JP2018100157A - 原稿搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイズの異なる原稿が混在する原稿束を搬送する場合に原稿のサイズを迅速に検出できる原稿搬送装置を提供する。【解決手段】原稿搬送装置は、原稿束が載置される載置台41と、最上位の原稿を送り出す給紙部材と、前記原稿束の送り出し方向先端が当接する位置決め手段34と、該位置決め手段34よりも前記送り出し方向後方側に、該送り出し方向に沿って複数個設けられて、送り出される原稿に当接して従動回転する回転体51、52、53と、複数個の該回転体51、52、53のそれぞれの回転量を検出する回転量検出手段55、56、57と、を備える。送り出される原稿に当接して従動回転した前記回転体51、52、53の内、前記送り出し方向最後方の前記回転体の回転量を前記回転量検出手段55、56、57で検出する。【選択図】図3A

Description

本発明は、原稿を送り出す原稿搬送装置及びこの原稿搬送装置を備える画像形成装置に関する。
載置台に載置された原稿束から原稿を一枚ずつ搬送経路に送り出す原稿搬送装置には、異なるサイズの原稿が混在している原稿束に対応して、原稿のサイズを検出する機能が備えられる場合がある。このような機能には、例えば、原稿をいったん読み取り、読み取られた画像を処理して原稿のサイズを決定する機能がある。
しかしながら、原稿をいったん読み取って画像処理する場合、読取作業や画像処理作業に時間がかかり、原稿搬送作業の生産性が低下するという問題がある。あるいは、特許文献1に記載されている原稿搬送装置のように、送り出される原稿に従動して回転する回転体が備えられている場合がある。この原稿搬送装置では、回転体の回転量に基づいて回転体から原稿の後端までの長さを求めて、原稿の長さを検知している。その後、検知された長さに応じた用紙が収容されている給紙カセットから用紙が給紙される。
特開平6−130762号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の原稿搬送装置では、サイズの混在する原稿の内のサイズの小さい原稿に対応できるように、回転体が配置されている。このため、サイズの大きい原稿の場合には、原稿の後端が回転体に達するまでの時間が長くなり、長さが検知される時刻が遅くなる。前述のように、用紙は、原稿の長さが検知された後で、検知された長さに応じた用紙が収容されている給紙カセットから給紙されるので、長さが検知される時刻が遅くなると、用紙の給紙開始時刻が遅くなり、画像形成作業の生産性が低下する。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、サイズの異なる原稿が混在する原稿束を搬送する場合に原稿のサイズを迅速に検出できる原稿搬送装置及びこの原稿搬送装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の原稿搬送装置は、原稿束が載置される載置台と、前記原稿束の最上位の原稿を送り出す給紙部材と、前記原稿束の送り出し方向先端が当接して位置決めされる位置決め手段と、該位置決め手段よりも前記送り出し方向後方側に、該送り出し方向に沿って複数個設けられて、送り出される原稿に当接して従動回転する回転体と、複数個の該回転体のそれぞれの回転量を検出する回転量検出手段と、を備え、送り出される原稿に当接して従動回転した前記回転体の内、前記送り出し方向最後方の前記回転体の回転量を前記回転量検出手段で検出し、検出された回転量から、送り出される原稿の送り出し方向後端から前記回転体までの前記送り出し方向に沿った後端長さを算出し、算出された後端長さを用いて前記送り出し方向に沿った原稿の長さを算出することを特徴とする。
本発明の原稿搬送装置において、前記送り出し方向における前記位置決め手段から前記回転体までの基準長さと前記後端長さとを加算することで、前記送り出し方向に沿った原稿の長さを算出することを特徴としても良い。
本発明の原稿搬送装置において、複数個の前記回転体と前記回転量検出手段とを支持するアームを備え、前記アームは、複数個の前記回転体が最上位の原稿に当接する検知位置と、最上位の原稿から離間した退避位置と、の間を回動可能であることを特徴としても良い。
本発明の原稿搬送装置において、前記送り出し方向と交差する幅方向にスライド可能に前記原稿台に支持される一対のサイドカーソルを備え、前記アームは前記一対のサイドカーソルの一方に回動可能に支持されていることを特徴としても良い。
本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の原稿搬送装置と、該原稿搬送装置によって搬送された原稿を読み取る原稿読取装置と、異なるサイズ毎に用紙が収容された複数の給紙カセットと、それぞれの前記給紙カセットから用紙を給紙する給紙装置と、を備え、前記原稿搬送装置で算出された原稿のサイズに応じた用紙が収容された前記給紙カセットから該給紙カセットに対応する前記給紙装置によって給紙された用紙に、前記原稿読取装置で読み取られた原稿に基づいて画像を形成することを特徴とする。
本発明によれば、サイズが異なる原稿が混在した原稿束を搬送する場合、送り出される原稿の後端に近い従動コロの回転量に基づいて原稿の長さを算出する。つまり、原稿の後端と従動コロの長さが短いので、原稿の後端から従動コロまでの長さを速やかに検出でき、この長さを用いて原稿長さを算出できるので、原稿搬送作業の生産性を向上できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、長さ検知機構のアームが検知位置に回動した状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、長さ検知機構のアームが退避位置に回動した状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、長さ検知機構を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、長さ検知機構の第1従動コロを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、検知位置における長さの短い原稿と従動コロとを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、長さの短い原稿搬送中の従動コロを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、長さ検知状態での従動コロを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、検知位置における長さの長い原稿と従動コロとを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、長さの長い原稿搬送中の従動コロを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置において、長さ検知状態での従動コロを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置の原稿サイズ検知動作を制御する制御部を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置の原稿サイズ検知動作を制御するフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置及び画像形成装置について説明する。
図1を参照して、画像形成装置としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。図1はカラープリンターの全体構成を模式的に示す正面図である。以下、図1における紙面手前側をカラープリンターの正面側(前側)とし、左右方向はカラープリンター1を正面から見た方向を基準とする。各図に示すFr、Rr、L、Rは、それぞれ前方向、後方向、左方向、右方向を示す。
図1に示されるように、カラープリンター1は、画像形成部2と、画像形成部2の上方に配置される画像読取部3と、を備えている。画像読取部3は、原稿を送り出して搬送する原稿搬送装置4と、搬送された原稿の画像を読み取る原稿読取装置5と、を有している。画像形成部2は、異なるサイズ毎に用紙が収容された第1、第2、第3給紙カセット7A、7B、7Cと、それぞれの給紙カセットから用紙を給紙する第1、第2、第3給紙装置8A、8B、8Cと、を備えている。画像形成部2は、原稿搬送装置4で搬送される原稿のサイズに応じた用紙が収容された第1〜第3給紙カセット7A、7B、7Cのいずれかから、対応する第1〜第3給紙装置8A、8B、8Cのいずれかによって給紙された用紙に、原稿読取装置5で原稿から読み取られた画像を形成する。
原稿搬送装置4は、原稿束が載置される載置台10と、原稿束から原稿を一枚ずつ送り出して読み取り位置へ搬送する搬送部11と、読み取られた原稿が排出される排出トレイ12と、を備えている。搬送部11は原稿読取装置5の上面左半分の上方に配置され、載置台10と排出トレイ12とは原稿読取装置5の上面右半分の上方に上下に配置されている。載置台10に載置された原稿が搬送部11によって送り出されて搬送される搬送方向を搬送方向Xとする。
まず、搬送部11について図2を参照して説明する。図2は搬送部の正面断面図である。搬送部11は、原稿の搬送経路15と、読み取りガイド16と、原稿の幅(搬送方向Xと直交する方向における長さ)を検知する原稿幅検知手段17と、を有している。
搬送経路15は、上方の入口18から下方の出口19に向かって、横向きのU字状に湾曲するように形成されている。搬送経路15には、入口18から出口19に向かって順に、給紙ホルダー21と、第1〜第4搬送ローラー対22、23、24、25とが備えられている。
給紙ホルダー21は、搬送経路15の入口18に、幅方向に沿った駆動軸31を中心として上下方向に揺動可能に支持されている。駆動軸31と給紙ホルダー21との間には、トルクリミッタ(図示省略)が介装されている。トルクリミッタは、駆動軸31から給紙ホルダー21に作用する回転トルクが一定値以下の場合には、駆動軸31の回転を給紙ホルダー21に伝達して給紙ホルダー21を駆動軸31と一体に回動させる。一方、駆動軸31から給紙ホルダー21に作用する回転トルクが一定値を超えると、駆動軸31を給紙ホルダー21に対して空転させる。給紙ホルダー21には、フィードローラー32と、搬送部材としてのピックアップローラー33と、位置決め手段としてのストッパー34と、が支持されている。
フィードローラー32は、駆動軸31に回転可能に支持されている。駆動軸31とフィードローラー32との間には、ワンウェイクラッチ(図示省略)が介装されている。ワンウェイクラッチは、駆動軸31の搬送方向への回転はフィードローラー32に伝達してフィードローラー32と駆動軸31とを一体に搬送方向に回転させる一方で、搬送方向に搬送される用紙に従動してフィードローラー32が搬送方向へ回転する場合には、フィードローラー32を駆動軸31に対して空転させるように作用する。
ピックアップローラー33は、フィードローラー32よりも搬送方向後方側に回転可能に支持されている。ピックアップローラー33は、駆動軸31とアイドルギア(図示省略)を介して連結されて、駆動軸31と同じ方向に回転する。給紙ホルダー21が駆動軸31を中心として下方向に回動すると、ピックアップローラー33は載置台10に載置された原稿束の最上位の原稿に当接して回転し、最上位の原稿をフィードローラー32の方向に送り出す。
ストッパー34は、給紙ホルダー21から下方に垂下している。ストッパー34は、給紙ホルダー21が上方向に回動した状態では、ロック機構(図示省略)によって回動不能となって、原稿束の先端に当接して原稿束の位置決めを行う。一方、給紙ホルダー21が下方向に回動した状態では、ロック機構が解除されて回動可能となり、原稿が通過できるようになっている。
第1〜第4搬送ローラー対22、23、24、25は、給紙ホルダー21の搬送方向Xの前方に所定の間隔を開けてそれぞれ回転可能に支持されている。
読み取りガイド16は、第3、第4搬送ローラー対24、25の間で、幅方向に沿って下方に開口している。読み取りガイド16は、原稿読取装置5の読み取り部に対向している。
原稿幅検知手段17は、対向する発光部と受光部とを有する、複数個の光センサーを有している。複数個の光センサーは、入口18に幅方向に所定の間隔を開けて配置されている。入口18を原稿が通過すると、各光センサーの発光部と受光部との間に形成される光路が原稿で遮断されることで、原稿の幅が検知される。
次に、載置台10について、図2を参照して説明する。載置台10は、用紙が載置される載置部41と、載置部41に幅方向にスライド可能に支持された一対のサイドカーソル42と、一対のサイドカーソル42の後方のサイドカーソル42に支持された原稿長さ検知機構43と、を有している。
載置部41は、入口18に向かって下方に傾斜するように、搬送部11に支持されている。一対のサイドカーソル42は、原稿束の幅方向両側縁に当接して、幅方向において原稿束を整合する。一対のサイドカーソル42の互いに対向する面には、搬送方向Xに沿った上ガイド45が形成されている。上ガイド45は、載置部41に載置される原稿束の上面をガイドする。
次に、原稿長さ検知機構43について、図3A及び図3Bと図4〜図5を参照して説明する。図3Aは検知位置にアームが回動して長さ検知機構を示し、図3Bは待機位置にアームが回動した長さ検知機構を示す。図4は長さ検知機構を示す正面図であり、図5は第1従動コロを示す平面図である。
原稿長さ検知機構43は、原稿束の最上位の原稿の搬送方向Xに沿った長さを計測する。原稿長さ検知機構43は、後側のサイドカーソル42に回動可能に支持されるアーム50と、アーム50に回転可能に支持される複数個(この例では3個)の回転体としての第1〜第3従動コロ51、52、53と、第1〜第3従動コロ51、52、53の回転量をそれぞれ検出する回転量検出手段としての第1〜第3光センサー55、56、57と、を備えている。
アーム50は、搬送方向に沿ったサイドカーソル42の長さよりも長く、図4に示されるように、下方が開口した部材である。アーム50は、上板50aと、幅方向に対向する内側板50b及び外側板50cと、を有している。図3A、図3Bに示されるように、外側板50cの搬送方向後方の部分には、下縁に沿って支持片50dが垂下している。アーム50は、サイドカーソル42を上方から挟んで、内側板50bと外側板50cの搬送方向前方側の端部が、サイドカーソル42の搬送方向前方側の端部に、支軸61を中心として上下方向に回動可能に支持されている。
図4に示されるように、支軸61には、ねじりコイルばね62が装着されている。ねじりコイルばね62は、一端がサイドカーソル42に係止され、他端がアーム50の外側板50cに係止されている。アーム50は、ねじりコイルばね62によって、支軸61を中心として上方に回動するように付勢されて、サイドカーソル42に対して搬送方向後方側に向かって上方に傾斜した退避位置(図3B参照)に支持される。
図4に示されるように、アーム50の上板50aの下面とサイドカーソル42の上面とには、互いに異なる極のマグネット63、64がそれぞれ取り付けられている。ねじりコイルばね62の付勢力に抗してアーム50を退避位置から下方に回動させると、アーム50は、マグネット63、64の磁力によって、サイドカーソル42と平行に搬送方向後方側に突出する検知位置(図3A参照)に支持される。
図3A、図3Bに示されるように、第1〜第3従動コロ51、52、53は、それぞれ円板形状であり、径方向に沿った複数個のスリットSが円周方向に沿って所定の間隔で形成されている。第1〜第3従動コロ51、52、53は、軸心を通る第1〜第3回転軸51a、52a、53aにそれぞれ回転可能に支持されている。
第1〜第3回転軸51a、51b、51cは、それぞれ一対の支持プレート71によって、アーム50の支持片50dに支持されている。一対の支持プレート71の一方の端部には、第1〜第3回転軸51a、51b、51cのそれぞれの両端が固定され、他方の端部は、支持片50dの内側の面に形成された支持ピン72に回転可能に支持されている。支持ピン72には、ねじりコイルばね73(図5参照、図4には図示省略)が装着されている。ねじりコイルばね73は、一端が支持プレート71の一方に係止され、他端が支持片50dに係止されて、図3A、図3Bに示されるように、各従動コロ51、52、53が支持片50dよりも下方に突き出すように、一対の支持プレート71を搬送方向前方側に向かって斜め下方に傾斜した姿勢に保持している。
アーム50を、図3Aに示される検知位置に回動させると、第1〜第3従動コロ51、52、53は、載置部41に当接する。第1〜第3従動コロ51、52、53が載置部41に当接する位置を、搬送方向Xの前方側から順に最短位置P1、中間位置P2、最長位置P3とする。一方で、給紙ホルダー21が上方向に回動した際の、搬送方向Xにおけるストッパー34の位置を、先端位置P0とする。なお、図3A、図3Bにおいて、ストッパー34の位置は模式的に描かれている。
搬送方向Xに沿った最短位置P1と先端位置P0との間の長さL1(最短基準長さとする)は、最小サイズと予測される原稿の長さ(例えば、B5横サイズ)よりも短く設定されている。搬送方向に沿った最長位置P3と先端位置P0との長さL3(最長基準長さとする)は、最大サイズと予測される原稿の長さ(例えば、A3縦サイズ)よりも短く設定されている。搬送方向に沿った中間位置P2と先端位置P0との長さ(中間基準長さとする)は、最も枚数が多いと予測される原稿の長さL2(例えば、A4横サイズ)よりも短く設定されている。
第1〜第3光センサー55、56、57は、所定の間隔を開けて対向する発光部と受光部とを有している。図5に示されるように、第1〜第3光センサー55、56、57は、それぞれの発光部と受光部とが第1〜第3従動コロ51、52、53を挟んで対向するように、上板50aの内側の面から垂下する固定片75に取り付けられている。発光部と受光部との間を第1〜第3従動コロ51、52、53のスリットSが通過することで、発光部と受光部との間に光路が形成あるいは遮断されて検出信号が発せられる。この検出信号をカウントすることで、第1〜第3従動コロ51、52、53の回転量が算出される。
上記構成を有する原稿搬送装置4における原稿搬送動作と原稿サイズ検知動作とを、図2と、図6A、図6B、図6Cと図7A、図7B、図7Cを参照して説明する。図6A、図6B、図6Cは短いサイズの原稿搬送時の第1〜第3従動コロの回転状態を模式的に示す正面図、図7A、図7B、図7Cは長いサイズの原稿搬送時の第1〜第3従動コロの回転状態を模式的に示す正面図である。
まず、原稿搬送動作について説明する。図2に示されるように、スタンバイ時は、給紙ホルダー21は駆動軸31を中心として上方向に回動し、ピックアップローラー33と載置部41との間にはスペースが開いている。また、原稿長さ検知機構43のアーム50は待機位置に支持されて、アーム50と載置部41との間にもスペースが開いている。これらのスペースを通して、載置部41に原稿束が載置される。原稿束は、全ての原稿の先端がストッパー34に当接するように位置決めされる。サイズの異なる原稿が混在している原稿束の場合は、原稿束は、搬送方向先端(左端)の位置と幅方向奥側(後側)の位置とが整合した状態で載置される。
原稿搬送が開始されると、駆動軸31が回転して、給紙ホルダー21が下方向に回動する。これにより、ピックアップローラー33が載置部41に載置された原稿束の上面に当接して回転し、最上位の原稿をフィードローラー32の方向に送り出す。また、駆動軸31と共にフィードローラー32も回転して、ピックアップローラー33で送り出された原稿を搬送経路15に送り出す。なお、給紙ホルダー21が下方向に回動すると、ストッパー34はロック機構が解除されて回動可能となっているので、原稿は通過可能となっている。
給紙ホルダー21は、ピックアップローラー33が最上位の原稿に当接することで、下方向への回動が規制される。すると、駆動軸31と給紙ホルダー21との間に介装されたトルクリミッタにおいて、給紙ホルダー21から駆動軸31に作用する回転トルクが一定値を超え、駆動軸31は給紙ホルダー21に対して空転する。
搬送経路15に送り出された原稿は第1〜第3搬送ローラー対22、23、24によって前方に搬送される。そして、原稿が読み取りガイド16を通過する際に、原稿読取装置5によって原稿の画像が読み取られる。その後、第4搬送ローラー対25によって出口19から排出トレイ12に排出される。
次に、原稿サイズ検知動作について説明する。サイズの異なる原稿が混在している原稿束の場合は、原稿束が載置された後、アーム50を下方向に回動して検知位置に支持させる。この際、第1〜第3従動コロ51、52、53は原稿束の上面に当接するが、原稿束の厚さの分だけ、各支持ピン72に装着されたねじりコイルばね73(図5参照)が収縮する。このねじりコイルばね73の収縮によって発生した弾性力によって、第1〜第3従動コロ51、52、53は原稿束に圧接される。なお、サイズが同じ原稿束Bの場合は、アーム50を下方に回動させる必要はない。
図6Aに示されるように、原稿束Bの最上位の原稿Pが最小サイズ(例えば、B5横サイズ)であった場合、アーム50が検知位置に支持されると、搬送方向Xの最後方の第1従動コロ51は原稿Pに当接するが、それ以外の第2、第3従動コロ52、53は原稿Pには当接しない。
図6Bに示されるように、ピックアップローラー33が回転して最上位の原稿Pが搬送されると、第1従動コロ51のみが原稿Pに従動して回転する。そして、図6Cに示されるように、原稿Pの後端が第1従動コロ51を通過すると、第1従動コロ51は回転を停止する。第1光センサー55(図3A、図3B参照)は、第1従動コロ51が回転を開始してから回転を停止するまでの回転量を検出する。この回転量と第1従動コロ51の円周とから、第1従動コロ51の回転長さが算出される。この回転長さは、第1従動コロ51が原稿Pに当接した位置(最短位置P1)と、原稿Pの後端位置との間の長さLd(後端長さ)である。
ここで、前述のように、搬送方向に沿った最短位置P1から先端位置P0(ストッパー34の位置)までの長さは、最短基準長さL1に予め設定されている。したがって、送り出された原稿Pの長さは、この最短基準長さL1に、上記の原稿サイズ検知動作によって検知された後端長さLdを加えた長さとなる。
さらに、原稿Pが搬送部11の入口18に達すると、原稿幅検知手段17によって原稿Pの幅が検知される。これにより、原稿Pの長さと幅とが検知される。
原稿束Bの最上位の原稿Pが最大サイズ(例えば、A3縦サイズ)であった場合は、図7Aに示されるように、第1〜第3従動コロ51、52、53の全てが原稿Pに当接する。図7Bに示されるようにピックアップローラー33が回転して原稿Pが搬送されると、第1〜第3従動コロ51、52、53の全てが原稿Pに従動して回転する。原稿Pが搬送されていくと、図7Cに示されるように、原稿Pの後端が最初に通過する第3従動コロ53が回転を停止する。次に、第2従動コロ52が回転を停止し、最後に第1従動コロ51が回転を停止する。このように、搬送方向後方側の従動コロから順に回転を停止する。
そこで、最初に回転を停止した第1従動コロ53が回転を開始してから回転を停止するまでの回転量を、第3光センサー57で検出する。この回転量を第3従動コロ53の円周とから、第3従動コロ53の回転長さが算出される。この回転長さは、第3従動コロ53が原稿束Bに当接した位置(最長位置P3)と、原稿Pの後端位置との間の長さLd(後端長さ)である。
ここで、前述のように、搬送方向に沿った最長位置P3から先端位置P0(ストッパー34の位置)までの長さは、最長基準長さL3に設定されている。したがって、送り出された原稿の長さは、この最長基準長さL3に、上記の原稿サイズ検知動作によって検知された後端長さLdを加えた長さとなる。
なお、最上位の原稿Pが中間サイズであった場合は、第2従動コロ52の回転量を第2光センサー56で検出して後端長さを算出し、この後端長さに中間基準長さL2を加算する。
次に、上記の原稿サイズ検知動作と検知された原稿サイズに応じた給紙動作とを制御を行う制御部について、図8〜図9を参照して説明する。図8は制御部のブロック図、図9は制御の手順を示すフローチャートを示す。
図8に示されるように、制御部80は、第1〜第3従動コロ51、52、53のそれぞれの回転時間を検出する回転時間検出部81と、回転時間検出部81で検出された回転時間を用いて原稿の長さを算出する長さ算出部82と、を備えている。
回転時間検出部81には、第1〜第3光センサー55、56、57の検出信号が入力される。そして、この検出信号と第1〜第3従動コロ51、52、53の円周とから後端長さLdを算出する。
長さ算出部82は、算出された後端長さLdに、各従動コロに対応する基準長さL1、L2、L3を加算して、原稿の長さを算出する。そして、算出された長さの用紙が収容されている第1〜第3給紙カセット7A、7B、7Cに対応する第1〜第3給紙装置8A、8B、8Cを選択する。
次に、図9のフローチャートを用いて、原稿サイズ検知動作について説明する。ステップS1においてピックアップローラー33が回転を開始して最上位の原稿Pが送り出される。第1従動コロ51は、原稿束Bの最小サイズの原稿よりも搬送方向前方に配置されているので、ステップS2において、第1従動コロ51が原稿Pに従動して回転を開始する。そして、第1光センサー55が検知信号の出力を開始する。
次に、ステップS3に進んで、第1従動コロ51の回転開始から所定時間後に、回転時間検出部81が、第2従動コロ52が回転を開始したかどうか、すなわち、第2光センサー56から検出信号が出力されたかどうかを判定する。その結果、第2光センサー56から検出信号が出力されていない、すなわち、第2従動コロ52が回転を開始していないと判定されると、ステップS4に進む。この場合、原稿Pの後端が第2従動コロ52に達していないことを示している。
ステップS4では、回転時間検出部81が、第1従動コロ51の回転が停止したかどうかを判定する。その結果、第1従動コロ51の回転が停止したと判定されると、ステップS5に進む。ステップS5では、回転時間検出部81が、前述のように後端長さLdを算出し、ステップS6に進む。ステップS6では、算出された後端長さLdと最短基準長さL1とを加算して原稿Pの長さを算出する。
一方、ステップS3で、第2従動コロ52が回転を開始したことが判定されると、ステップS7に進む。ステップS7では、第2従動コロ52の回転開始から所定時間後に、回転時間検出部81が、第3従動コロ53が回転を開始したかどうかを判定する。その結果、第3従動コロ53が回転を開始していないと判定されると、ステップS8に進む。この場合、原稿Pの後端が第3従動コロ53に達していないことを示している。
ステップS8では、回転時間検出部81が、第2従動コロ52の回転が停止したかどうかを判定する。その結果、第2従動コロ52の回転が停止したと判定されると、ステップS9に進む。ステップS9では、回転時間検出部81が、前述のように後端長さLdを算出し、ステップS10に進む。ステップS10では、算出された後端長さLdと中間基準長さL2とを加算して原稿Pの長さを算出する。
一方、ステップS7で第3従動コロ53が回転を開始したことが判定されると、ステップS11に進む。ステップS11では、回転時間検出部81が、第3従動コロ53の回転が停止したかどうかを判定する。その結果、第3従動コロ53の回転が停止したと判定されると、ステップS12に進む。ステップS12では、回転時間検出部81が、前述のように後端長さLdを算出し、ステップS13に進む。ステップS13では、算出された後端長さLdと最長基準長さL3とを加算して原稿Pの長さを算出する。
上記説明したように本発明の原稿搬送装置4においては、サイズが異なる原稿が混在した原稿束Bを搬送する場合、送り出される原稿Pの後端に近い第1〜第3従動コロ51、52、53のいずれかの回転量に基づいて原稿Pの長さを算出することができる。つまり、原稿Pの後端と第1〜第3従動コロ51、52、53のいずれかとの距離が短いので、原稿Pの後端長さを速やかに検出できる。原稿Pの先端と第1〜従動コロ51、52、53との基準長さは予めわかっているので、この基準長さに後端長さを加えると、原稿Pの長さが算出される。このように、サイズが混在した原稿束Bにおいて、送り出される原稿Pのサイズを迅速に検知することができる。例えば、従動コロが1つ(例えば第1従動コロ51)の場合、長さの長い原稿Pは、後端が第1従動コロ51に達するまで搬送された後で、原稿Pの長さが検知され、その後、検知された長さの用紙が収容されている給紙カセット7から給紙装置8によって給紙動作が開始される。しかし、本発明の場合は、長さの長い原稿Pは、後端が第3従動コロ53に達するまで搬送された後で、原稿Pの長さが検知される。したがって、原稿Pのサイズが検知される時刻を早めて、給紙装置8による給紙カセット7からの用紙の給紙開始時刻を早めることができるので、画像形成作業の生産性低下を防止できる。
また、第1〜第3従動コロ51、52、53が支持されているアーム50は、載置部41の上方に離間する退避位置に回動するので、載置部41へ原稿束Bを載置する作業には干渉しない。
さらに、アーム50はサイドカーソル42に支持されているので、アーム50を支持する専用部材が不要となり、構成を簡易化できる。
なお、従動コロの数が3個に限らず、2個あるいは4個以上でもよい。また、各従動コロとストッパー34との間の基準長さは、前述の長さに限らない。
さらに、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係る原稿搬送装置及び画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
4 原稿搬送装置
5 原稿読取装置
7A、7B、7C 給紙カセット
8A、8B、8C 給紙装置
10 載置台
33 ピックアップローラー(搬送部材)
34 ストッパー(位置決め手段)
42 サイドカーソル
50 アーム
51、52、53 第1〜第3従動コロ(回転体)
55、56、57 第1〜第3光センサー(回転量検出手段)

Claims (5)

  1. 原稿束が載置される載置台と、
    前記原稿束の最上位の原稿を送り出す給紙部材と、
    前記原稿束の送り出し方向先端が当接して位置決めされる位置決め手段と、
    該位置決め手段よりも前記送り出し方向後方側に、該送り出し方向に沿って複数個設けられて、送り出される原稿に当接して従動回転する回転体と、
    複数個の該回転体のそれぞれの回転量を検出する回転量検出手段と、を備え、
    送り出される原稿に当接して従動回転した前記回転体の内、前記送り出し方向最後方の前記回転体の回転量を前記回転量検出手段で検出し、
    検出された回転量から、送り出される原稿の送り出し方向後端から前記回転体までの前記送り出し方向に沿った後端長さを算出し、
    算出された後端長さを用いて前記送り出し方向に沿った原稿の長さを算出することを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記送り出し方向における前記位置決め手段から前記回転体までの基準長さと前記後端長さとを加算することで、前記送り出し方向に沿った原稿の長さを算出することを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 複数個の前記回転体と前記回転量検出手段とを支持するアームを備え、
    前記アームは、複数個の前記回転体が最上位の原稿に当接する検知位置と、最上位の原稿から離間した退避位置と、の間を回動可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿搬送装置。
  4. 前記送り出し方向と交差する幅方向にスライド可能に前記載置台に支持される一対のサイドカーソルを備え、
    前記アームは前記一対のサイドカーソルの一方に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項3に記載の原稿搬送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の原稿搬送装置と、
    該原稿搬送装置によって搬送された原稿を読み取る原稿読取装置と、
    異なるサイズ毎に用紙が収容された複数の給紙カセットと、
    それぞれの前記給紙カセットから用紙を給紙する給紙装置と、を備え、
    前記原稿搬送装置で算出された原稿のサイズに応じた用紙が収容された前記給紙カセットから該給紙カセットに対応する前記給紙装置によって給紙された用紙に、前記原稿読取装置で読み取られた原稿に基づいて画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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