JP2018108615A - エアダスタ構造及び打ち込み工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作量と噴出し口から噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができるエアダスタ構造を提供する。【解決手段】圧縮空気を噴出し口17bから噴き出すエアダスタ構造であって、前記噴出し口17bから噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路23と、前記管路23内に配置されて移動可能な弁体31と、を備え、前記弁体31が移動することでエアが流通する流路面積を徐々に変化させて前記管路23内のエアの流量を制御する絞り部23aを備える。【選択図】図7

Description

この発明は、外部から供給された圧縮空気を使用して噴出し口からエアを噴き出すエアダスタ構造、及び、エアダスタ構造を備えた打ち込み工具に関する。
従来、釘の打ち込み作業を行う前に細かい木屑などを吹き飛ばすために、エアダスタガンや、打ち込み工具に付属のエアダスタが使用されている。例えば特許文献1には、エアダスタ付きの打ち込み工具が開示されている。この特許文献1記載の発明では、放出弁を開閉する操作ボタンを押し込むことにより、噴出し口からエアを噴き出すように構成されている。
特開平10−109280号公報
ところで、上記したようなエアダスタにおいて操作ボタンの操作量に応じて噴出し口から噴き出すエアの量を調整するには、放出弁または管路をテーパ状に形成し、操作ボタンの押し込み量に応じてエアの流路面積を増加させることが考えられる。このとき、操作ボタンの押し込み量とエアの流量とが比例関係を保ちながら流量が徐々に増加し、操作量が最大となったときにエアの流量も最大になると、操作性が良好である。
しかしながら、実際には、噴き出すエアの流量が増加していくに従い放出弁の上流側に設けられた蓄圧室の圧力が減少していき、放出弁の絞りの前後の圧力差が小さくなるため、操作量の変化に対する流量の変化が小さくなってしまう。このため、ある程度まで操作ボタンを操作した後は、それ以上操作ボタンを操作しても噴出し口から噴き出すエアの量が大きく変わらず、操作感が悪くなるという不都合が生じる。
そこで、本発明は、噴き出すエアの流量調整が容易なエアダスタ構造を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、圧縮空気を噴出し口から噴き出すエアダスタ構造であって、前記噴出し口から噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路と、前記管路内に配置されて移動可能な弁体と、を備え、前記弁体が移動することでエアが流通する流路面積を徐々に変化させて前記管路内のエアの流量を制御する絞り部を備え、前記絞り部は、前記弁体が前記管路を開放する方向に移動したときに、前記流路面積を加速度的に増加させるように構成されていることを特徴とする。
なお、ここで言う「加速度的に増加」とは、弁体が開方向に移動したときに、弁体の移動量に比例して流路面積が増加するのではなく、比例よりも急速に流路面積が増加することを意味する。
請求項2に記載の発明は、圧縮空気を噴出し口から噴き出すエアダスタ構造であって、前記噴出し口から噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路と、前記管路内に配置されて移動可能な弁体と、を備え、前記弁体が移動することでエアが流通する流路面積を徐々に変化させて前記管路内のエアの流量を制御する絞り部を備え、前記絞り部は、前記弁体が移動したときに前記流路面積を段階的に変化させる段付き形状であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、圧縮空気を噴出し口から噴き出すエアダスタ構造であって、前記噴出し口から噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路と、前記管路内に配置されて移動可能な弁体と、を備え、前記弁体が移動することでエアが流通する流路面積を徐々に変化させて前記管路内のエアの流量を制御する絞り部を少なくとも2つ備え、前記絞り部は、前記弁体の移動量に対する前記流路面積の変化量が互いに異なることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記流量調節機構は、前記弁体が移動したときに前記管路と前記弁体とのクリアランス量を徐々に変化させて前記管路内のエアの流量を制御する前記絞り部を備えることを特徴とする。
なお、ここで言う「クリアランス量」とは、管路と弁体との間の隙間の長さ寸法を意味する。
請求項5に記載の発明は、圧縮空気を噴出し口からエアを噴き出すエアダスタ構造であって、前記噴出し口から噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路と、前記管路内に配置されて移動可能な弁体と、を備え、前記弁体が移動したときに前記管路と前記弁体とのクリアランス量を徐々に変化させる絞り部を備え、前記管路及び前記弁体の一方には、前記弁体の移動方向に対して直交する方向に開口する開口部が設けられ、前記管路及び前記弁体の他方には、前記開口部の開口量を調整可能な塞ぎ部が設けられ、前記流量調節機構は、前記絞り部におけるクリアランス量の変化と、前記開口部の開口量の変化とによって、前記管路内のエアの流量を制御することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のエアダスタ構造を備え、前記圧縮空気を使用してファスナーを打ち出すことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、絞り部は、弁体が管路を開放する方向に移動したときに、流路面積を加速度的に増加させるように構成されている。このような構成によれば、操作量が増加していくに従い、絞り部の流路面積が加速度的に増加する。よって、ある程度まで操作部を操作することで絞り部の前後の圧力差が小さくなり、蓄圧室の圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加によって補うことができ、操作部の操作量と噴出し口から噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、絞り部は、弁体が移動したときに流路面積を段階的に変化させる段付き形状である。このような構成によれば、段付き形状によって流路面積を段階的に調整することができる。よって、ある程度まで操作部を操作することで絞り部の前後の圧力差が小さくなり、エアを噴き出させる圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加で補うことができ、操作部の操作量と噴出し口から噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
また、流路面積を段階的に調整することで、噴出し口から噴き出すエアの量を一定に保つことが容易となる。すなわち、放出弁または管路をテーパ状に形成してエアの量を調整するようにすると、操作部の操作量が噴き出すエアの量に直接影響するため、噴出し口から噴き出すエアの量を一定に保つためには操作部の操作量も一定に保つ必要がある。このため、使用者が操作部に一定の力を加え続けることが困難な状況(例えば使用者が機械を持った状態で噴出し口を振りながら使用するような状況)では、噴出し口から噴き出すエアの量を一定に保つことが困難となる。この点、本発明によれば、操作部の操作量が多少変動しても噴出し口から噴き出すエアの量をほぼ一定に保つことができるので、使用者が操作部に一定の力を加え続けなくても噴出し口から噴き出すエアの量を一定に保つことができる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、弁体の移動量に対する流路面積の変化量が互いに異なる2つ以上の絞り部を備える。このような構成によれば、2箇所の流量調整によって流路面積を段階的に調整することができる。よって、ある程度まで操作部を操作することで絞り部の前後の圧力差が小さくなり、エアを噴き出させる圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加で補うことができ、操作部の操作量と噴出し口から噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、流量調節機構は、弁体が移動したときに管路と弁体とのクリアランス量を徐々に変化させて管路内のエアの流量を制御する絞り部を備える。このような構成によれば、クリアランス量の変化によって流路面積を変化させることができる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、絞り部におけるクリアランス量の変化と、開口部の開口量の変化とによって、管路内のエアの流量を制御する。このような構成によれば、2箇所の流量調整によって流路面積を段階的に調整することができる。よって、ある程度まで操作部を操作することで絞り部の前後の圧力差が小さくなり、エアを噴き出させる圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加で補うことができ、操作部の操作量と噴出し口から噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
また、請求項6に記載の発明は上記の通りであり、エアダスタ構造を備えた打ち込み工具を提供することができる。
エアダスタ構造を備えた打ち込み工具の右側面図である。 エアダスタ構造を備えた打ち込み工具の左側面図である。 打ち込み工具のA−A断面図である。 先端カバー部材及び側部カバー部材を取り外した打ち込み工具の左側面図である。 先端カバー部材を(a)裏側から見た斜視図、(b)表側から見た斜視図である。 打ち込み工具を下から見た斜視図である。 第1の実施例に係る流量調節機構の断面図であって、操作部が操作されていない状態の図である。 第1の実施例に係る流量調節機構の断面図であって、操作部が奥まで押し込み操作された状態の図である。 第1の実施例に係る流量調節機構の動作を説明する図であって、(a)操作部が操作されていない状態の図、(b)操作部が約1/3操作された状態の図、(c)操作部が約2/3操作された状態の図、(d)操作部が完全に操作された状態の図である。 第1の実施例に係る操作量と流量及び流路面積との関係を示すグラフである。 第2の実施例に係る流量調節機構の断面図であって、操作部が操作されていない状態の図である。 第2の実施例に係る流量調節機構の断面図であって、操作部が奥まで押し込み操作された状態の図である。 第2の実施例に係る流量調節機構の動作を説明する図であって、(a)操作部が操作されていない状態の図、(b)操作部が約1/4操作された状態の図、(c)操作部が約2/4操作された状態の図、(d)操作部が約3/4操作された状態の図、(e)操作部が完全に操作された状態の図である。 第2の実施例に係る操作量と流量及び流路面積との関係を示すグラフである。 第3の実施例に係る流量調節機構の断面図であって、操作部が操作されていない状態の図である。 第3の実施例に係る流量調節機構の断面図であって、操作部が奥まで押し込み操作された状態の図である。 第3の実施例に係る流量調節機構の動作を説明する図であって、(a)操作部が操作されていない状態の図、(b)操作部が約1/3操作された状態の図、(c)操作部が約2/3操作された状態の図、(d)操作部が完全に操作された状態の図である。 第3の実施例に係る段階的な流路面積の調整を説明する図であって、(a)絞り部におけるクリアランス量の変化によってエアの流量を制御している状態の図、(b)開口部の開口量の変化によってエアの流量を制御している状態の図である。 第3の実施例に係る操作量と流量及び流路面積との関係を示すグラフである。 放出弁または管路を単純なテーパ状に形成した場合の、操作量と流量及び流路面積との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態においては、エアダスタ構造の使用例として、エアダスタ構造を備えた打ち込み工具10を例に挙げるが、これに限らず他の工具等に本実施形態に係るエアダスタ構造を適用してもよい。例えば、エアダスタガンに本実施形態に係るエアダスタ構造を適用してもよい。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1〜10を参照しながら説明する。
本実施形態に係る打ち込み工具10は、外部から供給された圧縮空気を使用してファスナーを打ち出すものであり、この外部から供給された圧縮空気を使用して噴出し口17bからエアを噴き出すエアダスタ構造を備えている。このように打ち込み工具10がエアダスタ構造を備えることで、工具を持ち替えなくても、ファスナーによる打ち込みと、エアダスタによる清掃とを行うことができる。
この打ち込み工具10は、図1に示すように、内部に打撃機構を備えた工具本体11と、工具本体11から直交方向に突出するように設けられたグリップ12と、グリップ12に操作可能に設けられたトリガ13と、工具本体11の先端に突出するように設けられたノーズ部14と、ノーズ部14の後方に接続されたマガジン15と、エアダスタ構造を作動させるために押下操作可能に設けられた操作部30と、を備える。
工具本体11に内蔵された打撃機構は、圧縮空気の力を利用して(ファスナー打ち込み部材である)ドライバを作動させる。ドライバは、ファスナーを打ち出すためにノーズ部14の方向へと移動可能となっている。打ち込み方向に移動したドライバは、ノーズ部14内にセットされたファスナーを打ち出す。ドライバによって打ち出されたファスナーは、ノーズ部14の先端に開口する射出口14aから射出される。
この打ち込み工具10を使用するときには、グリップ12を握り込んで把持し、トリガ13を引き操作する。この操作により上記した打撃機構が作動してファスナーが打ち出される。
なお、マガジン15内には、連結ファスナーが収容されており、この連結ファスナーの先頭のファスナーがノーズ部14の方向(打ち込み動作前のドライバの真下)へと順次供給されるようになっている。
上記した打撃機構及びエアダスタ構造を作動させるための圧縮空気は、エアコンプレッサ等のエア供給源から供給される。具体的には、コンプレッサ等に接続されたエア供給用のエアホースが、グリップ12の後端に設けられたエンドキャップ部16に接続され、このエアホースを介して圧縮空気が供給される。エンドキャップ部16から供給された圧縮空気は、グリップ12の内部に形成された給気経路を通過して、打撃機構またはエアダスタ構造に供給される。
打撃機構においては、トリガ13が操作されたときに、圧縮空気が打撃シリンダ内へ供給され、この圧縮空気が打撃ピストンに作用して打撃ピストンが駆動し、打撃ピストンに結合されたドライバが釘を打撃する。
エアダスタ構造においては、操作部30が操作されたときに、ノーズ部14付近で開口する噴出し口17bから圧縮空気が噴き出すようになっている。なお、本実施形態に係る操作部30は、図1に示すように、作業者がグリップ12を把持したときに、グリップ12を把持した手で操作可能な位置に配置されている。具体的には、グリップ12を右手で握ったときに、右手の親指で操作可能な位置に配置されている。
上記したエアダスタ構造は、図3及び図4に示すように、工具本体11のハウジングの内部に設けられた流量調節機構を備える。この流量調節機構の下流側には、ハウジングの外部にエアを取り出すためのエア取り出し口40が設けられている。このエア取り出し口40には、工具本体11の先端方向(すなわちノーズ部14の方向)へと延びるダスタ配管42が接続されている。より詳しくは、ダスタ配管42は、エア取り出し口40との間に回転可能に設けられた継手部品41を介して接続されている。
なお、エア取り出し口40は、操作部30とは反対側の工具本体11の側面に配置されている。このエア取り出し口40に接続されたダスタ配管42及び継手部品41は、工具本体11のハウジングの外に配置されているが、図2に示すように、工具本体11の先端を覆う先端カバー部材17、及び、エア取り出し口40を覆う位置に配置された側部カバー部材18によって覆われている。
先端カバー部材17の裏面側には、図5に示すように、ダスタ配管42の先端部42aを保持する配管保持部17aが設けられており、これにより、ダスタ配管42の先端部42aが先端カバー部材17によって固定されている。なお、ダスタ配管42は樹脂等で形成されたフレキシブルチューブであり弾性変形可能であるため、配管保持部17aへの組み付けも容易となっている。
また、先端カバー部材17の表面側には、図5及び図6に示すように、エアの噴出し口17bが開口している。このエアの噴出し口17bは、上記した配管保持部17aと連通している。このように先端カバー部材17にダスタ配管42と連通するエアの噴出し口17bが設けられることで、操作部30が操作されたときにこの噴出し口17bからエアが噴き出すように構成されている。
流量調節機構は、噴出し口17bから噴き出すエアの量を調整するためのものであり、図7に示すように、エアを流通させるための管路23を形成する管路形成部20と、管路23内に配置されて移動可能な弁体31と、弁体31の先端に操作可能に配置された操作部30と、弁体31を突出方向に付勢する弁体付勢部材36と、を備える。この流量調節機構は、上流側から圧縮空気を導入可能となっており、エアコンプレッサ等のエア供給源と工具本体11とが接続されたときに、上流側に圧縮空気が常時供給されるようになっている。また、この流量調節機構の下流側には、ダスタ配管42(継手部品41)を接続可能なエア取り出し口40が開口している。
管路形成部20は、管路23を形成する中空部を有しており、図8に示すように、上流側に開口する上流開口部21から管路23内に圧縮空気を取り込むように構成されている。また、上流開口部21よりも下流側には、弁体31が移動したときに管路23と弁体31とのクリアランス量を徐々に変化させて管路23内のエアの流量を制御する絞り部23aが設けられている。この絞り部23aは、図7及び図8に示すように、弁体31の移動方向に行くに従って加速度的に開口幅(断面の径)が大きくなるテーパ形状(ラッパ形状)で形成されており、弁体31が管路23を開放する方向に移動したときに、クリアランス量を加速度的に増加させるように構成されている。
弁体31は、操作部30の押下操作に連動して摺動するように構成されている。自然状態においては、弁体31は弁体付勢部材36によって突出方向に付勢されているが、この弁体付勢部材36の付勢力に抗して操作部30が押し込み操作されたときに、弁体31が管路23を開放する方向に移動するようになっている。本実施形態においては、弁体31の先端にOリング等で形成された先端シール部材32が取り付けられており、自然状態においては、この先端シール部材32が絞り部23aに当接することで管路23が閉じられた状態となっている。また、弁体31が管路23を開放する方向に移動すると、先端シール部材32と絞り部23aとの間にクリアランスが生じ、このクリアランスによって管路23内のエアの流量が制御されるようになっている。そして、弁体31が管路23を開放すると、エア取り出し口40からエアが放出され、噴出し口17bからエアが噴き出す。なお、本実施形態においては、弁体31及びエア取り出し口40が操作部30の押し込み方向に沿って配置され、操作部30とは反対側にエア取り出し口40が形成されているため、ハウジングの内部にダスタ配管42を配置しなくてもよい構成となっている。
このような構成によれば、操作部30の操作量が増加していくに従い、絞り部23aの流路面積が急激に増加するので、ある程度まで操作部30を操作することで絞り部23aの前後の圧力差が小さくなっても、その圧力差の低下による流量の低下分を流路面積の増加によって補うことができ、操作部30の操作量と噴出し口17bから噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
すなわち、絞り部23aをラッパ形状ではなく、単純なテーパ形状(円錐面)で形成した場合、図20に示すように、エアの流量が増加していくに従い放出弁の上流側に設けられた蓄圧室の圧力が減少していき、放出弁の絞りの前後の圧力差が小さくなるため、操作量の変化に対する流量の変化が小さくなってしまう。このため、ある程度まで操作部30を操作した後は、それ以上操作部30を操作しても噴出し口17bから噴き出すエアの量が大きく変わらず、操作感が悪くなるという不都合が生じる。
この点、本実施形態によれば、図9に示すように、操作部30の操作量M1〜3とクリアランス量G1〜3が比例しないので、操作部30の操作し始めは流路面積をごく小さくし、操作部30の操作し終わりは流路面積をごく大きくすることができる。具体的には、流路を閉じた状態の弁体31の初期位置BLから(図9(a)参照)、所定の操作量M1分だけ操作部30を操作したときには、クリアランス量がG1である(図9(b)参照)。また、弁体31の初期位置BLから、所定の操作量M1の2倍分(M2)だけ操作部30を操作したときには、クリアランス量がG2である(図9(c)参照)。また、弁体31の初期位置BLから、所定の操作量M1の3倍分(M3)だけ操作部30を操作したときには、クリアランス量がG3である(図9(c)参照)。単純なテーパ形状(円錐面)であれば、G2はG1の2倍、G3はG1の3倍となるはずであるが、本実施形態では、操作部30の操作量に対してクリアランス量が加速度的に増加するので、G2はG1の2倍以上、G3はG1の3倍以上となっている。このように、あえて後半にかけて極端に流路面積が大きく増加するように構成している。よって、ある程度まで操作部30を操作することで絞り部23aの前後の圧力差が小さくなり、エアを噴き出させる圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加で補うことができ、図10に示すように、操作部30の操作量と噴出し口17bから噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図11〜14を参照しながら説明する。なお、本実施形態と第1の実施形態との相違は、流量調節機構の構成のみであるため、重複する記載を避けて、流量調節機構についてのみ説明する。
本実施形態に係る流量調節機構は、噴出し口17bから噴き出すエアの量を調整するためのものであり、図11に示すように、エアを流通させるための管路23を形成する管路形成部20と、管路23内に配置されて移動可能な弁体31と、弁体31の先端に操作可能に配置された操作部30と、弁体31を突出方向に付勢する弁体付勢部材36と、を備える。この流量調節機構は、上流側から圧縮空気を導入可能となっており、エアコンプレッサ等のエア供給源が工具本体11に接続されたときに、上流側に圧縮空気が常時供給されるようになっている。また、この流量調節機構の下流側には、ダスタ配管42(継手部品41)を接続可能なエア取り出し口40が開口している。
管路形成部20は、管路23を形成する中空部を有しており、図12に示すように、上流側に開口する上流開口部21から管路23内に圧縮空気を取り込むように構成されている。また、上流開口部21よりも下流側には、弁体31が移動したときに管路23と弁体31とのクリアランス量を徐々に変化させて管路23内のエアの流量を制御する絞り部23aが設けられている。この絞り部23aは、図11及び図12に示すように、テーパ形状と筒形状とを交互に配置した段付き形状で形成されている。詳しくは、下流側に拡開する第1テーパ部23cと、第1テーパ部23cに連続して第1テーパ部23cの最大径部とほぼ同径で形成された第1平行部23fと、第1平行部23fに連続して下流側に拡開する第2テーパ部23dと、第2テーパ部23dに連続して第2テーパ部23dの最大径部とほぼ同径で形成された第2平行部23gと、第2平行部23gに連続して下流側に拡開する第3テーパ部23eと、第3テーパ部23eに連続して第3テーパ部23eの最大径部とほぼ同径で形成された第3平行部23hと、を備える。なお、この実施例は一例に過ぎず、段付き形状の段数は適宜変更可能である。
弁体31は、操作部30の押下操作に連動して摺動するように構成されている。自然状態においては、弁体31は弁体付勢部材36によって突出方向に付勢されているが、この弁体付勢部材36の付勢力に抗して操作部30が押し込み操作されたときに、弁体31が管路23を開放する方向に移動するようになっている。本実施形態においては、弁体31の先端にOリング等で形成された先端シール部材32が取り付けられており、自然状態においては、この先端シール部材32が絞り部23aに当接することで管路23が閉じられた状態となっている。また、弁体31が管路23を開放する方向に移動すると、先端シール部材32と絞り部23aとの間にクリアランスが生じ、このクリアランスによって管路23内のエアの流量が制御されるようになっている。そして、弁体31が管路23を開放すると、エア取り出し口40からエアが放出され、噴出し口17bからエアが噴き出す。なお、本実施形態においては、弁体31及びエア取り出し口40が操作部30の押し込み方向に沿って配置されているため、ハウジングの内部にダスタ配管42を配置しなくてもよい構成となっている。
このような構成によれば、段付き形状によって流路面積を段階的に調整することができるので、ある程度まで操作部30を操作することで絞り部23aの前後の圧力差が小さくなり、エアを噴き出させる圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加で補うことができ、操作部30の操作量と噴出し口17bから噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
すなわち、本実施形態によれば、図13(b)に示すように、先端シール部材32がテーパ部に臨む位置を移動しているときには、先端シール部材32と絞り部23aとの間のクリアランス量が少しずつ大きくなる一方、図13(c)(d)(e)に示すように、先端シール部材32が平行部に臨むときには、先端シール部材32と絞り部23aとの間のクリアランス量が変化しないようになっている。このため、テーパ部及び平行部の間隔や径を調整することで、操作部30の操作量と流路面積との関係を容易に設定可能かつ変更可能となっている。このため、ある程度まで操作部30を操作することで絞り部23aの前後の圧力差が小さくなり、エアを噴き出させる圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加で補うことができ、図14に示すように、操作部30の操作量と噴出し口17bから噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
また、流路面積を段階的に調整することで、噴出し口17bから噴き出すエアの量を一定に保つことが容易となる。例えば、図13(c)に示すように、先端シール部材32が第1平行部23fに臨む範囲では、図14のS1に示すように、操作部30の操作量が多少変動しても、噴出し口17bから噴き出すエアの量はほぼ一定に保たれる。同様に、図13(d)に示すように、先端シール部材32が第2平行部23gに臨む範囲では、図14のS2に示すように、操作部30の操作量が多少変動しても、噴出し口17bから噴き出すエアの量はほぼ一定に保たれる。また、図13(e)に示すように、先端シール部材32が第3平行部23hに臨む位置まで(下死点まで)操作されると、図14のS3に示すように、噴出し口17bから噴き出すエアの量は安定する。
このように、操作部30の操作量が多少変動しても噴出し口17bから噴き出すエアの量をほぼ一定に保つことができるようにすれば、使用者が操作部30に一定の力を加え続けなくても噴出し口17bから噴き出すエアの量を一定に保つことができる。例えば、使用者が機械を持った状態で噴出し口17bを振りながら使用するなどして、操作部30に一定の力を加え続けることが困難な状況であっても、噴出し口17bから噴き出すエアの量を一定に保つことが可能となる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について、図15〜19を参照しながら説明する。なお、本実施形態と第1の実施形態との相違は、流量調節機構の構成のみであるため、重複する記載を避けて、流量調節機構についてのみ説明する。
本実施形態に係る流量調節機構は、噴出し口17bから噴き出すエアの量を調整するためのものであり、図15に示すように、エアを流通させるための管路23を形成する管路形成部20と、管路23内に配置されて移動可能な弁体31と、弁体31の先端に操作可能に配置された操作部30と、弁体31を突出方向に付勢する弁体付勢部材36と、弁体31に当接してエアをシールするシール部材37と、を備える。この流量調節機構は、上流側から圧縮空気を導入可能となっており、エアコンプレッサ等のエア供給源が接続されたときに、上流側に圧縮空気が常時供給されるようになっている。また、この流量調節機構の下流側には、ダスタ配管42(継手部品41)を接続可能なエア取り出し口40が開口している。
管路形成部20は、管路23を形成する中空部を有しており、本実施形態においては、工具本体11のハウジングの一部を管路形成部20としている。すなわち、工具本体11のハウジングに、ファスナーの打ち込み方向に対して直交する方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔によって管路23を形成している。この管路形成部20は、図16に示すように、上流側に開口する上流開口部21から管路23内に圧縮空気を取り込むように構成されている。この管路形成部20には、後述する開口部35の開口量を調整可能な塞ぎ部23iが設けられている。塞ぎ部23iは、弁体31の外周面に臨む円筒内面形状である。
弁体31は、操作部30の押下操作に連動して摺動するように構成されている。自然状態においては、弁体31は弁体付勢部材36によって突出方向に付勢されているが、この弁体付勢部材36の付勢力に抗して操作部30が押し込み操作されたときに、弁体31が管路23を開放する方向に移動するようになっている。
この弁体31は、内部が中空に形成されており、エアが通過可能な内部管路34を備えている。内部管路34の上流側には、圧縮空気を取り込むための取入口33が設けられており、内部管路34の下流側には、圧縮空気をエア取り出し口40の方向へ排出するための開口部35が設けられている。エア供給源から供給された圧縮空気は、取入口33から内部管路34へと流れ込み、開口部35を通過してエア取り出し口40の方向へ流れるようになっている。なお、開口部35は、弁体31の移動方向に対して直交する方向に開口しており、管路形成部20の塞ぎ部23iに対向可能となっている。詳しくは、この開口部35は、図17に示すように、後述する絞り部23aに連続して設けられおり、弁体31が移動して絞り部23aが塞ぎ部23iを通過した後に、開口部35が塞ぎ部23iに対向するようになっている。
この開口部35よりも下流側には、弁体31が移動したときに管路23と弁体31とのクリアランス量を徐々に変化させて管路23内のエアの流量を制御する絞り部23aが設けられている。なお、本実施形態においては、弁体31の外周面をテーパ形状とすることで絞り部23aを形成しているが、これに限らず、管路23の内周面をテーパ形状とすることで絞り部23aを形成してもよいし、テーパ形状の代わりに段付き形状を使用してもよい。
本実施形態においては、工具本体11のハウジング側にOリング等で形成されたシール部材37が固定されている。自然状態においては、図15に示すように、このシール部材37が弁体31の外周面(シール面38)に当接し、取入口33へエアが流れないようにシールしている。弁体31が管路23を開放する方向に移動すると、シール部材37とシール面38とのシール状態が解除され、取入口33から内部管路34へとエアが供給されるようになっている。内部管路34へ供給されたエアは、絞り部23aにおけるクリアランス量の変化と、開口部35の開口量の変化とによって、流量が制御される。流量を制御されたエアは、エア取り出し口40から放出され、噴出し口17bから噴き出す。なお、本実施形態においては、弁体31及びエア取り出し口40が操作部30の押し込み方向に沿って配置され、操作部30とは反対側にエア取り出し口40が形成されているため、ハウジングの内部にダスタ配管42を配置しなくてもよい構成となっている。
このような構成によれば、2箇所の流量調整によって流路面積を段階的に調整することができるので、ある程度まで操作部30を操作することで絞り部23aの前後の圧力差が小さくなり、エアを噴き出させる圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加で補うことができ、操作部30の操作量と噴出し口17bから噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
すなわち、本実施形態によれば、図17(a)〜(c)に示すように、操作部30が操作されて所定の位置まで移動するまでは、開口部35が塞がれているため、絞り部23aのみによって流量調節が行われる。この段階では、図18(a)に示すように、絞り部23aと塞ぎ部23iとの間のクリアランス量の変化によってエアの流量が制御される。そして、図17(d)に示すように、操作部30が更に操作されて所定の位置まで移動すると、開口部35の一部が塞ぎ部23iよりも下流まで移動するので、開口部35から直接下流側にエアが流れる。この段階では、絞り部23aによる流量調節は行われず、図18(b)に示すように、開口部35の開口量の変化によってエアの流量が制御される。
このような構成によれば、ある程度まで操作部30を操作したときにエアの流量を一気に増加させることができる。このため、ある程度まで操作部30を操作することで絞り部23aの前後の圧力差が小さくなり、エアを噴き出させる圧力が低下した場合でも、その圧力低下を流路面積の増加で補うことができ、図19に示すように、操作部30の操作量と噴出し口17bから噴き出すエアの量との関係を比例関係に近付けることができる。
なお、上記した実施形態においては、絞り部23aにおけるクリアランス量の変化と、開口部35の開口量の変化とによって、管路23内のエアの流量を制御するようにしたが、2箇所の流量調整によって流路面積を調整する方法はこれに限らない。すなわち、弁体31の移動量に対する流路面積の変化量が互いに異なる少なくとも2つの絞り部を設けてもよい。例えば、流路面積の変化が小さい絞り部と、変化が大きい絞り部とを組み合わせてもよい。具体的には、第1の実施形態で説明したようなテーパ形状の絞り部を2つ以上設け、それぞれの絞り部でテーパ面の角度が異なるように形成すれば、弁体31の移動量に対する流路面積の変化量が互いに異なるように構成することができる。
10 打ち込み工具
11 工具本体
12 グリップ
13 トリガ
14 ノーズ部
14a 射出口
15 マガジン
16 エンドキャップ部
17 先端カバー部材
17a 配管保持部
17b 噴出し口
18 側部カバー部材
20 管路形成部
21 上流開口部
23 管路
23a 絞り部
23c 第1テーパ部
23d 第2テーパ部
23e 第3テーパ部
23f 第1平行部
23g 第2平行部
23h 第3平行部
23i 塞ぎ部
30 操作部
31 弁体
32 先端シール部材
33 取入口
34 内部管路
35 開口部
36 弁体付勢部材
37 シール部材
38 シール面
40 エア取り出し口
41 継手部品
42 ダスタ配管
42a 先端部

Claims (6)

  1. 圧縮空気を噴出し口から噴き出すエアダスタ構造であって、
    前記噴出し口から噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、
    前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路と、前記管路内に配置されて移動可能な弁体と、を備え、前記弁体が移動することでエアが流通する流路面積を徐々に変化させて前記管路内のエアの流量を制御する絞り部を備え、
    前記絞り部は、前記弁体が前記管路を開放する方向に移動したときに、前記流路面積を加速度的に増加させるように構成されていることを特徴とする、エアダスタ構造。
  2. 圧縮空気を噴出し口から噴き出すエアダスタ構造であって、
    前記噴出し口から噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、
    前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路と、前記管路内に配置されて移動可能な弁体と、を備え、前記弁体が移動することでエアが流通する流路面積を徐々に変化させて前記管路内のエアの流量を制御する絞り部を備え、
    前記絞り部は、前記弁体が移動したときに前記流路面積を段階的に変化させる段付き形状であることを特徴とする、エアダスタ構造。
  3. 圧縮空気を噴出し口から噴き出すエアダスタ構造であって、
    前記噴出し口から噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、
    前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路と、前記管路内に配置されて移動可能な弁体と、を備え、前記弁体が移動することでエアが流通する流路面積を徐々に変化させて前記管路内のエアの流量を制御する絞り部を少なくとも2つ備え、
    前記絞り部は、前記弁体の移動量に対する前記流路面積の変化量が互いに異なることを特徴とする、エアダスタ構造。
  4. 前記流量調節機構は、前記弁体が移動したときに前記管路と前記弁体とのクリアランス量を徐々に変化させて前記管路内のエアの流量を制御する前記絞り部を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアダスタ構造。
  5. 圧縮空気を噴出し口から噴き出すエアダスタ構造であって、
    前記噴出し口から噴き出すエアの量を調整するための流量調節機構を備え、
    前記流量調節機構は、エアを流通させるための管路と、前記管路内に配置されて移動可能な弁体と、を備え、前記弁体が移動したときに前記管路と前記弁体とのクリアランス量を徐々に変化させる絞り部を備え、
    前記管路及び前記弁体の一方には、前記弁体の移動方向に対して直交する方向に開口する開口部が設けられ、
    前記管路及び前記弁体の他方には、前記開口部の開口量を調整可能な塞ぎ部が設けられ、
    前記流量調節機構は、前記絞り部におけるクリアランス量の変化と、前記開口部の開口量の変化とによって、前記管路内のエアの流量を制御することを特徴とする、エアダスタ構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のエアダスタ構造を備え、前記圧縮空気を使用してファスナーを打ち出すことを特徴とする、打ち込み工具。
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