JP2018111978A - シャッター - Google Patents

シャッター Download PDF

Info

Publication number
JP2018111978A
JP2018111978A JP2017002544A JP2017002544A JP2018111978A JP 2018111978 A JP2018111978 A JP 2018111978A JP 2017002544 A JP2017002544 A JP 2017002544A JP 2017002544 A JP2017002544 A JP 2017002544A JP 2018111978 A JP2018111978 A JP 2018111978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
shade
attached
inspection plate
curtain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017002544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6736486B2 (ja
Inventor
相馬 剛
Takeshi Soma
剛 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP2017002544A priority Critical patent/JP6736486B2/ja
Publication of JP2018111978A publication Critical patent/JP2018111978A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6736486B2 publication Critical patent/JP6736486B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】シェード装置が室外側に露出することがなく、しかも、シェード装置の取付けおよび取外し作業を簡単に行うことができるシャッターを提供すること。【解決手段】シャッター1は、枠体10、シャッター装置20およびシェード装置30を備える。シャッター装置20は、シャッターカーテン21と、シャッター巻取軸22と、支持部材23とを備える。シェード装置30は、シェードカーテン31と、シェード巻取軸32と、端部材33とを備える。枠体10は、左右の縦枠11と、側板13と、シャッター巻取軸22を室外側から覆った第一点検板14と、第一点検板14に取外し可能に取り付けられた第二点検板15とを備える。第二点検板15は、第一点検板14よりも下方に配置され、シェード巻取軸32は、第二点検板15よりも室内側に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、日除けのためのシェード装置を備えたシャッターに関する。
従来、サッシ枠の上部に固定されたシャッターボックスと、このシャッターボックスの下部に固定されたスクリーンボックスとを備えた窓シャッターが知られている(特許文献1参照)。
シャッターボックスは、巻取軸に巻き取られたシャッターカーテンが内部に収納されるようになっている。シャッターボックスの下面は、シャッターボックス下面板によって覆われている。
スクリーンボックスは、シャッターボックス下面板の下面にアダプターを介して取り付けられている。このスクリーンボックスは、サッシ枠の室外側を覆うためのロールスクリーン(シェードカーテン)を内装したシェード装置として構成されている。
特開平8−100581号公報
ところで、特許文献1に記載の窓シャッターでは、スクリーンボックスがシャッターボックス下面板に取り付けられているので室外側に露出している。
ここで、スクリーンボックスをシャッターボックスの内部に配置することが考えられるが、スクリーンボックスの取付けおよび取外し作業が煩雑となるおそれがある。
本発明の目的は、シェード装置が室外側に露出することがなく、しかも、シェード装置の取付けおよび取外し作業を簡単に行うことができるシャッターを提供することにある。
本発明のシャッターは、枠体と、前記枠体に取り付けられたシャッター装置およびシェード装置とを備え、前記シャッター装置は、シャッターカーテンと、前記シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能なシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸の左右両端を回転可能に支持する支持部材とを備え、前記シェード装置は、シェードカーテンと、前記シェードカーテンを巻取りおよび繰出し可能なシェード巻取軸と、前記シェード巻取軸の左右両端を回転可能に支持する端部材とを備え、前記枠体は、前記支持部材が取り付けられた左右の縦枠と、前記支持部材に取り付けられた側板と、前記支持部材に取り付けられて前記シャッター巻取軸を室外側から覆って配置された第一点検板と、前記第一点検板に取外し可能に取り付けられた第二点検板とを備え、前記第二点検板は、前記第一点検板よりも下方に配置され、前記シェード巻取軸は、前記第二点検板よりも室内側に配置されていることを特徴とする。
本発明のシャッターによれば、シェード巻取軸が第二点検板よりも室内側に配置されているので、シェード巻取軸から繰り出されるシェードカーテンの部分を除いてシェード装置が室外側に露出することをなくすことができる。
さらに、第一点検板を枠体に取り付けた状態のまま第二点検板を取り外すことができ、シェード装置の取付けおよび取外し作業を簡単に行うことができる。
本発明のシャッターでは、前記第一点検板は、本体片部と、前記本体片部の下縁部から室内側に延出した下片部とを有し、前記下片部には、係合部材が取り付けられ、前記係合部材は、前記シェード装置に係合する係合片部と、前記係合片部よりも下方において前記シェード装置を支える支え片部とを有していることが好ましい。
このような構成によれば、シェード装置を係合部材の係合片部に係合し、かつ支え片部に支えさせることで、シェード装置の取付け作業を簡単に行うことができる。なお、シェード装置を係合部材にさらにビス止めして取付け強度を向上させてもよい。
また、点検板を備えた既設のシャッターであっても、前記点検板に代えて、第一点検板および第二点検板を取り付けることで、シェード装置を取り付けられるようにでき、本発明のシャッターを構成できる。
本発明のシャッターでは、前記左右の縦枠は、前記シャッターカーテンを上下方向に案内するガイドレールを有し、前記シェード装置は、前記左右の縦枠よりも室外側に配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、シャッターが取り付けられる建物の開口部とシャッター装置との間にシェード装置が介在されることがないので、シャッターカーテンと建物の開口部との間隔を小さくできる。
本発明のシャッターでは、前記シェードカーテンの幅寸法は、前記左右の縦枠間の開口幅寸法よりも大きく、前記シェードカーテンの左右の縦縁部は、繰出し状態で前記左右の縦枠と重なる位置に配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、シェードカーテンによる左右方向の遮光領域を左右の縦枠に干渉することなく広げることができる。
本発明のシャッターでは、前記枠体は、前記左右の縦枠の下端部に取り付けられた下枠を備え、前記下枠には、前記シェードカーテンが掛けられる掛け部が取り付けられ、前記掛け部は、前記下枠よりも下方に位置していることが好ましい。
このような構成によれば、下枠よりも下方に位置した掛け部にシェードカーテンを掛けることで、シェードカーテンによる上下方向の遮光領域を広げることができる。
本発明によれば、シェード装置が室外側に露出することがなく、しかも、シェード装置の取付けおよび取外し作業を簡単に行うことができるシャッターを提供できる。
本発明の実施形態に係るシャッターを示す斜視図。 前記実施形態に係るシャッターを示す外観姿図。 前記実施形態に係るシャッターの要部を示す縦断面図。 前記実施形態に係るシャッターのシャッター巻取軸および支持部材を示す斜視図。 前記実施形態に係るシャッターの下部を示す縦断面図。 前記実施形態に係るシャッターにおけるシェード取付手順を示す説明図。
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3において、本実施形態に係るシャッター1は、建物躯体に取り付けられて当該建物の開口部を開閉可能に配置されるものである。シャッター1は、枠体10と、枠体10に取り付けられたシャッター装置20およびシェード装置30とを備えている。本実施形態では、シャッター1は、枠体10によって形成される開口部にガラスパネルがスライド開閉可能に配置されたサッシ窓として構成されている。
先ず、シャッター装置20およびシェード装置30について説明する。
シャッター装置20は、図3,4に示すように、シャッターカーテン21と、シャッターカーテン21を巻取りおよび繰出し可能なシャッター巻取軸22と、シャッター巻取軸22の左右両端を回転可能に支持する左右の支持部材23と、シャッター巻取軸22に内蔵された駆動モータであるチューブラモータ(図示省略)とを備えており、このチューブラモータの駆動によってシャッター巻取軸22は正転、逆転されるようになっている。
シャッターカーテン21は、複数のスラット211を互いに回動自在に連結して構成されている。複数のスラット211のうち最上部のスラット211は、シャッター巻取軸22に取り付けられており、その最下部のスラット211は座板212に取り付けられている。
シェード装置30は、図3に示すように、シェードカーテン31と、シェードカーテン31を巻取りおよび繰出し可能なシェード巻取軸32と、シェード巻取軸32の左右両端を回転可能に支持する左右の端部材33と、左右の端部材33が取り付けられているとともにシェード巻取軸32を収容したケース部材34とを備えている。
シェードカーテン31の下縁部には、軸体35が取り付けられており、この軸体35はケース部材34の下方に配置されている。
ケース部材34の室内側上縁部には係合溝341が形成されている。また、ケース部材34の室内側下縁部には、ナット6を保持した被支え片部342室内側下縁部から室内側に向かって斜め下向きに形成されている。
シェード装置30は、後述する左右の縦枠11よりも室外側であって後述する第二点検板15よりも室内側に配置されている。
図2に示すように、シェードカーテン31の幅寸法W2は、左右の縦枠間の開口幅寸法W3よりも大きく、シェードカーテン31の左右の縦縁部は、繰出し状態で左右の縦枠11に対して幅寸法W4分が重なる位置に配置されている。
枠体10は、図3に示すように、シャッター装置20の左右の支持部材23が上端部に取り付けられた左右の縦枠11と、左右の縦枠11に取り付けられた天板12(ルーフ板)と、左右の支持部材23に取り付けられた左右の側板13(サイドキャップ)と、天板12および左右の支持部材23に取り付けられた第一点検板14と、第一点検板14に取外し可能に取り付けられた第二点検板15と、左右の縦枠11の下端部に取り付けられた下枠16とを備えている。
左右の縦枠11、天板12、第一点検板14、第二点検板15および下枠16は、アルミ押出形材によって形成されており、左右の側板13は樹脂製材料によって形成されている。
左右の縦枠11は、縦枠本体111と、縦枠本体111の室外面に沿って配置されたガイドレール112とを備えている。ガイドレール112は、シャッターカーテン21を上下方向に案内可能に当該シャッターカーテン21の左右端部に嵌合している。
天板12は、図3に示すように、室内側から室外側に向かって下方に傾斜した傾斜片部121と、傾斜片部121の長手方向に沿った室内縁部に連続した縦片部122とを有している。傾斜片部121の長手方向に沿った室外縁部には係合溝123が形成されている。
左右の側板13は、図2に示すように、上部側板131と、上部側板131よりも下方に配置された下部側板132とによって構成されている。
上部側板131は、ビス5によって支持部材23に固定されており、縦枠本体111の上端部よりも室外側に配置されている。
下部側板132の上縁部には、左右方向内側に折曲した折曲片部133が形成されており、この折曲片部133が上部側板131の下縁部に取り付けられている。左右の下部側板132間の幅寸法は、左右の上部側板131間の幅寸法よりも図2に示す二つの寸法W1を合わせた寸法分だけ大きくなっている。このため、大きな幅寸法のシェード装置30を取り付けることが可能となり、シェードカーテン31が左右の縦枠11と重なる幅寸法W4を容易に確保できる。
第一点検板14は、二つのアルミ押出形材をリベット止めして構成されており、図3に示すように、本体片部141と、本体片部141の下縁部から室内側に延出した下片部145とを有している。
本体片部141の上縁部には、天板12の係合溝123に係合した係合片部142が形成されており、本体片部141の下縁部には係合溝143が形成されている。この本体片部141は、巻取状態のシャッター装置20(座板212を除く)を室外側から覆っている。
下片部145は、その室内縁部で左右の支持部材23にビス5によって取外し可能に取り付けられている。また、下片部145には、ナット6を保持する二つの保持溝146が左右の端部にそれぞれ形成されている。
この第一点検板14の長手方向の幅寸法は、左右の上部側板131間の幅寸法と同じ寸法とされている。従って、第一点検板14の左右両端は、左右の上部側板131にそれぞれ当接している。
下片部145には、断面L字形状のブラケット7の横片部に通されたビス5が保持溝146に保持されたナット6に螺合することによって当該ブラケット7が取り付けられている。また、ブラケット7の縦片部には、係合部材17が取り付けられている。
係合部材17は、図3に示すように、基板部171と、基板部171の上端に連続した係合片部172と、基板部171の下端部に連続した支え片部173とを有している。
基板部171には、ブラケット7の縦片部に通されたビス5に螺合することによってブラケット7にビス止めされている。
係合片部172は、基板部171の上端から室外側に折曲され、かつ上方に立ち上げられた形状に形成されている。この係合片部172は、ケース部材34の係合溝341に係合している。
支え片部173は、基板部171の下端から室外側に向かって斜め下に折曲され、かつ室外側に向かって斜め上に立ち上げられた断面V字形状に形成されており、斜め上に立上げられた部分にビス5が挿通する孔が形成されている。この支え片部173は、ケース部材34の被支え片部342を支えており、当該被支え片部342に保持されたナット6には、支え片部173に通されたビス5が螺合している。
第二点検板15の上縁部には、第一点検板14の係合溝143に係合した係合片部151が形成されている。第二点検板15の下縁部には、当該下縁部から室内側に延出した取付片部152が形成されている。取付片部152は、ビス5によって左右の下部側板132にそれぞれ取外し可能に取り付けられている。
この第二点検板15は、第一点検板14よりも下方に配置されており、巻取状態のシェード装置30(軸体35の一部を除く)を室外側から覆っている。
この第二点検板15の長手方向の幅寸法は、左右の下部側板132間の幅寸法と同じ寸法とされている。従って、第二点検板15の左右両端は、左右の下部側板132にそれぞれ当接している。また、第二点検板15の幅寸法は、第一点検板14の幅寸法よりも大きい。
下枠16の左右両端側には、図5に示すように、シェード巻取軸32から繰り出されたシェードカーテン31が掛けられる掛け部としてのフック40が取り付けられている。
下枠16には取付金具41が取り付けられている。取付金具41は、下枠16よりも下方に延出した取付片部411を有しており、この取付片部411にフック40が取り付けられている。このため、フック40は、下枠16よりも下方に位置している。
フック40は、その室外端部から下方に突出した差込片部401を有している。この差込片部401がシェードカーテン31の軸体35に形成された差込穴351に差し込まれることによって、フック40にシェードカーテン31が掛けられる構成となっている。
以下、シャッター1にシェード装置30およびこれを覆う第二点検板15等を取り付ける手順について説明する。図6(A)では、左右の上部側板131および第一点検板14を示しており、説明の便宜上、他の構成は図示を省略している。
まず、係合部材17をブラケット7にビス止めし、このブラケット7を第一点検板14の下片部145にビス止めし、かつ、左右の上部側板131の下縁部に下部側板132をそれぞれ取り付けて、図6(B)に示す状態とする。
次に、室外側からシェード装置30を左右の下部側板132間に差し込み、ケース部材34の係合溝341に係合部材17の係合片部172を係合させつつ、ケース部材34の被支え片部342を係合部材17の支え片部173に載せて(図3参照)、図6(C)に示す状態とする。この状態でもシェード装置30は取り付けられた状態となっているが、支え片部173にビス5を通して被支え片部342に保持されたナット6に螺合することで、シェード装置30をしっかりと固定できる(図3参照)。
最後に、第二点検板15の係合片部151を第一点検板14の係合溝143に係合させつつ、第二点検板15の取付片部152にビス5を通して左右の下部側板132にビス止めすることで、第二点検板15を第一点検板14および左右の側板13に取り付ける。
以下、シャッター1からシェード装置30およびこれを覆う第二点検板15等を取り外す手順について説明する。
まず、第二点検板15の取付片部152を下部側板132から取り外し、第二点検板15の係合片部151を第一点検板14の係合溝143から抜くことで、第二点検板15を取り外す。
次に、係合部材17の支え片部173からビス5を抜き、シェード装置30を若干持ち上げて係合部材17の係合片部172を係合溝341から抜き、シェード装置30を室内側に引き出す。このようにしてシェード装置30を取り外す。
ここで、シェード装置30を取り外したり、取り付けたりするだけである場合には、係合部材17およびブラケット7は第一点検板14に取り付けた状態のままでよく、かつ、左右の下部側板132は左右の上部側板131に取り付けた状態のままでよい。
なお、係合部材17、ブラケット7および左右の下部側板132を取り外す場合には、前述した取付手順とは逆順に取り外すことが可能である。
また、第二点検板15およびシェード装置30を取り外した状態で、下片部145の室内縁部のビス5を支持部材23から外し、かつ係合片部142を係合溝123から抜くことで、第一点検板14を取り外せる。第一点検板14を取り外した状態では、シャッター装置20の点検、メンテナンス等が行える状態となる。
[本実施形態の効果]
(1)前記実施形態では、シャッター1は、枠体10と、枠体10に取り付けられたシャッター装置20およびシェード装置30とを備え、シャッター装置20は、シャッターカーテン21と、シャッターカーテン21を巻取りおよび繰出し可能なシャッター巻取軸22と、シャッター巻取軸22の左右両端を回転可能に支持する支持部材23とを備え、シェード装置30は、シェードカーテン31と、シェードカーテン31を巻取りおよび繰出し可能なシェード巻取軸32と、シェード巻取軸32の左右両端を回転可能に支持する端部材33とを備え、枠体10は、左右の支持部材23が上端部に取り付けられた左右の縦枠11と、支持部材23に取り付けられた側板13と、支持部材23に取り付けられてシャッター巻取軸22を室外側から覆って配置された第一点検板14と、第一点検板14に取外し可能に取り付けられた第二点検板15とを備え、第二点検板15は、第一点検板14よりも下方に配置され、シェード巻取軸32は、第二点検板15よりも室内側に配置されていることを特徴とする。
上記構成を有するため、シェード巻取軸32が第二点検板15よりも室内側に配置されているので、シェード巻取軸32から繰り出されるシェードカーテン31の部分を除いてシェード装置30が室外側に露出することをなくすことができる。
さらに、第一点検板14を枠体10に取り付けた状態のまま第二点検板15を取り外すことができ、シェード装置30の取付けおよび取外し作業を簡単に行うことができる。
(2)第一点検板14は、本体片部141と、本体片部141の下縁部から室内側に延出した下片部145とを有し、下片部145には、係合部材17が取り付けられ、係合部材17は、シェード装置30に係合する係合片部172と、係合片部172よりも下方においてシェード装置30を支える支え片部173とを有している。
このため、シェード装置30を係合部材17の係合片部172に係合し、かつ支え片部173に支えさせることで、シェード装置30の取付け作業を簡単に行うことができる。
また、点検板を備えた既設のシャッターであっても、前記点検板に代えて、第一点検板14および第二点検板15を取り付けることで、シェード装置30を取り付けられるようにでき、本実施形態のシャッター1を構成できる。なお、点検板の交換に際して左右の側板も側板13に交換する。
(3)左右の縦枠11は、シャッターカーテン21を上下方向に案内するガイドレール112を有し、シェード装置30は、左右の縦枠11よりも室外側に配置されている。
このため、シャッター1が取り付けられる建物の開口部とシャッター装置20との間にシェード装置30が介在されることがないので、シャッターカーテン21と建物の開口部との間隔を小さくできる。
(4)シェードカーテン31の幅寸法W2は、左右の縦枠11間の開口幅寸法W3よりも大きく、シェードカーテン31の左右の縦縁部は、繰出し状態で左右の縦枠11と重なる位置に配置されている。
このため、シェードカーテン31による左右方向の遮光領域を左右の縦枠11に干渉することなく広げることができる。
(5)枠体10は、左右の縦枠11の下端部に取り付けられた下枠16を備え、下枠16には、シェードカーテン31が掛けられるフック40が取り付けられ、フック40は、下枠16よりも下方に位置している。
このため、下枠16よりも下方に位置したフック40にシェードカーテン31を掛けることで、シェードカーテン31による上下方向の遮光領域を広げることができる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、シェード装置30は、係合部材17に係合される構成となっているが、これに限られず、係合部材17を省略し、ブラケット7または下片部145にネジ止め等によって取り付けられる構成であってもよい。
前記実施形態では、シェードカーテン31は、繰出し状態で左右の縦縁部が左右の縦枠11と重なる程度の幅寸法W2を有しているが、これに限られず、左右方向の遮光領域を広げる必要がない場合には、左右の縦枠11と重ならない程度の幅寸法W2とされてもよい。
前記実施形態では、シェードカーテン31が掛けられるフック40が下枠16よりも下方に位置しているが、これに限られず、上下方向の遮光領域を広げる必要がない場合には、フック40は、下枠16と同位置または下枠16よりも高い位置でシェードカーテン31が掛けられる構成とされてもよい。
前記実施形態では、左右の側板13は、上部側板131および下部側板132の二部材によってそれぞれ構成されているが、これに限られず、一部材によって構成されていてもよい。
1…シャッター、5…ビス、6…ナット、7…ブラケット、10…枠体、11…縦枠、12…天板、13…側板、14…第一点検板、15…第二点検板、16…下枠、17…係合部材、20…シャッター装置、21…シャッターカーテン、22…シャッター巻取軸、23…支持部材、30…シェード装置、31…シェードカーテン、32…シェード巻取軸、33…端部材、34…ケース部材、35…軸体、40…フック(掛け部)、41…取付金具、111…縦枠本体、112…ガイドレール、121…傾斜片部、122…縦片部、123,143,341…係合溝、131…上部側板、132…下部側板、133…折曲片部、141…本体片部、142,151,172…係合片部、145…下片部、146…保持溝、152…取付片部、171…基板部、173…支え片部、211…スラット、212…座板、342…被支え片部、351…差込穴、401…差込片部、411…取付片部、W1…寸法、W2〜W4…幅寸法。

Claims (5)

  1. 枠体と、前記枠体に取り付けられたシャッター装置およびシェード装置とを備え、
    前記シャッター装置は、シャッターカーテンと、前記シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能なシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸の左右両端を回転可能に支持する支持部材とを備え、
    前記シェード装置は、シェードカーテンと、前記シェードカーテンを巻取りおよび繰出し可能なシェード巻取軸と、前記シェード巻取軸の左右両端を回転可能に支持する端部材とを備え、
    前記枠体は、前記支持部材が取り付けられた左右の縦枠と、前記支持部材に取り付けられた側板と、前記支持部材に取り付けられて前記シャッター巻取軸を室外側から覆って配置された第一点検板と、前記第一点検板に取外し可能に取り付けられた第二点検板とを備え、
    前記第二点検板は、前記第一点検板よりも下方に配置され、
    前記シェード巻取軸は、前記第二点検板よりも室内側に配置されている
    ことを特徴とするシャッター。
  2. 請求項1に記載のシャッターにおいて、
    前記第一点検板は、本体片部と、前記本体片部の下縁部から室内側に延出した下片部とを有し、
    前記下片部には、係合部材が取り付けられ、
    前記係合部材は、前記シェード装置に係合する係合片部と、前記係合片部よりも下方において前記シェード装置を支える支え片部とを有している
    ことを特徴とするシャッター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシャッターにおいて、
    前記左右の縦枠は、前記シャッターカーテンを上下方向に案内するガイドレールを有し、
    前記シェード装置は、前記左右の縦枠よりも室外側に配置されている
    ことを特徴とするシャッター。
  4. 請求項3に記載のシャッターにおいて、
    前記シェードカーテンの幅寸法は、前記左右の縦枠間の開口幅寸法よりも大きく、
    前記シェードカーテンの左右の縦縁部は、繰出し状態で前記左右の縦枠と重なる位置に配置されている
    ことを特徴とするシャッター。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシャッターにおいて、
    前記枠体は、前記左右の縦枠の下端部に取り付けられた下枠を備え、
    前記下枠には、前記シェードカーテンが掛けられる掛け部が取り付けられ、
    前記掛け部は、前記下枠よりも下方に位置している
    ことを特徴とするシャッター。
JP2017002544A 2017-01-11 2017-01-11 シャッター Expired - Fee Related JP6736486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002544A JP6736486B2 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 シャッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002544A JP6736486B2 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 シャッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018111978A true JP2018111978A (ja) 2018-07-19
JP6736486B2 JP6736486B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=62912012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017002544A Expired - Fee Related JP6736486B2 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 シャッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6736486B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10280831A (ja) * 1997-04-04 1998-10-20 Sekisui House Ltd ロールスクリーン付きシャッター雨戸
JPH11166379A (ja) * 1997-10-02 1999-06-22 Ykk Architectural Products Inc 日除け機構およびこれを備えた窓用シャッター
US20120048480A1 (en) * 2009-04-21 2012-03-01 Xianci Cai Universal External Door/Window Sun-Shading Integration System for Building

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10280831A (ja) * 1997-04-04 1998-10-20 Sekisui House Ltd ロールスクリーン付きシャッター雨戸
JPH11166379A (ja) * 1997-10-02 1999-06-22 Ykk Architectural Products Inc 日除け機構およびこれを備えた窓用シャッター
US20120048480A1 (en) * 2009-04-21 2012-03-01 Xianci Cai Universal External Door/Window Sun-Shading Integration System for Building

Also Published As

Publication number Publication date
JP6736486B2 (ja) 2020-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20170038469A (ko) 롤스크린 장치
JP2011132736A (ja) 開閉体収容ケース
JP5830417B2 (ja) スクリーン装置、および、建具
KR20140035436A (ko) 일사차폐 장치의 조작 장치
JP2018111978A (ja) シャッター
US20170058598A1 (en) Covering device for opening of building and headrail structure thereof
JP5122069B2 (ja) シャッター
JP3901589B2 (ja) 開閉装置の取付方法
JP6262465B2 (ja) シャッター装置
JP2010159616A (ja) スクリーン装置におけるガイド枠の取付機構
JP6798903B2 (ja) シャッター
JP7209430B2 (ja) スクリーンユニット
JP6210077B2 (ja) 壁構造
JP6454134B2 (ja) シャッターボックスの取付構造
JP6216648B2 (ja) スクリーン装置
JP7366800B2 (ja) ブラインドのガイドワイヤ固定構造
JP5292041B2 (ja) シャッター装置の収納部の構造
JP7240928B2 (ja) ヘッドボックス及びこれを用いた日射遮蔽装置
JP5431988B2 (ja) シャッター収納部の構造
JP2017203345A (ja) ブラインド装置及び建具
JP2009243085A (ja) ガイド付きロールスクリーン
JP2003286793A (ja) ブラインド
JP2023077589A (ja) ロールスクリーン装置、ロールスクリーン用先付枠及びロールスクリーンの施工方法
JP2015048679A (ja) 開閉体収容ケース
JP2010144491A (ja) 窓用目隠し装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6736486

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees