JP2018087061A - シート処理装置及びこれを備えたスタッカー - Google Patents

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邦昭 木村
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Abstract

【課題】シートを横方向にオフセットして仕分けされた状態でシート載置台上に積載し、簡単な構成で、シートの整列性を高めることができる。
【解決手段】シートをシート搬送方向に対して一方側へシフトさせながら搬送させて、シートを所定のオフセット位置でシート載置台上に排出するオフセット搬送部21を備え、オフセット搬送部21は、シートを搬送する搬送ローラ252がピボットを支点に旋回可能である搬送方向補正部220と、所定時間だけ搬送ローラ252を旋回してシートをシフトさせながら搬送させる作動部と、を有する。
【選択図】図3

Description

この発明は、シートを横方向にオフセットして仕分けされた状態でシート載置台上に積載するシート処理装置及びこれを備えたスタッカーに関するものである。
画像形成装置(複写機やプリンタなど)から排出されるシート(主に紙)を、後段での作業を効率良く行うために、1部ごと横方向にオフセットして仕分けされた状態で積載するようにしたオフセットスタッカーが知られている(特許文献1・2参照)。
この種のオフセットスタッカーでは、シートを横方向にずらすために種々のオフセット機構が可能であるが、シートの搬送方向に対して直交する向きにシートをずらす方式では、横方向に移動可能なジョガーによりシートをオフセット位置に向けて押し込むようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−312931号公報 特開2003−341908号公報
しかしながら、前記従来の技術では、ジョガーによりシートをオフセット位置に向けて押し込んだ際に、ジョガーに押されたシートが、既に積載されたシート上を滑るように移動して、オフセット位置からずれてしまうことがあり、これによりシートの整列性が低下する不具合が生じる。
この発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、簡単な構成で、シートの整列性を高めることができるように構成されたシート処理装置及びこれを備えたスタッカーを提供することにある。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、シートを横方向にずれた状態でシート載置台上に積載するシート処理装置であって、
シートをシート搬送方向に対して一方側へシフトさせながら搬送させて、シートを所定のオフセット位置で前記シート載置台上に排出するオフセット搬送部と、
シート搬送方向のシートの位置を揃える第1のシート整列部と、
シート搬送方向に対して直交する向きのシートの位置を揃える第2のシート整列部と、を備え、
前記オフセット搬送部は、
シートを搬送する搬送ローラがピボットを支点に旋回可能である搬送方向補正部と、
所定時間だけ前記搬送ローラを旋回してシートをシフトさせながら搬送させる作動部と、を有することを特徴とするシート処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記オフセット搬送部は、
搬送されるシートを検出するシート検出センサを備え、
前記シート検出センサからのシート検出情報に基づき所定時間だけ前記搬送ローラを旋回してシートをシフトさせながら搬送させることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記シート検出センサは、シートの先端または後端の位置を検出し、
シートの先端または後端の位置検出情報に基づき、前記前記搬送ローラを制御し、必要な用紙斜行量と搬送速度でシートをシフトさせながら搬送させることを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記オフセット搬送部は、
シート搬送方向を基準位置に規制する基準ガイドを有し、
前記搬送ローラを旋回してシートをシフトさせて前記基準ガイドに当接させながら搬送させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシート処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記オフセット搬送部は、
シート搬送方向に直交する方向に延びる駆動軸が、シート搬送方向に沿って平行に複数個配置され、
前記複数の駆動軸により前記搬送ローラが回転可能であり、
シート搬送方向前側の駆動軸に設けた前記搬送ローラを旋回可能とし、
シート搬送方向後側の駆動軸に設けた前記搬送ローラを旋回不能とすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記オフセット搬送部は、
シート搬送方向に直交する方向に延びる駆動軸が、シート搬送方向に沿って平行に複数個配置され、
前記複数の駆動軸により前記搬送ローラが回転可能であり、
シート搬送方向前側及び後側の駆動軸に設けた前記搬送ローラを旋回可能とし、
シート搬送方向前側の駆動軸に設けた前記搬送ローラの個数を、
シート搬送方向後側の駆動軸に設けた前記搬送ローラの個数より少なくとも多くしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート処理装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシート処理装置を備えたことを特徴とするスタッカーである。
請求項1乃至請求項6に記載の発明では、シートを搬送する搬送ローラがピボットを支点に旋回可能であり、所定時間だけ搬送ローラを旋回してシートをシフトさせながら搬送させることで、簡単な構成で、シートの整列性を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシート処理装置を備え、シートを横方向にオフセットして仕分けされた状態でシート載置台上に積載することができる。
この発明が適用されたスタッカーを示す全体構成図である。 シート処理部を詳しく示す正面図である。 オフセット搬送部を示す平面図である。 オフセット搬送部を示す概略斜視図である。 揃え部の分解斜視図である。 搬送ローラの旋回を示す平面図である。 シートがずれて搬送されることを補正する平面図である。 他の実施の形態の用紙がずれて搬送されることを補正する平面図である。 第1のシート整列部を示す上面図である。 第2のシート整列部を示す上面図である。 シート処理部の動作を段階的に示す側面図である。 シート処理部の動作を段階的に示す側面図である。
以下、この発明のシート処理装置及びこれを備えたスタッカーの実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
(シート処理装置を備えたスタッカーの構成)
図1は、この発明が適用されたスタッカーを示す全体構成図である。このスタッカー1は、オンデマンド印刷などに用いられるものであり、側方に併設された複写機等の画像形成装置2から排出されたシート(主に紙)Sがスタックトレイ(シート載置台)3上に積載され、このスタックトレイ3上のシートSの束をスタックトレイ3と共に台車4に搭載して搬出することができるようになっている。
このスタッカー1には、スタックモードが選択された場合に、シートSを整列された状態でスタックトレイ3上に積載するシート処理部(シート処理装置)5が設けられており、画像形成装置2から送り込まれたシートSが、シート搬送路L1を通ってシート処理部5に導かれる。
スタックモードには、単純スタックモードと、オフセットスタックモードとがあり、単純スタックモードでは、シートSがスタックトレイ3上の同位置に揃えて積載され、オフセットスタックモードでは、シートSが1部ごとにシート搬送方向に対して直交する前後方向(図1では紙面に直交する方向)にオフセットして仕分けされた状態でスタックトレイ3上に積載される。
このスタッカー1では、スタックモードの他に、トップパス排出モード、及びバイパスモードの各動作モードを選択することができ、トップパス排出モードでは、シートSがシート搬送路L2を通って上部トレイ6上に排出され、バイパスモードでは、シートSがシート搬送路L3を通って外部に排出され、このスタッカー1の後段に備えられた別のスタッカー等の装置に導かれる。
また、このスタッカー1は、積載されたシートSの枚数に応じて適切な高さ位置にスタックトレイ3を昇降移動させるトレイ昇降機構11を備えており、スタックトレイ3上に積載されたシートSの枚数をカウントして、それに基づいてエレベータ12を所定距離ずつ降下させることにより、シート搬送路L1を通って排出されるシートSを円滑に受入可能な高さ位置にスタックトレイ3が保持される。
(シート処理部(シート処理装置)の構成)
図2は、図1に示したシート処理部5を詳しく示す正面図である。このシート処理部5は、シートSをシート搬送方向に対して直交する前後方向にずらしてスタックトレイ3上に排出するオフセット搬送部21と、シート搬送方向のシートSの位置を揃える第1のシート整列部22と、シート搬送方向に対して直交する向きのシートSの位置を揃える第2のシート整列部23とを有している。
[オフセット搬送部の構成]
オフセット搬送部21は、シートをシート搬送方向に対して一方側へシフトさせながら搬送させて、シートを所定のオフセット位置でシート載置台上に排出する構成であり、実施の形態1を、図3乃至図6に基づいて説明する。
オフセット搬送部21は、基準ガイド210と、搬送方向補正部220と、作動部230と、を有する。基準ガイド210は、図3に示すように、搬送路の一方側において搬送路に沿って配置され、ステイプラー207に対応した位置であり、基準ガイド210は、シート搬送方向を基準位置に規制する。搬送方向補正部220は、図4乃至図6に示すように、駆動軸253にピボット221を固定し、シートを搬送させる搬送ローラ252が左右のローラハブ222a,222bを介してピボット221を支点に旋回可能に設けられている。左右のローラハブ222a,222bは、異なる形状に形成されており、この左右のローラハブ222a,222bを組み付けて搬送ローラ252を保持するように構成される。ピボット221に形成された係合溝221aにローラハブ222aに形成された係合ボス222a1を係合し、駆動軸253の回転力を、ピボット221、左右のローラハブ222a,222bを介して搬送ローラ252に伝達し、かつ搬送ローラ252がピボット221を支点に旋回可能に構成される。
駆動軸253は、シート搬送方向に直交する方向に延び、この駆動軸253は、シート搬送方向に沿って複数の2箇所に平行に配置され、1箇所は搬送路の中央側であり、1箇所は搬出側である。中央側の駆動軸253には、2箇所に搬送方向補正部220が設けられ、搬出側の駆動軸253には、4箇所に搬送方向補正部220が設けられている。作動部230は、中央側の駆動軸253と搬出側の駆動軸253の軸方向に移動可能に配置された一対の作動プレート231と、一対の作動プレート231のラック231aに噛み合うピニオン232と、ピニオン232を駆動する駆動モータ233を有する。一対の作動プレート231には、ローラホルダ234が搬送方向補正部220に対応して設けられ、ローラホルダ234に左右のローラハブ222が組み付けられている。
駆動モータ233の駆動によりピニオン232が回転し、一対の作動プレート231がそれぞれ逆方向に移動し、ローラホルダ234を介して搬送方向補正部220が搬送ローラ252を、ピボット222を支点に旋回させる。作動プレート231には、搬送ローラ252のホームセンサS1が設けられ、搬送ローラ252が旋回しない位置をホームポジションとし、このホームポジション情報を制御手段240に送る。
制御手段240は、駆動手段241を制御し、駆動軸253を介して搬送ローラ252を回転してシートを搬送する。この制御手段240には、シート検出センサS2からシート検出情報が送られ、シート検出情報は、例えばシートの先端または後端の位置情報である。制御手段240は、シート検出センサS2で検出したシートの先端または後端の位置情報に基づき、駆動モータ233を制御し、必要な用紙斜行量と搬送速度とで、搬送方向補正部220を所定時間だけ搬送ローラ252を旋回してシートをシフトさせて基準ガイド210に当接させながら搬送させる。
このように、シート検出センサS2で検知後、所定時間だけ搬送ローラ252を旋回させてシートをシフトさせて基準ガイド210にあてながら搬送させることで、シートのパンチ穴位置を揃えることができ、スティプル精度が向上する。また、シートの搬送中にシートを、所定の距離だけシフトさせてシートを所定のオフセット位置でシート載置台3上に排出することができ、シート搬送方向に対して直交する向きのシートSの位置を揃える第2のシート整列部23の移動距離を最短にし、シート揃え時間を短縮させることができ、生産性も向上する。
また、シート搬送方向に直交する方向に延びる駆動軸253が、シート搬送方向に沿って平行に複数個配置され、複数の駆動軸253により搬送ローラ252が回転可能であり、搬送されるシートを確実にシフトさせて基準ガイド210にあてながら搬送させることができる。
また、シート搬送方向に沿って前側に配置された駆動軸253の搬送ローラ252の個数を、シート搬送方向に沿って後側に配置された駆動軸253の搬送ローラ252の個数を同じでもよいが、実施の形態2の図7に示すように、少なくとも多くしたことで、シート搬送方向前側にシフトさせる力が大きく作用し、搬送されるシートを確実にシフトさせて基準ガイド210にあてながら搬送させることができる。
また、実施の形態3の図8に示すように、シート搬送方向前側の駆動軸253に設けた搬送ローラ252を旋回可能とし、シート搬送方向後側の駆動軸253に設けた搬送ローラ252を旋回不能としてもよく、前側だけの搬送ローラ252による簡単な構成で、搬送されるシートを確実にシフトさせて基準ガイド210にあてながら搬送させることができる。
オフセット搬送部21の出口側下方には、パドル36が設けられており、このパドル36は、スタックトレイ3上に排出されるシートSの後端部を叩いて下方に押し付ける。
スタックトレイ3の上方には、上端を回動可能に支持されてスタックトレイ3上のシートSにより上向きに押圧されるアクチュエータ41と、このアクチュエータ41の動きを検出するセンサ42が設けられており、オフセット搬送部21の出口側下方には、下端を回動可能に支持されてスタックトレイ3上のシートSにより横向きに押圧されるアクチュエータ43と、このアクチュエータ43の動きを検出するセンサ44が設けられており、これらのセンサ42・44の検出信号及びスタックトレイ3の昇降位置に基づいて、スタックトレイ3上のシートSの有無およびシートSのスタック高さを検知することができる。
[第1のシート整列部の構成]
図9は、図2に示した第1のシート整列部22を示す上面図である。第1のシート整列部22は、シート搬送方向のシートSの位置を揃えるものであり、オフセット搬送部21からスタックトレイ3上に排出されたシートSの先端部を規制するストッパ71と、このストッパ71の位置を調整する駆動部72とを有している。
ストッパ71は、図2に示すように、支持体73に連結されたベース体74のガイド部75に上下動可能に嵌合する軸部76を備え、ベース体74に昇降可能に保持されており、自重により降下してスタックトレイ3あるいはその上に積載されたシートSに当接し、例えば大サイズのシートSに続けて小サイズのシートSを積載する際には、トレイ昇降機構11(図1参照)によりエレベータ12を降下させてストッパ71をシートSの上面から離した上で、小サイズのシートSに対応する位置に移動させた後に、エレベータ12を上昇させると、スタックトレイ3上のシートSにストッパ71が当接して押し上げられ、大サイズのシート上に続けて積載される小サイズのシートの位置を揃えることができる。
図9に示したように、駆動部72は、ストッパ71のシート搬送方向の位置を調整するためにストッパ71の支持体73をシート搬送方向に移動させるものであり、モータ81と、プーリ82〜84と、このプーリ82〜84に巻き掛けられたベルト85と、モータ81の出力軸とプーリ82との間に介装された減速ギア86〜88とを有している。
ストッパ71の支持体73は、ベルト85と連結されると共に、固定フレーム80においてシート排出方向に沿う向きに延設されたガイド孔89に沿って摺動可能なスライダ90を備えており、モータ81の正転・逆転に応じて、支持体73がガイド孔89に案内されつつ横方向に移動し、これに伴ってストッパ71がシート搬送方向に移動して、ストッパ71の位置が調整される。
[第2のシート整列部の構成]
図10は、図2に示した第2のシート整列部23を示す上面図である。第2のシート整列部23は、シート搬送方向に対して直交する向きのシートSの位置を揃えるものであり、シートSをオフセット位置に向けて押し込むフロント側及びリア側のジョガー101・102と、このジョガー101・102でシートSを押し込む際に、ジョガー101・102と相反する側のシートSの端部に当接してそのシートSをオフセット位置に規制するフロント側及びリア側のシートフェンス103・104と、ジョガー101・102の各々に互いに独立した押し込み動作を行わせる駆動部105・106とを有している。
フロント側及びリア側のジョガー101・102の各々は、フロント側及びリア側の支持体107・108にそれぞれ支持されている。フロント側及びリア側のシートフェンス103・104の各々は、ジョガー101・102の内側に配置され、フロント側及びリア側の支持体107・108にそれぞれ支持されており、ジョガー101・102の押し込み動作に連動してジョガー101・102と一体的に横方向に移動する。
シートフェンス103・104は、図2に示すように、上端部111を支軸112周りに回動可能に支持体107・108に支持され、シート搬送方向の下流側に向けて斜め下向きに延出された傾斜部114を有し、先端部113は円弧状に湾曲形成されており、このシートフェンス103・104がオフセット搬送部21からスタックトレイ3上に送り出されるシートSと干渉する位置にある場合には、オフセット搬送部21からシートSが送り込まれるのに応じて、そのシートに傾斜部114が押されてシートフェンス103・104が上方に回動して、シートSの動きを阻害しないようになっている。
図10に示すように、フロント側の駆動部105は、ラックアンドピニオン方式による直動機構によりジョガー101にシート排出方向に対して直交する前後方向の押し込み動作を行わせるものであり、モータ121と、側縁にラックが形成されたラック部材122と、このラック部材122のラックに歯合するピニオン123と、モータ121の出力軸とピニオン123との間に介装された減速ギア124〜127とを有している。
ラック部材122は、支持体107と連結されると共に、固定フレーム120においてシート排出方向に対して直交する向きに延設されたガイド孔128に沿って摺動可能なスライダ129を備えており、モータ121の正転・逆転に応じて、ラック部材122及び支持体107がガイド孔128に案内されつつ移動し、これに伴ってジョガー101がシート搬送方向に対して直交する向きに移動する押し込み動作を行う。
リア側の駆動部106も、フロント側と同様に、ラックアンドピニオン方式による直動機構によりジョガー102にシート排出方向に対して直交する前後方向の押し込み動作を行わせるものであり、モータ131と、側縁にラックが形成されたラック部材132と、このラック部材132のラックに歯合するピニオン133と、モータ131の出力軸とピニオン133との間に介装された減速ギア134〜137とを有している。
ラック部材132は、支持体108と連結されると共に、固定フレーム120においてシート排出方向に対して直交する向きに延設されたガイド孔138に沿って摺動可能なスライダ139を備えており、モータ131の正転・逆転に応じて、ラック部材132及び支持体108がガイド孔138に案内されつつ移動し、これに伴ってジョガー102がシート搬送方向に対して直交する向きに移動する押し込み動作を行う。
フロント側のラック部材122の近傍には、そのラック部材122の位置を検知するセンサ141が設けられており、このセンサ141の検知結果及びモータ121の動作量に基づいてフロント側のジョガー101の位置が調整される。また、これと同様に、リア側のラック部材132の近傍には、そのラック部材132の位置を検知するセンサ142が設けられており、このセンサ142の検知結果及びモータ131の動作量に基づいてリア側のジョガー102の位置が調整される。
(シート処理部の動作)
図11及び図12は、図2に示したシート処理部5の動作を段階的に示す側面図であり、図11に、シートSをフロント側にオフセットする場合を、図12に、シートSをリア側にオフセットする場合をそれぞれ示している。
シートSをフロント側にオフセットする場合には、まず図11(A)に示すように、画像形成装置から送り込まれたシートSを、オフセット搬送部21が受け取る。このとき、フロント側のジョガー101及びシートフェンス103は、最端の定位置で待機し、リア側のジョガー102及びシートフェンス104は、そのシートフェンス104がシートSをフロント側のオフセット位置に規制する位置で待機する。
ついで、オフセット搬送部21のシート検出センサS2によりシートの通過が検出され、このシート検出情報に基づき、搬送方向補正部220により所定時間だけ搬送ローラ252を旋回してシートをシフトさせながら搬送させる。図11(B)に示すように、シートSがオフセット位置よりさらに外側にずれた状態でスタックトレイ3上に排出される。このとき、シートSはフロント側のシートフェンス103の下側に入り込んでそのシートフェンス103を押し上げ、シートフェンス103はシートSの上面に当接した状態となる。
次に、フロント側のジョガー101に内側に所定距離(10mm)移動する整列動作を行わせる。これにより、図11(C)に示すように、フロント側のジョガー101が、シートSの端部に当接してそのシートSをオフセット位置に向けて押し込み、リア側のシートフェンス104がシートSの端部に当接してそのシートSをオフセット位置に規制する。これにより、シートSは滑ることなく確実にオフセット位置に停止される。このとき、フロント側のシートフェンス103は、ジョガー101と連動して内向きに移動するが、シートSの上面を摺動するため、ジョガー101の押し込み動作を阻害しない。
一方、シートSをリア側にオフセットする場合には、前記のフロント側の場合と同様な手順で逆方向に動作させれば良く、図12(A)に示すように、画像形成装置から送り込まれたシートSを、オフセット搬送部21が受け取る。オフセット搬送部21のシート検出センサS2によりシートの通過が検出され、このシート検出情報に基づき、搬送方向補正部220により所定時間だけ搬送ローラ252を旋回してシートをシフトさせながら搬送させる。図12(B)に示すように、リア側のジョガー102を内向きに所定距離(10mm)移動させてシートSをオフセット位置に向けて押し込み、これにより、図12(C)に示すように、シートSがリア側のオフセット位置で整列する。
なお、シートSをスタックトレイ3上の同位置に揃えて積載する単純スタックモードでは、図11の例と同様の手順で、全てのシートSをフロント側のオフセット位置に揃えるようにすれば良い。
この発明は、シートを横方向にオフセットして仕分けされた状態でシート載置台上に積載するシート処理装置及びこれを備えたスタッカーに適用され、簡単な構成で、シートの整列性を高めることができる。
1 スタッカー
2 画像形成装置
3 スタックトレイ(シート載置台)
5 シート処理部(シート処理装置)
21 オフセット搬送部
22 第1のシート整列部
23 第2のシート整列部
31 出口ローラ
32 ピンチローラ
101・102 ジョガー
103・104 シートフェンス
105・106 駆動部
107・108 支持体
111 上端部
112 支軸
113 先端部
114 傾斜部
S シート
210 基準ガイド
220 搬送方向補正部
221 ピボット
222 ローラハブ
230 作動部
231 作動プレート
232 ピニオン
233 駆動モータ
234 ローラホルダ
240 制御手段
241 駆動手段
250 下側搬送ガイド
251 上側搬送ガイド
252 搬送ローラ
253 駆動軸
254 フリーローラ
255 支持軸


Claims (7)

  1. シートを横方向にずれた状態でシート載置台上に積載するシート処理装置であって、
    シートをシート搬送方向に対して一方側へシフトさせながら搬送させて、シートを所定のオフセット位置で前記シート載置台上に排出するオフセット搬送部と、
    シート搬送方向のシートの位置を揃える第1のシート整列部と、
    シート搬送方向に対して直交する向きのシートの位置を揃える第2のシート整列部と、を備え、
    前記オフセット搬送部は、
    シートを搬送する搬送ローラがピボットを支点に旋回可能である搬送方向補正部と、
    所定時間だけ前記搬送ローラを旋回してシートをシフトさせながら搬送させる作動部と、を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記オフセット搬送部は、
    搬送されるシートを検出するシート検出センサを備え、
    前記シート検出センサからのシート検出情報に基づき所定時間だけ前記搬送ローラを旋回してシートをシフトさせながら搬送させることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記シート検出センサは、シートの先端または後端の位置を検出し、
    シートの先端または後端の位置検出情報に基づき、前記前記搬送ローラを制御し、必要な用紙斜行量と搬送速度でシートをシフトさせながら搬送させることを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記オフセット搬送部は、
    シート搬送方向を基準位置に規制する基準ガイドを有し、
    前記搬送ローラを旋回してシートをシフトさせて前記基準ガイドに当接させながら搬送させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記オフセット搬送部は、
    シート搬送方向に直交する方向に延びる駆動軸が、シート搬送方向に沿って平行に複数個配置され、
    前記複数の駆動軸により前記搬送ローラが回転可能であり、
    シート搬送方向前側の駆動軸に設けた前記搬送ローラを旋回可能とし、
    シート搬送方向後側の駆動軸に設けた前記搬送ローラを旋回不能とすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記オフセット搬送部は、
    シート搬送方向に直交する方向に延びる駆動軸が、シート搬送方向に沿って平行に複数個配置され、
    前記複数の駆動軸により前記搬送ローラが回転可能であり、
    シート搬送方向前側及び後側の駆動軸に設けた前記搬送ローラを旋回可能とし、
    シート搬送方向前側の駆動軸に設けた前記搬送ローラの個数を、
    シート搬送方向後側の駆動軸に設けた前記搬送ローラの個数より少なくとも多くしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシート処理装置を備えたことを特徴とするスタッカー。

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