JP2018096840A - センサユニット - Google Patents

センサユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2018096840A
JP2018096840A JP2016241461A JP2016241461A JP2018096840A JP 2018096840 A JP2018096840 A JP 2018096840A JP 2016241461 A JP2016241461 A JP 2016241461A JP 2016241461 A JP2016241461 A JP 2016241461A JP 2018096840 A JP2018096840 A JP 2018096840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
sensor unit
sensors
substrate
dimension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016241461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6369527B2 (ja
Inventor
上田 国博
Kunihiro Ueda
国博 上田
善光 和田
Yoshimitsu Wada
善光 和田
啓 平林
Hiroshi Hirabayashi
啓 平林
和真 山脇
Kazuma Yamawaki
和真 山脇
剛 梅原
Takeshi Umehara
剛 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2016241461A priority Critical patent/JP6369527B2/ja
Priority to US15/641,529 priority patent/US10634734B2/en
Priority to DE102017115659.3A priority patent/DE102017115659A1/de
Priority to CN201710573448.6A priority patent/CN107621272B/zh
Publication of JP2018096840A publication Critical patent/JP2018096840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6369527B2 publication Critical patent/JP6369527B2/ja
Priority to US16/816,685 priority patent/US11313920B2/en
Priority to US17/703,495 priority patent/US11630165B2/en
Priority to US18/180,369 priority patent/US11959979B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

【課題】検出精度に優れたセンサユニットを提供する。【解決手段】このセンサユニットは、第1の方向に沿った第1の寸法に対する第2の方向に沿った第2の寸法の比がn(nは2以上の整数)未満であって実質的に矩形の平面形状を有するセンサ領域、を含む基体と、センサ領域において第2の方向に沿って一列に配列されると共に実質的に矩形の平面形状を各々有するn個のセンサとを備えたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、基体に複数のセンサが配置されてなるセンサユニットに関する。
一般に、基体上に複数のセンサおよび集積回路などが設けられたセンサユニット(センサパッケージ)が知られている(例えば特許文献1参照)。このようなセンサパッケージとしては、例えば車軸などの回転体の回転動作を検出する角度検出センサが提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2009−63385号公報 特開2006−208255号公報
ところで、最近、このようなセンサユニットの微小化と検出精度の向上とが強く求められるようになっている。
しかしながら、寸法の縮小化が進むにつれ、環境温度変化や集積回路の発熱等による基体の歪みに起因する応力が各センサに印加され、結果として各センサの出力へ悪影響が生じるおそれがある。
したがって、熱応力等に起因する検出精度の低下の少ない、信頼性に優れたセンサユニットを提供することが望まれる。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットは、センサ領域を含む基体と、n個(nは2以上の整数)のセンサとを備える。センサ領域は、第1の方向の寸法に対する第2の方向の寸法の比がn未満であって実質的に矩形の平面形状を有する。n個のセンサは、センサ領域において第2の方向に沿って一列に配列されると共に実質的に矩形の平面形状を各々有する。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットでは、n個のセンサが、第1の方向の寸法に対する第2の方向の寸法の比がn未満の、実質的に矩形の平面形状を有するセンサ領域において第2の方向へ一列に配列される。このため、第1の方向の寸法に対する第2の方向の寸法の比がn以上であるセンサ領域にn個のセンサを設置した場合と比較して、n個のセンサの全てが、基体の歪みが比較的小さい位置に設置される。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットでは、n個のセンサはそれぞれ第1の方向に沿った第1のセンサ寸法と第2の方向に沿った第2のセンサ寸法とを有し、第1のセンサ寸法が第2のセンサ寸法よりも大きいとよい。その場合、n個のセンサが配列されるセンサ領域は、より正方形に近い平面形状となるので好ましい。また、n個のセンサが実質的に等間隔で配列されているとよい。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットでは、n個のセンサは、全て、実質的に同一の平面形状および実質的に同一の占有面積を有するとよい。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットでは、第2の方向における基体の中心位置と、第2の方向におけるセンサ領域の中心位置とが実質的に一致しているとよい。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットでは、n個のセンサは、全て実質的に同一の構造を有していてもよい。例えば、n個のセンサは、磁気抵抗効果素子を含むものであってもよい。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットでは、基体は、第1の方向に沿った第1の基体寸法と、第2の方向に沿った、第1の基体寸法と実質的に等しい第2の基体寸法とを有するものでもよい。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットでは、基体は、基板と、その基板に積層された回路チップとを有し、基板の中心位置は前記回路チップの中心位置と一致しているとよい。
本発明の一実施態様としてのセンサユニットによれば、基体の歪みに伴ってn個のセンサに印加される応力が緩和されるので、n個のセンサの出力を安定させることができる。したがって、高い信頼性を有するセンサユニットを実現することができる。
本発明の第1の実施の形態としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 図1に示したセンサユニットの断面構成を表す断面図である。 図1に示したセンサユニットの回路図である。 図1に示したセンサの構成を表す斜視図である。 図1に示したセンサの出力変化を模式的に表す特性図である。 図3に示した磁気抵抗効果素子の要部構成を模式的に表す分解斜視図である。 第1の実施の形態の第1の変形例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 第1の実施の形態の第2の変形例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 第1の実施の形態の第3の変形例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 本発明の第2の実施の形態としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 第2の実施の形態の第1の変形例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 実験例におけるセンサの特性値を表す特性図である。 第1の参考例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 第2の参考例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 第3の参考例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 第4の参考例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 第5の参考例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。 第6の参考例としてのセンサユニットの全体構成を表す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態およびその変形例
基体の中心位置とICチップの中心位置とが一致するようにしたセンサユニットの例。
2.第2の実施の形態およびその変形例
基体の中心位置とICチップの中心位置とが異なるようにしたセンサユニットの例。
3.実験例
4.その他の変形例
<1.第1の実施の形態>
[センサユニット1Aの構成]
最初に、図1から図3を参照して、本発明における第1の実施の形態としてのセンサユニット1Aの構成について説明する。図1は、センサユニット1Aの全体構成例を表す平面図である。図2は、センサユニット1Aの、図1に示した第1の軸J1に沿った断面を表すものである。図3は、センサユニット1Aの概略構成を表す回路図である。このセンサユニット1Aは、例えば回転体の回転角の検出に用いられる角度検出センサとして用いられるものである。
センサユニット1Aは、基板10と、その基板10に積層された集積回路(IC)チップ20と、ICチップ20に積層されたセンサ群30Aとを備えたものである。なお、基板10およびICチップ20を合わせたものが本発明の「基体」に対応する一具体例である。
基板10は、互いに実質的に直交する第1の辺11および第2の辺12を含む、実質的に矩形の平面形状を有するものである。ここで、第1の辺11の長さと第2の辺12の長さとが実質的に等しく、基板10の平面形状は実質的に正方形となっているとよい。実質的に、とは、例えば製造誤差等に起因する程度のずれを許容する意味である。なお本明細書では、第1の辺11が延伸する方向をX軸方向とし、第2の辺12が延伸する方向をY軸方向とし、基板10の厚さ方向(図1の紙面に対して垂直な方向をZ軸方向とする。さらに図1では、基板10の中心位置、すなわち基板10の、X軸方向における中心位置を通る第2の軸J2とY軸方向における中心位置を通る第1の軸J1との交点に、符号10Jを付している。
ICチップ20は、矩形の平面形状を有すると共に基板10よりも小さな占有面積を有する。センサユニット1Aでは、ICチップ20の中心位置20J、すなわちICチップ20の、X軸方向における中心位置とY軸方向における中心位置との交点は、基板10の中心位置10Jと実質的に一致している。なお、中心位置20Jと中心位置10Jとが一致する、とは、製造誤差等に起因する±30μm程度の範囲のずれを許容するものである。また、ICチップ20は、演算回路21(図3参照)を含んでいる。
センサ群30Aは、例えば中心位置10J(20J)を通るX軸に平行な第1の軸J1上に並ぶn個(nは2以上の整数)のセンサ(本実施の形態では3個のセンサ31〜33)を有する。基板10上の、センサ31〜33が配列されたセンサ領域R30Aは、X軸方向において寸法X30Aを有すると共にY軸方向において寸法Y30Aを有し、ICチップ20よりも小さな占有面積を有する。ここで、寸法Y30Aに対する寸法X30Aの比、すなわちアスペクト比はn(ここでは3)未満である。なお、このアスペクト比は1に近いほど好ましく、実質的に1であることが最も好ましい。また、Y軸方向における基板10の中心位置10Jを通る第1の軸J1と、Y軸方向におけるセンサ領域R30Aの中心位置を通る軸J30Xとが実質的に一致している。
各センサ31〜33の平面形状は矩形であり、ICチップ20の寸法よりも小さな寸法を有する。各センサ31〜33の平面形状は、X軸方向に沿った寸法よりもY軸方向に沿った寸法が大きい。特に、センサ31〜33は、全て、実質的に同一の平面形状および実質的に同一の占有面積を有するとよい。各センサ31〜33は、例えば実質的に同一の構造を有する磁気抵抗効果(MR)素子を含むものである。第1の軸J1上において、センサ31とセンサ32との距離D312は、センサ32とセンサ33との距離D323と実質的に等しいことが望ましい。すなわち、n個のセンサは、実質的に等間隔で配列されていることが望ましい。したがって、センサ31とセンサ33とは、中心位置10J(20J)に設けられた中心位置センサであるセンサ32を中心として線対称および点対称をなすように設けられている。
センサ31〜33は、それぞれ、検出対象である外部磁場の変化(回転)に対して互いに例えば90°位相の異なる信号を出力する2つのセンサ部を有している。具体的には、図3および図4に示したように、例えば磁気センサ部41と磁気センサ部42とを有している。なお、図4は、センサ31〜33の構成を表す斜視図である。磁気センサ部41は、外部磁場Hの変化(回転)を検知して差分信号S1を演算回路21へ出力する(図3)。同様に、磁気センサ部42は、外部磁場Hの変化(回転)を検知して差分信号S2を演算回路21へ出力する(図3)。但し、差分信号S1の位相と差分信号S2の位相とは互いに90°異なっている。例えば図5に示したように、外部磁場Hの回転角θに対し、差分信号S1がsinθに従う出力(例えば抵抗値)の変化を表すものであるとき、差分信号S2はcosθに従う出力(例えば抵抗値)の変化を表すものである。図5は、外部磁場Hの回転角θに対する出力の変化を模式的に表す特性図である。
磁気センサ部41は、図3に示したように、4つの磁気抵抗効果(MR;Magneto-Resistive effect)素子41A〜41Dがブリッジ接続されたブリッジ回路411と、差分検出器412とを含んでいる。同様に、磁気センサ部42は、4つのMR素子42A〜42Dがブリッジ接続されたブリッジ回路421と、差分検出器422とを含んでいる。ブリッジ回路411は、MR素子41AおよびMR素子41Bの一端同士が接続点P1において接続され、MR素子41CおよびMR素子41Dの一端同士が接続点P2において接続され、MR素子41Aの他端とMR素子41Dの他端とが接続点P3において接続され、MR素子41Bの他端とMR素子41Cの他端とが接続点P4において接続されている。ここで、接続点P3は電源Vccと接続されており、接続点P4は接地されている。接続点P1,P2は、それぞれ差分検出器412の入力側端子と接続されている。この差分検出器412は、接続点P3と接続点P4との間に電圧が印加されたときの接続点P1と接続点P2との間の電位差(MR素子41A,41Dのそれぞれに生ずる電圧降下の差分)を検出し、差分信号S1として演算回路21へ向けて出力するものである。
同様に、ブリッジ回路421は、MR素子42AおよびMR素子42Bの一端同士が接続点P5において接続され、MR素子42CおよびMR素子42Dの一端同士が接続点P6において接続され、MR素子42Aの他端とMR素子42Dの他端とが接続点P7において接続され、MR素子42Bの他端とMR素子42Cの他端とが接続点P8において接続されている。ここで、接続点P7は電源Vccと接続されており、接続点P8は接地されている。接続点P5,P6は、それぞれ差分検出器422の入力側端子と接続されている。この差分検出器422は、接続点P7と接続点P8との間に電圧が印加されたときの接続点P5と接続点P6との間の電位差(MR素子42A,42Dのそれぞれに生ずる電圧降下の差分)を検出し、差分信号S2として演算回路21へ向けて出力するものである。なお、図3において符号JSS1を付した矢印は、MR素子41A〜41D,42A〜42Dの各々における磁化固着層SS1(後出)の磁化の向きを模式的に表している。すなわち、MR素子41A,41Cの各抵抗値は、外部磁場Hの変化に応じて互いに同じ向きに変化(増加もしくは減少)し、MR素子41B,41Dの各抵抗値は、いずれも、外部磁場Hの変化に応じてMR素子41A,41Cとは反対向きに変化(減少もしくは増加)することを表している。また、MR素子42A,42Cの各抵抗値の変化は、外部磁場Hの変化に応じてMR素子41A〜41Dの各抵抗値の変化に対して位相が90°ずれている。MR素子42B,42Dの各抵抗値は、いずれも、外部磁場Hの変化に応じてMR素子42A,42Cとは反対向きに変化する。したがって例えば、外部磁場Hがθの方向に回転する(図4)と、ある角度範囲ではMR素子41A,41Cでは抵抗値が増大し、MR素子41B,41Dでは抵抗値が減少するという挙動を示す関係にある。その際、MR素子42A,42Cの抵抗値は、MR素子41A,41Cの抵抗値の変化に例えば90°だけ遅れて(あるいは進んで)変化し、MR素子42B,42Dの抵抗値は、MR素子41B,41Dの抵抗値の変化に90°だけ遅れて(あるいは進んで)変化することとなる。
各MR素子41A〜41D,42A〜42Dは、例えば図6に示したように磁性層を含む複数の機能膜が積層されたスピンバルブ構造をなしている。具体的には、一定方向に固着された磁化JSS1を有する磁化固着層SS1と、特定の磁化方向を発現しない中間層SS2と、外部磁場Hの磁束密度に応じて変化する磁化JSS3を有する磁化自由層SS3とが順にZ軸方向に積層されてなるものである。磁化固着層SS1、中間層SS2および磁化自由層SS3は、いずれもXY面内に広がる薄膜である。したがって、磁化自由層SS3の磁化JSS3の向きは、XY面内において回転可能となっている。なお、図6は、外部磁場Hが磁化JSS3の向きに付与されている負荷状態を示している。また、MR素子41A,41Cにおける磁化固着層SS1は、例えば+X方向に固着された磁化JSS1を有し、MR素子41B,41Dにおける磁化固着層SS1は、−X方向に固着された磁化JSS1を有する。なお、磁化固着層SS1,中間層SS2および磁化自由層SS3は、いずれも単層構造であってもよいし、複数層からなる多層構造であってもよい。また、磁化固着層SS1,中間層SS2および磁化自由層SS3が、上記とは逆の順番に積層されていてもよい。
磁化固着層SS1は、例えばコバルト(Co)やコバルト鉄合金(CoFe)、コバルト鉄ボロン合金(CoFeB)などの強磁性材料からなる。なお、磁化固着層SS1と隣接するように、中間層SS2と反対側に反強磁性層(図示せず)を設けるようにしてもよい。そのような反強磁性層は、白金マンガン合金(PtMn)やイリジウムマンガン合金(IrMn)などの反強磁性材料により構成されるものである。反強磁性層は、例えば磁気センサ部41においては、+X方向のスピン磁気モーメントと−X方向のスピン磁気モーメントとが完全に打ち消し合った状態にあり、隣接する磁化固着層SS1の磁化JSS1の向きを、+X方向へ固定するように作用する。
スピンバルブ構造が磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)膜として機能するものである場合、中間層SS2は、例えば酸化マグネシウム(MgO)からなる非磁性のトンネルバリア層であり、量子力学に基づくトンネル電流が通過可能な程度に厚みの薄いものである。MgOからなるトンネルバリア層は、例えば、MgOからなるターゲットを用いたスパッタリング処理のほか、マグネシウム(Mg)の薄膜の酸化処理、あるいは酸素雰囲気中でマグネシウムのスパッタリングを行う反応性スパッタリング処理などによって得られる。また、MgOのほか、アルミニウム(Al),タンタル(Ta),ハフニウム(Hf)の各酸化物もしくは窒化物を用いて中間層SS2を構成することも可能である。なお中間層SS2は、例えばルテニウム(Ru)や金(Au)などの白金族元素や銅(Cu)などの非磁性金属により構成されていてもよい。その場合、スピンバルブ構造は巨大磁気抵抗効果(GMR:Giant Magneto Resistive effect)膜として機能する。
磁化自由層SS3は軟質強磁性層であり、例えばコバルト鉄合金(CoFe)、ニッケル鉄合金(NiFe)あるいはコバルト鉄ボロン合金(CoFeB)などによって構成される。
ブリッジ回路411を構成するMR素子41A〜41Dには、それぞれ電源Vccからの電流I10が接続点P3において分流された電流I1もしくは電流I2が供給される。ブリッジ回路411の接続点P1,P2からそれぞれ取り出された信号e1,e2が差分検出器412に流入する。ここで、信号e1は例えば磁化JSS1と磁化JSS3とのなす角度をγとしたときAcos(+γ)+B(A,Bはいずれも定数)に従って変化する出力変化を表し、信号e2はAcos(γ−180°)+Bに従って変化する出力変化を表す。
一方、ブリッジ回路421を構成するMR素子42A〜42Dには、それぞれ電源Vccからの電流I10が接続点P7において分流された電流I3もしくは電流I4が供給される。ブリッジ回路421の接続点P5,P6からそれぞれ取り出された信号e3,e4が差分検出器422に流入する。ここで、信号e3はAsin(+γ)+Bに従って変化する出力変化を表し、信号e4はAsin(γ−180°)+Bに従って変化する出力変化を表す。さらに、差分検出器412からの差分信号S1および差分検出器422からの差分信号S2が演算回路21に流入する。演算回路21では、tanγに応じた角度が算出される。ここで、γはセンサ群30に対する外部磁場Hの回転角θに相当するので、回転角θが求められるようになっている。
[センサユニット1Aの動作および作用]
本実施の形態のセンサユニット1Aでは、例えばXY面内における外部磁場Hの回転角θの大きさを、センサ群30Aによって検出することができる。
このセンサユニット1Aでは、センサ群30Aに対して外部磁場Hが回転すると、いずれもセンサ群30Aに及ぶX軸方向の磁界成分の変化およびY軸方向の磁界成分の変化が磁気センサ部41,42におけるMR素子41A〜41D,42A〜42Dによって検出される。その際、ブリッジ回路411,421からの出力として、例えば図5に示した変化を示す差分信号S1,S2が演算回路21へ流入する。そののち、演算回路21において、計算式Arctan(αsinθ/βcosθ)に基づいて外部磁場Hの回転角θを求めることができる。
[センサユニット1Aの効果]
このセンサユニット1Aでは、センサ群30Aを構成するセンサ31〜33における外部磁場Hに対する検出特性が向上している。
具体的には、各センサ31〜33において、温度変化が生じた場合であっても、直交性(orthogonality)の低下が抑制されるようになっている。ここでいう直交性とは、例えば磁気センサ部41からの出力(差分信号S1)の位相に対する磁気センサ部42からの出力(差分信号S2)の位相の設定値(例えば90°)からのずれ量を意味する。このずれ量は0に近いほど好ましい。
本実施の形態のセンサユニット1Aにおいて、センサ31〜33の直交性の低下が抑制されるのは、センサ31〜33がいずれも温度変化に起因する基板10の歪みが比較的小さい位置に設置されているためと考えられる。すなわち、複数のセンサ31〜33が、実質的に矩形の平面形状を有する基板10の、第1の辺11に実質的に平行であって中心位置10Jを通る第1の軸J1上に並ぶようにしたことにより、基板10の歪みの影響を受けにくいと考えられる。なお、温度変化の原因としては、周囲環境温度の変化のほか、ICチップ20の発熱が含まれる。
特に、本実施の形態のセンサユニット1Aでは、複数のリード40の並び方向と一致する方向(ここではX軸方向)に複数のセンサ31〜33を並べるようにしたので、センサ31〜33の各々におよぶ応力をより緩和できる。複数のリード40と基板10との各接続点とセンサ31〜33とのY軸方向の距離をほぼ一定とすることができるからである。このため、センサ31〜33の直交性の低下を回避することができる。
また、本実施の形態のセンサユニット1Aでは、基板10上の、n個のセンサ(センサ31〜33)を、寸法Y30Aに対する寸法X30Aの比がn未満であるセンサ領域R30Aに配列するようにした。すなわち、センサ31〜33の各平面形状を、センサ31〜33の並び方向と直交する方向(ここではY軸方向)を長手方向とする長方形とした。このため、センサ領域R30Aのアスペクト比を、例えば各センサ31〜33の平面形状が正方形である場合と比べて1に近づけることができる。したがって、アスペクト比がn以上であるセンサ領域にn個のセンサを設置した場合と比較して、各センサ31〜33の振幅比の向上が実現できる。ここでいう振幅比とは、例えば磁気センサ部41からの出力(差分信号S1)の振幅に対する磁気センサ部42からの出力(差分信号S2)の振幅の比(S2/S1)、をいう。この振幅比S2/S1は1に近いほど好ましく、実質的に1であることが最も好ましい。
[第1の実施の形態の第1変形例(変形例1−1)]
図7は、本実施の形態における第1変形例(変形例1−1)としてのセンサユニット1Bの全体構成例を表す平面図である。上記第1の実施の形態としてのセンサユニット1Aでは、n=3の場合、すなわちセンサ群30Aが3個のセンサ31〜33を有する場合について説明した。これに対し本変形例のセンサユニット1Bは、センサ群30Aの代わりに、n=4に対応する、すなわち4個のセンサ51〜54からなるセンサ群50Bを有するようにした。ここで、4個のセンサ51〜54は、第1の軸J1上に並び、寸法Y50Bに対する寸法X50Bの比が4未満であるセンサ領域R50Bに配列されている。このようにすることで、本変形例においても、センサ51〜54における振幅比の向上が実現できる。なお、基板10の中心位置10Jを通る第1の軸J1と、Y軸方向におけるセンサ領域R50Bの中心位置を通る軸J50Xとが実質的に一致している。
[第1の実施の形態の第2変形例(変形例1−2)]
図8は、本実施の形態における第2変形例(変形例1−2)としてのセンサユニット1Cの全体構成例を表す平面図である。上記第1の実施の形態としてのセンサユニット1Aでは、複数のリード40の並び方向(X軸方向)と実質的に平行の第1の軸J1上に複数のセンサ31〜33を並べるようにした。これに対し、本変形例では、複数のリード40の並び方向(X軸方向)と実質的に直交すると共に中心位置10J(20J)を通る第2の軸J2上に複数のセンサ34,32,35を順に並べるようにした。すなわち、第2の軸J2と、X軸方向におけるセンサ領域R30Cの中心位置を通る軸J30Yとが実質的に一致している。センサ34,32,35はセンサ群30Cを構成している。ここで、センサ34とセンサ35とは、センサ32を中心として線対称および点対称をなすように配置されているとよい。すなわち、センサ34とセンサ32との距離D342と、センサ32とセンサ35との距離D325とが実質的に等しいことが望ましい。また、センサ34,32,35が構成するセンサ群30Cは、短手方向の寸法X30Cに対する長手方向の寸法Y30Cの比が3未満であるセンサ領域R30Cを占有している。センサ34,32,35をこのように配置した場合であっても、センサ34,32,35における振幅比の向上を図ることができる。
[第1の実施の形態の第3変形例(変形例1−3)]
図9は、本実施の形態における第3変形例(変形例1−3)としてのセンサユニット1Dの全体構成例を表す平面図である。上記第1の実施の形態の第2の変形例としてのセンサユニット1Cでは、n=3の場合、すなわちセンサ群30Cが3個のセンサ31〜33を有する場合について説明した。これに対し本変形例のセンサユニット1Dは、センサ群30Cの代わりに、n=4に対応する、すなわち4個のセンサ55〜58からなるセンサ群50Dを有するようにした。ここで、4個のセンサ55〜58は、寸法X50Dに対する寸法Y50Dの比が4未満であるセンサ領域R50Dに配列されている。このようにすることで、本変形例においても、センサ55〜58における振幅比の向上を図ることができる。なお、X軸方向におけるセンサ領域R50Dの中心位置を通る軸J50Yは、第2の軸J2と実質的に一致している。
<2.第2の実施の形態>
[センサユニット2Aの構成]
図10は、本発明における第2の実施の形態としてのセンサユニット2Aの全体構成例を表す平面図である。上記第1の実施の形態のセンサユニット1A〜1Dでは、基板10の中心位置10Jを通る第1の軸J1または第2の軸J2と、センサ領域R30A,R50Bの中心を通る軸J30X,J50Xまたはセンサ領域R30C,R50Dの中心を通る軸J30Y,J50Yとが実質的に一致するようにした。これに対し、本実施の形態のセンサユニット2Aでは、第1の軸J1と平行でありながら、第1の軸J1と異なる位置にある軸J30X上に並ぶセンサ31〜33を有するセンサ群30Eを備えるようにした。
本実施の形態のセンサユニット2Aでは、センサ群30Eにおける3個のセンサ31〜33は、寸法Y30Eに対する寸法X30Eの比が3未満であるセンサ領域R30Eに配列されている。このため、センサユニット2Aにおいても、センサ領域R30Eのアスペクト比を、例えば各センサ31〜33の平面形状が正方形である場合と比べて1に近づけることができる。したがって、各センサ31〜33における振幅比の向上を図ることができる。
[第2の実施の形態の変形例(変形例2−1)]
図11は、本実施の形態における第1変形例(変形例2−1)としてのセンサユニット2Bの全体構成例を表す平面図である。本変形例は、第2の軸J2に平行でありながら、第2の軸J2と異なる位置にある軸J30Y上に順に並ぶセンサ34,32,35を有するセンサ群30Fを備えるようにした。この点を除き、他は上記センサユニット2Aと同様の構成を有する。すなわち、センサユニット2Bでは、センサ群30Fにおける3個のセンサ34,32,35は、寸法Y30Fに対する寸法X30Fの比が3未満であるセンサ領域R30Fに配列されている。センサ34,32,35をこのように配置した場合であっても、センサ34,32,35における振幅比の向上を実現できる。
<3.実験例>
上記第1および第2の実施の形態ならびにそれらの変形例として挙げた各センサユニット1A〜1D,2A,2Bのサンプルを作製し、各々における振幅比(%)および直交性(deg)を測定した。ここで、実験例1Aは図1のセンサユニット1Aに対応し、実験例1Bは図7のセンサユニット1Bに対応し、実験例1Cは図8のセンサユニット1Cに対応し、実験例1Dは図9のセンサユニット1Dに対応し、実験例2Aは図10のセンサユニット2Aに対応し、実験例2Bは図11のセンサユニット2Bに対応する。これらの実験例1A〜1D,2A,2Bでは、基板10の平面形状を5.0mm角の正方形とし、ICチップの平面形状を3.5mm角の正方形とした。また、実験例1A,1C,2A,2Bでは、センサ領域R30A,R30C,R30E,R30Fをいずれも1.6mm×0.6mmの矩形とし、センサ31〜35の平面形状をいずれも0.4mm×0.6mmの矩形とした。実験例1B,1Dでは、センサ領域R50B,R50Dをいずれも2.2mm×0.6mmの矩形とし、センサ51〜58の平面形状をいずれも0.4mm×0.6mmの矩形とした。
また、実験例3Aは、図13に示した第1の参考例としてのセンサユニット3Aに対応するものである。センサユニット3Aは、センサ群30Aの代わりにセンサ131〜133を有するセンサ群130Aを備えることを除き、他はセンサユニット1A(図1)と同じ構成である。同様に、実験例3Bは図14に示した第2の参考例としてのセンサユニット3Bに対応する。センサユニット3Bは、センサ群50Bの代わりにセンサ151〜154を有するセンサ群150Bを備えることを除き、他はセンサユニット1B(図7)と同じ構成である。実験例3Cは図15に示した第3の参考例としてのセンサユニット3Cに対応する。センサユニット3Cは、センサ群30Cの代わりにセンサ132,134,135を有するセンサ群130Cを備えることを除き、他はセンサユニット1C(図8)と同じ構成である。実験例3Dは図16に示した第4の参考例としてのセンサユニット3Dに対応する。センサユニット3Dは、センサ群50Dの代わりにセンサ155〜158を有するセンサ群150Dを備えることを除き、他はセンサユニット1D(図9)と同じ構成である。実験例4Aは図17に示した第5の参考例としてのセンサユニット4Aに対応する。センサユニット4Aは、センサ群30Eの代わりにセンサ131〜133を有するセンサ群130Eを備えることを除き、他はセンサユニット2A(図10)と同じ構成である。実験例4Bは図18に示した第6の参考例としてのセンサユニット4Bに対応する。センサユニット4Bは、センサ群30Fの代わりにセンサ132,134,135を有するセンサ群130Fを備えることを除き、他はセンサユニット2B(図11)と同じ構成である。なお、実験例3A,3C,4A,4Bでは、センサ領域R130A,R130C,R130E,R130Fをいずれも1.6mm×0.4mmの矩形とし、センサ131〜135の平面形状をいずれも0.4mm×0.4mmの正方形とした。実験例3B,3Dでは、センサ領域R150B,R150Dをいずれも2.2mm×0.4mmの矩形とし、センサ151〜158の平面形状をいずれも0.4mm×0.4mmの正方形とした。
図12に、それぞれのサンプルについて、直交性と、基板加熱後の振幅比と基板加熱前の振幅比との差分(以下、単に振幅比の差分という。)とを示す。ここでいう基板加熱後の振幅比とは、基板10を120℃で24h保持した直後に測定した振幅比をいう。基板加熱前の振幅比は室温(23℃)で測定した振幅比である。振幅比の差分は、0に近いほど好ましく、実質的に0であることが最も好ましい。図12は、横軸が直交性[deg]を示し、縦軸が振幅比の差分[%]を示す。なお、図12では、実験例1A〜1D,2A,2B,3A〜3D,4A,4Bに対応するプロットにそれぞれ符号PL1A〜PL1D,PL2A,PL2B,PL3A〜PL3D,PL4A,PL4Bを付している。なお、図12では、実験例1A(図1)はセンサ33に、実験例1B(図7)はセンサ54に、実験例1C(図8)はセンサ35に、実験例1D(図9)はセンサ58に、実験例2A(図10)はセンサ33に、実験例2B(図11)はセンサ35にそれぞれ対応するデータを示している。さらに、図12では、実験例3A(図13)はセンサ133に、実験例3B(図14)はセンサ154に、実験例3C(図15)はセンサ135に、実験例3D(図16)はセンサ158に、実験例4A(図17)はセンサ133に、実験例4B(図18)はセンサ135にそれぞれ対応するデータを示している。
図12に示したように、本発明の実験例1A〜1D,2A,2B(プロットPL1A〜PL1D,PL2A,PL2B)では、参考例としての実験例3A〜3D,4A,4B(プロットPL3A〜PL3D,PL4A,PL4B)とそれぞれ比較すると、振幅比の改善が認められた。
<4.その他の変形例>
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、3または4個のセンサがX軸方向またはY軸方向に並ぶようにした例を説明したが、本発明では、センサの数はこれに限定されるものではなく、2以上であれば任意に選択可能である。また、1つのセンサユニットに搭載される各センサの形状および寸法は同一の場合に限定されるものではない。
また、上記実施の形態等では、回転体の回転角の検出に用いられる角度検出センサとして用いられるセンサユニットについて説明したが、本発明のセンサユニットの用途はそれに限定されない。例えば地磁気を検出する電子コンパスなどにも適用可能である。また、センサは磁気抵抗効果素子以外の検出素子、例えばホール素子等を含むものであってもよい。
なお本発明は、磁気抵抗効果素子として、GMR膜を有するGMR素子を採用した場合よりもMTJ膜を有する磁気トンネル接合素子(TMR素子)を採用した場合に特に有用である。一般的に、TMR素子はGMR素子よりも感度が高いため、センサに印加される応力の影響を受けやすい(誤差の増大が生じやすい)からである。
1A〜1D,2A,2B…センサユニット、10…基板、10J…中心位置、11…第1の辺、12…第2の辺、20…ICチップ、20J…中心位置、21…演算回路、30…センサ群、31〜33,51〜58…センサ、41,42…磁気センサ部、411,421…ブリッジ回路、412,422…差分検出器、41A〜41D,42A〜42D…MR素子、40…リード、J1…第1の軸、J2…第2の軸。

Claims (12)

  1. 第1の方向に沿った第1の寸法に対する第2の方向に沿った第2の寸法の比がn(nは2以上の整数)未満であって実質的に矩形の平面形状を有するセンサ領域、を含む基体と、
    前記センサ領域において前記第2の方向に沿って一列に配列されると共に実質的に矩形の平面形状を各々有するn個のセンサと
    を備えた
    センサユニット。
  2. 前記第1の寸法に対する前記第2の寸法の比が実質的に1である
    請求項1記載のセンサユニット。
  3. 前記基体に設けられた一端を各々有し、前記第1の方向もしくは前記第2の方向へ並び、または前記第1の方向および前記第2の方向の双方に沿って並ぶ複数のリードをさらに備えた
    請求項1または請求項2に記載のセンサユニット。
  4. 前記複数のリードは、前記第1の方向に沿って並んでいる
    請求項3記載のセンサユニット。
  5. 前記n個のセンサは、それぞれ、前記第1の方向に沿った第1のセンサ寸法と、前記第2の方向に沿った第2のセンサ寸法とを有し、
    前記第1のセンサ寸法が前記第2のセンサ寸法よりも大きい
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のセンサユニット。
  6. 前記n個のセンサは、実質的に等間隔で配列されている
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のセンサユニット。
  7. 前記n個のセンサは、全て、実質的に同一の平面形状および実質的に同一の占有面積を有する
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のセンサユニット。
  8. 前記第2の方向における前記基体の中心位置と、前記第2の方向における前記センサ領域の中心位置とが実質的に一致している
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のセンサユニット。
  9. 前記n個のセンサは、全て実質的に同一の構造を有する
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のセンサユニット。
  10. 前記n個のセンサは、磁気抵抗効果素子を含む
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のセンサユニット。
  11. 前記基体は、前記第1の方向に沿った第1の基体寸法と、前記第2の方向に沿った、前記第1の基体寸法と実質的に等しい第2の基体寸法とを有する
    請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のセンサユニット。
  12. 前記基体は、基板と、前記基板に積層された回路チップとを有し、
    前記基板の中心位置は前記回路チップの中心位置と一致している
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のセンサユニット。
JP2016241461A 2016-07-15 2016-12-13 センサユニット Active JP6369527B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016241461A JP6369527B2 (ja) 2016-12-13 2016-12-13 センサユニット
US15/641,529 US10634734B2 (en) 2016-07-15 2017-07-05 Sensor unit
DE102017115659.3A DE102017115659A1 (de) 2016-07-15 2017-07-12 Sensoreinheit
CN201710573448.6A CN107621272B (zh) 2016-07-15 2017-07-13 传感器单元
US16/816,685 US11313920B2 (en) 2016-07-15 2020-03-12 Sensor unit
US17/703,495 US11630165B2 (en) 2016-07-15 2022-03-24 Sensor unit
US18/180,369 US11959979B2 (en) 2016-07-15 2023-03-08 Sensor unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016241461A JP6369527B2 (ja) 2016-12-13 2016-12-13 センサユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018096840A true JP2018096840A (ja) 2018-06-21
JP6369527B2 JP6369527B2 (ja) 2018-08-08

Family

ID=62633444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016241461A Active JP6369527B2 (ja) 2016-07-15 2016-12-13 センサユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6369527B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7399680B2 (ja) 2019-10-29 2023-12-18 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業支援システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642906A (ja) * 1992-07-24 1994-02-18 Murata Mfg Co Ltd 磁気センサ
JP2002243405A (ja) * 2001-02-22 2002-08-28 Bridgestone Corp 3次元変位センサ
JP2006100348A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Yamaha Corp 物理量センサの製造方法
JP2011232277A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Seiko Epson Corp 磁気計測装置
JP2012119613A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Alps Electric Co Ltd 磁気検出素子及びそれを用いた磁気センサ
US20130299930A1 (en) * 2010-12-23 2013-11-14 Stmicroelectronics S.R.L. Integrated magnetoresistive sensor, in particular three-axis magnetoresistive sensor and manufacturing method thereof
JP2014174170A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Melexis Technologies Nv 電流センサ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642906A (ja) * 1992-07-24 1994-02-18 Murata Mfg Co Ltd 磁気センサ
JP2002243405A (ja) * 2001-02-22 2002-08-28 Bridgestone Corp 3次元変位センサ
JP2006100348A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Yamaha Corp 物理量センサの製造方法
JP2011232277A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Seiko Epson Corp 磁気計測装置
JP2012119613A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Alps Electric Co Ltd 磁気検出素子及びそれを用いた磁気センサ
US20130299930A1 (en) * 2010-12-23 2013-11-14 Stmicroelectronics S.R.L. Integrated magnetoresistive sensor, in particular three-axis magnetoresistive sensor and manufacturing method thereof
JP2014174170A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Melexis Technologies Nv 電流センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7399680B2 (ja) 2019-10-29 2023-12-18 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業支援システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6369527B2 (ja) 2018-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4930627B2 (ja) 磁気センサ
JP5152495B2 (ja) 磁気センサーおよび携帯情報端末装置
US9207290B2 (en) Magnetic field sensor for sensing external magnetic field
US10852369B2 (en) Stray field robust xMR sensor using perpendicular anisotropy
US11630165B2 (en) Sensor unit
JP2011047929A (ja) 磁気センサ
US11313923B2 (en) Method for measuring a magnetic field using a magnetic field sensor device having a second magnetic field sensor between parts of a first magnetic field sensor
WO2018079404A1 (ja) 磁気センサおよびその製造方法
TW201327956A (zh) 磁感應器
JP6900936B2 (ja) 磁気検出装置
JP2015190781A (ja) 基板
JP2015135267A (ja) 電流センサ
JP6484940B2 (ja) 磁気抵抗素子、磁気センサ及び電流センサ
JP6369527B2 (ja) センサユニット
JP6563564B2 (ja) センサユニット
CN107621272B (zh) 传感器单元
JP2015133377A (ja) 磁気検出素子および回転検出装置
JP2018096895A (ja) 磁場検出装置
JP6007479B2 (ja) 電流センサ
JP6116694B2 (ja) 磁気抵抗効果素子を備えた磁界検出器、および電流検出器
JP4984962B2 (ja) 磁気式角度センサ
JP2009052963A (ja) 磁気ベクトル分布測定プローブ
CN109541503A (zh) 磁传感器
JP5849654B2 (ja) 電流センサ
JP2017058376A (ja) 電力検知センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6369527

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150