JP2018109582A - 機能水濃度センサ - Google Patents

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Akira Arakawa
亮 荒川
桐原 昌男
Masao Kirihara
昌男 桐原
吉祥 永谷
Yoshitada Nagatani
吉祥 永谷
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【課題】有機物による検出誤差を抑制することができる。【解決手段】機能水濃度センサ1は、紫外光11を発する光源10と、光源10から発せられ、機能水90が存在する空間内を通過した紫外光11によって励起されて蛍光21を発する蛍光体20と、蛍光21を受光する受光素子30とを備え、光源10が発する紫外光11のピーク波長は、機能水90に固有の吸光ピークを含む所定の範囲内に存在し、蛍光体20の励起スペクトルでは、300nm以上350nm以下の波長帯域における強度が、励起ピークの強度の50%以上の強度である。【選択図】図1

Description

本発明は、紫外光を用いた機能水濃度センサに関する。
従来、除菌、脱臭、脱色などにオゾン水などの機能水が利用されている。オゾンは強力な酸化力を有するので、その濃度を制御する必要がある。そのため、オゾン濃度を測定するオゾン濃度計が開発されている。例えば、特許文献1に記載の光吸収式オゾン濃度計では、試料を収納する試料セルに紫外光を照射し、試料セルを透過した透過光の強度を検出することで、オゾン濃度を測定する。
特開2002−5826号公報
しかしながら、上記従来技術では、オゾン水などの機能水に紫外光を吸収する有機物が溶存している場合に、有機物によって紫外光が吸収されてしまい、測定結果に誤差が生じる。
そこで、本発明は、有機物による検出誤差を抑制することができる機能水濃度センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る機能水濃度センサは、紫外光を発する光源と、前記光源から発せられ、機能水が存在する空間内を通過した紫外光によって励起されて蛍光を発する蛍光体と、前記蛍光を受光する受光素子とを備え、前記光源が発する紫外光のピーク波長は、前記機能水に固有の吸光ピークを含む所定の範囲内に存在し、前記蛍光体の励起スペクトルでは、300nm以上350nm以下の波長帯域における強度が、励起ピークの強度の50%以上の強度である。
本発明に係る機能水濃度センサによれば、有機物による検出誤差を抑制することができる。
実施の形態に係る機能水濃度センサの構成を示す断面図である。 実施の形態に係る機能水濃度センサの適用例を示す断面図である。 次亜塩素酸水の濃度毎の吸光スペクトルを示す図である。 代表的な有機物の吸光スペクトルを示す図である。 実施の形態に係る機能水濃度センサが備える蛍光体の一例であるLOS蛍光体の励起スペクトル及び発光スペクトルを示す図である。 実施の形態に係る機能水濃度センサが備える蛍光体の別の一例であるYOS蛍光体の励起スペクトル及び発光スペクトルを示す図である。 実施の形態に係る機能水濃度センサが備える蛍光体の別の一例であるSCASN蛍光体の励起スペクトル及び発光スペクトルを示す図である。 実施の形態に係る機能水濃度センサが備える蛍光体の別の一例であるCASN蛍光体の励起スペクトル及び発光スペクトルを示す図である。 実施の形態の変形例1に係る機能水濃度センサの構成を示す断面図である。 実施の形態の変形例1に係る機能水濃度センサの適用例を示す断面図である。 実施の形態の変形例2に係る機能水濃度センサの構成を示す断面図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る機能水濃度センサについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。また、以下の実施の形態において、略垂直などの「略」を用いた表現を用いている。例えば、略垂直は、完全に垂直であることを意味するだけでなく、実質的に垂直である、すなわち、例えば数%程度の差異を含むことも意味する。他の「略」を用いた表現についても同様である。
(実施の形態)
[概要]
まず、実施の形態に係る機能水濃度センサの概要について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る機能水濃度センサ1の構成を示す断面図である。図2は、本実施の形態に係る機能水濃度センサ1の適用例を示す断面図である。
本実施の形態に係る機能水濃度センサ1は、機能水90の濃度を測定するセンサである。具体的には、機能水濃度センサ1は、機能水90に紫外光を照射し、機能水90を透過中に吸収された後の紫外光(透過光)を蛍光体20によって波長変換する。機能水濃度センサ1は、波長変換後の光(例えば、可視光)を検出することで、機能水90の濃度を測定する。
機能水90は、人為的な処理によって再現性のある有用な機能を付与された水溶液の中で、処理と機能とに関して科学的根拠が明らかにされたもの、及び、されようとしているものである。具体的には、機能水90は、次亜塩素酸水、又は、オゾン水などである。
図1に示すように、本実施の形態に係る機能水濃度センサ1は、光源10と、蛍光体20と、受光素子30と、容器40と、制御回路50とを備える。なお、図1には示していないが、機能水濃度センサ1は、外光が受光素子30に入射するのを抑制するために、遮光性の筐体の内部に収納されている。このとき、光源10が発した紫外光11のうち入射窓41に入射されなかった光(すなわち、迷光)を吸収するように、筐体の内面は、紫外光を吸収する材料から形成されていてもよい。
以下では、機能水濃度センサ1が備える各構成要素について詳細に説明する。
[光源]
光源10は、紫外光11を発する。紫外光11のピーク波長は、機能水90に固有の吸光ピークを含む所定の範囲内に存在する。以下では、機能水90が次亜塩素酸水である場合を例に挙げて、紫外光11のスペクトルについて説明する。
図3は、次亜塩素酸水の濃度毎の吸光スペクトルを示す図である。図3において、横軸は、次亜塩素酸水に照射する紫外光11の波長を示し、縦軸は、次亜塩素酸水の吸光度を示している。また、図3では、濃度が5mg/L、10mg/L、21mg/L、37mg/L、56mg/L、100mg/L及び183mg/Lの次亜塩素酸水に紫外光11を照射したときの各次亜塩素酸水の吸光度を示している。
図3に示すように、次亜塩素酸水の吸光スペクトルでは、その濃度に依存せずに、約292nmに吸光ピークが存在する。ここで、吸光ピークは、吸光度が極大(又は最大)となる部分である。
次亜塩素酸水は、ピーク波長である292nmを含む所定の範囲の光を多く吸収している。所定の範囲は、吸光ピークの強度(吸光度)の所定の割合(例えば、5%〜20%)以上の強度(吸光度)を有する範囲である。例えば、所定の割合は、250nm以上350nm以下の範囲である。本実施の形態では、光源10は、250nm以上350nm以下の範囲内にピーク波長を有する光を、紫外光11として発する。
ところで、機能水90(次亜塩素酸水)には、有機物が溶存している場合が考えられる。有機物は、最初から機能水90に溶けている場合もあれば、後から機能水90に溶け込む場合も考えられる。
有機物は、機能水90に溶けうる物質であり、かつ、大気圧下で揮発性を有する物質である。有機物は、具体的には、ベンゼン、ナフタレン、フェノール、エチレン、1,3−ブタジエンなどである。
図4は、代表的な有機物(溶存有機物)の吸光スペクトルを示す図である。図4において、横軸は、有機物に照射される紫外光11の波長を示し、縦軸は、有機物の吸光度を示している。
図4に示すように、ベンゼン及びフェノールはそれぞれ、255nm、278nmに吸光ピークを有する。また、ベンゼンは約280nm以上の範囲に、フェノールは約290nm以上の範囲において、それぞれ吸光度が略0であり、これらの範囲の光を吸収しない。また、図4には示していないが、ナフタレン、エチレン及び1,3−ブタジエンはそれぞれ、286nm、180nm及び217nmに吸光ピークを有する。これらの物質のいずれも、約300nm以上の範囲において吸光度は略0であり、当該範囲の光を吸収しない。
このように、ベンゼン、フェノール及びナフタレンなどは、それぞれの吸光ピークが機能水90の吸光ピーク(約292nm)の近くに存在している。具体的には、ベンゼン、フェノール及びナフタレンの吸光ピークの波長(ピーク波長)は、次亜塩素酸水の吸光度が高い250nm以上350nm以下の範囲内に存在している。このため、これらの有機物が溶けた機能水90に紫外光11を照射した場合、紫外光11が機能水90によって吸収されたのか、溶存有機物によって吸収されたのかを判別することができないことがある。
そこで、本実施の形態では、光源10は、機能水90によって吸収され、かつ、溶存有機物によっては吸収されにくい波長帯域にピークを有する光を紫外光11として発する。具体的には、光源10は、300nm以上の波長帯域に発光ピークを有し、かつ、300nmより小さい波長帯域における強度が発光ピークの強度の10%以下である光を、紫外光11として発する。例えば、紫外光11のピーク波長は、350nm以下の範囲に存在し、例えば325nmである。
これにより、紫外光11は、機能水90によっては吸収されるが、溶存有機物によってはほとんど吸収されない。したがって、機能水90を通過した後の紫外光11(透過光)は、機能水90の濃度に応じた吸収を受けた光となるので、当該透過光の強度に基づいて機能水90の濃度を測定することができる。
なお、光源10は、紫外光11のピーク波長を変更可能であってもよい。具体的には、光源10は、測定対象である機能水90に応じて異なるピーク波長を有する紫外光11を発してもよい。つまり、光源10は、機能水90に固有の吸光スペクトルに基づいて予め定められたピーク波長の光を紫外光11として発してもよい。
光源10は、例えば、LED(Light Emitting Diode)素子などの固体発光素子であるが、これに限定されない。光源10は、半導体レーザ、小型の水銀ランプなどでもよい。
図1に示すように、光源10は、容器40の入射窓41に近接配置されている。近接とは、互いの距離が所定の範囲内であることを意味し、接触している場合も含む。例えば、光源10は、入射窓41との間の距離が5mm以内になるように配置されている。つまり、光源10は、発した紫外光11の略全てが入射窓41に入射するように、すなわち、発した紫外光11が容器40の外部にほとんど漏れないように配置されている。光源10からの紫外光11は、図2に示すように、入射窓41に対して略垂直に入射する。なお、光源10と入射窓41との間の距離は、5mm以内に限らない。
[蛍光体]
蛍光体20は、光源10から発せられ、機能水90が存在する空間(具体的には、容器40)内を通過した紫外光11によって励起されて蛍光21を発する。具体的には、蛍光体20は、機能水90を透過した後の紫外光11(透過光)を波長変換することで、波長変換後の光として、紫外光11より長波長の蛍光21を発する。蛍光21は、例えば可視光である。具体的には、蛍光体20は、紫外光11を受けて、蛍光ピークが可視光帯域(380nm〜780nm)に存在する蛍光21を発する。ここで、蛍光ピークは、発光スペクトルにおいて発光強度が極大(又は最大)になる部分である。
蛍光体20は、受光素子30の感度に応じたピーク波長を有する光を蛍光21として発してもよい。具体的には、蛍光体20は、受光素子30の感度が高い波長帯域にピーク波長を有する蛍光21を発する。例えば、受光素子30が赤色帯域(620nm〜750nm)に高い感度を有する場合、蛍光体20は、620nm以上750nm以下の範囲にピーク波長を有する光を蛍光21として発してもよい。
本実施の形態では、蛍光体20の励起スペクトルでは、300nm以上350nm以下の波長帯域における強度が、励起ピークの強度の50%以上の強度である。つまり、蛍光体20は、300nm以上350nm以下の波長帯域の光を受けた場合に、受光素子30で受光可能な強度の蛍光21を発する。なお、励起ピークは、励起スペクトルにおける極大(又は最大)の部分である。つまり、蛍光体20は、励起ピークの波長(ピーク波長)の励起光を受けた場合に、最も強い蛍光21を発する。
蛍光体20は、例えば、ランタン(La)、ユーロピウム(Eu)、ストロンチウム(Sr)、カリウム(K)又はイットリウム(Y)を含む化合物で形成されている。具体的には、蛍光体20は、LOS蛍光体、YOS蛍光体、SCASN蛍光体又はCASN蛍光体である。
図5A〜図5Dはそれぞれ、本実施の形態に係る機能水濃度センサ1が備える蛍光体20の励起スペクトル及び発光スペクトルを示す図である。具体的には、図5A〜図5Dはそれぞれ、LOS蛍光体、YOS蛍光体、SCASN蛍光体、CASN蛍光体の励起スペクトル及び発光スペクトルを示している。各図において、点線が励起スペクトルを表し、実線が発光(蛍光)スペクトルを表している。
図5Aに示す蛍光体20は、LOS蛍光体(LaS:Eu3+)である。LOS蛍光体の励起スペクトル(点線)では、図5Aに示すように、励起ピークが約310nmに存在し、かつ、おおよそ240nm以上390nm以内の波長帯域における強度が、励起ピークのピーク強度の50%以上の強度である。LOS蛍光体の発光スペクトル(実線)では、約625nmに蛍光ピークが存在する。LOS蛍光体の蛍光ピークの半値幅は、約10nmである。
図5Bに示す蛍光体20は、YOS蛍光体(YS:Eu3+)である。YOS蛍光体の励起スペクトル(点線)では、図5Bに示すように、励起ピークが約265nmに存在し、かつ、おおよそ230nm以上370nm以内の波長帯域における強度が、励起ピークのピーク強度の50%以上の強度である。YOS蛍光体の発光スペクトル(実線)では、約625nmに蛍光ピークが存在する。YOS蛍光体の蛍光ピークの半値幅は、約10nmである。
このように、LOS蛍光体又はYOS蛍光体は、蛍光ピークの半値幅が50nm以下である。これにより、受光素子30の受光範囲を蛍光ピークの波長を含む狭い範囲(例えば、50nm以下)にすることで、外乱の影響を抑制することができ、高精度で蛍光21の強度を検出することができる。よって、機能水90の濃度を精度良く測定することができる。
図5Cに示す蛍光体20は、SCASN蛍光体((Sr,Ca)AlSiN:Eu2+)である。SCASN蛍光体の励起スペクトル(点線)では、図5Cに示すように、励起ピークが約315nmに存在し、かつ、おおよそ220nm以上540nm以内の波長帯域における強度が、励起ピークのピーク強度の50%以上の強度である。SCASN蛍光体の発光スペクトル(実線)では、約630nmに蛍光ピークが存在する。
図5Dに示す蛍光体20は、CASN蛍光体(CaAlSiN:Eu2+)である。CASN蛍光体の励起スペクトル(点線)では、図5Dに示すように、励起ピークが約315nmに存在し、かつ、おおよそ235nm以上555nm以内の波長帯域における強度が、励起ピークのピーク強度の50%以上の強度である。CASN蛍光体の発光スペクトル(実線)では、約640nmに蛍光ピークが存在する。
本実施の形態では、蛍光体20は、例えば、出射窓42に近接配置されたガラス板などの透光性基板に設けられている。具体的には、蛍光体20は、透明ガラス基板の表面に層状に形成されたセラミックス蛍光体(複数の蛍光体粒子の集合体)である。あるいは、蛍光体20は、透明ガラス基板の表面に塗布された樹脂材料に分散して含有された複数の蛍光体粒子でもよい。あるいは、蛍光体20は、透明ガラス板の内部に分散されて含有された複数の蛍光体粒子でもよい。
[受光素子]
受光素子30は、蛍光21を受光する。具体的には、受光素子30は、受光した蛍光21を光電変換することで、蛍光21の受光量(すなわち、強度)に応じた電気信号を生成する。生成された電気信号は、制御回路50に出力される。
受光素子30は、所定の波長帯域に高い感度を有する。本実施の形態では、受光素子30は、可視光帯域に高い感度を有する。すなわち、受光素子30は、紫外光に対する感度よりも可視光に対して高い感度を有する。例えば、受光素子30は、蛍光体20の発光スペクトルにおけるピーク波長を含む狭い範囲(例えば、50nm以下)に受光感度を有する。なお、受光素子30は、紫外帯域(380nm以下)に感度を有しなくてもよい。
受光素子30は、例えば、フォトダイオードであるが、これに限定されない。受光素子30は、フォトトランジスタなどでもよい。受光素子30としては、紫外帯域に感度をほとんど有しない汎用の安価なフォトダイオードを用いることができる。
受光素子30は、蛍光体20に近接配置されている。例えば、受光素子30は、蛍光体20との間の距離が5mm以内になるように、又は、蛍光体20に接触して配置されている。具体的には、受光素子30は、蛍光体20が発する蛍光21のうち、受光素子30側に進行する光の略全てを受光するように配置されている。なお、受光素子30と蛍光体20との間の距離は、5mm以内に限らない。
[容器]
容器40は、機能水90が入れられる容器である。容器40は、例えば有底円筒又は有底角筒などの有底筒状のセルであるが、これに限らない。容器40は、紫外光11を透過させる2つの透過窓を備える。具体的には、図1に示すように、容器40は、入射窓41と、出射窓42とを備える。
入射窓41は、光源10から発せられた紫外光11が入射する窓である。入射窓41は、容器40に形成された開口に設けられた、紫外光11を透過させる透光部材から形成される。入射窓41(透光部材)は、例えば、石英ガラス、サファイアガラスなどから形成されている。具体的には、入射窓41は、入射面及び出射面が略平面である板状のガラスから形成される。入射窓41には、紫外光11が略垂直に入射する。具体的には、紫外光11は、板状のガラス(入射窓41)の厚み方向に沿って入射する。つまり、紫外光11は、入射面の法線方向に入射する。
出射窓42は、容器40に入射した紫外光11が蛍光体20に向けて出射する窓である。出射窓42は、容器40に形成された開口に設けられた、紫外光11を透過させる透光部材から形成される。出射窓42(透光部材)は、例えば、石英ガラス、サファイアガラスなどから形成されている。具体的には、出射窓42は、入射面及び出射面が略平面である板状のガラスから形成される。出射窓42からは、紫外光11が略垂直に出射される。具体的には、紫外光11は、板状のガラス(出射窓42)の厚み方向に沿って出射する。つまり、紫外光11は、出射面の法線方向に出射される。
本実施の形態では、容器40の本体(具体的には、2つの透過窓以外の部分)は、紫外光を遮蔽(吸収又は反射)する材料から形成される。例えば、容器40の本体は、アクリル(PMMA)、ポリカーボネート(PC)などの樹脂材料、又は、金属材料などから形成される。なお、容器40全体が紫外光11に対して透光性を有してもよい。具体的には、容器40全体が石英ガラスなどから形成されてもよい。
本実施の形態では、光源10、容器40、蛍光体20及び受光素子30は、この順で略同一直線上に配置されている。図1に示すように、容器40の入射窓41及び出射窓42も当該直線上に配置されている。これにより、図2に示すように、光源10から発せられた紫外光11は、途中、蛍光体20によって波長変換されるものの、最短距離で受光素子30に到達する。したがって、光源10から受光素子30までの間で光漏れ(迷光)が発生するのを抑制するので、蛍光21の強度を精度良く検出することができ、機能水90の濃度を精度良く測定することができる。
なお、容器40は、所定の配管の一部でもよい。具体的には、容器40内を機能水90が流れていてもよい。例えば、機能水90は、容器40と反応槽(図示せず)との間で循環されてもよい。反応槽は、機能水90の機能を発揮させるための容器である。例えば、機能水90が除菌、脱臭などの機能を有する場合、機能水90は、反応槽内で対象物(例えば、空気などの気体)に接触することで、当該対象物の除菌、脱臭などを行う。この場合、機能水90が除菌、脱臭などを行いながら、機能水濃度センサ1が機能水90の濃度を測定することができる。つまり、機能水濃度センサ1を脱臭装置などに組み込んで用いることができる。
[制御回路]
制御回路50は、光源10及び受光素子30を制御するコントローラである。制御回路50は、プログラムが格納された不揮発性メモリ、プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、プログラムを実行するプロセッサなどを有する。制御回路50は、例えば、マイコン(マイクロコントローラ)などで実現される。
制御回路50は、受光素子30から出力された電気信号に基づいて、機能水90の濃度を測定(算出)する。具体的には、制御回路50は、電気信号に基づいて蛍光21の強度を算出し、算出した蛍光21の強度に基づいて機能水90の透過度(又は吸光度)を算出する。制御回路50は、後述するランベルト・ベールの法則に基づいて、算出した透過度から機能水90の濃度を算出する。なお、制御回路50は、蛍光21の強度と機能水90の濃度とを対応付けた表を予めメモリに記憶しており、当該表を参照することで、機能水90の濃度を決定してもよい。
また、制御回路50は、光源10の点灯及び消灯、紫外光11の強度及び波長などを制御してもよい。すなわち、制御回路50は、ユーザ指示又はプログラムなどに基づいて所定のタイミングで所定の強度及び波長の紫外光11を光源10に発光させる。例えば、制御回路50は、機能水90の種類に基づいて紫外光11の強度及び波長を変更してもよい。
また、制御回路50は、機能水90の濃度の測定結果に基づいて光源10をフィードバック制御してもよい。例えば、受光素子30によって検出された受光量が小さすぎる場合、すなわち、機能水90の濃度が低すぎる場合には、紫外光11の強度を強くする、又は、波長を異ならせてもよい。
[動作及び原理]
ここで、本実施の形態に係る機能水濃度センサ1の動作及び原理について説明する。
機能水濃度センサ1では、制御回路50が光源10を駆動することで、紫外光11を出射させ、機能水90に向けて照射する。光源10からの紫外光11は、機能水90を透過中に、機能水90の濃度に応じた分だけ吸収されて減衰する。
蛍光体20は、機能水90を通過した後の紫外光(透過光)11を受けて波長変換することで、蛍光21を発する。受光素子30は、蛍光21を受けて光電変換することで、電気信号を生成し、生成した電気信号を制御回路50に出力する。制御回路50は、電気信号に基づいて、ランベルト・ベールの法則により機能水90の濃度を測定する。
一般的に、ランベルト・ベールの法則により、媒質(機能水90)に入射する前の光の強度をI、長さLの媒質を透過した後の光の強度をIとしたとき、以下の(式1)及び(式2)を満たす。
Figure 2018109582
ここで、“a”は吸光係数であり、“C”は媒質のモル濃度(すなわち、機能水90の濃度)である。“L”は、紫外光11が透過する媒質(すなわち、機能水90)の長さ(すなわち、光路長)であり、本実施の形態では、容器40の入射窓41から出射窓42までの距離に相当する。
吸光度は、機能水90による紫外光11の吸収率を示しており、値が大きい程、機能水90による吸収が盛んであることを示している。例えば、吸光度が「1」であれば、紫外光11の全てが吸収され、吸光度が「0」であれば、紫外光11は全く吸収されないことを示している。なお、透過度は、機能水90による紫外光11の透過率を示している。
本実施の形態では、蛍光体20が発する蛍光21の強度は、蛍光体20に入射する励起光、すなわち、透過光(紫外光11)の強度に依存する。具体的には、透過光の強度が大きくなる程、蛍光21の強度は大きくなり、透過光の強度が小さくなる程、蛍光21の強度は小さくなる。蛍光21の強度(又は、光電変換後の電気信号の強度)と、励起光である透過光の強度との対応関係を示す情報(例えば、関数又は表)は、制御回路50のメモリなどに予め記憶されている。
これにより、制御回路50は、電気信号の強度に基づいて透過光の強度Iを取得することができる。なお、入射光の強度I、吸光係数a及び光路長Lはそれぞれ、光源10の発光強度、機能水90の種類、及び、容器40の大きさなどに基づいて、予め設定された値である。
以上のことから、制御回路50は、受光素子30が生成した電気信号に基づいて機能水90の濃度を検出することができる。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る機能水濃度センサ1は、紫外光11を発する光源10と、光源10から発せられ、機能水90が存在する空間内を通過した紫外光11によって励起されて蛍光21を発する蛍光体20と、蛍光21を受光する受光素子30とを備え、光源10が発する紫外光11のピーク波長は、機能水90に固有の吸光ピークを含む所定の範囲内に存在し、蛍光体20の励起スペクトルでは、300nm以上350nm以下の波長帯域における強度が、励起ピークの強度の50%以上の強度である。
これにより、蛍光体20は、300nm以上350nm以下の波長成分の励起光を受けた場合に、十分な強度の蛍光21を発するので、受光素子30によって受光した蛍光21の強度に応じた電気信号が生成される。したがって、当該電気信号に基づいて機能水90の濃度を測定することができる。
このとき、機能水90に有機物が溶存している場合であっても、機能水90に溶解可能な有機物の吸光スペクトルでは、300nm以上の範囲の吸光度が十分に低い。したがって、300nm以上350nm以内の範囲に発光ピークを有する紫外光11を機能水90に照射した場合に、紫外光11は、溶存有機物によってはほとんど吸収されず、機能水90の濃度に応じて吸収される。よって、機能水濃度センサ1は、有機物による検出誤差を抑制することができる。
また、例えば、光源10は、300nm以上の波長帯域にピークを有し、かつ、300nmより小さい波長帯域における強度がピークの強度の10%以下である光を、紫外光11として発する。
これにより、ノイズ成分を少なくすることができるので、より精度良く機能水90の濃度を検出することができる。
また、例えば、蛍光体20の蛍光ピークの半値幅は、50nm以下であってもよい。
これにより、例えば、受光素子30の受光範囲を狭くすることで、ノイズ成分を少なくすることができ、より精度良く機能水90の濃度を検出することができる。
また、例えば、蛍光体20は、希土類元素を構成元素に含む化合物で形成されている。希土類元素には、例えば、ランタン、ユーロピウム又はイットリウムなどが含まれる。
これにより、可視光帯域の蛍光21を発するので、可視光帯域に受光感度を有するフォトダイオードを受光素子30として利用することができる。つまり、受光素子30は、紫外帯域に受光感度を有しなくてもよいので、安価で汎用性のあるフォトダイオードで実現することができる。
また、例えば、蛍光体20は、SCASN蛍光体又はCASN蛍光体である。
これにより、SCASN蛍光体又はCASN蛍光体は、励起光を受けて十分な強度の蛍光21を発するので、機能水90の濃度を精度良く検出することができる。また、受光素子30として、受光感度の低い安価で汎用性のあるフォトダイオードを用いても、十分に蛍光21を受光することができる。よって、機能水濃度センサ1を安価で実現することができる。
(変形例1)
続いて、実施の形態の変形例1について説明する。
図6は、本変形例に係る機能水濃度センサ101の構成を示す断面図である。図7は、本変形例に係る機能水濃度センサ101の適用例を示す断面図である。図6及び図7に示すように、機能水濃度センサ101は、実施の形態に係る機能水濃度センサ1と比較して、容器40の代わりに筐体140を備える点が相違する。以下では、実施の形態との相違点を中心に説明し、共通点の説明を省略又は簡略化する。
図6及び図7に示すように、筐体140は、光源10、蛍光体20、受光素子30及び制御回路50を収納する。筐体140は、直方体状又は円柱状の筐体であり、内側に向かって凹んだ凹部141が設けられている。筐体140の凹部141を形成する側壁部分に、入射窓41及び出射窓42が互いに対向するように設けられている。本変形例では、光源10、入射窓41、凹部141、出射窓42、蛍光体20及び受光素子30が同一直線上に位置している。
凹部141は、図7に示すように、機能水90が存在する空間に相当する。具体的には、本変形例に係る機能水濃度センサ101を機能水90に浸けることで、凹部141内に機能水90が入り込む。なお、図7では、凹部141が下向きになるように機能水濃度センサ101を、機能水90の水面に浸ける例を示しているが、これに限らない。機能水濃度センサ101は、機能水90の内部に沈め入れてもよい。
凹部141は、例えば、直方体、立方体又は円柱状の凹部であるが、これに限らない。凹部141の大きさは、機能水90が入り、所望の測定ができる程度の大きさであれば、特に限定されない。
以上のように、本変形例に係る機能水濃度センサ101は、機能水90を入れるための容器40を備えていない。この場合でも、実施の形態1と同様にして、機能水90の濃度を測定することができる。
(変形例2)
続いて、実施の形態の変形例2について説明する。
図8は、本変形例に係る機能水濃度センサ201の構成及び適用例を示す断面図である。図8に示すように、機能水濃度センサ201は、実施の形態1に係る機能水濃度センサ1と比較して、光源10の代わりに光源210を備える点と、新たに、光学フィルタ260を備える点とが相違する。以下では、実施の形態との相違点を中心に説明し、共通点の説明を省略又は簡略化する。
光源210は、紫外光211を発する。具体的には、光源210は、250nm以上350nm以下の範囲内にピーク波長を有する光を、紫外光211として発する。紫外光211は、例えば、300nmより小さい波長成分の光を含んでいる。
光学フィルタ260は、300nm以上の波長帯域の光を透過し、かつ、300nmより小さい波長帯域の光を遮断する。ここで、遮断とは、例えば、光学フィルタ260に入射する光の強度を10%以下に抑制することである。光学フィルタ260は、例えば、300nmより小さい波長帯域の光を吸収する。このため、光学フィルタ260を通過する前の紫外光211に、300nmより小さい波長帯域の光が含まれていたとしても、光学フィルタ260を通過した後の紫外光261には、300nmより小さい波長帯域の光はほとんど含まれない。
光学フィルタ260は、光源10から蛍光体20に至る紫外光211の光路上に配置されている。本変形例では、図8に示すように、光学フィルタ260は、出射窓42と蛍光体20との間に配置されているが、これに限らない。例えば、光学フィルタ260は、光源210と入射窓41との間に配置されていてもよい。あるいは、光学フィルタ260は、入射窓41及び出射窓42の少なくとも一方として配置されていてもよい。あるいは、光学フィルタ260は、容器40の内部に配置されていてもよい。
以上のように、本変形例に係る機能水濃度センサ201は、光源210から蛍光体20に至る紫外光211の光路上に配置された光学フィルタ260を備え、光学フィルタ260は、300nm以上の波長帯域の光を透過し、かつ、300nmより小さい波長帯域の光を遮断する。
これにより、光学フィルタ260によって有機物に吸収される波長成分の紫外光を遮断することができる。よって、ノイズ成分を少なくすることができるので、より精度良く機能水90の濃度を検出することができる。また、光学フィルタ260を備えることで、光源210が出射する紫外光211には、有機物に吸収される波長成分の光が含まれてもよい。したがって、光源210として、例えば、安価で小型の紫外光光源などを利用することができる。
(その他)
以上、本発明に係る機能水濃度センサについて、上記の実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、蛍光体20は、LOS蛍光体、YOS蛍光体、SCASN蛍光体又はCASN蛍光体には限定されない。例えば、蛍光体20は、La、Yなど以外の希土類元素を含む化合物でもよい。例えば、蛍光体20は、含有する希土類イオンの価数で蛍光の波長を変化させることができるので、受光素子30の受光感度に適した蛍光21を発するように含有元素が調整されてもよい。あるいは、蛍光体20には、不純物元素がドープされていてもよい。これにより、蛍光効率及び発光スペクトルなどを変化させることができる。
また、例えば、上記の実施の形態では、容器40の外部に光源10及び受光素子30を配置したが、これに限らない。例えば、光源10が入射窓41に取り付けられていてもよい。すなわち、光源10の発光面が容器40内に露出していてもよい。同様に、受光素子30が出射窓42に取り付けられていてもよい。すなわち、受光素子30の受光面が容器40内に露出していてもよい。この場合、蛍光体20も容器40内に配置される。あるいは、容器40の内部に光源10及び受光素子30を配置してもよい。この場合、容器40は、入射窓41及び出射窓42を備えなくてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、光源10、容器40、蛍光体20及び受光素子30が同一直線上に配置されている例について示したが、これに限らない。紫外光又は蛍光を鏡面反射する反射部が設けられ、光源10から受光素子30に至るまでの紫外光又は蛍光の光路が曲げられてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、101、201 機能水濃度センサ
10、210 光源
11、211、261 紫外光
20 蛍光体
21 蛍光
30 受光素子
90 機能水
260 光学フィルタ

Claims (6)

  1. 紫外光を発する光源と、
    前記光源から発せられ、機能水が存在する空間内を通過した紫外光によって励起されて蛍光を発する蛍光体と、
    前記蛍光を受光する受光素子とを備え、
    前記光源が発する紫外光のピーク波長は、前記機能水に固有の吸光ピークを含む所定の範囲内に存在し、
    前記蛍光体の励起スペクトルでは、300nm以上350nm以下の波長帯域における強度が、励起ピークの強度の50%以上の強度である
    機能水濃度センサ。
  2. 前記光源は、300nm以上の波長帯域にピークを有し、かつ、300nmより小さい波長帯域における強度が前記ピークの強度の10%以下である光を、前記紫外光として発する
    請求項1に記載の機能水濃度センサ。
  3. さらに、
    前記光源から前記蛍光体に至る前記紫外光の光路上に配置された光学フィルタを備え、
    前記光学フィルタは、300nm以上の波長帯域の光を透過し、かつ、300nmより小さい波長帯域の光を遮断する
    請求項1に記載の機能水濃度センサ。
  4. 前記蛍光体の蛍光ピークの半値幅は、50nm以下である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の機能水濃度センサ。
  5. 前記蛍光体は、希土類元素を構成元素に含む化合物で形成されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の機能水濃度センサ。
  6. 前記蛍光体は、SCASN蛍光体又はCASN蛍光体である
    請求項5に記載の機能水濃度センサ。
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