JP2018093676A - 全閉外扇形回転電機およびフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】全閉外扇形回転電機の冷却効率を確保する。【解決手段】全閉外扇形回転電機は、ロータシャフトと回転子鉄心とを有する回転子と、固定子鉄心と固定子巻線とを有する固定子と、固定子および回転子鉄心を収納するフレーム40と、反結合側軸受および結合側軸受と、反結合側軸受ブラケットおよび結合側軸受ブラケットと、外扇と、冷却器とを備える。フレーム40は、フレーム底板41、2枚のフレーム側板42、2枚のフレーム端板43a、43bと、複数の支持板45と、軸方向に延びて支持板45を貫通し支持板45と外面が結合し両端でそれぞれフレーム端板43a、43bを貫通し外面がフレーム端板43a、43bと結合し両端が開放された複数の冷却用連結管とを具備する。【選択図】図2

Description

本発明は、全閉外扇形回転電機およびそのフレームに関する。
回転電機は、軸方向に延びたロータシャフトおよびその径方向外側に取り付けられた回転子鉄心を有する回転子と、回転子鉄心の径方向外側に設けられた円筒状の固定子鉄心およびその径方向内側部分を軸方向に貫通する固定子巻線を有する固定子と、固定子鉄心の径方向外側に配されて回転子鉄心および固定子を収納するフレームとを備える。
回転電機のフレームは、外面の板部として、フレーム底板、フレーム側板、およびフレーム端板を有し、箱状に形成されている。
軸方向の両端部を閉止するように設けられたフレーム端板には、軸受ブラケットを取付けるための開口が形成されている。軸受を介して固定子の磁気振動による振動等が発生しないように、この箱状のフレームは、通常、内側に補強のための構造材を有している。
フレームにおいて、箱状の構造体の補強は、具体的には、たとえば、軸方向に間隔をあけて配された支持板と、支持板同士、あるいは支持板とフレーム端板とを接続する連結管などが用いられている。
支持板には、中央に固定子鉄心が貫通する開口が形成されており、支持板は、固定子鉄心を径方向外側から支持する。連結管は、この支持板とフレーム端板とを軸方向に結合、および支持板どうしを軸方向に結合するために、周方向に互いに間隔をあけて配されている。連結管は、各支持板を貫通しながら各支持板と結合し、両端でフレーム端板と結合し、フレーム端板によって両端の開口を閉止されている。
特開2009−254012号公報
回転電機を小型化しようとする場合、特に、フレームの大きさを縮小することが効果的である。しかしながら、フレームを縮小して小型化する場合、通常、冷却性能が問題となる。
そこで、本発明は、全閉外扇形回転電機の冷却効率を確保することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、回転軸の周りを回転可能に支持され軸方向に延びたロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に配された回転子鉄心とを有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子鉄心と、前記固定子鉄心の径方向内側部分を貫通する固定子巻線とを有する固定子と、前記固定子および前記回転子鉄心を収納するフレームと、前記ロータシャフトの両端を回転可能に支持する反結合側軸受および結合側軸受と、前記反結合側軸受および結合側軸受のそれぞれを固定支持する反結合側軸受ブラケットおよび結合側軸受ブラケットと、前記ロータシャフトの前記反結合側軸受の軸方向の外側に取り付けられた外扇と、互いに並列に配されて軸方向に延びて前記フレームの外部からの外気を通過させる両端が開放された複数の冷却管と、前記冷却管のそれぞれの両端を支持する2つの冷却器端板と、前記複数の冷却管を内蔵し前記フレームに形成された冷却器入口開口および冷却器出口開口で前記フレームと連通する冷却器カバーとを有する冷却器と、を備えた全閉外扇形回転電機であって、前記フレームは、フレーム底板と、2枚のフレーム側板と、反結合側軸受ブラケットおよび結合側軸受ブラケットを取り付けるための開口がそれぞれ形成され前記フレーム底板および前記フレーム側板とともに箱形を形成する2枚のフレーム端板と、軸方向に互いに間隔をおいて配されて軸方向に垂直方向に拡がる面を有し、前記フレーム底板、および前記フレーム側板と結合し、中央に前記固定子が貫通する開口が形成されて固定子を支持する複数の支持板と、軸方向に延びて、前記支持板を貫通し前記支持板と外面が結合し、両端でそれぞれ前記フレーム端板を貫通し外面が前記フレーム端板と結合し、両端が開放された複数の冷却用連結管と、を具備することを特徴とする。
また、本発明は、全閉外扇形回転電機を構成するフレームであって、前記フレームは、箱形に組み立てられる、フレーム底板、2枚のフレーム側板、反結合側軸受ブラケットおよび結合側軸受ブラケットを取り付けるための開口がそれぞれ形成された2枚のフレーム端板と、軸方向に互いに間隔をおいて配されて軸方向に垂直方向に拡がる面を有し、前記フレーム底板、および前記フレーム側板と結合し、中央に固定子が貫通する開口が形成されて固定子を支持する複数の支持板と、軸方向に延びて、前記支持板を貫通し前記支持板と外面が結合し、両端でそれぞれ前記フレーム端板を貫通し外面が前記フレーム端板と結合し、両端が開放された複数の冷却用連結管と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、全閉外扇形回転電機の冷却効率を確保することができる。
実施形態に係る回転電機の構成を示す回転軸に沿って切断した立断面図である。 実施形態に係る回転電機のフレームの構成を示す斜視図である。 実施形態に係る回転電機のフレームの構成を示す図2のIII−III矢視横断面図である。 実施形態に係る回転電機のフレームの付加質量体を有する制振用連結管の構成を示す長手方向の断面図である。 実施形態に係る回転電機のフレームの減衰用部材を有する制振用連結管の構成を示す長手方向の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る回転電機について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
図1は、実施形態に係る回転電機の構成を示す回転軸に沿って切断した立断面図である。全閉外扇形回転電機100は、回転子10、固定子20、フレーム40、反結合側軸受30a、結合側軸受30b、および冷却器60を有する。
回転子10は、回転軸方向(以下、軸方向という。)に水平に延びたロータシャフト11、およびロータシャフト11の径方向外側に設けられた円筒状の回転子鉄心12を有する。
ロータシャフト11の軸方向の一方の端部は、結合対象、すなわち、当該全閉外扇形回転電機100が電動機ならば駆動対象機器、当該全閉外扇形回転電機100が発電機ならば原動機と結合する結合部11aが形成されている。以下、軸方向に、結合部11aの方向を結合側、これと反対の方向を反結合側と呼ぶこととする。
ロータシャフト11は、反結合側軸受30aおよび結合側軸受30bにより回転可能に支持されている。ロータシャフト11には、軸方向に回転子鉄心12を挟んで、反結合側に内扇15aが、結合側に内扇15bが、それぞれ取り付けられている。また、ロータシャフト11の反結合側軸受30aの軸方向の外側には、当該全閉外扇形回転電機100を自ら冷却するために、外扇55が設けられている。また、外扇55を覆うように外扇カバー56が取り付けられている。外扇カバー56には、外気の取入のための流入口56aが形成されている。
固定子20は、回転子鉄心12の径方向外側にギャップ18を介して設けられた円筒状の固定子鉄心21、および固定子鉄心21の径方向内側に形成されたスロット(図示せず)内を回転軸方向に貫通する複数の固定子巻線22を有する。
フレーム40は、固定子20および回転子鉄心12を収納するように、これらの外側を囲んでいる。また、フレーム40は、軸方向の両端にフレーム端板43a、43bが設けられている。フレーム端板43a、43bのそれぞれには円形の開口43sが形成されており、フレーム端板43aの開口には反結合側軸受ブラケット35aが、フレーム端板43bの開口は結合側軸受ブラケット35bが、それぞれの開口を塞ぐように取り付けられている。反結合側軸受ブラケット35aおよび結合側軸受ブラケット35bは、それぞれ反結合側軸受30aおよび結合側軸受30bを固定支持している。
フレーム40の上方には、冷却器60が設けられている。冷却器60は、複数の冷却管61、冷却器カバー63、冷却器端板62a、62b、およびガイド板66a、66bを有する。
複数の冷却管61は、冷却器カバー63に収納され、互いに並列に配され軸方向に延びている。また、それぞれの冷却管61は、両端が冷却器端板62a、62bを貫通し、冷却器端板62a、62bにより固定支持されている。それぞれの冷却管61の両端は開口している。
また、後述するフレーム40の補強用の複数の冷却用連結管71(図3)は、軸方向に延びて、両端がフレーム端板43a、43bを貫通し、フレーム端板43a、43bに結合している。冷却用連結管71の両端は開放されている。
フレーム40、反結合側軸受ブラケット35a、結合側軸受ブラケット35b、冷却器カバー63、および冷却器端板62a、62bは、互いに相俟って閉空間40sを形成している。また、冷却器60においては、冷却管61も閉空間40sを形成する要素であり、冷却管61の外側が閉空間40sとなっている。同様に、フレーム40内においては、冷却用連結管71も閉空間40sを形成する要素であり、冷却用連結管71の外側が閉空間40sとなっている。
フレーム40側の空間と、冷却器カバー63側の空間とは、フレーム40に形成された冷却器入口開口64および冷却器出口開口65a、65bで連通している。冷却器入口開口64は軸方向の中央に、また、冷却器出口開口65a、65bはこれを挟んで軸方向の両側であって、それぞれ内扇15a、15bの上方に設けられている。
閉空間40s内は、たとえば空気などの冷却用気体が満たされている。冷却用気体は、内扇15aおよび内扇15bに駆動されて、閉空間40s内を循環する。具体的には、内扇15aは、反結合側軸受30a側から回転子10側に冷却用気体を圧送する。また、内扇15bは、結合側軸受30b側から回転子10側に冷却用気体を圧送する。
反結合側および結合側からそれぞれ内扇15a、15bにより回転子10側に圧送された冷却用気体は、回転子10およびギャップ18に流入し、回転子鉄心12および固定子鉄心21を冷却しながら通過した後に、冷却器入口開口64を経由して、冷却器60に流入する。
冷却器入口開口64を経由して冷却器60に流入した冷却用気体は、ガイド板66aとガイド板66bの間を、冷却管61の内部を通過する外気に冷却されながら、冷却管61の外側を上昇した後、上部連通空間63a内に流入する。上部連通空間63aに流入した冷却用気体は、軸方向の両側、すなわち反結合側および結合側にそれぞれ分流する。
上部連通空間63aから反結合側に分流した冷却用気体は、下方に方向転換した後に、冷却管61内を通過する外気により冷却されながら冷却管61の外側を下降し、冷却器出口開口65aを介して、フレーム40内に流入する。フレーム40内に流入した冷却用気体は、内扇15aに流入し、内扇15aによって回転子鉄心12および固定子20側に圧送される。このように、冷却用気体は、反結合側の循環流路を循環する。
また、上部連通空間63aから結合側に分流した冷却用気体は、下方に方向転換した後に、冷却管61を通過する外気により冷却されながら冷却管61の外側を下降し、冷却器出口開口65bを介して、フレーム40内に流入する。フレーム40内に流入した冷却用気体は、内扇15bに流入し、内扇15bによって回転子鉄心12および固定子20側に圧送される。このように、冷却用気体は、結合側の循環流路を循環する。
以上のように、冷却用気体は、閉空間40s内で、結合側の循環流路、反結合側の循環流路の2つの流路に分かれて循環する。
一方、外気は、外扇55により、外扇カバー56に形成されている流入口56aから外扇カバー56内に吸い込まれ、冷却器端板62a側から複数の冷却管61のそれぞれの内部に圧送されるとともに、フレーム端板43a側から後述する複数の冷却用連通管71(図3)の内部に圧送される。
複数の冷却管61の内部を通過する外気は、まず、反結合側の循環流路を循環する冷却用気体を冷却しながら温度上昇し、次に、結合側の循環流路を循環する冷却用気体を冷却しながら温度上昇した後、冷却器端板62b側で、冷却管61から流出する。同様に、複数の冷却用連通管71の内部を通過する外気は、まず、反結合側の循環流路を循環する冷却用気体を冷却しながら温度上昇し、次に、結合側の循環流路を循環する冷却用気体を冷却しながら温度上昇した後、フレーム端板43b側で、冷却用連通管71から流出する。
図2は、実施形態に係る回転電機のフレームの構成を示す斜視図である。また、図3は、実施形態に係る回転電機のフレームの構成を示す図2のIII−III矢視横断面図である。
フレーム40は、箱形の筐体部分と、その内部でこれを補強し、固定子から受ける荷重を伝達する補強部分とを有する。
筐体部分は、フレーム底板41、2つのフレーム側板42、および2つのフレーム端板43a、43bを有する。なお、図2では、2つのフレーム側板42のうちの手前側の図示を省略している。フレーム端板43aおよびフレーム端板43bには、反結合側軸受30aおよび結合側軸受30bがそれぞれ取り付けられるように、開口43hが形成されている。
補強部分は、複数の支持板45および複数の連結管70を含んでいる。連結管70は、前述の複数の冷却用連結管71、および制振用連結管72を含む。
支持板45は、軸方向にフレーム端板43aとフレーム端板43bに挟まれて、互いに軸方向に間隔をあけて配されている。それぞれの支持板45には、固定子鉄心21が貫通する支持板開口45aが形成されている。支持板45は、たとえば、焼嵌めにより固定子鉄心21と結合させ、支持板開口45aの径は、固定子鉄心21の外径とほぼ同じ寸法である。
冷却用連結管71および制振用連結管72は、それぞれ、支持板45を貫通し、貫通部で、支持板45と結合している。また、冷却用連結管71および制振用連結管72は、両端がフレーム端板43a、43bを貫通し、フレーム端板43a、43bに結合し、両端は開放されている。但し、制振用連結管72の両端は閉止されていてもよい。複数の連結管70は、周方向に互いに間隔をもって配列している。
この結果、冷却用連結管71内を外気が通過することにより、冷却用連結管71が、冷却器60の冷却管61と同様の働きをし、冷却用気体の冷却能力の増大に寄与する。
一方、制振用連結管72は、その内部に、制振用部材73を有している。制振用部材73は、減衰用部材73bと付加質量体73aとを含む。
図4は、実施形態に係る回転電機のフレームの付加質量体を有する制振用連結管の構成を示す長手方向の断面図である。すなわち、制振用連結管72が、内部に、制振用部材73としての付加質量体73aを有する場合を示している。制振用連結管72内には、軸方向に複数の付加質量体73aが設けられている。ただし、複数ではなく一つであってもよい。制振用連結管72の両端は閉止蓋72aにより閉止されている。付加質量体73aは、軸方向にスペーサ74により位置決めされている。
付加質量体73aは、たとえば、円筒状の容器とそれに内蔵される液体又は固体を有する、なお、付加質量体73aが円筒状の固体であってもよい。このように、フレーム40という構造体の一部に付加質量体73aを設けることにより、フレーム40の固有周期が低下する。たとえ、フレーム40が回転子10や固定子20のある次数の振動と共振するような場合には、付加質量体73aを設けることにより、フレーム40の固有周波数を共振周波数からずらすことができ、共振を回避することができる。また、周方向には制振用連結管72とする連結管70を選定し、軸方向にはスペーサ74により位置決めすることにより、付加質量体73aを設ける位置を調整することができる。
図5は、実施形態に係る回転電機のフレームの減衰用部材を有する制振用連結管の構成を示す長手方向の断面図である。すなわち、制振用連結管72が、内部に制振用部材73としての減衰用部材73bを有する場合を示している。制振用連結管72は、軸方向に複数の減衰用部材73bを有している。ただし、複数ではなく一つであってもよい。減衰用部材73bは、軸方向にスペーサ74により位置決めされている。スペーサ74を固定するために制振用連結管72の両端は、図4に示すように、閉止蓋72aにより閉止されていてもよい。
減衰用部材73bは、たとえば、円筒状の容器と、それに内蔵される粉末状あるいは粒状の固体、その他、各種形状の複数の固体片を有する。
減衰用部材73bは、振動が発生した場合に、容器の内部で複数の内臓物が互いの衝突や摩擦、あるいは内蔵物の容器への衝突や内蔵物と容器との摩擦により、その振動のエネルギーの一部を吸収する。この結果、制振用連結管72が振動の減衰を早める効果を有する。
したがって、減衰用部材73bは、付加質量体73aのうちで、内蔵物が移動するもので、振動のエネルギーの一部を吸収するようなものであってもよい。
このように、制振用連結管72が制振用部材73を内包することにより、全閉外扇形回転電機100の制振効果を高めることができる。
以上のように、本実施形態によれば、フレーム40の補強用の連結管を冷却用連結管71とすることにより全閉外扇形回転電機100の冷却効率を確保することができる。また、フレーム40の補強用の連結管の一部を制振用連結管72とすることにより、全閉外扇形回転電機100の制振効果を高めることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、実施形態では、ロータシャフトが水平方向に延びた横置き型の全閉外扇形回転電機の場合を示したが、ロータシャフトが鉛直方向に延びた立置き型の全閉外扇形回転電機の場合であってもよい。
さらに、実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、11a…結合部、12…回転子鉄心、15a、15b…内扇、18…ギャップ、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、30a…反結合側軸受、30b…結合側軸受、35a…反結合側軸受ブラケット、35b…結合側軸受ブラケット、40…フレーム、40s…閉空間、41…フレーム底板、42…フレーム側板、43a、43b…フレーム端板、43h…フレーム端板開口、45…支持板、45a…支持板開口、55…外扇、56…外扇カバー、56a…流入口、60…冷却器、61…冷却管、62a、62b…冷却器端板、63…冷却器カバー、63a…上部連通空間、64…冷却器入口開口、65a、65b…冷却器出口開口、66a、66b…ガイド板、70…連結管、71…冷却用連結管、72…制振用連結管、72a…閉止蓋、73…制振用部材、73a…付加質量体、73b…減衰用部材、74…スペーサ、100…全閉外扇形回転電機

Claims (6)

  1. 回転軸の周りを回転可能に支持され軸方向に延びたロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に配された回転子鉄心とを有する回転子と、
    前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子鉄心と、前記固定子鉄心の径方向内側部分を貫通する固定子巻線とを有する固定子と、
    前記固定子および前記回転子鉄心を収納するフレームと、
    前記ロータシャフトの両端を回転可能に支持する反結合側軸受および結合側軸受と、
    前記反結合側軸受および結合側軸受のそれぞれを固定支持する反結合側軸受ブラケットおよび結合側軸受ブラケットと、
    前記ロータシャフトの前記反結合側軸受の軸方向の外側に取り付けられた外扇と、
    互いに並列に配されて軸方向に延びて前記フレームの外部からの外気を通過させる両端が開放された複数の冷却管と、前記冷却管のそれぞれの両端を支持する2つの冷却器端板と、前記複数の冷却管を内蔵し前記フレームに形成された冷却器入口開口および冷却器出口開口で前記フレームと連通する冷却器カバーとを有する冷却器と、
    を備えた全閉外扇形回転電機であって、
    前記フレームは、
    フレーム底板と、2枚のフレーム側板と、反結合側軸受ブラケットおよび結合側軸受ブラケットを取り付けるための開口がそれぞれ形成され前記フレーム底板および前記フレーム側板とともに箱形を形成する2枚のフレーム端板と、
    軸方向に互いに間隔をおいて配されて軸方向に垂直方向に拡がる面を有し、前記フレーム底板、および前記フレーム側板と結合し、中央に前記固定子が貫通する開口が形成されて固定子を支持する複数の支持板と、
    軸方向に延びて、前記支持板を貫通し前記支持板と外面が結合し、両端でそれぞれ前記フレーム端板を貫通し外面が前記フレーム端板と結合し、両端が開放された複数の冷却用連結管と、
    を具備することを特徴とする全閉外扇形回転電機。
  2. 前記冷却用連結管は、前記外扇により駆動される外気が通過可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の全閉外扇形回転電機。
  3. 軸方向に延びて、前記支持板を貫通し前記支持板と外面が結合し、両端でそれぞれ前記フレーム端板を貫通し外面が前記フレーム端板と結合し、内部に制振用部材を軸方向の位置調整可能に収納し、前記冷却用連結管と並列に配された制振用連結管をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の全閉外扇形回転電機。
  4. 前記制振用部材は、付加質量体を含むことを特徴とする請求項3に記載の全閉外扇形回転電機。
  5. 前記制振用部材は、粒状または粉状の固体およびこれらを収納する容器を含むことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の全閉外扇形回転電機。
  6. 全閉外扇形回転電機を構成するフレームであって、
    前記フレームは、
    箱形に組み立てられる、フレーム底板、2枚のフレーム側板、反結合側軸受ブラケットおよび結合側軸受ブラケットを取り付けるための開口がそれぞれ形成された2枚のフレーム端板と、
    軸方向に互いに間隔をおいて配されて軸方向に垂直方向に拡がる面を有し、前記フレーム底板、および前記フレーム側板と結合し、中央に固定子が貫通する開口が形成されて固定子を支持する複数の支持板と、
    軸方向に延びて、前記支持板を貫通し前記支持板と外面が結合し、両端でそれぞれ前記フレーム端板を貫通し外面が前記フレーム端板と結合し、両端が開放された複数の冷却用連結管と、
    を具備することを特徴とするフレーム。
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