JP6006651B2 - ボーリングツールおよびボーリング加工方法 - Google Patents
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Description
特許文献2:特開2007−203430号公報
特許文献3:特開2009−255229号公報
そのツール本体の、前記切刃とは軸方向位置を異にし、横断面形状が円形である円柱部の外周面に、相対回転および軸方向の相対移動可能に嵌合されたサポートスリーブと
を含み、そのサポートスリーブが、
互いに軸方向に隔たって形成された複数の軸受部と、
それら複数の軸受部の間に形成された少なくとも1つの膨張部と
を備え、その膨張部の内部に外部から加圧した液体が供給されることにより、その液体の圧力に起因する弾性変形によってその膨張部の直径が増大させられ、その膨張部の外周面が被加工物に形成された嵌合穴の内周面に締まり嵌合状態となって、前記サポートスリーブが嵌合穴に固定され、その固定されたサポートスリーブの前記複数の軸受部により前記ツール本体が回転および軸方向移動可能に保持されることによって前記ツール本体のたわみが抑制されることを特徴とするボーリングツール。
本項に係るボーリングツールは、下記(2)項や(3)項に記載のサポートスリーブ移動装置を含むものとされることが使い勝手上望ましいが、不可欠ではない。サポートスリーブが他の装置あるいは作業者により嵌合穴に嵌合されるようにすることも可能なのである。
また、膨張部を拡径させるための液体として、後述の実施形態におけるようにクーラントを利用すれば、ボーリングツールは勿論、ボーリング加工装置全体の構成を単純化できる利点があるが、専用の作動油等を用いることも可能である。
さらに、切刃は、ツール本体に取り外し不能に設けることも可能であるが、取り外し可能なものとされることが望ましい。
(2)さらに、前記ツール本体と前記サポートスリーブとの間に形成される圧力作用空間に作用する液体の圧力に基づく軸方向力により、前記サポートスリーブを前記ツール本体に対して軸方向に移動させるサポートスリーブ移動装置を含む(1)項に記載のボーリングツール。
上記圧力作用空間は、前記膨張部の内部の空間に兼ねさせることも、膨張部の内部の空間とは別箇の空間とすることも可能である。前者の一例は次項に記載のものであり、後者の一例は、サポートスリーブを、膨張部とは別に液圧シリンダ部を構成する部分を含むものとすることである。具体的には、ツール本体にピストンとして機能する部分を設ける一方、サポートスリーブにシリンダチューブとして機能する部分を設けるのである。液圧シリンダ部は前進,後退の両方向に液圧で作動するものとすることも、一方向には液圧で、他方向には弾性部材の弾性力で作動するものとすることも可能である。
さらに、本項に記載のサポートスリーブ移動装置に代えて、サポートスリーブを常にはツール本体に対する前進限度位置に保持するコイルスプリング等の弾性部材を採用することも可能である。ボーリングツールの前進時には、サポートスリーブが前進限度位置に保たれて、被加工物に形成された嵌合穴内に進入し、膨張部の拡径により嵌合穴の内周面に締まり嵌合状態とされた後、そのサポートスリーブに対するツール本体の相対的な前進が弾性部材の収縮により許容されるようにするのである。
(3)前記サポートスリーブが、前記軸受部を1対備え、それら1対の軸受部の間にそれら軸受部の内径より大きな内径で形成された前記膨張部を1つ備えるとともに、前記ツール本体の前記円柱部が、互いに軸方向に隔たった2部分であって直径が互いに異ならされた大径部と小径部とを有し、それら大径部と小径部とに前記1対の軸受部がそれぞれ摺動可能に嵌合されることにより、それら1対の軸受部の受圧面の軸方向投影面積が互いに異ならされ、前記サポートスリーブ移動装置として機能するようにされた(2)項に記載のボーリングツール。
本項に係るボーリングツールにおいては、1対の軸受部が、後述の流体軸受部やすべり軸受部のように、円柱部との間の隙間が小さく、膨張部内の液体がサポートスリーブの外部に流出するのを抑制し、膨張部内と膨張部外との間に、膨張部を膨張させるのに十分な液圧差を生じさせる流出抑制型軸受部であることが望ましい。1対の軸受部の他に、流出抑制機能を果たす専用の流出抑制部を設ける必要がなく、構成を単純化できるからである。
(4)さらに、前記サポートスリーブの前記サポートスリーブ移動装置による前記ツール本体に対する軸方向の移動限度を規定するストッパを含む(2)項または (3)項に記載のボーリングツール。
ストッパは、例えば、ツール本体の外周面に形成されたリング溝に対して着脱されるC形止め輪のように、ツール本体とは別体の部材をツール本体に取り付けることによって形成されてもよく、次項におけるようにツール本体と一体に形成されてもよい。前者の場合は、サポートスリーブをツール本体に自由端側から嵌合することが可能であるため、ツール本体を下記(6)項におけるように第1部材と第2部材とに分割可能とする必要がなくなる利点がある。
(5)前記ストッパが、前記ツール本体に、前記円柱部の前記小径部に対して前記大径部とは反対側に形成され、小径部より大きな直径を有する部分によって構成された(4)項に記載のボーリングツール。
上記ストッパとして機能する部分は、円柱部の小径部より大径であればよく、大径部より小径であってもよい。
(6)前記ツール本体が、互いに同軸でかつ着脱可能な第1部材と第2部材とを備え、第1部材により前記大径部が、第2部材により前記小径部より大きな直径を有して前記ストッパとして機能する部分が、それぞれ形成された(5)項に記載のボーリングツール。
本項の構成によれば、小径部の軸方向の両側にその小径部より大径の2つの部分を有するツール本体に、サポートスリーブを嵌合することが可能となる。小径部は第1部材と第2部材とのいずれによって形成されてもよい。
(7)前記サポートスリーブ移動装置が、前記サポートスリーブを前記ツール本体の前記基端部側から自由端部側に向かって移動させるものである(2)項ないし(6)項のいずれかに記載のボーリングツール。
(8)前記複数の軸受部の各々が、前記円柱部を流体圧力に基づいて非接触で同心に保持する流体軸受部である(1)項ないし(7)項のいずれかに記載のボーリングツール。
流体軸受部としては、一般的な動圧軸受を採用することも可能であるが、本請求可能発明においては静圧軸受が適している。膨張部を膨張させるための静圧を利用し得るとともに、十分な偏心抑制能力を得易いからである。なお、静圧軸受としては、周方向に関して互いに分離され、等角度間隔で形成された3つ以上の静圧室を有するものが望ましい。
(9)前記複数の軸受部の各々が、前記円柱部の外周面とすべり嵌合するすべり軸受部を含む(1)項ないし(7)項のいずれかに記載のボーリングツール。
(8)項におけるように、軸受部を流体軸受部とすれば、円柱部を流体圧力に基づいて非接触で同心に保持することが可能となり望ましいのであるが、不可欠ではなく、本項におけるようにすべり軸受部としても、(1)項ないし(7)項のいずれかに記載の構成の効果を享受することができる。円柱部の外周面とすべり軸受部の内周面とは、いずれもボーリングツールの構成要素に形成されるものであり、被加工物に形成される嵌合穴に比較して高精度で形成することが容易であり、また、必要に応じて表面の硬度を高くする等により摩耗を抑制することも可能であって、すべり軸受部と円柱部との隙間を小さくしてすべり軸受部に対する円柱部の偏心を良好に抑制し得るからである。
(10)前記サポートスリーブの前記切刃に近い側の端部に、前記加圧された液体を前記切刃に向かう向きに噴出させる液体噴出口が形成された(1)項ないし(9)項のいずれかに記載のボーリングツール。
液体噴出口から切刃に向かう向きに噴出させられた液体は、切刃により生成させられた切屑を中ぐり加工された穴の内周面から排除する役割を果たす。本項が (4)項に従属する態様においては、液体噴出口が、サポートスリーブがストッパに当接した状態においても液体を噴出させ続けられるものとされることが望ましい。特に、本項が(8)項に従属する態様においては、流体軸受用の液体が液体噴出口から噴出させられることが望ましく、流体軸受が静圧軸受である場合には流体軸受用の液体が流体軸受の外部へ流出させられ続けることが必要であるため、その流出させられ続ける液体が液体噴出口から噴出させられるようにすることが特に望ましい。
(11)軸方向位置を互いに異にする2カ所である第1穴部と第2穴部との内周面のボーリング加工を行う方法であって、
第1ボーリングツールを使用する第1ボーリング工程と、その第1ボーリングツールより長い第2ボーリングツールを使用する第2ボーリング工程とを含み、
前記第2ボーリングツールとして、(A)長手の軸状を成し、軸方向の一端部である基端部を工作機械の回転主軸に固定的に保持されて回転させられるとともに、前記基端部から軸方向に隔たった部分に少なくとも1つの切刃とストッパとを備えたツール本体と、(B)そのツール本体の、前記切刃とは軸方向位置を異にし、横断面形状が円形である円柱部の外周面に、相対回転可能かつ軸方向に相対移動可能に嵌合されたサポートスリーブとを含み、前記円柱部が小径部とその小径部より前記基端部側に位置する大径部とを備える一方、前記サポートスリーブが、それら小径部と大径部とにそれぞれ嵌合する1対の軸受部と、それら軸受部の間にそれら軸受部の内径より大きい内径を有して形成され、内部に外部から加圧した液体が供給されることにより、その液体の圧力に起因する弾性変形によって直径が増大する膨張部とを備えたものを使用し、
まず、前記第1ボーリングツールの一端部である基端部を工作機械の回転主軸に片持ち状に保持させて回転させ、その第1ボーリングツールの前記基端部から軸方向に隔たった部分に設けた切刃により前記第1穴部をボーリング加工する前記第1ボーリング加工工程を実施し、それに続いて、
前記第2ボーリングツールの基端部を前記工作機械または別の工作機械の回転主軸に片持ち状に保持させる準備工程と、
前記サポートスリーブの前記膨張部の内側空間に加圧した液体を供給することにより、そのサポートスリーブを前記ストッパに当接させるとともに、前記膨張部の内側空間の圧力を増大させ、その膨張部の直径を弾性変形により増大させて、そのサポートスリーブを前記第1穴部に締まり嵌合状態とする締まり嵌合工程と、
前記回転主軸により前記ツール本体を回転させて前記第2穴部を前記切刃によりボーリング加工する前記第2ボーリング加工工程と
を順次実行することを特徴とするボーリング加工方法。
上記しまり嵌合工程は、原則的には、サポートスリーブの膨張部の内側空間に加圧した液体を供給することによりそのサポートスリーブを第1穴部内へ移動させるサポートスリーブ移動工程と、そのサポートスリーブの移動をストッパにより阻止することによって膨張部の内側空間の圧力を増大させ、その膨張部の直径を弾性変形により増大させて、そのサポートスリーブを前記第1穴部に締まり嵌合状態とする膨張工程とを含むものであるため、上記準備工程においては、サポートスリーブを第1ボーリング加工工程によりボーリング加工された第1穴部より前記基端部側に位置させた状態とすればよい。ただし、準備工程において、サポートスリーブを第1穴部より基端部側に位置させた状態とすることが不可欠であるわけではない。サポートスリーブがツール本体に対して軸方向に移動可能であることにより、準備工程において、サポートスリーブの一部あるいは全部が第1穴部内へ進入した状態となっても差し支えなく、膨張部の膨張前にサポートスリーブがストッパに当接した状態となることが保証されればよいのである。
また、本項に係る発明は、上記第1穴部と第2穴部との内径が互いに等しい場合に特に有効であるが、不可欠ではない。第1穴部の内径が第2穴部の内径より大きい場合にも適用可能なのである。
さらに、本項に係るボーリング加工方法は、前記請求可能発明に係るボーリングツールの典型的な使用方法であるが、前記請求可能発明に係るボーリングツールは、第1穴部が、上記のように、第1ボーリングツールにより加工されたものに限定されるわけではない。第2穴部の加工基準となり得るように形成された穴部であれば、いかなる方法で形成されたものでもよいのである。
(12)前記第1穴部および前記第2穴部として、互いに軸方向に隔たった2つの穴をボーリング加工する(11)項に記載のボーリング加工方法。
本項に係るボーリング加工方法の一例は、エンジンのシリンダブロックに形成されてクランクシャフトの複数の軸受部を回転可能に支持する複数のベアリング穴のボーリング加工である。
(13)前記第2ボーリング工程の実行によりボーリング加工したボーリング加工穴を、前記第1ボーリング工程の実行によりボーリング加工したボーリング加工穴と同様に利用して、再び前記第2ボーリング工程を実行し、さらに前方に位置する別の未加工穴のボーリング加工を行う(12)項に記載のボーリング加工方法。
(14)前記第1穴部および前記第2穴部として、互いに連続した1つの穴の2部分を加工する(11)項に記載のボーリング加工方法。
上記ボーリング加工の後、ボーリングツール10へのクーラントの供給が停止されれば、膨張部46が収縮し、仕上穴90への締まり嵌合が解除される。したがって、ボーリングツール10を、互いに隣接する2つの軸受部92の配設ピッチに等しい距離前進させることができ、端から4番目の軸受部92に対して、図8に示すのと同じ状態にすることができ、上記と同様にして4番目の軸受部92の下穴100を仕上穴90にボーリング加工することができる。
Claims (10)
- 長手の軸状を成し、軸方向の一端部である基端部を工作機械の回転主軸に固定的に保持されて回転させられるとともに、前記基端部から軸方向に隔たった部分に少なくとも1つの切刃を備えたツール本体と、
そのツール本体の、前記切刃とは軸方向位置を異にし、横断面形状が円形である円柱部の外周面に、相対回転および軸方向の相対移動可能に嵌合されたサポートスリーブと
を含み、そのサポートスリーブが、
互いに軸方向に隔たって形成された複数の軸受部と、
それら複数の軸受部の間に形成された少なくとも1つの膨張部と
を備え、その膨張部の内部に外部から加圧した液体が供給されることにより、その液体の圧力に起因する弾性変形によってその膨張部の直径が増大させられ、その膨張部の外周面が被加工物に形成された嵌合穴の内周面に締まり嵌合状態となって、前記サポートスリーブが嵌合穴に固定され、その固定されたサポートスリーブの前記複数の軸受部により前記ツール本体が回転および軸方向移動可能に保持されることによって、前記ツール本体のたわみが抑制されることを特徴とするボーリングツール。 - さらに、前記ツール本体と前記サポートスリーブとの間に形成される圧力作用空間に作用する液体の圧力に基づく軸方向力により、前記サポートスリーブを前記ツール本体に対して軸方向に移動させるサポートスリーブ移動装置を含む請求項1に記載のボーリングツール。
- 前記サポートスリーブが、前記軸受部を1対備え、それら1対の軸受部の間にそれら軸受部の内径より大きな内径で形成された前記膨張部を1つ備えるとともに、前記ツール本体の前記円柱部が、互いに軸方向に隔たった2部分であって直径が互いに異ならされた大径部と小径部とを有し、それら大径部と小径部とに前記1対の軸受部がそれぞれ摺動可能に嵌合されることにより、前記膨張部の内側空間が前記サポートスリーブ移動装置の前記圧力作用空間としても機能するようにされた請求項2に記載のボーリングツール。
- さらに、前記サポートスリーブの前記サポートスリーブ移動装置による前記ツール本体に対する軸方向の移動限度を規定するストッパを含む請求項2または3に記載のボーリングツール。
- 前記サポートスリーブ移動装置が、前記サポートスリーブを前記ツール本体の前記基端部側から自由端部側に向かって移動させるものである請求項2ないし4のいずれかに記載のボーリングツール。
- 前記複数の軸受部の各々が、前記円柱部を流体圧力に基づいて非接触で同心に保持する流体軸受部である請求項1ないし5のいずれかに記載のボーリングツール。
- 前記サポートスリーブの前記切刃に近い側の端部に、前記加圧された液体を前記切刃に向かう向きに噴出させる液体噴出口が形成された請求項1ないし6のいずれかに記載のボーリングツール。
- 軸方向位置を互いに異にする2カ所である第1穴部と第2穴部との内周面のボーリング加工を行う方法であって、
第1ボーリングツールを使用する第1ボーリング工程と、その第1ボーリングツールより長い第2ボーリングツールを使用する第2ボーリング工程とを含み、
前記第2ボーリングツールとして、(A)長手の軸状を成し、軸方向の一端部である基端部を工作機械の回転主軸に固定的に保持されて回転させられるとともに、前記基端部から軸方向に隔たった部分に少なくとも1つの切刃とストッパとを備えたツール本体と、(B)そのツール本体の、前記切刃とは軸方向位置を異にし、横断面形状が円形である円柱部の外周面に、相対回転可能かつ軸方向に相対移動可能に嵌合されたサポートスリーブとを含み、前記円柱部が小径部とその小径部より前記基端部側に位置する大径部とを備える一方、前記サポートスリーブが、それら小径部と大径部とにそれぞれ嵌合する1対の軸受部と、それら軸受部の間にそれら軸受部の内径より大きい内径を有して形成され、内部に外部から加圧した液体が供給されることにより、その液体の圧力に起因する弾性変形によって直径が増大する膨張部とを備えたものを使用し、
まず、前記第1ボーリングツールの一端部である基端部を工作機械の回転主軸に片持ち状に保持させて回転させ、その第1ボーリングツールの前記基端部から軸方向に隔たった部分に設けた切刃により前記第1穴部をボーリング加工する前記第1ボーリング加工工程を実施し、それに続いて、
前記第2ボーリングツールの基端部を前記工作機械または別の工作機械の回転主軸に片持ち状に保持させる準備工程と、
前記サポートスリーブの前記膨張部の内側空間に加圧した液体を供給することにより、そのサポートスリーブを前記ストッパに当接させるとともに、前記膨張部の内側空間の圧力を増大させ、その膨張部の直径を弾性変形により増大させて、そのサポートスリーブを前記第1穴部に締まり嵌合状態とする締まり嵌合工程と、
前記回転主軸により前記ツール本体を回転させて前記第2穴部を前記切刃によりボーリング加工する前記第2ボーリング加工工程と
を順次実行することを特徴とするボーリング加工方法。 - 前記第1穴部および前記第2穴部として、互いに軸方向に隔たった2つの穴をボーリング加工する請求項8に記載のボーリング加工方法。
- 前記第2ボーリング工程の実行によりボーリング加工したボーリング加工穴を、前記第1ボーリングツールを使用した第1ボーリング工程の実行によりボーリング加工したボーリング加工穴と同様に利用して再び前記第2ボーリング工程を実行し、さらに前方に位置する別の未加工穴のボーリング加工を行う請求項9に記載のボーリング加工方法。
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