索処理部37aは管理装置40に接近通知を送信する。その後、通信タグAから継続して検知用パケットを受信したならば、検知パケットは検知用パケット処理部37cによって捜索処理部37aに出力され、捜索処理部37aは管理装置40に接近連続通知を送信する。
その後、捜索処理部37aがバックグラウンド状態で制御用パケット又は新たなUUIDを有する検知用パケットを最後に受信してから、フォアグラウンド状態に移行することなく、当該検知用パケットの受信を継続して所定時間が経過すると、検知用パケット処理部37cは休眠状態に移行する。検知用パケット処理部37cは休眠状態に移行した後、通信タグBが捜索用端末30に接近すると、通信タグBは、UUIDが「1234」の検知用パケットを送信する。
通信タグBの検知用パケットは、タグIDの製造番号部分が通信タグBの検知用パケットと異なるが、UUIDは同一である。そのため、休眠状態の検知用パケット処理部37cは捜索処理部37aに検知用パケットを出力せず、捜索処理部37aは通信タグBの接近を検知することができない。なお、通信タグAから継続して送信された検知用パケットや通信タグBから継続して送信された検知用パケットについても、捜索処理部37aへの出力は行われないことになる。
次に、図7では、捜索用端末30の捜索処理部37aが起動されると、捜索処理部37aは、検知用パケット処理部37cに通知対象のUUIDを設定する。このとき、捜索処理部37aはフォアグラウンド状態であり、検知用パケット処理部37cは起動状態である。通知対象のUUIDを設定した後、利用者の操作等に基づいて、検知用パケット処理部37cはバックグラウンド状態に移行する。この時点では、検知用パケット処理部37cは起動状態を維持している。
通信タグAが捜索用端末30に接近すると、通信タグAは、UUIDが「1234」の検知用パケットを送信する。通信タグAから送信された検知用パケットは、検知用パケット処理部37cによって捜索処理部37aに出力され、捜索処理部37aは管理装置40に接近通知を送信する。その後、通信タグAから継続して検知用パケットを受信したならば、検知パケットは検知用パケット処理部37cによって捜索処理部37aに出力され、捜索処理部37aは管理装置40に接近連続通知を送信する。
ここで、通信タグAからは、60秒間隔で制御用パケットが送信される。そのため、捜索処理部37aがバックグラウンド状態で新たなUUIDを有する検知用パケットを最後に受信してから、フォアグラウンド状態に移行することなく、当該検知用パケットの受信を継続して所定時間が経過したとしても、制御用パケットによって検知用パケット処理部37cの起動状態は維持される。
従って、通信タグBが捜索用端末30に接近し、通信タグBによってUUIDが「1234」の検知用パケットが送信されたならば、通信タグBから送信された検知用パケットは、検知用パケット処理部37cによって捜索処理部37aに出力される。捜索処理部37aは、検知用パケット処理部37cから通信タグBの検知用パケットの出力を受け、管理装置40に接近通知を送信することができる。その後、通信タグBから継続して検知用パケットを受信したならば、検知パケットは検知用パケット処理部37cによって捜索処理部37aに出力され、捜索処理部37aは管理装置40に接近連続通知を送信する。同様に、通信タグAから継続して検知用パケットを受信したならば、検知パケットは検知用パケット処理部37cによって捜索処理部37aに出力され、捜索処理部37aは管理装置40に接近連続通知を送信することができる。
次に、通信タグ10の処理動作について説明する。図8は、通信タグ10の処理動作を示すフローチャートである。図8に示すように、通信タグ10の検知用パケット送信部13bは、前回の検知用パケット送信から1秒が経過したか否かを判定する(ステップS101)。その結果、前回の検知用パケット送信から1秒が経過した場合に(ステップS101;Yes)、検知用パケットを送信する(ステップS102)。
ステップS102の後、若しくは前回の検知用パケット送信から1秒が経過していない場合(ステップS101:No)、制御用パケット送信部13cは、前回の制御用パケット送信から60秒が経過したか否かを判定する(ステップS103)。その結果、前回の制御用パケット送信から60秒が経過した場合に(ステップS103;Yes)、制御用パケットを送信する(ステップS104)。
ステップS104の後、若しくは前回の制御用パケット送信から60秒が経過していない場合(ステップS103:No)、通信タグ10は処理を終了し、再びステップS101に移行して処理を繰り返す。
次に、捜索用端末30による検知用パケットの受信処理について説明する。図9は、捜索用端末30による検知用パケットの受信処理の手順を示すフローチャートである。まず、検知用パケット処理部37cは、通信タグ10から検知用パケットを受信したか否かを判定する(ステップS201)。その結果、検知用パケットを受信していなければ(ステップS201;No)、処理を終了し、再びステップS201に移行して処理を繰り返す。
検知用パケットを受信した場合には(ステップS201;Yes)、検知用パケット処理部37cは、受信した検知用パケットのUUIDが通知対象に設定されたUUIDと一致するか否かを判定する(ステップS202)。受信した検知用パケットのUUIDが通知対象に設定されたUUIDと一致しなければ(ステップS202;No)、受信した検知用パケットを破棄して処理を終了し、再びステップS201に移行して処理を繰り返す。
受信した検知用パケットのUUIDが通知対象に設定されたUUIDと一致するならば(ステップS202;Yes)、検知用パケット処理部37cが起動状態であるか否かを判定する(ステップS203)。検知用パケット処理部37cが起動状態であるならば(ステップS203;Yes)。検知用パケット処理部37cは、受信した検知用パケットを対応するアプリケーションプログラムである捜索処理部37aに出力して(ステップS204)、処理を終了し、再びステップS201に移行して処理を繰り返す。なお、捜索処理部37a以外のアプリケーションプログラムがUUIDを通知対象として設定し、当該アプリケーションプログラムによって設定されたUUIDを有するパケットを受信した場合には、検知用パケット処理部37cは、ステップS204において当該アプリケーションプログラムにパケットを出力することになる。
検知用パケット処理部37cが起動状態ではなく、休眠状態であるならば(ステップS203;No)、受信したパケットのUUIDが既に受信した検知済のUUIDと同一であるか否かを判定する(ステップS205)。既に受信した検知済のUUIDと同一であれば(ステップS205;Yes)、受信した検知用パケットを破棄してそのまま処理を終了し、再びステップS201に移行して処理を繰り返す。
受信したパケットのUUIDが検知済のUUIDと同一でない場合(ステップS205;No)、即ち、新規のUUIDを有する検知用パケットを受信した場合、検知用パケット処理部37cは起動状態に移行し(ステップS206)、受信したパケットを捜索処理部37aに出力して(ステップS204)、処理を終了し、再びステップS201に移行して処理を繰り返す。
次に、検知用パケット処理部37cの休眠に係る処理手順について説明する。図10は、検知用パケット処理部37cの休眠に係る処理手順を示すフローチャートである。まず、検知用パケット処理部37cは、捜索処理部37aがフォアグラウンド状態であるか否かを判定する(ステップS301)。
捜索処理部37aがフォアグラウンド状態ではなく、バックグラウンド状態であれば(ステップS301;No)、検知用パケット処理部37cは、新規のUUIDを有する検知用パケットを最後に受信してから、当該検知用パケットの受信を継続して所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS302)。
新規のUUIDを有する検知用パケットを最後に受信してから、当該検知用パケットの受信を継続して所定時間が経過したならば(ステップS302;Yes)、検知用パケット処理部37cは、最後に制御用パケットを受信してから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS303)。そして、最後に制御用パケットを受信してから所定時間が経過しているならば(ステップS303;Yes)、検知用パケット処理部37cは休眠状態に移行し(ステップS304)、処理を終了する。
捜索処理部37aがフォアグラウンド状態である場合(ステップS301;Yes)、新規のUUIDを有する検知用パケットを最後に受信してから所定時間が経過していない場合(ステップS302;Yes)、若しくは最後に制御用パケットを受信してから所定時間が経過していない場合(ステップS303;No)、ステップS301に移行し、起動状態での動作を継続する。
上述してきたように、本実施例に係る捜索システムでは、捜索対象に付設した第1の端末装置である通信タグ10がタグIDを含む検知用パケットを1秒間隔で送信するとともに、制御用パケットを60秒間隔で送信し、第2の端末装置である捜索用端末30は、検知用パケットに基づいて通信タグ10の存在を検知するとともに、制御用パケットにより検知用パケット処理部37cの起動状態を維持するので、検知用パケット処理部37cの休眠による通信タグ10の検知漏れを防止し、捜索対象を高精度に検知することができる。
なお、上記の実施例に示した制御用パケットは、検知用パケット処理部37cの休眠を抑制する機能を果たすパケットであれば、任意のパケットを用いることができる。例えば、専用のパケットを設けてもよいし、UUIDの異なる検知用パケットを制御パケットとして用いてもよい。
一例として、検知用パケットとしてBLEのアドバタイジングパケットを用い、制御用パケットとしてBLEではないBluetoothのパケットを用いることができる。BLEのパケットとBluetoothのパケットとは本来、異なる用途で用いられ、通常は同一のアプリケーションプログラムにより併用されることがない。しかし、検知用パケット処理部37cがBluetoothのパケットの受信時に起動状態へ移行するならば、Bluetoothのパケットを制御用パケットとして流用することが可能である。
また、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、適宜構成や動作を変更して実施することができる。例えば、上記の実施例では、捜索者P3が対象者P1の確保に協力する場合を例に説明を行ったが、捜索者P3に確保依頼などを行わず、通信タグ10の位置情報の蓄積のみに捜索用端末30を用いてもよい。
また、上記の実施例では、対象者P1が高齢者である場合を例に説明を行ったが、子供など捜索の対象となる可能性のある任意の人物について本発明を適用することができる。また、ペットの首輪などに通信タグ10を付設し、ペットの捜索を行うことができるようにしてもよい。
また、上記の実施例では、GPSを利用して位置の特定を行なう構成を示したが、位置の特定には任意の方法を用いることができる。例えば、WiFi(登録商標)規格の無線通信を用いて近傍の基地局と通信接続し、基地局情報を位置情報として用いる構成であってもよい。
以上のように、本発明に係る捜索システム及び捜索方法は、対象端末の検知漏れを防止し、対象を高精度に検知することに適している。
10 通信タグ
11、34 近距離無線通信部
12、36、44 記憶部
12a タグID
13、37、45 制御部
13a、37b 近距離無線通信制御部
13b 検知用パケット送信部
13c 制御用パケット送信部
20 連絡先端末
30 捜索用端末
31、41 表示部
32、42 入力部
33 無線通信部
35 GPS信号受信部
36a 通知対象データ
37a 捜索処理部
37c 検知用パケット処理部
40 管理装置
43 通信部
44a 捜索対象候補データ
45a 位置情報管理部
45b 捜索処理部
P1 対象者
P2 対象者の家族
P3 捜索者
P5 警備隊員

Claims (6)

  1. 捜索対象に第1の端末装置を付設し、第2の端末装置が近傍に所在する前記第1の端末装置を検知する捜索システムであって、
    前記第1の端末装置は、
    自装置の識別情報を含む第1の信号を第1の時間間隔で送信する識別信号送信部と、
    前記第2の端末装置の動作を制御する第2の信号を第2の時間間隔で送信する制御信号送信部と
    を備え、
    前記第2の端末装置は、
    前記第1の信号及び/又は前記第2の信号を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された第1の信号に基づいて前記第1の端末装置の存在を検知する検知処理部と、
    前記受信部により受信された前記第2の信号に基づいて前記検知処理部に係る処理の動作状態を変更する処理制御部と
    を備え、
    前記処理制御部は、前記受信部が前記第1の信号を受信した場合に当該第1の信号を前記検知処理部に出力する起動状態と、前記第1の信号の前記検知処理部への出力を抑制する休眠状態とを動作状態として有し、前記第2の信号を受信した場合に前記起動状態の維持もしくは前記休眠状態から前記起動状態への移行を行い、
    前記検知処理部は、前記処理制御部が出力した第1の信号に基づいて前記第1の端末装置の存在を検知する
    ことを特徴とする捜索システム。
  2. 前記識別情報は、前記第1の端末装置を一意に特定する固有情報と、複数の第1の端末装置で共通する共通情報とを含み、
    前記処理制御部は、前記休眠状態において、新たに受信された第1の信号の共通情報が既に受信した第1の信号の共通情報と同一である場合には、新たに受信した第1の信号の前記検知処理部への出力を抑止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の捜索システム。
  3. 前記処理制御部は、新たな共通情報を有する第1の信号又は前記第2の信号を最後に受信してから、前記第1の信号の受信を継続して所定時間が経過したことを条件に前記起動状態から前記休眠状態に移行することを特徴とする請求項2に記載の捜索システム。
  4. 前記第2の時間間隔は前記所定時間よりも短いことを特徴とする請求項3に記載の捜索システム。
  5. 前記検知処理部は、前記第1の信号に示された識別情報に自装置の位置情報を関連付けて管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記第1の端末装置の識別情報と前記捜索対象とを対応付けて管理し、前記第2の端末装置から受信した識別情報及び位置情報に基づいて前記捜索対象の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の捜索システム。
  6. 捜索対象に第1の端末装置を付設し、第2の端末装置が近傍に所在する前記第1の端末装置を検知する捜索システムの捜索方法であって、
    前記第1の端末装置が、自装置の識別情報を含む第1の信号を第1の時間間隔で送信する識別信号送信ステップと、
    前記第1の端末装置が、前記第2の端末装置の動作を制御する第2の信号を第2の時間間隔で送信する制御信号送信ステップと、
    前記第2の端末装置が、前記第1の信号及び/又は前記第2の信号を受信する受信ステップと、
    前記第2の端末装置が、前記受信ステップにより受信された第1の信号に基づいて前記第1の端末装置の存在を検知する検知処理ステップと、
    前記第2の端末装置が、前記受信ステップにより受信された前記第2の信号に基づいて前記検知処理ステップに係る処理の動作状態を変更する処理制御ステップと
    を含み、
    前記第2の端末装置は、前記受信ステップにより前記第1の信号を受信した場合に当該第1の信号に基づいて前記検知処理ステップを実行する起動状態と、前記受信ステップにより前記第1の信号を受信した場合に当該第1の信号に基づく前記検知処理ステップの実行を抑制する休眠状態とを動作状態として有し、
    前記処理制御ステップは、前記第2の信号を受信した場合に前記起動状態の維持もしくは前記休眠状態から前記起動状態への移行を行う
    ことを特徴とする捜索方法。
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