JP2018111252A - チャート生成装置、液体吐出装置及びチャート生成プログラム - Google Patents

チャート生成装置、液体吐出装置及びチャート生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】正常な記録素子によって補完が行なわれている場合に、異常な記録素子を正常に戻すための回復動作が実施されることを防止することを課題とする。【解決手段】チャート生成装置は、液体吐出ヘッドに含まれる複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを異なる態様で示すチャートを生成する生成部を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、チャート生成装置、液体吐出装置及びチャート生成プログラムに関する。
従来、液体を吐出する液体吐出ヘッド等の記録ヘッドを採用したインクジェット方式の記録装置が知られている。記録ヘッドは、複数のノズルによって構成される。記録ヘッドは、選択的にノズルを駆動することにより、ノズルから液体を吐出させる。このような記録装置では、ノズルの目詰まりや吐出された液体の曲り、記録素子(例えば、ピエゾ素子やサーマルヘッド素子等)の不良に起因する画像の欠け等の印刷不良が発生する可能性がある。そこで、このような記録素子の異常に対処するための様々な技術がある。
特許文献1(特開2006−218694号公報)では、異常な記録素子による吐出を停止し、副走査の移動量を変化させることにより、異常な記録素子に対向する正常な記録素子を順次切り換える技術が開示されている。これにより、特許文献1では、異常な記録素子を補完するための記録素子を複数の正常な記録素子に分散させている。特許文献2(特開平8−187881号公報)では、プリントヘッドの不良に起因する印刷不良が発生した箇所を検出し、検出された印刷不良箇所を、プリントヘッドの正常な記録素子を使用して補填するように印刷する技術が開示されている。
しかしながら、従来技術は、正常な記録素子によって補完が行なわれている場合であっても、異常な記録素子を正常に戻すための回復動作が実施されてしまう可能性があるという問題がある。上述したように、従来技術では、正常な記録素子によって異常な記録素子の補完を行なう技術が開示されている。ここで、各記録素子について正常か異常かを判断するためのチャートを出力する場合に、正常な記録素子によって異常な記録素子の補完が行なわれていたとしても、ユーザにとっては正常な記録素子によって補完が行なわれているかどうかが明確でない。このため、ユーザは、異常な記録素子が存在することを認識すると、補完により正常な記録結果が得られる状態にもかかわらず、異常な記録素子を正常に戻すための回復動作を実施する可能性がある。つまり、ユーザは、正常な記録素子によって異常な記録素子の補完が行なわれていることが明確でないために、余計な回復動作を実施してしまう。正常な記録結果が得られる状態で回復動作が実施される場合には、例えばインク等の液体を余計に浪費することになり好ましくない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、正常な記録素子によって補完が行なわれている場合に、異常な記録素子を正常に戻すための回復動作が実施されることを防止することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係るチャート生成装置は、液体吐出ヘッドに含まれる複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを異なる態様で示すチャートを生成する生成部を有する。
本発明の一つの様態によれば、正常な記録素子によって補完が行なわれている場合に、異常な記録素子を正常に戻すための回復動作が実施されることを防止することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る液体吐出装置の例を示す装置全体図である。 図2は、実施の形態1に係る液体吐出ヘッドの配置例を説明する図である。 図3は、実施の形態1に係る検出機構による検出例を説明する図である。 図4は、実施の形態1に係る検出機構による検出例を説明する図である。 図5は、実施の形態1に係る液体吐出装置の装置制御部の構成例を示すブロック図である。 図6は、実施の形態1に係る液体吐出装置の機構構成例を示すブロック図である。 図7は、実施の形態1に係るチャート生成処理の流れの例を示すフローチャートである。 図8Aは、吐出異常であるノズルが存在しない場合のチャートの例を説明する図である。 図8Bは、吐出異常であるノズルが存在する場合のチャートの例を説明する図である。 図9Aは、従来技術に係る記録結果の例を説明する図である。 図9Bは、実施の形態1に係る液体吐出装置による記録結果の例を説明する図である。 図10Aは、従来技術に係る記録結果の例を説明する図である。 図10Bは、実施の形態1に係る液体吐出装置による記録結果の例を説明する図である。 図11Aは、従来技術に係る記録結果の例を説明する図である。 図11Bは、実施の形態1に係る液体吐出装置による記録結果の例を説明する図である。 図12は、実施の形態2に係るチャート生成装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図13は、実施の形態2に係るチャート生成装置の機能構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るチャート生成装置、液体吐出装置及びチャート生成プログラムの実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態において、「液体吐出装置」は、液体吐出ヘッドを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて液体を吐出させる装置である。「液体吐出装置」には、液体が付着可能な被吐出物に対して液体を吐出することが可能な装置だけではなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。例えば、画像形成装置、立体造形装置、処理液塗布装置、噴射造粒装置等が該当する。以下では、画像形成装置の一つであるインクジェット記録装置としての「液体吐出装置」を例に挙げる。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る液体吐出装置1の例を示す装置全体図である。液体吐出装置1は、インク等の液体を吐出する液体吐出ヘッドをシートの幅方向に走査させながら画像を形成し、1回又は複数回の走査が終了した後にシートを搬送し、次の記録ラインを形成する、いわゆるシリアル型インクジェット式記録装置である。
液体吐出装置1は、画像形成部2と、シート搬送部3と、ロール紙収容部4とを有する。これら各部は、液体吐出装置1の装置本体1aの内部に配置される。画像形成部2は、図示しない両側板にガイドロッド13及びガイドレール14が掛け渡され、ガイドロッド13及びガイドレール14に、キャリッジ15が図中矢印A方向に摺動可能に保持されている。キャリッジ15には、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のインク滴を吐出する液体吐出ヘッド15a(図2参照)が搭載されている。
主走査機構10は、シート幅方向の一方側に配置されるキャリッジ駆動モータ21と、キャリッジ駆動モータ21によって回転駆動される駆動プーリ22とを有する。また、主走査機構10は、シート幅方向の他方側に配置された従動プーリ23と、駆動プーリ22及び従動プーリ23の間に掛け回されたベルト部材24とを有する。従動プーリ23は、図示しないテンションスプリングによって外方、すなわち駆動プーリ22に対して離間する方向にテンションがかけられている。ベルト部材24は、キャリッジ15の背面側に設けられたベルト固定部に一部分が固定保持されることで、シート幅方向にキャリッジ15を牽引する。
また、エンコーダシート40(図2参照)は、キャリッジ15の主走査位置を検知するために、キャリッジ15の用紙の幅方向(主走査方向)に沿って配置されている。キャリッジ15の主走査位置は、キャリッジ15に設けられたエンコーダセンサによってエンコーダシート40が読み取られることにより検知される。キャリッジ15における主走査領域のうち、記録領域では、ロール紙30がシート搬送部3によってシート幅方向と直交する方向、すなわちシート搬送方向(図中矢印B方向)に間欠的に搬送される。シート幅方向のキャリッジ移動領域外、又は、主走査領域のうち一方の端部側領域には、液体吐出ヘッド15aのサブタンクに供給する各色のインクを収容したメインカートリッジ18が、装置本体1aに対して着脱自在に装着されている。
また、キャリッジ移動領域の他方の端部側には、増粘したインクを排出するために、画像記録に寄与しないインク滴を吐出させる空吐出動作が行なわれる際のインク滴を受ける空吐出受けが設けられている。各液体吐出ヘッド15aは、所定の条件成立時、吐出性能の維持や回復のために、空吐出受けが設けられた空吐出位置において、空吐出を行なうようになっている。キャリッジ移動領域の一方の端部側には、液体吐出ヘッド15aの維持回復を行なう維持回復機構19が配置されている。また、キャリッジ移動領域の一方の端部側には、液体吐出ヘッド15aに配置されるインクを吐出するための複数のノズルの吐出状態に異常(例えば、不吐出等)がないかを検出する検出機構17が配置されている。検出機構17による吐出状態の異常検出の詳細については後述する。
維持回復機構19は、液体吐出ヘッド15aの各ノズル面をキャッピングするための各キャップや、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード等を備える。なお、装置の仕様によっては、例えば空吐出受けをキャリッジホーム位置側に設けて、キャップやワイパーブレードと同様に、維持回復機構19に含めた構成としても良いし、キャリッジホーム位置側及び空吐出位置側の両方にそれぞれ空吐出受けを設ける構成としても良い。
ロール紙収容部4は、給紙手段であり、画像記録用のシートとしてロール紙30がセットされるようになっている。ロール紙収容部4には、シート幅方向のサイズが異なるロール紙がセット可能である。ロール紙30は、その紙軸に両側からフランジ31を装着し、フランジ31をフランジ受け32に載置することにより、ロール紙収容部4に収容される。フランジ受け32の内部には、支持コロが設けられ、支持コロがフランジ31の外周と当接することでフランジ31が回転し、ロール紙30がシート搬送経路に送り出される。なお、装置構成については、上述したものに限られるわけではなく、カットシートのみ対応のシリアルインクジェットプリンタであっても良い。
図2は、実施の形態1に係る液体吐出ヘッド15aの配置例を説明する図である。図2に示すように、ガイドロッド13及びガイドレール14に保持されているキャリッジ15には、液体吐出ヘッド15aが支持されている。例えば、液体吐出ヘッド15aは、KCMYの各色のインクを吐出するノズル列K1〜K2、C1〜C2、M1〜M2、Y1〜Y2で構成される。図2に示すノズル列の配置は、液体吐出ヘッド15aを透過させたときの並びとしている。奇数番号のノズル列と偶数番号のノズル列とは、ノズルピッチの1/2分ずれた位置に配置されている。これにより、1走査あたりの印字解像度を2倍にしている。
図3は、実施の形態1に係る検出機構17による検出例を説明する図である。図3では、電荷変動により吐出の状態を検出する場合を例に挙げる。図3に示すように、検出機構17は、液体吐出ヘッド15aに配置される複数のノズルそれぞれから吐出されたインク滴の到達に応じて電荷変動する電極板を有する。具体的には、検出機構17には、液体吐出ヘッド15aに配置される複数のノズルと同一の解像度のエリア毎に、表面電位を検出可能な電極板が配置されている。検出機構17によって吐出状態の検出が実施される場合には、例えば電極板上にプラスの電荷を帯びる。そして、液体吐出ヘッド15aが有する複数のノズルから、電極板の電荷とは逆極性(例えば、マイナスの電荷)に帯電したインク滴が吐出され、電極板上に順次着弾する。このとき、インク滴が着弾した電極板上の箇所は、インク滴の電荷によってインク滴と同極性に帯電することで、電極板上で電位の変動が発生する。吐出の状態に異常がある場合には、ノズルからインク滴が吐出されずに電極板の電位が変動しないため、本来そのタイミングでインク滴を着弾させるノズルによる吐出が異常(例えば、不吐出)であると検出できる。検出機構17によって検出された吐出異常であるノズルを示す検出情報は、例えば、液体吐出装置1が有する不揮発性メモリ(NVRAM104,図5参照)に格納される。
図4は、実施の形態1に係る検出機構17による検出例を説明する図である。図4では、受光変化量により吐出の状態を検出する場合を例に挙げる。図4に示すように、検出機構17には、液体吐出ヘッド15aに配置される複数のノズルそれぞれから吐出されたインク滴が光路上を通過するように、光源(光源部)とセンサ(センサ部)とが配置される。光源(光源部)は、光を照射する。センサ(センサ部)は、光源部によって照射された光を受光して受光変化量を検出する。具体的には、検出機構17は、センサ部へレーザ光を出射する光源部と、光源部からのレーザ光の光量と受光変化量を検出するセンサ部と、液体吐出ヘッド15aから吐出されるインク滴を受けるための吐出受けとを有する。液体吐出ヘッド15aに配置される複数のノズルから順番にインク滴が吐出されると、正常な吐出や曲りのないインク滴はレーザ光(光軸)を通過し、吐出受けに順次着弾する。インク滴がレーザ光を通過すると、センサ部は、レーザ光からの受光変化量を検出する。受光量に変化があった場合は、本来そのタイミングでインク滴を着弾させるノズルによる吐出が正常に行なわれているものとすることができる。一方、受光量に変化がなかった場合は、本来そのタイミングでインク滴を着弾させるノズルによる吐出が異常(例えば、不吐出)であると検出できる。また、受光量の変化が所定値未満である場合は、本来そのタイミングでインク滴を着弾させるノズルによる吐出が異常(例えば、曲り)である、又は、所望のインク量が吐出されていないと検出できる。検出機構17によって検出された吐出異常であるノズルを示す検出情報は、例えば、液体吐出装置1が有する不揮発性メモリ(NVRAM104,図5参照)に格納される。
なお、図3や図4では、不吐出や曲りが発生することによる吐出異常の検出について例を挙げた。本実施の形態では、これらの他にも、例えば他色が混ざった色で記録される「混色」や、印字が乱れた状態で記録される「擦れ」等の吐出異常についても、任意の手法によって検出すれば良い。
一般に、ノズルの異常が検出された場合には、液体吐出ヘッド15aの回復を実施する維持回復機構19を用いた空吐出や、ノズル吸引によるクリーニング動作が実施される。但し、異常なノズルが存在していても、正常なノズルによって補完することで、正常な記録を行なえる。本実施の形態では、異常なノズルを正常なノズルによる吐出によって補完することを前提として、回復動作を余計に実施することを防止する。
図5は、実施の形態1に係る液体吐出装置1の装置制御部100の構成例を示すブロック図である。図5に示すように、装置制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、NVRAM(Non−Volatile RAM)104と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)105とを有する。
CPU101は、液体吐出装置1全体の制御を行なう。ROM102は、CPU101が実行するプログラムやチャートの画像データ等の固定データを記憶する。つまり、ROM102は、本実施の形態で出力されるチャートの元となる画像データを予め記憶している。RAM103は、画像データ等を一時的に記憶する。NVRAM104は、液体吐出装置1の電源が遮断されている間もデータを保持する不揮発性メモリである。ASIC105は、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行なう画像処理や、その他、液体吐出装置1全体を制御するための入出力信号を処理する。
装置制御部100は、ホストI/F106と、ヘッド駆動制御部107と、ヘッドドライバ108と、主走査モータ駆動部111と、副走査モータ駆動部113と、回復機構モータ駆動部115と、I/O116とを有する。ホストI/F106は、パーソナルコンピュータ等のホスト90側とのデータや信号の送受を行なうためのインタフェースである。ヘッド駆動制御部107及びヘッドドライバ108は、キャリッジ15に配置された液体吐出ヘッド15aを駆動制御するための駆動波形を生成する。主走査モータ駆動部111は、主走査モータ110を駆動する。主走査モータ110は、駆動によりキャリッジ15を移動走査させる。副走査モータ駆動部113は、副走査モータ112を駆動する。副走査モータ112は、駆動により、ロール紙30等の被吐出物を搬送する搬送手段(例えば、搬送ベルト等)を周回移動させる。回復機構モータ駆動部115は、回復機構モータ114を駆動する。回復機構モータ114は、駆動により、維持回復機構19を移動(例えば、上下移動)させる。I/O116は、検出機構17によって検出された情報や、環境センサ118によって検出された環境温度及び環境湿度、これらの他、各種センサ(例えば、エンコーダセンサ40等)からの信号を入力する。また、装置制御部100には、各種情報の入力や表示出力を行なうための操作パネル117が接続されている。
装置制御部100は、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置、イメージスキャナ等の画像読取装置、デジタルカメラ等の撮像装置であるホスト90側からの画像データを含む印刷データ等を、ケーブル又はネットワークを介してホストI/F106で受信する。装置制御部100に対する印刷データの生成出力は、ホスト90側のプリンタドライバ91によって行なうようにしている。そして、CPU101は、I/F106に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC105にてデータの並び替え処理等が行なわれて、ヘッド駆動制御部107に画像データを転送する。画像出力するための印刷データのビットマップデータへの変換は、ホスト90側のプリンタドライバ91で画像データをビットマップデータに展開して、装置制御部100に転送するようにしているが、例えばROM102にフォントデータを格納して行なうようにしても良い。
ユーザ操作によって、操作パネル117やプリンタドライバ91からチャートの印刷命令の情報が入力された際に、CPU101は、チャートの画像データが格納されたROM102から画像データを読み出し、ASIC105にてデータの並び替え処理等が行なわれ、ヘッド駆動制御部107に画像データを転送する。吐出異常であるノズルを吐出が正常であるノズルで補完していることをチャートによって明確にする場合には、ROM102からの画像データの読み出しに加え、不揮発性メモリ(NVRAM104)に記憶されている吐出異常であるノズルの検出情報の読み出しが行なわれ、読み出された検出情報をもとに、チャートの画像データの書き換えが行なわれる。
具体的には、CPU101は、吐出異常であるノズルの位置に対応するパターンを、ROM102に記憶された差し替え用のパターンデータに置き換える。例えば、パターンはチャートを構成するラインであり、CPU101は、吐出異常であるノズルの位置に対応するラインを、吐出が正常であるときとは異なる点線や太線等に置き換える。ラインの色は、吐出が正常であるノズルによって形成される色とする。置き換えられたデータは不揮発性メモリ(NVRAM104)に格納されたうえで、ASIC105にてデータの並び替え処理等が行なわれ、ヘッド駆動制御部107に画像データが転送される。
このようにして、印刷開始の条件が整うと、CPU101は、副走査モータ駆動部113に対してロール紙30を印刷位置まで移動させる指示を行なう。また、CPU101は、主走査モータ駆動部111に対してプリントヘッドの移動を指示し、印刷動作を開始する。なお、チャートについては後述する。
図6は、実施の形態1に係る液体吐出装置1の機構構成例を示すブロック図である。図6に示すように、液体吐出装置1のCPU101がプログラムに従って動作することにより、検出部151と、生成部152と、出力部153として機能する。なお、上記各部は、これらの一部又は全てがハードウェア回路で実現されても良い。
検出部151は、吐出異常であるノズルを検出する。より具体的には、検出部151は、検出機構17からの出力をもとに、吐出異常であるノズルを検出する。例えば、電荷変動により吐出の状態を検出する検出機構17を使用する場合、検出部151は、電極板の電位が変動しなかったことで吐出異常とされたノズルの検出情報を、不揮発性メモリ(NVRAM104)から取得し、吐出異常であるノズルを検出する。また、例えば、受光変化量により吐出の状態を検出する検出機構17を使用する場合、検出部151は、受光量の変化が所定値未満(又は変化なし)であることで吐出異常とされたノズルの検出情報を、不揮発性メモリ(NVRAM104)から取得し、吐出異常であるノズルを検出する。
生成部152は、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる態様で示すチャートを生成する。より具体的には、生成部152は、検出部151によって検出された吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、以下で説明するように、吐出異常であるノズルを、吐出が正常であるときとは異なる効果を施したチャートを生成する。
例えば、生成部152は、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる描き方の線で示すチャートを生成する。例を挙げると、生成部152は、吐出が正常であるノズルを実線で示し、吐出異常であるノズルを点線や破線等で示したチャートを生成する。
また、例えば、生成部152は、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる太さの線で示すチャートを生成する。例を挙げると、生成部152は、吐出が正常であるノズルを所定の太さの実線で示し、吐出異常であるノズルを所定の太さよりもさらに太い実線で示したチャートを生成する。
チャートに示される吐出異常であるノズルに対応する態様(吐出が正常であるときとは異なる線の種類や太さで表される)の色は、吐出が正常であるノズルによって吐出されるインク滴の色とする。このとき、生成部152は、吐出異常であるノズルを、吐出が正常であるノズルによって吐出されるインク滴の2以上の色で構成される混合色の態様で示すチャートを生成しても良い。つまり、吐出異常であるノズルからのインク滴の吐出を停止し、吐出を停止したノズルの位置に対して、吐出が正常であるノズル(複数可)からの他色のインク滴を着弾させるためのチャートが生成される。
また、チャートには、吐出異常であるノズルが存在し、吐出異常であるノズルについては吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出で補完されていることが明示されても良い。具体的には、生成部152は、チャートの任意の場所に、吐出異常であるノズルが存在すること、また、吐出異常であるノズルを吐出が正常であるノズルで補完していることを、ユーザに知らせるための文字(説明文)を挿入する。
なお、液体吐出装置1で実行される機能の一つである生成部152は、「チャート生成装置」で実行される機能として実現されても良い。具体的には、チャート生成装置は、液体吐出装置1が有する液体吐出ヘッド15aに含まれる複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを異なる態様で示すチャートを生成する生成部を有する。かかる生成部の機能を実現するハードウェアとしては、上述したCPU101によって実現されても良いし、CPU101ではなく、液体吐出装置1のチャートを生成する「生成ユニット」によって実現されても良い。
出力部153は、生成されたチャートを出力する。より具体的には、出力部153は、生成部152によって生成されたチャートを、ヘッド駆動制御部107に転送し、液体吐出ヘッド15aによるインク滴の吐出を指示する。また、出力部153は、副走査モータ駆動部113に対してロール紙30等の記録媒体を印刷位置まで移動させる指示を行なうとともに、主走査モータ駆動部111に対して液体吐出ヘッド15aの移動を指示する。これらにより、生成されたチャートに対応する記録が実施される。また、出力部153は、生成部152によって生成されたチャートを、液体吐出装置1に接続される外部装置(例えば、ホスト90等)に出力しても良い。外部装置では、チャートを表示装置に表示出力することができる。これにより、ユーザは、チャートを確認し、吐出異常であるノズルの位置や、吐出異常であるノズルを吐出が正常であるノズルによって補完していることを認識することができる。また、出力部153は、生成部152によって生成されたチャートを、操作パネル117等に表示するようにしても良い。
図7は、実施の形態1に係るチャート生成処理の流れの例を示すフローチャートである。図7に示すように、液体吐出装置1は、検出機構17による検出結果をもとに、吐出異常であるノズルを検出する(ステップS101)。そして、液体吐出装置1は、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる態様で示すチャートを生成する(ステップS102)。続いて、液体吐出装置1は、生成したチャートを出力する(ステップS103)。
図8Aは、吐出異常であるノズルが存在しない場合のチャートの例を説明する図である。図8Bは、吐出異常であるノズルが存在する場合のチャートの例を説明する図である。なお、図8A及び図8Bでは、本実施の形態に係る液体吐出装置1によるチャート生成のための各機能を適用しない場合を説明する。
図8A及び図8Bに示すように、キャリッジ15は、ロール紙30と対向して位置し、図中の矢印方向に移動する。ロール紙30への記録は、キャリッジ15が移動する際に、各ノズルから所定のタイミングで複数滴のインクを吐出させることによって実現する。図8Aに示すように、吐出異常であるノズルが存在しない場合は、ノズル数と同数のラインが等間隔で記録される。図8Bに示すように、吐出異常であるノズルが存在する場合は、ラインが記録されない(不吐出)、記録されたラインの位置が正常時とは異なる(曲り)、他色が混ざった色のラインとなる(混色)、ラインが乱れる(擦れ)、等の現象が生じる。本実施の形態では、以下で説明するような各種の記録を実現する。
図9Aは、従来技術に係る記録結果の例を説明する図である。図9Bは、実施の形態1に係る液体吐出装置1による記録結果の例を説明する図である。なお、図9Bでは、吐出異常であるノズルに対応する態様の色を、吐出が正常であるノズルによって吐出されるインク滴の色で補完する場合を例に挙げる。
図9A及び図9Bに示すように、液体吐出ヘッド15aは、KCMYの各色のインク滴を吐出するノズル列K1〜K2、C1〜C2、M1〜M2、Y1〜Y2で構成される。各列には、11のノズルが配置されている。例えば、吐出異常(不吐出等)であるノズルを、ノズル列K1の9番ノズル、ノズル列C1の9番ノズル、ノズル列M1の17番ノズル、ノズル列Y2の2番ノズルとする。図9Aに示すように、従来では、吐出異常であるノズルの位置に対応するラインが記録されない。一方、図9Bに示すように、本実施の形態では、吐出異常であるノズルの位置に対応するラインを、吐出が正常であるノズルによって吐出されたインク滴の色で記録している。双方とも、吐出異常であるノズルが存在することや、吐出異常であるノズルの位置については認識することができる。但し、従来では、吐出異常であるノズルについて、吐出が正常であるノズルによって補完されているか否かについては認識することができない。このため、従来では、吐出が正常であるノズルによって補完されているにもかかわらず、ユーザによって回復動作が実施される場合がある。
図9Bに示すように、本実施の形態では、ノズル列K1の9番ノズルの位置に対応するラインは、ノズル列M1の9番ノズルと、ノズル列Y1の9番ノズルとによるインク滴の吐出によって記録される。また、ノズル列C1の9番ノズルの位置に対応するラインは、ノズル列M1の9番ノズルと、ノズル列Y1の9番ノズルとによるインク滴の吐出によって記録される。また、ノズル列M1の17番ノズルの位置に対応するラインは、ノズル列K1の17番ノズルと、ノズル列C1の17番ノズルと、ノズル列Y1の17番ノズルとによるインク滴の吐出によって記録される。また、ノズル列Y2の2番ノズルの位置に対応するラインは、ノズル列K2の2番ノズルと、ノズル列C2の2番ノズルと、ノズル列M2の2番ノズルとによるインク滴の吐出によって記録される。このように、吐出異常であるノズルによって本来記録されるラインを、別の色のノズルによって記録することで、吐出異常であるノズルを吐出が正常であるノズルで補完していることを明確にすることができる。
なお、図9Bでは、吐出異常であるノズルによって本来記録されるラインを、吐出が正常であるノズル全てによるインク滴の吐出によって実現しているが、これらのうち、少なくとも1色で実現するようにしても良い。また、本実施の形態で説明した液体吐出ヘッド15aに、KCMY色のインク滴に加え、任意の色のインク滴を吐出可能な予備ノズルが存在する場合には、予備ノズルによる吐出のみ又は予備ノズルをさらに加えた吐出によって、吐出異常であるノズルを補完するようにしても良い。また、図9Bに示すように、吐出異常であるノズルによるインク滴の吐出が停止され、吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出で補完されていることを明示するようにしても良い。なお、図9Bに示す楕円は、吐出異常であるノズルを説明するために示したものであり、実際には楕円が記録されなくても良い。
図10Aは、従来技術に係る記録結果の例を説明する図である。図10Bは、実施の形態1に係る液体吐出装置1による記録結果の例を説明する図である。なお、図10Bでは、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる描き方の線で示す場合を例に挙げる。
図10A及び図10Bに示すように、液体吐出ヘッド15aは、KCMYの各色のインク滴を吐出するノズル列K1〜K2、C1〜C2、M1〜M2、Y1〜Y2で構成される。各列には、11のノズルが配置されている。例えば、吐出異常(不吐出等)であるノズルを、ノズル列K1の9番ノズル、ノズル列M1の17番ノズルとする。図10Aに示すように、従来では、吐出異常であるノズルの位置に対応するラインが記録されない。一方、図10Bに示すように、本実施の形態では、吐出異常であるノズルの位置に対応するラインを、吐出が正常であるノズルによって吐出されたインク滴の色、また、吐出が正常であるときとは異なる描き方のラインで記録している。
図10Bに示すように、本実施の形態では、ノズル列K1の9番ノズルの位置に対応するラインは、ノズル列C1の9番ノズルと、ノズル列M1の9番ノズルと、ノズル列Y1の9番ノズルとによるインク滴の吐出によって点線で記録される。また、ノズル列M1の17番ノズルの位置に対応するラインは、ノズル列K1の17番ノズルと、ノズル列C1の17番ノズルと、ノズル列Y1の17番ノズルとによるインク滴の吐出によって点線で記録される。このように、吐出異常であるノズルによって本来記録されるラインを、吐出が正常である別の色のノズルによるインク滴の吐出、また、吐出が正常であるときとは異なる描き方のラインで記録することで、吐出異常であるノズルを吐出が正常であるノズルで補完していることを明確にすることができる。
なお、図10Bでは、吐出異常であるノズルによって本来記録されるラインを、吐出が正常であるノズル(同一番号のノズル)全てによるインク滴の吐出によって実現しているが、これらのうち、少なくとも1色で実現するようにしても良い。また、本実施の形態で説明した液体吐出ヘッド15aに、KCMY色のインク滴に加え、任意の色のインク滴を吐出可能な予備ノズルが存在する場合には、予備ノズルによる吐出のみ又は予備ノズルをさらに加えた吐出によって、吐出異常であるノズルを補完するようにしても良い。また、図10Bに示すように、吐出異常であるノズルによるインク滴の吐出が停止され、吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出で補完されていることを明示するようにしても良い。なお、図10Bに示す楕円は、吐出異常であるノズルを説明するために示したものであり、実際には楕円が記録されなくても良い。
図11Aは、従来技術に係る記録結果の例を説明する図である。図11Bは、実施の形態1に係る液体吐出装置1による記録結果の例を説明する図である。なお、図11Bでは、吐出異常であるノズルの位置を、吐出が正常であるノズルの位置とは異なる太さの線で示す場合を例に挙げる。
図11A及び図11Bに示すように、液体吐出ヘッド15aは、KCMYの各色のインク滴を吐出するノズル列K1〜K2、C1〜C2、M1〜M2、Y1〜Y2で構成される。各列には、11のノズルが配置されている。例えば、吐出異常(不吐出等)であるノズルを、ノズル列C1の9番ノズル、ノズル列Y2の16番ノズルとする。図11Aに示すように、従来では、吐出異常であるノズルの位置に対応するラインが記録されない。一方、図11Bに示すように、本実施の形態では、吐出異常であるノズルの位置に対応するラインを、吐出が正常であるノズルによって吐出されたインク滴の色、また、吐出が正常であるときとは異なる太さのラインで記録している。
図11Bに示すように、本実施の形態では、ノズル列C1の9番ノズルの位置に対応するラインは、ノズル列K1の9番ノズルと、ノズル列M1の9番ノズルと、ノズル列Y1の9番ノズルとによるインク滴の吐出によって太線で記録される。また、ノズル列Y2の16番ノズルの位置に対応するラインは、ノズル列K2の16番ノズルと、ノズル列C2の16番ノズルと、ノズル列M2の16番ノズルとによるインク滴の吐出によって太線で記録される。太線は、吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出によって記録されるラインの太さよりも太いことを意味する。このように、吐出異常であるノズルによって本来記録されるラインを、吐出が正常である別の色のノズルによるインク滴の吐出、また、吐出が正常であるときとは異なる太さのラインで記録することで、吐出異常であるノズルを吐出が正常であるノズルで補完していることを明確にすることができる。
なお、図11Bでは、吐出異常であるノズルによって本来記録されるラインを、吐出が正常であるノズル(同一番号のノズル)全てによるインク滴の吐出によって実現しているが、これらのうち、少なくとも1色で実現するようにしても良い。また、本実施の形態で説明した液体吐出ヘッド15aに、KCMY色のインク滴に加え、任意の色のインク滴を吐出可能な予備ノズルが存在する場合には、予備ノズルによる吐出のみ又は予備ノズルをさらに加えた吐出によって、吐出異常であるノズルを補完するようにしても良い。また、図11Bに示すように、吐出異常であるノズルによるインク滴の吐出が停止され、吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出で補完されていることを明示するようにしても良い。なお、図11Bに示す楕円は、吐出異常であるノズルを説明するために示したものであり、実際には楕円が記録されなくても良い。
なお、上記では、チャートの画像データをもとに液体吐出ヘッド15aからインク滴を吐出することで記録する場合を説明したが、記録は、液体吐出ヘッド15aに対する吐出指示(吐出タイミングの指示)によって実現しても良い。例えば、図9Bに示した記録については、全てのラインを実線としているため、順次、液体吐出ヘッド15a(ノズル)に吐出指示することで実現しても良い。同様に、図11Bに示した記録については、全てのラインを実線としているため、順次、液体吐出ヘッド15a(ノズル)に吐出指示することで実現しても良い。但し、図11Bに示した記録については、実線の太さを変更するために、インク滴の量(小滴、大滴等)を加味した吐出指示とすれば良い。具体的には、太線を記録する場合は、そのタイミングで大滴を吐出するように指示すれば良い。
上述したように、液体吐出装置1は、液体吐出ヘッド15aが有する複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを検出し、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを異なる態様で示すチャートを生成し、生成したチャートを出力する。この結果、液体吐出装置1は、正常なノズルによって補完が行なわれている場合に、異常なノズルを正常に戻すための回復動作が実施されることを防止することができる。
また、液体吐出装置1は、正常なノズルで補完されている箇所を、通常とは異なる色のパターンで記録するので、吐出異常であるノズルについて、吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出で補完されていることを明確に提示することができる。
また、液体吐出装置1は、正常なノズルで補完されている箇所を、通常とは異なる混合色のパターンで記録するので、吐出異常であるノズルについて、吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出で補完されていることをより確実に且つ明確に提示することができる。
また、液体吐出装置1は、正常なノズルで補完されている箇所を、吐出が正常であるときとは異なる描き方の線で記録するので、吐出異常であるノズルについて、吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出で補完されていることを明確に提示することができる。
また、液体吐出装置1は、正常なノズルで補完されている箇所を、吐出が正常であるときとは異なる太さの線で記録するので、吐出異常であるノズルについて、吐出が正常であるノズルによるインク滴の吐出で補完されていることを明確に提示することができる。
(実施の形態2)
さて、これまで本発明に係る液体吐出装置1の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態以外にも種々の異なる形態にて実施されて良いものである。そこで、(1)チャート生成装置、(2)構成、(3)プログラム、について異なる実施の形態を説明する。
(1)チャート生成装置
上記実施の形態1では、液体吐出装置1が、吐出異常であるノズルを検出し、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを異なる態様で示すチャートを生成する場合を説明した。また、生成部152の機能を有するチャート生成装置が液体吐出装置1のチャートを生成する場合を説明した。チャートの生成は、例えば液体吐出装置1に接続される外部装置によって実現されても良い。例えば、上述したホストI/F106を介して接続されたホスト90を、チャートを生成するチャート生成装置90として説明する。
図12は、実施の形態2に係るチャート生成装置90のハードウェア構成例を示すブロック図である。図12に示すように、チャート生成装置90は、CPU92と、RAM93と、ROM94と、通信部95と、操作部96と、表示部97とを有する。上記各部は、システムバス91を介して相互に接続される。
CPU92は、チャート生成装置90の動作を統括的に制御する。例えば、CPU92は、RAM93等を作業領域として、ROM94等に格納されたプログラムを実行することで、チャート生成装置90全体の動作を制御する。また、チャートの画像データは、ROM94に記憶されていても良いし、液体吐出装置1から取得するようにしても良い。通信部95は、液体吐出装置1等の外部装置と通信するためのインタフェースである。操作部96は、キーボードやマウス等の入力装置を有し、チャート生成装置90に対する各種情報の入力を受け付ける。表示部97は、液晶ディスプレイ等の表示装置を有し、各種情報を表示する。なお、タッチパネルディスプレイを採用する場合、操作部96と表示部97とは、チャート生成装置90に対する各種情報の入力を受け付け、各種情報を表示する操作表示部として統合されても良い。
図13は、実施の形態2に係るチャート生成装置90の機能構成例を示すブロック図である。図13に示すように、チャート生成装置90のCPU92がプログラムに従って動作することにより、通信制御部161と、取得部162と、生成部163と、表示制御部164として機能する。なお、上記各部は、これらの一部又は全てがハードウェア回路で実現されても良い。
通信制御部161は、通信部95を介して、液体吐出装置1等の外部装置との各種通信を制御する。例えば、通信制御部161は、液体吐出ヘッド15aに含まれる複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを示す検出情報を、通信部95を介して受信する。検出情報の受信タイミングは、チャート生成装置90に対するユーザ操作(操作部96を使用したユーザ操作)に応じて実現されても良いし、定期的に実現されても良い。これにより、取得部162は、検出情報を取得する。例えば、取得部162は、通信制御部161によって受信された、吐出異常であるノズルを示す検出情報を取得する。
生成部163は、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる態様で示すチャートを生成する。例えば、生成部163は、取得部162によって取得された検出情報をもとに、上述した生成部152と同様に、吐出異常であるノズルを、吐出が正常であるノズルとは異なる効果を施したチャートを生成する。どのようなチャートを生成するかについては、上述した生成部152と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
表示制御部164は、表示部97に対する各種情報の表示を制御する。例えば、表示制御部164は、生成部163によって生成されたチャートを表示部97に表示するための制御を行なう。これにより、ユーザは、吐出異常であるノズルの位置を認識できるとともに、吐出異常であるノズルを吐出が正常であるノズルで補完していることを認識することができる。
(2)構成
また、上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータ等を含む情報は、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散又は統合の具体的形態は、図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負担や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に、分散又は統合することができる。
(3)プログラム
また、液体吐出装置1やチャート生成装置90で実行されるチャート生成プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、液体吐出装置1やチャート生成装置90で実行されるチャート生成プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。また、液体吐出装置1やチャート生成装置90で実行されるチャート生成プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。また、液体吐出装置1やチャート生成装置90で実行されるチャート生成プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成しても良い。
チャート生成装置90で実行されるチャート生成プログラムは、上述した各部(通信制御部161、取得部162、生成部163、表示制御部164)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU92が記憶媒体からチャート生成プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、通信制御部161、取得部162、生成部163、表示制御部164が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、液体吐出装置1で実行されるチャート生成プログラムは、上述した各部(検出部151、生成部152、出力部153)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU101が記憶媒体からチャート生成プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、検出部151、生成部152、出力部153が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、生成部152の機能を有するチャート生成装置で実行されるチャート生成プログラムは、上述した生成部152を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU101又は生成ユニットが記憶媒体からチャート生成プログラムを読み出して実行することにより、生成部152が主記憶装置上にロードされ、生成部152が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 液体吐出装置
90 チャート生成装置
151 検出部
152 生成部
153 出力部
161 通信制御部
162 取得部
163 生成部
164 表示制御部
特開2006−218694号公報 特開平8−187881号公報

Claims (15)

  1. 液体吐出ヘッドに含まれる複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを異なる態様で示すチャートを生成する生成部
    を有することを特徴とするチャート生成装置。
  2. 前記生成部は、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる描き方の線で示す前記チャートを生成することを特徴とする請求項1に記載のチャート生成装置。
  3. 前記生成部は、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる太さの線で示す前記チャートを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のチャート生成装置。
  4. 前記生成部は、吐出異常であるノズルを、吐出が正常であるノズルによって吐出される液体の色の前記態様で示す前記チャートを生成することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載のチャート生成装置。
  5. 前記生成部は、吐出異常であるノズルを、吐出が正常であるノズルによって吐出される液体の2以上の色で構成される混合色の前記態様で示す前記チャートを生成することを特徴とする請求項4に記載のチャート生成装置。
  6. 前記生成部は、吐出異常であるノズルによる液体の吐出が停止され、吐出が正常であるノズルによる液体の吐出で補完されていることを明示した前記チャートを生成することを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載のチャート生成装置。
  7. 液体吐出ヘッドに含まれる複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを異なる態様で示すチャートを生成する生成部と、
    生成された前記チャートを出力する出力部と
    を有することを特徴とする液体吐出装置。
  8. 前記液体吐出ヘッドの複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを検出する検出部を有し、
    前記検出部は、複数の前記ノズルそれぞれから吐出された液体の到達に応じて電荷変動する電極板を有する検出機構からの出力をもとに、吐出異常であるノズルを検出することを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
  9. 前記液体吐出ヘッドの複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを検出する検出部を有し、
    前記検出部は、複数の前記ノズルそれぞれから吐出された液体が光路上を通過するように、光を照射する光源と、照射された光を受光して受光変化量を検出するセンサとが配置された検出機構からの出力をもとに、吐出異常であるノズルを検出することを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
  10. 前記生成部は、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる描き方の線で示す前記チャートを生成することを特徴とする請求項7〜9の何れか一つに記載の液体吐出装置。
  11. 前記生成部は、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを、異なる太さの線で示す前記チャートを生成することを特徴とする請求項7〜10の何れか一つに記載の液体吐出装置。
  12. 前記生成部は、吐出異常であるノズルを、吐出が正常であるノズルによって吐出される液体の色の前記態様で示す前記チャートを生成することを特徴とする請求項7〜11の何れか一つに記載の液体吐出装置。
  13. 前記生成部は、吐出異常であるノズルを、吐出が正常であるノズルによって吐出される液体の2以上の色で構成される混合色の前記態様で示す前記チャートを生成することを特徴とする請求項12に記載の液体吐出装置。
  14. 前記生成部は、吐出異常であるノズルによる液体の吐出が停止され、吐出が正常であるノズルによる液体の吐出で補完されていることを明示した前記チャートを生成することを特徴とする請求項7〜13の何れか一つに記載の液体吐出装置。
  15. チャート生成装置を制御するコンピュータを、
    液体吐出ヘッドに含まれる複数のノズルのうち、吐出異常であるノズルを示す検出情報をもとに、吐出異常であるノズルと、吐出が正常であるノズルとを異なる態様で示すチャートを生成する生成手段と
    して機能させるためのチャート生成プログラム。
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