JP2018110727A - カバーフレーム - Google Patents

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Haruo Fujimoto
治生 藤本
鈴木 良一
Ryoichi Suzuki
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Abstract

【課題】冬季、就寝時の頭部の冷え、空気の乾燥、また、就寝時の花粉、埃、大気汚染物質、ウイルス、病原体等の侵入を押さえ、出来るだけ広いプライバシー空間を確保する寝具の提供。
【解決手段】弾性力のある板状体をひも状体で牽引し、コードストッパーで固定し構成し、幅、高さ、傾き可変なドーム型フレームに布状体12を被せて使用する。布状体12の種類を変える事で多様な課題解決の手段となる。被覆空間を拡大する為、カバー範囲拡張用板状体を付加できる。また、ドーム形状変更用板状弾性体を用いる事により、ドームの形状をよりフラットに変形する事も可能である。更に面発光LEDライト、スピーカー等をドーム内側に付加する事により、避難所等に於いても夜間の読書、音楽を楽しむ事も可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は就寝時に専ら上半身を覆うカバーフレームであって、上に毛布、タオルケット、防寒シート、抗菌・滅菌機能つき布、蚊帳、花粉ネット、空気清浄機能付布等を被せる事で構成され、就寝時の頭部の冷え防止。病院、高齢者施設、避難場所等での感染対策や快適性、プライバシーの空間確保、防疫対策等をもたらす寝具に関するものである。
従来の寝具構成に於いても頭部をカバーする事により頭の冷えを防止するものはあったが省エネ、省資源、快適性、感染症対策、プライバシー強化等の点から、以下の課題が指摘された。
冬季、就寝時に頭や肩の冷え、肌、喉の乾燥感に対し、一般的に以下の様な対応が実施されていた。
エネルギー投入事例として、室内設定温度上昇、電気毛布設定温度の上昇、加湿器の使用等。
資源投入事例として、寝具の増加、高額ダウン等への買い替え、肩周辺保温寝具の購入、就寝キャップ(帽子)の着用。
他方、花粉症、アレルギーに対しては就寝時のマスク着用等の対策があったが、息苦しさ、煩わしさを強いられるものであった。
病院、高齢者施設などでは就寝中の咳き、くしゃみ等が院内感染源となるリスクが指摘されていたが専ら区画カーテンに頼るものであった。
一方、災害時の避難先に於いては就寝中のプライバシーを確保する簡易な手段が求められ、一部で段ボール隔壁等を用いたが収容人数によっては導入が難しい場合があった。
また、複数が同一の部屋で就寝する場合、光漏れを気遣うことが求められ、効率的な対策が求められていた。
特許文献1、特開2006-326234(P2006-326234A)は顔面限定の蚊帳寝具に関するものである。
特許文献2、特開2007-151697(P2007-151697A)はフレームの収納性能に関するものである。
特許文献3、実用新案登録第3149037号(U3149037)はフレーム構造、固定方法、カバーする範囲が異なる。寝返り時に顔の一部が布部材、骨部材に接触し、不快感を覚える恐れがある。この点での考慮がなされていない。
特許公開2006-326234 特許公開2007-151697 実用新案登録第3149037号(U3149037)
活発に動き回らない就寝時は部屋単位の環境管理ではなく、出来るだけ小さい範囲での温度・湿度・保健衛生環境・光・音環境の管理の方が省エネ、省資源に資するもので、その為の快適、有効かつ取扱いに於いて簡易、収納時のスペース問題のすべてを解決する製品の開発が求められていた。
冬季に従来の寝具を使用しつつ、室温を下げる事が出来れば省エネ効果が得られるが、露出している頭部、顔面等は冷えによる不快を感じ、その為、改善機器が必要であった。
本発明では軽量で高強度で耐久性があり、断熱性、防音機能に優れた中空ポリカーボネート板を細長い空洞を長手方向にし、その平面図が図1の様にカットした板状弾性体1をつくる。
細長い空洞を長手方向にする事により毛布など重量のある被覆物に対し、十分な弾性強度を得ることが出来る。また、ひも状体をリリースする事で弾性板状体はフラットになり収納も楽に行える。
また、中空ポリカーボネート板の細長い空洞の切断面が接地面(下)となる為、高温気体がドーム形状の上部に溜まり、より高い保温性を得ることが出来る。
両短辺にひも状体貫通穴5を開け、ひも状体2を一方から通し、対辺のひも状体貫通穴から引き出す。
ひも状体の一方に結び目等で抜けない様に固定し、もう一方にコードストッパー3で長さ調整を可能なものとする。
2本のひも状体の長さを変えたり、2本の長さを異なるものとする事で構成されるドームの高さ、幅、カバーフレームの傾きが自由に変えられる。
板状弾性体の中央には凸型の面ファスナー4等の固定手段をつける。
この面ファスナーは布状体のずり落ち防止手段となる一方、図2および図3に示すカバー範囲拡張用板状体7の固定手段ともなる。
6は中空ポリカーボネート板のエッジ部を覆い就寝者のエッジ部接触による不快感をなくす保護用カバーテープである。
カバーテープは人が就寝中に触れる部分だけとし、他の部分は布状体のずり落ち防止手段として利用する。
この様な板状弾性体をひも状体2で牽引し、寝具の幅に合わせストッパー3で固定する事で図2の様なドーム型のカバーフレーム構成する。図5のような平面形状にカットした板状弾性体の場合、接地辺を平行にすると一方に傾いた図4のようなドーム構造となり、傾きを足方向にすることで腕の左右方向自由度を高めることが出来る。この場合、後頭部にカバー範囲拡張用板状体7をつけるとより快適なものとなる。
ひも状体を2本とも敷き布団の下にいれると、当該敷布団の重さで、カバーフレームは固定される。
マットのみのベットであればマットの直下、敷き布団の下にマットレスを用いている場合、敷き布団とマットレスの間に2本のひも状体を入れ固定する。
ひも状体の足側を少し長くすることとカバーフレームは足側を傾き、就寝中に両腕を左右に広げた際の自由度を増やす事となり、当該寝具利用者に閉塞感を低減するという効果をもたらす。
この様に設置したカバーフレームに毛布、タオルケット、防寒シート、抗アレルギー布、抗菌シーツ、防虫ネット等を被せる事で状況ニーズに合わせた多様な使い方が可能となる。
頭部の冷え対策として使用する場合はカバーフレームで胸から後頭部を覆う位置にカバーフレームを設置する。
何らかの疾病により寝返り時に掛け布団の重さが不快感、困難さを伴うような場合はその部位上に当該カバーフレームを設置する。
例えば腰痛で横向き姿勢から反対方向に寝返りを打つような場合、本発明のカバーフレームがあれば掛け布団を持ち上げる事無くスムーズに行える。
カバーする空間を広げたい場合、図2の様なカバー範囲拡張用板状体7を中央の面ファスナー上に取り付ける。この場合当然、カバー範囲拡張用板状体にもペアとなる面ファスナー(凹み)を用いる。
また、ドーム構造の内側にも面ファスナーを施し、図4のようにドーム形状変更用板状体8を付加する事により、よりフラットなカバーフレームに変形する事も出来る。
カバーフレームがフラットになる事で左右方向の空間が拡張され、横向き姿勢での読書等が楽になる。
また、カバーフレーム内側に面発光LEDライトなどを付加することにより、光漏れを気にせず読書する事も可能となる。
また、中空ポリカを用いたカバーフレームで、その内側にスマートフォン用スピーカーを密着させることで独特な音空間を醸し出すことが出来る。
中空ポリカーボネート・パネルは防音効果もあるので外部の音が入り難いと同時に内部での鼾音、歯ぎしり音等の拡散防止効果があり、避難所などの睡眠環境改善効果がある。
カバーフレームは病気時の寝返りを楽にする為にも利用できる。例えばぎっくり腰時などは掛け布団の重量が寝返りの妨げになるが本発明のカバーフレームを腰周辺に用いれば、ひざを曲げた状体での寝返りが可能となる。
カバーフレームを複数個、連結して用いる事で体全体を覆うテント構造を得る事が出来、有事のシェルターとして用いることができR」「る。
板状弾性体に肉厚の中空ポリカーネート・パネルを用いる事で地震の際、落下物による怪我防止手段となる。
本発明によれば、冬季就寝時の人体からの放熱を両腕、肩、首周り、頭の加温手段として利用する事が出来、省エネ効果と同時に頭の冷え緩和と睡眠の快適性が確保される。
自らの呼吸由来の発散水蒸気をカバーフレーム被覆空間内の加湿手段として利用する事が出来、肌の乾燥防止効果、喉の乾燥によるインフルエンザ等の予防効果も期待できる。
花粉症、ハウスダスト等へのアレルギー疾患のある場合、アレルゲンを通さない布状体を用いる事で就寝時のアレルゲン防止効果も期待できる。
病院、高齢者施設、避難所等、感染症リスクの高い環境でウイルス、病原菌拡散抑止効果が期待できる。
大気汚染等の進んだ地域では空気浄化効果が期待できる不織布や活性炭を織り込んだ布状体等を用いる事で就寝時の汚染物質取り込みを押さえる事が可能となる。
山小屋、避難所など複数人が区画の無い空間で就寝する状況下でのプライバシー強化等の効果がある。
中空ポリカーボネートの防音効果により鼾、歯ぎしり音等の低減効果がある。
ライト、スピーカー等を容易に取り付け出来、読書、音楽等が楽しめるプライベート空間創出効果がある。
本発明はもっぱら冬季に頭に寒さを感じる場合に用いる。
弾性力のある中空ポリカーボネート・パネルを長辺1820、短辺300から450に切り取る。厚さは通常4mmか4.5mmであるが地震対策の場合などは12mmを用いることも出来る。

短辺2カ所に直径3mmから5mm程のひも状体貫通穴5を設け、ひも状体を通し、一方を結び目等で固定し、ひも状体のもう一方も対辺のひも状体貫通穴を通した後、牽引しコードストッパー3を用い図2の様なドーム型のカバーフレームを作る。
どの程度牽引するかは敷き布団、またはマットの幅に合わせ調整する。
2本のひも状体の長さを違えると作られるドーム型カバーフレームが長いひも状体の方向に傾く事になる。
この傾きが足の方に向くようにし、敷布団、またはマット下に2本のひも状体を挟み込む。
これにより、頭部を深く覆うと同時に両腕を左右方向に動かすスペースを得る事が出来る。
ドーム型カバーフレームの最上部には図の様に面ファスナー(凸部)等の摩擦体を配置し、カバーとなる毛布、タオルケット等の布状体の滑り落ちを防止する。
ドーム型カバーフレームの面ファスナー(凸)に同様に面ファスナー(凹)がついたカバー範囲拡張用板状弾性体7を付ける事により、頭部を覆う幅を任意に広げる事が出来る。
この様なカバー範囲拡張板は最上部だけでなく、必要に応じ複数個所自由に設置できる。
ドーム内側中央部にドーム形状変更用板状弾性体8を付ける事により、ドームの形状をフラットに変える事もできる。この場合、面ファスナーはドームの内側に取り付ける事になる。
このドーム形状変更用板状体に書籍保持機能や光源を付加する事でカバーフレームを読書補助具として利用でき、寝た状態での読書が可能となる。
本発明の主な構成要素を示す、平面図である。 本発明で形作られるドーム形状のカバーフレームを示す、概念図である。 本発明の実施状況を示す概念図である。 本発明で形作られるドーム形状が一方に傾いた状況を示す概念図である。 図4の平面展開図である。
1板状弾性体
2ひも状体
3コードストッパー
4面ファスナー
5ひも状体貫通穴
6保護テープ
7カバー範囲拡張用板状体
8ドーム形状変更用板状体
9敷布団等
10マットレス等
11掛け布団等
12布状体




Claims (7)

  1. 図1の4角形の板状弾性体1の向かい合う2つの辺を長さ可変なひも状体2で牽引し、図2の様な高さ、幅、前後の傾き可変なドーム構造であって、この上を布状体12で被い用いる事を特徴とするカバーフレーム
  2. 請求項1のドーム構造の上部に別のカバー範囲拡張用板状体7を図2の様に付加することにより、布状体のカバー空間を拡大する事を特徴とするカバーフレーム
  3. 請求項1及び請求項2のドーム構造の上部にドーム形状変更用板状体8を付加することにより、ドーム形状をフラットに変更する事を特徴とするカバーフレーム
  4. 前記、請求項1から請求項3に於いて板状弾性体が中空構造のポリカーボネート板であることを特徴とするカバーフレーム
  5. 前記、請求項1から請求項4に於いて、照明発光手段をドーム内部に付加することを特徴とするカバーフレーム
  6. 前記、請求項1から請求項4に於いて、音響発生手段をドーム内に付加することを特徴とするカバーフレーム
  7. 前記、請求項1から請求項6に於いて、板状弾性体の形状を図5に示す台形とし、この台形斜辺をひも状体で牽引する事で平行な2辺を接地部とするドーム形状を作ることを特徴とするカバーフレーム
































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