JP6848425B2 - 線形部品検査装置及び線形部品検査方法 - Google Patents
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Description
図1は、線形部品検査装置20の構成を示す模式図である。この線形部品検査装置20は、投影法を用いて線形部品1の曲がり検査を実施する装置である。本実施形態の線形部品検査装置20は、線形部品1の基部3を基準として、線形部2の曲がりの有無を判定する。検査対象となる線形部品1は、直線形状を有する線形部2とその一端に接続された基部3とを有する部品である。線形部2は、基部3に固定された座標系において、所定の方向に向かって直線状に延設された形状を有する。
図6は、電子制御装置10のハードウェア構成を例示する図である。電子制御装置10は、曲がり検査を実施する主体となるコンピュータであり、第一光源6(第一照明部4),第二光源8(第二照明部7),カメラ22の作動状態を制御する機能を持つ。電子制御装置10には、プロセッサ11(中央処理装置),メモリ12(主記憶装置,メインメモリ),補助記憶装置13,インタフェース装置14,記録媒体ドライブ15などが内蔵され、内部バス16を介して互いに通信可能に接続される。
図7は、検査プログラム30の処理内容を説明するためのブロック図である。検査プログラム30には、画像処理部31,変形量算出部32,検査部33が設けられる。これらは、検査プログラム30の機能を便宜的に分類して示したものであり、個々の要素を独立したプログラムとして記述してもよいし、これらの機能を兼ね備えた複合プログラムとして記述してもよい。
図8は、本実施形態の線形部品検査方法を説明するためのフローチャートである。まず、線形部品1をホルダ23にセットする(ステップA1)。ホルダ23は、線形部品1の品種毎に異なるもの(線形部品1毎の専用品)であってもよいし、複数種類の線形部品1に対応した汎用品であってもよい。線形部品1の基部3は、ホルダ23に埋設された固定具25によって保持,吸着される。
(1)上述の実施形態によれば、第一照明部4及び全反射ミラー9を用いて、基部3の影となる部位に光の反射光を供給することで、スクリーン21の上の投射画像に現れる基部影42を消去することができる。例えば、第一照明部4や全反射ミラー9がない場合には、図5(A)〜(C)に示すように、死角となる基部影42が生じる。一方、第一照明部4及び全反射ミラー9を設ければ、全反射ミラー9で反射した光が基部3の影となる空間を線形部2に沿って通過し、図5(D)〜(F)に示すように、基部影42が消去される。したがって、従来の基部影42の内側における線形部影41の形状を把握することができるようになり、線形部品1の曲がりの検査精度を向上させることができる。
上述の実施形態では、第二照明部7に第二光源8が含まれるものを例示したが、第二光源8の代わりに第二ミラー27を用いてもよい。図9(A)に示すように、第二ミラー27は、線形部品1よりも線形部2の一端側に配置される。また、第二ミラー27は、第一照明部4から供給された光のうち、全反射ミラー9から逃れた光を反射する機能を持つ。この第二ミラー27で反射した光は、上述の実施形態における検査光に相当するものであり、線形部2の一端51から他端52への方向に進行する。したがって、上述の実施形態と同様の投射画像を取得することができ、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。
上記の変形例を含む実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給する第一照明部と、
前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置され、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射する第一ミラーと、
前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置され、前記第一ミラーで反射した前記光が投射されるスクリーンと、
前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する検査部と、
を備えたことを特徴とする、線形部品検査装置。
前記第一照明部が、前記線形部品と前記スクリーンとの間に配置されたハーフミラーと、前記ハーフミラーに前記光を照射する第一光源とを有する
ことを特徴とする、付記1記載の線形部品検査装置。
(付記3)
前記ハーフミラーが、前記線形部に対して45°の角度をなすように配置される
ことを特徴とする、付記2記載の線形部品検査装置。
前記第一ミラーが、前記線形部に対して垂直に配置される
ことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
(付記5)
前記第一ミラーが、前記線形部に接触する半円形状の切り欠きを有する
ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
(付記6)
前記線形部の一端から他端へ向かう方向に進む検査光を供給する第二照明部を備える
ことを特徴とする、付記1〜5のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。
前記第二照明部が、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置された第二光源を有する
ことを特徴とする、付記6記載の線形部品検査装置。
(付記8)
前記第二照明部が、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置され、前記光のうち前記第一ミラーから逃れた光を反射する第二ミラーを有する
ことを特徴とする、付記6又は7記載の線形部品検査装置。
直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給し、
前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置された第一ミラーで、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射させ、
前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置されたスクリーンに、前記第一ミラーで反射した前記光を投射させ、
前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する
ことを特徴とする、線形部品検査方法。
前記光の供給に際し、前記線形部品と前記スクリーンとの間にハーフミラーを配置し、前記ハーフミラーに前記光を照射する第一光源を用いる
ことを特徴とする、付記9記載の線形部品検査方法。
(付記11)
前記ハーフミラーを、前記線形部に対して45°の角度をなすように配置する
ことを特徴とする、付記10記載の線形部品検査方法。
前記第一ミラーを、前記線形部に対して垂直に配置する
ことを特徴とする、付記9〜11のいずれか1項に記載の線形部品検査方法。
(付記13)
前記線形部に接触する半円形状の切り欠きを有する前記第一ミラーを用いる
ことを特徴とする、付記9〜12のいずれか1項に記載の線形部品検査方法。
(付記14)
前記線形部の一端から他端へ向かう方向に進む検査光を供給する
ことを特徴とする、付記9〜13のいずれか1項に記載の線形部品検査方法。
前記検査光の供給に際し、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置された第一光源を用いる
ことを特徴とする、付記14記載の線形部品検査方法。
(付記16)
前記検査光の供給に際し、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置され、前記光のうち前記第一ミラーから逃れた光を反射する第二ミラーを用いる
ことを特徴とする、付記14又は15記載の線形部品検査方法。
2 線形部(ワイヤ)
3 基部(アーマチュア)
4 第一照明部
5 ハーフミラー
6 第一光源
7 第二照明部
8 第二光源
9 全反射ミラー(第一ミラー)
10 電子制御装置(検査部)
20 線形部品検査装置
21 スクリーン
22 カメラ
26 切り欠き
27 第二ミラー
30 検査プログラム
31 画像処理部
32 変形量算出部
33 検査部
Claims (9)
- 直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給する第一照明部と、
前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置されるとともに前記線形部に接触するように配置され、少なくとも前記線形部と前記基部との接続箇所を覆う大きさを有し、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射する第一ミラーと、
前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置され、前記第一ミラーで反射した前記光が投射されるスクリーンと、
前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する検査部と、
を備えたことを特徴とする、線形部品検査装置。 - 前記第一照明部が、前記線形部品と前記スクリーンとの間に配置されたハーフミラーと、前記ハーフミラーに前記光を照射する第一光源とを有する
ことを特徴とする、請求項1記載の線形部品検査装置。 - 前記ハーフミラーが、前記線形部に対して45°の角度をなすように配置される
ことを特徴とする、請求項2記載の線形部品検査装置。 - 前記第一ミラーが、前記線形部に対して垂直に配置される
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。 - 前記第一ミラーが、前記線形部に接触する半円形状の切り欠きを有する
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。 - 前記線形部の一端から他端へ向かう方向に進む検査光を供給する第二照明部を備える
ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の線形部品検査装置。 - 前記第二照明部が、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置された第二光源を有する
ことを特徴とする、請求項6記載の線形部品検査装置。 - 前記第二照明部が、前記線形部品よりも前記線形部の一端側に配置され、前記光のうち前記第一ミラーから逃れた光を反射する第二ミラーを有する
ことを特徴とする、請求項6又は7記載の線形部品検査装置。 - 直線形状を有する線形部と前記線形部の一端に接続された基部とを有する線形部品の曲がり検査に際し、前記線形部の他端側から前記基部に向かって進む光を供給し、
前記基部よりも前記光の進行方向の上流側に配置されるとともに前記線形部に接触するように配置された第一ミラーであって少なくとも前記線形部と前記基部との接続箇所を覆う大きさを有する前記第一ミラーで、前記線形部の一端から他端に向かう方向へと前記光を反射させ、
前記線形部品よりも前記線形部の他端側に配置されたスクリーンに、前記第一ミラーで反射した前記光を投射させ、
前記スクリーンの投射画像に基づき、前記線形部の曲がりを検査する
ことを特徴とする、線形部品検査方法。
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JP2016252901A JP6848425B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | 線形部品検査装置及び線形部品検査方法 |
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