JP2018100502A - 化粧シート及び化粧ボード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】化粧シート20は、凹凸面としての表面21を有する。化粧シートの法線方向ndに対して82°傾斜した方向から表面21に光を投射した場合、化粧シートの法線方向からの観察において長さdが3mm以上且つ幅wが3mm以上の影bが形成される。
【選択図】図1
Description
凹凸面としての表面を有した化粧シートであって、
化粧シートの法線方向に対して82°傾斜した方向から前記表面に光を投射した場合、化粧シートの法線方向からの観察において長さdが3mm以上且つ幅wが3mm以上の影が形成される、化粧シート。
前記表面の高さを示すヒストグラムにおいて、最も度数が多い区間および二番目に度数が多い区間の一方の平均高さは、前記最も度数が多い区間および前記二番目に度数が多い区間の他方の平均高さの2/3以下であるようにしてもよい。
凹凸面としての表面を有した化粧シートであって、
前記表面の高さを示すヒストグラムにおいて、最も度数が多い区間および二番目に度数が多い区間の一方の平均高さは、前記最も度数が多い区間および前記二番目に度数が多い区間の他方の平均高さの2/3以下である。
上述した本発明による第1又は第2の化粧シートと、
前記化粧シートを積層された下地材と、を備える化粧ボードであって、
前記下地材の前記化粧シートを貼合される被覆面は、部分的な凹凸を有し、
前記化粧ボードの法線方向に対して82°傾斜した方向から前記化粧シートが積層されていない前記下地材の前記被覆面に光を投射した場合における、前記化粧ボードの前記法線方向から観察される前記凹凸に起因した影の長さを基準長さとして、前記化粧ボードの法線方向に対して82°傾斜した方向から、前記被覆面の前記凹凸上に位置しない領域となる前記化粧シートの前記表面に、光を投射した場合、前記化粧ボードの前記法線方向から観察において基準長さ以上の長さの影が形成される。
凹凸面としての表面を有した化粧シートと、
前記化粧シートを積層された下地材と、を備える化粧ボードであって、
前記下地材の前記化粧シートを貼合される被覆面は、部分的な凹凸を有し、
前記化粧ボードの法線方向に対して82°傾斜した方向から前記化粧シートが積層されていない前記下地材の前記被覆面に光を投射した場合における、前記化粧ボードの前記法線方向から観察される前記凹凸に起因した影の長さを基準長さとして、前記化粧ボードの法線方向に対して82°傾斜した方向から、前記被覆面の前記凹凸上に位置しない領域となる前記化粧シートの前記表面に、光を投射した場合、前記化粧ボードの前記法線方向から観察において基準長さ以上の長さの影が形成される。
まず不陸を目立たなくさせる第1の特徴として、次の条件(a)を提案する。
・条件(a):化粧シート20の法線方向ndに対して82°傾斜した方向から表面21に光を投射した場合、化粧シート20の法線方向からの観察において長さdが3mm以上且つ幅wが3mm以上の影bが形成される。
次に、不陸の存在によって形成される暗部と同程度の長さの影(暗部)をつくる凸部と、当該影の形成を阻害しない凹部(または平坦部)と、を含むことで、不陸を効果的に目立たなくさせるといった技術的思想を具現化するための第2の特徴として、次の条件(b)を提案する。
・条件(b):化粧ボード10の法線方向ndに対して82°傾斜した方向から化粧シート20が積層されていない下地材30の被覆面31に光を投射した場合における、化粧ボード10の法線方向ndから観察される被覆面31の凹凸32に起因した影bの長さdを基準長さsdとして、化粧ボード10の法線方向ndに対して82°傾斜した方向から、被覆面31の凹凸32上に位置しない領域となる化粧シート20の表面21に、光を投射した場合、化粧ボード10の法線方向ndからの観察において基準長さsd以上の長さdの影bが形成される。
・条件(b’):化粧ボード10の法線方向ndに対して82°傾斜した方向から化粧シート20が積層されていない下地材30の被覆面31に光を投射した場合における、化粧ボード10の法線方向ndから観察される被覆面31の凹凸32に起因した影bの長さdを基準長さsdとして、化粧ボード10の法線方向ndに対して82°傾斜した方向から、被覆面31の凹凸32上に位置しない領域となる化粧シート20の表面21に、光を投射した場合、化粧ボード10の法線方向ndからの観察において基準長さsdの80%以上の長さdの影b、より好ましくは前記基準長さsdの90%以上の長さdの影b、さらに好ましくは、前記基準長さsd以上の長さdの影bが形成される。
次に、不陸の存在によって形成される暗部と同程度の長さの影(暗部)をつくる凸部と、当該影の形成を阻害しない凹部(または平坦部)と、を含むことで、不陸を効果的に目立たなくさせるといった技術的思想を具現化するための第3の特徴として、次の条件(c)を提案する。
・条件(c):表面21の各位置での高さを示すヒストグラムにおいて、最も度数が多い区間(階級、ビン)及び二番目に度数が多い区間の一方の平均高さが、最も度数が多い区間及び二番目に度数が多い区間の他方の平均高さの2/3以下となっている。
20 化粧シート
21 表面
21a 凸部
22 裏面
201 表面層
202 基材
203 粘着層
30 下地材
31 被覆面
32 凹凸
32a 凹部
b 影
d 長さ
Claims (5)
- 凹凸面としての表面を有した化粧シートであって、
化粧シートの法線方向に対して82°傾斜した方向から前記表面に光を投射した場合、化粧シートの法線方向からの観察において長さdが3mm以上且つ幅wが3mm以上の影が形成される、化粧シート。 - 前記表面の高さを示すヒストグラムにおいて、最も度数が多い区間および二番目に度数が多い区間の一方の平均高さは、前記最も度数が多い区間および前記二番目に度数が多い区間の他方の平均高さの2/3以下である、請求項1に記載の化粧シート。
- 凹凸面としての表面を有した化粧シートであって、
前記表面の高さを示すヒストグラムにおいて、最も度数が多い区間および二番目に度数が多い区間の一方の平均高さは、前記最も度数が多い区間および前記二番目に度数が多い区間の他方の平均高さの2/3以下である、化粧シート。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載された化粧シートと、
前記化粧シートを積層された下地材と、を備える化粧ボードであって、
前記下地材の前記化粧シートを貼合される被覆面は、部分的な凹凸を有し、
前記化粧ボードの法線方向に対して82°傾斜した方向から前記化粧シートが積層されていない前記下地材の前記被覆面に光を投射した場合における、前記化粧ボードの前記法線方向から観察される前記凹凸に起因した影の長さを基準長さとして、前記化粧ボードの法線方向に対して82°傾斜した方向から、前記被覆面の前記凹凸上に位置しない領域となる前記化粧シートの前記表面に、光を投射した場合、前記化粧ボードの前記法線方向から観察において基準長さ以上の長さの影が形成される、化粧ボード。 - 凹凸面としての表面を有した化粧シートと、
前記化粧シートを積層された下地材と、を備える化粧ボードであって、
前記下地材の前記化粧シートを貼合される被覆面は、部分的な凹凸を有し、
前記化粧ボードの法線方向に対して82°傾斜した方向から前記化粧シートが積層されていない前記下地材の前記被覆面に光を投射した場合における、前記化粧ボードの前記法線方向から観察される前記凹凸に起因した影の長さを基準長さとして、前記化粧ボードの法線方向に対して82°傾斜した方向から、前記被覆面の前記凹凸上に位置しない領域となる前記化粧シートの前記表面に、光を投射した場合、前記化粧ボードの前記法線方向から観察において基準長さ以上の長さの影が形成される、化粧ボード。
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