JP2018112168A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熟練した能力を備えていなくても、内燃機関の出力とドライバビリティとを両立させたスロットル操作を実現することができる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の制御装置は、スロットル操作部62と、スロットル操作部62の操作開度を検知する開度検知手段65と、開度検知手段65の検出操作開度に応じて内燃機関25の吸気通路52a内のスロットル弁54を開閉動作させる電子制御式スロットル装置46とを有する。スロットル弁54は、内燃機関25の出力が機関の低回転域から高回転域に至る間にてゼロとなるゼロ出力スロットル開度角を含むように設定され、スロットル操作部62における操作開度で、ゼロ出力スロットル開度角に対応する操作開度が、スロットル操作部の全開開度に対して8%以上12%以下の範囲の開き側角度割合に設定された。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関の吸気通路内に配置されるスロットル弁と、スロットル操作部と、スロットル操作部の操作量を検知する操作量検知手段と、操作量検知手段の検出開度に応じて吸気通路内のスロットル弁を開閉動作させる電子制御式スロットル装置とを有する内燃機関の制御装置に関する。
従来の4輪車両のような電子制御式スロットル装置を用いた内燃機関の制御において、減速時にスロットル開度が所定開度よりも小さくなった場合に、それまでの目標とするスロットル開度を、基本スロットル開度から、内燃機関の出力をゼロとするゼロ出力スロットル開度に変えることで、減速ショックを低減するものがある。
特開平10−159627号公報
ところで、自動二輪車のように手操作によって俊敏なスロットル操作を行う車両においては、スロットル弁側の開閉動作を頻繁かつ、より緻密に行えることが要求される。このような車両において、特に高出力の内燃機関を搭載した車両においては、低スロットル開度域におけるスロットル弁開度の設定は内燃機関の出力とドライバビリティとを両立させたスロットル操作を、従来の手動式のスロットル装置によってなし得るには熟練した能力が必要であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、熟練した能力を備えていなくても、内燃機関の出力とドライバビリティとを両立させたスロットル操作を実現することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、スロットル操作部と、前記スロットル操作部の操作開度を検知する開度検知手段と、前記開度検知手段の検出操作開度に応じて内燃機関の吸気通路内のスロットル弁を開閉動作させる電子制御式スロットル装置とを有する、内燃機関の制御装置において、前記スロットル弁は、前記内燃機関の出力が機関の低回転域から高回転域に至る間にてゼロとなるゼロ出力スロットル開度角を含むように設定され、前記スロットル操作部における操作開度で、前記ゼロ出力スロットル開度角に対応する操作開度が、前記スロットル操作部の全開開度に対して8%以上12%以下の範囲の開き側角度割合に設定された内燃機関の制御装置は提供される。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記スロットル操作部における操作開度で、前記ゼロ出力スロットル開度角に対応する操作開度は、スロットル操作部の全開開度に対して10%の開き側角度割合に設定された。
第3側面によれば、第1または第2側面の構成に加えて、前記スロットル操作部における前記規定された開き側角度割合において、前記内燃機関の低回転域ほど出力がゼロとなるゼロ出力値に沿うように近似させて前記操作開度を設定した。
第4側面によれば、第1〜第3側面のいずれかの構成に加えて、一定割合の開き側角度となるスロットル開度角度において、前記スロットル弁のスロットル開度角は内燃機関の回転数の増加に応じて増加する。
第5側面によれば、第4側面の構成に加えて、前記スロットル弁開度の前記スロットル操作部のスロットル開度角度に対応した操作開度に比例して、かつ、内燃機関の回転数に応じて決められた増加割合で機関出力が増加するように設定した。
第6側面によれば、第5側面の構成に加えて、前記スロットル弁開度の前記スロットル操作部のスロットル開度角度に対応した開度値を、機関の低回転域では所定開度以上のスロットル操作開度で、スロットル弁開度の開度値を低い側の同一値とした。
第7側面によれば、第1〜第6側面のいずれかの構成に加えて、スロットル操作部を手動操作により操作する車両に用いられる。
第1側面の構成によれば、電子制御式スロットル装置のスロットル弁開度の制御にあたって、ゼロ出力スロットル開度角に対応してスロットル操作部における開度設定を、全開開度に対して8%以上12%以下の範囲の開き側角度割合にしたことで、俊敏なスロットル操作を行う車両において、スロットル弁の開閉動作が閉じ方向に操作された場合には車両の減速コントロールをより緻密に行うことができ、開き方向に操作された場合には加速応答性を高めることができる。開度割合が8%を下回ると全閉までの角度が小さくなることから微小な操作量が要求されることになりより熟練度が要求されてしまう。一方、開度割合が12%を上回ると内燃機関の加速出力に至るまでの操作量が増えてしまうことから、出力増加が緩慢となり加速応答性が低下する。
第2側面の構成によれば、全開開度に対して10%の開き側角度割合にしたことで、俊敏なスロットル操作を行う車両において、スロットル弁の開閉動作が閉じ方向に操作された場合には車両の減速コントロールをより緻密に行うことができ、開き方向に操作された場合には加速応答性を高めることができ、閉じ方向の操作性と開き方向の操作性とが最もバランスよく両立することができる。
第3測面によれば、内燃機関の低回転域では内燃機関内での抵抗が小さく出力変化が小さい領域は開度割合に対して出力を一定に保つことで、スロットル操作特性を変えることなく違和感のないスロットル操作を可能にできる。
第4側面によれば、スロットル弁開度を機関抵抗に応じて増加させることにより回転数に関わらず、ゼロ出力を概ね維持することができて、内燃機関の概ね全域の回転数であってもスロットル操作が容易となる。
第5側面によれば、スロットル弁開度のスロットル開度角度に対応した開度値は、操作開度に比例して、かつ、内燃機関の回転数に応じて決められた増加割合で機関出力を増加させるように設定したので、スロットル操作の開度範囲の広い範囲で均一な加減速が行い易いスロットル操作特性を得ることができる。
第6側面によれば、機関の低回転域では所定開度以上のスロットル操作開度では、スロットル弁開度の開度値を同一値としたことで、機関低回転域におけるスロットル操作が大きく開かれた場合でもスロットル弁開度を抑えることで機関出力を抑えて、運転操作を扱いやすくすることができる。
第7側面によれば、手動式の操作部を備える車両においては、より緻密なスロットル操作が行われることから、熟練した能力が要求されるような状況においても比較的容易に車両の減速コントロールをより緻密に行うことができ、開き方向に操作された場合には加速応答性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の全体構成を概略的に示す側面図である。 図1の主要部の拡大縦断側面図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置を概略的に示すブロック図である。 グリップ開度(操作開度)ごとに機関回転数と機関出力との関係を示すグラフである。 機関回転数ごとにグリップ開度(操作開度)と機関出力との関係を示すグラフである。 一例としてある変速段の確立時にグリップ開度(操作開度)ごとに機関回転数とスロットル弁の開度との関係を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。ここで、車体の上下前後左右は自動二輪車に乗車した乗員の目線に基づき規定されるものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る車両(例えば鞍乗り型車両)としての自動二輪車11の全体像を概略的に示す。自動二輪車11は、車体フレーム12と、車体フレーム12に装着されるカウルカバー13とを備える。車体フレーム12は、フロントフォーク14を操向可能に支持するヘッドパイプ15と、該ヘッドパイプ15から後下がりに延びる左右1対のメインフレーム16、16と、メインフレーム16、16の後端から下方に延びる左右1対のピボットフレーム17、17と、メインフレーム16、16の後端から後上がりに延びる左右1対のシートレール18、18とを備える。フロントフォーク14には車軸19回りで回転自在に前輪WFが支持される。ピボットフレーム17、17には上下揺動可能にスイングアーム21の前端が連結される。スイングアーム21の後端には車軸22回りで回転自在に後輪WRが支持される。メインフレーム16には上方から燃料タンク23が搭載される。燃料タンク23の後方でシートレール18には乗車用前シート24aおよび乗車用後シート24bが順番に支持される。
車体フレーム12には燃料タンク23の下方で内燃機関25の機関本体25aが支持される。内燃機関はメインフレーム16およびピボットフレーム17に連結される。内燃機関25は後輪WRの回転力を生み出す動力を発揮する。内燃機関25には燃料タンク23から燃料が供給される。
カウルカバー13は、前輪WFの上方で車体フレーム12に支持されて、前方からヘッドパイプ15を覆うフロントカウル27と、前輪WFおよび後輪WRの間で車体フレーム12に支持されて、下方から機関本体25aを覆うロワーカウル28と、フロントカウル27およびロワーカウル28から連続してフロントカウル27およびロワーカウル28を相互に接続し、部分的に機関本体25aの側方を覆うセンターカウル29とを備える。燃料タンク23はタンクカバー31で覆われる。タンクカバー31には、燃料タンク23および乗車用前シート24aの間で燃料タンク23の後側下部を左右両側から覆う左右1対のサイドカバー32が連続する。乗車用後シート24bの下方でシートフレーム18はリアカウル33で覆われる。
フロントフォーク14には操向ハンドル34が結合される。操向ハンドル34は車軸18に並列な方向にヘッドパイプ15から左右に延びるバーハンドル35を備える。バーハンドル35の左端には左ハンドルグリップ36およびクラッチレバー37が設けられる。バーハンドル35の右端には、後述されるように、右ハンドルグリップを含むグリップユニットおよびブレーキレバーが設けられる(ここでは図示されず)。
機関本体25aは、4つの気筒を備えるシリンダーブロック38と、シリンダーブロック38に結合されて、気筒ごとに燃焼室に通じる吸気ポート39を区画するシリンダーヘッド41と、シリンダーヘッド41との間に、燃焼室に対して吸気ポート39の開閉を司る弁機構42をヘッドカバー43とを備える。ここでは、シリンダー軸線Cは前傾し、吸気ポート39は後方斜め上方に延びるようにシリンダーヘッド41に形成される。
シリンダーヘッド41には吸気系44が接続される。吸気系44は、燃料タンク23で覆われてヘッドカバー43の上方に配置されるエアクリーナー45と、エアクリーナー45に接続される上流端を有する電子制御式スロットル装置46と、ヘッドカバー43に電子制御式スロットル装置46の下流端を結合するインシュレーター47とを備える。エアクリーナー45は、クリーナーエレメント48を収容し、クリーナーエレメント48で隔てられる未浄化室49aおよび浄化室49bを区画するクリーナーケース51を有する。
電子制御式スロットル装置46はスロットルボディ52を備える。スロットルボディ52は個々の気筒ごとに吸気通路52aを区画する。吸気通路52aの上流端は、浄化室49bに突入するエアファンネル53を通じてクリーナーケース51に接続される。吸気通路52aの下流端はシリンダーヘッド41の吸気ポート39に接続される。
電子制御式スロットル装置46は、個々の吸気通路52a内に配置されるスロットル弁54を備える。スロットル弁54は、吸気通路52aを横切ってスロットルボディ52に回転自在に支持される弁軸55に固着される。スロットル弁54は弁軸55の軸心回りで回転して吸気通路52aを開閉する。スロットル弁54の開度に応じて内燃機関25の機関出力は調整される。
スロットルボディ52には個々の吸気通路52aごとにスロットル弁54の下流で燃料噴射弁56が取り付けられる。燃料噴射弁56の噴射ノズル56aはスロットル弁54の下流で吸気通路52aに臨む。吸気通路52a内の気流には噴射ノズル56aから燃料が噴霧される。燃料噴射弁56には共通の燃料レール57が接続される。燃料タンク23の燃料は燃料ポンプ(図示されず)の作用で燃料レール57から個々の燃料噴射弁56に供給される。
図3に示されるように、電子制御式スロットル装置46は、スロットル弁54の弁軸55に連結されるアクチュエーター58を備える。アクチュエーター58は、弁軸55を回転駆動する動力を発揮する電動モーター59を含む。アクチュエーター58は、供給される制御信号に基づき弁軸55の軸心回りでスロットル弁54を駆動してスロットル弁54の開閉動作を実現する。ここでは、制御信号は、指定されるスロットル弁54の動作量すなわち回転量(角度)を実現する電動モーター59の制御量(回転量または回転角)を特定する。
グリップユニット61は、バーハンドル35に固定されて右ハンドルグリップ(スロットル操作部)62に連結されるスイッチケース63を備える。スイッチケース63にはエンジンストップスイッチ64が組み込まれる。エンジンストップスイッチ64は内側からスイッチケース63に固定される。エンジンストップスイッチ64は操作片64aの押圧操作に応じてスイッチ信号を出力する。スイッチ信号の出力に応じて内燃機関25は始動する。右ハンドルグリップ62はバーハンドル35の軸心Xis回りに決められた角度範囲内で回転自在にバーハンドル35に支持される。右ハンドルグリップ62のグリップ操作は運転手の手操作で実現される。
電子制御式スロットル装置46は、右ハンドルグリップ26に接続されて、右ハンドルグリップ62の操作開度を検知する開度検知手段65と、右ハンドルグリップ62の操作開度ごとに、決められた機関出力を実現する電動モーター59の制御量を特定するデータを保持する記憶部66と、アクチュエーター58および記憶部66に接続されて、右ハンドルグリップ62の操作開度に応じてデータで設定される制御量を特定する制御信号をアクチュエーター58に供給する動作量設定手段67とを備える。電動モーター59の制御量はスロットル弁54の動作量を決定する。記憶部66のデータは、離散的に特定される操作開度の数値ごとに電動モーター59の制御量の数値を特定するテーブルデータを含む。動作量設定手段67は、隣接する操作開度の数値の間では補間処理に基づき制御量を決定すればよい。動作量設定手段67および記憶部66は例えばECU(電子制御ユニット)から構成されればよい。
図4に示されるように、本実施形態では、スロットル弁54は、内燃機関25の出力が機関の低回転域から高回転域に至る間にてゼロとなるゼロ出力スロットル開度角を含むように設定される。ここで、内燃機関25の出力が「ゼロ」とは、自動二輪車11の走行中に加速力も減速力(エンジンブレーキ)も生じない出力状態をいう。スロットル弁54のゼロ出力スロットル開度角に対応する操作開度(グリップ開度)は、右ハンドルグリップ62の全開開度に対して8%以上12%以下の範囲の開き側角度割合に設定されている。具体的には、ゼロ出力スロットル開度角に対応する操作開度は、右ハンドルグリップ62の全開開度に対して10%の開き側角度割合に設定されている。このとき、図4のグリップ開度10%の特性曲線から明らかなように、右ハンドルグリップ62における10%の開き側角度割合において、内燃機関25の出力がゼロとなるゼロ出力値に出力増側で沿うように近似させて操作開度は設定されている。しかも、図6に示されるように、一定割合の開き側角度となるスロットル開度角度において、スロットル弁54のスロットル開度は内燃機関25の回転数に増加に応じて増加する。また、図5に示されるように、右ハンドルグリップ62の操作開度に比例して、かつ、内燃機関25の回転数に応じて決められた増加割合で機関出力が増加するように設定されている。図5から明らかなように、スロットル弁開度の右ハンドルグリップ62のスロットル開度角度に対応した開度値は、機関の低回転域では所定開度以上の操作開度で、スロットル弁開度の開度値を低い側の同一値とされている。なお、図6では、ある変速段での例を示したが、他の変速段では車両の走行特性に合わせて異なる関係に設定される。
次に本実施形態の動作を説明する。自動二輪車11の乗員は右手で右ハンドルグリップ62を掴み内燃機関25の制御装置を操作する。右ハンドルグリップ62は例えば操作開度0°から操作開度60°の範囲でバーハンドル35の軸心Xis回りで回転することができる。開度検知手段65は右ハンドルグリップ62の操作開度を検知する。開度検知手段65は、検知した操作開度に対応する電気信号を出力する。動作量設定手段67は、開度検知手段65から供給される電気信号に基づき、記憶部66内のテーブルデータから電動モーター59の制御量を特定する。動作量設定手段67は、検知された操作開度に対応する制御量を特定する制御信号をアクチュエーター58に向けて出力する。アクチュエーター58は、指定された制御量で電動モーター59を動作させスロットル弁54を駆動する。こうして自動二輪車11では内燃機関25の出力は制御される。
電子制御式スロットル装置46のスロットル弁開度の制御にあたって、ゼロ出力スロットル開度角に対応して右ハンドルグリップ62における開度設定を、全開開度に対して8%以上12%以下の範囲の開き側角度割合にしたことで、俊敏なスロットル操作を行う車両において、スロットル弁の開閉動作が閉じ方向に操作された場合には車両の減速コントロールをより緻密に行うことができ、開き方向に操作された場合には加速応答性を高めることができる。開度割合が8%を下回ると全閉までの角度が小さくなることから微小な操作量が要求されることになりより熟練度が要求されてしまう。一方、開度割合が12%を上回ると内燃機関の加速出力に至るまでの操作量が増えてしまうことから、出力増加が緩慢となり加速応答性が低下する。
特に、右ハンドルグリップ62における操作開度で、ゼロ出力スロットル開度角に対応する操作開度は、右ハンドルグリップ62の全開開度に対して10%の開き側角度割合に設定されることから、俊敏なスロットル操作を行う車両において、スロットル弁54の開閉動作が閉じ方向に操作された場合には車両の減速コントロールをより緻密に行うことができ、開き方向に操作された場合には加速応答性を高めることができ、閉じ方向の操作性と開き方向の操作性とが最もバランスよく両立することができる。
右ハンドルグリップ62における規定された開き側角度割合において、内燃機関25の低回転域ほど出力がゼロとなるゼロ出力値に沿うように近似させて右ハンドルグリップ62の操作開度は設定される。内燃機関25の低回転域では内燃機関25内での抵抗が小さく出力変化が小さい領域は開度割合に対して出力を一定に保つことで、スロットル操作特性を変えることなく違和感のないスロットル操作を可能にできる。
右ハンドルグリップ62における規定された開き側角度割合において、内燃機関25の低回転域ほど出力がゼロとなるゼロ出力値に出力増側で沿うように近似させて右ハンドルグリップ62の操作開度は設定される。内燃機関25内での抵抗を考慮して出力増側で沿うことで、ゼロ出力値に近似させることが可能となる。
一定割合の開き側角度となるスロットル開度角度において、スロットル弁54のスロットル開度角は、内燃機関25の回転数の増加に応じて増加する。スロットル弁開度を機関抵抗に応じて増加させることにより回転数に関わらず、ゼロ出力を概ね維持することができて、内燃機関25の概ね全域の回転数であってもスロットル操作が容易となる。
スロットル弁開度の右ハンドルグリップ62のスロットル開度角度に対応した操作開度に比例して、かつ、内燃機関25の回転数に応じて決められた増加割合で機関出力を増加させるように設定したので、スロットル操作の開度範囲の広い範囲で均一な加減速が行い易いスロットル操作特性を得ることができる。
スロットル弁開度の右ハンドルグリップ62のスロットル開度角度に対応した開度値は、内燃機関25の低回転域では所定開度以上のスロットル操作開度で、スロットル弁開度の開度値を低い側の同一値とされる。内燃機関25の低回転域では所定開度以上のスロットル操作開度では、スロットル弁開度の開度値を同一値としたことで、機関低回転域におけるスロットル操作が大きく開かれた場合でもスロットル弁開度を抑えることで機関出力を抑えて、運転操作を扱いやすくすることができる。
手動式のアクセル操作部を備える自動二輪車11においては、より緻密なスロットル操作が行われることから、熟練した能力が要求されるような状況においても比較的容易に車両の減速コントロールをより緻密に行うことができ、開き方向に操作された場合には加速応答性を高めることができる。
以上のように、本実施形態に係る制御装置は、操作量に応じて動作する右ハンドルグリップ62(スロットル操作部)と、右ハンドルグリップ62に接続されて右ハンドルグリップ62の操作開度を検知する開度検知手段65と、内燃機関25の吸気通路52a内に配置されて、アクチュエーター58で駆動されるスロットル弁54と、特定のスロットル操作開度以下の操作開度では、特定のスロットル操作開度を超える操作開度に比べて単位操作開度あたりに小さいスロットル弁54の動作開度を設定するデータを保持する記憶部66と、アクチュエーター58および記憶部66に接続されて、操作開度に応じて記憶部66内のデータで設定される制御量を特定する制御信号をアクチュエーター58に供給する動作量設定手段67とを備える。アクチュエーター58は供給される制御信号に応じてスロットル弁54を駆動する。スロットル操作開度以下の操作開度では単位操作開度あたりに小さい動作開度が設定されることから、マイナス出力からゼロ出力までの領域で緻密な減速コントロールが実現されることができる。その一方で、特定のスロットル操作開度を超える操作開度では加速応答性が確保されることができる。
記憶部66のデータは、図5から明らかなように、操作開度の全域にわたって操作開度の増大に機関出力の増大を引き起こす制御量を設定する。開き方向の操作は必ず機関出力の増大に繋がることから、車両のドライバビリティは向上する。加えて、データは、特定のスロットル操作開度に対して特定の回転域で等しい機関出力を確立する制御量を設定する。特定の回転域にわたって1つのスロットル操作開度で等しい機関出力が確立されることから、車両のドライバビリティは向上する。前述のように、マイナス出力からゼロ出力までの領域で確実に緻密な減速コントロールが実現されるとともに、開き方向に操作された場合には加速応答性は高められることができる。
また、本実施形態に係る制御装置は、操作量に応じて動作する右ハンドルグリップ62(スロットル操作部)と、右ハンドルグリップ62に接続されて右ハンドルグリップ62の操作開度を検知する開度検知手段65と、内燃機関25の吸気通路52a内に配置されて、アクチュエーター58で駆動されるスロットル弁54と、少なくとも内燃機関25の低回転域で、操作開度と、操作開度に対して線形に変化する機関出力との関係に基づきスロットル弁54の動作開度を設定するデータを保持する記憶部66と、アクチュエーター58および記憶部66に接続されて、操作開度に応じてデータで設定される制御量を特定する制御信号をアクチュエーター58に供給する動作量設定手段67とを備える。アクチュエーター58は供給される制御信号に応じてスロットル弁54を駆動する。その結果、内燃機関25の低回転域では機関出力は右ハンドルグリップ62の操作開度に対して線形に変化する。車両のドライバビリティは向上する。
また、本実施形態に係る制御装置は、操作量に応じて動作する右ハンドルグリップ62(スロットル操作部)と、右ハンドルグリップ62に接続されて右ハンドルグリップ62の操作開度を検知する開度検知手段65と、内燃機関25の吸気通路52a内に配置されて、アクチュエーター58で駆動されるスロットル弁54と、複数の変速段で操作開度と機関出力との相対関係を維持するスロットル弁54の動作量を設定するデータを保持する記憶部66と、アクチュエーター58および記憶部66に接続されて、操作開度に応じてデータで設定される制御量を特定する制御信号をアクチュエーター58に供給する動作量設定手段67とを備える。変速段が変わっても、右ハンドルグリップ62の操作開度に対して等しい機関出力が確立されるので、車両のドライバビリティは向上する。
11…車両(自動二輪車)、25…内燃機関、46…電子制御式スロットル装置、52a…吸気通路、54…スロットル弁、62…スロットル操作部(右ハンドルグリップ)、65…開度検知手段。

Claims (7)

  1. スロットル操作部(62)と、
    前記スロットル操作部(62)の操作開度を検知する開度検知手段(65)と、
    前記開度検知手段(65)の検出操作開度に応じて内燃機関(25)の吸気通路(52a)内のスロットル弁(54)を開閉動作させる電子制御式スロットル装置(46)とを有する、内燃機関の制御装置において、
    前記スロットル弁(54)は、前記内燃機関(25)の出力が機関の低回転域から高回転域に至る間にてゼロとなるゼロ出力スロットル開度角を含むように設定され、
    前記スロットル操作部(62)における操作開度で、前記ゼロ出力スロットル開度角に対応する操作開度が、前記スロットル操作部の全開開度に対して8%以上12%以下の範囲の開き側角度割合に設定された
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、前記スロットル操作部(62)における操作開度で、前記ゼロ出力スロットル開度角に対応する操作開度は、スロットル操作部(62)の全開開度に対して10%の開き側角度割合に設定されたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置において、前記スロットル操作部(62)における前記規定された開き側角度割合において、前記内燃機関(25)の低回転域ほど出力がゼロとなるゼロ出力値に沿うように近似させて前記操作開度を設定したことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置において、一定割合の開き側角度となるスロットル開度角度において、前記スロットル弁(54)のスロットル開度角は内燃機関(25)の回転数の増加に応じて増加することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  5. 請求項4に記載の内燃機関の制御装置において、前記スロットル弁開度の前記スロットル操作部(62)のスロットル開度角度に対応した操作開度に比例して、かつ、内燃機関(25)の回転数に応じて決められた増加割合で機関出力を増加させるように設定したことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  6. 請求項5に記載の内燃機関の制御装置において、前記スロットル弁開度の前記スロットル操作部(62)のスロットル開度角度に対応した開度値を、機関の低回転域では所定開度以上のスロットル操作開度で、スロットル弁開度の開度値を低い側の同一値としたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置において、スロットル操作部(62)を手動操作により操作する車両(11)に用いられることを特徴とする内燃機関の制御装置。
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