JP2018105738A - 線形部品検査装置及び線形部品検査方法 - Google Patents

線形部品検査装置及び線形部品検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】線形部品の検査装置及び検査方法に関し、曲がりの検査精度を向上させる。【解決手段】直線形状を有する線形部2とその一端に接続された基部3とを有する線形部品1の曲がり検査において、線形部2の他端側から基部3に向かって進む光を第一照明部4から供給する。基部3よりも光の上流側に第一ミラー9を配置し、線形部2の一端51から他端52へ向かう方向に光を反射させる。線形部品1よりも線形部2の他端側にスクリーン21を配置し、第一ミラー9で反射した光を投射する。スクリーン21の投射画像に基づき、線形部2の曲がりを検査部10で検査する。【選択図】図1

Description

本発明は、線形部品の曲がりを検査するための装置及び方法に関する。
従来、直線形状の線形部を有する部品の曲がり検査において、部品に光を照射したときの反射光に基づいて線形部の曲がりを検出する技術が知られている(特許文献1,2参照)。例えば、IC素子に列設された複数のピン(線形部)に対して面状光を照射し、各ピンの表面に現れる光のスポット位置(反射位置)を検出することでピンの曲がりの有無を検査する手法が知られている。また、各ピンの先端部分の二次元配列に基づいてピンの曲がりを検出する手法も存在する。
特開昭61-035302号公報 特開2012-052966号公報
ところで、曲がり検査の別手法の一つとして、線形部の延在方向に対して平行に光をあてたときの影を検査することが考えられる。すなわち、線形部の一端側に平行光照明を配置するとともに他端側にスクリーンやカメラ,光センサなどを配置し、線形部の影形状と正規の断面形状(図面上の断面形状)とを比較するものである。もしも線形部が図面通りに直線状ならば、その影形状は図面上の断面形状に一致するはずである。反対に、もしも線形部が曲がっていれば、その影形状は曲がり具合に応じて図面上の断面形状よりも大きくなる。したがって、影形状を観察することで線形部の曲がりを発見することができる。このような検査手法のことを投影法と呼ぶ。
しかしながら、線形部の一端に他部品が接続された線形部品のアセンブリを投影法で検査する場合、線形部の曲がりを精度よく検出できないことがある。例えば、線形部の曲がり方向が他部品の影に重なっていれば、その曲がりを検出することができない。また、他部品の形状が大きいほど、その他部品によって覆い隠される影領域も大きくなる。したがって、線形部と比較して大きな基部を有する線形部品においては、曲がりを検出できない領域が拡大し、検査精度を向上させることが困難となる。
一つの側面では、線形部品の曲がりの検査精度を向上させることを目的とする。
一つの実施形態では、線形部品検査装置は、直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給する第一照明部を備える。この装置は、前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置され、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射する第一ミラーを備える。また、前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置され、前記第一ミラーで反射した前記光が投射されるスクリーンを備える。さらに、前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する検査部を備える。
一つの側面では、線形部品の曲がりの検査精度を向上させることができる。
一実施形態としての線形部品検査装置を示す図である。 線形部品まわりの分解斜視図である。 線形部品の曲がりを説明するための図である。 光の進行方向を説明するための図である。 (A)〜(F)はカメラで撮影される投射画像を説明するための図である。 電子制御装置のハードウェア構成を示す模式図である。 電子制御装置のソフトウェア構成を示す模式図である。 線形部品検査方法を説明するためのフローチャートである。 (A)〜(D)は線形部品検査装置の変形例を説明するための図である。 (A)〜(C)は全反射ミラーの変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態としての線形部品検査装置及び線形部品検査方法を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態をその趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して(例えば、実施形態や変形例を組み合わせることによって)実施することが可能である。
[1.構成]
図1は、線形部品検査装置20の構成を示す模式図である。この線形部品検査装置20は、投影法を用いて線形部品1の曲がり検査を実施する装置である。本実施形態の線形部品検査装置20は、線形部品1の基部3を基準として、線形部2の曲がりの有無を判定する。検査対象となる線形部品1は、直線形状を有する線形部2とその一端に接続された基部3とを有する部品である。線形部2は、基部3に固定された座標系において、所定の方向に向かって直線状に延設された形状を有する。
本実施形態では、線形部2が細長い筒形状(例えば円筒形状)、あるいは、錘形状(例えば円錐台形状)であって、その断面形状が円形であるものとする。また、図2に示すように、線形部2の両端のうち、基部3が接続される一方の端部を「一端51」と呼び、他方の端部を「他端52」と呼ぶ。なお、「一端側」とは「他端52から一端51へ向かう方向、あるいは、その方向に線形部2を延ばした先」を意味するものとする。同様に、「他端側」とは「一端51から他端52へ向かう方向、あるいは、その方向に線形部2を延ばした先」を意味するものとする。
ドットインパクトプリンタ用印字ヘッドのワイヤアセンブリを検査対象とした場合、アーマチュアが基部3に相当する部位となり、アーマチュアにロウ付けされるワイヤが線形部2に相当する部位となる。この場合、ワイヤの直径は例えば0.2〜0.25mmであり、ワイヤ長は30〜40mmであるものと考えられる。また、アーマチュアのサイズは高さが15〜20mm、幅が5〜10mm、厚みが3〜4mmの直方体領域に収まる形状であるものと考えられる。以下の説明においては、上記のようなワイヤアセンブリを想定して読み進めることで、技術的な理解がより深められる可能性がある。ただしこの具体例は、線形部品1の形状や寸法を上記の範囲に限定するのが好ましいことを意味しない。
ここで、曲がり検査の判定条件について説明する。線形部品検査装置20は、基部3を基準として(例えば、基部3が固定されているものと仮定して)、線形部2が図面上の位置からずれていない場合に「曲がりがない」と判定する。一方、線形部2が図面上の位置からずれている場合には、予め定められた基準よりもずれの度合いが大きい場合に「曲がりがある(曲がっている)」と判定する。線形部2のずれの度合いは、他端52の位置のずれ量(変位)を参照して判断してもよいし、線形部2の角度のずれ量(角変位)を参照して判断してもよい。
図3中の二点鎖線は、線形部2が図面上の位置からずれていないと判断される、最大の変形状態における線形部2の軸線を示すものである。しきい値Aは「線形部2の他端52のずれ量」についての許容量(すなわち許容変位)に相当し、しきい値Bは「線形部2の角度のずれ量」についての許容量(すなわち許容角変位)に相当する。これらのしきい値A,Bは、線形部品1の種類や加工精度,品質,材質に応じて、あるいは、線形部2の種類,形状に応じて設定,変更することができる。本実施形態では、以下の表1に示すように、線形部2の径と長さとに応じて設定されるしきい値A(またはしきい値B)を用いて、線形部2の曲がりを検査する。
Figure 2018105738
線形部品検査装置20には、第一照明部4,第二照明部7,全反射ミラー9(第一ミラー),スクリーン21,カメラ22が設けられ、これらが電子制御装置10に接続される。第一照明部4は、線形部品1の曲がり検査に際し、線形部2の他端側から基部3に向かって進む光を供給するものである。一方、第二照明部7は、線形部2の一端51から他端52への方向に進む光(検査光)を供給するものである。第一照明部4による光の供給方向は、第二照明部7による光の供給方向とは反対の方向である。また、スクリーン21は、線形部2の形状が投影される半透明の幕(例えば、白色の布や紙)であり、図1に示すように、線形部品1よりも線形部2の他端側に配置される。スクリーン21の上には、投射された光や影が映し出される。この光や影によってスクリーン21上に生成される像のことを「投射画像」と呼ぶ。
カメラ22は、公知の画像センサを内蔵した撮影手段〔例えばCCD(Charge-Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ〕であり、スクリーン21の上に生成された投射画像を撮影する。カメラ22による撮影範囲は、線形部2の軸線の延長線とスクリーン21との交点を中心として設定され、少なくともしきい値Aやしきい値Bを越える線形部2の変形が検出可能な大きさとされる。本実施形態のカメラ22は、上記の交点を中心とした数十ミリメートル四方程度の範囲(例えば20×25mmの矩形範囲)を撮影する。カメラ22で撮影される投射画像には、線形部2の影形状が含まれる。なお、スクリーン21よりも線形部品1側にカメラ22を設置し、スクリーン21の投影面を撮影する構成としてもよい。
第二照明部7から供給される光は、線形部2の延在方向に沿って進行する。したがって、線形部2が曲がっていない限り、線形部2の影形状は線形部2の断面形状に一致する。しかし、第二照明部7から供給される光の一部は、少なくとも基部3によって遮蔽される。また、基部3を固定するためのハンドリング機構(例えば、ロボットハンドやクランプ装置など)が存在する場合には、その機構によっても遮蔽されうる。基部3及びハンドリング機構によって形成される影は、曲がり検査における死角となる。
図5(A)〜(C)は、第二照明部7からの光によってスクリーン21に投射される画像例である。線形部2が曲がっていない場合、図5(A)に示すような投射画像が得られる。図中の黒塗り部分は線形部2の影に対応する部分(符号41を付す)であり、斜線部分は基部3の影に対応する部分(符号42を付す)である。また、破線円43は、線形部2の他端52の許容変位(しきい値A)を半径とした円であり、線形部2の変形の許容範囲を表す。図5(B)に示すように、線形部影41が破線円43の外側に飛び出している場合には、線形部2が許容変位を越えて変形している(すなわち、線形部2が曲がっている)と判断することができる。
しかし、実際には線形部影41と基部影42とを区別することはできない。例えば、図5(C)に示すように、線形部影41と基部影42とが重なっている場合であっても、見かけ上は、図5(A)に示す状態と同一の状態となる。つまり、基部影42が線形部影41の死角となり、死角領域内での線形部2の曲がりを検出することができない。そこで本実施形態では、基部3の影となる部分に第一照明部4の光をあてることによって死角をなくし、死角領域内での線形部2の曲がりを検出できるようにする。このように、第一照明部4は、第二照明部7からの光が遮蔽される基部3の影部分に対して、第二照明部7とは反対側から光を供給する機能を持つ。
本実施形態の第一照明部4には、ハーフミラー5と第一光源6とが含まれる。ハーフミラー5は、入射光の一部を透過させつつ残りを反射する機能を持った平板状の光学装置である。図1に示すように、ハーフミラー5は、線形部品1よりも線形部2の他端側であって、線形部品1とスクリーン21との間に配置される。ハーフミラー5は、その表面が線形部2に対して45°の角度をなすように配置される。ハーフミラー5の大きさは、少なくとも線形部2と基部3との接続箇所を第一光源6で照らすことができる程度の大きさとされる。なお、ハーフミラー5の角度を設定,調節するための駆動装置(例えば、伸縮シリンダー,モーターなど)を設けてもよい。
第一光源6は、ハーフミラー5に光を照射する投光装置である。第一光源6は、平行度の高い光(平行光、あるいは、疑似平行光)を照射する機能を持つ。第一光源6による光の照射方向は、ハーフミラー5に対して45°の角度をなすように設定される。これにより、第一光源6から照射された光の一部をハーフミラー5で反射させて、線形部2の延在方向と平行に進行させることが可能となる。本実施形態の第一光源6はおもに、線形部2の軸線を含む水平面よりも下側の空間(特に、基部3の影となる空間)に光を供給する。なお、第一光源6の投光方向を設定,調節するための駆動装置(例えば、伸縮シリンダー,モーターなど)を設けてもよい。
全反射ミラー9(第一ミラー)は、第一照明部4が供給する光を線形部2の一端51から他端52に向かう方向へと反射する平板状の鏡である。図1,図4に示すように、全反射ミラー9は、第一照明部4から供給される光の進行方向を基準として、線形部品1の基部3よりも上流側(すなわち、基部3よりも線形部2の他端側)に配置される。なお、全反射ミラー9は、線形部2に接触するように配置される。また、全反射ミラー9のサイズは、少なくとも線形部2と基部3との接続箇所を覆う程度の大きさとする。ドットインパクトプリンタ用印字ヘッドのワイヤアセンブリを検査対象とした場合、全反射ミラー9からスクリーン21までの距離は65mm程度である。なお、全反射ミラー9の角度を設定,調節するための駆動装置(例えば、伸縮シリンダー,モーターなど)を設けてもよい。
全反射ミラー9は、線形部2に対して垂直に配置されることが好ましい。また、図2に示すように、本実施形態の全反射ミラー9と線形部2との接触箇所には、線形部2の周面に接触する切り欠き26が設けられることが好ましい。切り欠き26の形状は、線形部2と直径がほぼ同一の半円形状である。これにより、線形部2に対して全反射ミラー9が隙間なく隣接して配置される。したがって、線形部2と基部3との接続箇所に供給された第一照明部4の光は、全反射ミラー9によって反射される。
本実施形態の第二照明部7には、第二光源8が含まれる。第二光源8は、線形部2の延在方向に沿った平行光(あるいは、疑似平行光)を検査光として照射する投光装置であり、線形部品1よりも線形部2の一端側に配置される。本実施形態の第二光源8はおもに、線形部2の軸線を含む水平面よりも上側の空間に光を供給する。ドットインパクトプリンタ用印字ヘッドのワイヤアセンブリを検査対象とした場合、第二光源8からスクリーン21までの距離は80mm程度である。なお、第二光源8の投光方向を設定,調節するための駆動装置(例えば、伸縮シリンダー,モーターなど)を設けてもよい。
図4中の白抜き矢印は第一照明部4から供給された光の進行方向を表し、黒矢印は第二照明部7から供給された光の進行方向を表す。第二光源8から照射された光は、線形部2の延在方向に沿って進み、ハーフミラー5を透過してスクリーン21に投射される。一方、第一光源6の光は、第二光源8から照射された光が届かない影の空間に向かって供給される。すなわち、第一光源6から照射された光はハーフミラー5で反射し、線形部2の延在方向に沿って進み、全反射ミラー9で反射された後、ハーフミラー5を透過してスクリーン21に投射される。これにより、図5(D)〜(F)に示すように、スクリーン21の投射画像において、全反射ミラー9によってカバーされた部分(図中の全反射ミラー範囲44)に光が供給されるため、死角が減少する。
本実施形態の線形部品検査装置20は、曲がり検査に際し、線形部2の延在方向と第一照明部4及び第二照明部7から供給される光の進行方向とを平行に揃えるための構成を具備する。図2に示すように、線形部品検査装置20には、線形部品1の基部3が取り付けられるホルダ23と、ホルダ23の位置や向き(角度)を微調整するためのステージ24とが設けられる。ホルダ23には基部3を保持するための固定具25が設けられる。基部3が強磁性体である場合には、磁石や電磁石を固定具25とすることが考えられる。一方、基部3が強磁性体以外の物質である場合には、クリップやクランプを固定具25としてもよい。また、ステージ24には、ホルダ23の位置や向きを図2中のX方向,Y方向,Z方向,θX方向のそれぞれに調整する駆動装置(例えば、伸縮シリンダー,モーターなど)が内蔵される。これにより、線形部品1の種類や形状に関わらず、スクリーン21の上に投影される線形部2の影形状が円形となるように、線形部品1の位置や向きを調節することが容易となる。
[2.電子制御装置(ハードウェア)]
図6は、電子制御装置10のハードウェア構成を例示する図である。電子制御装置10は、曲がり検査を実施する主体となるコンピュータであり、第一光源6(第一照明部4),第二光源8(第二照明部7),カメラ22の作動状態を制御する機能を持つ。電子制御装置10には、プロセッサ11(中央処理装置),メモリ12(主記憶装置,メインメモリ),補助記憶装置13,インタフェース装置14,記録媒体ドライブ15などが内蔵され、内部バス16を介して互いに通信可能に接続される。
プロセッサ11は、制御ユニット(制御回路)や演算ユニット(演算回路),キャッシュメモリ(レジスタ群)などを内蔵するCPU(Central Processing Unit)である。メモリ12は、プログラムや作業中のデータが格納される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)がこれに含まれる。補助記憶装置13は、メモリ12よりも長期的に保持されるデータやファームウェアが格納される記憶装置であり、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリがこれに含まれる。インタフェース装置14は、電子制御装置10と外部との間の入出力(Input and Output;I/O)を司るものである。
記録媒体ドライブ15は、少なくとも光ディスクや半導体メモリなどの記録媒体17(リムーバブルメディア)に記録,保存された情報を読み取る機能を持った読取装置(又は読取・書込装置)である。電子制御装置10で実行されるプログラム(例えば、検査プログラム30)は、メモリ内に記録,保存されることとしてもよいし、補助記憶装置13の内部に記録,保存されることとしてもよい。あるいは、記録媒体17上に検査プログラム30が記録,保存され、その記録媒体17に書き込まれている検査プログラム30が、記録媒体ドライブ15を介して電子制御装置10に読み込まれることとしてもよい。
電子制御装置10には、上述の第一光源6,第二光源8,カメラ22が接続される。電子制御装置10では、第一光源6,第二光源8の点灯状態や明るさ、カメラ22の作動状態などが制御される。また、カメラ22で撮影された投射画像のデータは、電子制御装置10に入力される。線形部2の曲がりの状態は、その投射画像に基づいて検査される。なお、電子制御装置10に出力装置18を接続しておき、検査結果を出力装置18に出力させてもよい。出力装置18には、ディスプレイ,プリンター,ランプ(NG表示灯)などが含まれる。
[3.電子制御装置(ソフトウェア)]
図7は、検査プログラム30の処理内容を説明するためのブロック図である。検査プログラム30には、画像処理部31,変形量算出部32,検査部33が設けられる。これらは、検査プログラム30の機能を便宜的に分類して示したものであり、個々の要素を独立したプログラムとして記述してもよいし、これらの機能を兼ね備えた複合プログラムとして記述してもよい。
画像処理部31は、カメラ22で撮影されたスクリーン21の投射画像に画像処理を施し、線形部2に対応する影(線形部影41)を抽出するものである。ここでは、二値化処理や多値化処理,フィルタ処理,特徴量抽出処理,エッジ検出処理,パターンマッチング処理といった公知の画像処理が実施されて、線形部影41が抽出される。ここで抽出された線形部影41の情報は変形量算出部32に伝達される。
変形量算出部32は、線形部影41の形状から、線形部2の曲がりの程度を表す変形量を算出するものである。ここで算出される変形量は、例えば他端52の位置のずれ量(変位)や線形部2の角度のずれ量(角変位)である。変位は、投射画像上における線形部影41の外接円(最小の外接円)の直径と投射画像の解像度に応じた変換係数とを乗算することで求めることができる。角変位は、線形部2の長さと変位との関係が規定された三角関数を用いて、変位に基づいて求めることができる。
検査部33は、スクリーン21の投射画像に基づき、線形部2の曲がりを検査するものである。ここでは、変形量算出部32で算出された変形量が予め定められたしきい値を越えているか否かが判定される。変形量がしきい値を超えていなければ、検査部33は「線形部2に曲がりがない」と判定する。反対に、変形量がしきい値を超えていれば、検査部33は「線形部2に曲がりがある」と判定する。この検査結果の情報は、線形部2の変形量に関する情報とともに出力装置18に出力される。
[4.フローチャート]
図8は、本実施形態の線形部品検査方法を説明するためのフローチャートである。まず、線形部品1をホルダ23にセットする(ステップA1)。ホルダ23は、線形部品1の品種毎に異なるもの(線形部品1毎の専用品)であってもよいし、複数種類の線形部品1に対応した汎用品であってもよい。線形部品1の基部3は、ホルダ23に埋設された固定具25によって保持,吸着される。
次に、ホルダ23がステージ24に取り付けられ(ステップA2)、線形部品1の姿勢が調節される(ステップA3)。このとき、線形部品1の線形部2が第一照明部4及び第二照明部7から供給される光の進行方向と平行になるように、ホルダ23の位置,向きが調節される。なお、図2中のX方向,Y方向,Z方向,θX方向のそれぞれについて、調節量の基準値は、線形部品1の種類に応じて予め定めておけばよい。あるいは、スクリーン21の投射画像を確認しながら、ホルダ23の位置,向きを微調整してもよい。なお、後述するステップA6において、線形部品1の姿勢に合わせて光の進行方向を調節する場合には、線形部品1の姿勢調節を省略(あるいは簡略化)してもよい。
線形部品1の姿勢が定まると、線形部2の延在方向を基準として、ハーフミラー5の位置,角度が設定,調節される(ステップA4)。ハーフミラー5は、その表面が線形部2に対して45°の角度をなすように配置される。同様に、線形部2の延在方向を基準として、全反射ミラー9の位置,角度が設定,調節される(ステップA5)。全反射ミラー9は、その表面が線形部2に対して垂直となるように配置される。
また、線形部2の延在方向を基準として、第一照明部4及び第二照明部7から供給される光の進行方向が設定,調節される(ステップA6)。これらの光の進行方向は、線形部2の延在方向に対して平行であって、互いに正反対の方向とされる。例えば、第一照明部4から供給される光の進行方向は、線形部2の一端51から他端52へ向かう方向(図4中の左方向)とされる。これに対し、第二照明部7から供給される光の進行方向は、線形部2の他端52から一端へ向かう方向(図4中の右方向)とされる。
その後、第一照明部4の第一光源6がオン操作され、第一光源6が投光を開始する(ステップA7)。これにより、図4中に白抜き矢印で示すように、線形部2の他端側から基部3に向かって進む光が、線形部品1に供給される。また、第二照明部7の第二光源8がオン操作され第二光源8が投光を開始する(ステップA8)。これにより、図4中に黒矢印で示すように、線形部2の一端51から他端52へ向かう方向に進む検査光が、線形部品1に供給される。
第二光源8から供給された検査光は、線形部2の近傍を通過してハーフミラー5を透過し、スクリーン21の上に投射される。一方、第一光源6から供給された光の一部は全反射ミラー9で反射され、検査光と同様に線形部2の一端51から他端52へ向かう方向へと進行する。この光も、線形部2の近傍を通過してハーフミラー5を透過し、スクリーン21の上に投射される。このとき、線形部2の断面形状に対応する形の影がスクリーン21の投射面に投影される。スクリーン21の上に生成された投射画像はカメラ22で撮影され(ステップA9)、投射画像のデータが電子制御装置10に伝達される。
電子制御装置10で実行される検査プログラム30において、画像処理部31が投射画像の中から線形部影41を抽出する。また、変形量算出部32は、抽出された線形部影41の形状に基づき、線形部2の変形量(線形部影41の長さ)を算出する(ステップA10)。例えば、線形部影41の最小外接円の直径が算出され、これに投射画像の解像度に応じた変換係数が乗算されて、線形部2の実変位Lresultが算出される。
検査プログラム30の検査部33では、線形部2の変形量がしきい値以下であるか否かが判定される(ステップA11)。しきい値は、例えば表1に示すように、線形部2の径と長さとに応じて設定される。ここで、前ステップで算出された実変位Lresultがその線形部2のしきい値以下である場合には、線形部2に曲がりがなく、すなわち線形部品1に問題はない(OKである)と判定される(ステップA12)。一方、実変位Lresultがしきい値を越えている場合には、線形部2が曲がっており、すなわち線形部品1に問題がある(NGである)と判定される(ステップA13)。それぞれの判定結果は出力装置18に出力され(ステップA14)、検査者に報知される。
[5.効果]
(1)上述の実施形態によれば、第一照明部4及び全反射ミラー9を用いて、基部3の影となる部位に光の反射光を供給することで、スクリーン21の上の投射画像に現れる基部影42を消去することができる。例えば、第一照明部4や全反射ミラー9がない場合には、図5(A)〜(C)に示すように、死角となる基部影42が生じる。一方、第一照明部4及び全反射ミラー9を設ければ、全反射ミラー9で反射した光が基部3の影となる空間を線形部2に沿って通過し、図5(D)〜(F)に示すように、基部影42が消去される。したがって、従来の基部影42の内側における線形部影41の形状を把握することができるようになり、線形部品1の曲がりの検査精度を向上させることができる。
(2)上述の実施形態では、第一照明部4にハーフミラー5と第一光源6とが含まれる。ハーフミラー5は、全反射ミラー9で反射した光や第二照明部7から供給される光を透過させる機能を持つ。つまり、ハーフミラー5は、これらの光がスクリーン21に到達するまでの経路上に配置したとしても、これらの光の進行を阻害しない。したがって、スクリーン21の投射画像の鮮明度を確保しつつ、第二照明部7から供給される光とは逆方向に進行する光を容易に供給することができる。また、ハーフミラー5を用いることで、第一光源6から照射される光の進行方向を、線形部2の延在方向とは異なる方向に設定することが可能となる。したがって、線形部品検査装置20のレイアウトの自由度を高めることができる。
(3)上述の実施形態では、ハーフミラー5が線形部2に対して45°の角度をなすように配置される。これにより、第一照明部4から供給される光の進行方向と線形部2の延在方向とを平行にすることが容易となり、スクリーン21に投射される線形部2の輪郭形状をより鮮明にすることができる。
(4)上述の実施形態では、全反射ミラー9が線形部2に対して垂直に配置される。これにより、第一照明部4から供給される光の進行方向と、全反射ミラー9で反射した光の進行方向とが互いに正反対の方向となる。つまり、線形部2と平行な光をスクリーン21に到達させるためには、同じく線形部2と平行な光を全反射ミラー9に当てればよい。したがって、第一照明部4から供給する光の進行方向の調整が容易となり、検査精度をさらに向上させることができる。
(5)図2に示すように、全反射ミラー9と線形部2との接触箇所に半円形状の切り欠き26を設けることで、全反射ミラー9と線形部2との隙間を小さくすることができる。これにより、図5(D)〜(F)に示すように、基部影42をほぼ完全に消去することができる。したがって、線形部影41の輪郭形状をより明瞭化することができ、検査精度を向上させることができる。
(6)上述の実施形態では、線形部2の一端51から他端52に向かう方向に進む検査光を供給する第二照明部7が設けられる。第二照明部7から検査光を供給することで、スクリーン21の投射画像において全反射ミラー9からの反射光が当たらない部分の光量を確保することができ、検査精度をさらに向上させることができる。なお、図5(B)に示すように、基部影42よりも外側の領域における線形部影41の形状は、第二照明部7のない検査装置でも検出可能である。したがって、このような検査装置と本実施形態の線形部品検査装置20とを併用して検査を実施する場合には、第二照明部7を省略することができる。
(7)上述の実施形態では、第二照明部7に第二光源8が含まれる。第二光源8は、線形部品1よりも線形部2の一端側に配置され、線形部2の延在方向に沿った検査光を照射する。これにより、スクリーン21の投射画像を鮮明にするための光量を容易に確保することができる。また、図5(D)〜(F)における全反射ミラー範囲44よりも外側の領域での線形部影41の輪郭形状をより鮮明にすることができる。したがって、検査精度を向上させることができる。
[6.変形例]
上述の実施形態では、第二照明部7に第二光源8が含まれるものを例示したが、第二光源8の代わりに第二ミラー27を用いてもよい。図9(A)に示すように、第二ミラー27は、線形部品1よりも線形部2の一端側に配置される。また、第二ミラー27は、第一照明部4から供給された光のうち、全反射ミラー9から逃れた光を反射する機能を持つ。この第二ミラー27で反射した光は、上述の実施形態における検査光に相当するものであり、線形部2の一端51から他端52への方向に進行する。したがって、上述の実施形態と同様の投射画像を取得することができ、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。
また、上記の第二ミラー27と同等の機能を全反射ミラー9に付与することも可能である。この場合、図9(B)に示すように、線形部2の軸線を含む水平面よりも下側の空間だけでなく、上側の空間にも全反射ミラー9を延設することが考えられる。すなわち、線形部2の下方だけでなく、線形部2の外周部全体を全反射ミラー9でカバーする構造とする。例えば、図10(A)に示すように、全反射ミラー9は平面状の鏡を上ミラー28と下ミラー29とに分割した構造とする。具体的な分割形状は任意に設定することができ、例えば、図10(B)に示すように、線形部2の軸線を含む水平面で上下に区画してもよい。あるいは、図10(C)に示すように、切り欠き26の下方及び左右をU字状に囲むように下ミラー29を形成し、残りの部分(切り欠き26の上方)に上ミラー28を配置してもよい。このような構成にすることで、第二照明部7を省略した上で上述の実施形態と同様の効果を獲得することができる。
なお、図9(A),(B)に示す構成はいずれも、ハーフミラー5のサイズが比較的大きく、線形部2の軸線を含む水平面よりも上側の空間に向かって光を供給しうる場合に好適である。しかし、ハーフミラー5のサイズは、少なくとも線形部2と基部3との接続箇所に向かって光を供給できる程度の大きさがあればよい。例えば、図9(C)に示すように、線形部2の軸線を含む水平面よりも下側の空間に収まる程度のサイズでよい。
また、上述の実施形態では、全反射ミラー9が線形部2に対して垂直に配置されているが、全反射ミラー9の角度は任意に設定することができる。図9(D)に示すように、全反射ミラー9を線形部2に対して傾斜させた場合であっても、全反射ミラー9に供給する光の進行方向を調整することによって、上述の実施形態と同様の投射画像を取得することができ、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。また、ハーフミラー5の角度についても同様であり、任意に設定することができる。
[7.付記]
上記の変形例を含む実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給する第一照明部と、
前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置され、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射する第一ミラーと、
前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置され、前記第一ミラーで反射した前記光が投射されるスクリーンと、
前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する検査部と、
を備えたことを特徴とする、線形部品検査装置。
(付記2)
前記第一照明部が、前記線形部品と前記スクリーンとの間に配置されたハーフミラーと、前記ハーフミラーに前記光を照射する第一光源とを有する
ことを特徴とする、付記1記載の線形部品検査装置。
(付記3)
前記ハーフミラーが、前記線形部に対して45°の角度をなすように配置される
ことを特徴とする、付記2記載の線形部品検査装置。
(付記4)
前記第一ミラーが、前記線形部に対して垂直に配置される
ことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
(付記5)
前記第一ミラーが、前記線形部に接触する半円形状の切り欠きを有する
ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
(付記6)
前記線形部の一端から他端へ向かう方向に進む検査光を供給する第二照明部を備える
ことを特徴とする、付記1〜5のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
(付記7)
前記第二照明部が、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置された第二光源を有する
ことを特徴とする、付記6記載の線形部品検査装置。
(付記8)
前記第二照明部が、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置され、前記光のうち前記第一ミラーから逃れた光を反射する第二ミラーを有する
ことを特徴とする、付記6又は7記載の線形部品検査装置。
(付記9)
直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給し、
前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置された第一ミラーで、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射させ、
前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置されたスクリーンに、前記第一ミラーで反射した前記光を投射させ、
前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する
ことを特徴とする、線形部品検査方法。
(付記10)
前記光の供給に際し、前記線形部品と前記スクリーンとの間にハーフミラーを配置し、前記ハーフミラーに前記光を照射する第一光源を用いる
ことを特徴とする、付記9記載の線形部品検査方法。
(付記11)
前記ハーフミラーを、前記線形部に対して45°の角度をなすように配置する
ことを特徴とする、付記10記載の線形部品検査方法。
(付記12)
前記第一ミラーを、前記線形部に対して垂直に配置する
ことを特徴とする、付記9〜11のいずれか1項に記載の線形部品検査方法。
(付記13)
前記線形部に接触する半円形状の切り欠きを有する前記第一ミラーを用いる
ことを特徴とする、付記9〜12のいずれか1項に記載の線形部品検査方法。
(付記14)
前記線形部の一端から他端へ向かう方向に進む検査光を供給する
ことを特徴とする、付記9〜13のいずれか1項に記載の線形部品検査方法。
(付記15)
前記検査光の供給に際し、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置された第一光源を用いる
ことを特徴とする、付記14記載の線形部品検査方法。
(付記16)
前記検査光の供給に際し、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置され、前記光のうち前記第一ミラーから逃れた光を反射する第二ミラーを用いる
ことを特徴とする、付記14又は15記載の線形部品検査方法。
1 線形部品
2 線形部(ワイヤ)
3 基部(アーマチュア)
4 第一照明部
5 ハーフミラー
6 第一光源
7 第二照明部
8 第二光源
9 全反射ミラー(第一ミラー)
10 電子制御装置(検査部)
20 線形部品検査装置
21 スクリーン
22 カメラ
26 切り欠き
27 第二ミラー
30 検査プログラム
31 画像処理部
32 変形量算出部
33 検査部

Claims (9)

  1. 直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給する第一照明部と、
    前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置され、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射する第一ミラーと、
    前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置され、前記第一ミラーで反射した前記光が投射されるスクリーンと、
    前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する検査部と、
    を備えたことを特徴とする、線形部品検査装置。
  2. 前記第一照明部が、前記線形部品と前記スクリーンとの間に配置されたハーフミラーと、前記ハーフミラーに前記光を照射する第一光源とを有する
    ことを特徴とする、請求項1記載の線形部品検査装置。
  3. 前記ハーフミラーが、前記線形部に対して45°の角度をなすように配置される
    ことを特徴とする、請求項2記載の線形部品検査装置。
  4. 前記第一ミラーが、前記線形部に対して垂直に配置される
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
  5. 前記第一ミラーが、前記線形部に接触する半円形状の切り欠きを有する
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
  6. 前記線形部の一端から他端へ向かう方向に進む検査光を供給する第二照明部を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
  7. 前記第二照明部が、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置された第二光源を有する
    ことを特徴とする、請求項6記載の線形部品検査装置。
  8. 前記第二照明部が、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置され、前記光のうち前記第一ミラーから逃れた光を反射する第二ミラーを有する
    ことを特徴とする、請求項6又は7記載の線形部品検査装置。
  9. 直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給し、
    前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置された第一ミラーで、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射させ、
    前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置されたスクリーンに、前記第一ミラーで反射した前記光を投射させ、
    前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する
    ことを特徴とする、線形部品検査方法。
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