JP2018084659A - 光ファイバカッタ - Google Patents

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貴治 松田
Takaharu Matsuda
貴治 松田
藤原 邦彦
Kunihiko Fujiwara
邦彦 藤原
満 木原
Mitsuru Kihara
満 木原
良 小山
Ryo Koyama
良 小山
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Abstract

【課題】光ファイバを保持する際に、光ファイバが移動することによって生じるねじれを抑制する。
【解決手段】光ファイバカッタ1は、光ファイバ2を載置する載置面20Aを有し、位置決め溝24が形成された、光ファイバを載置する載置台20と、光ファイバを載置面に対して保持するクランプ面38Aを備え、位置決め溝の延在方向に略平行な揺動軸を中心に揺動するクランプ部30と、光ファイバを切断する刃体45と、を有し、載置台若しくはクランプ部には、位置決め溝の延在方向に延びる開口周縁部のうち、前記揺動軸から遠い側に光ファイバの移動を規制する移動規制部24A、24Bが配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバカッタに関するものである。
例えば、光ファイバを切断するにあたり、光ファイバに張力を加えた状態で初期傷をつけ、光ファイバに加えた張力によって初期傷を成長させて劈開によって切断する光ファイバカッタがある(例えば、特許文献1参照)。このファイバカッタでは、第1光ファイバホルダと第2光ファイバホルダの間に張力を加えた状態で光ファイバを第1光ファイバホルダと第2光ファイバホルダによって光ファイバを保持する。続いて、第1光ファイバホルダと第2光ファイバホルダの間に初期傷をつける。すると、光ファイバを第1光ファイバホルダと第2光ファイバホルダの間に張力によって初期傷が成長し、劈開によって光ファイバを切断するものである。
特開2014−238574号公報
しかしながら、前記従来の光ファイバカッタでは、光ファイバを保持する際に、光ファイバが所定の位置から移動することによって光ファイバのねじれが生じ、その状態で光ファイバを切断することによって、所望の切断面が得られない場合があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、光ファイバを保持する際に、光ファイバが移動することによって生じるねじれを抑制可能な光ファイバカッタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光ファイバカッタは、光ファイバを載置する載置面を有し、該載置面に前記光ファイバの位置を決める位置決め溝が形成された載置台と、前記光ファイバを前記載置面に対して保持するクランプ面を備え、前記位置決め溝が延びる延在方向に略平行な揺動軸を中心に揺動するクランプ部と、前記光ファイバを切断する刃体と、を有し、前記載置面若しくは前記クランプ面には、前記載置面における前記位置決め溝の前記延在方向に延びる開口周縁部のうち、前記揺動軸から遠い側に配置され、前記光ファイバの移動を規制する移動規制部が備えられていることを特徴とする。
本発明の光ファイバカッタによれば、光ファイバを載置面とクランプ面とで保持する際に、位置決め溝の開口周縁部のうち、揺動軸から遠い側に配置された移動規制部が、光ファイバが揺動軸から遠ざかる方向に移動するのを規制するため、光ファイバを保持する際に光ファイバが位置決め溝から移動することによって生じる光ファイバのねじれを抑制することができる。
ここで、前記移動規制部は、前記載置面から突出していてもよい。
この場合、位置決め溝が形成された載置面から移動規制部が突出しているため、位置決め溝に対して移動規制部を精度よく配置することができる。これにより、光ファイバの位置決め溝に対する移動を精度よく規制することが可能となり、光ファイバのねじれ抑止効果をより確実に奏功させることができる。
また、前記移動規制部は、前記載置面から突出する2つの突起を有し、前記2つの突起の間の前記延在方向における距離を、前記クランプ面の前記延在方向における幅よりも大きくしてもよい。
この場合、位置決め溝の延在方向において、移動規制部である2つの突起の間の距離が、クランプ面の幅よりも大きいため、クランプ面と載置面との間で光ファイバを保持する際に、クランプ面と2つの突起とが干渉するのを防止できるから、光ファイバをより確実に保持することができる。
また、前記クランプ部には、前記載置台に形成された被係合部に係合することで、前記クランプ部の前記載置面に平行な方向であって前記延在方向に直交する方向における移動を規制する係合部が形成されていてもよい。
この場合、クランプ部の係合部が載置台の被係合部に係合して、前記クランプ部の載置面に平行な方向であって位置決め溝の延在方向に直交する方向における移動を規制するため、光ファイバのねじれ防止効果をより確実に奏功させることができる。
さらに、前記クランプ部は、前記クランプ面を備える当接部材及び該当接部材を保持する保持部材を有し、前記保持部材は前記載置面に向けて付勢され、前記係合部は、前記保持部材に形成されていてもよい。
この場合、当接部材が保持部材とともに載置面に向けて付勢されるため、光ファイバを保持するクランプ面を載置面に対して所望の付勢力で付勢することができる。さらに、クランプ面に付勢力を与えつつ、保持部材の係合部が載置台の被係合部に係合することにより、クランプ面が載置面に平行な方向であって位置決め溝の延在方向に直交する方向に移動するのを抑制できるため、光ファイバのねじれ防止効果をより確実に奏功させることができる。
本発明によれば、光ファイバを保持する際に、光ファイバが移動することによって生じるねじれを抑制可能な光ファイバカッタを提供することができる。
本実施形態の光ファイバカッタの斜視図である。 本実施形態の光ファイバカッタの分解斜視図である。 本実施形態の光ファイバカッタの背面図である。 ベース部材の上面図である。 ベース部材の下面図である。 (A)は載置台を上方から見た斜視図、(B)は載置台を下方から見た斜視図である。 (A)はロック部材近傍の拡大分解斜視図、(B)はロック部材近傍の側面図である。 (A)はクランプ部が光ファイバを保持する前の状態を示した背面図、(B)はその拡大図である。 光ファイバカッタの断面図であり、(A)はクランプ部が光ファイバを保持する直前の図、(B)はクランプ部が光ファイバを保持した図である。 移動規制部の機能を説明する概念図であり、(A)は移動規制部が仮に無かったとした場合の図、(B)は移動規制部を有する本実施形態の図である。 光ファイバを切断する工程を簡略化して説明する説明図である。 ロック部材を解除する工程を簡略化して示す説明図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。
本実施形態に係る光ファイバカッタ1は、図1に示すように、ベース部材10と、光ファイバ2を載置する載置台20と、光ファイバ2を載置台20との間で保持するクランプ部30と、光ファイバ2を切断する刃体45が取り付けられたカッタ部40と、を備えている。
載置台20は、光ファイバ2を載置する載置面20Aと、載置面20Aに形成された、光ファイバ2の位置を決める位置決め溝24と、を有する。以降、位置決め溝24の延在方向(図1のX方向)を前後方向と記す。また、+X側を前側、−X側を後側と記す。
また、光ファイバ2は、ファイバホルダ70から前側に延出しており、その延出した部分における後側端部はファイバホルダ70に対して回転不能に固定されている。なお、以降の説明では、図1に示すXYZ直交座標系を設定して各構成の位置関係を説明する。図1のY方向を左右方向、Z方向を上下方向として説明する。また、+Y側を左側、−Y側を右側、+Z側を上側、−X側を下側として説明する。
クランプ部30は、載置台20に対して揺動可能に設けられている。クランプ部30は、図1の実線で示す非クランプ位置と、図1の2点鎖線で示すクランプ位置と、の間を揺動する。
カッタ部40は、クランプ部30の後方において、ベース部材10に対して揺動可能に設けられている。カッタ部40は、図1の実線で示す非作動位置と、図1の2点鎖線で示す作動位置と、の間を揺動する。
図3は、カッタ部40が作動位置に位置した状態を示している。図3に示すように、カッタ部40が作動位置にある場合には、刃体45と光ファイバ2が前後方向においてオーバーラップしている。これにより、カッタ部40が非作動位置から作動位置に揺動することで光ファイバ2が切断される。
次に、ベース部材10について説明する。図4及び図5に示すように、ベース部材10は、平面視した形状が全体として略矩形に形成されている。ベース部材10の前後方向における中央部には、載置台搭載部13が形成されている。載置台搭載部13は、ベース部材10を上下方向に貫通する貫通部13Aと、貫通部13Aの下端開口縁に形成され、下方から見たときに貫通部13Aよりも一回り大きい凹部13Bと、によって構成されている。また、載置台搭載部13における後部の内壁の下面側には、後述するバネ50に反力を付与する反力壁13Cが形成されている。
図4に示すように、ベース部材10の前後方向における中央部の左側端部には、カッタ軸部14が形成されている。カッタ軸部14は前後方向に延びる柱状に形成されている。カッタ軸部14の両端部は、側板14A、14Bにより支持されている。
ベース部材10におけるカッタ軸部14の右側には、第1係止部15が形成されている。第1係止部15は、前後方向に延びる板状の支持板15Aと、支持板15Aの先端に設けられた第1係止爪15Bと、ロック解除用受側突起15Cと、を備えている。
図4に示すように、支持板15Aはベース部材10から前方へ突出している。支持板15Aはベース部材10との接合箇所である根元を基点として上下方向に弾性変形可能である。本実施形態の支持板15Aはプラスチック製のベース部材10に一体に形成されているが、支持板15Aはベース部材10と別体の部材であっても良い。
第1係止爪15Bは、支持板15Aの先端における上面に形成されている。第1係止爪15Bは、左右方向から見て略三角形状に形成されており(図7(B)参照)、支持板15Aから上方に延びる後面部と、後面部の前側に設けられ、後面部の上端から前方に向かうに従って下方に延びる傾斜部とを備えている。
図4に示すように、ロック解除用受側突起15Cは、第1係止爪15Bの左右方向における中央部に形成されている。図2に示すように、ロック解除用受側突起15Cは、上下方向において第1係止爪15Bよりも高い位置まで延在する板状に形成されている。ロック解除用受側突起15Cが上方から押圧されると、支持板15Aが、根本を基点として下方向に撓む。
図2に示すように、ベース部材10における第1係止部15が形成された位置の右側には、光ファイバ位置決め部16が形成されている。光ファイバ位置決め部16は、ベース部材10に対して上下方向に沿って立設された板状体16Aを備えている。板状体16Aには、V字状の位置決め溝16Bが形成されている。光ファイバ2を切断する際には、位置決め溝16Bの底部に光ファイバ2が収められることによって、光ファイバ2が位置決めされる。
図2に示すように、ベース部材10における光ファイバ位置決め部16の右側には、カッタ支持体受部18が設けられている。カッタ支持体受部18は、ベース部材10の右端部に設けられており、一対の柱状体を備えている。カッタ支持体受部18はカッタ部40の作動位置付近における移動を案内する。
図2に示すように、光ファイバ位置決め部16の後方には凹部状のファイバホルダ設置部19が形成されている。ファイバホルダ設置部19には、図1に示すようにファイバホルダ70が設置される。ファイバホルダ70は、ファイバホルダ設置部19に設置されることで、ベース部材10に対して位置決めされて載置される。
次に、載置台20ついて説明する。載置台20は、ベース部材10に形成された載置台搭載部13に搭載されている。載置台搭載部13の貫通部13Aの前後方向における長さは、載置台20の前後方向における長さよりも長い。このため、載置台20は、ベース部材10の貫通部13Aにおいて、前進位置(図11(C)参照)と後退位置(図11(A)参照)との間で、前後方向にスライド移動可能である。載置台20のスライドは、貫通部13Aの壁面によって案内される。
図6(A)、(B)に示すように、載置台20は、平面視した形状が略矩形に形成されている。載置台20は、光ファイバ2を載置する載置面20Aと、載置面20Aに形成された光ファイバ2の位置を決める位置決め溝24と、光ファイバ2の左右方向の移動を規制する移動規制部24A、24Bと、を有する。
載置面20Aは、載置台の上面に形成されている。位置決め溝24は、断面形状が略V字に形成されている。位置決め溝24に、ファイバホルダ70から前方に延出する光ファイバ2を載置することで、光ファイバ2における切断の対象となる部分の位置が決まる。
移動規制部24A、24Bは、載置面20Aにおける前後方向に間隔をあけた2箇所に形成されている。図8(B)に示すように、2つの移動規制部24A、24Bは、位置決め溝24の延在方向に延びる開口周縁部のうち、位置決め溝24の右側(後述するクランプ軸部22Bから遠い側)に形成されている。2つの移動規制部24A、24Bは、載置面20Aから上方に向けて突出する突起である。
図6(A)に示すように、載置面20Aにおける位置決め溝24の左側には、被係合部21が形成されている。被係合部21は、載置面20Aから下方に向けてくぼむ凹形状に形成されている。被係合部21は、後述するクランプ部30の係合部34Dに対向する位置に形成されている。被係合部21の右側の内壁は、載置面20Aに対して垂直に形成されている。
図6(A)に示すように、載置台20における位置決め溝24の左側端部には、クランプ支持部22が形成されている。クランプ支持部22は、載置台20の左端部を切り欠いた凹部22Aと、凹部22Aの前壁と後壁をつなぐクランプ軸部22Bとによって構成されている。クランプ軸部22Bは、前後方向に沿って延びる円柱状に形成されている。クランプ部30は、このクランプ軸部22Bを中心に揺動可能に取り付けられている。
載置台20における位置決め溝24の右側には、クランプ受部25が形成されている。図9(B)に示すように、クランプ受部25は、載置台20を上下方向に貫通する貫通孔25Aと、貫通孔25Aの上端開口縁において右側から内側に向けて突出する係止部25Bと、を備える。
図6(B)に示すように、載置台20の下面側には、係止爪26A〜26Dが設けられている。係止爪26A〜26Dは、上下方向に延在し弾性を有する板状に形成されており、下端部に爪部を備えている。係止爪26A〜26Dは、ベース部材10の下面側に形成された凹部13Bに係止される。これにより、載置台20のベース部材10に対する上方移動が規制される。
載置台20の後側端面における中央部には、第2係止部27が形成されている。第2係止部27は、載置台20の後側端面から後側に向けて突出するブロック状の支持ブロック27Aと、支持ブロック27Aの下面に形成された第2係止爪27Bと、を備えている。載置台20がベース部材10に組み付けられた状態で、支持ブロック27Aにおける下面の位置と、ベース部材10の支持板15Aにおける上面の位置と、の上下方向における高さは略同じである。
図7(B)に示すように、第2係止爪27Bは、左右方向から見ると略三角形状に形成されており、支持ブロック27Aから下方に延びる前面部と、前面部の後方に設けられ、前面部の下端から後方に向かうに従って上方に延びる傾斜部と、を備えている。
支持ブロック27Aの左右方向における中央部には、貫通孔27Cが形成されている。貫通孔27Cは、支持ブロック27Aを上下方向に貫通している。貫通孔27Cは、前後方向に沿って長く形成されており、支持ブロック27Aの下面における貫通孔27Cの左右両側にそれぞれ第2係止爪27Bが設けられている。また、貫通孔27Cには、第1係止部15のロック解除用受側突起15Cが下側から挿入されている。ロック解除用受側突起15Cにおける上端面の位置と、支持ブロック27Aにおける上面の位置と、の上下方向における高さは略同じである。
第2係止部27の後端部における上面には、ストッパ28が形成されている。ストッパ28は、支持ブロック27Aから上方に向けて突出している。ストッパ28は、載置台20が後退位置よりも前方に位置している場合に、カッタ部40の揺動を規制し、光ファイバ2に対する刃体45の当接を抑制する。
載置台20の後側端面における中央部には、バネ収容孔29が形成されている。バネ収容孔29は、断面が円形状の凹部であり、ベース部材10に載置台20を組み付けたときに、バネ収容孔29がベース部材10の反力壁13Cと向き合う位置に配置されている。
バネ収容孔29には、圧縮バネであるバネ50が収容されている。図2に示すように、バネ50は載置台20とベース部材10との間に配設されている。バネ50は、載置台20をベース部材10に対して前方に付勢する。バネ50の長さは、載置台20が後退位置にあるときのバネ収容孔29の奥壁面と、ベース部材10に設けられた反力壁13Cと、の間の距離よりも長い。このため、バネ50は、後退位置にある載置台20を前方に付勢する。
次に、クランプ部30について説明する。クランプ部30は、図1及び図2に示すように、直方体状に形成されたクランプ本体31を備えている。クランプ本体31は、クランプ状態で左右方向に沿って配設されている。クランプ状態のクランプ本体31における左端部には、円筒部32が設けられている。図9に示すように、円筒部32は一部分が切り欠かれた円筒状に形成されており、クランプ軸部22Bに揺動可能に嵌合している。これにより、クランプ部30はクランプ軸部22Bを中心として揺動可能となっている。
図2に示すように、クランプ本体31の長手方向における中央部には、収容凹部31Aが形成されている。収容凹部31Aには、保持部材34が押圧バネ33とともに収容されている。保持部材34は一端が開口した箱状に形成されている。保持部材34は、平板状に形成された1対の係止爪34Aを備えている。図9に示すように、収容凹部31Aの
左右の内壁には、それぞれ係止突起31Bが形成されている。1対の係止突起31Bは、それぞれ収容凹部31Aの内側に向けて突出している。1対の係止爪34Aは、1対の係止突起31Bに各別に係止される。また、収容凹部31Aにおける1対の係止突起31Bの上方にはそれぞれ空間があるため、保持部材34は収容凹部31A内で上下方向に移動することができる。
押圧バネ33は圧縮バネであり、保持部材34の内側に収容されている。図9に示すように、押圧バネ33は、圧縮された状態で保持部材34とクランプ本体31との間に挟まれている。このため、押圧バネ33の付勢力が保持部材34を収容凹部31Aから突出させる方向に作用する。また、クランプ部30がクランプ位置にある場合には、保持部材34は載置面20Aに向けて、押圧バネ33により付勢される。
保持部材34における、押圧バネ33に押圧される部分の裏側には、当接部材38が取り付けられている。当接部材38は、弾力性を有する部材、例えばゴムによって形成されている。当接部材38のクランプ面38Aは、クランプ部30によって光ファイバ2をクランプする際に、光ファイバ2及び載置面20Aに当接する。先述の2つの移動規制部24A、24Bの間の前後方向における距離は、クランプ面38Aの前後方向における幅よりも大きい。このため、クランプ面38Aが2つの移動規制部24A、24Bに干渉することがない。
図1に示すように、保持部材34のクランプ面38A近傍には、係合部34Dが形成されている。クランプ部30がクランプ位置に位置する状態において、係合部34Dは、保持部材34から載置面20Aに対向するように突出している。係合部34Dの右端面は、クランプ面38Aに対して垂直に形成されている。
図9に示すように、クランプ本体31の円筒部32が形成された側と反対側の端部には、クランプ固定部35が形成されている。クランプ固定部35は、つまみ部35Aと係止部35Bとを備えている。つまみ部35Aは、前後方向に沿った軸まわりに板状体を折り返した形状に形成されており、外側板35A1と内側板35A2とを備える。外側板35A1と内側板35A2との間にある折り返し部分は弾性を有している。係止部35Bは外側板35A1の右側面から右側に突出している。
クランプ固定部35は、載置台20の貫通孔25Aに上方から収容される。クランプ部30を非クランプ位置(図9(A))からクランプ位置(図9(B))に揺動させると、外側板35A1と内側板35A2とが弾性変形により接近しながら、クランプ固定部35が貫通孔25Aに下方に向けて進入する。クランプ部30がクランプ位置に到達すると、外側板35A1と内側板35A2とが弾性力によって離反し、外側板35A1が右側に移動する。すると、クランプ部30の係止部35Bにおける上端面と載置台20の係止部25Bにおける下端面とが当接し、クランプ部30の載置台20に対する揺動が規制される。このようにして、クランプ部30は光ファイバ2をクランプするクランプ状態となる。
また、つまみ部35Aを作業員等がつまむことにより、外側板35A1と内側板35A2とが近接し、クランプ部30の係止部35Bと載置台20の係止部25Bとの係止状態が解除される。このとき、つまみ部35Aをつまんだまま引き上げることにより、クランプ本体31が揺動して、クランプ部30のクランプ状態が解除されてクランプ部30は非クランプ状態となる。
次に、カッタ部40について説明する。カッタ部40は、図1〜図3に示すように、長尺状のカッタ支持体41を備えている。カッタ支持体41は、作動位置にある状態で左右方向に沿って配設されている。
作動位置のカッタ支持体41における左端部には、カッタ部材把持部42が設けられている。カッタ部材把持部42は、ベース部材10に設けられたカッタ軸部14を把持している。カッタ部材把持部42がカッタ軸部14を把持することにより、カッタ支持体41がベース部材10にしてカッタ軸部14周りに揺動可能とされている。このため、カッタ支持体41に取り付けられた刃体45は、前後方向に交差する方向、例えば前後方向に直交する垂直面上を移動可能に支持されている。
カッタ支持体41には、ロック解除用突起43が設けられている。ロック解除用突起43は、支持ブロック27Aに形成された貫通孔27Cの形状を一回り小さくした形状とされている。載置台20が後退位置に配置されているときには、ロック解除用突起43が貫通孔27Cに進入可能とされている。また、載置台20が後退位置以外の位置に配置されているときには、ロック解除用突起43は、ストッパ28と当接して貫通孔27Cには進入不能とされている。
ロック解除用突起43は、支持ブロック27Aの貫通孔27Cに対して上側から進入可能とされている。ロック解除用突起43は、支持ブロック27Aの貫通孔27Cに進入すると、ロック解除用受側突起15Cを上方から押圧し、第1係止爪15Bと第2係止爪27Bによるロック状態を解除する。ロック解除用受側突起15Cとロック解除用突起43とによって、ロック解除部材が構成される。
カッタ支持体41におけるロック解除用突起43の外側には、刃体保持部44が設けられており、刃体45が刃体保持部44に保持されている。刃体保持部44は、作動位置にあるカッタ支持体41の下面側に設けられている。また、カッタ支持体41における刃体保持部44が設けられた位置には、刃体挿通孔46が形成されている。刃体45は、刃体挿通孔46に圧入されてカッタ支持体41に取り付けられ、刃体保持部44に保持されている。
作動位置のカッタ支持体41の右端部近傍における下側面には、高さ位置規制部となる嵌合突起47が設けられている。嵌合突起47は、ベース部材10に形成されたカッタ支持体受部18における一対の柱状体の離間距離と略同一の幅を有している。嵌合突起47は、カッタ部40が作動位置または作動位置に近い位置にあるときにカッタ支持体受部18に嵌合する。カッタ支持体41に設けられた嵌合突起47と、ベース部材10に設けられたカッタ支持体受部18とによって、刃体45が光ファイバ2に当接する際のカッタ支持体41の移動を案内する。また、嵌合突起47がカッタ支持体受部18に嵌合することにより、カッタ支持体41を移動させたときの刃体45の高さ位置が光ファイバ2の高さ位置に規制される。また、作動位置のカッタ支持体41の右端部には、把手48が設けられている。なお、ベース部材10における光ファイバ位置決め部16の後方であって、作動位置にある刃体45の下方位置に、図1に仮想線で示す光ファイバ2を載置するファイバ載置台17を設けることもできる。ファイバ載置台17は、ねじ挿通孔に挿通したねじのねじ込みによってベース部材10に取り付けることができる。ファイバ載置台17は、ねじの締め付け、取り外しによって、ベース部材10に対して着脱できる。
次に、以上のように構成された光ファイバカッタ1の作用について説明する。
光ファイバ2を切断する際には、まず載置台20を前進位置から後退位置まで移動させる。載置台20がとりうる位置のうち、図7(B)の2点鎖線は前進位置を示し、実線は後退位置を示している。図7(B)に示すように、載置台20が前進位置から後退位置まで移動する過程で、載置台20の第2係止爪27Bにおける後側に形成された傾斜部が、ベース部材10の第1係止爪15Bにおける前側に形成された傾斜部と当接する。さらに載置台20を後方に移動させると、第2係止爪27Bの傾斜部が第1係止爪15Bの傾斜部に摺動しながら、支持板15Aを根本を基点として下方に撓ませる。そして、第2係止爪27Bが第1係止爪15Bを乗り越えると、支持板15Aは弾性力によって上方に移動する。ことのき、第2係止爪27Bの前面部と第1係止爪15Bの後面部とが当接して、載置台20のベース部材10に対する前方への移動が規制される。このようにして、載置台20は後退位置において前方への移動が規制されたロック状態となる。
次に、光ファイバ2が延出するファイバホルダ70を、ベース部材10のファイバホルダ設置部19に設置する。すると、図8に示すように、光ファイバ2が位置決め溝16Bの間に収まる。ただし、光ファイバ2自体の剛性によって、光ファイバ2は載置面20Aから浮いた状態となっている。光ファイバ2の剛性は大きなものではないが、光ファイバの線径は例えば9μm程度であり、自重が非常に小さいために、わずかな剛性でも載置面20Aから浮いた状態となる。
次に、図8(A)、(B)の矢印に示すように、クランプ部30をクランプ軸部22Bまわりに下方向に揺動させる。このとき、図10(A)に示すように、仮に移動規制部24A、24Bが無かったとすると、光ファイバ2が位置決め溝24から右方向に移動する場合がある。この状態でクランプ部30のクランプ面38Aを光ファイバ2に接触させると、光ファイバ2が位置決め溝24からずれた位置で保持される可能性がある。あるいは、光ファイバ2が上方からクランプ面38Aに押されながら位置決め溝24に収まってクランプされたとしても、光ファイバ2がねじれてしまう場合がある。特に、クランプ部30はクランプ軸部22Bを中心に揺動しながら光ファイバ2を載置面20Aに保持するため、このようなねじれが発生しやすい。
ねじれた状態で光ファイバ2がクランプ面38Aと載置面20Aとの間で保持されると、光ファイバ2のファイバホルダ70側の端部は回転不能に固定されているため、ねじれは解放されない。この状態で光ファイバ2に刃体45を当てて切断すると、切断面の前後方向に対する傾斜角が大きくなるなど、所望の切断面が得られない場合がある。
本実施形態では、図10(B)に示すように移動規制部24A、24Bが光ファイバ2の右方向への移動を規制するため、上記のような光ファイバ2が位置決め溝24から右方向に移動することによるねじれを抑制することができる。
また、クランプ面38Aと載置面20Aとの間に光ファイバ2を保持する際、図9(A)、(B)に示すように、クランプ部30の係合部34Dは、載置台20の被係合部21に挿入される。このとき、係合部34Dの右端面が、被係合部21の右側の内壁に摺動しながら、保持部材34が下降する。このため、保持部材34の左右方向における移動が規制される。また、係合部34Dの右端面はクランプ面38Aに対して垂直に形成されており、被係合部21の右側の内壁は載置面20Aに対して垂直に形成されている。これにより、クランプ面38Aが載置面20Aに対して平行な状態を保ったまま下降し、先述の光ファイバ2のねじれ抑止効果を確実に奏功させることができる。
クランプ部30が光ファイバ2を載置面20Aに保持すると、図11(A)に示す状態となる。このとき、載置台20は、後退位置に配置されている。また、カッタ部40は非作用位置に配置されている。
続いて、図11(B)に示すように、カッタ部40をカッタ軸部14周りに揺動させて非作動位置から作動位置に揺動させる。この過程において、刃体45が光ファイバ2に到達する前に、カッタ支持体41に設けられたロック解除用突起43が、第1係止部15のロック解除用受側突起15Cを押圧する。その結果、第1係止部15がロック解除用突起43に押し下げられ、第1係止爪15Bと第2係止爪27Bとの係止状態が解放され、載置台20に対する前方への移動の規制が解除される。
このとき、載置台20にはバネ50により前方に向けた付勢力が作用するが、クランプ部30が載置台20に光ファイバ2をクランプしていることから、載置台20は停止した状態を維持する。あるいは、前方に移動したとしても前進位置に到達する前に停止する。このとき、光ファイバ2には、バネ50の付勢力による張力が作用している。
続いて、カッタ部40をさらに下向きに揺動させると、カッタ部40の刃体45が光ファイバ2に到達し、刃体45が光ファイバ2に対して初期傷を形成する。張力を加えた状態の光ファイバ2に初期傷が形成されると、光ファイバ2は、初期傷が形成された部分から劈開して切断される。こうして、光ファイバ2の切断作業が終了する。
このカッタ部40が揺動する工程のうち、載置台20がロック状態から解除され、光ファイバ2が切断されるまでの工程についてさらに説明する。図12は、ロック部材を解除する工程を簡略化して示す説明図である。載置台20がロック状態にあるときにカッタ部40がカッタ軸部14周りに揺動すると、図12(A−1)に示すように、ロック解除用突起43がロック解除用受側突起15Cに向けて移動する。このとき、第1係止爪15Bと第2係止爪27Bとは係止された状態にある。また、図12(B−1)に示すように、刃体45は、光ファイバ2に到達する前の状態にある。
続いて、カッタ部40がさらに揺動すると、図12(A−2)に示すように、ロック解除用突起43がロック解除用受側突起15Cを下方に向けて押圧する。ロック解除用受側突起15Cは、第2係止部27における支持ブロック27Aに形成された貫通孔27Cに下側から挿入されている。ロック解除用突起43は、貫通孔27Cよりも一回り小さい大きさで貫通孔27Cに進入可能とされている。このため、カッタ部40を揺動させることにより、ロック解除用突起43は、貫通孔27Cに進入することで、ロック解除用受側突起15Cに対して確実に当接することとなり、ロック解除用突起43によってロック解除用受側突起15Cを確実に押圧することができる。
ロック解除用突起43によってロック解除用受側突起15Cを押圧して、第1係止爪15Bと第2係止爪27Bとが係止状態から解放された位置までロック解除用受側突起15Cを下降させても、図12(B−2)に示すように、刃体45は光ファイバ2には、到達していない高い位置となっている。
また、載置台20に対しては、バネ50によって前方への付勢力が付されているが、図11(B)で示したように、載置台20とクランプ部30が光ファイバ2をクランプすることにより、載置台20は、前方への移動が抑制されている。また、光ファイバ2には、バネ50の付勢力による張力が加えられる。
さらにカッタ部40が揺動すると、図12(B−3)に示すように、刃体45が光ファイバ2に当接し、光ファイバ2には劈開が生じて切断される。このとき、光ファイバ2の張力が解放されるので、載置台20は、前方に移動する。その後、光ファイバ2の切断作業が終了する。ここまでの一連の動作は、カッタ部40を揺動させることのみによって行われる。
また、光ファイバ2の切断作業が終了した後、カッタ部40を作動位置から非作動位置に揺動させる。この過程において、ロック解除用突起43は、支持ブロック27Aに形成された貫通孔27Cから抜き取られる。ロック解除用突起43が抜き取られた後、載置台20は、バネ50の付勢力によってさらに前進して前進位置まで移動する。載置台20が前進位置まで移動したときには、ストッパ28によってカッタ部40の作動位置までの移動が抑制されている。
以上説明したように、本実施形態の光ファイバカッタ1によれば、光ファイバ2を載置面20Aとクランプ面38Aとで保持する際に、位置決め溝24の開口周縁部のうち、クランプ軸部22Bから遠い側に配置された2つの移動規制部24A、24Bが、光ファイバ2がクランプ軸部22Bから遠ざかる方向に移動するのを規制するため、光ファイバ2を保持する際に光ファイバ2が位置決め溝24から移動することによって生じるねじれを抑制することができる。
また、位置決め溝24が形成された載置面20Aから2つの移動規制部24A、24Bが突出しているため、位置決め溝24に対して2つの移動規制部24A、24Bを精度よく配置することができる。これにより、光ファイバ2の位置決め溝24に対する移動を精度よく規制することが可能となり、光ファイバ2のねじれ抑止効果をより確実に奏功させることができる。
また、位置決め溝24の延在方向において、2つの移動規制部24A、24Bの間の距離が、クランプ面38Aの幅よりも大きいため、クランプ面38Aが載置面20Aに対して光ファイバ2を保持する際に、クランプ面38Aと2つの移動規制部24A、24Bとが干渉することを防止できるから、クランプ面38Aにより光ファイバ2を確実に保持することができる。
また、クランプ部30に形成された係合部34Dが載置台20に形成された被係合部21に係合して、左右方向におけるクランプ部30の移動を規制するため、クランプ面38Aが載置面20Aに対して左右方向にずれながら移動するのを抑制できるから、光ファイバ2のねじれ防止効果をより確実に奏功させることができる。
また、当接部材38が保持部材34とともに載置面20Aに向けて付勢されるため、クランプ面38Aを載置面20Aに対して押圧バネ33による所望の付勢力で付勢することができる。さらに、保持部材34に形成された係合部34Dが載置面20Aに形成された被係合部21に係合することにより、当接部材38が保持部材34とともに載置面20Aに対して左右方向にずれながら移動するのを抑制できるため、クランプ面38Aに前記の付勢力を与えつつ光ファイバ2のねじれ防止効果をより確実に奏功させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、2つの移動規制部24A、24Bは載置面20Aから突出すると説明したが、これに限られず、例えばクランプ部30に移動規制部を設けてもよい。
また、前記実施形態では、載置面20Aから2つの移動規制部24A、24Bが突出すると説明したが、これに限られず、移動規制部は1つであってもよい。あるいは、3つ以上の移動規制部を設けてもよい。
また、前記実施形態では、移動規制部24A、24Bの間の位置決め溝24の延在方向における距離は、クランプ面38Aの幅よりも大きいと説明したが、これに限られず、移動規制部24A、24Bの間の距離はクランプ面38Aの幅より小さくてもよい。
また、前記実施形態では、クランプ部30に形成された係合部34Dと載置台20に形成された被係合部21とが係合してクランプ部30の移動を規制すると説明したが、これに限られず、係合部34D及び被係合部21が形成されていなくてもよい。
また、前記実施形態では、クランプ部30はクランプ面38Aを備える当接部材38と、当接部材38を支持する保持部材34とを備えると説明したが、これに限られず、例えばクランプ本体31にクランプ面38Aが形成されていてもよい。あるいは、クランプ本体31に当接部材38を直接取り付けてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…光ファイバカッタ、2…光ファイバ、10…ベース部材10…ベース部材、13…載置台搭載部、13A…貫通部、13B…凹部、13C…反力壁、14…カッタ軸部、14A、14B…側板、15…第1係止部、15A…支持板、15B…第1係止爪、15C…ロック解除用受側突起、16…光ファイバ位置決め部、16A…板状体、16B…位置決め溝、18…カッタ支持体受部、19…ファイバホルダ設置部、20…載置台、20A…載置面、22…クランプ支持部、22A…凹部、22B…クランプ軸部、24…位置決め溝、24A、24B…移動規制部、25…クランプ受部、25A…貫通孔、25B…係止部、26A〜26D…係止爪、27…第2係止部、27A…支持ブロック、27B…第2係止爪、27C…貫通孔、28…ストッパ、29…バネ収容孔、30…クランプ部、31…クランプ本体、32…円筒部、31A…収容凹部、34…保持部材、38…当接部材、38A…クランプ面、33…押圧バネ、35…クランプ固定部、35A…つまみ部、35B…係止部、40…カッタ部、41…カッタ支持体、42…カッタ部材把持部、43…ロック解除用突起、44…刃体保持部、45…刃体、46…刃体挿通孔、47…嵌合突起、48…把手、50…バネ、70…ファイバホルダ

Claims (5)

  1. 光ファイバを載置する載置面を有し、該載置面に前記光ファイバの位置を決める位置決め溝が形成された載置台と、
    前記光ファイバを前記載置面に対して保持するクランプ面を備え、前記位置決め溝が延びる延在方向に略平行な揺動軸を中心に揺動するクランプ部と、
    前記光ファイバを切断する刃体と、を有し、
    前記載置面若しくは前記クランプ面には、前記載置面における前記位置決め溝の前記延在方向に延びる開口周縁部のうち、前記揺動軸から遠い側に配置され、前記光ファイバの移動を規制する移動規制部が備えられていることを特徴とする光ファイバカッタ。
  2. 前記移動規制部は、前記載置面から突出していることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカッタ。
  3. 前記移動規制部は、前記載置面から突出する2つの突起を有し、
    前記2つの突起の間の前記延在方向における距離は、前記クランプ面の前記延在方向における幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカッタ。
  4. 前記クランプ部には、前記載置台に形成された被係合部に係合することで、前記クランプ部の前記載置面に平行な方向であって前記延在方向に直交する方向における移動を規制する係合部が形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光ファイバカッタ。
  5. 前記クランプ部は、前記クランプ面を備える当接部材及び該当接部材を保持する保持部材を有し、
    前記保持部材は前記載置面に向けて付勢され、
    前記係合部は、前記保持部材に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバカッタ。
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