JP2018096827A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、到来する波浪を監視するための波浪監視システムに関するものである。
(1)到来する波浪を監視するためのシステムであって、水面に設置される複数の浮標と、波浪の影響を受けない固定位置に設置され、前記複数の浮標の画像を撮影する少なくとも1つの撮影手段と、該少なくとも1つの撮影手段により撮影された浮標の画像に基づいて、到来する波浪をリアルタイムに解析する少なくとも1つの解析手段と、該少なくとも1つの解析手段の解析結果を表示する表示手段と、を含む波浪監視システム。(請求項1)。
本項に記載の波浪監視システムは、複数の浮標、少なくとも1つの撮影手段、少なくとも1つの解析手段、及び、表示手段を含むものである。複数の浮標は、水面の、適当な間隔を空けた任意の位置に設置され、撮影手段によって各々の画像が撮影される。撮影手段は、浮標の動画や連続的な静止画等の画像を撮影するものであり、例えば市販のビデオカメラやウェラブルカメラ等が利用される。又、撮影手段は、安定して浮標の画像を撮影するために、波浪の影響を受けない固定位置、例えば陸上や既設ケーソン上等に設置される。
解析手段は、撮影手段から画像データを取得し、取得した浮標の画像に基づいて、到来する波浪をリアルタイムに解析する。例えば、解析手段は、取得した画像データから、水面に浮かぶ浮標の上下動を計測することで、発生した波浪を解析する。このような解析手段として、例えば、専用のプログラムがインストールされた市販のPC等が利用される。又、表示手段は、解析手段から波浪の解析結果を取得し、取得した解析結果を、例えば作業員等に対して表示するものである。このため、表示手段は、解析手段を構成するPCに接続されたディスプレイ等で構成され、解析手段と表示手段とが組み合わされて、ノート型PCやタブレット型PCで構成されていてもよい。
すなわち、本項に記載の波浪監視システムは、複数の浮標と、市販のビデオカメラ等が利用される撮影手段と、市販のPC等が利用される解析手段及び表示手段とで構成され、設置に潜水士作業を必要としないものである。従って、従来用いられてきた波浪を観測・解析する装置と比較して、極めて安価に構成され、又、その据付けも容易となる。それにも関わらず、水面に設置された複数の浮標の画像から、波浪を解析して表示するものであるため、本システムにより、多方向で発生する波浪が効率よく監視されることになる。更に、解析手段による波浪の解析結果は、発生する波浪を監視する目的だけでなく、波浪の事後的な解析や検証にも利用されるものとなる。
(2)上記(1)項において、前記複数の浮標が、水上工事の施工時に工区を示すために設置される工区表示用の浮標である波浪監視システム(請求項2)。
本項に記載の波浪監視システムは、撮影手段により撮影する複数の浮標として、水上工事の施工時に設置する必要のある工区表示用の浮標を利用するものである。これにより、本システムで使用する専用の浮標を設置する必要がなくなるため、より安価、より容易にシステムが構成されるものとなる。なお、工区表示用に設置された全ての浮標を撮影対象としてもよく、或いは、工区表示用の浮標の中から、浮標の設置間隔や設置方向等に応じて、波浪を解析する上で必要十分な数及び位置の浮標を選択して撮影してもよい。
本項に記載の波浪監視システムは、撮影手段により撮影する複数の浮標として、水上工事の施工時に設置する必要のある工区表示用の浮標を利用するものである。これにより、本システムで使用する専用の浮標を設置する必要がなくなるため、より安価、より容易にシステムが構成されるものとなる。なお、工区表示用に設置された全ての浮標を撮影対象としてもよく、或いは、工区表示用の浮標の中から、浮標の設置間隔や設置方向等に応じて、波浪を解析する上で必要十分な数及び位置の浮標を選択して撮影してもよい。
浮標12は、水上工事の工区CAの周囲の水面に設置され、浮標12の周囲で発生する波浪を解析するために、浮標12の水面での上下動が測定されるものである。図2の例では、工区CAの工区表示用に設置された5つの浮標12A〜12Eが、波浪監視システム10の複数の浮標12として利用される。工区表示用の浮標12A〜12Eは、それらと陸地10とで囲まれる範囲の内側が工区CAであることを示すために、工区CAの周囲に適切な間隔を空けて設置されている。なお、波浪監視システム10の複数の浮標12として、工区表示用の浮標12と、本システム専用に設置した浮標12との双方を含む構成であってもよい。この場合は、例えば、工区表示用の浮標12が設置されていない方向の波浪を監視するために、本システム専用の浮標12を、工区CAの周囲の任意の位置に設置してもよい。
Claims (2)
- 到来する波浪を監視するためのシステムであって、
水面に設置される複数の浮標と、
波浪の影響を受けない固定位置に設置され、前記複数の浮標の画像を撮影する少なくとも1つの撮影手段と、
該少なくとも1つの撮影手段により撮影された浮標の画像に基づいて、到来する波浪をリアルタイムに解析する少なくとも1つの解析手段と、
該少なくとも1つの解析手段の解析結果を表示する表示手段と、を含むことを特徴とする波浪監視システム。 - 前記複数の浮標が、水上工事の施工時に工区を示すために設置される工区表示用の浮標であることを特徴とする請求項1記載の波浪監視システム。
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- 2016-12-13 JP JP2016241295A patent/JP6818317B2/ja active Active
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