JP2018098681A - 通信装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

通信装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】外部装置の無線通信機能がオフに設定された後、ユーザが改めて設定操作を行うことなく、無線通信が利用可能となる技術を実現する。
【解決手段】通信装置は、外部装置と無線通信が可能な無線通信手段と、前記無線通信手段による無線通信が可能な第1の状態と、無線通信が停止される第2の状態の少なくともいずれかに設定が可能な設定手段と、制御手段と、を有し、前記無線通信手段による無線通信が可能に接続されている外部装置が前記第1の状態から前記第2の状態へ移行する通知を受信した場合、前記制御手段は所定の時間、前記第2の状態に移行することなく前記外部装置から送信される所定の信号の受信を待機し、前記外部装置から前記所定の時間内に前記所定の信号を受信した場合、前記制御手段は前記第1の状態を維持し、前記所定の時間内に前記所定の信号を受信しなかった場合、前記制御手段は前記第2の状態に移行するように制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、無線通信を制御する技術に関する。
スマートフォンやタブレットなどの通信装置は、無線通信が行われない、機内モード、フライトモード、オフラインモードなどと呼ばれるモードの設定が可能である。このような通信装置が航空機内など無線通信が禁止されている領域に移動した場合、ユーザが手動で機内モードに設定するなどして無線通信を行わないようにしている。
一方、近年ではウェアラブルデバイスやデジタルカメラなどの外部装置にも無線通信機能が搭載されており、上記スマートフォンやタブレットなどの通信装置とBluetooth(登録商標)などの無線通信方式で常時接続されるユースケースが増えている。このようなユースケースでは、ユーザが手動で通信装置を機内モードに設定すると、それに連動して外部装置も機内モードに設定されることがある(特許文献1、2参照)。
特開2009−164783号公報 特開2016−019160号公報
しかしながら、上記特許文献1、2では、無線通信が許可されている航空機内などで、一旦通信装置を機内モードに設定した後に、無線通信が可能な状況になり機内モードを解除した場合には、通信装置は無線通信が可能となる。しかし、外部装置は通信装置側で機内モードが解除されたことを認識できないため、ユーザは手動で外部装置の機内モードを解除する操作を行う必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、外部装置の無線通信機能がオフに設定された後、ユーザが改めて設定操作を行うことなく、無線通信が利用可能となる技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信装置は、外部装置と無線通信が可能な無線通信手段と、前記無線通信手段による無線通信が可能な第1の状態と、無線通信が停止される第2の状態の少なくともいずれかに設定が可能な設定手段と、制御手段と、を有し、前記無線通信手段による無線通信が可能に接続されている外部装置が前記第1の状態から前記第2の状態へ移行する通知を受信した場合、前記制御手段は所定の時間、前記第2の状態に移行することなく前記外部装置から送信される所定の信号の受信を待機し、前記外部装置から前記所定の時間内に前記所定の信号を受信した場合、前記制御手段は前記第1の状態を維持し、前記所定の時間内に前記所定の信号を受信しなかった場合、前記制御手段は前記第2の状態に移行するように制御する。
本発明によれば、外部装置の無線通信機能がオフに設定された後、ユーザが改めて設定操作を行うことなく、無線通信が利用可能となる。
本実施形態のデジタルカメラとスマートフォンからなるシステム構成図。 本実施形態のデジタルカメラの外観図およびGUIの説明図。 本実施形態のスマートフォンの外観図。 本実施形態のスマートフォンのGUIを例示する図。 本実施形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャート。 本実施形態のスマートフォンの動作を示すフローチャート。 本実施形態のスマートフォンのGUIを例示する図。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
本実施形態では、無線LAN(Local Area Network)機能とBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信機能とを備えた通信装置としてのデジタルカメラと外部装置としてのスマートフォンが無線通信を行うシステムについて説明する。なお、本実施形態の通信装置はデジタルカメラに限らず、例えば、タブレットデバイス、メディアプレーヤ、監視カメラ、医療機器などであってもよい。また、本実施形態の外部装置は携帯電話の一種であるスマートフォンに限らず、例えば、携帯型機器としての、腕時計型端末、メガネ型端末、無線通信機能付きのデジタルカメラ、タブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
<デジタルカメラの構成>まず、図1を参照して、本実施形態のデジタルカメラとスマートフォンの構成および機能の概略について説明する。
図1は、本実施形態のシステムを構成するデジタルカメラとスマートフォンの内部構成を示している。
先ず、図1(a)を用いて、本実施形態のデジタルカメラA100の構成および機能について説明する。
制御部A101は、デジタルカメラA100の全体を統括して制御する演算処理装置(CPU)であって、後述する不揮発性メモリA103に格納されたプログラムを実行することで、後述する通信処理および制御処理を実現する。なお、制御部A101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。これは以下に説明するデジタルカメラおよびスマートフォンの他のハードウェアについても同様であり、複数のハードウェアが処理を分担する構成としてよい。
撮像部A102は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群、絞り機能を備えるシャッターを含む。また、撮像部A102は、被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子、撮像素子から出力されるアナログ画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を有する。撮像部A102は、制御部A101の制御により、撮像部A102に含まれるレンズにより結像された被写体像光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行って、デジタル信号からなる画像データを出力する。
制御部A101は、撮像部A102により撮像された画像データに対し、画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、制御部A101は、上記処理を施した静止画データをJPEG等により圧縮符号化したり、動画データをMPEG2やH.264等の動画圧縮方式でエンコードして画像ファイルを生成し、記録媒体A110に記録する。本実施形態のデジタルカメラA100では、画像データはDCF(Design Rule for Camera File system)規格に従って、記録媒体A110に記録される。また、制御部A101は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づき制御部A101が撮像部A102のフォーカスレンズや絞り、シャッターを制御することで、AF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理を行う。
不揮発性メモリA103は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリA103には、制御部A101の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する通信シーケンスや制御シーケンスを実行するためのプログラムのことである。
作業用メモリA104は、制御部A101の動作用の定数、変数、不揮発性メモリA103から読み出したプログラム等を展開する作業領域として使用される。また、作業用メモリA104は、撮像部A102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部A106の画像表示用メモリとして使用される。
操作部A105は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる。例えば図2(a)、(b)に示すように、操作部A105は、電源ボタン201、シャッターボタン202、ズームレバー203、メニューボタン204、再生ボタン205、削除ボタン206、無線ボタン207、十字キー208などの操作部材を含む。また、後述する表示部A106の表示パネルと一体構成されるタッチパネルも操作部A105に含まれる。
表示部A106は、撮影時のビューファインダー画像の表示、撮影した画像の表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。表示部A106は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスである。表示部A106は、デジタルカメラA100と一体化された構成であっても、デジタルカメラA100に接続された外部装置であってもよい。デジタルカメラA100は、表示部A106と接続することができ、表示部A106の表示を制御する機能を有していればよい。
電源管理部A107は、電源ボタン201からの操作信号に応じて、デジタルカメラA100への電力供給を制御する。電源管理部A107は、デジタルカメラA100の全体に電力供給を行うほか、後述する副制御部A120と省電力無線通信部A112に限定して電力供給を行うことができる。本実施形態では、この電力供給レベルに応じて、以下の3つの起動状態をとる。電源管理部A107がカメラ全体に電力供給を行っている状態(電源ON状態)、副制御部A120と省電力無線通信部A112に限定して電力供給を行っている状態(スタンバイ状態)、カメラへの電力供給が停止されている状態(電源OFF状態)である。スタンバイ状態は、デジタルカメラA100は消費電力が極めて低い状態である。
記録媒体A110は、撮像部A102から出力された画像データが記録されたり、制御部A101により既に記録されている画像ファイルが読み出される。記録媒体A110は、デジタルカメラA100に装着されるメモリカードやハードディスクドライブ等であっても良いし、デジタルカメラA100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスクドライブであってもよい。デジタルカメラA100は少なくとも記録媒体A110にアクセスする手段を有していればよい。
無線通信部A111は、後述するスマートフォンB100などの外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラA100は、無線通信部A111を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。例えば、画像データを、無線通信部A111を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、無線通信部A111は外部装置とIEEE802.11の規格に従い、無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部A101は、無線通信部A111を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば、赤外線通信インターフェース、WirelessUSBなどの無線通信インターフェースを含むことができる。
この無線LAN通信によって、デジタルカメラA100は、周囲の無線アクセスポイント(以下,アクセスポイントまたはAPという)C100あるいはB111と無線通信を行うことができる。さらには、デジタルカメラA100はTCP/IPなどの上位のプロトコルによって、アクセスポイントC100あるいはB111を介して、クラウドネットワークD100に接続された図示しないサーバ装置とデータを送受信することができる。
さらに、無線通信部A111は、上述の機能に加え、ソフトAP機能(親機モード)を有する。ソフトAP機能とは、制御部A101の制御により無線アクセスポイントとして振る舞うことができる機能である。本実施形態ではソフトAP機能を有効にしてスマートフォンB100の無線通信部B111がアクセスポイントC100ではなく無線通信部A111に接続することで、デジタルカメラA100とスマートフォンB100が直接無線通信を行うことができる。
省電力無線通信部A112は、例えば、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路および通信コントローラを有する。省電力無線通信部A112は、無線信号をアンテナから出力すると共に、アンテナで受信した無線信号を復調してIEEE802.15の規格(いわゆる、Bluetooth(登録商標))に応じた近距離無線通信を行う。なお、通信方式は、Bluetooth(登録商標)に限定されるものではなく、例えば、ZigBee(登録商標)などの無線通信方式であってもよい。
本実施形態のBluetooth(登録商標)は、低消費電力であるが低速なBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)と呼ばれる通信モード(低速な通信モード)を含む。また、本実施形態のBluetooth(登録商標)は、BLEよりも消費電力が高いが比較的高速な通信が可能なクラシックBT(Classic Bluetooth(登録商標))と呼ばれる通信モード(高速な通信モード)を含む。なお、無線LANは、上述のクラシックBTよりも消費電力が高くなるが、さらに高速な通信が可能である。
副制御部A120は、省電力無線通信部A112による通信とスタンバイ状態におけるデジタルカメラA100の制御を司る。副制御部A120には、その動作に必要な作業用メモリと不揮発性メモリが内蔵されており、これによって、副制御部A120は不揮発性メモリA103および作業用メモリA104に電力が供給されないスタンバイ状態においても動作することができる。
また、副制御部A120によって、デジタルカメラA100がスタンバイ状態であっても、省電力無線通信部A112を用いて、後述するスマートフォンB100と通信することができる。さらに、副制御部A120は、省電力無線通信部A112の通信内容に応じて、電源管理部A107を介してデジタルカメラA100をスタンバイ状態から電源ON状態に復帰させることができる。
なお、図1(a)に示す各ブロックは内部バスA130によって相互に接続されている。
次に、図1(b)を用いて、本実施形態のスマートフォンB100の構成および機能について説明する。
本実施形態のスマートフォンB100は、制御部B101、撮像部B102、不揮発性メモリB103、作業用メモリB104、操作部B105、表示部B106、電源管理部B107、記録媒体B110、無線通信部B111、省電力無線通信部B112を備える。上記各ブロックの基本的な機能はデジタルカメラA100と同様であるため詳細な説明は省略し、以下では、相違する部分を中心に説明する。
表示部B106は、撮影した画像の表示、対話的な操作のための文字や図形や記号等のGUI(Graphical User Interface)の表示を行う。
公衆無線通信部B113は、基地局E100を介して公衆網F100によって通信を行うためのインターフェースである。公衆無線通信部B113は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路、そして、通信コントローラを有している。本実施形態では、公衆無線通信部B113はW−CDMA(UMTS)又はLTE(Long Term Evolution)などの規格に従って公衆無線通信を行う。
なお、上記の各ブロックは内部バスB130によって相互に接続されている。また、図1に示す例では、デジタルカメラA100とスマートフォンB100が1対1で通信する例が示されているが、デジタルカメラA100は複数のスマートフォンと1対多数で通信を行うことができる。
<外観およびGUI>次に、図2を用いて、本実施形態のデジタルカメラA100の外観およびGUIについて説明する。
図2は、本実施形態のデジタルカメラA100の外観構成を示す正面図(a)、背面図(b)および底面図(c)である。
電源ボタン201は、デジタルカメラA100の電源をオン、オフする操作部材である。
シャッターボタン202は、静止画撮影指示および動画撮影の開始/終了指示を行う操作部材である。シャッターボタン202は、半押し状態と全押し状態とが検出可能な2段階押し込み式の操作部材である。ユーザは、シャッターボタン202を半押しすることで、AF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作の開始を指示することができる。また、ユーザは、シャッターボタン202を全押しすることで、撮像部A102からの信号読み出しから記録媒体A110に画像データを書き込むまでの一連の撮影動作の開始を指示することができる。また、動画撮影モードにおいては、ユーザがシャッターボタン202を全押しすることで動画撮影の開始を指示することができ、もう一度全押しすることで動作撮影の終了を指示することができる。
ズームレバー203は、ユーザがこれを上下に動かすことでズームレンズのズームイン動作やズームアウト動作を指示することができる。
メニューボタン204は、ユーザがこれを押下することで後述する表示パネル213に機能ボタンやメニュー項目などのGUIを表示することができる。
再生ボタン205は、ユーザがこれを押下することで記録媒体A110に記録されている静止画や動画などの映像データを後述する表示パネル213に表示することができる。
削除ボタン206は、ユーザがこれを押下することで後述する表示パネル213に表示されている映像データを記録媒体A110から削除することができる。
無線ボタン207は、ユーザがこれを押下することで後述する表示パネル213に表示されるGUI(図2(d))をタッチして無線通信部A111や省電力無線通信部A112の設定を変更することができる。
十字キー208は、操作部A105に含まれる操作部材であり、上ボタン、下ボタン、左ボタン、右ボタン、中央ボタンを含む。ユーザが十字キー208を操作して、後述の表示パネル213に表示される映像データを変更したり、メニュー項目を選択したりすることができる。
ファインダー窓209は、被写体像を光学的に写し出す光学部材であり、ユーザが後述するファインダー接眼部210を覗き込むことにより、撮影時の構図決定の際に被写体像を視認することができる。
ファインダー接眼部210は、ユーザがこれを覗き込むことでファインダー窓209に写し出される被写体像を光学的に視認することができる。
ストロボ211は、暗い条件下での撮影時に必要に応じて発光し、画像の明るさを補完する。
撮影レンズ212は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群、絞り機能を備えるシャッターを含む。
表示パネル213は、表示部A106に含まれるLCD(液晶デバイス)などであり、撮影開始前には撮影範囲(構図の決定)に使用したり、操作メニューを表示したり、撮影した映像データを再生して表示する。
三脚固定孔214は三脚を取り付けるためのねじ穴である。
メモリ/電池蓋215は、メモリカードスロットやバッテリ収納部を開閉するための蓋であり、ユーザは蓋215を開けてメモリカードやバッテリを着脱することができる。
図2(d)、(e)は、ユーザが無線ボタン207を押下した場合に、デジタルカメラA100の表示パネル213に表示されるGUIである。このGUI画面では、後述するアイコン216〜223を、十字キー208の上下左右ボタンで選択し、中央ボタンで決定することで、アイコンに対応付けられた処理をデジタルカメラA100に指示することができる。
アイコン216、220は、デジタルカメラA100における機内モードの状態表示と機内モードのON/OFFを行うための機能ボタンである。本実施形態における機内モードとは、機器が有する無線通信機能を一括してオフにし、機器が電波を発しないモードのことをいう。一般に飛行機の中では携帯電話などの電波を発する機能は禁止されるため、機内モードと呼ばれる。機内モードの設定がONの場合にはアイコン220のように表示され、機内モードの設定がOFFの場合にはアイコン216のように表示される。アイコン216を選択すると、機内モードの設定がOFFからONに変更され、表示パネル213にはアイコン220が表示される。一方、アイコン220を選択すると、機内モードの設定がONからOFFに変更され、表示パネル213にはアイコン216が表示される。
なお、機内モードの設定がONの場合には、デジタルカメラA100の無線通信部A111および省電力無線通信部A112は全ての通信(無線電波の送受信)を停止し、電波を発しない状態となる。よって、機内モードの設定がONのときには、デジタルカメラA100は、無線通信部A111および省電力無線通信部A112によるスマートフォンB100との無線通信が不可(無効)となり、機内モードの設定がOFFのときには、デジタルカメラA100は、無線通信部A111および省電力無線通信部A112によるスマートフォンB100との無線通信が可能(有効)となる。
アイコン217は、デジタルカメラA100に対して図示しない他のデジタルカメラとの接続を行うように指示するための機能ボタンである。
アイコン218は、デジタルカメラA100に対してスマートフォンB100などの外部装置と接続を行うように指示するための機能ボタンである。
アイコン219は、デジタルカメラA100に対して図示しないパーソナルコンピュータなどの外部装置と接続を行うように指示するための機能ボタンである。
アイコン221〜223はそれぞれ、上記アイコン217〜219と対応する機能ボタンであるが、機内モードの設定がONで無線通信が停止された状態のため、選択できない状態として表示されている。
図3は本実施形態のスマートフォンB100の外観構成を示す正面図(a)および側面図(b)である。
タッチパネルディスプレイ301は、ユーザの指やペンによるタッチ操作を検出可能なタッチパネルが付属された液晶パネルであり、タッチパネル部は操作部B105に含まれる操作部材であり、ディスプレイ部は表示部B106に含まれるブロックである。ユーザはタッチパネル部をタッチすることで、タッチパネルディスプレイ301に表示されるGUIの操作などを行うことができる。
操作ボタン302は、操作部B105に含まれる操作部材であり、ユーザは操作ボタン302を押下することで、スマートフォンB100の機能の切り替えや、表示部B106に表示されるGUIの操作などを行うことができる。
ボリュームボタン303は、操作部B105に含まれる操作部材であり、ユーザはボリュームボタン303を押下することで、スピーカの音量を調節することができる。
電源ボタン304は、操作部B105に含まれる操作部材であり、ユーザは電源ボタン304を押下することで、スマートフォンB100の電源のON/OFFなどの操作を行うことができる。
図4(a)〜(d)は、スマートフォンB100のタッチパネルディスプレイ301に表示されるGUIを例示している。図示のGUI画面では、ユーザは機能ボタン401を操作することで、無線通信部B111による無線LAN機能、省電力無線通信部B112によるBluetooth(登録商標・以下BT)および公衆無線通信部B113によるモバイルデータ通信機能をONまたはOFFに設定することができる。
図4(a)では、スマートフォンB100において機内モードがOFFに設定されており、無線LAN機能、BT機能およびモバイルデータ通信機能のいずれを用いた通信も行うことができる。
図4(b)は、図4(a)から機内モードをONに変更した場合に表示されるGUIを例示している。機内モードをONにすると、無線LAN機能402、BT機能403およびモバイルデータ通信機能404の設定が全てOFFに変更され、これらの機能を用いた通信ができない状態となる。
図4(c)は、図4(b)においてBT機能405の設定をONに変更した場合に表示されるGUIを例示している。本実施形態では、機内モードがONの状態でも、通信機能を個別にONにすることが可能である。図4(b)は、機内モードがONの状態でBT機能405の設定をONにした場合を示しており、この場合は省電力無線通信部B112によるBT機能を用いた通信のみが可能となる。
図4(d)は、図4(c)において無線LAN機能406をONに変更した場合に表示されるGUIを例示している。機内モードおよびBT機能がONの状態で無線LAN機能406をONにすると、無線通信部B111による無線LAN機能と省電力無線通信部B112によるBT機能を用いた通信が可能となる。
このように、本実施形態のスマートフォンは、一度機内モードをONにして全ての無線通信機能をOFFにした後に、個別に所望の通信機能をONに戻すことが可能である。このような仕様にしているのは、例えば公衆回線やインターネットに接続するのは禁止だが、デバイス間でのローカルなネットワーク接続やアドホックネットワーク接続であれば、無線通信を許可する航空会社もあるからである。例えば、航空機が出発する前にまず機内モードをONにし、さらに無線LANをONにすることで無線LANのみを有効とする。この状態であれば、例えば航空機内であっても同乗の友人達とピアツーピア通信を行ったり、自身のデジタルカメラとスマートフォンとを接続することが、航空会社によっては可能となる。上記接続の例としては、無線LANのアドホックモードでの接続、機器の一方がゲートウェイ機能を用いない無線LANアクセスポイント(ソフトAP)として動作するインフラストラクチャモードでの接続、Wi−Fi Direct規格に従った接続、BT機能を用いた接続などが挙げられる。
ここで問題となるのは、スマートフォンの機内モードのONに連動してデジタルカメラの機内モードもONになる場合である。これは、例えばスマートフォンとデジタルカメラの設定を同期するよう予め設定しておき、スマートフォンからこれから機内モードに移行する旨をデジタルカメラに通知することで実現できる。このような設定の同期が行われる場合、スマートフォンの機内モードがONになることに連動して、デジタルカメラの機内モードもONになる。しかし、その後スマートフォンの無線LANを個別にONにしても、デジタルカメラは機内モードがONであるため、無線LANをONにするよう通知することができない。つまり、デジタルカメラを直接操作しない限り、デジタルカメラの無線LANをオンすることができない。これは、例えばデジタルカメラが入ったバッグを荷物入れなどに収納してしまった場合などに特に問題となる。本実施形態はかかる課題を解決すべく、以下の処理を行う。
<動作説明>次に、図5および図6を用いて、本実施形態のデジタルカメラA100とスマートフォンB100の動作について説明する。なお、本実施形態の動作に先立ち、デジタルカメラA100の省電力無線通信部A112とスマートフォンB100の省電力無線通信部B112とは、相互に通信できるように設定済み(ペアリング済み)であるとする。
<デジタルカメラA100の動作>まず、図5を用いて、本実施形態のスマートフォンB100と通信可能なデジタルカメラA100の動作を説明する。
なお、図5の処理は、デジタルカメラA100がスタンバイ状態に移行した際に開始される。本実施形態におけるスタンバイ状態とは、副制御部A120と省電力無線通信部A112に電源が入った状態である。スタンバイ状態では、BLEによる通信は可能だが、その他の通信機能はスタンバイ状態から復帰しない限り使用できない。また、以下の処理は、デジタルカメラA100の制御部A101または副制御部A120が不揮発性メモリA103から読み出した制御プログラムを作業用メモリA104に展開して実行することにより実現される。
S501では、副制御部A120は、デジタルカメラA100の機内モードの設定がONであるか否かを判定し、機内モードの設定がOFFの場合はS502へ進み、機内モードの設定がONの場合は本フローチャートを終了する。機内モードのON/OFFは図2(d)、(e)のGUIでユーザにより予め設定されている場合と、後述するS507において設定される場合とがある。
S502では、副制御部A120は、省電力無線通信部A112の状態を監視し、省電力無線通信部A112に対してBLE接続がなされるのを待つ。省電力無線通信部A112に対して、BLE接続がなされるとS503へ進む。ここでは、省電力無線通信部A112に対して、スマートフォンB100の省電力無線通信部B112が接続されたものとする。本ステップの処理は、図6で後述するS602と対応している。
S503では、副制御部A120は、省電力無線通信部A112の状態を監視し、接続相手(スマートフォンB100)からBLEによりコマンド(処理要求)を受信するのを待つ。スマートフォンB100から「機内モードON要求コマンド」を受信した場合はS504へ進み、「データ取得要求コマンド」を受信した場合はS508へ進む。後述するが、本実施形態における「機内モードON要求」は、スマートフォンB100で機内モードをONにする操作がなされたことに応じて、スマートフォンB100から送信されるコマンドである。本ステップの処理は、図6で後述するS605およびS609に対応している。
S504では、副制御部A120は、「機内モードON要求コマンド」を受信してからの経過時間を計測するためのタイマーをスタートする。つまり、「機内モードON要求コマンド」を受信しても即座に機内モードをONにはしない。
S505では、副制御部A120は、S504での計測時間が所定の時間を経過したか否かを判定する。所定の時間は、例えば1分というような予め定められた固定値でもよいし、別途GUIを用いたメニューなどによってユーザが任意に設定可能であってもよい。所定の時間が経過していない場合はS506へ進み、経過した場合はS507へ進む。
S506は、副制御部A120は、S502と同様に省電力無線通信部A112の状態を監視し、省電力無線通信部A112に対してBLE接続がなされるのを待つ。本ステップの処理は、図6で後述するS607からS608に対応している。ここで、BLE接続要求を検出した場合(すなわち、「機内モードON要求コマンド」を受信した後所定の時間内にBLEの再接続の要求があった場合)はS503に進み、スマートフォンA100からBLEにより引き続き制御を行うことができる。
一方、S507では、副制御部A120は、省電力無線通信部A112による通信を終了し、機内モードをONにする。つまり、「機内モードON要求コマンド」を受信した後所定の時間内にBLEの再接続の要求がなかった場合は、デジタルカメラA100はBLEをオフにし、電波を発しない動作状態(機内モード)に移行することになる。
S508では、副制御部A120は、デジタルカメラA100の電源をONにし、その後の制御を制御部A101で行うように動作する。
S509では、制御部A101は、S503で受信した「データ取得要求コマンド」において、要求されているデータの種類を判定する。サムネイルデータが要求されている場合にはS510へ進み、画像データが要求されている場合にはS511へ進む。
S510では、制御部A101は、省電力無線通信部A112を制御して、スマートフォンB100に対して、以後の通信をクラシックBTで行うこと(クラシックBTハンドオーバー)を通知する。
S511では、制御部A101は、省電力無線通信部A112の動作モードをBLEからクラシックBTに変更する。そして、スマートフォンA100からサムネイルデータを要求されると、制御部A101は、要求されたサムネイルデータを記録媒体A110から読み出し、省電力無線通信部A112によりスマートフォンB100へ送信する。なお、S510からS511は、図6で後述するS610およびS612に対応している。
S512では、制御部A101は、要求された全てのデータの送信が完了すると、省電力無線通信部A112の通信モードをBLEに変更し、デジタルカメラA100の制御を副制御部A120で行うように動作することで、スタンバイ状態に移行する。
一方、S509での判定の結果、要求されているデータが画像データである場合は、S513において、制御部A101は、省電力無線通信部A112によりスマートフォンB100のネットワーク設定状態を取得する。ネットワーク設定は、図4(a)〜(d)で説明したスマートフォンB100のGUIで設定された状態である。なお、S513は、図6で後述するS610およびS611に対応している。
S514では、制御部A101は、S513で取得したスマートフォンB100のネットワーク設定状態に応じて、S515、S520、S525のいずれかに進む。
S515からS519は、S513で取得したスマートフォンB100のネットワーク設定が「機内モードOFF」であった場合(図4(a))の処理である。
S515では、制御部A101は、省電力無線通信部A112によりスマートフォンB100に対して、以後の通信を無線LANで行うこと(無線LANハンドオーバー)を通知する。この場合に、後述するS516において有効にするソフトAP機能に接続するためのSSIDとパスワードも同時に通知する。
S516では、制御部A101は、無線通信部A111のソフトAP機能を有効にして、スマートフォンB100の無線通信部B111が無線通信部A111に直接接続可能な状態とする。
S517では、制御部A101は、無線通信部A111の状態を監視し、スマートフォンB100の無線通信部B111が無線通信部A111に接続されるのを待つ。
S518では、制御部A101は、要求された画像データを記録媒体A110から読み出し、無線通信部A111によりスマートフォンB100へ送信する。
S519では、制御部A101は、要求された画像データの送信が終了すると、無線通信部A111のソフトAPモードを停止し、また、無線通信部A111の機能自体を停止させる。その後、デジタルカメラA100は、S512でスタンバイ状態に移行した後、S503で次のコマンドの待機状態となる。なお、S515からS519は、図6で後述するS610およびS613からS615に対応している。
S520からS524は、S513で取得したスマートフォンのネットワーク設定が「機内モードON」であるが、「無線LAN」及び「BT」が利用可能であった場合(図4(d))の処理である。
S520からS524の処理はそれぞれ、S515からS519と同じである。すなわち、無線通信部A111のソフトAPモードを有効にすることで、要求された画像データを無線通信部A111からスマートフォンB100に送信する。
S525からS526は、S514で取得したスマートフォンのネットワーク設定が「機内モードON」であるが、「BT」のみが利用可能であった場合(図4(c))の処理である。
S525では、制御部A101は、省電力無線通信部A112によりスマートフォンB100に対して、以後の通信をクラシックBTで行うこと(クラシックBTハンドオーバー)を通知する。
S526では、制御部A101は、省電力無線通信部A112の動作モードをBLEからクラシックBTに変更する。そして、スマートフォンA100から画像データを要求されると、制御部A101は、要求された画像データを記録媒体A110から読み出し、省電力無線通信部A112によりスマートフォンB100へ送信する。その後、デジタルカメラA100は、S512でスタンバイ状態に移行した後、S503で次のコマンドの待機状態となる。なお、S525からS526は、図6で後述するS610およびS612に対応している。
以上のようにして、本実施形態のデジタルカメラA100はスマートフォンB100との通信が制御される。
<スマートフォンB100の動作>次に、図6を用いて、本実施形態のデジタルカメラA100と通信可能なスマートフォンB100の動作を説明する。
なお、図6の処理は、ユーザ操作によりデジタルカメラA100とのBLE接続要求を受けると開始される。また、以下の処理は、スマートフォンB100の制御部B101が不揮発性メモリB103から読み出した制御プログラムを作業用メモリB104に展開して実行することにより実現される。
S601では、制御部B101は、デジタルカメラA100からBLE接続要求を受信するのを待つ。具体的には、制御部B101は、図7(a)に示すGUIを表示部B106に表示し、操作部B105によりカメラアイコン701がタップされたことを検出すると、デジタルカメラA100とのBLE接続要求があったと判定する。
S602では、制御部B101は、省電力無線通信部B112によりデジタルカメラA100に対してBLE接続要求を送信する。本ステップの処理は図5のS502と対応している。
S603では、制御部B101は、S602で開始したBLE接続要求に従い、省電力無線通信部B112とデジタルカメラA100の省電力無線通信部A112との間でBLE接続が確立するのを待つ。BLE接続が確立すると、制御部B101は表示部B106のカメラアイコン702を図7(b)のGUIのように更新し、デジタルカメラA100との接続が確立していることをユーザに通知する。
S604では、制御部B101は、操作部B105の操作状態を監視し、ユーザ操作を待つ。S604において、機内モードONの操作(図4(a)のGUIで機内モードをONに変更した場合)を検出した場合はS605へ進み、デジタルカメラA100からのデータ取得を要求する操作を検出した場合はS609へ進む。ここで、デジタルカメラA100からデータ取得を要求する操作とは、図7(b)のGUIでカメラアイコン702を選択し、図7(c)に示すサムネイル一覧画面に移行する場合と、サムネイル一覧画面で1つ以上のサムネイルを選択(図7(d)の703)し、ダウンロードアイコン704を選択した場合である。
S605からS609は、S604において機内モードをONにする操作を検出した場合の処理である。
S605では、制御部B101は、スマートフォンB100に連動してデジタルカメラA100を機内モードONにするために、省電力無線通信部B112により「機内モードON要求コマンド」をデジタルカメラA100に通知する。本ステップの処理は、図5のS503において「機内モードON要求コマンド」を受信した場合に対応している。
S606では、制御部B101は、操作部B105の状態を監視し、再びユーザ操作を待つ。S606にて機内モードOFFの操作を検出した(図4(b)のGUIで機内モードOFFに変更した)場合、および、機内モードONの状態でBT機能をONにする操作を検出した(図4(b)、(c)のGUIでBT機能ONにした)場合はS607へ進む。
S607では、制御部B101は、省電力無線通信部B112によりデジタルカメラA100に対してBLEの再接続を要求する。
S608では、制御部B101は、S607でのBLE接続要求に従い、省電力無線通信部B112とデジタルカメラA100の省電力無線通信部A112との間でBLE接続が確立するのを待つ。所定時間内に接続が確立した場合はS604に戻り、次のユーザ操作を待ち、接続が確立しなかった場合はS601に戻り、ユーザから明示的にデジタルカメラA100への接続要求がなされるのを待つ。S607からS608は、図5のS506に対応している。図5のS505においてタイムアウトと判定される前に、ユーザ操作によって「機内モードOFF」あるいは「BTON」の操作がなされた場合は、ユーザの明示的な接続要求を待たずにデジタルカメラA100とのBLE接続が回復することになる。
S609からS615は、S604においてデジタルカメラA100からデータ取得を要求する操作を検出した場合の処理である。
S609では、制御部B101は、省電力無線通信部B112によりデジタルカメラA100に対して「データ取得要求コマンド」を通知する。ここで、制御部B101は、取得するデータの種別(「サムネイルデータ」あるいは「画像データ」)も合わせて通知する。本ステップの処理は、図5のS503において「データ取得要求コマンド」を受信した場合に対応している。
S610では、制御部B101は、省電力無線通信部B112を監視し、デジタルカメラA100からの要求を待つ。S610において受信する要求は、図5のS510、S513、S515、S520、S525で通知されるもののいずれかである。S610でネットワーク設定取得要求を受信した場合はS611へ進み、クラシックBTハンドオーバー要求を受信した場合はS612へ進み、無線LANハンドオーバー要求を受信した場合はS613へ進む。
S611は、S610においてネットワーク設定取得要求を受信した場合の処理である。
S611では、制御部B101は、図4(a)〜(d)で説明したスマートフォンB100のネットワーク設定状態を、省電力無線通信部B112によりデジタルカメラA100に通知し、S610に戻る。
S612は、S610においてクラシックBTハンドオーバー要求を受信した場合の処理である。
S612では、制御部B101は、省電力無線通信部B112の動作モードをBLEからクラシックBTに変更する。そして、表示部B106のGUI表示と操作部B105での操作内容に従い、デジタルカメラA100に対してサムネイルデータあるいは画像データを要求する。省電力無線通信部B112が受信したデータは作業用メモリB104(サムネイルデータを受信した場合)あるいは記録媒体B110(画像データを受信した場合)に保存される。本ステップの処理は、図5のS511およびS526に対応している。
S612でクラシックBTを用いたデータ受信が終了すると、S604に戻り、次のユーザ操作の待機状態となる。
S613からS615は、S610において無線LANハンドオーバー要求を受信した場合の処理である。
S613では、制御部B101は、無線LANハンドオーバー要求と合わせて通知されたSSIDとパスワードを用いて無線通信部B111がデジタルカメラA100の無線通信部A111に接続するように設定を変更する。S613で無線LANの接続が確立するとS614に進む。
S614では、制御部B101は、表示部B106のGUI表示と操作部B105の操作内容に従い、デジタルカメラA100に対して画像データを要求する。無線通信部B111が受信した画像データは記録媒体B110に保存される。本ステップの処理は、図5のS518およびS523に対応している。
S615では、制御部B101は、無線通信部B111を無効にし、無線LAN接続を終了する。
S613からS615で無線LANを用いたデータ受信が終了すると、制御部B101は、S604に戻り、次のユーザ操作を待つ。
以上説明したように、本実施形態によれば、デジタルカメラA100とスマートフォンB100がBLE接続中において、スマートフォンB100の機内モードがONに設定された後、所定の時間内にスマートフォンB100から再接続要求を受けた場合はデジタルカメラA100とスマートフォンB100間のBLE接続が維持される。
これにより、BLE接続中のスマートフォンB100とデジタルカメラA100を航空機内に持ち込み、スマートフォンB100の機内モードがONに設定された場合であっても、ユーザがスマートフォンB100を操作し航空機内で許可されている通信機能をONに設定することで、デジタルカメラA100に対してユーザが改めて設定操作を行うことなく、スマートフォンB100とデジタルカメラA100との間の無線通信が継続して利用できるようになる。
なお、本実施形態ではBLE接続中に機内モードがONに設定された場合の動作を説明したが、無線LAN接続中に機内モードONに変更された場合であっても同様に適用可能である。
また、本実施形態のデジタルカメラA100は、スマートフォンのように公衆回線などに接続する機能を有していなかったが、例えば2台目のスマートフォンやタブレットデバイスのように、公衆回線などに接続する機能を有しているものがデジタルカメラA100の代わりに通信相手となるケースも考えられる。このケースでは、図5のS503で「機内モードON要求コマンド」を受信した場合に、BT以外の通信機能をオフする処理を実行すればよい。
また、本実施形態のデジタルカメラA100はBLEを有効にした状態で所定時間BLEの接続要求を待機する(図5・S506)こととしたが、無線LANを有効にした状態で無線LANの接続要求を待機してもよい。
また、本実施形態のデジタルカメラA100は、所定時間接続要求を待機することとしたが、必ずしも接続要求の受信を条件とする必要はない。例えばスマートフォンB100は、図6のS606で無線LANまたはBTをONにする操作が行われた場合、その旨をデジタルカメラA100に通知するようにしてもよい。このような通知を行えば、デジタルカメラA100はS506でその通知を受信し、スマートフォンB100側でONされた通信機能をOFFしないよう制御できる。
上述した変形例に限らず、本発明は種々の変形例に適用可能である。例えばスマートフォンB100側で機内モードがONされた場合であってもデジタルカメラA100側で即座に追従するのではなく、所定の期間はスマートフォンB100側での設定変更を受信可能な期間を設ける形態であれば、本発明は適用可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
A100…デジタルカメラ(通信装置)、A101…制御部、A111…無線通信部、A112…省電力無線通信部、A120…副制御部、B100…スマートフォン(外部装置)、B101…制御部、B111…無線通信部、B112…省電力無線通信部

Claims (12)

  1. 外部装置と無線通信が可能な無線通信手段と、
    前記無線通信手段による無線通信が可能な第1の状態と、無線通信が停止される第2の状態の少なくともいずれかに設定が可能な設定手段と、
    制御手段と、を有し、
    前記無線通信手段による無線通信が可能に接続されている外部装置が前記第1の状態から前記第2の状態へ移行する通知を受信した場合、前記制御手段は所定の時間、前記第2の状態に移行することなく前記外部装置から送信される所定の信号の受信を待機し、
    前記外部装置から前記所定の時間内に前記所定の信号を受信した場合、前記制御手段は前記第1の状態を維持し、
    前記所定の時間内に前記所定の信号を受信しなかった場合、前記制御手段は前記第2の状態に移行するように制御することを特徴とする通信装置。
  2. 前記無線通信手段は、低速な通信モードと、高速な通信モードとを有し、
    前記制御手段は、前記外部装置と前記低速な通信モードでの接続中に前記制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の状態において、前記無線通信手段により前記外部装置の無線通信手段の状態を取得する場合には前記低速な通信モードにより通信を行い、
    前記外部装置と所定のデータ通信を行う場合には前記高速な通信モードにより通信を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記無線通信手段は、前記低速な通信モードと前記高速な通信モードとを有する第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段よりも高速な通信が可能な第2の無線通信手段とを含み、
    前記第2の状態は、前記第1の無線通信手段と前記第2の無線通信手段のいずれによる無線通信も停止された状態と、前記第1の無線通信手段による無線通信が可能な状態と、前記第2の無線通信手段による無線通信が可能な状態とを含むことを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の状態に移行した後に、
    前記第2の無線通信手段による通信が可能な状態であった場合は、当該第2の無線通信手段により前記所定のデータ通信を行い、
    前記第2の無線通信手段による通信が不可の状態であった場合は、前記第1の無線通信手段の高速な通信モードにより前記所定のデータ通信を行うことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記所定のデータ通信は、画像データのデータ通信を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の通信装置。
  7. 前記第1の無線通信手段は近距離無線通信であり、
    前記第2の無線通信手段は無線LANであることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記第1の無線通信手段がBluetooth(登録商標)である場合は、
    前記低速な通信モードはBluetooth(登録商標) Low Energyであり、
    前記高速な通信モードはClassic Bluetooth(登録商標)であることを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記第2の状態は、前記通信装置の無線通信機能が一括して停止される機内モードがオンに設定された状態であり、
    前記第1の状態は、少なくとも前記機内モードがオフに設定された状態であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 外部装置と無線通信が可能な無線通信手段と、
    前記無線通信手段による無線通信が可能な第1の状態と、無線通信が停止される第2の状態の少なくともいずれかに設定が可能な設定手段と、を有する通信装置の制御方法であって、
    前記無線通信手段による無線通信が可能に接続されている外部装置が前記第1の状態から前記第2の状態へ移行する通知を受信した場合、所定の時間、前記第2の状態に移行することなく前記外部装置から送信される所定の信号の受信を待機し、
    前記外部装置から前記所定の時間内に前記所定の信号を受信した場合、前記第1の状態を維持し、
    前記所定の時間内に前記所定の信号を受信しなかった場合、前記第2の状態に移行するように制御することを特徴とする通信装置の制御方法。
  11. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として通信装置のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として通信装置のコンピュータを機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータによる読み取りが可能な記憶媒体。
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