JP2005273596A - 多気筒エンジン、及びレジャーヴィークル - Google Patents

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Abstract

【課題】 スロットル開度を次第に大きくしていく過程で増加する出力トルクの変化の割合を緩和することが可能なヴィークル駆動用の多気筒エンジン、及びレジャーヴィークルの提供。
【解決手段】 多気筒エンジンEの各気筒31〜34へ空気を導く複数の吸気流路21A〜24Aと、該吸気流路21A〜24Aのそれぞれを開閉する複数のスロットルバルブ21B〜24Bとを備え、該スロットルバルブ21B〜24Bのうち少なくとも1つは、他のスロットルバルブとは独立して開閉駆動すべく成してある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ヴィークル駆動用の多気筒エンジンと、この多気筒エンジンを搭載したレジャーヴィークルに関する。特に、操縦者によるスロットルグリップの操作に対し、出力トルクがより好適に応答し得る多気筒エンジンに関する。
多気筒エンジンを搭載したレジャー用の乗り物(レジャーヴィークル)としては、自動二輪車、四輪バギー、小型滑走艇などさまざまのものがある。そしてこのエンジンの出力は、車輪又はウォータージェットポンプ等の推進機構へ伝達されて、推力を発生させるようになっている。また、エンジンには、その出力を調整するためにスロットル装置が装備されている。このスロットル装置は、エンジンの燃焼室内へ供給される吸気量を、スロットルバルブを開閉して調整することにより、エンジンの出力を調整する。
また近年、多気筒エンジンに対しては、吸気抵抗の低減という目的もあって、マルチスロットル装置が装備されているものもある。このマルチスロットル装置は、各気筒の燃焼室へ延びる複数の吸気流路のそれぞれに対し、スロットルバルブが設けられている。また、一般に各スロットルバルブは、1本のバルブシャフトに支持されており、全てのスロットルバルブは同一開度を有するよう一体的に開閉駆動するようになっている。
一方、このマルチスロットル装置を含む様々のスロットル装置には、幾種類かの駆動方式がある。即ち、ケーブルを介してライダーが直接的にスロットルバルブを開閉操作する方式(以下、「ケーブル駆動型」という)(例えば、特許文献1参照)、電子制御によってスロットルバルブをモータ駆動する方式(以下、「モータ駆動型」という)、及び、上記ケーブル駆動型とモータ駆動型とを組み合わせた方式(以下、「ダブルスロットル型」という)などがある。
このダブルスロットル型のマルチスロットル装置の場合、1つの吸気流路において下流側にケーブル駆動型のスロットルバルブ(メインバルブ)が配置され、その上流側にモータ駆動型のスロットルバルブ(サブバルブ)が配置されている。そして、操縦者の操作に基づいてメインバルブにより調整された吸気量は、電子制御されるサブバルブにより更に補正され、より適切な吸気量がエンジンの燃焼室内へ供給される。
実公昭63−39406号公報
ところで、特に4サイクルエンジンでは、スロットルバルブが全閉状態であってマイナストルクを発生している状態から、スロットル開度を次第に大きくしていくと、スロットル開度がある値をとるときを境にして、スロットル開度の増大に対するエンジンの出力トルクの増加割合が大きく変化する場合がある。これは、例えばアイドリング状態から車両を加速する際の操縦者の乗り心地感を向上させるためには好ましくない。
また、多気筒エンジンの場合には、従来の何れの駆動方式を採用したマルチスロットル装置を用いたとしても、上述したような出力トルクの大きな変化が各気筒毎に発生し得る。そして、エンジン全体での出力トルクは、各気筒毎に発生する出力トルクの和になるので、4気筒エンジン又は6気筒エンジンのように気筒数が多いエンジンでは、上記出力トルクの変化が顕著になり、ライダーの乗り心地感の向上を妨げ得る。
そして、このようなエンジンの出力トルク特性は、吸気へ混入させる燃料の噴射量、その噴射タイミング、及び点火タイミングなどの調整によっては、変更することが困難である。
そこで本発明は、スロットル開度を次第に大きくしていく過程で増加する出力トルクの変化の割合を緩和することが可能な、ヴィークル駆動用の多気筒エンジンを提供することを目的とする。また、この多気筒エンジンを搭載したレジャーヴィークルを提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情を鑑みてなされたものであり、本発明に係るヴィークル用多気筒エンジンは、複数の気筒と、各気筒へ空気を導く複数の吸気流路、及び該吸気流路のそれぞれを開閉する複数のスロットルバルブを有するマルチスロットル装置とを備え、該マルチスロットル装置が有する前記スロットルバルブのうち少なくとも1つは、他のスロットルバルブとは独立して開閉駆動すべく成してある。
この場合、モータ駆動型スロットルバルブの動作を、例えばECUによって適宜制御することにより、スロットルグリップの操作に対するエンジンが出力するトルクの変化割合をより円滑にすることができる。
例えば、4気筒エンジンにおいて、第1,第2気筒に対応して設けられたスロットルバルブ(第1,第2バルブ)と、第3気筒及び第4気筒に対応して設けられたスロットルバルブ(第3,第4バルブ)とを、独立して開閉駆動できるように構成する。この場合、第1,第2バルブの開度と、第3,第4バルブの開度とが別個の値を有するように設定することができる。第1,第2バルブの開度に対して第3,第4バルブの開度が小さくなるように設定した場合には、第1,第2気筒での出力トルクに比べ、第3,第4気筒での出力トルクは小さく抑えられる。
その結果、第1,第2気筒の夫々にて、負から正へと出力トルクが大きく増加する間、第3,第4気筒ではその出力トルクをマイナストルクに抑えておくことができる。この場合、第1〜第4気筒の出力トルクの和であるエンジンの出力トルクに注目すると、この間で増加する出力トルクの変化の割合が緩和される。従って、操縦者によるスロットルグリップの操作に対し、エンジンの出力トルクは円滑に応答し得る。
また、独立して開閉駆動する前記スロットルバルブは、ケーブルを介して接続されるスロットル操作部に連動するケーブル駆動型スロットルバルブであり、他のスロットルバルブは、外部から与えられる制御信号に基づいてモータにより駆動されるモータ駆動型スロットルバルブであってもよい。
この場合、ケーブル駆動型スロットルバルブは、操縦者によるスロットル操作部(例えば、スロットルグリップ)の操作に対してダイレクトに応答する一方、モータ駆動型スロットルバルブは、例えばECU(Electronic Control Unit)からの制御信号に基づいて上記ケーブル駆動型スロットルバルブとは異なる動作を行うことができる。従って、このモータ駆動型スロットルバルブを適宜制御することにより、スロットルグリップの操作に対するエンジン全体の出力トルクの変化をより円滑にすることができる。
また、前記モータ駆動型スロットルバルブは、前記ケーブル駆動型スロットルバルブの開度変化に対して遅れて追従するように開閉制御されるべく成してあってもよい。この場合、上述したように各気筒間での出力トルクを互いに異なるように設定することができるため、エンジンの出力トルクが、スロットルバルブを開放していく過程で変化する割合を緩和することができる。
また、4以上の気筒を有するエンジンであり、これらの気筒のうち2以上の気筒に対して前記ケーブル駆動型スロットルバルブが設けられ、該ケーブル駆動型スロットルバルブに対応する前記2以上の気筒では、燃焼行程が連続的に行われるべく成してあってもよい。例えば、4気筒エンジンであって、その4気筒のうち所定の2気筒に対してケーブル駆動型スロットルバルブを設け、この2気筒では燃焼行程を連続的に行う。
この場合、ケーブル駆動型スロットルバルブに対応する2気筒と、モータ駆動型スロットルバルブに対応する他の2気筒とで、それぞれ燃焼行程が連続的に行われる。そこで、前者2気筒と後者2気筒とにおいて異なるトルクを発生させた場合、比較的強いトラクションを発生させることができる。特に自動二輪車、四輪バギーなどのように、地面とこれに接触する車輪との間の摩擦により推力を発生させるヴィークルの場合、車輪のグリップ力を向上させることができ、エンジンが低速回転している状態からのヴィークルの加速性能の向上を図ることもできる。
なお、5気筒以上のエンジンにおいても同様であり、ケーブル駆動型スロットルバルブが設けられた複数の気筒が連続的に燃焼行程を迎え、モータ駆動型スロットルバルブが設けられた残りの気筒が連続的に燃焼行程を迎えるように構成すれば、上述したのと同様の好適なトラクションを得ることができる。
また、ケーブル駆動型スロットルバルブに対応する気筒と、モータ駆動型スロットルバルブに対応する気筒とを比較し、どちらの一方の気筒にて他方の気筒より大きなトルクを発生させるかは自由であり、いずれであっても良好なトラクションが発生する。
また、前記マルチスロットル装置は、前記ケーブル駆動型スロットルバルブの開度を検出するスロットルポジションセンサを有し、前記モータ駆動型スロットルバルブは、前記スロットルポジションセンサでの検出値から得られる制御信号に基づいて前記モータにより駆動されるべく成してあってもよい。この場合、ケーブル駆動型スロットルバルブの動作に対応して、モータ駆動型スロットルバルブの動作を適格に制御することができる。即ち、ケーブル駆動型スロットルバルブと、これに従動するモータ駆動型スロットルバルブとが、所望の連係態様をとるように確実に制御することができる。
また、前記マルチスロットル装置は、前記モータ駆動型スロットルバルブの開度を検出するスロットルポジションセンサを、前記ケーブル駆動型スロットルバルブの開度を検出するスロットルポジションセンサとは別に有していてもよい。
また、前記マルチスロットル装置が有する前記ケーブル駆動型スロットルバルブは、隣接配置された気筒に対して設けられていてもよい。この場合、複数のケーブル駆動型スロットルバルブを1つのバルブシャフトにより支持することができる。従って、ケーブルとバルブシャフトとを連結する、例えばプーリは1つ備えればよく、部品点数の削減、組み立て精度の向上等を図ることが可能である。
本発明に係るレジャーヴィークルは、上述したいずれかの多気筒エンジンを備えている。これにより、スロットル開度を次第に大きくしていく過程で増加する出力トルクの変化の割合を緩和し、操縦者の乗り心地感を向上させることが可能なレジャーヴィークルを実現することができる。
また、自動二輪車であって、バッテリを更に備え、前記多気筒エンジンが備えるマルチスロットル装置に具備されるモータ駆動型スロットルバルブは、前記バッテリからの給電により作動するモータによって駆動されるべく成してあってもよい。
自動二輪車は、搭載されるエンジンの最高出力に対して車体重量が比較的軽いため、エンジンのトルク変動は、操縦者の乗り心地感を左右する要因となり得る。従って、上述したような作用・効果を有するマルチスロットル装置を自動二輪車に適用することにより、エンジンのトルク変動を滑らかにし、操縦者の乗り心地感を向上させることができる。更に、自動二輪車は、様々の装備を狭小なスペースに搭載する必要があり、バッテリも小型であってその蓄電容量が必ずしも十分ではない場合もある。従って、上述したマルチスロットル装置のうち、ケーブル駆動型スロットルバルブを少なくとも1つ備えるものは、スロットルバルブの開閉において電力の消耗を抑制することができて好都合である。
本発明によれば、スロットル開度を次第に大きくしていく過程で増加する出力トルクの変化の割合を緩和し、操縦者の乗り心地感を向上させることが可能な、ヴィークル駆動用の多気筒エンジンと、これを搭載したレジャーヴィークルとを提供することができる。
以下、本発明に係る多気筒エンジンを搭載したレジャーヴィークルについて、自動二輪車を例にとり、図面を参照しつつ具体的に説明する。図1は、ロードスポーツタイプの自動二輪車を示す側面図である。図1に示すように、この自動二輪車1は車体の骨格を成すフレーム2を備えている。このフレーム2は、主として前後に延びる左右で対を成すメインフレーム2A(図1では左側のメインフレームだけ示す)と、該メインフレーム2Aの前部に設けられたヘッドパイプ2Bと、メインフレーム2Aの後部に接続されたピボットフレーム2Cとから構成されている。
ヘッドパイプ2Bには、その下部にて前輪4を支持するフロントフォーク3が軸支され、このフロントフォーク3の上部にはハンドルバー5が設けられている。ピボットフレーム2Cには、その後部にて駆動輪たる後輪6を支持するスイングアーム7の前部が枢支されている。また、左右で対を成すメインフレーム2A間には、エンジンEがその上部を挟まれるようにして搭載されている。
このエンジンEは、本実施の形態においては並列4気筒の4サイクルエンジンであり、後に詳述するマルチスロットル装置(図2も参照)20を介して供給された吸気量に応じてトルクを発生する。エンジンEが出力したトルクは、図示しないチェーン又はベルトなどを介して後輪6へ伝達され、自動二輪車1に推進力を与える。また、エンジンEの上方には燃料タンク10が配置されており、該燃料タンク10の後方には操縦者が騎乗するシート11が配置されている。
また、この自動二輪車1の場合、フレーム2の前部、フロントフォーク3の略全部、及びエンジンEの略全部を覆うようにしてフェアリング12が設けられている。そして、該フェアリング12の前部にはヘッドライト13が設けられており、また、シート11の後方にはブレーキランプ14が設けられている。これらヘッドライト13及びブレーキランプ14は、自動二輪車1に搭載されたバッテリ15から供給された電力を利用して点灯する。
なお、本実施の形態における以下の説明では、図1に示す自動二輪車1に搭乗した操縦者から見た方向の概念に基づいて記述する。
図2は、図1に示す自動二輪車1において、エンジンEに装備されたマルチスロットル装置20と、該マルチスロットル装置20の動作に関連する周辺機器との構成を示す模式図である。図2に示すようにエンジンEのシリンダヘッドE1には、マルチスロットル装置20が取り付けられている。このマルチスロットル装置は、エンジンEが備える4つの気筒(第1気筒〜第4気筒)31〜34に対応して4つの吸気管(第1吸気管〜第4吸気管)21〜24を備え、該第1吸気管21〜第4吸気管24内部の吸気流路(第1吸気流路〜第4吸気流路)21A〜24Aは、第1気筒31〜第4気筒34の夫々が有する図示しない吸気ポートに連通している。
第1吸気管21〜第4吸気管24内にはスロットルバルブ(第1バルブ〜第4バルブ)21B〜24Bが設けられており、このうち左側の第1バルブ21B及び第2バルブ22Bは第1バルブシャフト25により一体的に支持され、右側の第3バルブ23B及び第4バルブ24Bは前記第1バルブシャフト25とは別個の第2バルブシャフト26により一体的に支持されている。従って、左側の第1バルブ21B及び第2バルブ22Bは一体的に動作して、第1吸気流路21A及び第2吸気流路22Aを同一開度に開閉し、またこれとは構成的に独立した状態で、右側の第3バルブ23B及び第4バルブ24Bは一体的に動作して、第3吸気流路21A及び第4吸気流路21Aを同一開度に開閉する。
第2吸気管22と第3吸気管23との間であって、第1バルブシャフト25の右側端部には、該第1バルブシャフト25と一体的に回転する第1プーリ40が設けられている。この第1プーリ40にはケーブル41の一端が接続され、その他端は、ハンドルバー5の右グリップ部分に設けられた回動自在のスロットルグリップ(スロットル操作部)42に接続されている。また、第1プーリ40に隣接して第1スプリング43が設けられている。この第1スプリング43は、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bを全閉とするように第1バルブシャフト25を付勢する。
従って、操縦者がスロットルグリップ42を回動操作した場合、第1プーリ40及び第1バルブシャフト25は一体的に回動し、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bは、スロットルグリップ42の操作量に応じた開度になるよう開閉駆動される。また、操縦者がスロットルグリップ42を解放した場合、第1スプリング43の作用により第1バルブシャフト25は閉方向へ回動され、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bは全閉状態となる。このように、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bは、操縦者によるスロットルグリップ42の操作に応じ、ケーブル41を介して直接的に駆動されるケーブル駆動型スロットルバルブを成している。
また、第1バルブシャフト25の左側端部には、第1スロットルポジションセンサ(Throttle Position Senser:以下、「第1TPS」と略称する)44が設けられている。この第1TPS44は、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bの開度を検出し、電気信号にして出力する。そして、出力された電気信号は、自動二輪車1に搭載され且つ第1TPS44との間で結線45により接続されたECU(Electronic Control Unit)46へ送られる。
一方、第4吸気管24の右側であって、第2バルブシャフト26の右側端部には、該第2バルブシャフト26と一体的に回転する第2プーリ50が設けられている。また、第4吸気管24の下方には直流モータ51が配置されており、右側へ突出したその出力シャフト52には第3プーリ53が設けられている。そして、第2プーリ50と第3プーリ53との間にはベルト54が巻回されている。また、第2バルブシャフト26の第2プーリ50に隣接して第2スプリング55が設けられている。この第2スプリング55は、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bを全閉とするように第2バルブシャフト26を付勢する。更に、前記直流モータ51は、ECU46との間で結線56を介して電気的に接続されており、このECU46からの制御信号に基づいて回転駆動する。
従って、ECU46から制御信号を受けた直流モータ51は出力シャフト52を回転させる。この出力シャフト52の回転動力は、第2プーリ50,第3プーリ53,及びベルト54を介して第2バルブシャフト26へ伝達され、該第2バルブシャフト26は回動する。その結果、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bは所定の開度になるように開閉駆動される。また、ECU46からの制御信号により直流モータ51の駆動電流が低減された場合は、第2スプリング55の作用により第2バルブシャフト26は閉方向へ回動され、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bは全閉状態となる。このように、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bは、制御信号に基づいて直流モータ51により駆動されるモータ駆動型スロットルバルブを成している。
また、第2バルブシャフト26の右側端部には、第2スロットルポジションセンサ(以下、「第2TPS」と略称する)57が設けられている。この第2TPS57は、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bの開度を検出し、電気信号にして出力する。そして、出力された電気信号は、第2TPS57との間で結線58により接続されたECU46へ送られる。
ところで、上記ECU46には、エンジンEの回転数を検出するクランクポジションセンサ(Crank Position Sensor:以下、「CPS」と略称する)59も接続されており、電力線60を介して接続されたバッテリ15から供給される電力によって動作する。また、バッテリ15には、ECU46の他、ヘッドライト13,ブレーキランプ14など、様々の電気部品、電子部品が接続され、これらに電力を供給している。
次に、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bの動作を制御するECU46の動作を概略的に説明する。図3は、マルチスロットル装置20の制御に関するECU46の主たる動作の流れを示すフローチャートであり、繰り返し行われる動作の1つを示す。図3に示すように、ECU46は、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bの開度として第1TPS44での検出信号の電圧値(例えば、"2.0(V)")を取得し、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bの開度として第2TPS57での検出信号の電圧値(例えば、"1.2(V)")を取得し、更に、エンジンEの回転数(例えば、"5000(rpm)")を取得する(S1)。次に、ECU46内のメモリに予め記憶されているバルブ制御マップを参照する(S2)。
このバルブ制御マップは、ステップ1で取得されたエンジンEの回転数と、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bの開度とに基づき、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bの目標開度を取得するためのものであり、図4にその一例を示す。図4に示すバルブ制御マップM1は、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bの開度、即ち第1TPS44での検出信号の電圧値(V)を列項目M11とし、エンジンEの回転数(rpm)を行項目M12としている。そして、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bの目標開度、即ち第2TPS57による検出信号の目標電圧値(V)が、上記列項目M11及び行項目M12に対応付けられて各セルM13,M13,…に与えられている。
例えば、図4に示すように、第1TPS44での検出信号の電圧値が2.0(V)、エンジンEの回転数が5000(rpm)であった場合、第2TPS57による検出信号の目標電圧値は1.6(V)である。この状態から操縦者がスロットルグリップ42を回動し、エンジンEの回転数は上と同じく5000(rpm)であって第1TPS44での検出信号の電圧値が2.4(V)となった場合、第2TPS57による検出信号の目標電圧値は2.0(V)となる。
このように、本実施の形態では、第1TPS44での検出信号の電圧値の増加(2.0〜2.4)に対し、第2TPS57での検出信号の目標電圧値は若干遅れ気味に増加(1.6〜2.0)するよう設定されている。従って、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bの開度変化に対し、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bの開度変化は若干遅れ気味になる。なお、図4に示すバルブ制御マップM1において、"***"と記載されているセルがあるが、このセルにも第2TPS57での検出信号の目標電圧値が適宜与えられている。
続いて、このようなバルブ制御マップM1を参照することにより、ECU46は、第2TPS57による検出信号の目標電圧値(例えば、"2.0(V)")を取得し(S3)、この目標電圧値と、ステップ1にて取得した第2TPS57での検出信号の電圧値との偏差を算出する(S4)。具体的には、ステップ1で取得した第2TPS57による検出信号の電圧値(現状電圧値)が1.2(V)、ステップ3で取得した目標電圧値が2.0(V)であった場合、目標電圧値から現状電圧値を差し引いた値"0.8(V)"がステップ4で得られる偏差となる。そして、ECU46は、この偏差に応じて(偏差を0とするように)直流モータ51を制御する(S5)。その結果、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bは、第2TPS57での検出信号の電圧値が上記ステップ3で取得された目標電圧値と一致するように駆動される。
一方、第1TPS44及び第2TPS57による検出信号とCPS59による検出信号とに基づき、ECU46は、図示しないフューエルインジェクション及びイグニッションの動作も制御する。図5は、燃料噴射量を取得するためのフューエルインジェクションマップM2と、混合気への点火タイミングを取得するためのイグニッションマップM3とを示す図表である。このフューエルインジェクションマップM2は、第1TPS44及び第2TPS57での検出信号の電圧値(V)を列項目M21とし、エンジンEの回転数(rpm)を行項目M22としている。そして、燃料噴射量が上記列項目M21及び行項目M22に対応付けられて各セルM23,M23,…に与えられている。ECU46は、第1TPS44,第2TPS57,及びCPS59からの検出信号を得ると、このフューエルインジェクションマップM2を参照して各気筒31〜34に対する燃料噴射量を取得する。
また、イグニッションマップM3は、上記フューエルインジェクションマップM2と同様の構成をしているため、図5においてはその内容を省略しているが、列項目及び行項目は上記フューエルインジェクションマップと同じであり、各セルには点火タイミングが与えられている。
なお、本実施の形態に示すエンジンEは、第1気筒31〜第4気筒34が一列に配置され、第1気筒31と第4気筒34とが対照的な構成であり、第2気筒32と第3気筒33とが対照的な構成になっている。従って、第1気筒31に関するフューエルインジェクションマップM2及びイグニッションマップM3と、第4気筒34に関するフューエルインジェクションマップM2及びイグニッションマップM3とはほぼ同じ内容になっている。同様に、第2気筒32と第3気筒33とについても、それぞれのフューエルインジェクションマップM2とイグニッションマップM3とはほぼ同じ内容になっている。
ECU46が上述したような動作をすることにより、操縦者がスロットルグリップ42を操作した場合、エンジンEが有する各気筒31〜34は、以下に説明するように動作する。
図6は、第1バルブ21B〜第4バルブ24Bが略全閉状態から、操縦者がスロットルグリップ42を徐々に回動させていった場合の、各気筒31〜34にて出力される最大トルクの経時変化、及び1気筒当たりの平均最大トルクの経時変化の一例を示すグラフである。このグラフ中において、スロットルグリップ42の回動と共に変化する第1バルブ21B及び第2バルブ22Bの開度変化は細実線Vで示し、第1気筒31(#1)又は第2気筒32(#2)での出力トルクの経時変化は一点鎖線T12、第3気筒33(#3)又は第4気筒34(#4)での出力トルクの経時変化は破線T34、1気筒当たりの平均出力トルクの経時変化は太実線TAでそれぞれ示している。
図6の一点鎖線T12及び破線T34に示すように、第1気筒31〜第4気筒34での出力トルクは、スロットルグリップ42が回動されて第1バルブ21B及び第2バルブ22Bが開くに従って増加する。第1気筒31及び第2気筒32は、一点鎖線T12に示すように、スロットル開度が比較的小さい間、緩やかに増加する負のトルクを出力し、スロットル開度がある値(V1)に達した後は比較的大きな割合で増加して負から正へとその出力トルクが変化する。そして、スロットル開度が更に大きなある値(V2:V2>V1)に達した後は、出力トルクは再び緩やかな増加特性を呈する。一方、第3気筒33及び第4気筒34での出力トルクは、破線T34に示すように、上述したような第1気筒31及び第2気筒32での出力トルクの変化に対して若干遅れて追従するように増加する。
ところで、エンジンEの1気筒当たりの平均最大トルクは、第1気筒31〜第4気筒34にて同時期に出力されたトルクを気筒数4で除した値となるため、図6の太実線TAに示すようにその経時変化は、第1気筒31〜第4気筒34のそれぞれの気筒でのトルクの経時変化に比べて全体的に緩やかな増加特性を呈する。従って、エンジンEは、操縦者によるスロットルグリップ42の回動操作に伴い、滑らかに変化するようにトルクを出力する。
図7は、第1バルブ21B及び第2バルブ22Bでのスロットル開度を基準とし、このスロットル開度を時間の経過と共に徐々に大きくしていったときの、第1気筒31〜第4気筒34の夫々で出力されるトルクの一例を示すグラフである。図5に示すように、このエンジンEでは、第1気筒31(#1)、第2気筒32(#2)、第4気筒34(#4)、第3気筒33(#3)の順に燃焼が進められる。従って、ケーブル駆動型スロットルバルブ(第1バルブ21B、第2バルブ22B)に対応する第1気筒31及び第2気筒32が連続的に燃焼行程を迎え、次に、モータ駆動型スロットルバルブ(第3バルブ23B、第4バルブ24B)に対応する第3気筒33及び第4気筒34が燃焼行程を迎える。
また、図6を用いて説明したように、第1気筒31及び第2気筒32での出力トルクの増加変化に対し、第3気筒33及び第4気筒34は若干遅れて増加する。従って、図7に示すように、第3気筒33及び第4気筒では、直前の第1気筒31及び第2気筒32での出力トルクに比べて小さなトルクが出力される。
このように各気筒31〜34にて出力されるトルクを制御した場合、駆動輪たる後輪6が地面G(図1参照)へ与える圧力が断続的に変化し、その結果、比較的強いトラクションが発生する。従って、特に停止時または低速走行時から自動二輪車1を加速させる場合には、上述したような強いトラクションは大きな好ましい加速力を生み出す。
なお、本実施の形態において、ECU46によるエンジンEの制御は、予め用意された各種の制御マップを用いて実現されている。しかし、これに限られるものではなく、例えば、エンジンEの回転数(rpm)と第1TPS44で検出された第1バルブ21B及び第2バルブ22Bの開度(%)とを入力値とし、第3バルブ23B及び第4バルブ24Bの目標開度(%)を出力値とする1又は複数の演算式を用いて実現することもできる。
また、本実施の形態では、並列4気筒の4サイクルエンジンを例にとって説明したが、本発明が適用されるエンジンはこれに限られない。例えば、直列4気筒エンジン、V型2気筒エンジンなど、2気筒以上を有するエンジンであれば、なんらの制限なく本発明を適用することができる。
更に、本実施の形態では、ロードスポーツタイプの自動二輪車を例にとって説明したが、本発明はこれ以外にも適用可能である。例えば、アメリカンタイプの自動二輪車、四輪バギー等のように駆動輪を有する車両の他、ウォータージェットポンプを推進機構とする小型滑走艇など、様々のヴィークルに対して本発明を適用することができる。
本発明に係る多気筒エンジンは、自動二輪車の他、四輪バギー、ウォータージェット推進型の小型滑走艇など様々のヴィークルに適用することができる。また、本発明に係るレジャーヴィークルは、ロードスポーツタイプの他、アメリカンタイプやモトクロッサータイプ等の自動二輪車においても適用することができ、更に、四輪バギー、小型滑走艇などにも適用することができる。
本発明の実施の形態に係る多気筒エンジンを搭載した自動二輪車の左側面図である。 図1に示す自動二輪車において、エンジンに装備されたマルチスロットル装置と、該マルチスロットル装置の動作に関連する周辺機器との構成を示す模式図である。 図2に示すECUにおけるマルチスロットル装置の制御に関する主たる動作の流れを示すフローチャートである。 ECUの動作に関るバルブ制御マップの一例を示す図表である。 ECUの動作に関るフューエルインジェクションマップ及びイグニッションマップの一例を示す図表である。 第1バルブ〜第4バルブが略全閉状態から、操縦者がスロットルグリップを徐々に回動させていった場合の、各気筒にて出力される最大トルクの経時変化、及び1気筒当たりの平均最大トルクの経時変化の一例を示すグラフである。 第1バルブ及び第2バルブでのスロットル開度を基準とし、このスロットル開度を時間の経過と共に徐々に大きくしていくときの、第1〜第4気筒の夫々で出力されるトルクの一例を示すグラフである。
符号の説明
1 自動二輪車
2 フレーム
2A メインフレーム
5 ハンドルバー
6 後輪(駆動輪)
13 ヘッドライト
14 ブレーキランプ
15 バッテリ
20 マルチスロットル装置
21 第1吸気管
21A 第1吸気流路
21B 第1バルブ(ケーブル駆動型スロットルバルブ)
22 第2吸気管
22A 第2吸気流路
22B 第2バルブ(ケーブル駆動型スロットルバルブ)
23 第3吸気管
23A 第3吸気流路
23B 第3バルブ(モータ駆動型スロットルバルブ)
24 第4吸気管
24A 第4吸気流路
24B 第4バルブ(モータ駆動型スロットルバルブ)
25 第1バルブシャフト
26 第2バルブシャフト
31 第1気筒
32 第2気筒
33 第3気筒
34 第4気筒
40 第1プーリ
41 ケーブル
42 スロットルグリップ
43 第1スプリング
44 第1TPS(第1スロットルポジションセンサ)
46 ECU
50 第2プーリ
51 直流モータ
53 第3プーリ
54 ベルト
55 第2スプリング
57 第2TPS(第2スロットルポジションセンサ)
59 CPS(クランクポジションセンサ)
E エンジン
G 地面
M1 バルブ制御マップ
M2 フューエルインジェクションマップ
M3 イグニッションマップ

Claims (9)

  1. 複数の気筒と、
    各気筒へ空気を導く複数の吸気流路、及び該吸気流路のそれぞれを開閉する複数のスロットルバルブを有するマルチスロットル装置とを備え、
    該マルチスロットル装置が有する前記スロットルバルブのうち少なくとも1つは、他のスロットルバルブとは独立して開閉駆動すべく成してあることを特徴とするヴィークル駆動用の多気筒エンジン。
  2. 独立して開閉駆動する前記スロットルバルブは、ケーブルを介して接続されるスロットル操作部に連動するケーブル駆動型スロットルバルブであり、他のスロットルバルブは、外部から与えられる制御信号に基づいてモータにより駆動されるモータ駆動型スロットルバルブであることを特徴とする請求項1に記載の多気筒エンジン。
  3. 前記モータ駆動型スロットルバルブは、前記ケーブル駆動型スロットルバルブの開度変化に対して遅れて追従するように開閉制御されるべく成してあることを特徴とする請求項2に記載の多気筒エンジン。
  4. 4以上の気筒を有するエンジンであり、これらの気筒のうち2以上の気筒に対して前記ケーブル駆動型スロットルバルブが設けられ、該ケーブル駆動型スロットルバルブに対応する前記2以上の気筒では、燃焼行程が連続的に行われるべく成してあることを特徴とする請求項3に記載の多気筒エンジン。
  5. 前記マルチスロットル装置は、前記ケーブル駆動型スロットルバルブの開度を検出するスロットルポジションセンサを有し、前記モータ駆動型スロットルバルブは、前記スロットルポジションセンサでの検出値から得られる制御信号に基づいて前記モータにより駆動されることを特徴とする請求項2に記載の多気筒エンジン。
  6. 前記マルチスロットル装置は、前記モータ駆動型スロットルバルブの開度を検出するスロットルポジションセンサを、前記ケーブル駆動型スロットルバルブの開度を検出するスロットルポジションセンサとは別に有していることを特徴とする請求項5に記載の多気筒エンジン。
  7. 前記マルチスロットル装置が有する前記ケーブル駆動型スロットルバルブは、隣接配置された気筒に対して設けられていることを特徴とする請求項2乃至6の何れかに記載の多気筒エンジン。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の多気筒エンジンを備えることを特徴とするレジャーヴィークル。
  9. 自動二輪車であって、バッテリを更に備え、前記多気筒エンジンが備えるマルチスロットル装置に具備されるモータ駆動型スロットルバルブは、前記バッテリからの給電により作動するモータによって駆動されることを特徴とする請求項8に記載のレジャーヴィークル。

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