JP2018094688A - 管内面切削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋼管等の内面を切削するための管内面切削装置として、より小型な装置で小径管を高速度で管内面を切削することができるとともに、管内面の形状・寸法に安定的に倣い、加工精度に優れる管内面切削装置を提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る管内面切削装置10は、軸方向ピストン25と楔26を採用して、作動油チャンバ23からの油圧作動力を作用させる個所を軸方向にずらし、カートリッジ13近傍の切削ヘッド12中心部のスペースを確保することで、切削ヘッド12の径方向寸法の小型化(小径管における必要ストローク量の確保)を達成できるようにしている。【選択図】図1

Description

本発明は、鋼管等の内面を切削するための管内面切削装置に関するものである。
通常、鋼管等の内面を手入れする(例えば、内面疵を除去する)際には、管の内面を切削する管内面切削装置が用いられる。
そのような管内面切削装置として、例えば、特許文献1には、管の内面に切削刃(バイト)を倣わせながら均一の切削代で切削する装置が開示されている。
しかしながら、前記特許文献1に記載の装置は、重量物である管を回転させながら、その管の内面を非回転の切削刃で切削するようになっているため、管の回転数を上げるのが難しく、切削速度に限度があって切削能力が低いとともに、管を回転させるための機構が大掛かりになり、装置が大型になるという問題があった。
これに対して、特許文献2には、切削刃が管内面で回転することで、小型で高速な切削を可能にした管内面切削装置が開示されている。
図7は、上記の特許文献2に開示されている管内面切削装置10Xを示す模式図である。図7に示すように、この管内面切削装置10Xは、管1を固定する固定装置(図示せず)と、管1の軸線方向に進退可能なボーリングバー11と、ボーリングバー11の先端に取り付けられて管1の中に挿入可能な切削ヘッド12と、ボーリングバー11を管1の軸線方向に進退させることによって切削ヘッド12を管1の軸線方向に進退させる送り装置(図示せず)と、ボーリングバー11を管1の軸線回りに回転させることによって切削ヘッド12を管1の軸線回りに回転させる回転装置(図示せず)を備えている。
そして、切削ヘッド12には、管1の内面へ向けて移動可能な複数のカートリッジ13が配置されており、それぞれのカートリッジ13の周面には、管1の内面を切削する切削刃14と、その切削刃14による切削面よりも径方向の中心側(管1の軸心側)に周面が位置して管1の内面を倣いながら周方向に転動する複数のガイドローラ(第1ガイドローラ)15が設置されている。
また、切削ヘッド12には、管1の周方向に転動可能な複数のガイドローラ(第2ガイドローラ)16が管1の内面側に突き出し可能に取り付けられている。
さらに、切削ヘッド12の内部には、カートリッジ13に外側(管1の内面側)へ向かう油圧を負荷する作動油チャンバ23が設けられており、その作動油チャンバ23に作動油を供給するための第1油圧配管21および第2油圧配管22と、第1油圧配管21および第2油圧配管22を経由して作動油チャンバ23に作動油を供給する油圧ユニット(図示せず)と、第1油圧配管21(油圧ユニット側の油圧配管)と第2油圧配管22(作動油チャンバ23側の油圧配管)の間を回転自在に接続するロータリジョイント27と、作動油チャンバ23の中に管軸線方向の端面が臨むピストン25と、ピストン25を作動油チャンバ23側に向けて付勢するバネ26が設置されている。
特開平5−337707号公報 特開2014−184497号公報
通常、鋼管等の寸法には許容誤差が設けられており、鋼管の内径については、公称内径に対して±3%の許容誤差が設けられている。そのため、例えば、公称内径100mmの鋼管の場合、実際の内径が97mmの鋼管から実際の内径が103mmの鋼管までが存在することになる。
したがって、公称内径Ammの鋼管に対応した管内面切削装置を設計・製造する場合には、実際の内径がA×0.97mm〜A×1.03mmの範囲の鋼管の内面を切削できるようにする必要があり、そのためには、切削刃(カートリッジ)の径方向の可動範囲(可能ストローク量)が所定のストローク量(必要ストローク量)以上であることが求められる。公称内径に対して±3%の許容誤差があることを考えれば、必要ストローク量は公称内径の1/15(≒0.066)程度となる。
これに対して、本発明者らが調査したところ、前記特許文献2に記載の管内面切削装置10Xの場合、カートリッジ13への油圧作動力を作用させる部分がカートリッジ13近傍の切削ヘッド12中心部に配置されている構造のため、公称内径が130mm以上の鋼管までしか必要ストローク量を確保できず、公称内径が130mm未満の鋼管に対応できる小型の管内面切削装置を設計・製造することが難しいことが分かった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、鋼管等の内面を切削するための管内面切削装置として、より小型な装置で小径管を高速度で管内面を切削することができるとともに、管内面の形状・寸法に安定的に倣い、加工精度に優れる管内面切削装置を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討を行った結果、前記特許文献2に記載の管内面切削装置10Xは、図7に示すように、作動油チャンバ23を装置中心に備え、作動油圧力をカートリッジ13に径方向への力として作用させているため大きなスペースを必要としていることに気が付いた。そして、その問題を解決するために、カートリッジ13を管1内面に押し付けるための作動油圧力を、まず軸方向に作用させたのち、径方向に変更する構造を着想した。
本発明は、その着想を実現するために、以下の特徴を有している。
[1]管を固定する固定装置と、前記管の軸線方向に進退可能なボーリングバーと、該ボーリングバーの先端に取り付けられて前記管の中に挿入可能な切削ヘッドと、前記ボーリングバーを介して前記切削ヘッドを前記管の軸線回りに回転させる回転装置と、前記切削ヘッドに配置されて前記管の内面へ向けて移動可能なカートリッジと、前記カートリッジの周面に設置されて前記管の内面を切削する切削刃と、前記カートリッジの周面に設置されて前記切削刃による切削面よりも径方向の中心側に周面が位置し前記管の内面を周方向に転動するガイドローラと、前記切削ヘッドの内部に設置されて前記カートリッジに外側へ向かう作動力を負荷するための作動油チャンバと、該作動油チャンバに作動油を供給する作動油流路と、前記切削ヘッドが前記管の軸線回りに回転可能となるように前記作動油流路を形成するためのロータリジョイントと、前記作動油チャンバから油圧を負荷されるピストンと、該ピストンの先端に設置された油圧作動力方向変更部材とを備え、前記作動油チャンバから前記ピストンへ軸方向に負荷される油圧作動力を前記油圧作動力方向変更部材により径方向へ変換して前記カートリッジに伝達することで、前記カートリッジを径方向に動作せることを特徴とする管内面切削装置。
[2]前記油圧作動力方向変更部材は楔であることを特徴とする前記[1]に記載の管内面切削装置。
[3]前記切削ヘッドに、前記管の内面を管の軸線方向に転動するサポートローラを備えていることを特徴とする前記[1]または[2]に記載の管内面切削装置。
本発明における管内面切削装置は、より小型な装置で小径管を高速度で管内面を切削することができるとともに、管内面の形状・寸法に安定的に倣い、優れた加工精度で切削することができる。
本発明の一実施形態を示す模式図である。 本発明の一実施形態における他の例を示す模式図である。 図1、2におけるA−A矢視詳細図である。 偏平した管の内面切削状態(倣い切削)を示す図である。 偏平した管の内面切削状態(真円切削)を示す図である。 本発明による切削可能となった管内径範囲を示す図である 従来技術(特許文献2)を示す模式図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における管内面切削装置10を示す模式図である。そして、図3は、図1におけるA−A矢視詳細図である。
図1、図3に示すように、本発明の一実施形態における管内面切削装置10は、管1を固定する固定装置(図示せず)と、管1の軸線方向(以下、単に「軸線方向」ともいう)に進退可能なボーリングバー11と、ボーリングバー11の先端に取り付けられて管1の中に挿入可能な切削ヘッド12と、ボーリングバー11を管1の軸線方向に進退させることによって切削ヘッド12を管1の軸線方向に進退させる送り装置(図示せず)と、ボーリングバー11を管1の軸線回りに回転させることによって切削ヘッド12を管1の軸線回りに回転させる回転装置(図示せず)を備えている。
そして、切削ヘッド12には、管1の内面へ向けて移動可能な複数(1個でもよい)のカートリッジ13が配置されており、それぞれのカートリッジ13の周面には、管1の内面を切削する切削刃14と、その切削刃14による切削面よりも径方向の中心側(管1の軸心側)に周面が位置して管1の内面を倣いながら周方向に転動する複数のガイドローラ(第1ガイドローラ)15が設置されている。
また、切削ヘッド12には、管1の周方向に転動可能な複数のガイドローラ(第2ガイドローラ)16が管1の内面側に突き出し可能に取り付けられている。
さらに、切削ヘッド12の内部には、カートリッジ13に外側(管1の内面側)へ向かう作動力を負荷するための作動油チャンバ23がそれぞれカートリッジごとに設けられており、その作動油チャンバ23に作動油を供給するための第1油圧配管21およびカートリッジの数だけ分岐する第2油圧配管22と、第1油圧配管21および第2油圧配管22を経由して作動油チャンバ23に作動油を供給する油圧ユニット(図示せず)と、第1油圧配管21(油圧ユニット側の油圧配管)と第2油圧配管22(作動油チャンバ23側の油圧配管)の間を回転自在に接続するロータリジョイント27と、作動油チャンバ23の中に管の軸線方向の端面が臨むピストン25と、ピストン25の先端に付随して軸方向に作用する作動油圧力41を径方向へ変換する油圧作動力方向変更部材(ここでは、楔26)と、カートリッジ13を切削ヘッド12中心に引っ張る付随力42のはたらくバネ30が設置されている。これによって、カートリッジ13が管1の内面側に進退できるようになっている。
このようにして、この実施形態においては、図1に示すように、ピストン25を介して伝えられる軸方向の作動油圧力41を楔26によりカートリッジ13が径方向外側に動作するための作動力としている。また、バネ30によりカートリッジ13には常に径方向の管1中心に向かう力が作用しており、常に楔26の摺動面とカートリッジ12の摺動面が一定の力で触れており、管1内面形状の変化があった場合も高速度の応答でカートリッジ12を移動させることが可能となる。その際に、楔26の楔角度はピストン摺動方向(すなわち軸方向)に対し45°±5°となるように設定することが、カートリッジ13の径方向の行き戻り動作を滑らかに行う上で好適である。このときのバネ30による中心に向かう力42は油圧作動力41の1/5〜1/2程度の範囲となるようバネ寸法・バネ定数を設定することが上述の高速度の応答を得る上で好適である。
このように、この実施形態においては、軸方向ピストン25と楔26を採用して、作動油チャンバ23からの油圧作動力を作用させる個所を軸方向にずらし、カートリッジ13近傍の切削ヘッド12中心部のスペースを確保することで、切削ヘッド12の径方向寸法の小型化(小径管における必要ストローク量の確保)を達成できるようにしている。
なお、ここでは、ボーリングバー11の内部に配した第1油圧配管21と第2油圧配管22で形成された作動油流路を介して作動油を作動油チャンバ23に供給し、その第1油圧配管21と第2油圧配管22の間にロータリジョイント27を配置しているがそのような2重管構造に替えて、図2に示すように、直接ロータリジョイント27を介して作動油を作動油チャンバ23に供給するようにしてもよい。すなわち、ボーリングバー11を回転部11aと非回転部11bに分離してロータリジョイント27を構成し、ボーリングバー11の非回転部11bに作動油供給口28と作動油供給路29を設け、その作動油供給路29を介して作動油を作動油チャンバ23に供給するようにしてもよい。
要するに、ロータリジョイント27を用いて、切削ヘッド13が管1の軸線回りに回転可能となるように作動油の流路を形成すればよい。
そして、上記のように構成された管内面切削装置10を用いて管1の内面を切削する際には、以下のような手順で行う。
(S1)まず、管1を固定装置によって水平に固定・保持する。
(S2)次に、油圧ユニットを用いて、作動油チャンバ23の作動油の圧力41を下げて、カートリッジに供えられたバネ30の付随力42より小さくすることで各カートリッジ13を管1の軸心側に移動させ、各切削刃14が管1の内面に接触しない状態にする。この際、第2ガイドローラ16の突き出し量が最も大きくなる。
(S3)次に、送り装置によって、ボーリングバー11の先端に取り付けられた切削ヘッド12を管1の中に挿入する。その際、第2ガイドローラ16が管1の周方向に転動して切削ヘッド12を支持する。そして、切削ヘッド12(切削刃14)が管1の最先端まで挿入されたら、油圧ユニットを用いて、作動油チャンバ23の作動油の圧力41を上げて、バネ30の付随力42より大きくすることで各カートリッジ13を管1の内面側に移動させ、各切削刃14が管1の内面を切削できる状態にする。
(S4)次に、回転装置によって、ボーリングバー11を介して切削ヘッド12を管1の軸線回りに回転させることで、切削刃14による管1内面の切削を開始する。ここで、第1油圧配管21(油圧ユニット側の油圧配管)と第2油圧配管22(作動油チャンバ23側の油圧配管)の間がロータリジョイント27によって回転自在に接続されているので、切削ヘッド12を管1の軸線回りに支障なく回転させることができる。そして、回転装置によって、切削ヘッド12を管1の軸線回りに回転させながら、送り装置によって、ボーリングバー11を介して切削ヘッド12を管1の軸線方向に後進させることで、切削刃14による管1内面の切削を連続的に行う。
その際、各カートリッジ13は作動油から同一の圧力を受けていることから、各第1ガイドローラ15が同一の圧力で管1内面に押し付けられるとともに、各切削刃14が同一の圧力で管1内面に食い込むようになる。これによって、管1内面が同一の切削代で切削される。
なお、各カートリッジ13において、切削刃14による切削面と第1ガイドローラ15の周面との距離δが、切削刃14による管1内面の切削代となる。
(S5)そして、切削ヘッド12(切削刃14)が管1の最後端まで到達したら、切削刃14による管1内面の切削を終了する。
このようにして、この実施形態における管内面切削装置10は、管1を固定して、切削刃14を回転させるようにし、ガイドローラ15と切削刃14の軸線方向位置を合わせるように配置したことに加えて、軸方向ピストン25と楔26を採用することによって、より小型な装置で小径管の高速度で管内面を優れた加工精度で切削することができる。
さらに、切削ヘッド12に、管1の内面を管軸方向に転動するサポートローラを配置するようにしてもよい。このサポートローラは、管1内面を切削していない状態で切削ヘッド12を管1の軸線方向に移動させる際に使用することで、その移動を滑らかにすることができる。
なお、上述したように、この管内面切削装置10を用いると、第1ガイドローラ15が管1内面に倣いながら同一の切削代で切削することができるので、図4に示すように、管1の断面が偏平(楕円)の場合でも、同一の切削代になるような切削部形状2で切削することができる。
ただし、管1の断面が偏平(楕円)の場合に、必要であれば、各カートリッジ13を固定ボルト(図示せず)等で切削ヘッド12に固定して、第1ガイドローラ15が管1内面に倣わないようにすれば、図5に示すように、管1の内面が真円になるような切削部形状2で切削することができる。
ちなみに、この実施形態では、油圧作動力方向変更部材として楔26を用いているが、他の油圧作動力方向変更部材を用いてもよい。例えば、ラック・ピニオン構造(軸方向移動ラック、ピニオン、径方向移動ラック)とすることもできる。
本発明例として、図1に示した本発明の一実施形態における管内面切削装置10の設計を行った。また、また、従来例として、特許文献2に記載の管内面切削装置10Xの設計を行った。そして、本発明例および従来例のそれぞれについて、切削対象管の公称内径と可能ストローク量の関係を整理した。その結果を図6に示す。
図6に示しように、従来例では、[発明が解決しようとする課題]の欄で述べた如く、可能ストローク量が必要ストローク量(公称内径の1/15)を確保できるのは公称内径130mm以上の管の場合であり、公称内径130mm未満の管の場合には必要ストローク量を確保できなかった。
これに対して、同じく図6に示すように、本発明例では、公称内径80mm以上の管の場合に、可能ストローク量が必要ストローク量(公称内径の1/15)を確保することができた。これにより、切削対象とすることができる小径管の範囲を拡大することができた。
また、本発明例では、可能ストローク量が従来例に比べて約20%増加しており、このことは、あるサイズの切削ヘッドひとつで多様な内径の管を切削することが可能となり、所持する切削ヘッドの数を減らすことで導入コストを低減できることを意味している。
1 管
2 切削部形状
10 管内面切削装置
10X 管内面切削装置
11 ボーリングバー
12 切削ヘッド
13 カートリッジ
14 切削刃
15 第1ガイドローラ
16 第2ガイドローラ
21 第1油圧配管
22 第2油圧配管
23 作動油チャンバ
25 ピストン
26 楔(油圧作動力方向変更部材)
27 ロータリジョイント
28 作動油供給口
29 作動油供給路
30 バネ
41 油圧作動力
42 バネによる付随力
[1]の軸線方向に進退可能なボーリングバーと、該ボーリングバーの先端に取り付けられて前記管の中に挿入可能な切削ヘッドと、該切削ヘッドに配置されて前記管の内面へ向けて移動可能なカートリッジと、カートリッジの周面に設置されて前記管の内面を切削する切削刃と、前記カートリッジの周面に設置されて前記切削刃による切削面よりも径方向の中心側に周面が位置し前記管の内面を周方向に転動するガイドローラと、前記切削ヘッドの内部に設置されて前記カートリッジに外側へ向かう作動力を負荷するための作動油チャンバと、該作動油チャンバから油圧を負荷されるピストンと、該ピストンの先端に設置された油圧作動力方向変更部材とを備え、前記作動油チャンバから前記ピストンへ軸方向に負荷される油圧作動力を前記油圧作動力方向変更部材により径方向へ変換して前記カートリッジに伝達することで、前記カートリッジを径方向に動作せることを特徴とする管内面切削装置。

Claims (3)

  1. 管を固定する固定装置と、前記管の軸線方向に進退可能なボーリングバーと、該ボーリングバーの先端に取り付けられて前記管の中に挿入可能な切削ヘッドと、前記ボーリングバーを介して前記切削ヘッドを前記管の軸線回りに回転させる回転装置と、前記切削ヘッドに配置されて前記管の内面へ向けて移動可能なカートリッジと、前記カートリッジの周面に設置されて前記管の内面を切削する切削刃と、前記カートリッジの周面に設置されて前記切削刃による切削面よりも径方向の中心側に周面が位置し前記管の内面を周方向に転動するガイドローラと、前記切削ヘッドの内部に設置されて前記カートリッジに外側へ向かう作動力を負荷するための作動油チャンバと、該作動油チャンバに作動油を供給する作動油流路と、前記切削ヘッドが前記管の軸線回りに回転可能となるように前記作動油流路を形成するためのロータリジョイントと、前記作動油チャンバから油圧を負荷されるピストンと、該ピストンの先端に設置された油圧作動力方向変更部材とを備え、前記作動油チャンバから前記ピストンへ軸方向に負荷される油圧作動力を前記油圧作動力方向変更部材により径方向へ変換して前記カートリッジに伝達することで、前記カートリッジを径方向に動作せることを特徴とする管内面切削装置。
  2. 前記油圧作動力方向変更部材は楔であることを特徴とする請求項1に記載の管内面切削装置。
  3. 前記切削ヘッドに、前記管の内面を管の軸線方向に転動するサポートローラを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の管内面切削装置。
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