JP2018112104A - 立形ポンプ及び尿素合成プラント - Google Patents
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Abstract
Description
回転シャフトと、
前記回転シャフトとともに回転するように構成された複数段のインペラと、
前記複数段のインペラを収容するケーシングと、
前記ケーシングの前記回転シャフトの貫通部に設けられるメカニカルシールと、
前記回転シャフトの前記貫通部において前記複数段のインペラのうち最終段インペラと前記メカニカルシールとの間に位置し、前記回転シャフトのスラスト力を少なくとも部分的にバランスさせるためのバランススリーブと、
前記回転シャフトと前記ケーシングとの間において、前記回転シャフトの軸方向にて前記バランススリーブを挟んで前記複数段のインペラとは反対側に設けられ、前記複数段のインペラのうち中間段インペラに連通する中間室と、
前記回転シャフトと前記ケーシングとの間において、前記軸方向にて前記メカニカルシールに隣接して設けられ、前記中間段インペラよりも低圧側に連通する低圧室と、
前記中間室と前記低圧室とを仕切る隔壁部と、
を備える。
なお、本明細書において、「中間段インペラ」とは、初段インペラの下流側且つ最終段インペラの上流側の任意のインペラを指す。
前記メカニカルシールは、
前記ケーシングに設けられた一対の固定環と、
前記一対の固定環に対してそれぞれ摺動するように前記回転シャフトとともに回転可能に構成された一対の回転環と、
を含むとともに、
前記固定環と前記回転環とが、前記軸方向において交互に配置されたタンデムメカニカルシールである。
前記ケーシングは、
前記複数段のインペラを覆う中間ケーシングと、
前記中間ケーシングを覆うように設けられる外部ケーシングと、
前記外部ケーシングの上端開口を塞ぐように前記外部ケーシングに取り付けられ、前記回転シャフトによる前記貫通部を有するケーシングカバーと、
を含み、
前記回転シャフトの下端部を回転自在に前記中間ケーシングに支持する下部軸受と、
前記回転シャフトの中間部を回転自在に前記中間ケーシングに支持する中間軸受と、
をさらに備え、
前記中間室は、前記下部軸受よりも上方、且つ、前記中間軸受よりも下方に位置する前記中間段インペラに連通している。
前記立形ポンプは、常温常圧下では気体の物質が圧縮により液化された液体を昇圧するように構成される。
前記ケーシングは、
前記複数段のインペラを覆う中間ケーシングと、
前記中間ケーシングを覆うように設けられる外部ケーシングと、
前記外部ケーシングの上端開口を塞ぐように前記外部ケーシングに取り付けられ、前記回転シャフトによる前記貫通部を有するケーシングカバーと、
を含み、
前記ケーシングカバーには、前記中間室に連通するバランス内部流路が形成され、
前記バランス内部流路と前記中間段インペラとが互いに連通するように、前記中間ケーシングと前記外部ケーシングとの間に設けられるバランス管をさらに備える。
上記(6)の構成のように、10MPa以上の吐出圧が必要な場合であっても、上記(1)で述べた多段の立形ポンプを用いることで、立形ポンプのインペラの段数を増やすことでポンプ回転数を低下させ、初段インペラにおけるキャビテーションを抑制することができる。
また、吐出圧が10MPa以上の高圧である場合、バランススリーブを介したリーク液体の急減圧に伴う気化や、メカニカルシールの構造の複雑化が問題となり得る。この点、上記(1)で述べたように、中間室に中間段インペラを連通させ、中間室の圧力を比較的高い値に保持することで、バランススリーブを介したリーク液体(プロセス流体)の急減圧に伴う気化を抑制することができる。また、隔壁部により中間室と仕切られた低圧室を中間段インペラよりも低圧側に連通させることで、低圧室に連設されるメカニカルシールに作用する圧力を低減し、簡素な構成のメカニカルシールの採用が可能となる。
前記立形ポンプは、尿素合成プラントにおける原料アンモニアを昇圧するためのアンモニアポンプ、または、尿素合成プラントにおける中間体のカーバメートを昇圧するためのカーバメートポンプの何れかである。
この点、上記(7)の構成によれば、尿素合成プラントにおけるアンモニアポンプ又はカーバメートポンプとして上記(1)で述べた多段の立形ポンプを用いることで、立形ポンプのインペラの段数を増やすことでポンプ回転数を低下させ、初段インペラにおけるキャビテーションを抑制することができる。
また、アンモニアポンプ又はカーバメートポンプとして上記(1)で述べた多段の立形ポンプを用いることで、中間室に中間段インペラを連通させ、中間室の圧力を比較的高い値に保持することで、バランススリーブを介したリーク液体の急減圧に伴う気化を抑制することができる。また、隔壁部により中間室と仕切られた低圧室を中間段インペラよりも低圧側に連通させることで、低圧室に連設されるメカニカルシールに作用する圧力を低減し、簡素な構成のメカニカルシールの採用が可能となる。
原料アンモニアを昇圧するためのアンモニアポンプと、
中間体のカーバメートを昇圧するためのカーバメートポンプと、
前記アンモニアポンプで昇圧されたアンモニア、前記カーバメートポンプで昇圧されたカーバメート、及び、二酸化炭素が供給される反応器と、
を備え、
前記アンモニアポンプ又は前記カーバメートポンプの少なくとも一方は、上記(1)乃至(7)の何れかに記載の前記立形ポンプである。
また、アンモニアポンプ又はカーバメートポンプとして上記(1)で述べた多段の立形ポンプを用いることで、中間室に中間段インペラを連通させ、中間室の圧力を比較的高い値に保持することで、バランススリーブを介したリーク液体の急減圧に伴う気化を抑制することができる。また、隔壁部により中間室と仕切られた低圧室を中間段インペラよりも低圧側に連通させることで、低圧室に連設されるメカニカルシールに作用する圧力を低減し、簡素な構成のメカニカルシールの採用が可能となる。
タンク2は機器設置面GLに設置されており、タンク2内の液面レベルFLは、機器設置面GLよりも上方に位置するようになっている。
図示を省略するが、他の幾つかの実施形態では、立形ポンプ4を駆動するためのモータ12の出力軸13は鉛直方向に沿って延在し、該出力軸13が、立形ポンプ4の回転シャフト10に直結されていてもよい。
このように、立形ポンプ4を採用することにより、初段インペラ7Aにおけるキャビテーションを抑制可能であるため、タンク2とポンプ(立形ポンプ4)との間にブースタポンプを設ける必要がなくなり、あるいは、タンク2の設置位置を高く設定する必要がなくなる。よって、液体昇圧装置1における設備コストの削減及び省スペース化を実現することができる。
また、図2に示す立形ポンプ4は、ケーシングカバー28の回転シャフト10による貫通部に設けられたスラストバランス部80及び軸封装置としてのメカニカルシール44を備えている。
また、初段インペラ7Aへ流れこんだ後、複数段のインペラ7を通過して、最終段インペラ7Bの出口から流出した流体は、高圧内部流路32を介して、吐出口6から立形ポンプ4の外部に排出されるようになっている。なお、最終段インペラ7Bは、複数段のインペラ7のうちケーシングカバー28に最も近いインペラである。
図3A及び図3Bに示すように、ケーシングカバー28の中央部には、立形ポンプ4の回転シャフト10(図2参照)が軸方向に沿って貫通する貫通部98が設けられている。
このように、立形ポンプ4のケーシングカバー28を、低圧内部流路30及び高圧内部流路32が内部に形成された板部材によって構成することにより、低圧流路及び高圧流路を有する鋳物でケーシングカバー28を形成する場合に比べてケーシングカバー28の高さを低減することができる。これにより、立形ポンプ4の高さ方向の寸法を小さくし、コンパクトな立形ポンプ4を実現できる。また、板部材の内部に高圧内部流路32を形成することにより、ケーシングカバー28を鋳物で形成する場合に比べて、より高い吐出圧に対応可能となる。
このように、ケーシングカバー28を構成する板部材と別に形成された吸込ノズル36及び吐出ノズル38を板部材の周縁部に取り付けることで立形ポンプ4を構成できるので、ケーシングカバー28の加工が容易になる。
このように、低圧内部流路30を第1径方向流路90と第1軸方向流路92とで形成することにより、低圧内部流路30の構造を簡素化することができ、低圧内部流路30の加工を容易に行うことが可能となる。
このように、高圧内部流路32を環状流路94と第2径方向流路96とで形成することにより、高圧内部流路32の構造を簡素化することができ、高圧内部流路32の加工を容易に行うことが可能となる。
複数の第2セクション22Bは、複数段のインペラ7のうち、第1グループ100の複数のインペラ7よりも上流側に位置する第2グループ102の複数のインペラ7を取り囲むように設けられる。
締結用セクション24は、軸方向において複数の第1セクション22Aを挟んでケーシングカバー28の反対側に位置している。
また、ケーシングカバー28と締結用セクション24との間に延在する第1タイボルト42と、締結用セクション24と吸込みベルセクション26との間に延在する第2タイボルト43と、を用いることで、立形ポンプ4の段数が多い場合であっても、各タイボルト(42,43)の長さを抑制しながら、複数の第1セクション22A及び複数の第2セクション22Bを一体的に保持することができる。
図4に示すように、幾つかの実施形態では、複数本の第1タイボルト42と、複数本の第2タイボルト43とが、中間ケーシング20の周方向において交互に配置される。
締結用セクション24は、第1タイボルト42及び第2タイボルト43を固定するために、ある程度の厚さが必要である。例えば、図2に示すように、締結用セクション24にタイボルトの一端を固定するためのフランジ部24aを設ける場合、フランジ部24aの厚さを確保するため、締結用セクション24の厚さはある程度大きく設定される。この点、ある程度の長さを有する締結用セクション24を利用して、回転シャフト10を支持するための軸受(図2に示す例では中間ブッシュ74)を設けることにより、回転シャフト10の軸長の増大を抑制しながら、回転シャフト10の振動を低減することができる。
図2に示す例示的な実施形態では、各セクション(22A,22B,24)の下端部の外周側縁部において下方に突出するように設けられた凸部と、該セクションに隣り合うセクション(22A,22B,24,26)の上端部において、上述の凸部に対応するように設けられた凹部とによってインロー構造が形成されている。
このように、隣り合う複数のセクション間にインロー構造が形成されることにより、各セクション(22A,22B,24,26)の径方向における位置決めが容易となる。
幾つかの実施形態では、スラストバランス部80は、図2及び図5に示すように、回転シャフト10の外周側に取付けられ、回転シャフト10とともに回転するように構成されたバランススリーブ82と、バランススリーブ82の外周側において、ケーシングカバー28に設けられるバランスブッシュ84と、を含む。バランススリーブ82は、例えば以下に説明するように、回転シャフト10のスラスト力を少なくとも部分的にバランスさせるように構成される。
回転シャフト10とともに回転するバランススリーブ82の外周面82aは、回転シャフト10の回転時に、バランスブッシュ84の内周面84aに対して摺動するようになっている。
また、バランススリーブ82の下端面82c(図5参照)は、最終段インペラ7Bの背面側の空間と隣接しており、該下端面82cには、最終段インペラ7Bを通過した液体の圧力(吐出圧PD)が作用するようになっている。
この点、上述したように、中間室54に中間段インペラ7Cを連通させて、中間室54の圧力を比較的高い値(例えば、少なくとも、初段インペラ7Aに流入する液体の圧力より高い圧力)に保持することで、バランススリーブ82を介してリークする液体(プロセス流体)の急減圧に伴う気化を抑制することができる。
幾つかの実施形態では、バランス管58は、例えば図2及び図4に示すように、何れかの第1タイボルト42に対して半径方向にオフセットされて配置され、周方向に隣り合う一対の第2タイボルト43の間を通って、何れかの第2セクション22Bに接続される。
幾つかの実施形態では、図2及び図6に示すように、立形ポンプ4のケーシングは、ケーシングカバー28に固定されたシールハウジング部46を含み、シールハウジング部46は、メカニカルシール44を少なくとも部分的に収容する。また、ケーシングカバー28及びシールハウジング部46を回転シャフト10が貫通するように、貫通部が設けられている。
回転環62A,62Bは、回転シャフト10の外周側に取付けられ、回転シャフト10とともに回転するように構成されたシャフトスリーブ66の外周面に固定されている。
図2及び図6に示す例示的な実施形態では、低圧室48は、外部ケーシング18と中間ケーシング20との間に形成される流路40に連通している。すなわち、低圧室48には、吸込口5から立形ポンプ4に流入し、複数段のインペラ7によって昇圧される前の低圧の液体が、フラッシング入口流路50を介して導入される。
隔壁部104によって、隔壁部104と回転シャフト10との間の隙間を介した中間室54から低圧室48への流体の移動が制限され、中間室54と低圧室48との圧力差を維持できるようになっている。
例えば、アンモニアポンプが立形ポンプ4である場合、昇圧対象の液体は尿素の原料の液体アンモニアであり、吸込口5を介して、液体アンモニアが立形ポンプ4に供給される。
また、例えば、カーバメートポンプが立形ポンプ4である場合、昇圧対象の液体は、アンモニアと二酸化炭素との反応により生成される中間体のカーバメート(カルバミン酸アンモニウム)であり、吸込口5を介して、液体カーバメートが立形ポンプ4に供給される。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
2 タンク
3 凹部
4 立形ポンプ
5 吸込口
6 吐出口
7 インペラ
7A 初段インペラ
7B 最終段インペラ
7C 中間段インペラ
8 歯車
10 回転シャフト
10a 拡径部
10b 下端面
12 モータ
13 出力軸
18 外部ケーシング
18a フランジ部
19 ボルト
20 中間ケーシング
21 インロー構造
22A 第1セクション
22B 第2セクション
24 締結用セクション
24a フランジ部
26 吸込みベルセクション
26a フランジ部
26b 吸込みベル
28 ケーシングカバー
29 ボルト
30 低圧内部流路
32 高圧内部流路
36 吸込ノズル
38 吐出ノズル
40 流路
42 第1タイボルト
43 第2タイボルト
44 メカニカルシール
45A 高圧側シール
45B 低圧側シール
46 シールハウジング部
48 低圧室
50 フラッシング入口流路
54 中間室
56 バランス内部流路
58 バランス管
60A,60B 固定環
62A,62B 回転環
64 ポンピングリング
66 シャフトスリーブ
67 シールチャンバ
68 バッファ入口流路
70 バッファ出口流路
72 下部軸受
74 中間ブッシュ
80 スラストバランス部
82 バランススリーブ
82a 外周面
82b 上端面
82c 下端面
84 バランスブッシュ
84a 内周面
86 ボルト穴
88 ボルト穴
90 第1径方向流路
92 第1軸方向流路
94 環状流路
96 第2径方向流路
98 貫通部
100 第1グループ
102 第2グループ
104 隔壁部
FL 液面レベル
GL 機器設置面
O 回転軸
Claims (8)
- 回転シャフトと、
前記回転シャフトとともに回転するように構成された複数段のインペラと、
前記複数段のインペラを収容するケーシングと、
前記ケーシングの前記回転シャフトの貫通部に設けられるメカニカルシールと、
前記回転シャフトの前記貫通部において前記複数段のインペラのうち最終段インペラと前記メカニカルシールとの間に位置し、前記回転シャフトのスラスト力を少なくとも部分的にバランスさせるためのバランススリーブと、
前記回転シャフトと前記ケーシングとの間において、前記回転シャフトの軸方向にて前記バランススリーブを挟んで前記複数段のインペラとは反対側に設けられ、前記複数段のインペラのうち中間段インペラに連通する中間室と、
前記回転シャフトと前記ケーシングとの間において、前記軸方向にて前記メカニカルシールに隣接して設けられ、前記中間段インペラよりも低圧側に連通する低圧室と、
前記中間室と前記低圧室とを仕切る隔壁部と、
を備えることを特徴とする立形ポンプ。 - 前記メカニカルシールは、
前記ケーシングに設けられた一対の固定環と、
前記一対の固定環に対してそれぞれ摺動するように前記回転シャフトとともに回転可能に構成された一対の回転環と、
を含むとともに、
前記固定環と前記回転環とが、前記軸方向において交互に配置されたタンデムメカニカルシールである
ことを特徴とする請求項1に記載の立形ポンプ。 - 前記ケーシングは、
前記複数段のインペラを覆う中間ケーシングと、
前記中間ケーシングを覆うように設けられる外部ケーシングと、
前記外部ケーシングの上端開口を塞ぐように前記外部ケーシングに取り付けられ、前記回転シャフトによる前記貫通部を有するケーシングカバーと、
を含み、
前記回転シャフトの下端部を回転自在に前記中間ケーシングに支持する下部軸受と、
前記回転シャフトの中間部を回転自在に前記中間ケーシングに支持する中間軸受と、
をさらに備え、
前記中間室は、前記下部軸受よりも上方、且つ、前記中間軸受よりも下方に位置する前記中間段インペラに連通している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の立形ポンプ。 - 前記立形ポンプは、常温常圧下では気体の物質が圧縮により液化された液体を昇圧するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の立形ポンプ。
- 前記ケーシングは、
前記複数段のインペラを覆う中間ケーシングと、
前記中間ケーシングを覆うように設けられる外部ケーシングと、
前記外部ケーシングの上端開口を塞ぐように前記外部ケーシングに取り付けられ、前記回転シャフトによる前記貫通部を有するケーシングカバーと、
を含み、
前記ケーシングカバーには、前記中間室に連通するバランス内部流路が形成され、
前記バランス内部流路と前記中間段インペラとが互いに連通するように、前記中間ケーシングと前記外部ケーシングとの間に設けられるバランス管をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の立形ポンプ。 - 前記立形ポンプの吐出圧が10MPa以上であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の立形ポンプ。
- 前記立形ポンプは、尿素合成プラントにおける原料アンモニアを昇圧するためのアンモニアポンプ、または、尿素合成プラントにおける中間体のカーバメートを昇圧するためのカーバメートポンプの何れかであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の立形ポンプ。
- 原料アンモニアを昇圧するためのアンモニアポンプと、
中間体のカーバメートを昇圧するためのカーバメートポンプと、
前記アンモニアポンプで昇圧されたアンモニア、前記カーバメートポンプで昇圧されたカーバメート、及び、二酸化炭素が供給される反応器と、
を備え、
前記アンモニアポンプ又は前記カーバメートポンプの少なくとも一方は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の前記立形ポンプである
ことを特徴とする尿素合成プラント。
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