JP2018091084A - 接合構造体 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、大空間建築物や中低層建築物を木造化する際には、梁や柱などの木質材料そのものの物性向上もさることながら、それらの接合部についても同時に強度向上ができなければ建物として成り立たせることができないという問題があった。
大空間建築物や中低層建築物を木造化するために、特殊な接合具を用いることなく、施工性に優れ、高い接合強度を発現できる接合構造の開発が待たれていたのである。
さらには、管状補強材が中空であることや、管状補強材が繊維補強された樹脂からなるものであることが好ましい。また、梁部材の端部に軟質性材料を有していることや、梁部材の端部に雌ねじ構造の部材を設置したものであること、さらには梁部材の端部の軟質部材が雌ねじ構造の部材のさらに外側に配置されたものであることが好ましい。また突起部材がスクリューボルトであることが好ましい。
またもう一つの本発明の接合構造体の製造方法は、管状補強材によって補強された木質材料である梁部材を、突起部材によって柱部材に固定することを特徴とする。
本発明で用いられる柱部材は特に限定されるのものではなく、公知の木材等を用いることができる。具体的には、スギ、ヒノキ、カラマツ、ベイマツ、トウヒ等の建築物に用いられる公知の木材を用いることができ、ナラ、キリ、ケヤキ、カエデ、トチ、ホオ、サクラ、チーク、ラワン、スピナールなどの合板などに用いられる公知の木材も、集成材として用いる等の方法により使用することが可能である。
管状部材の内部には、管状部材を構成する補強材よりも強度や硬度の低い材質を充填しても良いが、本発明では作業性の観点からは管状部材が中空であることがさらに好ましい。
さらに梁部材の端部に雌ねじ構造の部材を設置したものであることが好ましい。このような雌ねじ構造の部材は、本発明でもちいる管状補強材の内部に容易に設置することができ、接合部材の施行をより容易にすることができる。この場合突起部材としては雄ねじ、特にはスクリューボルトを用いることが好ましい。
そしてもう一つの本発明の接合構造体の製造方法は、管状補強材によって補強された木質材料である梁部材を、突起部材によって柱部材に固定する方法である。
さらにこのような本発明の接合構造体を得るための好ましい木質材料の結合方法としては、少なくとも1つの部材が、断面が管状形状の補強材により補強された木質材料であって、該木質材料が金属などの接合部材を介し、該木質材料の管状補強材に管状の断面形状と同断面形状の棒状部材を差し込むことによる木質材料の接合方法である。
従来の集成材や、あるいは管状形状ではない補強材で補強された集成材を梁に用いる場合には、柱と接合する際には、接合部材の形状に合わせて、梁端部(仕口部)にスリットやボルト用の穴を加工することや、雌ネジを埋め込むことが必要であった。
さらに接合強度を十分なものとし、棒状部材の抜け落ちなどを防止するためには、差し込む棒状部材と管状補強材の内面を、接着剤で接着一体化することが好ましい。接着剤の種類は棒状部材と管状補強材の材質によって、任意に選択することが可能である。
さて本発明の接合構造体は、上記のように柱部材と梁部材とからなる接合構造体であって、その一方の構成要素の梁部材が管状補強材によって補強された木質材料なのであるが、この梁部材に適切な木質材料について、さらに詳細な説明を以下に記す。
そして特に好ましい木質材料としては、補強材と木材とが幅方向に配置されている補強ラミナと、木材のみからなる木質ラミナとからなる繊維補強木質集成材であることが好まし。
そしてこの繊維補強木質集成材は、そのような補強用繊維を含有する補強ラミナと木材のみからなる木質ラミナとが、幅方向と垂直な方向に積層しているものであることが好ましい。ラミナ層は通常、幅と長さの広がりをもつ板状の物であるが、ここではそのような幅方向、長さ方向と垂直な方向に、積層した集成材として用いることが好ましい。
本発明にて好ましく用いられる木質系シートについて、さらにその詳細を以下に述べる。ここで木質系シートとは、スライスされた木材及び/または木質パルプを必須成分として含み、さらに熱硬化性樹脂を含むものである。
補強ラミナの補強材以外を構成する木材や、木質ラミナを構成する木材としては、スギ、ヒノキ、カラマツ、ベイマツ、トウヒ等の建築物に用いられる公知の木材や、ナラ、キリ、ケヤキ、カエデ、トチ、ホオ、サクラ、チーク、ラワン、スピナールなどの合板などに用いられる公知の木材がいずれも使用できる。
このように梁部材断面の中心点から等距離に上下対象となるように配置することより、梁部材の剛性をより向上させることができる。さらには断面二次モーメントの観点から極力梁部材の上面と下面に近い位置に配置することが好ましく、より補強効果を向上させることができる。ことに梁として用いる場合に効果的である。
そしてこのような本発明にて用いられる梁部材の大きさとしては、その長さ方向が2,850〜18,000mm、幅方向が105〜240mm、厚さ方向が120〜2,000mmの範囲であることが一般的である。
そしてこのような梁部材は、補強材と木材とが幅方向に配置されている補強ラミナと、木材のみからなる木質ラミナとからなり、補強ラミナを構成する補強材が補強用繊維と樹脂であり、補強ラミナと木質ラミナとを幅方向と垂直な方向に積層して接着処理することによって得ることが可能である。
繊維補強された補強材から、幅10mm、長さ50mm、厚さ3mmの測定用試料を切り出した。ステンレス製長さ2mm、幅4mmの圧縮端子を補強材の長さ方向に直交する向きで上から置き、圧縮速度0.5mm/分で圧縮し、試料が破壊された時の最大荷重(N)を測定した。
得られた集成材から、サンプルとして幅25mm、長さ30mm、厚み60mm(木質ラミナ―補強ラミナ各1層、計2層分)を切り出し、補強ラミナ側を固定し木質ラミナ側を木目方向に沿って小口面上から圧縮力を印加することで、主にサンプルの接着面をせん断破壊させた。せん断破壊時の荷重を接着面積(25mm×30mm)で除することでせん断接着応力度を算出した。
集成材の曲げ弾性率および曲げ強度は、JAS Z2101に準じて測定した。すなわち、支点間距離は梁成の18倍とし、支点間距離を3等分する箇所それぞれに荷重を印加する4点曲げ試験を実施した。
曲げ強度、曲げ弾性率はそれぞれ以下式にて算出した。
P:最大荷重
L:支点間距離
L1:荷重点間距離
b:試験体幅
h:試験体厚み(梁成)
ΔF:最大荷重の10%−最大荷重の40%間の荷重増分
Δy:ΔFに対応するたわみ増分
である。
接合構造体梁部材の接合部の降伏耐力として、2本の柱及び1本の梁をH型に接合させた接合体を準備し、めり込み防止用のH鋼を介して梁部分に一定のひずみ速度(1.0mm/s)で荷重が最大荷重の80%未満に低下するまで圧縮荷重を印加し、得られた荷重―ひずみ曲線から接合部の降伏耐力(kN)を得た。
管状(中空パイプ形状)の補強材として、補強繊維に炭素繊維(東邦テナックス株式会社製、アクリルニトリル系炭素繊維「HTS40、24K」、直径7μm)を用いたマトリックス樹脂がビニルエステル樹脂(硬化温度110−150℃、硬化所要時間5−10min)である引抜成形材を作製した。この補強材における補強繊維とマトリックス樹脂の体積比率は60/40であり、断面における炭素繊維の存在密度は15000本/mm2の密度であった。さらに引抜成形時に、補強材表面の全面に木質シート(フェノール樹脂含浸紙、目付280g/m2、厚み0.3mm、樹脂含浸率:50−60wt%)を一体化した。そして木質シートの樹脂硬化度は85%になるように調整した。得られた補強材の断面形状は中空な正方形(矩形)であって、外寸は30mm×30mm、厚さは全辺均一で3mmとした(内径24mm角)。
上記の補強材2本の両端に、厚さ30mm、幅15mmの木材2本を、補強材の間に厚さ30mm、幅30mmの木材1本を配置し、接着ラミナとした。また厚さ各30mmの木質ラミナを5枚と、接着ラミナ2枚とを用いて、繊維補強木質集成材を作成した。
木質ラミナと、接着ラミナとを積層し、積層方向、横方向からプレス処理(プレス圧73.5kPa[7.5kgf/cm2]、プレス時間5分間)するとともに、積層の横方向から高周波効率0.2〜0.8W/cm2(高周波出力/接着剤塗布面積)の条件にて高周波プレス処理を行い、集成材の積層面及び積層面と直交する面をモルダーにより表面切削処理し、平滑面を得るとともに寸法を調整した。作製した繊維補強木質集成材の断面図を図1に、得られた物性を表1に示す。なお構造用集成材のJAS規格に基づき、ブロックせん断試験を実施し、スギと補強材の接着強度が6.3MPaであることを確認した(ちなみにスギ集成材の接着強度に関する規格は5.4MPa以上である)。
参考例1で用いた補強材の各辺の厚さを短辺(縦辺)2mm、長辺(横辺)を、集成材断面の中心に近い方を3mm、遠い方を5mmとしたこと以外は、参考例1と同様繊維補強木質集成材を作製した。作製した集成材の断面図を図2に、得られた物性を表1に併せて示す。なおスギと補強材の接着強度は6.1MPaであった。
参考例1で用いた補強ラミナの配置を、上、下面から各ラミナ1枚分(30mm)内側への配置から、上面からラミナ2枚分(60mm)内側と下側からラミナ1枚分(30mm)内側に変更した以外は、参考例1と同様繊維補強木質集成材を作製した。作製した集成材の断面図を図3に示す。なおスギと補強材の接着強度は6.3MPaであった。
補強材を使用せず、厚さ30mmの木質ラミナのみを用いて、幅120mm×高さ210mmの断面であるスギの集成材を得た。このスギとスギの接着強度は5.8MPaであった。得られた集成材の曲げ試験結果を表1に併せて示す。
参考例3で得られた繊維補強木質集成材を980mmの梁用の部材とした。そして梁部材の両側に120mm×120mmの断面で長さが750mmの柱を接合した。接合箇所は柱の長さ方向の中心部分であった。
接合方法としては、梁となる繊維補強木質集成材の断面にある中空部(内寸:24mm×24mm)4か所に相当する柱の部分に、23mm×23mmの角穴を4か所あけ、その角穴に鉄製(SS400)の棒状部材(断面は23mm×23mmである)を差し込んだ。棒状部材の長さは300mmであり、梁への差し込み長さは180mmであった。
作製したH型接合試験体の概要図と断面図を「図3」に示す。
得られた試験体の梁中心部分を加圧し、接合部のせん断強度を測定したところ、降伏点のせん断強度は83kNであった。
実施例1の繊維補強木質集成材と鉄製(SS400)の棒状部材との接着に、変性アクリル樹脂接着剤(セメダイン社製 メタルロック)を用いたこと以外は実施例1と同様に、繊維補強木質集成材と柱材とからH型接合試験体を作製した。得られた試験体の梁中心部分を加圧し、接合部のせん断強度を測定したところ、降伏点のせん断強度は100kNであった。
実施例1の繊維補強木質集成材と同じ部分に中空部が存在する木材のみからなる集成材を用意した。その木材のみからなる集成材を用いたこと以外は実施例1と同様に集成材と柱材とからH型接合試験体を作製した。作製した接合試験体の概要図と断面図を図4に示す。得られた試験体の梁中心部分を加圧し、接合部のせん断強度を測定したところ、降伏点のせん断強度は35kNであった。
参考例4で使用した繊維補強や中空部が存在しない既存の集成材(120mm×210mm)を用い、通常のプレート−ピン接合を行った。プレート、ピンともに鉄製(SS400)であり、プレートは5mm厚とし、梁側に200mmスリットを入れて差し込んだ。プレートはφ16のボルト4本で柱に固定し、梁側面からφ12のピン2本を打ち込んだ。作製した接合試験体の概要図と断面図を図5に示す。
集成材の端部にはプレートを設置するためのスリット加工、ボルトの頭があたらないようにするためのざぐり、ピン用の穴加工をあらかじめ行い、組立作業時もプレートを柱にボルト固定し、さらにピンを打ち込んで梁を接合した。本発明の繊維補強木質集成材を用いた場合と異なり、作業の準備や実作業に、多くの時間が必要であった。なお得られた試験体の梁中心部分を加圧し、接合部のせん断強度を測定したところ、降伏点のせん断強度は106kNであった。
参考例1で用いた中空な正方形の繊維樹脂複合体を補強材(外寸は30mm角、内径は24mm角)として用いた。この補強材料の圧縮強度は3700N/mmであった。そして補強材と木材とからなる厚さ30mmの接着ラミナを用意した。この接着ラミナと同じく厚さ30mmの木質ラミナを用いて、幅120mm×梁成210mm、長さ982mmの繊維補強木質集成材を得て、梁部材とした。補強繊維と樹脂からなる補強材は上下、左右が梁材の外側から30mmの位置の4隅に配置された。補強材間の距離は30mmであった(図6)。
繊維補強材料のマトリックス樹脂はビニルエステル系樹脂を用い、他の木質材料との接着には水性高分子−イソシアネート系接着剤(エチレン・酢酸ビニル共重合体を30〜50重量部、スチレン・ブタジエン共重合体を5〜15重量部含有する)を用いた繊維補強木質集成材であった。
接合金具として、柱側面に図6のような階段状の段差が存在し、梁側面に梁の中空部に対応する23mm角の角柱状の鉄鋼(長さ300mm)が4本突き出ているものを用意した。柱側面の階段状の段差は、高さ方向では幅の変わらない直方体であって、順に幅の小さい、しかし長さ同一の直方体が3段重なった物であった。
接合方法としては、柱部材に接合金具の階段状の段差と同じ穴を加工し、梁部材に接合金具を取り付け、その接合金具の梁と反対側の階段状の突起を、柱部材の穴に組み合わせた(図7参照)。
接合構造体の接合部材種数は1つ、接合構造体サンプル組立にかかる時間は30分/1セット、さらに梁部材の小口面プレカット加工は不要であって、非常に施工性に優れた材料であった。またこの接合構造体梁部材の降伏耐力(kN)は82.4kNであった。
実施例3と同じく、参考例1の繊維補強木質集成材からなる梁部材を用意した。但し開口部を有する梁部材小口面には、さらに雌ネジ付きの接合金具(図8参照)を設置した。雌ネジの径は16mmであった。
柱部材に16mm径の貫通孔を空け、柱の背面から梁部材小口面に配置した接合金具の雌ネジ部分へと、16mm径のスクリューボルトを1小口面当たり4本挿入し、ボルトを回して柱―梁部材を接合した(図9、図10参照)。
接合構造体の接合部材種数は1つ、接合構造体サンプル組立にかかる時間は10分/1セット、さらに梁部材の小口面プレカット加工は不要であって、実施例6よりも汎用的な工具で施工でき、さらに施工性にも優れた材料であった。またこの接合構造体梁部材の降伏耐力(kN)は64.8kNであった。
実施例3及び4で用いた参考例1の開口部を有する集成材に代えて、通常の幅120mm×梁成210mm、長さ982mmの集成材を、梁部材として準備した。また柱部材としては実施例3及び4と同じ、2本の柱部材(150mm×150mm、長さ750mm)を用意した。
まず梁部材を接合する準備として、柱部材の内、梁部材と向き合う面にピン接合用金具(T字型)をボルトで固定した。ちなみに当該接合金具には梁を下部から支えるプレートがあるものを用いた。梁部材小口面の中央にスリット加工を施し、柱部材に固定したピン接合用金具の上部から落とし込んだ。梁部材の側面からM6のピンを各端部それぞれ2本ずつ打ち込み梁部材と柱部材を接合した。
接合構造体の接合部材種数はプレート、ピン、ボルトの3種類であり、接合構造体サンプル組立にかかる時間は60分/1セット、さらに梁部材の小口面プレカット加工として、ピン用の穴開け加工や、スリット加工が必要であった。接合構造体梁部材の降伏耐力(kN)こそ確保できたものの、施工性に劣る材料であった。
32 鉄製の棒状部材
41 補強材無しの中空部
51 プレート用スリット
52 ボルト頭用ざぐり
53 ピン用穴
54 ボルト
55 スリット部
56 プレート
57 ピン
61 接合金具(梁側面)
62 接合金具(柱側面)
63 梁部材(集成材)
71 柱部材
81 雌ネジ付接合金具
82 雌ネジ穴部分
91 スクリューボルト
92 柱部材
93 梁部材(貫通孔有りの集成材)
101 繊維補強樹脂(CFRP)
Claims (8)
- 柱部材と梁部材とからなる接合構造体であって、梁部材が管状補強材によって補強された木質材料であり、該梁部材を突起部材によって柱部に固定することを特徴とする接合構造体。
- 管状補強材が中空である請求項1記載の接合構造体。
- 管状補強材が繊維補強された樹脂からなるものである請求項1または2記載の接合構造体。
- 梁部材の端部に軟質性材料を有している請求項1〜3のいずれか1項記載の接合構造体。
- 梁部材の端部に雌ねじ構造の部材を設置したものである請求項1〜4のいずれか1項記載の接合構造体。
- 梁部材の端部の軟質部材が雌ねじ構造の部材のさらに外側に配置されたものである請求項5記載の接合構造体。
- 突起部材がスクリューボルトである請求項1〜6のいずれか1項記載の接合構造体。
- 管状補強材によって補強された木質材料である梁部材を、突起部材によって柱部材に固定することを特徴とする接合構造体の製造方法。
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