JP2018104939A - カバー - Google Patents

カバー Download PDF

Info

Publication number
JP2018104939A
JP2018104939A JP2016250344A JP2016250344A JP2018104939A JP 2018104939 A JP2018104939 A JP 2018104939A JP 2016250344 A JP2016250344 A JP 2016250344A JP 2016250344 A JP2016250344 A JP 2016250344A JP 2018104939 A JP2018104939 A JP 2018104939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
cover
protrusion
opening
cover according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016250344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6924028B2 (ja
Inventor
直毅 市川
Naoki Ichikawa
直毅 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Solar Frontier KK
Original Assignee
Solar Frontier KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Solar Frontier KK filed Critical Solar Frontier KK
Priority to JP2016250344A priority Critical patent/JP6924028B2/ja
Publication of JP2018104939A publication Critical patent/JP2018104939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6924028B2 publication Critical patent/JP6924028B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】太陽電池モジュールを保持する支持部材の意匠性を改善させる。
【解決手段】太陽電池モジュールを保持する支持部材110の端部に設けられた開口115を覆うためのカバー200は、開口115を覆う平面部202と、平面部202から平面部と交差する方に突出し、支持部材110に係合可能に構成された突出部204と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、太陽電池モジュールを保持する固定装置に設けられた開口を覆うためのカバー、及び太陽電池モジュール用の固定装置に関する。
近年、アレイ状に配置された複数の太陽電池モジュールが建造物の屋根のような場所に設置されることがある。太陽電池モジュールは、屋根に設置された固定装置(架台)に保持させることで屋根上に設置される(特許文献1)。
特許文献1は、複数のパネル状の太陽電池モジュールを固定する架台を開示している。架台は、太陽電池モジュールの裏面側において互いに間隔をあけて配置され、太陽電池モジュールを固定する複数の柱状部材を有する。柱状部材は、太陽電池モジュールの側部フレームに沿って延びる縦材と、縦材と直交する方向に延びる横材と、を含む。
特開2016−119812号
一般的に、太陽電池モジュールを保持する縦材と横材の少なくとも一方(以下、「支持部材」と称する。)は、支持部材が延びる方向に直交する断面において、C字形の形状を有する。すなわち、支持部材は、支持部材が延びる方向に沿って延びた中空の構造を有する。さらに、支持部材は、一般に、支持部材が延びる方向における端部において開口しており、前述の中空構造は外部空間と連通している。
本願発明者は、このように支持部材の端部が開口していると、太陽電池モジュールを保持する固定装置の意匠性が劣ってしまうという課題を見出した。特に、傾斜した屋根に太陽電池モジュールを設置する場合、傾斜方向に沿って配置される支持部材の一端部の開口は、軒側に向けられるため、軒側から屋根を見上げたユーザから視認される可能性が高い。よって、太陽電池モジュールを保持する支持部材の意匠性を改善させることが望まれる。
一態様に係るカバーは、太陽電池モジュールを保持する支持部材の端部に設けられた開口を覆うためのカバーに関する。カバーは、開口を覆う平面部と、平面部から平面部と交差する方に突出し、支持部材に係合可能に構成された突出部と、を有する。
一態様に係る太陽電池モジュール用の固定装置は、上記カバーと、カバーによって覆われる開口を有する支持部材と、を含む。
上記態様によれば、支持部材の端部に設けられた開口を覆うカバーによって、太陽電池モジュールを保持する支持部材の意匠性を改善することができる。
第1の実施形態に係るパネル用の固定装置と、固定装置に設置されたパネルとを示す斜視図である。 図1の2A−2A方向に沿った固定装置の部分的断面図である。 固定装置を構成する第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。 第1の実施形態に係るカバーが装着された第1の支持部材の斜視図である。 第2の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。 第2の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。 第3の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。 第3の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。 第4の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。 第4の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの別の角度から見た分解斜視図である。 第1の固定部及び第2の固定部を取り付けた状態の第4の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの斜視図である。 第4の実施形態に係るカバーで開口を覆った状態の第1の支持部材の斜視図である。 第5の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。 第5の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。 第6の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。 図15の16A−16A線に沿ったカバー及び第1の支持部材の断面図である。 第7の実施形態に係るカバーの上面図である。 第7の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。 第7の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。 第8の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の平面図である。 第9の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の上面図である。 第10の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の断面図である。 第10の実施形態に係るカバーの斜視図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。以下の図面において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがあることに留意すべきである。
(1)第1の実施形態
図1は、第1の実施形態に係るパネル用の固定装置と、固定装置に設置されたパネルとを示す斜視図である。なお、図1では、パネルを設置する設置面、第1の支持部材及び第2の支持部材を示すため、一部のパネルは省略されている。図2は、図1の2A−2A方向に沿った固定装置の部分的断面図である。図3は、固定装置を構成する後述の第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。図4は、カバーが装着された第1の支持部材の斜視図である。
パネル用の固定装置100は、例えば屋根のような設置面12に固定される。固定装置100は、複数のパネル20を支持している。パネル20は太陽電池モジュールであってよい。
固定装置100は、複数の第1の支持部材110と、複数の第2の支持部材120と、を有する。第1の支持部材110は、第1の方向(Y方向)に沿って延びており、設置面12に固定される。第2の支持部材120は、第1の方向に交差する第2の方向(X方向)に沿って、少なくとも2つの第1の支持部材110にわたって延びている。第2の支持部材120は、第1の支持部材110上に配置される。複数のパネル20は、第1の方向(Y方向)及び第2の方向(X方向)に沿って複数並んでいてよい。各々のパネル20は、第1の方向に互いに隣接する第2の支持部材120どうしによって支持される。
本実施形態では、第1の方向は、屋根の傾斜方向に相当し、第2の方向は、第1の方向に直交する方向(水平方向)に相当する。しかしながら、本発明はこれに限定されるわけではない。第1の方向と第2の方向は、複数のパネル20を支持することができるかぎり、それぞれどの方向に沿っていてもよい。また、第1の方向と第2の方向とは、互いに直交している必要はなく、互いに交差していればよい。また、パネル用の固定装置100は、屋根のような傾斜した設置面だけでなく、水平な設置面に固定することもできる。
第1の支持部材110は、設置面12上に配置される不図示の固定金具や、例えばボルトのような固定具300(図2参照)によって設置面12に固定することができる。複数の第1の支持部材110は、屋根の垂木に固定するために、一般に、垂木の間隔に合わせて配置されていてよい。
本実施形態では、第1の支持部材110は、第1の方向に沿って延びている。第1の支持部材110は、上面が開放した細長い中空の四角柱状に形成されていてよい。細長い中空は、第1の方向に沿って第1の支持部材110の端部まで延びており、第1の支持部材110の端部で開口115を形成する。第1の支持部材110の上面112には、第1の方向に沿って延びる開放部111が形成されていてよい。第1の支持部材110の上面112は、開放部111を挟んで両側に位置している。第1の支持部材の上面112は、第2の支持部材120を載せる面を構成する。
複数の第2の支持部材120のうち両端側の2つを除く第2の支持部材は、第1の方向に互いに隣接する2つのパネル20をそれぞれ積載するよう構成されている。複数の第2の支持部材120のうち両端側の2つの第2の支持部材120a,120bは、1つのパネル20を積載するよう構成されている。なお、1つのパネル20は、互いに隣接する第2の支持部材120,120a,120bによって支持される。
次に、第1の方向(Y方向)における一端に位置する第2の支持部材120aについて説明する(図2参照)。第2の支持部材120aは、第1の支持部材110に接する底部122を有する。第2の支持部材120aは、底部122よりも上方に、パネル20を積載するための積載面126を有する。具体的には、積載面126は、底部122から上方に延びる支持部分127及び側面当接部128によって底部122より上方に支持されている。側面当接部128は、積載面126を越えて上方に延びており、パネル20の側面に当接する。
第2の支持部材120aはフランジ129を有していてよい。フランジ129は、側面当接部128の上部から第1の方向に突出する。本実施形態では、パネル20の端部が、積載面126とフランジ129によって支持される。
第1の支持部材110は、第1の固定部130及び第2の固定部140を含んでいてよい。第1の固定部130及び/又は第2の固定部140は、第1の支持部材110に対して着脱可能に構成されていてもよく、第1の支持部材110に対して着脱不能に構成されていてもよい。
第1の固定部130は、第2の支持部材120の底部122の第1の方向における一端部122aに当接している。第2の固定部140は、第2の支持部材120の底部122の第1の方向におけるもう一方の端部122bを、第1の支持部材110の上面112へ押圧する押圧部142を有する。これにより、第2の支持部材120の底部122の一端部122bが、第2の固定部140の押圧部142と第1の支持部材110の上面112とによって挟まれるように固定される。
第2の固定部140は、第1の支持部材110の上面112よりも下方に延びており、第1の支持部材110の上面112の下方で第1の固定部130と接している。第1の固定部130及び第2の固定部140は、例えばボルトのような締結部材160によって互いに固定される。
好ましくは、第1の固定部130及び第2の固定部140は、第1の支持部材110に対してスライド移動可能に構成されている。具体的一例として、第1の支持部材110の側部113は、第1の方向に沿って延びる孔118を有する(図3,4参照)。第1の固定部130は、第2の方向に突出した突出部136を有する。なお、図3では、1つの孔118と1つの突出部136のみが示されているが、図3で示された第1の支持部材110の側部113とは反対側の側部に、同様の不図示の穴部と突出部が設けられている。第1の固定部130の一対の突出部136が、第1の支持部材110の側部113に形成された一対の孔118に挿入されることで、第1の固定部130及び第2の固定部140が第1の支持部材110に取り付けられる。本実施形態では、一対の孔118に挿入される一対の突出部136は、第1の固定部130に設けられているが、この代わりに、一対の突出部136は第2の固定部140に設けられていてもよい。
第1の支持部材110の側部113に形成された孔118は、突出部136よりも第1の方向に長く延びている。これにより、第1の固定部130及び第2の固定部140は、第2の支持部材120を支持した状態で第1の支持部材110に対してスライド移動可能となっている。つまり、パネル20の第1の方向における位置を調節可能である。また、第2の支持部材120が移動可能となっていることにより、第2の支持部材120にパネル20の端部を支持させ易くすることができる。
本実施形態では、第1の支持部材110の端部に設けられた開口115を覆うためのカバー200が設けられている。カバー200は、第1の支持部材110に対して着脱可能に構成されていてよい。カバー200は、平面部202及び突出部204を有する。
平面部202は、第1の支持部材110の端部に設けられた開口115を覆う。突出部204は、平面部202から、平面部202と交差する方に突出している。突出部204は、第1の支持部材110の端部に設けられた開口115を囲む支持部材の一部に係合可能に構成されていえる。本実施形態では、突出部204は側部113に係合可能に構成されている。
突出部204は、一対設けられていてよい。一対の突出部204どうしの距離は、第1の支持部材110の幅と実質的に同じであってよい。これにより、カバー200を第1の支持部材110に着脱させることができる。なお、平面部202は、第1の支持部材110の端部に設けられた開口115のすべてを塞いでもよく、その代わりに部分的に塞いでもよい。
このように、第1の支持部材110の端部に設けられた開口115を覆うカバー200によって、太陽電池モジュールを保持する固定装置100の意匠性を改善することができる。特に、屋根の傾斜方向に沿って配置される第1の支持部材110の軒側の端部に設けられた開口115をカバーで覆うと、屋根の下から開口115を視認し難くなるため、意匠性の改善効果が高い。
(2)第2の実施形態
第2の実施形態について、図5及び図6を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図5は、第2の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。図6は、カバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。
カバー210は、平面部212及び突出部214を有する。本実施形態では、突出部214は、締結部材218によって第1の支持部材110の側部113に締結可能に構成されている。
具体的には、突出部214は、第1の支持部材110の端部の開口115を囲む側部113の外面と当接する。突出部214は、例えば螺子のような締結部材218が挿入される孔216を有していてよい。これにより、カバー210が第1の支持部材110の端部の開口115を覆った状態で、カバー210を第1の支持部材110に取り付けることができる。このような構成では、カバー210と第1の支持部材110とを正確に位置合わせしなくても、締結部材218によって、カバー210を第1の支持部材110に臨機応変に固定することができる。
なお、突出部214を第1の支持部材110の底部117と当接するようにし、締結部材218で突出部214を底部117に締結することも可能である。
(3)第3の実施形態
第3の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図7は、第3の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。図8は、カバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。
カバー220は、平面部222及び突出部224を有する。本実施形態では、突出部224は、第1の支持部材110の側部113に当接するリブ226を有する。
具体的には、突出部224は、第1の支持部材110の端部の開口115を囲む側部113の内側に挿入される。一対の突出部224の外面にリブ226が設けられているため、リブ226と第1の支持部材110の側部113の内面とがこすれあう。したがって、カバー220を第1の支持部材110に向けて押し込む操作のみによって、カバー220を第1の支持部材110に係合させることができる。
なお、図7及び図8に示す態様の代わりに、突出部224は、第1の支持部材110の端部の開口115を囲む側部113の外側に配置され、かつ一対の突出部224の内面にリブ226が設けられていてもよい。
(4)第4の実施形態
第4の実施形態について、図9〜図12を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図9は、第4の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。図10は、第4の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの別の角度から見た分解斜視図である。図11は、第1の固定部及び第2の固定部を取り付けた状態の第1の支持部材及びカバーの斜視図である。図12は、カバーで開口を覆った状態の第1の支持部材の斜視図である。
カバー230は、平面部232及び突出部234を有する。本実施形態では、突出部234は、使用時に第1の支持部材110の底部117の内面と面するように構成されている。突出部234は、第1の支持部材110を他の要素、ここでは設置面12に固定する固定具300によって第1の支持部材110の底部117に固定可能に構成されている。
具体的には、突出部234は、固定具300が挿入される孔236を有する。固定具300は、突出部234の孔236と、第1の支持部材110の底部117を貫通して他の要素、例えば設置面12に達している。
このように、第1の支持部材110を他の要素に固定する固定具300を利用して、カバー230を第1の支持部材110に係合させることで、カバー230を第1の支持部材110に係合させるための余分な締結部材が不要となる。なお、突出部234は、図示のように平面部232の上部から折り曲げられるようにして底部117と対向してもよいし、図示していないが、平面部232の下部から真っすぐ延びるように底部117と対向してもよい。
また、突出部234の孔236は、突出部234の突出方向に沿って延びていることが好ましい。より具体的には、突出部234の孔236は、固定具300の径よりも突出方向に長く延びている。これにより、カバー230は、固定具300を緩めた状態で、突出方向にスライド移動可能に構成されている。このような構成によれば、カバー230を第1の支持部材110から完全に取り外すことなく、カバー230の平面部232を第1の支持部材110の開口115から離間させることができる。
図9及び図10に示すように、固定具300を緩め、カバー230の平面部232を第1の支持部材110の開口115から離間させることにより、第1の支持部材110の所定の位置に第1の固定部130及び第2の固定部140をアクセスできるようになる。第1の支持部材110の所定の位置に第1の固定部130及び第2の固定部140を取り付けた後に、カバー230を第1の支持部材110の開口115に向けて押し込む。このように、カバー230を第1の支持部材110から完全に取り外すことなく、第1の支持部材110を設置することができる。
(5)第5の実施形態
第5の実施形態について、図13及び図14を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図13は、第5の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。図14は、カバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。なお、便宜上、図13及び図14では、第1の支持部材の第1の固定部及び第2の固定部は示されていない。
カバー260は、平面部262及び一対の突出部264を有する。本実施形態では、一対の突出部264は、波形の板によって形成されている。具体的には、一対の突出部264は、一対の突出部264どうしの間の距離が突出方向の位置に応じて変化するように構成されている。
一対の突出部264どうしの間の最大距離L1は、一対の突出部264と当接する第1の支持部材110の内面間の間隔L2と同一又は当該間隔L2よりも大きいことが好ましい。また、一対の突出部264を第1の支持部材110の開口115内に挿入し易くするため、一対の突出部264どうしの間の最大距離L1は、第1の支持部材110の外径よりは小さいことが好ましい。
上記構成によれば、カバー260の突出部264を第1の支持部材110内に挿入したときに、一対の突出部264どうしの間の距離が最も広くなる部分264a,264bのみが、第1の支持部材110の内面と当接する。ここで、一対の突出部264は、波形の板によって形成されているため、板バネの作用により、一対の突出部264どうしの間の距離が最も広くなる部分264a,264bが、第1の支持部材110の内面と強く圧接する。これにより、カバー260を第1の支持部材110に押し込む操作のみでカバー260を第1の支持部材110に取り付けることができるとともに、カバー260と第1の支持部材110との係合力を向上させることができる。
(6)第6の実施形態
第6の実施形態について、図15及び図16を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図15は、第6の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。図16は、図15の16A−16A線に沿ったカバー及び第1の支持部材の断面図である。なお、便宜上、図15及び図16では、第1の支持部材の第1の固定部及び第2の固定部は示されていない。
カバー240は、平面部242及び突出部244を有する。詳細には図示していないが、突出部244は、前述のいずれかの実施形態と同様の構成を有していてよい。本実施形態では、カバー240は、カバー240と第1の支持部材110との間に隙間249を形成するように第1の支持部材110と係合可能に構成されている。
具体的には、平面部242は、第1の支持部材110の開口115を囲む側端部119に当接する突起部246を有する。平面部242の突起部246が第1の支持部材110の開口115を囲む側端部119に当接することによって、カバー240が開口115を覆った状態で、カバー240と第1の支持部材110との間に隙間249が形成される。
第1の支持部材110の中空部分に例えば雨のような液体が浸入した場合、液体は、カバー240と第1の支持部材110との間の隙間249から排出される。これにより、第1の支持部材110の内部に液体が溜まることを抑制することができる。
平面部242の突起部246は、第1の支持部材110の底部117と当接するよう構成されていることが好ましい。これにより、カバー240と第1の支持部材110との間の隙間249は、下方に向けて開口するため、液体の排水効果を向上させることができる。
(7)第7の実施形態
第7の実施形態について、図17〜図19を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図17は、第7の実施形態に係るカバーの上面図である。なお、図17は、図18に示す矢印17Aの方向から見たカバーの図である。図18は、第7の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーの分解斜視図である。図19は、第7の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の斜視図である。なお、便宜上、図18及び図19では、第1の支持部材の第1の固定部及び第2の固定部は示されていない。
カバー250は、平面部252及び突出部254を有する。詳細には図示していないが、突出部254は、前述のいずれかの実施形態と同様の構成を有していてよい。本実施形態では、カバー250は、カバー250と第1の支持部材110との間に隙間259を形成するように第1の支持部材110と係合可能に構成されている。
具体的には、平面部252は、第1の支持部材110の開口を囲む側端部119に当接する突起部256を有する。平面部252の突起部256が第1の支持部材110の開口115を囲む側端部119に当接することによって、カバー250が開口115を覆った状態で、カバー250と第1の支持部材110との間に隙間259が形成される。これにより、第1の支持部材110の中空部分に浸入した液体を、隙間259から排出することができる。
本実施形態では、突起部256は、高さ方向(図のZ方向)に平面部252の一端から他端まで延びている。突起部256は、平面部252を構成する平板の折り返しによって形成されていてよい。なお、図とは異なるが、押し出し加工によって突出部256が形成されていてもよい。また、突起部256の上方側の端部は、第1の支持部材110の開放部111に位置することが好ましい。これにより、平面部252の上方側の端部を、第1の支持部材110に当接させることができる。
(8)第8の実施形態
第8の実施形態について、図20を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図20は、第8の実施形態に係る第1の支持部材及びカバーを、カバーの挿入方向から見た平面図である。
カバー270は、平面部272及び突出部274を有する。詳細には図示していないが、突出部274は、前述のいずれかの実施形態と同様の構成を有していてよい。
本実施形態では、平面部272は、第1の支持部材110の開口115を外部に連通させる切り欠き279を有する。これにより、第1の支持部材110の中空部分に浸入した液体を、平面部272に形成された切り欠き279のところから排出することができる。平面部272の切り欠き279は、平面部272の下部に形成されていることが好ましい。これにより、液体の排水効果を向上させることができる。
図20に示す形態では平面部272は液体排出用の切り欠き279を有するが、この代わりに、又はこれに加えて、平面部272は、液体排出用の貫通孔を有していてもよい。
(9)第9の実施形態
第9の実施形態について、図21を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図21は、第9の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材を、第1の支持部材の上面側から見た上面図である。なお、便宜上、図21では、第1の支持部材の第1の固定部及び第2の固定部は示されていない。
カバー280は、平面部282及び突出部284を有する。突出部284は、締結部材288によって第1の支持部材110に締結可能に構成されている。
突出部284は、平面部282から、平面部282に交差する方向に突出している。平面部282と突出部284は連続しており、平面部282と突出部284との間の移行部分283は、板の折り返しによって構成されている。カバー280を第1の支持部材110に取り付けたときに、移行部分283は、第1の支持部材110の開口115を囲む側端部119に当接する。これにより、平面部282と第1の支持部材110との間に隙間289が形成される。第1の支持部材110の中空部分に浸入した液体を、カバー280と第1の支持部材110との間の隙間249から排出することができる。
なお、移行部283を押し出し加工によりリブ状に形成することも可能である。
(10)第10の実施形態
第10の実施形態について、図22及び図23を参照して説明する。以下、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。図22は、第10の実施形態に係るカバーを装着した第1の支持部材の断面図である。図23は、第10の実施形態に係るカバーの斜視図である。なお、便宜上、図21では、第1の支持部材の第1の固定部及び第2の固定部は示されていない。
カバー290は、平面部292及び突出部294を有する。本実施形態では、突出部294は、締結部材298によって第1の支持部材110の底部117に締結可能に構成されている。
平面部292は、第1の支持部材110が延びる方向Yと交差する方向に隙間が向くように、第1の支持部材110の開口側の端部に対して傾いている(図22参照)。
具体的には、平面部292は、突出部294に対して鋭角に傾いて形成されている。したがって、突出部294を第1の支持部材110の底部117に締結することによって、平面部292は、第1の支持部材の端部の開口115に対して傾く。これにより、
第1の支持部材110が延びる方向Yと交差する方向に隙間があき、当該隙間から第1の支持部材110の中空部分に浸入した液体を排出することができる。
また、図23に示すように、突出部294は、切り欠き296を有することが好ましい。この切り欠き296によって、第1の支持部材110の中空部分に浸入した液体を排出し易くすることができる。
なお、突出部294は、切り欠き296の代わりに、又は切り欠き296に加えて、液体を排出可能な貫通孔を有していてもよい。
上述したように、実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替の実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
例えば、上記実施形態では、第1の支持部材の一端部に設けられた開口を覆うカバーが示されている。これに限定されず、第1の支持部材の両端部に設けられた一対の開口を覆う一対のカバーが設けられていてもよい。また、上記実施形態では、カバーは、第1の支持部材の開口を覆っている。この代わりに、カバーは、第2の支持部材の端部に設けられた開口を覆うように構成されていてもよい。
また、各実施形態において、カバーの全体形状は、例えば、溶接することで形成されてもよく、曲げ加工によって形成されてもよく、押し出し加工によって形成されてもよい。
さらに、各実施形態に記載された特徴は、可能な限り、相互に交換又は組み合わせ可能であることに留意されたい。
12 設置面
20 パネル
100 固定装置
110 第1の支持部材
111 開放部
115 開口
120 第2の支持部材
200,210,220,230,240,250,260,270,280 カバー
202,212,222,232,242,252,262,272,282 平面部
204,214,224,234,244,254,264,284 突出部

Claims (13)

  1. 太陽電池モジュールを保持する支持部材の端部に設けられた開口を覆うためのカバーであって、
    前記開口を覆う平面部と、
    前記平面部から前記平面部と交差する方に突出し、前記支持部材に係合可能に構成された突出部と、を有するカバー。
  2. 前記突出部は、使用時に前記支持部材の底部と面するように構成されており、
    前記突出部は、前記支持部材を他の要素に固定する固定具によって前記支持部材の前記底部に固定可能に構成されている、請求項1に記載のカバー。
  3. 前記突出部は、前記固定具が挿入される孔を有し、
    前記孔は、前記突出部の突出方向に沿って延びている、請求項2に記載のカバー。
  4. 前記突出部は、締結部材によって前記支持部材に締結可能に構成されている、請求項1に記載のカバー。
  5. 前記突出部は、前記支持部材に当接するリブを有する、請求項1に記載のカバー。
  6. 互いに対向する一対の前記突出部が設けられており、
    一対の前記突出部は波形の板によって形成されており、
    一対の前記突出部どうしの間の距離が最も大きい部分は、一対の前記突出部と当接する前記支持部材の一対の内面どうしの間の間隔と同一又は前記間隔よりも大きい、請求項1に記載のカバー。
  7. 前記平面部は、前記支持部材の前記開口を外側に連通させる切り欠き又は貫通孔を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載のカバー。
  8. 前記カバーと前記支持部材との間に隙間を形成するように前記支持部材と係合可能に構成されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のカバー。
  9. 前記平面部は、前記支持部材の、前記開口を囲む側端部に当接する突起部をさらに有する、請求項8に記載のカバー。
  10. 前記突起部は、前記カバーの高さ方向に前記平面部の一端から他端まで延びている、請求項9に記載のカバー。
  11. 前記平面部は、前記隙間が、前記支持部材が延びる方向と交差する方向に向くように、前記支持部材の前記開口側の端部に対して傾いている、請求項8から10のいずれか1項に記載のカバー。
  12. 前記突出部は、前記支持部材の底部に係合可能に構成されており、
    前記突出部は、切り欠き又は貫通孔を有する、請求項11に記載のカバー。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載のカバーと、
    前記カバーによって覆われる前記開口を有する前記支持部材と、を含む、太陽電池モジュール用の固定装置。
JP2016250344A 2016-12-26 2016-12-26 カバー Active JP6924028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016250344A JP6924028B2 (ja) 2016-12-26 2016-12-26 カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016250344A JP6924028B2 (ja) 2016-12-26 2016-12-26 カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018104939A true JP2018104939A (ja) 2018-07-05
JP6924028B2 JP6924028B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=62786855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016250344A Active JP6924028B2 (ja) 2016-12-26 2016-12-26 カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6924028B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55155856A (en) * 1979-05-24 1980-12-04 Hirai Giken Kk Side structure of roof made of metal material
JPS59231289A (ja) * 1983-06-10 1984-12-25 株式会社日立製作所 角形鋼の端部キヤツプ構造
JPH0727111A (ja) * 1993-07-14 1995-01-27 Natl House Ind Co Ltd クリップ金具
JPH07150718A (ja) * 1993-11-30 1995-06-13 Sekisui House Ltd 屋根上の太陽電池モジュールの支持装置
JP2001140426A (ja) * 1999-11-12 2001-05-22 Sharp Corp 太陽電池モジュールの取付構造および施工方法
JP2011196029A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Takashima & Co Ltd 太陽電池固定装置
JP2013231292A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Hory Corp 軒先カバー取付機構及びこれに用いる軒先カバー

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55155856A (en) * 1979-05-24 1980-12-04 Hirai Giken Kk Side structure of roof made of metal material
JPS59231289A (ja) * 1983-06-10 1984-12-25 株式会社日立製作所 角形鋼の端部キヤツプ構造
JPH0727111A (ja) * 1993-07-14 1995-01-27 Natl House Ind Co Ltd クリップ金具
JPH07150718A (ja) * 1993-11-30 1995-06-13 Sekisui House Ltd 屋根上の太陽電池モジュールの支持装置
JP2001140426A (ja) * 1999-11-12 2001-05-22 Sharp Corp 太陽電池モジュールの取付構造および施工方法
JP2011196029A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Takashima & Co Ltd 太陽電池固定装置
JP2013231292A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Hory Corp 軒先カバー取付機構及びこれに用いる軒先カバー

Also Published As

Publication number Publication date
JP6924028B2 (ja) 2021-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9800200B2 (en) Solar cell apparatus
US8984843B2 (en) Dome cover supporter
JP2012229550A (ja) 落雪防止金具、及び、太陽電池モジュールの固定構造
KR100895221B1 (ko) 지붕 패널 조립체
JP6731650B2 (ja) 太陽電池モジュールの梱包構造、および、太陽光発電装置
WO2018061645A1 (ja) 太陽光発電装置
KR100475692B1 (ko) 방음판 고정용 록킹장치
JP2018104939A (ja) カバー
WO2013099028A1 (ja) 光起電力モジュール
JP2013136892A (ja) パネル固定装置
JP2018025013A (ja) 不陸調整金具及び屋根構造
JP5096403B2 (ja) 支持装置
JP2014185421A (ja) 太陽電池パネル設置架台
JP3177591U (ja) 屋根上設置物の取り付け構造
JP2017025574A (ja) 太陽光発電装置の固定部材および太陽光発電装置
JP6410090B2 (ja) 太陽光発電装置
JP2009162023A (ja) カーポート
JP6620537B2 (ja) 太陽電池モジュールの取り付け器具及び太陽光発電装置
JP2019019501A (ja) 固定具及び被設置物構造体
JP7017401B2 (ja) パネル状部材及びパネル状部材の配列構造体
KR200299253Y1 (ko) 방음판 고정용 록킹장치
JP6184744B2 (ja) 屋外構造物の屋根
KR200491805Y1 (ko) 지붕판 설치구조
JP7299108B2 (ja) 固定具
JP6976068B2 (ja) 側方部材、パネルアレイ構造体及び側方部材の設置方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6924028

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150