JP2018086819A - 重ね貼り装置、建材の貼り合せ方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の重ね貼り装置は、第1のテープを被着体に貼り付けることが可能な第1押圧部と、第2のテープを、上記被着体に貼り付けられた上記第1のテープ表面に貼り付けることが可能な第2押圧部とを有する装置であって、上記重ね貼り装置を、上記被着体表面に沿って移動させた際に、上記第1のテープ上に重ね合うように上記第2のテープが貼り付けられるように、上記第1押圧部および上記第2押圧部が配置されていることを特徴とする装置である。
図1は、本発明の重ね貼り装置の一例を示す概略図である。本発明の重ね貼り装置10は、図1に示すように、第1のテープを貼り付ける第1押圧部2aと、上記第1のテープに重ね合うように第2のテープを貼り付ける第2押圧部2bと、を備える。なお、図1に示す重ね貼り装置10は、第1押圧部2a、第2押圧部2bの他にも、巻回された第1のテープを保持する第1取り付け部4a、および巻回された第2のテープを保持する第2取り付け部4bを有し、さらに、第1のテープの一方の面に設けられた第1のセパレータを巻き取る第1巻き取り部3a、および第2のテープの一方の面に設けられた第2のセパレータを巻き取る第2巻き取り部3bを有する例である。さらにまた、図1に示す重ね貼り装置10は、第1押圧部2a、第1取り付け部4aおよび第1巻き取り部3a等を支持するための第1枠部20a、ならびに、第2押圧部2b、第2取り付け部4bおよび第2巻き取り部3b等を支持するための第2枠部20bを有し、また、第1取り付け部4aと第1巻き取り部3aとを同期させるための歯車である第1補助部7a、第2取り付け部4bと第2巻き取り部3bとを同期させるための歯車である第2補助部7b、第1枠部20aおよび第2枠部20bを連結するための連結部30を有する例である。
以下、本発明の重ね貼り装置について説明する。
本発明における第1押圧部は、第1のテープを被着体に貼り付けることが可能な部材である。
本発明における第2押圧部は、第2のテープを、上記被着体に貼り付けられた上記第1のテープ表面に貼り付けることが可能な部材である。
本発明においては、巻回された上記第1のテープを保持し、上記第1押圧部に上記第1のテープを巻き出すことが可能な第1取り付け部と、巻回された上記第2のテープを保持し、上記第2押圧部に上記第2のテープを巻き出すことが可能な第2取り付け部とを有することが好ましい。
本発明においては、上記第1押圧部により上記被着体に貼り付けられた上記第1のテープから、上記第1のセパレータを巻き取ることが可能な第1巻き取り部と、上記第2押圧部により上記第1のテープ表面に貼り付けられた上記第2のテープから、上記第2のセパレータを巻き取ることが可能な第2巻き取り部とを有することが好ましい。
本発明においては、第1のテープおよび第2のテープが貼り付けられる方向に力を加えることで、第1押圧部および第2押圧部により第1のテープおよび第2のテープが貼り付けられ、第1のテープおよび第2のテープの重ね貼りができるような位置に配置された取手部を有することが好ましい。
本発明においては、第1のテープを貼り付けた後に、第1のテープ、具体的には第1の接着層を切断する第1切断部、および第2のテープを貼り付けた後に、第2のテープ、具体的には第2の接着層を切断する第2切断部を有することが好ましい。
本発明における第1のテープおよび第2のテープは、上述した第1押圧部および第2押圧部により被着体に重ね貼りされる部材である。
以下、第1の接着層および第2の接着層、ならびに第1のセパレータおよび第2のセパレータに分けて説明する。
本発明における第1の接着層および第2の接着層は、それぞれ同一の材料であっても良く、異なる材料であっても良い。本発明においては、第1の接着層と第2の接着層とが互いに異なる材料であり、かつ第1の接着層と第2の接着層とが互いに接触することにより硬化する材料であることが好ましい。具体的には、第1の接着層および第2の接着層のうち、一方を、硬化性成分を含有する接着層、すなわち硬化性成分含有層とし、他方を、反応付与成分を含有する接着層、すなわち反応付与成分含有層とすることが好ましい。本発明の重ね貼り装置を用いることによる効果を、より顕著なものとすることができるからである。
第1のセパレータおよび第2のセパレータは、第1の接着層および第2の接着層から剥離可能であれば特に限定されず、第1の接着層および第2の接着層を保護することが可能な程度の強度を有することが好ましい。
第1のテープおよび第2のテープの製造方法について説明する。なお、ここでは、第1のテープの一方の面に第1のセパレータを有し、第2のテープの一方の面に第2のセパレータを有する例について説明する。
本発明の重ね貼り装置は、上述した部材以外にも、必要に応じてその他の部材を有していても良い。その他の部材としては、例えば、図1に示すように、第1押圧部2a、第1取り付け部4aおよび第1巻き取り部3a等を支持するための第1枠部20aや、第2押圧部2b、第2取り付け部4bおよび第2巻き取り部3b等を支持するための第2枠部20bが挙げられる。また、第1取り付け部4aと第1巻き取り部3aとの間の距離を設けるための第1補助部7aや、第2取り付け部4bと第2巻き取り部3bとの間の距離を設けるための第2補助部7bが挙げられる。さらに、第1枠部20aおよび第2枠部20bを連結するための連結部30が挙げられる。
本発明の建材の貼り合せ方法は、被着体に建材を貼り合せる建材の貼り合せ方法であって、第1のテープを貼り付ける第1押圧部および上記第1のテープに重ね合うように第2のテープを貼り付ける第2押圧部とを備えた重ね貼り装置を用いて、上記被着体または上記建材の少なくとも一方の表面に、上記第1のテープおよび上記第2のテープを重ね合わせて配置し、上記第1のテープおよび上記第2のテープを介して上記被着体に上記建材を貼り合せる方法である。
1b …第2のテープ
2a …第1押圧部
2b …第2押圧部
3a …第1巻き取り部
3b …第2巻き取り部
4a …第1取り付け部
4b …第2取り付け部
5 …取手部
10 …重ね貼り装置
Claims (8)
- 第1のテープを被着体に貼り付けることが可能な第1押圧部と、第2のテープを、前記被着体に貼り付けられた前記第1のテープ表面に貼り付けることが可能な第2押圧部とを有する重ね貼り装置であって、
前記重ね貼り装置を、前記被着体表面に沿って移動させた際に、前記第1のテープ上に重ね合うように前記第2のテープが貼り付けられるように、前記第1押圧部および前記第2押圧部が配置されていることを特徴とする重ね貼り装置。 - 前記第1押圧部による前記第1のテープが貼り付けられる方向と、前記第2押圧部による前記第2のテープが貼り付けられる方向とが同じであり、
前記第1押圧部および前記第2押圧部は、前記第1のテープおよび前記第2のテープが貼り付けられる方向に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載の重ね貼り装置。 - 前記第1のテープおよび前記第2のテープは、接触することで硬化することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の重ね貼り装置。
- 前記第1のテープは、前記第1のテープの一方の面に設けられた第1のセパレータを有し、
前記第2のテープは、前記第2のテープの一方の面に設けられた第2のセパレータを有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの請求項に記載の重ね貼り装置。 - 巻回された前記第1のテープを保持し、前記第1押圧部に前記第1のテープを巻き出すことが可能な第1取り付け部と、
前記第1押圧部により前記被着体に貼り付けられた前記第1のテープから、前記第1のセパレータを巻き取ることが可能な第1巻き取り部と、
巻回された前記第2のテープを保持し、前記第2押圧部に前記第2のテープを巻き出すことが可能な第2取り付け部と、
前記第2押圧部により前記第1のテープ表面に貼り付けられた前記第2のテープから、前記第2のセパレータを巻き取ることが可能な第2巻き取り部と、
を備え、
前記第1取り付け部および前記第1巻き取り部は同期されており、
前記第2取り付け部および前記第2巻き取り部は同期されていることを特徴とする請求項4に記載の重ね貼り装置。 - 前記第1のテープおよび前記第2のテープが貼り付けられる方向に力を加えることで、前記第1押圧部および前記第2押圧部により前記第1のテープおよび前記第2のテープが貼り付けられ、前記第1のテープおよび前記第2のテープの重ね貼りができるような位置に配置された取手部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの請求項に記載の重ね貼り装置。
- 被着体に建材を貼り合せる建材の貼り合せ方法であって、
第1のテープを貼り付ける第1押圧部および前記第1のテープに重ね合うように第2のテープを貼り付ける第2押圧部とを備えた重ね貼り装置を用いて、前記被着体または前記建材の少なくとも一方の表面に、前記第1のテープおよび前記第2のテープを重ね合わせて配置し、前記第1のテープおよび前記第2のテープを介して前記被着体に前記建材を貼り合せることを特徴とする建材の貼り合せ方法。 - 前記建材が床材であることを特徴とする請求項7に記載の建材の貼り合せ方法。
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---|---|---|---|---|
JPS58118876A (ja) * | 1982-01-09 | 1983-07-15 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 金属板補強用の接着性シ−ト |
JPS61101364A (ja) * | 1984-10-20 | 1986-05-20 | Kimurashin Kk | 接着テ−プロ−ルホルダ− |
WO2011001692A1 (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | パナソニック株式会社 | テープ貼り付け装置 |
WO2017061625A1 (ja) * | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 大日本印刷株式会社 | 接着シートセットおよび物品の製造方法 |
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