JP2018088003A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】カムピンの設計の自由度が制限されることなく、複数の可動枠をカム筒に効率よく組み込むことができるレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】レンズ鏡筒30は、カム溝52及びカム溝53が光軸方向に並んで形成されたカム筒50と、カムピン42aがカム溝52に係合することにより、カム筒50内で光軸方向に移動する第2レンズ枠体42と、カムピン43aがカム溝53に係合することにより、カム筒50内で光軸方向に移動する第3レンズ枠体43とを備え、カム筒50は、各カム溝に連続するとともにカム筒50の一端に連続するように形成され、各カムピンを挿入可能な挿入溝56を有し、カム溝52及びカム溝53の係合完了位置の光軸方向における距離P1は、第2レンズ枠体42と第3レンズ枠体43とが当接した状態におけるカムピン42aとカムピン43aとの光軸方向における距離pに略等しい。【選択図】図6

Description

本発明は、レンズ鏡筒に関するものである。
従来、レンズ鏡筒は、複数のレンズ群を効率よく組み立てるために、様々な技術が提案、実現されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のレンズ鏡筒は、レンズ枠ごとにカムピンの外径を変更し、各レンズ枠のカムピンの形状に応じてカム筒に形成される各カム溝の幅を変更することにより、効率よく複数のレンズ枠をカム筒に挿入して組み立てられている。
しかし、このようなレンズ鏡筒は、被写体側に位置するレンズ枠のカムピンの外径が撮像側に位置するレンズ枠のカムピンに比して小さい。そのため、被写体側に位置するレンズ枠に大型のレンズが搭載される傾向にある昨今のレンズ鏡筒においては、そのレンズの重量から被写体側のレンズ枠のカムピンの耐衝撃性が不足してしまう場合があった。この耐衝撃性を向上するために、カムピンの形状を大きくすることも考えられるが、その場合、他のレンズ枠のカムピンの形状も大きくする必要があり、カムピンの設計の自由度が制限されてしまう場合があった。
特開2012−008335号公報
本発明の課題は、カムピンの設計の自由度が制限されることなく、複数の可動枠をカム筒に効率よく組み込むことができるレンズ鏡筒を提供することである。
前記課題を解決するために、第1の発明は、第1カム溝及び第2カム溝の少なくとも一部が光軸方向に並んで形成されたカム筒と、前記第1カム溝に係合する第1カムピンが設けられ、前記第1カムピンが前記第1カム溝内を移動することにより、前記カム筒内で光軸方向に移動する第1移動体と、前記第2カム溝に係合する第2カムピンが設けられ、前記第2カムピンが前記第2カム溝内を移動することにより、前記カム筒内で光軸方向に移動する第2移動体とを備え、前記カム筒は、前記第1カム溝及び前記第2カム溝に連続するとともに前記カム筒の一端に連続するように形成され、前記第1カムピン及び前記第2カムピンを挿入可能な挿入溝を有し、前記第1カム溝及び前記挿入溝が接続される第1位置と、前記第2カム溝及び前記挿入溝が接続される第2位置との光軸方向における距離は、前記第1カムピン及び前記第2カムピンが前記挿入溝内に挿入されて前記第1移動体と前記第2移動体とが当接した状態における前記第1カムピンと前記第2カムピンとの光軸方向における距離に略等しいことを特徴とするレンズ鏡筒である。
本発明によれば、カムピンの設計の自由度が制限されることなく、複数の可動枠をカム筒に効率よく組み込むことができる。
第1実施形態のカメラの全体構成を示す断面図である。 第1実施形態のレンズ鏡筒のWIDE端撮影状態及びTELE端撮影状態を示す断面図である。 第1実施形態のレンズ鏡筒の固定筒周りの構成を説明する斜視図である。 第1実施形態の第2レンズ枠、第3レンズ枠、第5レンズ枠の構成を説明する図である。 第1実施形態の第2レンズ枠、第3レンズ枠、第5レンズ枠が当接した状態を示す斜視図である。 第1実施形態のレンズ鏡筒のカム筒の詳細を説明する図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明に係るレンズ鏡筒及びこれを備えた撮像装置の第1実施形態について説明する。本実施形態では、本発明に係るレンズ鏡筒を備えた撮像装置として、レンズ鏡筒が装着されたデジタルカメラを例に挙げて説明する。
なお、以下に示す図1には、説明と理解とを容易にするために、適宜にXYZの直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラ位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向を+X方向とする。また、正位置において上側に向かう方向を+Y方向とする。更に、正位置において被写体に向かう方向を+Z方向とする。
図1は、本実施形態のカメラの全体構成を示す断面図である。図1に示すカメラ1は、沈胴状態のレンズ鏡筒がカメラ本体2に装着された状態である。
図2は、本実施形態のレンズ鏡筒のWIDE端撮影状態及びTELE端撮影状態を示す断面図である。図2において、紙面上半分はWIDE端撮影状態のレンズ鏡筒を示し、紙面下半分はTELE端撮影状態のレンズ鏡筒を示す。
図3は、本実施形態のレンズ鏡筒の固定筒周りの構成を説明する斜視図である。
図4は、本実施形態の第2レンズ枠、第3レンズ枠、第5レンズ枠の構成を説明する図である。図4(a)は、各レンズ枠の斜視図である、図4(b)は、図4(a)のb部詳細図であり、図4(c)は、図4(a)のc部詳細図である。
図5は、本実施形態の第2レンズ枠、第3レンズ枠、第5レンズ枠が当接した状態を示す斜視図である。
図6は、本実施形態のレンズ鏡筒のカム筒の詳細を説明する図である。図6(a)は、内周面に設けられたカム溝を示すカム筒の展開図である。図6(b)は、図6(a)のb部詳細図である。
本実施形態のカメラ1は、図1に示すように、レンズ交換式のデジタル一眼レフカメラである。カメラ1は、カメラ本体2と、レンズ鏡筒30とを備える。レンズ鏡筒30は、着脱可能にカメラ本体2に装着されている。
カメラ本体2は、マウント部4、メインミラー8、サブミラー9、測距ユニット10、シャッタユニット11、光学フィルタ12、撮像素子13、液晶モニタ14、ペンタプリズム15、接眼光学系16等を備える。
マウント部4は、カメラ本体2に設けられたカメラ側のマウントであり、レンズ鏡筒30に設けられたレンズ側のマウント部32に着脱可能に接続される。マウント部4及びマウント部32には、それぞれ、カメラ本体2とレンズ鏡筒30との間でデータを送受信するための電極(不図示)や、カメラ本体2からレンズ鏡筒30へ電力を送信するための電極(不図示)等を備える。
メインミラー8は、撮像前においては光軸OA上に位置する(ポジションA)。この場合、レンズ鏡筒30からカメラ本体2に入射した被写体光は、メインミラー8により上方へ導かれ、拡散スクリーン(不図示)に被写体像として結像する。メインミラー8は、その一部にハーフミラーが形成されている。このため、被写体光の一部は、メインミラー8においてサブミラー9で下方に反射され、測距ユニット10にも結像する。また、拡散スクリーンに結像した被写体光は、ペンタプリズム15へ入射する。
ペンタプリズム15は、入射した被写体光を接眼光学系16へ導く。撮影者は、接眼光学系16を目視することにより、撮影前の被写体像を観察することができる。
また、ペンタプリズム15は、入射した被写体光の一部を測光ユニット(不図示)へ導く。測光ユニットは、被写体光の輝度情報を検出する。測光制御演算部(不図示)は、測光ユニットで検出された輝度情報に基づいて被写体輝度を算出する。また、測光制御演算部は、設定された撮像感度、レンズ情報、及び算出した被写体輝度等を用いて演算を行い、露出値(絞り値、シャッタースピード)を決定する。
一方、メインミラー8は、撮像時には上方へ回動して、図1に破線で示すように、光軸OAの外へ退避する(ポジションB)。レンズ鏡筒30からカメラ本体2に入射した被写体光は、シャッタユニット11、光学フィルタ12を介して撮影用の撮像素子13へ導かれる。
光学フィルタ12は、撮像素子13の撮像面において、不要な空間周波数成分を除去する部材である。
撮像素子13は、取り込んだ被写体光を信号電荷として蓄積し、画像情報に変換する。この画像情報は、画像制御部(不図示)により画像補正や補間処理等の画像処理が施された後、メモリ(不図示)に記憶される。
液晶モニタ14は、撮影された静止画像や動画像を表示する。また、液晶モニタ14は、撮影条件やカメラ操作に関する情報、並びに各種のメッセージ等を表示する。
レンズ鏡筒30は、焦点距離を連続的に変化させることのできるいわゆるズームレンズであって、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5及び第6レンズ群L6の6つのレンズ群から成る撮影光学系を備えている。被写体からの光は、この第1レンズ群L1〜第6レンズ群L6を経て、カメラ本体2側へ被写体光として入射する。第1レンズ群L1〜第5レンズ群L5は、カメラ1にレンズ鏡筒30が装着された状態でカメラ本体2に対して固定される固定筒31に、それぞれ独立して移動可能に保持されている。そして、第1レンズ群L1〜第5レンズ群L5の移動によってレンズ鏡筒30の焦点距離が変化する。
レンズ鏡筒30は、円筒状の固定筒31の外周側に操作環40を備え、固定筒31の内周側に第1レンズ枠体41、カム筒50等を備える。また、レンズ鏡筒30は、カム筒50の内周側に第2レンズ枠体42、第3レンズ枠体43、第4レンズ枠体44、第5レンズ枠体45、直進筒34等が配置されている。
固定筒31は、レンズ鏡筒30の基礎となる円筒状の部材である。固定筒31は、図1及び図3に示すように、その後端側(−Z側)に、レンズ鏡筒30をカメラ本体2に接続するマウント部32及び第6レンズ群L6を保持した第6レンズ枠体46が設けられている。また、固定筒31は、マウント部32の内側にレンズ鏡筒30を統括制御する制御基板33等が配置されている。
直進筒34は、カム筒50内に配置される筒状の部材であり、その筒内に第2レンズ枠体42の直進キー42c(後述する)及び第3レンズ枠体43の直進キー43c(後述する)にそれぞれ係合するキー溝が形成されている。
操作環40は、固定筒31の外周側面上に配置される円筒状の部材であり、固定筒31の外周に対して回転可能であって、前後方向(Z方向)に移動不可能に設けられている。この操作環40を回転させることにより、各レンズ群は固定筒31に対して光軸方向(Z方向)に移動することができ、レンズ鏡筒30は、図2に示すように、撮影状態から沈胴状態へと変化する。
第1レンズ枠体41は、図1に示すように、第1レンズ群L1を保持する略円筒状の枠体である。第1レンズ枠体41は、その内周面に、カム筒50の外周側に形成されたカム溝51(後述する)に係合するカムピンが設けられており、カム筒50の回転に伴い光軸方向(Z方向)に移動する。
第2レンズ枠体42は、第2レンズ群L2を保持する略円筒状の枠体であり、第1レンズ群L1の後側(−Z側)に配置される。第2レンズ枠体42は、図4(a)に示すように、その外周縁に、カム筒50の内周面に形成されたカム溝52(後述する)に係合するカムピン42aが設けられており、カム筒50の回転に伴い光軸方向(Z方向)に移動する。本実施形態では、カムピン42aは、第2レンズ枠体42の後端の外周縁に等間隔に3つ設けられている。また、カムピン42aは、第2レンズ枠体42とは別体で構成されており、カム溝52との係合具合や、第2レンズ群L2の仕様等に応じて適宜変更することができる。
また、第2レンズ枠体42は、図4(b)に示すように、カムピン42aの近傍であって第2レンズ枠体42の後端面に、第3レンズ枠体43に最も接近した状態で当接する平面から構成される当接部42bが形成されている。第2レンズ枠体42は、第3レンズ枠体43と当接部42bで当接することによって、他の部位が第3レンズ枠体43と接触し、破損等してしまうのを防ぐことができる。
更に、第2レンズ枠体42は、図4(a)に示すように、直進キー42cが設けられている。第2レンズ枠体42は、この直進キー42cが直進筒34に設けられた不図示のキー溝に係合することにより、直進筒20に対して光軸方向(Z方向)に直進することができる。
第3レンズ枠体43は、図1及び図4(a)に示すように、第3レンズ群L3を保持する略円筒状の枠体であり、第2レンズ群L2の後側に配置される。第3レンズ枠体43は、その外周縁に、カム筒50の内周面に形成されたカム溝53(後述する)に係合するカムピン43aが設けられており、カム筒50の回転に伴い光軸方向(Z方向)に移動する。本実施形態では、カムピン43aは、第3レンズ枠体43の先端側(+Z側)の外周縁に等間隔に3つ設けられている。また、カムピン43aは、第3レンズ枠体43とは別体で構成されており、カム溝53との係合具合や、第3レンズ群L3の仕様等に応じて適宜変更することができる。
また、第3レンズ枠体43は、図4(c)に示すように、カムピン43aの近傍に、第5レンズ枠体45に最も接近した状態で当接する平面から構成される当接部43bが形成されている。第3レンズ枠体43は、第5レンズ枠体45と当接部43bで当接することによって、他の部位が第5レンズ枠体45と接触し、破損等してしまうのを防ぐことができる。
更に、第3レンズ枠体43は、図4(a)に示すように、直進キー43c、キー溝43dが設けられている。第3レンズ枠体43は、この直進キー43cが直進筒34に設けられた不図示のキー溝に係合することにより、直進筒34に対して光軸方向(Z方向)に直進することができる。
ここで、第2レンズ枠体42の直進キー42cと、第3レンズ枠体43の直進キー43cとが、それぞれ直進筒34のキー溝に係合することによって、第2レンズ枠体42のカムピン42a及び第3レンズ枠体43のカムピン43aは、図5に示すように、同一直線上に位置することとなる。
第4レンズ枠体44は、図1に示すように、第4レンズ群L4を保持する枠体であり、第3レンズ群L3の後側に配置されて第3レンズ枠体43に取り付けられる。第4レンズ枠体44は、ガイドバー(不図示)によって支持されており、ステッピングモータ48を駆動源として、歯車49を介して光軸方向(Z方向)に移動する。
第5レンズ枠体45は、図1及び図4(a)に示すように、第5レンズ群L5を保持する略円筒状の枠体であり、第4レンズ群L4の後側に配置される。第5レンズ枠体45は、その外周縁に、カム筒50の内周面に形成されたカム溝55(後述する)に係合するカムピン45aが設けられており、カム筒50の回転に伴い光軸方向(Z方向)に移動する。本実施形態では、カムピン45aは、第5レンズ枠体45の先端側の外周縁に等間隔に3つ設けられている。また、カムピン45aは、第5レンズ枠体45とは別体で構成されており、カム溝55との係合具合や、第5レンズ群L5の仕様等に応じて適宜変更することができる。
また、第5レンズ枠体45は、第3レンズ枠体43のキー溝43dに係合する直進キー(不図示)がその枠体内に形成されている。この直進キーが、第3レンズ枠体43のキー溝43dに係合することによって、第5レンズ枠体45は、第3レンズ枠体43に対して光軸方向(Z方向)に直進することができる。
ここで、第5レンズ枠体45の直進キーが、第3レンズ枠体43のキー溝43dに係合することによって、第3レンズ枠体43のカムピン43a及び第5レンズ枠体45のカムピン45aは、図5に示すように、同一直線上に位置することとなる。
第6レンズ枠体46は、図1に示すように、第6レンズ群L6を保持する枠体であり、固定筒31の後端部に配置される。
電磁絞り部47は、第2レンズ枠体42と第3レンズ枠体43との間に配置された電磁式の絞り機構である。
カム筒50は、複数のカム溝が形成された円筒状の部材である。カム筒50は、図3に示すように、その外周面にカム溝51が形成されている。
また、カム筒50は、図6(a)に示すように、その内周面にカム溝52、カム溝53、カム溝55が光軸方向に並んで形成されている。また、カム筒50には、各カム溝にカムピンを挿入する挿入溝56が形成されている。
カム溝51は、第1レンズ枠体41のカムピンが係合する溝であり、カム筒50の円周方向に延在する。
カム溝52は、第2レンズ枠体42のカムピン42aが係合する溝であり、カム筒50の円周方向に延在する。カム溝52は、カム筒50の最も被写体側に形成される。
カム溝53は、第3レンズ枠体43のカムピン43aが係合する溝であり、カム筒50の円周方向に延在する。カム溝53は、カム溝52及びカム溝55間に形成される。
カム溝55は、第5レンズ枠体45のカムピン45aが係合する溝であり、カム筒50の円周方向に延在する。カム溝55は、カム筒50の最も後端側(撮像素子側)に形成される。
挿入溝56は、各レンズ枠体のカムピン42a、43a、45aを、それぞれカム溝52、53、55に導くための溝である。挿入溝56は、光軸方向と平行に、カム筒50の後端側の縁から被写体側に向かってカム溝52まで形成されており、各カム溝とつながっている。
本実施形態では、上述の各レンズ枠体に設けられたカムピン42a、43a、45aの数(3つ)に対応して、各カム溝及び挿入溝56は、カム筒50の円周方向に3組並んで形成されている。
カム筒50の円周方向に延在するカム溝52、53、55は、挿入溝56側から順に、組立領域、撮影領域、沈胴領域が構成されている。
この組立領域は、挿入溝56から挿入された各カムピンが各カム溝に係合する位置となる係合完了位置(図6(b)参照)を含んだ領域である。組立領域は、カム筒50内に各レンズ枠体を組み込む工程において使用されるため、製造後のレンズ鏡筒の通常の使用時においては、各カムピンがこの領域を通過することはない。
撮影領域は、カム筒50に係合された各レンズ群が撮影可能となる領域であり、組立領域との境がTele位置であり、沈胴領域との境がWide位置となる。
沈胴領域は、カメラ1の電源OFF時等において、各レンズ枠体が固定筒31内に沈胴して収納状態に移行する領域であり、各カム溝の挿入溝56側とは反対側の終端部が沈胴位置となる。
ここで、カム溝52及びカム溝53は、組立領域の各カム溝の係合完了位置(第1位置、第2位置)における距離P1が、第2レンズ枠体42を当接部42bで第3レンズ枠体43と当接させた場合におけるカムピン42a及びカムピン43aの距離p(図5参照)と略等しく形成されている。
また、カム溝53及びカム溝55は、組立領域の各カム溝の係合完了位置における距離Q1が、第3レンズ枠体43を当接部43bで第5レンズ枠体45と当接させた場合におけるカムピン43a及びカムピン45aの距離q(図5参照)と略等しく形成されている。
ここで、距離P1が距離pに略等しいとは、距離P1及び距離pが完全に一致する場合(P1=p)だけでなく、製造時に第2レンズ枠体42と第3レンズ枠体43とをカム筒50内に挿入し、第2レンズ枠体42と第3レンズ枠体43とが当接した状態から、カム筒50を回転させると、第2レンズ枠体42の自重によりカムピン42aがカム溝52内を移動し、第3レンズ枠体43の自重によりカムピン43aがカム溝53内を移動するように、距離P1が距離pよりも若干(例えば、0.2mm)大きくなる場合(P1>p)も含むものをいう。また同様に、距離Q1が距離qに略等しいとは、距離Q1及び距離qが完全に一致する場合(Q1=q)だけでなく、第3レンズ枠体43と第5レンズ枠体45とが当接した状態から、カム筒50を回転させると、第3レンズ枠体43の自重によりカムピン43aがカム溝53内を移動し、第5レンズ枠体45の自重によりカムピン45aがカム溝55内を移動するように、距離Q1が距離qよりも若干(例えば、0.2mm)大きくなる場合(Q1>q)も含むものをいう。
本実施形態では、距離P1及び距離Q1は、それぞれ距離p、距離qよりも若干大きく形成されている。
また、図6(b)に示すように、カム溝52及びカム溝53の光軸方向における距離は、組立領域の各カム溝の係合完了位置(第1位置、第2位置)における距離P1が、他の領域(撮影領域、沈胴領域)における距離に比して最も狭く形成されている。同様に、カム溝53及びカム溝55の光軸方向における距離も、組立領域の係合完了位置における距離Q1が、他の領域における距離に比して最も狭く形成されている。
このように、組立領域の係合完了位置における距離P1、距離Q1を、他の領域における距離よりも狭くすることによって、カムピンをカム溝に係合させた係合完了位置以外のカム溝の領域(撮影領域、沈胴領域)において、各レンズ枠体が互いに干渉してしまうのを回避することができる。
カム溝52は、挿入溝56との接続箇所に面取り処理が施され斜面52aが形成されている。同様に、カム溝53及びカム溝55も、挿入溝56との接続箇所にそれぞれ面取り処理が施され、斜面53a、55aが形成されている。このように各カム溝の接続箇所に斜面が形成されることよって、挿入溝56に挿入されたカムピンがカム溝に係合するのを容易にすることができる。
なお、係合完了位置は、カム溝に係合したカムピンが、面取りの斜面を滑り落ちない程度にその斜面から離れた位置となる。また、各カム溝の接続箇所に施される面取り処理は、挿入溝56からカム溝へのカムピンの移動をより容易にするために、カム筒50や各レンズ枠体の設計時の寸法公差や、上述の距離P1及び距離pの寸法差、距離Q1及び距離qの寸法差等に応じて斜面の寸法を決定することが望ましい。
上述のように、第2レンズ枠体42は、その自重によりカムピン42aが挿入溝56からカム溝52の組立領域に移動し、第3レンズ枠体43は、その自重によりカムピン43aが挿入溝56からカム溝53の組立領域に移動する。よって、距離P1は、距離pと等しいことが好ましいが、距離P1を距離pよりも若干大きくすると、寸法公差の問題も解消することができ好ましい。同様に、距離Q1も距離qより若干大きくするのが好ましい。
また、複数のカム溝(例えばカム溝52とカム溝53)において、光軸方向後側(撮像素子側)のカム溝53と挿入溝56との接続箇所を、面取り処理するのが好ましい。組立時に、第2レンズ枠体42と第3レンズ枠体43とが当接した状態でカム筒内に組み込むので、光軸方向後側のカム溝53と挿入溝56との接続箇所の方が光軸方向前側のカム溝52と挿入溝56との接続箇所より製造誤差の累積が大きいためである。
次に、第2レンズ枠体42、第3レンズ枠体43、第5レンズ枠体45をカム筒50内に組み込む作業について説明する。
まず、作業者は、図5に示すように、第2レンズ枠体42、第3レンズ枠体43、第5レンズ枠体45を各当接部42b、43bに当接させて、それぞれが最も接近した状態にして(以下、レンズ枠体群という)、カム筒50内に組み込む。このとき、作業者は、同一直線上に並んだカムピン42a、43a、45aをカム筒50の挿入溝56に挿入することによって、レンズ枠体群をカム筒50内に組み込む。
カム筒50内にレンズ枠体群が適切に組み込まれると、カムピン42aは、挿入溝56の被写体側の終端部であって、カム溝52との接続箇所に位置した状態となる。また、カムピン43a、45aは、それぞれ挿入溝56内のカム溝53、55の接続箇所に位置した状態となる。
次に、作業者が組み込んだレンズ枠体群に対してカム筒50を回転させると、図6(b)に示すように、各カムピンは、挿入溝56から各カム溝に入り込んで係合し、係合完了位置へと移動する。
このとき、各カム溝には、挿入溝56との接続箇所に斜面が形成されているので、各カムピンは、その面取りの斜面を経て、挿入溝56から各カム溝へと円滑に移動する。
また、上述したように、挿入溝56に組み込まれたレンズ枠体群は、互いに当接部で当接しているため、各カムピン間の距離p及び距離qが、各カム溝間の距離P1及び距離Q1よりも小さい(P1>p、Q1>q)。そのため、各カムピンを挿入溝56から各カム溝に移動させる場合、各カムピンは、各カム溝の接続箇所の斜面上を移動するとともに、互いに当接していた各レンズ枠体が、カムピン間の距離とカム溝間の距離との差分だけそれぞれ離間した状態となって係合完了位置へと移動する。これにより、カム筒50や各レンズ枠体の寸法公差等に関係なく、カムピンやカム溝を破損等させることなく円滑にカムピンをカム溝に係合させることができる。
以上により、第2レンズ枠体、第3レンズ枠体、第5レンズ枠体のカム筒50内への組み込み作業が完了となる。
以上説明したように、本実施形態のレンズ鏡筒30には以下のような効果がある。
(1)カム溝52及び挿入溝56が接続される係合完了位置と、カム溝53及び挿入溝56が接続される係合完了位置との光軸方向における距離P1が、第2レンズ枠体42と第3レンズ枠体43とが当接した状態におけるカムピン42aとカムピン43aとの光軸方向における距離pに略等しい。同様に、カム溝53とカム溝55の係合完了位置の光軸方向における距離Q1が、第2レンズ枠体42と第3レンズ枠体43とが当接した状態におけるカムピン42aとカムピン43aとの光軸方向における距離pに略等しい。
これにより、レンズ鏡筒30は、複数のレンズ枠体(52、53、55)をカム筒50内に効率よく組み込むことができる。また、各レンズ枠体に設けられるカムピンの形状には制限が生じないので、各レンズ枠体に保持されるレンズ群の仕様等に応じてカムピンの形状を変更することができ、カムピンの設計の自由度を向上させることができる。
(2)カム溝52及びカム溝53の係合完了位置の光軸方向における距離P1は、カム溝52とカム溝53との光軸方向における距離が最も小さくなり、また、カム溝53及びカム溝55の係合完了位置の光軸方向における距離Q1は、カム溝53とカム溝55との光軸方向における距離が最も小さくなる。これにより、レンズ鏡筒30は、係合完了位置以外のカム溝の領域(撮影領域、沈胴領域)において、各レンズ枠体が互いに干渉してしまうのを回避することができる。
(3)カム筒50の各カム溝52、53、55は、挿入溝56との接続箇所が面取り処理されているので、挿入溝56に挿入されたカムピンが、各カム溝に係合するのを容易にすることができる。
(4)第2レンズ枠体42は、カムピン42aの近傍に第3レンズ枠体43と当接する当接部42bを備え、また、第3レンズ枠体43は、カムピン43aの近傍に第5レンズ枠体45と当接する当接部43bを備えている。これにより、レンズ鏡筒30は、第2レンズ枠体42が、当接部42b以外の部位で第3レンズ枠体43と接触し、破損等してしまうのを防ぐことができる。また、第3レンズ枠体43が、当接部43b以外の部位で第5レンズ枠体45と接触し、破損等してしまうのを防ぐことができる。
(5)カム溝52及びカム溝53の係合完了位置の光軸方向における距離P1は、第2レンズ枠体42と第3レンズ枠体43とが当接した状態におけるカムピン42aとカムピン43aとの光軸方向における距離pよりも大きく形成されている(P1>p)。また、カム溝53及びカム溝55の係合完了位置の光軸方向における距離Q1は、第3レンズ枠体43と第5レンズ枠体45とが当接した状態におけるカムピン43aとカムピン45aとの光軸方向における距離qよりも大きく形成されている(Q1>q)。これにより、距離P1及び距離Q1がそれぞれ距離p及び距離qに等しい場合に比して、カムピンがカム溝に係合することができなくなったり、係合できたとしてもカムピンやカム溝に必要以上の負荷が加わってしまいこれらを破損させたりしてしまうのを回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)実施形態において、レンズ鏡筒30は、第2レンズ枠体42、第3レンズ枠体43、第5レンズ枠体45の各カムピン42a、43a、45aと、カム筒50のカム溝52、53、55とが、それぞれ3つずつ設けられる例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、各カムピン及びカム溝は、3以外の数ずつで設けるようにしてもよい。
(2)実施形態において、各カムピン42a、43a、45aは、それぞれ各レンズ枠体42、43、45に対して別体で構成される例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、各カムピンは、各レンズ枠体に対して一体で形成されるようにしてもよい。こうすることによって、レンズ鏡筒を構成する部品点数を減らすことができるとともに、レンズ鏡筒の製造効率も向上させることができる。
(3)実施形態において、カム筒50の各カム溝の接続箇所に施される面取りは、斜面が形成される例を示したが、これに限定されるものでなく、曲面が形成されるようにしてもよい。
(4)実施形態において、挿入溝56は、光軸方向に平行な方向に形成される例を示したが、これに限定されるものでなく、光軸方向に対して傾斜したり、曲線で光軸方向に延在させたりして形成してもよい。
(5)実施形態において、第2レンズ枠体42及び第3レンズ枠体43に設けられた当接部42b、43bは、平面で構成される例を示したが、これに限定されるものでなく、例えば曲面で構成されるようにしてもよい。
1:カメラ、2:カメラ筐体、30:レンズ鏡筒、31:固定筒、40:操作環、41:第1レンズ枠体、42:第2レンズ枠体、42a:カムピン、42b:当接部、43:第3レンズ枠体、43a:カムピン、43b:当接部、44:第4レンズ枠体、45:第5レンズ枠体、45a:カムピン、46:第6レンズ枠体、50:カム筒、52:カム溝、53:カム溝、55:カム溝、56:挿入溝、L1:第1レンズ群、L2:第2レンズ群、L3:第3レンズ群、L4:第4レンズ群、L5:第5レンズ群、L6:第6レンズ群

Claims (1)

  1. 第1カム溝及び第2カム溝の少なくとも一部が光軸方向に並んで形成されたカム筒と、
    前記第1カム溝に係合する第1カムピンが設けられ、前記第1カムピンが前記第1カム溝内を移動することにより、前記カム筒内で光軸方向に移動する第1移動体と、
    前記第2カム溝に係合する第2カムピンが設けられ、前記第2カムピンが前記第2カム溝内を移動することにより、前記カム筒内で光軸方向に移動する第2移動体とを備え、
    前記カム筒は、前記第1カム溝及び前記第2カム溝に連続するとともに前記カム筒の一端に連続するように形成され、前記第1カムピン及び前記第2カムピンを挿入可能な挿入溝を有し、
    前記第1カム溝及び前記挿入溝が接続される第1位置と、前記第2カム溝及び前記挿入溝が接続される第2位置との光軸方向における距離は、前記第1カムピン及び前記第2カムピンが前記挿入溝内に挿入されて前記第1移動体と前記第2移動体とが当接した状態における前記第1カムピンと前記第2カムピンとの光軸方向における距離に略等しいこと、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
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