JP2018084735A - 現像剤収容体、画像形成ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容体、画像形成ユニットおよび画像形成装置 Download PDF

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光博 河田
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Abstract

【課題】現像剤収容体の充填口とキャップとを確実に固定し、且つ、現像剤収容体の内部への溶融部材の侵入を防止することを目的とする。【解決手段】現像剤収容体(トナー収容体)20は、現像剤を収容する筐体(アウタケース)21と、キャップ3とを備える。筐体21は、現像剤充填口(トナー充填口)23と、現像剤充填口23の周囲に形成された環状の溝22とを有する。キャップ3は、溝22に挿入される円筒部32を有し、現像剤充填口23を塞ぐ。キャップ3の円筒部32は、現像剤充填口23の溝22にスピン溶着によって溶着される。円筒部32の外周面と溝22との間に、スピン溶着による溶着部Mが形成される。筐体21は、溶着部Mに対して円筒部32の挿入方向に、スピン溶着により発生した異物を収容する第1の空間部A1を有する。【選択図】図11

Description

この発明は、現像剤を収容する現像剤収容体、並びに、現像剤収容体を備えた画像形成ユニットおよび画像形成装置に関する。
電子写真法を用いた画像形成装置は、現像剤を収容する現像剤収容体(例えばトナーカートリッジ)を備える。現像剤収容体は、現像剤を充填するための充填口を有しており、この充填口はキャップによって閉鎖される。
従来より、回転による摩擦熱を利用して溶着材料を溶融させて接着するスピン溶着という技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2015−61755号公報(要約参照)
しかしながら、現像剤収容体の充填口とキャップとをスピン溶着で溶着した場合、スピン溶着の際に発生した溶融部材が、現像剤収容体の内部(収容室)に異物として侵入し、現像剤に混入する可能性がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、現像剤収容体の充填口とキャップとを確実に固定し、且つ、現像剤収容体の内部への異物の侵入を防止することを目的とする。
本発明の現像剤収容体は、現像剤を収容し、現像剤充填口と、現像剤充填口の周囲に形成された環状の溝とを有する筐体と、溝に挿入される円筒部を有し、現像剤充填口を塞ぐキャップとを備える。キャップの円筒部は、現像剤充填口の溝にスピン溶着によって溶着される。円筒部の外周面と溝との間に、スピン溶着による溶着部が形成される。筐体は、溶着部に対して円筒部の挿入方向に、スピン溶着により発生した異物を収容する第1の空間部を有する。
本発明の画像形成ユニットは、上記の現像剤収容体と、当該現像剤収容体が着脱可能に取り付けられ、現像剤収容体から現像剤を供給されるプロセスユニットとを備える。本発明の画像形成ユニットは、また、上記の現像剤収容体と、当該現像剤収容体と一体に構成され、現像剤収容体から現像剤を供給されるプロセスユニットとを備える。
本発明の画像形成装置は、上記の画像形成ユニットを備える。
本発明によれば、キャップが現像剤充填口の周囲にスピン溶着によって溶着されるため、現像剤充填口を確実に塞ぐことができる。また、筐体が、溶着部に対して円筒部の挿入方向に、スピン溶着により発生した異物を収容する第1の空間部を有するため、現像剤収容体の内部への異物の侵入を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の全体構成を示す断面図である。 第1の実施の形態における画像形成装置の画像形成ユニットの構成を示す断面図である。 第1の実施の形態におけるトナーカートリッジのトナー充填口にキャップを取り付けた状態(A)およびトナー充填口からキャップを取り外した状態(B)を示す斜視図である。 第1の実施の形態におけるトナーカートリッジの構成を示す側面図である。 図4に示した線分5−5におけるトナーカートリッジの断面図である。 図4に示した線分6−6におけるトナーカートリッジの断面図である。 トナーカートリッジ内に設けられるシャッタの構成を示す斜視図である。 トナーカートリッジ内に設けられる撹拌バーの構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態におけるキャップの正面図(A)、背面図(B)、斜め右上方向から見た斜視図(C)および斜め左上方向から見た斜視図(D)である。 第1の実施の形態におけるトナーカートリッジのトナー充填口およびキャップの周囲を拡大して示す断面図である。 第1の実施の形態におけるトナー充填口の周囲の溝とキャップとを拡大して示す断面図である。 第1の実施の形態におけるトナー充填口の周囲の溝とキャップの円筒部との溶着前の状態を示す模式図である。 第1の実施の形態におけるトナーカートリッジのトナー充填口へのキャップの取り付け動作を示す斜視図(A)、およびトナー充填口にキャップを取り付けた状態を示す斜視図(B)である。 第2の実施の形態における画像形成装置の画像形成ユニットの構成を示す断面図である。 第2の実施の形態における画像形成ユニットの構成を示す側面図である。 第2の実施の形態における画像形成ユニットの構成を示す断面図である。 図15に示した線分17−17における画像形成ユニットの断面図である。 図15に示した線分18−18における画像形成ユニットの断面図である。 第2の実施の形態における画像形成ユニットのトナー充填口およびキャップの周囲を拡大して示す断面図である。 第2の実施の形態におけるトナー充填口の周囲の溝とキャップの円筒部とを拡大して示す断面図である。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態の画像形成装置としてのプリンタ1の全体構成を示す断面図である。プリンタ1は、電子写真法を用いてカラー画像を形成するものであり、給紙部(媒体供給部)11と、搬送部(媒体搬送部)12と、画像形成部10と、転写部13と、定着器14と、排紙部(媒体排出部)15と、これらを収容するハウジング16とを備えている。
給紙部11は、印刷用紙等の媒体Pを収納する給紙トレイ111と、給紙トレイ111の媒体Pを一枚ずつ送り出すピックアップローラ112と、ピックアップローラ112が送り出した媒体Pを搬送路(図中一点鎖線で示す)に送り出す給紙ローラ113と、給紙ローラ113に対向配置された分離パッド114とを有する。
搬送部12は、給紙部11から給紙された媒体Pの搬送路に沿って、搬送ローラ対121と、搬送ローラ対122とを有する。搬送ローラ対121および搬送ローラ対122は、給紙部11から給紙された媒体Pを画像形成部10に向けて搬送する。
媒体Pの搬送路において搬送ローラ対121の上流側、並びに搬送ローラ対122の上流側および下流側には、媒体Pの通過を検知する媒体センサS1,S2,S3が配置されている。媒体センサS1,S2が媒体Pの先端を検知した各タイミングに基づいて、搬送ローラ対121および搬送ローラ対122の回転が開始される。また、媒体センサS3(書き出しセンサ)が媒体Pの先端を検知したタイミングに基づいて、後述するLEDヘッド6による露光が開始される。
画像形成部10は、媒体Pの搬送路に沿って配置されたブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cを有している。画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cは、プリンタ1のハウジング16に着脱可能に装着されている。画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cは、いずれも、像担持体としての感光体ドラム51を有し、感光体ドラム51の表面にトナー像(現像剤像)を形成する。画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cの構成については、後述する。
画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cの各感光体ドラム51の上側には、LEDヘッド(露光装置)6K,6Y,6M,6Cが配置されている。LEDヘッド6K,6Y,6M,6Cは、いずれもLED(発光ダイオード)アレイとレンズアレイとを有し、各色のイメージデータに基づいて感光体ドラム51に光を照射し、静電潜像を形成する。
転写部13は、画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cの下側に配置されたベルト131と、このベルト131が張架された駆動ローラ132およびテンションローラ133とを備えている。駆動ローラ132は、図1における時計回り方向に回転し、ベルト131を矢印Aで示す方向に走行させる。テンションローラ133は、ベルト131に一定の張力を付与する。ベルト131は、その表面に媒体Pを吸着保持し、画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cに沿って搬送する。
転写部13は、また、画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cの各感光体ドラム51との間でベルト131を挟み込むように配置された転写ローラ56を備えている。転写ローラ56は、転写電圧を付与され、感光体ドラム51の表面に形成されたトナー像を媒体Pに転写する。
定着器14は、媒体Pの搬送路に沿って画像形成部10の下流側に配置されている。定着器14は、トナー像が転写された媒体Pを加圧および加熱するヒートローラ141および加圧ローラ142を備えている。ヒートローラ141および加圧ローラ142によって媒体P上のトナー像に熱および圧力を加えることで、トナー像が媒体Pに定着される。
排紙部15は、定着器14を通過した媒体Pを搬送する排出ローラ対151および排出ローラ対152を備えている。排出ローラ対151および排出ローラ対152は、媒体Pを搬送し、プリンタ1の上部に配設されたスタッカ153に排出する。
図1において、画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cの各感光体ドラム51の軸方向を、X方向とする。また、画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cを通過する際の媒体Pの移動方向を、Y方向とする。Y方向は、X方向に直交している。また、X方向およびY方向の両方に直交する方向を、Z方向とする。ここでは、Z方向は鉛直面とする。
次に、画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cの構成について説明する。画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cは、トナーを除いて共通の構成を有するため、ここでは「画像形成ユニット2」として説明する。また、LEDヘッド6K,6Y,6M,6Cは、「LEDヘッド6」として説明する。
図2は、画像形成ユニット2の構成を示す、YZ面に平行な断面における断面図(横断面図)である。画像形成ユニット2は、プロセスユニット5と、プロセスユニット5に対して着脱可能に装着される現像剤収容体としてのトナーカートリッジ20とを有する。
プロセスユニット5は、像担持体としての感光体ドラム51と、帯電部材としての帯電ローラ52と、現像剤担持体としての現像ローラ53と、現像剤供給部材としての供給ローラ54と、現像剤規制部材としての現像ブレード55と、クリーニング部材としてのクリーニングブレード57と、廃トナー搬送スパイラル58と、現像剤貯蔵室としてのトナー貯蔵室60と、これらを収容するハウジング50とを備える。
感光体ドラム51は、表面(外周面)に感光層を有する円筒状の部材であり、駆動モータ(ドラムモータとも称する)の駆動力により、図2に矢印Dで示す方向に回転する。帯電ローラ52は、感光体ドラム51に当接するように配置され、感光体ドラム51に追従して回転する。帯電ローラ52は、帯電電圧を印加され、感光体ドラム51の表面を一様に帯電させる。
現像ローラ53は、感光体ドラム51に当接するように配置されている。また、現像ローラ53は、感光体ドラム51からのギア列を介した回転伝達により、感光体ドラム51と反対方向に(すなわち当接部での各表面の移動方向が同方向となるように)回転する。現像ローラ53は、その表面にトナーを担持する。また、現像ローラ53は、現像電圧を印加され、感光体ドラム51の表面に形成された潜像(静電潜像)に現像剤を付着させて現像する。
供給ローラ54は、感光体ドラム51に対向するように配置されている。また、供給ローラ54は、上述したギア列を介した回転伝達により、現像ローラ53と同方向に(すなわち対向部での各表面の移動方向が反対方向となるように)回転する。供給ローラ54は、現像ローラ53の表面に現像剤を供給する。
現像ブレード55は、感光体ドラム51の表面に当接するように配置されている。現像ブレード55は、感光体ドラム51の表面に形成されるトナー層の厚さを規制する。
クリーニングブレード57は、感光体ドラム51の表面に当接するように配置されている。クリーニングブレード57は、トナー像の転写後に感光体ドラム51の表面に残存するトナーを掻き取って除去する。廃トナー搬送スパイラル58は、クリーニングブレード57によって除去されたトナー(廃トナー)を、廃トナー排出口まで搬送する。
トナー貯蔵室60は、ハウジング50において、現像ローラ53および供給ローラ54の上側に配置された領域であり、トナーが貯蔵される。トナー貯蔵室60には、現像剤搬送部材としてのトナー搬送スパイラル61と、撹拌部材62,63と、現像剤量検出部としてのトナー量検出センサ64とが配置されている。
トナー搬送スパイラル61は、上述したギア列を介した回転伝達により回転し、後述するトナーカートリッジ20から供給されたトナーをX方向に搬送する。撹拌部材62,63は、上述したギア列を介した回転伝達により回転し、トナー貯蔵室60内のトナーを撹拌する。トナー量検出センサ64は、トナー貯蔵室60内のトナー量を検知するセンサである。トナー量検出センサ64は、例えば、上述したギア列を介した回転伝達により回転するクランクバーを備えている。
トナーカートリッジ20は、プロセスユニット5の上部(+Z側の部分)に着脱可能に取り付けられている。トナーカートリッジ20は、現像剤収容部としてのトナー室(フレッシュトナー室)41を有している。トナー室41は、後述するトナー充填口23から充填されたトナーを収容している。トナーカートリッジ20の底部には、トナー供給口27(現像剤供給口)が形成されている。トナー供給口27は、プロセスユニット5のトナー貯蔵室60の上側(Z側)に配置されている。また、トナーカートリッジ20は、トナー供給口27を開閉するシャッタ25を有している。
次に、トナーカートリッジ20の構成について説明する。図3(A)は、第1の実施の形態におけるトナーカートリッジ20の外観形状を示す斜視図である。図3(B)は、トナーカートリッジ20のトナー充填口23からキャップ3を外した状態を示す斜視図である。
トナーカートリッジ20は、全体がX方向に長い形状を有している。トナーカートリッジ20は、筐体としてのアウタケース21を有している。アウタケース21は、例えばポリスチレン(PS)等の樹脂で構成されている。アウタケース21は、X方向の両端に側壁部21a,21bを有している。これらのうち、+X方向の側壁部21aの上部には、トナーカートリッジ20内(トナー室41)に外部からトナーを充填するためのトナー充填口23が設けられている。
トナー充填口23は、図3(B)に示すように円形の開口である。このトナー充填口23は、キャップ3によって閉鎖されている。キャップ3は、アウタケース21と同じ樹脂、例えばポリスチレンにより構成されている。
また、アウタケース21の側壁部21aの外側には、上述したシャッタ25(図2)を回転させるためのレバー26が配置されている。レバー26は、ユーザによって操作され、X方向の回転軸を中心として回転する。
図4は、トナーカートリッジ20をキャップ3側(+X側)から見た側面図である。図5は、図4に示した線分5−5における矢視方向の断面図である。図6は、図4に示した線分6−6における矢視方向の断面図である。
図5および図6に示すように、トナーカートリッジ20の内部は、トナー室41と廃トナー室42とにX方向に分割されており、仕切壁43によって仕切られている。トナー室41は+X側(側壁部21a側)に配置され、廃トナー室42は−X側(側壁部21b側)に配置されている。上述したトナー供給口27およびシャッタ25は、トナー室41に設けられている。
図7は、シャッタ25の形状を示す斜視図である。シャッタ25は、X方向の軸線Eを中心として略180度の範囲に形成された半円筒状の壁部25aと、壁部25aの周方向両端を連結する複数の円弧状のリブを含む枠構造部25bとを有する。
シャッタ25の壁部25aには、開口部25cが形成されている。シャッタ25が軸線Eを中心として回動し、開口部25cとトナー供給口27(図5)とが重なり合うと、トナー供給口27が開放される。一方、開口部25cとトナー供給口27とが重なり合っていないときには、トナー供給口27は壁部25aによって閉鎖されている。
シャッタ25の軸方向の一端には、シャッタ25を回動操作するための、上述したレバー26が一体に形成されている。レバー26は、側壁部21a(図5)からアウタケース21の外側に突出している。ここでは、レバー26は、略円筒形状の本体部26aと、本体部26aから径方向外側に延在する把持部26bとを有している。把持部26bは、ユーザによって把持される部分である。
図5に示すように、トナー室41には、トナーを撹拌する撹拌バー28が配置されている。撹拌バー28は、ここでは、シャッタ25(図7)の径方向内側に配置されており、X方向の回転軸を中心として一方向(図2に矢印Bで示した方向)に回転する。
図8は、撹拌バー28の形状を示す斜視図である。撹拌バー28は、X方向に延在する回転軸28cと、回転軸28cに沿ってX方向に配列された複数のリブ28aと、リブ28aの先端側に設けられた支持板25dと、支持板25dに取り付けられた可撓性の撹拌フィルム28bとを有している。
撹拌バー28の回転軸28cが回転すると、撹拌フィルム28bがシャッタ25の内周面に接するように回動し、トナーを撹拌する。また、支持板25dはX方向に対してわずかに湾曲した形状を有しており、撹拌フィルム28bによって撹拌されたトナーがトナー供給口27に向かうように構成されている。なお、撹拌バー28の回転軸28cの一端には、図5に示すように、連結部材を介して、ギア44が取り付けられている。ギア44には、上述したギア列からの回転が伝達される。
廃トナー室42には、各画像形成ユニット2の廃トナー搬送スパイラル58によって搬送された廃トナーが回収され、収納される。廃トナー室42には、外部から廃トナーを受け入れる廃トナー受入部46と、廃トナーを撹拌しながら搬送する廃トナー搬送スパイラル45とが配置されているが、これらについては詳細説明を省略する。
なお、ここではトナー室41と廃トナー室42とを備えたトナーカートリッジ20について説明するが、トナーカートリッジ20が廃トナー室42を備えない場合もある。
図5および図6に示すように、トナーカートリッジ20のアウタケース21の側壁部21aには、上述したトナー充填口23が設けられている。トナー充填口23は、側壁部21aの上部に形成された円形の開口部であり、キャップ3によって閉鎖されている。以下では、トナー充填口23およびキャップ3の構成について説明する。
図9(A)および(B)は、それぞれ、キャップ3を示す正面図および背面図である。図9(C)および(D)は、それぞれ、キャップ3を斜め右側および斜め左側から見た斜視図である。
キャップ3は、例えば外径が20〜30mmの略円板状の部材である。より具体的には、キャップ3は、円板部31と、円板部31の一方の面側に形成された挿入部としての円筒部32とを有する。円筒部32は、円板部31の中心と同心の中心軸C1を中心とする円環状に延在している。円筒部32は、外周面32aと内周面32bとを有している。
円筒部32の外径は、円板部31の外径よりも僅かに小さい。言い換えると、円筒部32の外周面32aは、円板部31の外周面31aよりも、僅かに中心軸C1側(内周側)に寄っている。そのため、円板部31の外周面31aと円筒部32の外周面32aとの間には、段差が形成される。
図9(A)および(C)に示すように、キャップ3の円板部31の表面には、凸部33が形成されている。凸部33は、円板部31の径方向の中心近傍で環状に延在する環状部33aと、この環状部33aから外周に向けて放射状(ここでは十字状)に延在する延在部33bとを有している。凸部33は、キャップ3をトナー充填口23に対してスピン溶着(後述)する際に治具を係合させる部分である。なお、凸部33の形状は、図9(A)および(C)に示した形状に限らず、治具を係合させることが可能な形状であればよい。
図10は、トナー充填口23およびキャップ3を含む部分を拡大して示す断面図である。図10に示すように、アウタケース21の側壁部21aには、キャップ3の円筒部32が挿入される溝22が形成されている。溝22は、トナー充填口23を囲むように形成されている。また。円形のトナー充填口23の中心軸をC2とすると、溝22は中心軸C2を中心とする円環状に延在している。キャップ3の円筒部32は、溝22に−X方向に挿入される。そのため、−X方向は、挿入方向とも称する。
図11は、アウタケース21の溝22とキャップ3の円筒部32との係合部を拡大して示す断面図である。図11に示すように、溝22は、互いに対向する第1壁面22a(第1対向面)と第2壁面22bとを有している。第1壁面22aは外周側に、第2壁面22bは内周側に位置している。第1壁面22aおよび第2壁面22bは、いずれも中心軸C2(図10)を中心とする円筒面である。
溝22の−X方向端部には、底面22dが形成されている。また、第1壁面22aに対して底面22d側(−X側)には、第1壁面22aよりも径方向内側に形成された第3壁面22c(第2対向面)が形成されている。この第3壁面22cも、中心軸C2(図10)を中心とする円筒面である。第3壁面22cの一部は、キャップ3の円筒部32にスピン溶着された溶着部Mとなっている。
図12は、アウタケース21の溝22およびキャップ3の円筒部32の溶着前の状態を示す模式図である。キャップ3の円筒部32の先端面32d(−X方向の端面)から所定範囲の領域R1は、スピン溶着により、溝22の第3壁面22cの所定範囲の領域R2と一体化して、溶着部M(図11)となる。
図11に示す溶着部Mは、円筒部32の外周面32aから深さ(中心軸C2を中心とする径方向の長さ)0.5mm程度の範囲に形成される。これは、溝22の第3壁面22cから深さ0.5mm程度の範囲でもある。
溶着部Mは、トナー充填口23を円環状に囲むように形成され、これによりトナー充填口23とキャップ3との隙間が密閉される。すなわち、トナー充填口23からアウタケース21の外部の外部へのトナーの漏れが防止される。
溝22の底面22dとキャップ3の円筒部32の先端面32dとの間に、空間A1が形成される。また、溶着部Mの+X側に隣接して、溝22の第1壁面22aとキャップ3の円筒部32の外周面32aとの間に、空間A2が形成される。空間A1は溶着部Mの−X側に隣接し、空間A2は溶着部Mの+X側に隣接している。
空間A1,A2は、スピン溶着の際に溶着部Mで発生した溶融カス(後述)を収容する部分である。溶融カスの大きさは、最大でも溶着部Mの長さ程度であるため、空間A1,A2の体積は、溶着部Mの体積よりも大きければよい。
キャップ3の円板部31の外周面31a(当接面)は、溝22の第1壁面22aに接触するため、空間A2に収容された溶融カスがキャップ3と溝22との隙間からアウタケース21の外部に漏れることが防止される。
また、溝22の第2壁面22bとキャップ3の円筒部32の内周面32bとは、互いに接触している。この溝22の第2壁面22bと円筒部32の内周面32bとの接触部A3により、溶着部Mとトナー室41との間の溶融カスの経路を閉鎖している。
アウタケース21の側壁部21aにおいて、トナー充填口23の周囲の端面21c(YZ面と平行な端面)は、側壁部21aの他の部分よりも−X方向に退避した位置に形成されている。このように構成することで、キャップ3をより−X方向に深く挿入することができる。
図13(A)および(B)は、キャップ3のトナー充填口23への取り付け動作を示す斜視図である。なお、図13(A)および(B)に示した状態では、トナーカートリッジ20は、まだプリンタ1に装着されていない。
図13(A)に示すように、トナーカートリッジ20を、トナー充填口23が上になる向きに保持し、トナー充填口23からトナーカートリッジ20内(トナー室41)に未使用トナーを充填する。そして、トナー充填口23にキャップ3を載せる。
その後、治具(スピン溶着装置)等を用いて、キャップ3の中心軸C1(図9)とトナー充填口23の中心軸C2(図10)とが一致するように、キャップ3をトナー充填口23に対して位置決めし、キャップ3を高速回転させる。
キャップ3が高速で回転することにより、キャップ3の円筒部32の外周面32aの領域R1(図12)と、溝22の第3壁面22cの領域R2(図12)とが、摩擦熱によって溶融して一体化し、溶着部Mとなる。これにより、トナー充填口23とキャップ3との隙間が密閉される。すなわち、トナー室41のトナーがアウタケース21の外部に漏れることが防止される。
また、スピン溶着の際、アウタケース21の一部またはキャップ3の円筒部32の一部が削れることにより、樹脂の異物(溶着カス)が発生する場合がある。溶着カスは、消しゴムのカスのような細長い形状であり、長さは数mmである。このような溶着カスがトナーに混入すると、画像形成ユニット2内で現像ローラ53に付着し、画像品質の低下を招く可能性がある。
しかしながら、この第1の実施の形態では、溶着部Mの−X側に空間A1が設けられ、溶着部Mの+X側に空間A2が設けられている。そのため、溶着部Mで発生した溶融カスを空間A1,A2に収容することができる。
また、溝22の第2壁面22bと、キャップ3の円筒部32の内周面32bとが接触しているため(接触部A3)、溶着部Mで発生した溶融カスがトナー室41に侵入することを防止することができる。
なお、溝22の第2壁面22bと、キャップ3の円筒部32の内周面32bとの接触状態は、溶着カスの通過を防止できる程度の接触状態であればよく、しまり嵌め等である必要はない。
本実施の形態のトナーカートリッジ20は再利用しないこと(使い切り)を前提としているため、トナー充填口23にスピン溶着したキャップ3は、取り外す必要はない。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、アウタケース21のトナー充填口23の周囲にキャップ3をスピン溶着することにより、アウタケース21からのトナーの漏れを確実に防止することができる。
また、アウタケース21がトナー充填口23の周囲に溝22を有し、キャップ3が溝22に挿入される円筒部32を有し、溝22と円筒部32の外周面32aとの間に溶着部Mが形成されるため、溶着部Mで発生した溶融カスがトナー室41に到達しにくい。そのため、溶融カスのトナーへの混入を抑制し、画像品質の低下を抑制することができる。
また、溶着部Mに対して、キャップ3の円筒部32の挿入方向(−X方向)に、空間A1(第1の空間)が設けられているため、溶着部Mで発生した溶融カス(スピン溶着により発生した異物)を空間A1に堆積させることができる。これにより、トナー室41への溶融カスの侵入を抑制し、画像品質の低下を抑制することができる。
また、溶着部Mに対して、キャップ3の円筒部32の挿入方向と反対方向(+X方向)に、空間A2(第2の空間)が設けられているため、溶着部Mで発生した溶融カスを空間A2に堆積させ、トナー室41への侵入を抑制する効果を高めることができる。
また、溶着部Mとトナー室41との間に、円筒部32の内周面32bと溝22の第2壁面22bとの接触部A3が設けられているため、溶着部Mで発生した溶融カスのトナー室41への侵入を確実に防止することができる。これにより、画像品質の低下を確実に防止することができる。
なお、ここでは、溶着部MのX方向の両側に空間A1,A2を設け、さらに溶着部Mからトナー室41までの経路上に接触部A3を設けたが、空間A1,A2および接触部A3のうちいずれか1つだけ設けた場合であっても、溶融カスのトナー室41への侵入を抑制する効果がある。
第2の実施の形態.
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図14は、第2の実施の形態の画像形成ユニット2Aを示す斜視図である。第1の実施の形態の画像形成ユニット2は、プロセスユニット5と着脱可能なトナーカートリッジ20とで構成されていた。これに対し、第2の実施の形態の画像形成ユニット2Aは、トナー収容部200(現像剤収容体)とプロセスユニット500とが一体に構成されている。
画像形成ユニット2Aは、例えば第1の実施の形態で説明したプリンタ1(図1)において、画像形成ユニット2K,2Y,2M,2Cとして用いられる。また、画像形成ユニット2Aは、プリンタ1のハウジング16に対して着脱可能である。
図15は、画像形成ユニット2Aの側面図であり、図16は、画像形成ユニット2Aの構成を示す、YZ面と平行な断面における断面図である。図17は、図15に示した線分17−17における矢視方向の断面図である。図18は、図15に示した線分18−18における矢視方向の断面図である。第1の実施の形態と同様に構成された構成要素には、同じ符号を付す。
図16に示すように、プロセスユニット500は、感光体ドラム51と、帯電ローラ52と、現像ローラ53と、供給ローラ54と、現像ブレード55と、クリーニングブレード57と、廃トナー搬送スパイラル58と、トナー貯蔵室60と、トナー搬送スパイラル61と、撹拌部材62,63と、トナー量検出センサ64とを備えている。これらの構成要素は、第1の実施の形態と同様に構成されている。
図17および図18に示すように、画像形成ユニット2Aのトナー収容部200は、トナー室41と廃トナー室42とに分割され、仕切壁43によって仕切られている。但し、トナー収容部200は、シャッタ25およびレバー26(図5〜図7)を有さない。すなわち、トナー収容部200とプロセスユニット500とは、開口部204(図16)を介して連通されており、トナーはトナー貯蔵室60からトナー室41の上部まで充填される。
トナー室41には、撹拌バー28およびそのギア44が設けられている。廃トナー室42には、廃トナー受入部46および廃トナー搬送スパイラル45が設けられている。これらの構成要素は、第1の実施の形態と同様に構成されている。
画像形成ユニット2Aは、トナー収容部200およびプロセスユニット500の全体を覆う筐体としてのユニットケース201を有している。ユニットケース201は、例えばポリスチレン等の樹脂により形成されている。
なお、ユニットケース201のX方向両端部には、プロセスユニット500内の回転部材(感光体ドラム51、現像ローラ53、供給ローラ54、トナー搬送スパイラル61、撹拌部材62,63およびトナー量検出センサ64)、トナー室41内の回転部材(撹拌バー28)および廃トナー室42内の回転部材(廃トナー搬送スパイラル45)をそれぞれ回転駆動するためのギア列48が配設されている。ここでは、ギア列48についての具体的な説明は省略する。
画像形成ユニット2Aのユニットケース201は、図14に示すように、X方向両端に側壁部201a,201bを有している。これらのうち、+X方向の側壁部201aの上部には、トナー収容部200内(トナー室41)に外部からトナーを充填するためのトナー充填口203が設けられている。トナー充填口203は円形の開口部であり、キャップ3によって閉鎖されている。
図19は、トナー充填口203およびキャップ3を含む部分を拡大して示す断面図である。図19に示すように、ユニットケース201の側壁部201aには、キャップ3の円筒部32に係合する溝202が形成されている。溝202は、トナー充填口203を囲むように形成されている。溝202は。円形のトナー充填口203の中心軸C2を中心とする円環状に延在している。キャップ3の構成は、第1の実施の形態において図7を参照して説明したとおりである。
図20は、ユニットケース201の溝202とキャップ3の円筒部32との係合部を拡大して示す断面図である。図20に示すように、溝202は、互いに対向する第1壁面202aと第2壁面202bとを有している。第1壁面202aが外周側に、第2壁面202bは内周側に位置している。第1壁面202aおよび第2壁面202bは、いずれも中心軸C2(図19)を中心とする円筒面である。
溝202の−X方向端部には、底面202dが形成されている。また、第1壁面202aに対して底面202d側(−X側)には、第1壁面202aよりも径方向内側に形成された第3壁面202cが形成されている。この第3壁面202cも、中心軸C2(図19)を中心とする円筒面である。
第1の実施の形態と同様、キャップ3の円筒部32の先端面32dから所定範囲の領域は、スピン溶着により、溝202の第3壁面202cの所定の範囲と一体化して、溶着部Mとなる。なお、スピン溶着の方法は、第1の実施の形態で説明したとおりである。
溶着部Mは、トナー充填口203を円環状に囲むように形成され、これによりトナー充填口203とキャップ3との隙間が密閉される。すなわち、トナー充填口203からトナー収容部200外部へのトナーの漏れが防止される。
また、溝202の底面202dとキャップ3の円筒部32の先端面32dとの間に、空間A1が形成される。また、溝202の第1壁面202aとキャップ3の円筒部32の外周面32aとの間に、空間A2が形成される。空間A1は溶着部Mの−X側に隣接し、空間A2は溶着部Mの+X側に隣接している。このように溶着部MのX方向両側に空間A1,A2が設けられているため、溶着部Mで発生した溶融カスを空間A1,A2に収容することができる。
また、溝202の第2壁面202bとキャップ3の円筒部32の内周面32bとは、互いに接触しており(接触部A3)、溶着部Mからトナー室41までの経路を閉鎖している。この接触部A3が設けられているため、溶融カスがトナー室41に侵入することを防止することができる。
第1の実施の形態のトナーカートリッジ20と同様、画像形成ユニット2Aは再利用しないこと(使い切り)を前提としているため、トナー充填口203にスピン溶着したキャップ3は、取り外す必要はない。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、トナー収容部200とプロセスユニット500が一体に構成された画像形成ユニット2Aにおいても、ユニットケース201のトナー充填口203の周囲にキャップ3をスピン溶着することにより、ユニットケース201からのトナーの漏れを確実に防止することができる。
また、ユニットケース201がトナー充填口203の周囲に溝202を有し、キャップ3が溝202に挿入される円筒部32を有し、溝202と円筒部32の外周面32aとの間に溶着部Mが形成されるため、溶着部Mで発生した溶融カスがトナー室41に到達しにくい。そのため、溶融カスがトナーに混入することを抑制し、画像品質の低下を抑制することができる。
また、溶着部Mに隣接して、溶融カスを収容可能な空間A1,A2が設けられているため、溶着部Mで発生した溶融カスを収容部に堆積させ、トナー室41への侵入を抑制する効果を高めることができる。
また、溶着部Mとトナー室41との間に、円筒部32の内周面32bと溝202との接触部A3が設けられているため、溶着部Mで発生した溶融カスのトナー室41への侵入を確実に防止することができる。これにより、画像品質の低下を確実に防止することができる。
なお、ここでは、溶着部MのX方向の両側に空間A1,A2を設け、さらに溶着部Mとトナー室41との経路に接触部A3を設けたが、空間A1,A2および接触部A3のうちいずれか1つだけ設けた場合であっても、溶融カスのトナー室41への侵入を抑制する効果がある。
また、上位の第1および第2の実施の形態では、電子写真法を用いたプリンタについて説明したが、本発明は、複写機、ファクシミリ装置、MFP(Multi−Function Peripheral)等にも適用可能である。また、本発明は、単色(モノクロ)画像を形成する画像形成装置、あるいは、中間転写体を介して媒体に現像剤像を転写する中間転写方式の画像形成装置に適用しても良い。
以上、本発明の望ましい実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良または変形を行なうことができる。
1 プリンタ(画像形成装置)、 11 給紙部(媒体供給部)、 12 搬送部(媒体搬送部)、 13 転写部、 14 定着器、 15 排紙部(媒体排出部)、 2,2A,2K,2Y,2M,2C 画像形成ユニット、 20 トナーカートリッジ(現像剤収容体)、 21 アウタケース(筐体)、 21a,21b 側壁部、 22 溝、 22a 第1壁面、 22b 第2壁面。 22c 第3壁面、 22d 底面、 23 トナー充填口(現像剤充填口)、 25 シャッタ、 26 レバー、 27 トナー供給口(現像剤供給口)、 28 撹拌バー(撹拌部材)、 3 キャップ、 31 円板部、 32 円筒部(円筒部)、 32a 外周面、 32b 内周面、 32d 先端面、 33 凸部、 41 トナー室(現像剤収容部)、 42 廃トナー室、 50 プロセスユニット、 51 感光体ドラム(像担持体)、 52 帯電ローラ(帯電部材)、 53 現像ローラ(現像剤担持体)、 54 供給ローラ(現像剤供給部材)、 55 現像ブレード(現像剤規制部材)、 60 トナー貯蔵室(現像剤貯蔵室)、 200 トナー収容部(現像剤収容体、現像剤収容部)、 201 ユニットケース(筐体)、 201a,201b 側壁部、 202 溝、 202a 第1壁面、 202b 第2壁面。 202c 第3壁面、 202d 底面、 203 トナー充填口(現像剤充填口)、 500 プロセスユニット、 A1 空間(第1の空間部)、 A2 空間(第2の空間部)。


Claims (11)

  1. 現像剤を収容し、現像剤充填口と、前記現像剤充填口の周囲に形成された環状の溝とを有する筐体と、
    前記溝に挿入される円筒部を有し、前記現像剤充填口を塞ぐキャップと
    を備え、
    前記キャップの前記円筒部は、前記現像剤充填口の前記溝にスピン溶着によって溶着され、
    前記円筒部の外周面と前記溝との間に、スピン溶着による溶着部が形成され、
    前記筐体は、前記溶着部に対して前記円筒部の挿入方向に、スピン溶着により発生した異物を収容する第1の空間部を有する
    ことを特徴とする現像剤収容体。
  2. 前記第1の空間部は、前記円筒部と前記溝の底面との間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容体。
  3. 前記筐体は、前記溶着部に対して前記円筒部の挿入方向と反対の側に、スピン溶着により発生した異物を収容する第2の空間部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤収容体。
  4. 前記溝は、前記溶着部に対して前記挿入方向と反対の側に、前記溶着部よりも外周側に位置する第1の壁面を有し、
    前記第2の空間部は、前記第1の壁面と前記円筒部の前記外周面との間に形成されることを特徴とする請求項3に記載の現像剤収容体。
  5. 前記キャップは、前記円筒部の前記外周面に対して前記挿入方向と反対の側に、前記外周面よりも外周側に位置する当接面を有し、前記当接面が前記第1の壁面に接触することを特徴とする請求項4に記載の現像剤収容体。
  6. 前記筐体は、前記円筒部の内周面と前記溝との接触部を有することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の現像剤収容体。
  7. 前記筐体は、一方向に長く、
    前記筐体は、長手方向の一端をなす側壁部に、前記現像剤充填口が形成されていること
    を特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の現像剤収容体。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の現像剤収容体と、
    前記現像剤収容体が着脱可能に取り付けられ、前記現像剤収容体から現像剤を供給されるプロセスユニットと
    を備えたことを特徴とする画像形成ユニット。
  9. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の現像剤収容体と、
    前記現像剤収容体と一体に構成され、前記現像剤収容体から現像剤を供給されるプロセスユニットと
    を備えたことを特徴とする画像形成ユニット。
  10. 前記プロセスユニットは、像担持体と、前記像担持体の表面を一様に帯電させる帯電部材と、前記像担持体の表面に形成された潜像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材を備えることを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成ユニット。
  11. 請求項8から10までのいずれか1項に記載の画像形成ユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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