JP2018105271A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
Description
前記第二可動コア(インナーアンカー)の前記第二対向面に対して前記第一可動コア(アウターアンカー)の前記第一対向面が外周側に配置され、前記第一可動コア(アウターアンカー)の上流側端面と対向する前記第二可動コア(インナーアンカー)の下流側端面には前記第一可動コア(アウターアンカー)の上流側端面に向かって凸となる凸部が形成された。
図1は、本発明にかかる燃料噴射弁の例として、電磁式燃料噴射弁の例を示す断面図である。図1に示した電磁式燃料噴射弁は、筒内直接噴射式のガソリンエンジン向けの電磁式燃料噴射弁の例であるが、本発明の効果は、ポート噴射式のガソリンエンジン向けの電磁式燃料噴射弁や、ピエゾ素子や磁歪素子で駆動される燃料噴射弁においても有効である。なお本発明の説明において、燃料噴射弁100の軸方向に対して燃料噴射孔側を上流側、弁座側を下流側として説明する。
また第二側可動子202は、第三スプリング204によって、上流側に付勢されており、第一可動子201と第二可動子202との間に設けられた第一係合部221を介して、外径側可動子202も静止状態を維持している。その際、第二可動子202とスリーブ113の間には、空隙g1が設けられている。
スリーブ113と内径側可動子201との間に予め設けられた空隙g1分だけ、内径側可動子201が変位すると、図6に示すように、磁気コア107と第一可動子201との間に設けられた空隙g2’にまで減少し、内径側可動子201は、スリーブ113の衝突面113aと第二の対抗面202aが衝突する。
Fs + Fp > Fi 式(3)
この状態(ショートストローク状態)より、コイル108への電流が遮断され、内径側可動子201と外径側可動子202の間に生じている磁束が消失し、磁気吸引力がスプリングの付勢力と弁体101に作用する流体力よりも小さくなると、内径側可動子201ならびに外径側可動子201は下流側への変位を開始し、それに伴って弁体101は閉弁動作を開始し、やがて弁座と衝突し、閉弁する。結果として、図10(a)に示すように、弁体101は、第一可動子201と磁気コア107間に設けられた空隙g2分だけ変位する(弁体変位402)となる。第一可動子201の変位は、磁気コア107あるいは第一可動子の運動を規制する部材に衝突することによって変位が規定される。これにより、弁体101の変位は安定し、安定した噴射量を供給することができる。
一方、図10(b)に示すように、コイル108への通電する電流値401を予め設定した閾値よりも大きくすると、式(4)に示すように内径側可動子202の磁気吸引力Fiが、弁体101に作用する流体による差圧力Fpとスプリング110による付勢力Fsとの和よりも大きくなるようにすることで、図8に示すように、第一可動子201は磁気コア107と第一可動子201との間に設けられた空隙g3分だけ、第一可動子201は変位する。結果、第一可動子201は、弁体101を引き上げ、弁体101は、空隙g2と空隙g3の和だけ変位する(ロングストローク状態)。第2可動子202の変位は、磁気コア107あるいは第二可動子202の運動を規制する部材に衝突することによって変位が規定される。そのため、弁体101の挙動は安定し、安定した噴射量を供給することができる。
ロングストローク状態より、コイル108への電流が遮断され、内径側可動子201に生じている磁束が消失し、磁気吸引力がスプリングの付勢力と弁体101に作用する流体力よりも小さくなると、内径側可動子201は下流側へ変位する。
弁座・・・102
磁気コア・・・107
コイル・・・108
ヨーク・・・109
第一スプリング・・・110
第二スプリング・・・203
第三スプリング・・・204
燃料供給口・・・112
スリーブ・・・113
第一可動子・・・201
第二可動子・・・202
Claims (4)
- 磁気コアと、
前記磁気コアに対向する第一対向面を有し当該第一対向面が前記磁気コアに吸引される第一可動コア(アウターアンカー)と、
前記第一可動コアと別体で構成され、前記磁気コアに対向する第二対向面を有し当該第二対向面が前記磁気コアに吸引される第二可動コア(インナーアンカー)と、
前記第二可動コア(インナーアンカー)の前記第二対向面に対して前記第一可動コア(アウターアンカー)の前記第一対向面が外周側に配置され、
前記第一可動コア(アウターアンカー)の上流側端面と対向する前記第二可動コア(インナーアンカー)の下流側端面には前記第一可動コア(アウターアンカー)の上流側端面に向かって凸となる凸部が形成された燃料噴射弁。 - 請求項1に記載の燃慮噴射弁において、
前記第二可動コア(インナーアンカー)の下流側端面は、前記凸部と平面部とで構成され、前記凸部に対して前記平面部の面積の方が大きくなるように構成された燃料噴射弁。 - 請求項1に記載の燃慮噴射弁において、
前記第二可動コア(インナーアンカー)の下流側端面は、弁体軸方向に直交する直交方向において、前記凸部が前記下流側端面の中心よりも外周側に形成された燃料噴射弁。 - 請求項1に記載の燃慮噴射弁において、
前記第二可動コア(インナーアンカー)の下流側端面は、前記凸部と平面部とで構成され、弁体軸方向において前記凸部が前記第一可動コア(アウターアンカー)の内周部と重なるように配置された燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016254653A JP2018105271A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016254653A JP2018105271A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 燃料噴射弁 |
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JP2018105271A true JP2018105271A (ja) | 2018-07-05 |
Family
ID=62787281
Family Applications (1)
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JP2016254653A Pending JP2018105271A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 燃料噴射弁 |
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JP (1) | JP2018105271A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511604A (ja) * | 1999-10-07 | 2003-03-25 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 燃料噴射弁 |
WO2014141757A1 (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電磁式燃料噴射弁 |
JP2015161210A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 燃料噴射弁 |
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2016
- 2016-12-28 JP JP2016254653A patent/JP2018105271A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP2003511604A (ja) * | 1999-10-07 | 2003-03-25 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 燃料噴射弁 |
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