JP2018090375A - 自動ワインダ、及び自動ワインダの巻取速度制御方法 - Google Patents

自動ワインダ、及び自動ワインダの巻取速度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】動作制御の最適化を図ることができる自動ワインダを提供する。
【解決手段】精紡機により形成された前記給糸ボビンから糸を巻き取ってパッケージを形成する複数のワインダユニットを備えた自動ワインダであって、前記自動ワインダは、前記給糸ボビンの形成の処理状況、及びドッフィング実行信号の少なくとも一方に関する情報を含む紡績情報を入力する入力部と、前記入力部によって入力された前記紡績情報に基づいて、前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定する制御部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、自動ワインダ及び自動ワインダの巻取速度制御方法に関する。
従来、給糸ボビンを形成する精紡ユニットを複数備える精紡機と、給糸ボビンから糸を巻き取ってパッケージを形成するワインダユニットを複数備える自動ワインダと、を備えた糸巻取システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された糸巻取システムでは、精紡機及び自動ワインダ間を巡回輸送されるボビン載置用のトレーにメディアが設けられており、このメディアに書込み装置によってワインダの糸処理情報が書き込まれる。メディアに書き込まれた糸処理情報は、読取り装置によって読み取られて、管理用コンピュータで管理される。
上述したような糸巻取システムでは、生産効率や作業品質を向上させる観点から、自動ワインダの動作制御を最適化することが望まれている。このような動作制御の最適化としては、例えば、自動ワインダの前段機である精紡機の処理状況に応じて自動ワインダの処理速度を適切に切り替えたり、精紡機での紡績の完了条件に応じて自動ワインダを適切に動作させたりすることが考えられる。
このような自動ワインダの動作制御の最適化は、精紡機の紡績情報を自動ワインダへ、有線通信または無線通信により伝えることにより実現されていた。
特公平6−76177号公報
しかしながら、自動ワインダの前工程の精紡機には、仕様の異なる様々な種類の精紡機が存在している。それゆえ、紡績情報を送信するための通信機能を有さない精紡機、通信規格の異なる精紡機においては、自動ワインダは精紡機の紡績情報を受信することが出来ず、自動ワインダの動作制御を最適化することができなかった。
本発明の自動ワインダは、精紡機により形成された前記給糸ボビンから糸を巻き取ってパッケージを形成する複数のワインダユニットを備えている。前記自動ワインダは、前記給糸ボビンの形成の処理状況、及びドッフィング実行信号の少なくとも一方に関する情報を含む紡績情報を入力する入力部と、前記入力部によって入力された前記紡績情報に基づいて、前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定する制御部と、を備える。
この自動ワインダに対して、給糸ボビンの形成の処理状況、及びドッフィング実行信号の少なくとも一方に関する情報を含む紡績情報が入力される。そして、自動ワインダが入力された紡績情報に基づいて自動ワインダの動作を制御する。このように、入力された紡績情報に基づいて自動ワインダの動作制御を行うことで、自動ワインダの動作制御の最適化を図ることができる。
前記制御部は、前記給糸ボビンの形成の処理状況に関する情報に基づいて、前記決定された前記巻取速度で前記給糸ボビンから糸を巻き取るように前記ワインダユニットの動作を制御する。
自動ワインダは、入力された前記給糸ボビンの形成の処理状況に関する情報に基づいて、精紡機の紡績状況を把握する事ができる。よって、自動ワインダは精紡機の紡績進捗に適合した動作制御を実現することができる。
前記制御部は、前記給糸ボビンの形成の処理状況に関する情報に基づいて、精紡機の次のドッフィング時刻を求め、次のドッフィングの時刻までに巻き取るべき給糸ボビンの本数である目標巻取本数を算出し、前記ワインダユニットが給糸ボビンを1本巻き取るのに要している時間である給糸ボビン処理時間を求め、さらに前記目標巻取本数を処理するのに要する時間を算出することにより前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定する。
前記制御部は、前記目標巻取本数を処理するのに要する時間から前記目標巻取本数が巻き終わる時刻を算出し、前記目標巻取本数が巻き終わる時刻が次のドッフィングの時刻よりも遅い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を増速し、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりも所定の時間以上早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を減速し、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻と同時刻もしくは、所定の時間以内で早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を変更しない。
本発明の自動ワインダでは、精紡機の次のドッフィング時刻を求め、次のドッフィングの時刻までに巻き取るべき給糸ボビンの本数である目標巻取本数と、ワインダユニットが給糸ボビンを1本巻き取るのに要している時間である給糸ボビン処理時間から、前記目標巻取本数を処理するのに要する時間を算出している。これにより、自動ワインダの巻取処理を精紡機の紡績工程に対し、より正確に適合させることができる。
前記制御部は、前記入力部によって入力された前記紡績情報としてのドッフィング実行信号に基づいてドッフィング情報を算出し、算出したドッフィング情報を基に、前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定することを特徴とする。また、前記制御部は、算出したドッフィング情報に基づいて、精紡機の次のドッフィング時刻を求め、次のドッフィングの時刻までに巻き取るべき給糸ボビンの本数である目標巻取本数を算出し、前記ワインダユニットが給糸ボビンを1本巻き取るのに要している時間である給糸ボビン処理時間を求め、さらに前記目標巻取本数を処理するのに要する時間を算出することにより前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定する。さらに、前記制御部は、前記目標巻取本数を処理するのに要する時間から前記目標巻取本数が巻き終わる時刻を算出し、前記目標巻取本数が巻き終わる時刻が次のドッフィングの時刻よりも遅い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を増速し、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりも所定の時間以上早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を減速し、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻と同時刻もしくは、所定の時間以内で早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を変更しないことを特徴とする。
本発明の自動ワインダでは、精紡機から得られる情報がドッフィング実行信号のみであったとしても、自動ワインダの巻取処理を精紡機の紡績工程に対し、より正確に適合させることができる。
前記制御部は、前記巻取速度の変更範囲を制限する変動制限の範囲内でワインダユニットの巻取速度を変更する。
本発明の自動ワインダでは、急激な速度変更によりパッケージの巻取状態が大きく変化してしまうことを防止し、パッケージの巻取状態の変化を抑制することができる。よって、パッケージ品質が損なわれることがない。
前記変動制限は、前記入力部により変更可能である。巻取を行う糸の種類に合わせて速度変化の割合を変化させることができるので、糸の種類や、巻取条件に合った巻取速度範囲を越えることがない。よって、パッケージ品質が損なわれることがない。
本発明によれば、自動ワインダの動作制御の最適化を図ることができる。
本発明の第一の実施形態の糸巻取システムの正面図である。 図1の糸巻取システムにおいて搬送されるトレー、空のボビン及び給糸ボビンの斜視図である。 図1の糸巻取システムの精紡ユニットの側面図である。 図1の糸巻取システムのワインダユニットの側面図である。 図1の糸巻取システムの機能構成を示すブロック図である。 図1の糸巻取システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態の自動ワインダの動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態の自動ワインダの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の第一の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、糸巻取システム1は、粗紡機2と、精紡機3と、自動ワインダ4と、を備えている。粗紡機2は、スライバから粗糸を生成し、その粗糸を巻き取って粗糸ボビンを形成する。精紡機3は、粗糸から糸を生成し、その糸を巻き取って給糸ボビン11を形成する。自動ワインダ4は、給糸ボビン11から糸を巻き取ってパッケージを形成する。自動ワインダ4は、ボビン移送装置(ボビン移送部)5を有している。ボビン移送装置5は、精紡機3から自動ワインダ4に給糸ボビン11を移送し、自動ワインダ4から精紡機3に空のボビン12(糸が巻かれていないボビン)を移送する。ボビン移送装置5には、ボビン準備装置(ボビン準備部)7及び残糸処理装置等が設けられている。ボビン準備装置7は、自動ワインダ4が給糸ボビン11の糸を処理するための前準備を行う。残糸処理装置は、給糸ボビン11から排出されたボビン12に糸が残っている場合に、その糸を除去して空のボビン12にする。そのため、ボビン移送装置5は、カーブの多い複雑な搬送経路を有している。
給糸ボビン11及び空のボビン12は、それぞれ、トレー6にセットされた状態で移送される。図2に示されるように、トレー6は、円板状のベース部61と、ベース部61から上側に突出するピン62と、ベース部61に内蔵されたRF(Radio Frequency)タグ63と、を有している。給糸ボビン11及び空のボビン12は、それぞれ、ボビン12のボトム部12aにピン62が差し込まれることで、ボビン12のトップ部12bが上側に向いた状態でトレー6にセットされる。RFタグ(記録部)63は、トレー6にセットされた給糸ボビン11に関する情報を記憶する。糸巻取システム1では、トレー6にセットされた給糸ボビン11の状況がRFID(Radio Frequency Identification:電波による個体識別)技術によって管理される。
図1に示されるように、粗紡機2は、粗紡機2の動作を制御する制御装置21と、粗糸ボビンを形成する複数の粗紡ユニット22と、を備えている。制御装置21は、ディスプレイ等の表示部21aと、入力キー等の操作部21bと、を有している。表示部21aは、各粗紡ユニット22の運転状況等を表示する。操作部21bは、オペレータが各粗紡ユニット22の運転条件の設定等を行うためのものである。
精紡機3は、精紡機3の動作を制御する制御装置31と、給糸ボビン11を形成する複数の精紡ユニット32と、を備えている。制御装置31は、ディスプレイ等の表示部31aと、入力キー等の操作部31bと、を有している。表示部31aは、各精紡ユニット32の運転状況等を表示する。操作部31bは、オペレータが各精紡ユニット32の運転条件の設定等を行うためのものである。
図3に示されるように、精紡ユニット32は、ドラフト装置33と、加撚装置34と、を有している。
ドラフト装置33は、バックローラ対33aと、ミドルローラ対33bと、フロントローラ対33cと、を有している。バックローラ対33a、ミドルローラ対33b及びフロントローラ対33cは、それぞれ、ボトムローラ及びトップローラによって構成されている。ミドルローラ対33bを構成する各ローラには、エプロンベルトが架けられている。ドラフト装置33では、バックローラ対33a、ミドルローラ対33b及びフロントローラ対33cが所定の速度比で回転させられることで、粗糸ボビンから解舒された粗糸13がドラフトされる。
加撚装置34は、スピンドル軸35と、リングレール36と、リング37と、トラベラ38と、を有している。スピンドル軸35は、ボビン12のトップ部12bが上側に向いた状態でボビン12のボトム部12aを保持し、ボビン12を回転させる。リングレール36は、ボビン12の軸線方向に移動可能である。リング37は、リングレール36に固定されている。トラベラ38は、リング37に支持されており、リング37に沿って移動可能である。
加撚装置34では、ドラフト装置33においてドラフトされた粗糸13がリング37とトラベラ38との隙間に挿通され、その粗糸13の端部がボビン12に固定される。その状態で、スピンドル軸35がボビン12を回転させると、トラベラ38が粗糸13に引っ張られるようにしてリング37に沿って移動する。このとき、リングレール36が、ボビン12の軸線方向に沿った所定の範囲で往復動しつつ、ボトム部12a側からトップ部12b側に徐々に移動する。加撚装置34では、トラベラ38の回転がボビン12の回転に遅れることで粗糸13に撚りが加えられて糸14が生成され、その糸14がボビン12に巻き取られて給糸ボビン11が形成される。
以上のように構成された精紡ユニット32を複数有する精紡機3は、いわゆる一斉ドッフィングタイプとして構成されている。すなわち、精紡機3は、ボビン移送装置5によって自動ワインダ4から移送された空のボビン12を複数ストックしておき、各精紡ユニット32に空のボビン12を一斉にセットして、糸の巻き取りを一斉に開始させる。各精紡ユニット32において糸の巻き取りが完了して給糸ボビン11が形成されると、精紡機3は、全ての給糸ボビン11を一斉に玉揚げ(ドッフィング)する。そして、精紡機3は、その間にストックされていた空のボビン12をトレー6から抜き取って各精紡ユニット32に再び一斉にセットし、代わりに、玉揚げした給糸ボビン11をトレー6に一斉にセットする。
図1に示されるように、自動ワインダ4は、自動ワインダ4の動作を制御する制御装置41と、パッケージを形成する複数のワインダユニット42と、ボビン移送装置5と、を備えている。制御装置41は、ディスプレイ等の表示部41aと、入力キー等の操作部41bと、を有している。表示部41aは、各ワインダユニット42の運転状況等を表示する。操作部41bは、オペレータが各ワインダユニット42の運転条件の設定等を行うためのものである。なお、制御装置41は、ボビン移送装置5の動作も制御している。
図4に示されるように、ワインダユニット42は、巻取装置43と、テンション付与装置44と、糸監視装置45と、上糸捕捉装置46と、下糸捕捉装置47と、糸継装置48と、を有している。
巻取装置43は、クレードル43aと、巻取ドラム43bと、を有している。クレードル43aは、パッケージ15を支持する。巻取ドラム43bは、糸14をトラバースさせつつパッケージ15を回転させる。これにより、所定の位置にセットされた給糸ボビン11から糸14が巻き取られてパッケージ15が形成される。テンション付与装置44は、給糸ボビン11からパッケージ15に走行する糸14に所定のテンションを付与する。
糸監視装置45は、糸欠陥(糸14の太さ異常、糸14への異物の混入等)を検出するために、走行する糸14を監視する。糸欠陥が検出された場合には、別途設けられたカッタによって糸14が切断される。上糸捕捉装置46は、糸14が切断された場合に、パッケージ15側の糸14の糸端を捕捉して糸継装置48に案内する。下糸捕捉装置47は、糸14が切断された場合に、給糸ボビン11側の糸14の糸端を捕捉して糸継装置48に案内する。糸継装置48は、上糸捕捉装置46及び下糸捕捉装置47によって案内された糸端同士を繋ぐ。
図1に示されるように、ボビン移送装置5は、RFライタ51を備えている。RFライタ51は、精紡機3から自動ワインダ4に給糸ボビン11が移送される際に、給糸ボビン11がセットされたトレー6のRFタグ63に、その給糸ボビン11に関する情報を書き込む。給糸ボビン11に関する情報には、給糸ボビン11を形成した精紡ユニット32を特定するためのユニット識別情報、及び一斉ドッフィングのタイミングを特定するためのドッフィング情報(タイミング情報)が含まれている。より具体的には、ドッフィング情報とは、一斉ドッフィングを行ったときの時間、又は基準として設定された時点から通算何回目のドッフィングであるか等のドッフィングを行ったタイミングを示す情報である。なお、精紡機3の給糸ボビン11の移送方向の出口にRFライタ51を設けることもできる。また、精紡ユニット32ごとにRFライタ51を設けることもできる。
RFライタ51によってRFタグ63に書き込まれた情報は、自動ワインダ4のワインダユニット42に給糸ボビン11がセットされた際に、各ワインダユニット42に設けられたRFリーダ(読取部)49によって読み込まれ、自動ワインダ4の制御装置41に送信される。これにより、制御装置41は、ワインダユニット42にセットされている給糸ボビン11について、その給糸ボビン11を形成した精紡ユニット32、及び一斉ドッフィングのタイミングを特定することができる。
次に、図5及び図6を用いて、精紡機3が自動ワインダ4に紡績情報(詳しくは後述)を送信し、自動ワインダ4が紡績情報に基づいて自動ワインダ4の動作(すなわち各ワインダユニット42及びボビン準備装置7の動作)を制御する仕組みについて説明する。
図5に示されるように、上記仕組みを実現するための機能的要素として、精紡機3は、制御装置(生成部)31と、送信部31cと、を備えている。また、自動ワインダ4は、制御装置(制御部)41と、各ワインダユニット42と、ボビン移送装置5に設けられたボビン準備装置7と、ボビン準備装置7に設けられたRFリーダ7aと、受信部41cと、を備えている。
制御装置31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する電子制御ユニットである。制御装置31は、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することで、各種の制御を実行する。制御装置31は、複数の電子制御ユニットから構成されていてもよい。制御装置31は、給糸ボビン11の形成の処理状況、及び給糸ボビン11の紡績の完了条件の少なくとも一方に関する情報を含む紡績情報を生成する生成部として機能する。
給糸ボビン11の形成の処理状況に関する情報(以下「処理状況情報」という。)は、例えば、一斉ドッフィングによって複数の精紡ユニット32において給糸ボビン11が一斉に玉揚げされるまでの残り時間を示す情報等である。制御装置31は、例えば各精紡ユニット32の運転状況の監視や各精紡ユニット32の運転に関する設定を参照すること等により、上述したような処理状況情報を得ることができる。
給糸ボビン11の紡績の完了条件に関する情報(以下「完了条件情報」という。)は、例えば、各精紡ユニット32において給糸ボビン11を玉揚げする際に満たすべき条件(玉揚げ条件)に関する情報である。完了条件情報は、例えば、給糸ボビン11における糸の巻き終わりの状態に関する情報である。糸の巻き終わりの状態に関する情報とは、例えば、給糸ボビン11における糸の巻き終わりの状態において、いわゆるバンチ巻処理がされているか否か、半玉ボビンに形成されているか否か等を示す情報である。
本実施形態では一例として、制御装置31は、上述の処理状況情報及び完了条件情報と、給糸ボビン11が形成されたタイミングを特定するためのドッフィング情報を含んだデータを紡績情報として生成し、送信部31cを介して自動ワインダ4に送信する。制御装置31が紡績情報を生成して自動ワインダ4に送信するタイミングは任意であるが、本実施形態では一例として、制御装置31は、予め定められた所定間隔で定期的に紡績情報を生成して自動ワインダ4に送信するものとする。これにより、自動ワインダ4が精紡機3の処理状況を適時に把握することができるようになり、その都度、ワインダユニット42の巻取速度を適切に制御することが可能となる(詳しくは後述)。
送信部31cは、制御装置31によって生成された紡績情報を自動ワインダ4に送信する。送信部31cによる送信は、ケーブル等による有線で行ってもよいし、無線で行ってもよい。送信部31cによる送信を無線で行う場合、伝送媒体としては、電波、赤外線又は光を採用してもよい。なお、図5では、送信部31cを制御装置31とは別個の要素として図示しているが、送信部31cは、制御装置31に含まれて構成されていてもよい。すなわち、送信部31cは、制御装置31に組み込まれた通信機能であってもよい。
受信部41cは、精紡機3から送信された紡績情報を受信する。受信部41cによる受信は、ケーブル等による有線で行ってもよいし、無線で行ってもよい。受信部41cによる受信を無線で行う場合、伝送媒体としては、電波、赤外線又は光を採用してもよい。なお、図5では、受信部41cを制御装置41とは別個の要素として図示しているが、受信部41cは、制御装置41に含まれて構成されていてもよい。すなわち、受信部41cは、制御装置41に組み込まれた通信機能であってもよい。
制御装置41は、CPU、ROM、RAM等を有する電子制御ユニットである。制御装置41は、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することで、各種の制御を実行する。制御装置41は、複数の電子制御ユニットから構成されていてもよい。制御装置41は、受信部41cによって受信された紡績情報に基づいて、自動ワインダ4の動作を制御する。具体的には、制御装置41は、紡績情報に基づいて各ワインダユニット42の動作を決定し、決定された動作を示す制御信号を各ワインダユニット42に適時送信することによって、各ワインダユニット42の動作を制御する。
制御装置41は、紡績情報に含まれる処理状況情報に基づいて、各ワインダユニット42が給糸ボビン11から糸を巻き取る際の巻取速度を決定し、決定された巻取速度で給糸ボビン11から糸を巻き取るように各ワインダユニット42の動作を制御する。
上述の通り、精紡機3から自動ワインダ4に給糸ボビン11が移送される一方で、自動ワインダ4から精紡機3に空のボビン12が移送される。ここで、単位時間あたりに精紡機3から自動ワインダ4に給糸ボビン11が移送されるペース(供給ペース)が、単位時間あたりに自動ワインダ4から精紡機3に空のボビン12が移送されるペース(排出ペース)よりも遅いことは、自動ワインダ4の処理に余裕があることを意味する。すなわち、各ワインダユニット42の巻取速度を遅くすることが可能であることを意味する。一方、供給ペースが排出ペースよりも速いことは、自動ワインダ4の処理に余裕がないことを意味する。すなわち、精紡機3と自動ワインダ4との処理速度のバランスをとるために各ワインダユニット42の巻取速度を速くする必要があることを意味する。
そこで、制御装置41は、紡績情報に含まれる処理状況情報に基づいて給糸ボビン11の供給ペースを算出し、当該供給ペースと各ワインダユニット42での巻取処理のペース(すなわち空のボビン12の排出ペース)とが釣り合うように、各ワインダユニット42の巻取速度を決定する。これにより、供給ペースが排出ペースよりも速い場合には、制御装置41は、各ワインダユニット42の巻取速度を速くすることにより、精紡機3の処理と自動ワインダ4の処理とのバランスをとることができる。また、供給ペースが排出ペースよりも遅い場合には、制御装置41は、各ワインダユニット42の巻取速度を遅くすることにより、各ワインダユニット42における巻取品質(すなわちパッケージ15の品質)を向上させることができる。
また、制御装置41は、紡績情報に含まれる糸の巻き終わりに関する情報に基づいて、ボビン移送装置5に設けられたボビン準備装置7における給糸ボビン11に対するボビンの準備動作を制御する。例えば、制御装置41は、糸の巻き終わりに関する情報から、給糸ボビン11においてバンチ巻処理がされているか否かを特定する。給糸ボビン11においてバンチ巻処理がされていると特定された場合には、制御装置41は、バンチ巻処理がされている場合に不要となる動作(例えば、ボビン準備装置7に設けられた図示しない糸端切断装置による給糸ボビン11の糸端の切断や、ボビン準備装置7に設けられた図示しない糸端吸引装置による給糸ボビン11の糸端の吸引等の動作)を省略するように、ボビン準備装置7の動作を制御する。これにより、ボビン準備装置7において無駄な動作がされることを防ぐことができる。
また、例えば、制御装置41は、糸の巻き終わりに関する情報から、給糸ボビン11が半玉ボビンに形成されているか否かを特定する。給糸ボビン11が半玉ボビンに形成されていると特定された場合には、制御装置41は、例えば、上述した糸端切断装置及び糸端吸引装置のサーチ動作(給糸ボビン11の糸端をサーチするための動作)が半玉ボビンに対応する範囲(例えばボトム部12a側の所定範囲)において行われるように、ボビン準備装置7の動作を制御する。これにより、サーチ動作を無駄な範囲において行うことを防ぐとともに、糸端の発見を素早く行うことが可能となる。以上のように給糸ボビン11における糸の巻き終わりの状態に応じてボビン準備装置7におけるボビンの準備動作を制御することにより、ボビン準備装置7の動作の最適化を図ることができる。
ここで、精紡機3での一斉ドッフィングのタイミングごとに、給糸ボビン11の紡績の完了条件が異なる場合がある。例えば第1のタイミングでの一斉ドッフィングの際には、給糸ボビン11においてバンチ巻処理がされ、第1のタイミングよりも後の第2のタイミングでの一斉ドッフィングの際には、給糸ボビン11においてバンチ巻処理がされないように、紡績の完了条件が設定される場合がある。第2のタイミングでの一斉ドッフィングの際に、給糸ボビン11においてバンチ巻処理がされない原因としては、精紡機3にセットされている粗糸ボビンに巻かれている粗糸が、多くの精紡ユニット32で使い尽くされた場合や、精紡機3のトラブルにより中途半端な状態でドッフィングせざるを得ない場合などが挙げられる。そして、このように紡績の完了条件が異なる第1及び第2のタイミングで形成された給糸ボビン11が混在してボビン準備装置7に移送される場合がある。このような場合、制御装置41は、第1のタイミングで形成された給糸ボビン11に対して準備作業を行う場合、第1のタイミングを示すドッフィング情報を含んだ第1の紡績情報に含まれる完了条件情報(すなわち、第1のタイミングで形成された給糸ボビン11に適用された完了条件情報)に基づいてボビン準備装置7の動作を制御する必要がある。同様に、制御装置41は、第2のタイミングで形成された給糸ボビン11に対して準備作業を行う場合、第2のタイミングを示すドッフィング情報を含んだ第2の紡績情報に含まれる完了条件情報(すなわち、第2のタイミングで形成された給糸ボビン11に適用された完了条件情報)に基づいてボビン準備装置7の動作を制御する必要がある。自動ワインダ4は、このような制御を実現可能に構成されている。以下、この仕組みについて説明する。
まず、制御装置41は、受信部41cを介して精紡機3から定期的に紡績情報を受け取ることにより、第1のタイミングを示すドッフィング情報を含んだ第1の紡績情報と、第2のタイミングを示すドッフィング情報を含んだ第2の紡績情報を蓄積する。ボビン準備装置7に給糸ボビン11が供給された際には、当該ボビン準備装置7に設けられたRFリーダ7aは、給糸ボビン11を移送するトレー6に設けられたRFタグ63に書き込まれた情報を読み取り、制御装置41に送信する。これにより、制御装置41は、ボビン準備装置7に供給された給糸ボビン11が形成されたタイミングを示すドッフィング情報を取得する。
続いて、制御装置41は、蓄積している紡績情報の中から、RFリーダ7aから受信したドッフィング情報(給糸ボビン11が形成されたタイミングを示すドッフィング情報。例えば何回目のドッフィングで玉揚げされた給糸ボビン11であるかを特定する情報。)と一致するドッフィング情報を含んだ紡績情報を抽出し、当該紡績情報に基づいてボビン準備装置7の動作を制御する。具体的には、RFリーダ7aから受信したドッフィング情報が第1のタイミング(例えば1回目のドッフィング)を示す場合には、制御装置41は、第1の紡績情報に含まれる完了条件情報に基づいてボビン準備装置7のボビンの準備動作を制御する。一方、RFリーダ7aから受信したドッフィング情報が第2のタイミング(例えば2回目のドッフィング)を示す場合には、制御装置41は、第2の紡績情報に含まれる完了条件情報に基づいてボビン準備装置7のボビンの準備動作を制御する。これにより、ボビン準備装置7に供給された給糸ボビン11に適用された紡績の完了条件(例えば、バンチ巻処理がされているか否か、半玉ボビンに形成されているか否か等の糸の巻き終わりに関する情報)に基づいて、当該ボビン準備装置7によるボビンの準備動作を適切に制御することができる。
次に、図6を用いて、糸巻取システム1の動作(本実施形態に係る糸巻取方法を含む動作)について説明する。図6に示されるように、まず、精紡機3の制御装置31は、処理状況情報及び完了条件情報の少なくとも一方を含む紡績情報を生成する(ステップS1、生成ステップ)。続いて、精紡機3の送信部31cは、ステップS1において生成された紡績情報を自動ワインダ4に送信する(ステップS2、送信ステップ)。
続いて、自動ワインダ4の受信部41cは、紡績情報を受信する(ステップS3、受信ステップ)。受信部41cにおいて受信された紡績情報は、制御装置41に受け渡される。そして、制御装置41は、紡績情報に含まれる処理状況情報に基づいて、各ワインダユニット42の巻取速度を制御する(ステップS4、制御ステップ)。具体的には、制御装置41は、紡績情報に含まれる処理状況情報に基づいて給糸ボビン11の供給ペースを算出し、当該供給ペースと各ワインダユニット42での巻取処理のペース(すなわち空のボビン12の排出ペース)とが釣り合うように、各ワインダユニット42の巻取速度を決定する。そして、制御装置41は、決定された巻取速度で給糸ボビン11から糸を巻き取るように各ワインダユニット42の動作を制御する。
また、ボビン準備装置7に給糸ボビン11が供給された際には、ボビン準備装置7に設けられたRFリーダ7aは、給糸ボビン11を移送するトレー6に設けられたRFタグ63に書き込まれたドッフィング情報を読み取り、制御装置41に送信する(ステップS5)。続いて、制御装置41は、RFリーダ7aから受信したドッフィング情報と一致するドッフィング情報を含んだ紡績情報に基づいてボビン準備装置7によるボビンの準備動作を制御する(ステップS6、制御ステップ)。具体的には、上述の通り、制御装置41は、例えば紡績情報に含まれる給糸ボビン11の糸の巻き終わりに関する情報に基づいてボビン準備装置7の動作を制御する。
次に本発明の第二の実施形態について説明する。第二の実施形態において、第一の実施形態と共通する構成に関しては、説明を省略する。
本実施形態の自動ワインダ4は、入力部100と報知部101を更に備えている。自動ワインダ4の受信部41cが精紡機3からの紡績情報を受信できない構成において、オペレータは入力部100に紡績情報を入力する事ができる。自動ワインダ4の受信部41cが精紡機3からの紡績情報を受信できない構成とは、たとえば精紡機3が、自動ワインダ4と通信するための送信部31cを備えていない場合や、送信部31cを備えていても故障により通信機能が動作しない場合などが挙げられる。
図7に示すように、オペレータは紡績情報として、ドッフィング本数(精紡機3が1回のドッフィングにより供給することのできる給糸ボビン11の本数)、ドッフィング情報(次のドッフィングの時刻、または1回のドッフィングに必要な時間)を紡績情報として入力部10に入力することができる(ステップS7)。
自動ワインダ4の制御装置41は、入力された情報から、次のドッフィングの時刻までに巻き取るべき給糸ボビンの本数(目標巻取本数)を算出する(ステップS8)。この目標巻取本数は、前記ドッフィング本数から、前回ドッフィングにより供給されたボビンに対して巻取処理が完了した給糸ボビン11の本数を減ずる事により容易に算出することができる。
次に制御装置41は、ワインダユニット42が給糸ボビン11を1本巻き取るのに要している時間(給糸ボビン処理時間)を巻取情報から求める(ステップS9)。給糸ボビン処理時間は、自動ワインダ4から精紡機に返却した巻取処理済みボビンの数を、所定の時間間隔でカウントすることにより求めることができる。また、ワインダユニット42が給糸ボビンを処理するのに要した実際の時間をカウントすることによっても求めることができる。さらに制御装置41は給糸ボビン処理時間と、自動ワインダ4の備えるワインダユニット42の台数を考慮して、目標巻取本数の給糸ボビン11を処理するのに要する時間を演算する(ステップS10)。そして、制御装置41は目標巻取本数が巻き終わる時刻を算出し(ステップS11)、次のドッフィングの時刻と比較する(ステップS12)。
図8に示すように、制御装置41は、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりも遅い場合(ステップS14)は、ワインダユニット42の巻取速度を増速する(ステップS15)。また、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりもかなり早い場合(ステップS17)は、ワインダユニット42の巻取速度を減速する(ステップS18)。さらに、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻とほぼ同時刻の場合(ステップS16)は、ワインダユニット42の巻取速度は変更しない。このようにオペレータが入力した紡績情報に基づいて自動ワインダ4の動作を制御することにより、自動ワインダ4の動作制御の最適化を図ることができる。ここで、「かなり早い」とは、しきい値として設定された所定の時間以上早いことを示す。また、「ほぼ同時刻」とは所定の時間以内で早いことを示す。
ワインダユニット42の巻取速度を変更する際には、急激な速度変更によりパッケージの巻取状態が大きく変化してしまうことを防止するための制限(変動制限)を設けることが好ましい。例えば巻取速度の変更を±10%以内に制限することによりパッケージの巻取状態の変化を抑制することができるため、パッケージ品質が損なわれることがない。
また、上記変動制限は、入力部100により自由に変更することができる。
制御装置41は、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりも遅い場合、もしくは目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりもかなり早い場合に自動で速度変更せず、オペレータに速度変更を報知部101により報知するよう構成することができる。報知部101の具体例としては、パトランプなどが挙げられる。また、入力部100が液晶表示画面を有する場合、この液晶表示画面に文字として速度変更の必要性を報知するよう構成することもできる。このように構成する事によりオペレータは自分の意図する巻取速度を自由に設定することができる。例えば、自動ワインダの一部のワインダユニット42をメンテナンスしたい場合に、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりもかなり早いことが報知された場合に、オペレータは自動ワインダ4の巻取速度を遅く設定することができる。また、オペレータは巻取速度を遅くせず、代わりにメンテナンスしたい一部のワインダユニット42を停止させる事ができる。これにより、自動ワインダ4の巻取効率は低下するが、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりもかなり早い場合に自動ワインダ4が停止状態となってしまう時間と相殺することができる。このように構成することにより、オペレータの選択肢が増え、フレキシブルな対応が可能となる。
本発明の第二の実施形態においては、前記制御装置41は、前記目標巻取本数を処理するのに要する時間から前記目標巻取本数が巻き終わる時刻を算出する。次に、前記目標巻取本数が巻き終わる時刻が次のドッフィングの時刻よりも遅い場合は、前記ワインダユニット42の巻取速度を増速し、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりも所定の時間以上早い場合は、前記ワインダユニット42の巻取速度を減速し、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻と同時刻もしくは、所定の時間以内で早い場合は、前記ワインダユニット42の巻取速度を変更しないことを特徴としている。
次に本発明の第三の実施形態について説明する。第三の実施形態において、第一の実施形態および第二の実施形態と共通する構成に関しては、説明を省略する。
第三の実施形態において、自動ワインダ4の受信部41cは、精紡機3の送信部31cからドッフィングが実行された事実のみ受信する構成となっている。前述したような処理状況情報、完了条件情報、もしくは次のドッフィングまでの時間に関するドッフィング情報を送信する機能を有さない一般的な精紡機3であっても、ドッフィングが実行された事実(ドッフィング実行信号)のみ送信することができる。本実施形態においては、自動ワインダ4の制御装置41は、過去に受信部41cが受信したドッフィング実行信号から、ドッフィング情報(次のドッフィングの時刻、または1回のドッフィングに必要な時間)を算出する。ドッフィング本数(精紡機3が1回のドッフィングにより供給することのできる給糸ボビン11の本数)は、オペレータによって入力部100から入力される。つまり、本実施形態の場合、受信部41cも入力部として機能する。制御装置41は、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、算出した次のドッフィングの時刻よりも遅い場合は、ワインダユニット42の巻取速度を増速する。また、目標巻取本数が巻き終わる時刻が、算出した次のドッフィングの時刻よりもかなり早い場合は、ワインダユニット42の巻取速度を減速する。オペレータが入力した紡績情報に基づいて自動ワインダ4の動作を制御することにより、自動ワインダ4の動作制御の最適化を図ることができる。
以上、本発明の3つの実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、精紡機3から自動ワインダ4への紡績情報の送信は、必ずしも精紡機3と自動ワインダ4との間で直接行われなくともよく、例えば所定の中継装置を介して行われてもよい。また、上記実施形態では、処理状況情報に基づいて各ワインダユニット42の動作(巻取速度)を制御する例について説明したが、制御装置41は、処理状況情報に基づいてボビン準備装置7の動作を制御してもよい。同様に、上記実施形態では、完了条件情報に基づいてボビン準備装置7の準備動作を制御する例について説明したが、制御装置41は、完了条件情報に基づいて各ワインダユニット42の動作を制御してもよい。
1…糸巻取システム、3…精紡機、4…自動ワインダ、5…ボビン移送装置(ボビン移送部)、7…ボビン準備装置(ボビン準備部)、7a…RFリーダ(読取部)、31…制御装置(生成部)、31c…送信部、41…制御装置(制御部)、41c…受信部、63…RFタグ(記録部)。

Claims (11)

  1. 精紡機により形成された前記給糸ボビンから糸を巻き取ってパッケージを形成する複数のワインダユニットを備えた自動ワインダであって、
    前記自動ワインダは、
    前記給糸ボビンの形成の処理状況、及びドッフィング実行信号の少なくとも一方に関する情報を含む紡績情報を入力する入力部と、
    前記入力部によって入力された前記紡績情報に基づいて、前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定する制御部と、
    を備えることを特徴とする。
  2. 前記制御部は、前記給糸ボビンの形成の処理状況に関する情報に基づいて、前記決定された前記巻取速度で前記給糸ボビンから糸を巻き取るように前記ワインダユニットの動作を制御する、請求項1記載の自動ワインダ。
  3. 前記制御部は、前記給糸ボビンの形成の処理状況に関する情報に基づいて、精紡機の次のドッフィング時刻を求め、次のドッフィングの時刻までに巻き取るべき給糸ボビンの本数である目標巻取本数を算出し、前記ワインダユニットが給糸ボビンを1本巻き取るのに要している時間である給糸ボビン処理時間を求め、さらに前記目標巻取本数を処理するのに要する時間を算出することにより前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の自動ワインダ。
  4. 前記制御部は、前記目標巻取本数を処理するのに要する時間から前記目標巻取本数が巻き終わる時刻を算出し、
    前記目標巻取本数が巻き終わる時刻が次のドッフィングの時刻よりも遅い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を増速し、
    目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりも所定の時間以上早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を減速し、
    目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻と同時刻もしくは、所定の時間以内で早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を変更しないことを特徴とする請求項3に記載の自動ワインダ。
  5. 前記制御部は、前記入力部によって入力された前記紡績情報としてのドッフィング実行信号に基づいてドッフィング情報を算出し、算出したドッフィング情報を基に、前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定することを特徴とする請求項1に記載の自動ワインダ。
  6. 前記制御部は、算出したドッフィング情報に基づいて、精紡機の次のドッフィング時刻を求め、次のドッフィングの時刻までに巻き取るべき給糸ボビンの本数である目標巻取本数を算出し、前記ワインダユニットが給糸ボビンを1本巻き取るのに要している時間である給糸ボビン処理時間を求め、さらに前記目標巻取本数を処理するのに要する時間を算出することにより前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定することを特徴とする請求項5に記載の自動ワインダ。
  7. 前記制御部は、前記目標巻取本数を処理するのに要する時間から前記目標巻取本数が巻き終わる時刻を算出し、
    前記目標巻取本数が巻き終わる時刻が次のドッフィングの時刻よりも遅い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を増速し、
    目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりも所定の時間以上早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を減速し、
    目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻と同時刻もしくは、所定の時間以内で早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を変更しないことを特徴とする請求項6に記載の自動ワインダ。
  8. 前記制御部は、前記巻取速度の変更範囲を制限する変動制限の範囲内でワインダユニットの巻取速度を変更することを特徴とする請求項4または請求項7のいずれかに記載の自動ワインダ。
  9. 前記変動制限は、前記入力部により変更可能であることを特徴とする請求項8に記載の自動ワインダ。
  10. 給糸ボビンの形成の処理状況に関する情報に基づいて、精紡機の次のドッフィング時刻を求める第1工程と、
    次のドッフィングの時刻までに巻き取るべき給糸ボビンの本数である目標巻取本数を算出すること第2工程と、
    前記ワインダユニットが給糸ボビンを1本巻き取るのに要している時間である給糸ボビン処理時間を求める第3工程と、
    前記目標巻取本数を処理するのに要する時間を算出することにより前記ワインダユニットが前記給糸ボビンから糸を巻き取る際の巻取速度を決定する第4工程と、
    からなる自動ワインダの巻取速度制御方法。
  11. 前記第4工程において、前記目標巻取本数を処理するのに要する時間から前記目標巻取本数が巻き終わる時刻を算出し、
    前記目標巻取本数が巻き終わる時刻が次のドッフィングの時刻よりも遅い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を増速し、
    目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻よりも所定の時間以上早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を減速し、
    目標巻取本数が巻き終わる時刻が、次のドッフィングの時刻と同時刻もしくは、所定の時間以内で早い場合は、前記ワインダユニットの巻取速度を変更しないことを特徴とする請求項10に記載の自動ワインダの巻取速度制御方法。
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