JP6895578B1 - ガイドシート付シート仕切り構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な、主に屋内の環境改善において、自由度の高い可撓性シート状の仕切りを提供する。【解決手段】可撓性シート仕切りは、可撓性のシートからなり、支持係止部を備え、連通口を備え、前記連通口は、送気装置または呼気消毒装置に備えられた排気口から排気された空気または浄化気を、前記可撓性シート仕切りの一方の側から、もう一方の側に送気可能である連通口であって、前記連通口に設けられた可撓性のシートであるガイドシートによって、前記浄化気をガイドすることによって、前記連通口から前記浄化気を、前記可撓性シート仕切りの反対側に送気可能である構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、自由度の高い可撓性シート仕切りの構造に関する。
従来からカーテン等の可撓性シート状の仕切りは、多種多様に提案されている。係る仕切りは、略一枚状の物や、ブラインド状の形態のカーテンも存在する。しかしながら、カーテンとアイテムの設置に関する自由度の高いシート状の仕切りは皆無といえる。
また、可撓性シート状の仕切りの遮視性、採光性、通気性、装飾性、収納具としての収納性、遮蔽性、アイテムとの間での遮蔽性を高めた技術が求められている。
また、家庭内においても、インフルエンザ等のウィルス感染した患者による、家庭内感染が、濃厚接触も多く、また、密閉された同一空間内に長く同居することによる感染を引き起こし易いという問題があり、また、より自由に広がる、特に屋内空間において、人から、咳やくしゃみ等の呼気から空気中に排出されたウィルスが、空気中に拡散、あるいは長く滞留することにより、他の人に取り込まれるリスクをより下げるべく、また、様々な生活環境に合わせて構築可能な自由度が高く、あるいは簡易で、より迅速に、効率的に係る空気中に放出されたウィルスを集め、浄化、無毒化する技術が求められているといえる。
そこで、従来からも種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、発明の名称を「異方採光カーテン、及び、カーテンの保持具」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献1参照)。具体的には「空間を隔てるカーテン1であって、カーテン1により隔てられた空間の一方側から入射した光が、カーテン1を透過して、隔てられた空間の他方側へ進入することで、他方側の空間内照度Sbの最大値 を、他方側の空間内照度の最小値 の1.7倍以上とする。又、所定の可視光透過率を持つ遮光部2と、遮光部2より可視光透過率が大きい透光部3を有し、透光部3の可視光透過率は、遮光部2の可視光透過率の3倍以上であったり、長手方向がカーテン1の丈方向に略沿った遮光帯部と透光帯部は、カーテン1の幅方向に沿って交互に繰り返し配設されていても良い。」というものである。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、自由度が高い構成であるとは言えず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献2には、発明の名称を「クリーンブース」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献2参照)。具体的には「周囲をアクセスカーテン10などで取り囲み、その内部に清浄空気を供給する送風機やフィルターを含んだ本体ユニット2と共に、内部の空気を清浄化して排気する排気ユニット11を備え、排気ユニットの排気能力を本体ユニットの送風能力と等しく、あるいは、それよりも大きく設定し、もって、クリーンブース内を外気に対して陰圧に保持する。これにより、特別な感染症処置室を用いなくても、クリーンブースを利用して感染症患者の治療を行うことが出来る。」というものである。
しかしながら、特許文献2に記載の発明は、一般的な室内等において、簡易で、自由度が高い構成であるとは言えず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献3には、発明の名称を「感染防止ブース」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献1参照)。具体的には「ベッドを覆うクリーンブースを室内に形成するための包囲体と、ブース内の空気を浄化して該ブース外に排出するための送風器と、ベッド上でのブース内の空気流のむらを解消すべく該ベッドに沿った空気循環流を生成するための補助ファンと、ブース内の湿度を調整するための加湿器とを含む感染防止ブース。包囲体により形成されるブース容量は6m3〜15m3であり、包囲体にはほぼ100cm2の空気取り入れ口が形成され、送風器は0.1m3/分〜1.28m3/分の送風能力を有し、補助ファンによる循環空気風量は、1m3/分〜2.5m3/分であり、加湿器による加湿水分量は0.4kg/hr以下であり、ブース内の相対湿度が45%RH〜65%RHに保持される。」というものである。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、一般的な室内等において、自由度が高い構成であるとは言えず、前記問題の解決には至っていない。
特開2018-110749号 特開2001-182977号 特開2012−124号
様々な、主に屋内の環境改善において、自由度の高い可撓性シート状の仕切りを提供する。
本発明に係る可撓性シート仕切り(1)は、
可撓性のシート(10)からなり、支持係止部(13)を備え、
連通口(103)である穴または隙間を備え、前記連通口(103)は、送気装置または呼気消毒装置(50)に備えられた排気口(52)から排気された空気または浄化気(104)を、前記可撓性シート仕切り(1)の一方の側から、もう一方の側に送気可能である連通口(103)であって、前記連通口(103)に設けられた可撓性のシート(10)であるガイドシート(105)によって、前記浄化気(104)をガイドすることによって、前記連通口(103)から前記浄化気(104)を、前記可撓性シート仕切り(1)の反対側に送気可能である構成を採用する。
また、本発明は、前記可撓性シート仕切り(1)は、送気装置または呼気消毒装置(50)を合わせて用いられ、前記ガイドシート(105)が、前記連通口(103)を覆って設けられることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、前記連通口(103)を覆って設けられることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、前記送気装置または呼気消毒装置(50)と係止可能な装置係止構造(106) を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記装置係止構造(106) が、前記排気口(52)の周囲に巻くようにして設けることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)の最低部をガイド下端(107)とし、該ガイド下端(107)が、前記ガイドシート(105)を巻くかまたは折り曲げて高さを変更可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記可撓性シート仕切り(1)が、前記可撓性のシート(10)が複数、重畳的に設けられて構成され、重畳的に設けられた二つの可撓性のシート(10)の隙間が、前記連通口(103)であり、
前記重畳的に設けられた上側の可撓性のシート(10)が、下側の可撓性のシート(10)と重なる部分が、ガイドシート(105)を構成する構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、巻くかまたは折り曲げての高さの変更状態を保持可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、前記可撓性シート仕切り(1)の両面側に設けられた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、巻くかあるいは曲折して係る連通口(103)を開口可能とするかまたは、前記ガイドシート(105)の一部または略全部の面を前記可撓性シート仕切り(1)の本体の可撓性のシート(10)から離した状態を保持可能とする開口保持材(108)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、前記可撓性シート仕切り(1)の両面側に設けられ、前記可撓性シート仕切り(1)の両面に設けられた前記ガイドシート(105)が、巻くかあるいは曲折して係る連通口(103)を開口可能とするかまたは、前記ガイドシート(105)の面を前記可撓性シート仕切り(1)の本体の可撓性のシート(10)から離した状態を保持可能とする開口保持材(108)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、前記可撓性シート仕切り(1)の本体を構成する可撓性のシート(10)との間で、略筒状体を形成する構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、前記排気口(52)の略鉛直方向に上側をフード上に覆うことが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が、前記排気口(52)の略鉛直方向に上側を覆う状態を保持可能とする開口保持材(108)を備えることによって、前記ガイドシート(105)が、前記排気口(52)を覆う様にして設けることが保持可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシート(105)が略筒状であり、前記連通口(103)に設けられ、前記排気口(52)に被せて設けることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記略筒状に設けられたガイドシート(105)の前記連通口(103)と反対側の開口部が、開口部のサイズを変更可能な調整可能下端(110)である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記連通口(103)が、該連通口(103)の開口サイズを調整可能であるか、または、開閉可能である連通調整口(109)である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ガイドシートが、ガイド着脱係止部(112)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、 前記ガイドシート(105)が、2枚またはそれ以上の可撓性のシート(10)を着脱可能なガイド着脱係止部(112)によって係止されることによって形成される構成を採用することもできる。
また、本発明は、ガイド係止部またはガイド着脱係止部によって形成された、前記ガイドシートと、可撓性シート仕切り(1)本体の可撓性シート10の間に形成される略筒状部分より下部に、ガイドシート(105)が懸垂している構成を採用することもできる。
また、本発明は、 前記連通口(103)が網状である構成を採用することもできる。
また、本発明は、 前記連通口(103)を形成する可撓性のシート(10)の端部に、スリットを備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記連通口(103)を形成する可撓性のシート(10)の端部に、スリットを備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記調整可能下端(110)または前記連通調整口(109)が、ファスナーによって調整可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記支持係止部(13)が着脱可能である構成を採用することもできる。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、入院の多人数部屋や老人ホーム等、様々なベッドや布団を囲うカーテンに設けることによって、感染症の院内クラスターの抑止効果を期待できる。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、様々なウィルスや感染症の不特定多数の、様々な患者が出入りし、診察や支払い等を待つ、待合所やスペースにおいて、係るスペースに排出されたウィルスや菌による院内感染が発生するのを抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、不特定多数の、様々な人が出入りする公共交通機関である、空港等の待合所やスペースにおいて、係るスペースに排出されたウィルスや菌の残留時間を極力減らし、感染が発生するのを抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、家庭内において、インフルエンザ等のウィルス感染した患者による、家庭内感染が、濃厚接触も多く、また、密閉された同一空間内に長く同居することによる感染を引き起こし易いという家族感染を抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、自由に広がる、特に室内空間において、人から、咳やくしゃみ等の呼気から空気中に排出されたウィルスが、空気中に拡散、あるいは長く滞留することにより、他の人に取り込まれるリスクをより下げるべく、また、様々な生活環境に合わせて構築可能な自由度が高く、あるいは簡易で、より迅速に、効率的に係る空気中に放出されたウィルスを集め、浄化、無毒化可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、一定の空間から発生する、臭いやガスを、空気中に拡散させず、簡易で、より迅速に、効率的に集め、浄化、無毒化可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る可撓性シート仕切りが上から吊設されるカーテンの基本説明図である。 本発明に係るガイドシートが、ガイド着脱係止部及び装置係止構造を備えた構成説明図である。 本発明に係る可撓性シート仕切りのガイド係止部の位置構成の例の構成説明図である。 本発明に係るガイドシートのガイド下端の位置を調整可能な構成説明図である。 本発明に係るガイドシートのフード状に設けられた構成説明図である。 本発明に係るガイドシートが重畳的に設けられた構成説明図である。 本発明に係るガイドシートが端部スリット113を設けた構成の説明図である。 本発明に係るガイドシートが左右両方に設けられた支持材の構成の説明図である。 本発明に係る連通口が、ファスナーによって開閉可能な構成説明図である。 本発明に係るガイドシートが、略筒状の可撓性のシートである構成の例の構成説明図である。
可撓性シート仕切り1は、可撓性のシート10からなり、連通口103である穴または隙間を備え、係る連通口103は、送気装置または呼気消毒装置50に備えられた排気口52から排気された空気である浄化気104を、係る可撓性シート仕切り1の一方の側から、もう一方の側に送気可能である連通口103であって、係る連通口103に設けられた可撓性のシート10であるガイドシート105によって、前記浄化気104をガイドすることによって、前記連通口103から前記浄化気104を、前記可撓性シート仕切り1の反対側に送気可能であることを最大限活用する構成である。
以下、図面に基づいて本発明に係る可撓性シート仕切り1について説明する。
但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも例示であり、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、また、それぞれの図の例示の構成は、係る構成の説明の便宜上その図面で説明したに過ぎないものであり、図面のそれぞれお互いの図面の構成の例において、互いに応用可能であるものとする。
尚、ここでいう手前または手前側とは、図面上で可撓性シート仕切り1の面が見えている側を指し、向こう側とは図面上で可撓性シート仕切り1の面が見えていない側、つまり、手前側の反対側を指すものとする。
なお、各図面の説明においての上下左右あるいは側方は、係る図面の方向の上下左右あるいは側方の方向をさすものである。
図1は、可撓性シート仕切り1が、カーテンである場合の基本構成の説明図を示し、係る可撓性シート仕切り1としてのカーテンは、可撓性のシート10の上部の辺に、13個の支持係止部13を備わっていることを示し、係る支持係止部13が、支持材102としてのカーテンレールに設けられた構成の例である説明図である。
図1(a)の構成の例は、図1(b)の構成の例の可撓性シート仕切り1の手前に設置された呼気消毒装置50の構成の例の説明図である。
呼気消毒装置50はファンヒーターまたは空気清浄機であり、吸気口5151から呼気等のウィルス等を含んだ浄化したい空気を吸気し、排気口52から浄化あるいは殺菌された空気を排気し、ファンヒーターは、空気の加熱部53を備えて、係る加熱部53にて、空気を加熱することによって、殺菌消毒またはある種のガス状の分子を分解させることによって、無毒化、無臭化するものであり、空気清浄機は、空気中に浮遊する塵や花粉を除去し、特に本発明を構成する呼気消毒装置50である空気清浄機は、ウィルスや細菌を不活化する効果を備えた空気清浄機を指しており、特には、病院や、家庭において、インフルエンザやコロナウィルス等の空気感染あるいは飛沫感染あるいは、エアロゾル感染の原因となる呼気または空気を、より安全な空気に無毒化する構成の装置である。尚、ファンヒーターは、ファンによって強制的に空気を加熱部53に送って係る空気を加熱する構成の装置であり、ガスや石油によって燃焼することによって空気を加熱する構成としても良いし、または、電気ヒーターによって空気を加熱する構成としても良いが、ウィルスや臭いの元等になる化学物質の不活化、分解といった点においては、実際に火を燃焼させて加熱するガスや石油ファンヒーターの方が、より多くの効果を期待でき、有用である。
尚、図面中の加熱部53は、空気清浄機においては、浄化部53である。
本構成の例における呼気消毒装置50の排気口52は、図1(a)の構成の例に示されるように、係る呼気消毒装置50の略上方に向かって排気される構成の呼気消毒装置50の例である。
図1(b)の構成の例は、係る可撓性シート仕切り1と、係る可撓性シート仕切り1の手前に設置された呼気消毒装置50の構成の例の説明図である。
係る可撓性シート仕切り1には、略中央に、横長の略長方形の連通口103を備え、係る連通口103を覆うようにして、可撓性のシート10から成るガイドシート105が、係る連通口103の上側のガイド係止部111にて係止されて、係る可撓性シート仕切り1の本体の可撓性のシート10に係止された構成の例である。
係るガイドシート105は、係る呼気消毒装置50の上部に備えられた排気口52を覆う様にして、係る呼気消毒装置50から上部方向排気される浄化された空気である浄化気104を、係る連通口103に誘導して、係る連通口103から係る可撓性シート仕切り1の向こう側に、係る浄化気104を送気する構成の例である。
係る構成とすることによって、係る可撓性シート仕切り1の手前側の汚れた空気、つまり、ウィルスや、悪臭、花粉等の異物を含んだ空気を、係る可撓性仕切りの向こう側に送気することが可能な構成であり、有用である。
尚、係る呼気消毒装置50を備えていない際には、係るガイドシート105が、係る連通口103を塞ぐ様にして、係る連通口103の前に吊設される構成であるので、係る可撓性シート仕切り1の向こう側と手前側の空気の流れ17を係る連通口103から通らない様に遮断あるいは係る可撓性シート仕切り1の向こう側が見えない様に視界を遮断することが可能な構成であり、また、一枚のあるいは略一平面から成る可撓性のシート10によって、係るガイドシート105が形成されている構成であるので、係る可撓性シート仕切り1の面に余計な出っ張り等を作らず、違和感なく係る連通口103を塞ぐことが可能であるので、外観的な意匠面からも、有用な構成の例である。
また、係るガイドシート105の最下端に、重り等として、棒等を設けても良いし、係るガイドシート105と係る可撓性シート仕切り1の本体を形成する可撓性のシート10を、面ファスナーやホック等で、着脱可能にすることによって、よりしっかりと係る連通口103を塞ぐことが可能な構成とすることが可能で、有用である。
係る構成とすることによって、係る吸気口51の位置が、係る呼気消毒装置50の上部以外のどの位置に設けられていても、あるいは、係る排気口52が係る呼気消毒装置50の略上部の前面に備えられている構成の呼気消毒装置50であっても、係る浄化気104を係る可撓性シート仕切り1の反対側に送気可能な構成であり、有用である。
また、図1(b)の構成においては、係るカーテンを開けても、係るガイドシート105が係る呼気消毒装置50に引っ掛からずに開くことが可能な構成であるので、有用性のある構成である。
図1(c)の構成の例は、係るガイドシート105が、係る可撓性シート仕切り1の本体を構成する可撓性のシート10の両面側に設けられて、係る連通穴を両側から塞ぐ様に設けられた構成の例である。
係る構成とすることによって、係る呼気消毒装置50を係る可撓性シート仕切り1の両側どちら側に設置することも可能である構成であり、例えば、係る可撓性シート仕切り1の向こう側にあまりウィルス等に対して抵抗力の強くない老人(49)等が寝ている場合は、係る呼気消毒装置50を、係る可撓性シート仕切り1の手前側に設置すれば良いし、また、係る老人(49)等が、ウィルスに感染した場合または、その疑いがある場合は、係る呼気消毒装置50を係る可撓性シート仕切り1の向こう側に設ける構成とすることも可能となり、係る可撓性シート仕切り1の自由度が高くなり、有用である。
また、係る可撓性シート仕切り1の両側にガイドシート105を備えた構成において、例えば、係る可撓性シート仕切り1の手前側に係る呼気消毒装置50を設置した場合、可撓性シート仕切り1の手前側から送気された浄化気104が、係る連通口103を通り易くする為、係るガイドシート105が係る連通口103を塞がないよう、図面には示されていないが、係るガイドシート105の開口状態を保持可能とする様に、係るガイドシート105を巻くかあるいは曲折するか、または、係るガイドシート105に棒や針金等を設けて、係るガイドシート105を可撓性シート仕切り1の本体から離した状態を保持可能として、係る連通口103の開口状態を保持可能とする、開口保持材108を備えた構成としても、係る浄化気104がスムースに送気され、有用である。
係る開口保持材108は、例えば、面ファスナーや、ホック、マグネット、フック、紐、針金、棒でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる材料、構造、形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
尚、連通口103は、可撓性シート仕切り1に備えられた穴またはスリットまたは隙間であり、係る可撓性シート仕切り1の片側から、反対側に通気可能に設けられた構成となるものである。
ガイド係止部111は、2枚の可撓性のシート10を係止することによってガイドシート105を形成する為の係止部であるか、または、係るガイドシート105と可撓性シート仕切り1の本体を係止する係止部であり、九十九折線で示した部分であり、係る係止部は、縫製でも良いし、融着でも、接着でも、粘着でも、リベットでも、ステープラーでも、ホックでも、ファスナーでも、面ファスナーでも、マグネットでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、材質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
尚、係る着脱可能なガイド係止部111は、ガイド着脱係止部112とする。
また、係るガイド係止部111を、ガイド着脱係止部112として、係るガイドシート105を着脱可能に取り外せる構成としても良く、係る構成とすることによって、係るガイドシート105のサイズやデザインや形状を自由に設定することが可能となり、設置する呼気消毒装置50に合わせて係るガイドシート105を選択することが可能な構成となり、有用である。
支持係止部13は、支持材102と係止される係止部であり、係る可撓性シート仕切り1の位置を保持する為の支持材102との係止部である。
支持係止部13は、支持材102と係止される係止部であり、係る可撓性シート仕切り1の位置を保持する為の支持材102との係止部であり、可撓性シート仕切り1に備えられた穴でも良いし、フックでも良いし、リングでも良いし、紐でも良いし、フックやリング等をクリップ等で係る可撓性シート仕切り1に着脱可能な構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構造あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
支持材102は、係る可撓性シート仕切り1の位置を保持する為の部材あるいは部分であり、本図の構成の例の様な、可撓性シート仕切り1をスライドさせて移動可能な構成としても良いし、スライドして移動できない構成で、例えば天井等に固定された固定具に設ける構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構造あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
破線の矢印で示しているのが、係る呼気消毒装置50に入る空気と出る空気の流れ17を示しており、本図の例においては、係る可撓性シート仕切り1の手前側に寝ているウィルスを保持した患者から出る汚れた空気が、呼気消毒装置50で浄化されて浄化気104として排気口52から上方に向かって排出され、ガイドシート105と可撓性シート仕切り1の本体を構成する可撓性のシート10の間を通って、係る連通口103から係る可撓性シート仕切り1の向こう側に送気される構成の例である。
図2の構成の例は、係るガイドシート105が、ガイド着脱係止部112及び装置係止構造106を備えた構成の例である。
図2(a)の構成の例は、係る構成の略正面からの斜視図であり、図2(b)は、係る略同等の構成の例の側方からの断面図である。
係るガイドシート105は、図1(b)の構成の例と同様に可撓性シート仕切り1にガイド係止部111とガイド着脱係止部112としてのホックにて係止されて、連通口103を覆っている構成の例であり、係るガイドシート105は、3か所のマグネットシートである装置係止構造106によって、係る呼気消毒装置50に係止されている構成の例である。
係る構成とすることによって、係るガイドシート105が、係る呼気消毒装置50からの排気の風力によって、なびいてはためいたり、正規の位置から外れてしまったりして、安定的に係る排気口52からの浄化気104を連通口103に送気し難くなるのを抑制し、また、係るガイドシート105が、より係る呼気消毒装置50に密着していることによって、係る排気口52からの浄化気104が流れる力で、周囲の汚れた空気も一緒に巻き込んで、係る連通口103の方に送気してしまうのを抑制することが可能であり、有用である。
また、係るガイドシート105の側方部が、ガイド係止部111の一種でもある、ガイドシート105と可撓性シート仕切り1の本体の可撓性のシート10との係止部である着脱可能なガイド着脱係止部112によって、係る可撓性シート仕切り1を構成する本体の可撓性のシート10に着脱可能に係止されていることによって、係るガイドシート105と係る可撓性シート仕切り1を構成する本体の可撓性のシート10の間で、略筒状の形状を形成し、係るガイドシート105と係る可撓性シート仕切り1を構成する本体の可撓性のシート10との間から係る浄化気104が漏れてしまうのを抑制することが可能となり、より効率的に係る浄化気104を連通口103に送気することが可能となり、また、係るガイド係止部111を着脱可能なガイド着脱係止部112とすることによって、係る呼気消毒装置50を設置する際に、ガイド着脱係止部112を外して、設置可能となるので、係る呼気消毒装置50を設置し易くなり、有用である。
尚、本図においては、係る装置係止構造106とガイド着脱係止部112が、1つのガイドシート105に設けられた構成として示されているが、係るどちらか一方だけを設けた構成としても良い。
また、係るガイド着脱係止部112は、係るガイドシート105の左右1か所づつに設けられている構成の例であるが、係るガイド着脱係止部112の数は、2つでも、3つでもあるいはそれ以上でも良く、限定しない。
装置係止構造106は、図2の構成の例においては、マグネットシートであるが、マグネットでも良いし、面ファスナーでも、吸盤でも、自己吸着シートでも、ホックでも、クリップでも、紐でも、ゴムでもよく、限定せず、その他本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構造あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また係る装置係止構造106は、係るガイドシート105の下端部に紐やゴムを通して、係るガイドシート105の下端部を、例えば巾着構造等によって、伸縮可能な構造として、係る呼気消毒装置50をガイドシート105で巻いたり、ガイドシート105と可撓性シート仕切り1を構成する本体の可撓性のシート10とで、挟み込むようにして係止可能な構成としても良く、係る調整可能なガイド下端を、調整可能下端とし、係る調整可能下端は、装置係止構造106とガイドシート105とを係止可能とする装置係止構造106の一種でもある。
図3の構成の例は、図2の構成の例におけるガイド着脱係止部112がガイド係止部111として、係るガイドシート105の側方側にも設けられている構成の例であって、係るガイド係止部111が、略コの字型に設けられていることによって、係るガイドシート105と可撓性シート仕切り1を構成する本体の可撓性のシート10との間を、略筒状である構成とすることによって、係る呼気消毒装置50から排気された浄化気104が、より効率的に連通口103に送気される構成であり有用である。
また、図3の構成の例における連通口103は、網状の開口部であり、係る開口部が網状であることによって、係る連通口103の開口部の強度を補完すると共に、係る開口部が垂れ下がることを抑止可能な構成とすることが可能となり、有用である。
図4の構成の例は、係るガイドシート105の最低部をガイド下端107とし、係るガイド下端107の位置を調整可能とした構成の例である。
係るガイド下端107は、係るガイドシート105を巻くことによって、位置を調整可能な構成であり、係る構成とすることによって、呼気消毒装置50の高さに合わせて係るガイド下端107の位置を、合わせることが可能な構成であり、様々なサイズの呼気消毒装置50に対応可能な構成となり、有用である。
また、本図におけるガイドシート105の構成の例においては、係るガイドシート105の左右にガイド着脱係止部112として、ホックが設けられた構成の例であり、係るホックより上の部分が、係るガイドシート105と可撓性シート仕切り1を構成する本体の可撓性のシート10との間を、略筒状とすることが可能な構成の例であり、係るホックより下の部分が、略一枚のガイドシート105で形成されて吊設され、巻き取り可能であることによって、係るガイド下端107の位置が調整可能な構成の例であり、また、係る略筒状を形成する高さが、係る呼気消毒装置50の上端より高い為、係るカーテンを開けても、係るガイドシート105が係る呼気消毒装置50に引っ掛からずに開くことが可能な構成であるので、呼気消毒装置50の転倒等、安全面において、有用性のある構成である。
また、係るガイドシート105には、縦に面ファスナーが設けられており、係る面ファスナーによって、係るガイドシート105を巻いた状態あるいは折り曲げた状態を保持可能な構成の例である。
係るガイド下端107の位置を調整可能な構成は、巻いても良いし、折り曲げて高さを変更可能な構成としても良いし、また、係るガイド下端107の高さを保持可能とする下端位置保持構造115の構成の例は、図4において、面ファスナーとしてドット模様部で示された部分であり、面ファスナーでも、マグネットシートでも、ホックでも、フックでも、自己吸着シートでも、ファスナーでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構造あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、係るガイド下端107の位置は、調整できない構成としても良い。
図5の構成の例は、係るガイドシート105が呼気消毒装置50の略直上に、フード状に設けられた構成の例であり、図5(a)の構成の例が、係る構成の、略正面からの斜視図であり、図5(b)が、側方からの断面図による説明図である。
係るガイドシート105は、図5(a)が示す様に、略コの字のガイド係止部111によって係る可撓性シート仕切り1の本体を形成する可撓性のシート10に設けられた構成の例であり、係るフード状のガイドシート105が、係る排気口52より排気された浄化気104を受け止め、係る連通口103の方へ送気する構成の例である。
また、係るガイドシート105の下側の辺には、係るガイドシート105の開口状態を保持可能とする為の開口保持材108として、略コの字型の棒を係るガイドシート105の下端に備えた構成の例である。
この様に、フード状に係るガイドシート105を備えることによって、係るカーテン状の可撓性シート仕切り1を、係る呼気消毒装置50に引っ掛からずに開閉可能な構成となり、また、様々なサイズの呼気消毒装置50に対応可能な構成となり有用である。
図6の構成の例は、係る可撓性シート仕切り1が、2枚の可撓性のシート10が、一部を重ねる様にして重畳的に設けられた構成の例である。
本図の構成の例においては、上側から吊設された可撓性のシート10が手前側に設けられており、係る可撓性のシート10の背面側の略半分辺りから、もう一枚の可撓性のシート10がガイド係止部111にて係止されて、下側に重畳的に設けられて、略地上に届く程度の長さまで設けられている構成の例である。
上側の可撓性のシート10は、係る呼気消毒装置50の上部に少し重なる様にして覆う様にして設けられており、係る上側から吊設されている可撓性のシート10の、下側の可撓性のシート10と重畳的に重なっている部分が、ガイドシート105を形成し、また、下側の可撓性のシート10の上端の辺と、上側の可撓性のシート10との間の隙間が連通口103を形成する構成の例である。
また、係るガイド係止部111は、断続的に4か所にて係止された構成であり、3か所の連通口103を備えた構成となっている例である。
係る構成とすることによって、係る呼気消毒装置50を係る重畳的に設けられたガイドシート105が、係る可撓性シート仕切り1の端から端まで設けられた構成となるので、係る可撓性シート仕切り1のどの位置にでも、係る呼気消毒装置50を配置することが可能な構成となり、また、係るカーテン状の可撓性シート仕切り1を、係るガイドシート105内に配置した状態で開閉可能で、自由度が高く有用である。
また、係るガイド係止部111を、ガイド着脱係止部112として、係るガイドシート105を着脱可能である構成としても良く、係る構成とすることによって、係るガイドシート105のサイズやデザインや形状を自由に設定することが可能となり、設置する呼気消毒装置50に合わせて係るガイドシート105を選択することが可能な構成となり、有用である。
また、図面には示されていないが、係る重畳的に設けられた可撓性のシート10においても、図1(c)の構成の例の様に、係る可撓性シート仕切り1の両側どちら側からでもガイドシート105に呼気消毒装置50を設置可能とする為に、図6の構成の例に示される上側の可撓性のシート10と同様に、係る下側の可撓性のシート10を2枚の係る上側の可撓性のシート10にて挟み込む構成としても良いし、または、図6の構成の例に示される可撓性シート仕切り1の連通口103を、係る上側の可撓性のシート10とは反対側の面から、係る連通口103を覆う様にして、ガイドシート105を係る上側の可撓性のシート10にガイド着脱係止部112またはガイド係止部111にて係止して設ける構成としても良い。
図7の構成の例は、係る連通口103を形成する可撓性のシート10の端部に、スリットである、端部スリット113を設けた構成の例である。
係る連通口103が端部スリット113を備えた構成とすることによって、係る呼気消毒装置50を係るガイドシート105内に設けた状態において、連通口103の開口部が広がり易くなり、通気抵抗が抑制され、有用である。
本図の例においては、係る端部スリット113は、各連通口103に3つづつ設けられている構成の例となるが、1つでも良いし、2つでも良いし、更に多い数でも良く、限定しない。
また、係るガイドシート105を構成する可撓性のシート10の下側の端部にも、スリットとして端部スリット113を備え、係る端部スリット113によって呼気消毒装置50の形状に可撓性のシート10がなじみ易くなり、有用である。
尚、端部スリット113は、可撓性のシート10の端部に設けられたスリットである。
図8の構成の例は、可撓性シート仕切り1において、可撓性のシート10が重畳的に設けられて形成する構成の可撓性のシート10が、左右両方に設けられた支持材102によって保持されて設けられた構成の例である。
係る構成においては、係る重畳的に設けられた2枚の可撓性のシート10が、ガイド係止部111を備えずに係る連通口103を備えることが可能であるので、呼気消毒装置50を係るガイドシート105内のどこに設置しても、連通口103における空気抵抗を少なくすることが可能な構成であり、有用である。
但し、係る可撓性のシート10は、伸縮性を備えたり、あるいは、端部スリット113を備えた構成として、係る呼気消毒装置50を係るガイドシート105内に設置し易い構成としても良い。
図9の構成の例は、係る連通口103が、ファスナーによって開閉可能である構成の例であり、係るファスナーエレメント116には、6つのファスナースライダー117が設けられており、真ん中のファスナースライダー117が開いた状態であることによって、連通口103を形成している構成の例である。
図9の構成の例においては、図6におけるガイド係止部111としてのファスナーを介して2つの可撓性のシート10が重畳的に設けられた構成の例である。
係る連通口103を、係るファスナースライダー117の開閉によって設けることによって、係る連通口103のサイズを自由に設定することが可能な構成となり、また、二つのファスナースライダー117を設けることによって、係る連通口103の位置も自由に設定することが可能な構成となり、更に多いファスナースライダー117を設けることによって、連通口103の位置を、自由に複数個所に設けることが可能な構成となり、より自由な位置に係る呼気消毒装置50を配置することが可能、あるいは、複数の呼気消毒装置50を設置可能な構成となり、有用である。
尚、本図の構成の例は、可撓性のシート10が重畳的に設けられた構成の例であるが、例えば、図1の構成の例の様な可撓性のシート10に、穴やスリットを備えた構成において、係る穴やスリットを、同様にファスナーによって形成する構成としても良い。
また、係る2枚の可撓性のシート10を重畳的に設けたガイド係止部111が、ファスナーである構成についても、係るファスナーは、2つの可撓性のシート10を着脱可能とするガイド着脱係止部112でもある。
図10の構成の例においては、係る連通口103に、略筒状の可撓性のシート10で形成されたガイドシート105がガイド係止部111にて、設けられ、係る略筒状の可撓性のシート10が、係る呼気消毒装置50の上部に被さる様にして設けられた構成の例である。
係る構成とすることによって、係る可撓性シート仕切り1から呼気消毒装置50を離して設置することが可能な構成となり、呼気消毒装置50の設置の自由度が増し有用である。
尚、一連の本図の実施例において、
可撓性のシート10の素材は、可とう性を有したシート状で、テント生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、ビニール、各種ゴムや各種樹脂シート製、綿、麻等の天然素材、紙製、金属メッシュ等金属、ガラス繊維、また、色も透明、蛍光、光っても良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。但し、特に、呼気消毒装置50が、ファンヒーター等の熱を発生させる装置である構成においては、係る可撓性のシート10は、難燃性の素材である構成とすることが望ましい。
可撓性のシート10の色も、透明でも、白でも、黄色でも、蛍光色でも、蛍光塗料でもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質、色あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、係る可撓性のシート10の表面に、光触媒等の浄化あるいは殺菌処理を施した構成とすることによって、汚れやウィルス等を除去し易い構成としても良く、有用である。
また、自己吸着シートは、被着体に対して、素材自体が吸着し、粘着剤や糊を使用せずに貼り付けが可能なシートであり、微細な吸盤による吸着、ジェル状による吸着でも良く、その他本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、係るガイド係止部111で説明している構成は、一部または全部を着脱可能なガイド着脱係止部112としても良く、また、係るガイドシート105を着脱可能な構成としても良い。
また、 特に可撓性シート仕切り1をスライドさせて移動可能な構成とすることによって、例えば、病院の入院用、赤ちゃんや老人のベッドや寝床の周囲に設けられたカーテンの様に、頻繁に大きく開閉が必要な可撓性シート仕切り1において、有用であり、更に可撓性シート仕切り1が、特に、天井に直接設けられたカーテンレール等の支持材102に設けられたカーテン、例えば、病院等の入院部屋のベッド周りの開閉式のカーテン等において、係るカーテン内の空気を浄化または、係るカーテン内に浄化気104を送気する構成として、有用である。
尚、係る可撓性のシート10の下部と地面の間に隙間があると、係る隙間から空気が係る可撓性のシート10の向こう側へ逃げたり、係る可撓性のシート10の向こう側の空気を手前側に取り込んでしまい、係る呼気消毒装置50が、係るウィルス等を含んだ浄化したい空気の処理能力を減らしてしまい、望ましくないので、極力、係る可撓性のシート10と地面との隙間は無くすことが望ましく、例えば、係る可撓性のシート10の下に棒や板を挟み込む構成としても良いし、係る帯巻具60の端ギリギリから係る可撓性のシート10が引き出される構成としても良いし、やや弛ませ気味に、特に係る可撓性のシート10の下側を弛ませ気味に設けることによって、係る可撓性のシート10が地面に設置する構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる構成、形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
尚、係る呼気消毒装置50のウィルスやガス等の化学物質に対する無毒化の効果については、対象とするウィルスやガス等の化学物質に対する呼気消毒装置50 の個別の製品性能によるものである。
また、係る呼気消毒装置50の代わりに、必要に応じて、空気浄化機能や燃焼機能を備えていない、送風機能を備えた送気装置を設置し、新鮮な空気を係る可撓性シート仕切り1内に送気する構成としても良い。
本願発明は、自由度が高く様々な環境を改善可能であり、また、特に、ウィルス等を含んだ空気の効果的な浄化にも効果を発揮するものであり、魅力的な発明品であり、産業上利用可能性は極めて高いと思慮されるものである。
1 可撓性シート仕切り
10 可撓性のシート
13 支持係止部
17 空気の流れ
49人
50 呼気消毒装置
51 吸気口
52 排気口
53 加熱部・浄化部
102 支持材
103連通口
104浄化気
105ガイドシート
106装置係止構造
107ガイド下端
108開口保持材
109連通調整口
110調整可能下端
111ガイド係止部
112ガイド着脱係止部
113端部スリット
115下端位置保持構造
116ファスナーエレメント
117ファスナースライダー

Claims (24)

  1. 可撓性シート仕切り(1)は、可撓性のシート(10)からなり、支持係止部(13)を備え、
    連通口(103)である穴または隙間を備え、前記連通口(103)は、呼気消毒装置(50)に備えられた排気口(52)から排気された浄化気(104)を、前記可撓性シート仕切り(1)の一方の側から、もう一方の側に送気可能である連通口(103)であって、前記連通口(103)に設けられた可撓性のシート(10)であるガイドシート(105)によって、前記浄化気(104)をガイドすることによって、前記連通口(103)から前記浄化気(104)を、前記可撓性シート仕切り(1)の反対側に送気可能であることを特徴とする可撓性シート仕切り(1)。
  2. 前記可撓性シート仕切り(1)は、呼気消毒装置(50)を合わせて用いられ、前記ガイドシート(105)が、前記連通口(103)を覆って設けられることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の可撓性シート仕切り(1)。
  3. 前記ガイドシート(105)が、前記連通口(103)を覆って設けられることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  4. 前記ガイドシート(105)が、前記呼気消毒装置(50)と係止可能な装置係止構造(106) を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  5. 前記装置係止構造(106) が、前記排気口(52)の周囲に巻くようにして設けることが可能であることを特徴とする請求項4に記載の可撓性シート仕切り(1)。
  6. 前記ガイドシート(105)の最低部をガイド下端(107)とし、該ガイド下端(107)が、前記ガイドシート(105)を巻くかまたは折り曲げて高さを変更可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  7. ガイド係止部(112)は、2枚の可撓性のシート(10)を係止することによってガイドシート(105)を形成する為の係止部であるか、または、ガイドシート(105)と可撓性シート仕切り(1)の本体を係止する係止部であり、ガイド着脱係止部(112)は、着脱可能なガイド係止部であり、
    前記ガイド係止部(112)またはガイド着脱係止部(112)によって形成された、前記ガイドシート(105)と、可撓性シート仕切り(1)本体の可撓性シート(10)の間に形成される略筒状部分より下部に、ガイドシート(105)が懸垂していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  8. 前記可撓性シート仕切り(1)が、前記可撓性のシート(10)が複数、重畳的に設けられて構成され、重畳的に設けられた二つの可撓性のシート(10)の隙間が、前記連通口(103)であり、
    前記重畳的に設けられた上側の可撓性のシート(10)が、下側の可撓性のシート(10)と重なる部分が、ガイドシート(105)を構成することを特徴とした請求項1から請求項7のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  9. 前記ガイドシート(105)が、巻くかまたは折り曲げての高さの変更状態を保持可能であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  10. 前記ガイドシート(105)が、前記可撓性シート仕切り(1)の両面側に設けられたことを特徴とする、請求項1から請求項9のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  11. 前記ガイドシート(105)が、巻くかあるいは曲折して係る連通口(103)を開口可能とするかまたは、前記ガイドシート(105)の一部または略全部の面を前記可撓性シート仕切り(1)の本体の可撓性のシート(10)から離した状態を保持可能とする開口保持材(108)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  12. 前記ガイドシート(105)が、前記可撓性シート仕切り(1)の両面側に設けられ、前記可撓性シート仕切り(1)の両面に設けられた前記ガイドシート(105)が、巻くかあるいは曲折して係る連通口(103)を開口可能とするかまたは、前記ガイドシート(105)の面を前記可撓性シート仕切り(1)の本体の可撓性のシート(10)から離した状態を保持可能とする開口保持材(108)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  13. 前記ガイドシート(105)が、前記可撓性シート仕切り(1)の本体を構成する可撓性のシート(10)との間で、略筒状体を形成することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  14. 前記ガイドシート(105)が、前記排気口(52)の略鉛直方向に上側をフード上に覆うことが可能であることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  15. 前記ガイドシート(105)が、前記排気口(52)の略鉛直方向に上側を覆う状態を保持可能とする開口保持材(108)を備えることによって、前記ガイドシート(105)が、前記排気口(52)を覆う様にして設けることが保持可能であることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  16. 前記ガイドシート(105)が略筒状であり、前記連通口(103)に設けられ、前記排気口(52)に被せて設けることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  17. 前記ガイドシート(105)の下端部が伸縮して調整可能であることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  18. 前記連通口(103)が、該連通口(103)の開口サイズを調整可能であるか、または、開閉可能であること特徴とする請求項1から請求項17のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  19. ガイド係止部(112)は、2枚の可撓性のシート(10)を係止することによってガイドシート(105)を形成する為の係止部であるか、または、ガイドシート(105)と可撓性シート仕切り(1)の本体を係止する係止部であり、ガイド着脱係止部(112)は着脱可能なガイド係止部であり、
    前記ガイドシートが、ガイド着脱係止部(112)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項18のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  20. 前記ガイドシート(105)が、2枚またはそれ以上の可撓性のシート(10)を着脱可能なガイド着脱係止部(112)によって係止されることによって形成されることを特徴とする請求項1から請求項19のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  21. 前記連通口(103)が網状であることを特徴とする請求項1から請求項20のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  22. ガイド着脱係止部(112)がファスナーであることを特徴とする請求項7または請求項19のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  23. 前記連通口(103)が、ファスナーによって該連通口(103)の開口サイズを調整可能であるか、または、開閉可能であることを特徴とする請求項から請求項22のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
  24. 前記支持係止部(13)が着脱可能であることを特徴とした請求項1から請求項23のいずれかに記載の可撓性シート仕切り(1)。
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