JP2018084542A - ワイヤーハーネス検査装置及びワイヤーハーネス検査方法 - Google Patents

ワイヤーハーネス検査装置及びワイヤーハーネス検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018084542A
JP2018084542A JP2016229047A JP2016229047A JP2018084542A JP 2018084542 A JP2018084542 A JP 2018084542A JP 2016229047 A JP2016229047 A JP 2016229047A JP 2016229047 A JP2016229047 A JP 2016229047A JP 2018084542 A JP2018084542 A JP 2018084542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
determination
region
image
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016229047A
Other languages
English (en)
Inventor
真共 ▲高▼村
真共 ▲高▼村
Masatomo Takamura
智視 葛山
Tomomi Katsurayama
智視 葛山
誠二 近藤
Seiji Kondo
誠二 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2016229047A priority Critical patent/JP2018084542A/ja
Publication of JP2018084542A publication Critical patent/JP2018084542A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】ワイヤーハーネスの寸法検査を好適に行う技術を提供する。【解決手段】ワイヤーハーネス検査装置10は、ワイヤーハーネス90を保持する保持具22と、ワイヤーハーネス90を保持する保持具22を撮影する撮影部30と、撮影部30によって取得された画像において、判定領域を設定する判定領域設定部506と、判定領域506において、ワイヤーハーネス90の一部であるワイヤーハーネス部分の有無を判定する判定部514とを備える。【選択図】図2

Description

この発明は、ワイヤーハーネスの経路を検査する技術に関する。
自動車等に配索されるワイヤーハーネスは、組立図板上等で所定の配線形態に結束された後、自動車等に組込まれる。
組立図板には、ワイヤーハーネスの分岐や端末を保持するための保持具が多数取付けられている。保持具としては、例えば、電線の分岐部分を保持するための保持治具や、端末のコネクタを保持する端末保持具などが使用される。
ワイヤーハーネスの各部の寸法が、公差から外れている場合、自動車等に組付けることが困難となる場合がある。例えば、分岐部分からコネクタまでの枝線の寸法が公差から外れた場合、コネクタが車体側コネクタに届かない、あるいは、その枝線が車体側のスペース内に収まらない等の不具合が発生する。そこで、ワイヤーハーネスの各部の寸法が所定の公差内に収まっているか否かの検査が行われる場合がある。
例えば特許文献1には、組立図板上に配設されたワイヤーハーネスについて、ワイヤーハーネスの各部分の寸法を測長する技術が開示されている。具体的には、ワイヤーハーネスにおいて、分岐部分同士の間の距離、分岐位置から端末位置までの寸法等が、光切断法によって測長される。
また、特許文献2には、ワイヤーハーネスの分岐部分から延びる枝線が寸法公差内であるかどうかを確認する寸法誤差確認具が開示されている。この寸法誤差確認具は、枝線の端末のコネクタを保持するコネクタ保持部、及び、その枝線を引張するようにコネクタ保持具を付勢する付勢部材を備える。そして、付勢部材によってコネクタ保持部が移動する移動量に基づいて、枝線が寸法公差内であるかどうかを確認している。
特開2016−080449号公報 特開2009−277468号公報
しかしながら、特許文献1の技術の場合、分岐部分の形状がワイヤーハーネス毎に異なり得るため、分岐部分の位置を一様に特定することが困難であった。このため、ワイヤーハーネスの寸法を計測できたとしても、その寸法が公差内に収まるかどうかを保証できない可能性あった。
また、特許文献2の技術の場合、例えば、分岐部分が異形に形成されることによって、枝線が適正な位置から分岐しないことがあり得る。このような場合に、枝線が寸法公差内にあると確認されたとしても、車両等への組付けが困難となる可能性があった。
そこで、本発明は、ワイヤーハーネスの寸法検査を好適に行う技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、第1態様は、ワイヤーハーネス検査装置であって、ワイヤーハーネスを保持する保持具と、前記ワイヤーハーネスを保持する前記保持具を撮影する撮影部と、前記撮影部によって取得された画像において、判定領域を設定する判定領域設定部と、前記判定領域において、前記ワイヤーハーネスの一部であるワイヤーハーネス部分の有無を判定する判定部とを備える。
第2態様は、第1態様のワイヤーハーネス検査装置であって、前記判定部は、前記画像における前記判定領域の輝度に基づき、前記ワイヤーハーネスの一部の有無を判定する。
第3態様は、第2態様のワイヤーハーネス検査装置であって、前記撮影部が前記ワイヤーハーネスを保持している前記保持具を撮影することによって得られる画像の輝度と、前記撮影部が前記保持具を撮影することによって得られる保持具画像の輝度との差分を示す差分画像を生成する差分画像生成部、をさらに備え、前記判定部は、前記差分画像において前記ワイヤーハーネス部分の有無を判定する。
第4態様は、第3態様のワイヤーハーネス検査装置であって、前記判定部は、前記判定領域における輝度差のヒストグラムに基づき、前記ワイヤーハーネス部分の有無を判定する。
第5態様は、第1態様から第4態様のいずれか1つのワイヤーハーネス検査装置であって、前記判定領域設定部は、前記保持具に適正に保持された標準形状のワイヤーハーネスを前記撮影部によって撮影して得られた画像において、前記標準形状のワイヤーハーネスの一部分を含む含有領域と、前記標準形状のワイヤーハーネスを含まない非含有領域とを、前記判定領域として設定する。
第6態様は、第5態様に係るワイヤーハーネス検査装置であって、前記非含有領域が、前記含有領域の両側の各々に設定される。
第7態様は、第6態様のワイヤーハーネス検査装置であって、前記保持具は、前記ワイヤーハーネスにおける電線の分岐部分を保持する分岐部保持具、を含み、前記含有領域が、前記標準形状のワイヤーハーネスにおける前記分岐部保持具に保持された分岐部分から分岐した電線を含む領域であり、前記非含有領域が、前記分岐部分から分岐した前記電線の両側の領域である。
第8態様は、第7態様のワイヤーハーネス検査装置であって、前記ワイヤーハーネスのコネクタを検出するコネクタ検出部、をさらに備える。
第9態様は、ワイヤーハーネス検査方法であって、(a)保持具によってワイヤーハーネスを保持する保持工程と、(b)前記ワイヤーハーネスを保持する前記保持具を撮影する撮影工程と、(c)前記撮影工程にて取得される画像において、判定領域を設定する判定領域設定工程と、(d)前記判定領域において、前記ワイヤーハーネスの一部であるワイヤーハーネス部分の有無を判定する判定工程とを含む。
第1態様のワイヤーハーネス検査装置によると、予め定められた判定領域においてワイヤーハーネス部分の有無を判定することによって、ワイヤーハーネスが適切な位置に配置されているか否かを判別できる。これによって、ワイヤーハーネスの寸法保証を適切に実施できる。
第2態様のワイヤーハーネス検査装置によると、輝度に基づいて、判定領域におけるワイヤーハーネス部分の有無を判定できる。
第3態様のワイヤーハーネス検査装置によると、差分画像を生成することによって、保持具の像が除去され、ワイヤーハーネスの像を抽出できる。これによって、判定領域における、ワイヤーハーネス部分の有無を良好に判定できる。
第4態様のワイヤーハーネス検査装置によると、輝度差のヒストグラムに基づいて統計的にワイヤーハーネス部分の有無を判定できるため、ワイヤーハーネスの形状を好適に検査できる。
第5態様のワイヤーハーネス検査装置によると、ワイヤーハーネスの一部分が存在すべき含有領域と、存在してはならない非含有領域との双方において、検査対象のワイヤーハーネスの有無を判定できる。これによって、ワイヤーハーネスの寸法保証を好適に実施できる。
第6態様のワイヤーハーネス検査装置によると、ワイヤーハーネス部分が存在すべき含有領域から外れて配置された場合に、両側の非含有領域においてそのワイヤーハーネス部分を検出できる。
第7態様のワイヤーハーネス検査装置によると、分岐部分から分岐した電線が適正な経路を辿っているかどうかを検査できる。
第8態様のワイヤーハーネス検査装置によると、分岐部分から分岐した電線の端末のコネクタが適正位置に配置されているかどうかを検出できる。このコネクタの検出結果と、判定領域における電線の有無の判定結果に基づいて、分岐部分からコネクタまでの電線の寸法保証を好適に行うことができる。
第9態様のワイヤーハーネス検査方法によると、予め定められた判定領域においてワイヤーハーネス部分の有無を判定することによって、ワイヤーハーネスが適切な位置に配置されているか否かを判別できる。これによって、ワイヤーハーネスの寸法保証を適切に実施できる。
実施形態のワイヤーハーネス検査装置10を概略的に示す斜視図である。 実施形態の情報処理装置50の構成を示すブロック図である。 判定領域の設定のフローを示す図である。 標準ワイヤーハーネス画像I10、保持具画像I20、及び、標準差分画像I30の一例を示す図である。 ワイヤーハーネス90の経路検査のフローを示す図である。 ワイヤーハーネス画像I10a、保持具画像I20a、差分画像I30aの例を示す図である。 判定領域各々の輝度のヒストグラムH10,H20〜H23を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。図面においては、理解容易のため、必要に応じて各部の寸法や数が誇張又は簡略化して図示されている場合がある。
<1. 実施形態>
図1は、実施形態のワイヤーハーネス検査装置10を概略的に示す斜視図である。ワイヤーハーネス検査装置10は、保持具20に保持されたワイヤーハーネス90の経路を検査することによって、ワイヤーハーネス90の寸法保証をする装置である。
本実施形態において検査の対象としているワイヤーハーネス90は、例えば、車両の電気機器同士を接続する配線部材であり、車両に設けられた配線経路に沿って組み付けられる。ワイヤーハーネス90は、電線等の配線が適宜分岐、結束されている。各配線の結束には、例えば粘着テープ等が使用される。また、ワイヤーハーネス90には、ワイヤーハーネス90を車両に組み付ける際に使用する固定部材が取付けられている。また、ワイヤーハーネス90の端末部位には、コネクタが取付けられている。
ワイヤーハーネス検査装置10は、保持具20、撮影部30、照明器具40、情報処理装置50を備える。
保持具20は、ワイヤーハーネス90を所定の形状(例えば、車両に搭載される際の形態またはそれに近い形態)に保持する部材である。ここでは、保持具20は、平らな表面を有する板状部材であって、いわゆる図板と称されるものである。保持具20の上記表面には、ワイヤーハーネス90を保持する複数の保持治具22が立設されている。保持治具22は、頭部がU字状に形成されており、その内部にワイヤーハーネス90の電線部分を保持するU治具である。複数の保持治具22のうち少なくとも一部は、ワイヤーハーネス90における複数の電線が分岐する分岐部分を支持する分岐部保持具とされている。
また、保持具20は、コネクタを保持する複数のコネクタ保持具24を備えている。コネクタ保持具24は、ワイヤーハーネス90の端末部分に設けられた樹脂製のコネクタを保持する形状を備えている。コネクタ保持具24は、コネクタの外周を囲む外枠を形成する治具(枠治具)としてもよいし、あるいは、コネクタを挟持する治具としてもよい。
撮影部30は、ワイヤーハーネス90を保持する保持具20を撮影する装置である。撮影部30は、イメージセンサ(CCDなど)を備えた1台以上のカメラなどによって構成される。撮影部30は、ワイヤーハーネス90全体を撮影領域に含むようにして撮影を行うものとするが、ワイヤーハーネス90の一部のみを撮影領域に含むように撮影してもよい。
照明器具40は、ワイヤーハーネス90を照明する装置である。照明器具40は、蛍光灯またはLEDなどで構成される。
情報処理装置50は、撮影部30が撮影することによって取得される画像を処理する装置である。情報処理装置50のハードウェアとしての構成は、一般的なコンピュータと同様である。すなわち、情報処理装置50は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAM、及び、制御用アプリケーションまたはデータ等を記憶する記憶部52を備えている。
図2は、実施形態の情報処理装置50の構成を示すブロック図である。情報処理装置50には、撮影部30、入力部32及び表示部34が接続されている。入力部32は、マウス、キーボードなどで構成される入力デバイスである。表示部34は、画像を表示する画面を備えた出力装置である。なお、表示部34をタッチパネルで構成することによって、表示部34に入力装置としての機能を持たせてもよい。また、プリンターを出力装置として情報処理装置50に接続してもよい。
情報処理装置50は、画像処理部502、差分画像生成部504、判定領域設定部506、コネクタ検出部508、前処理部510及び判定部514を処理部として備える。これらの処理部は、情報処理装置50のCPUがプログラムに従って動作することによってソフトウェア的に実現される機能である。なお、これらの処理部のうち一部または全部は、専用回路によってハードウェア的に実現してもよい。
画像処理部502は、撮影部30が撮影することによって取得された画像について、一部を切り取るトリミング処理、及び、カラー情報を破棄してグレースケール化する処理を行う。
差分画像生成部504は、画像処理部502によって処理された2つの画像の輝度の差分をとることによって、差分画像を生成する。ここでは、ワイヤーハーネス90を保持している保持具20を撮影して得られる画像(以下、ワイヤーハーネス画像)の輝度から、保持具20のみを撮影して得られる画像(保持具画像)の輝度を差し引くことによって、差分画像を生成する。生成された差分画像は、記憶部52に保存される。
判定領域設定部506は、撮影部によって取得された画像において、判定領域を設定する。判定領域設定部506は、例えば、オペレータが入力部32を操作することによって、情報処理装置50に入力された情報に基づき、判定領域を設定する。判定領域の設定については、後に詳述する。判定領域設定部506によって設定された判定領域を示す情報(判定領域情報522)は、記憶部52に保存される。
コネクタ検出部508は、ワイヤーハーネス90の端末に取付けられたコネクタ各々が、コネクタ保持具24各々に保持されているか否かを検出する。コネクタを検出する態様は、特に限定されないが、例えば、撮影部30によって取得された画像において、コネクタ検出部508が画像認識することによってコネクタの接続の有無を判定するとよい。この場合、コネクタ検出部508が、コネクタの色情報、又は、形状情報などに基づく画像認識を行うとよい。また、コネクタ保持具24に、コネクタを検出する接触式又は非接触式のセンサーを設け、そのセンサーからの出力に基づいて、コネクタの保持を検出してもよい。
前処理部510は、差分画像に対して前処理を行う。具体的には、前処理部510は、差分画像全体における輝度のバランスを調整する処理(レベル補正)を行う。例えば、差分画像が全体的に明るい場合には、前処理部510がハレーションを緩和するようにレベル補正を行うとよい。また、差分画像が全体的に暗い場合には、前処理部510がコントラストを明瞭にする処理を行うとよい。
ヒストグラム取得部512は、前処理部510によって処理された差分画像における判定領域内について、輝度のヒストグラムを取得する。なお、差分画像は、ワイヤーハーネス画像と保持具画像の輝度差を示す画像である。このため、差分画像の輝度のヒストグラムは、ワイヤーハーネス画像と保持具画像についての輝度差のヒストグラムである。
判定部514は、判定領域において、ワイヤーハーネス90の一部であるワイヤーハーネス部分の有無を判定する。判定部514は、ヒストグラム取得部512によって取得されたヒストグラムが示す各輝度の度数に基づいて、その判定領域内にワイヤーハーネス部分が存在するか否かを判定する。判定部514によって取得された判定結果を示す情報は、例えば表示部34の画面に表示されることによって、適宜外部に出力されとよい。
<検査フロー>
次に、ワイヤーハーネス90の経路検査のフローを説明する。
ワイヤーハーネス90の経路検査を行うにあたって、まず、判定領域が設定される。上述したように、判定領域は、差分画像において、判定部514がワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定するために設定される領域である。以下では、まず、判定領域の設定のフローを説明し、その後、経路検査のフローを説明する。
<判定領域の設定フロー>
図3は、判定領域の設定のフローを示す図である。判定領域を設定する処理は、撮影工程S10、画像処理工程S11、標準差分画像生成工程S12及び判定領域設定工程S13を含む。
撮影工程S10では、撮影部30が、保持具20によって標準形状に保持されたワイヤーハーネス90を撮影する。ここで、標準形状のワイヤーハーネス90は、保持具20に適正に保持されることによって形成されるワイヤーハーネス90である。標準形状のワイヤーハーネス90を撮影することによって、標準ワイヤーハーネス画像が取得される。また、撮影工程S10では、撮影部30が、標準形状のワイヤーハーネス90を保持していない保持具20を撮影することによって、保持具20のみを含む保持具画像が取得される。
画像処理工程S11では、画像処理部502が、撮影工程S10にて取得された標準ワイヤーハーネス画像及び保持具画像について、トリミング処理及びグレースケール化処理を実行する。トリミング処理によって、各画像から不要な領域が破棄される。また、グレースケール化処理によって、各画像から色情報が破棄され、輝度情報を有するグレースケール画像が生成される。
標準差分画像生成工程S12では、差分画像生成部504が、画像処理工程S11において処理された標準ワイヤーハーネス画像I10及び保持具画像I20から、差分画像(標準差分画像I30)を生成する。
図4は、標準ワイヤーハーネス画像I10、保持具画像I20、及び、標準差分画像I30の一例を示す図である。図4に示す標準ワイヤーハーネス画像I10は、保持具20によって適正な形状に保持されたワイヤーハーネス90における、分岐部分92を撮影した画像(グレースケール画像)である。
より詳細には、ワイヤーハーネス90は、2つのU字状の保持治具22a,22bによって保持されている。ワイヤーハーネス90は、2本の電線W1,W2を含んでいる。ワイヤーハーネス90における2本の電線W1,W2が二手に分岐する分岐部分92が、保持治具22aに保持されている。そして、2本の電線W1、W2のうち一方の電線W1が、もう一つの保持治具22bに保持されている。
本例におけるワイヤーハーネス90の適正な標準形状は、図4の標準ワイヤーハーネス画像I10に示すように、電線W1が、下方から保持治具22aに引っかけられて右側に90度に曲がり、保持治具22bに支持される形態である。
図4に示す標準ワイヤーハーネス画像I10と保持具画像I20とは、保持具20(保持治具22a,22b)の位置が一致している画像である。
標準差分画像I30は、標準ワイヤーハーネス画像I10及び保持具画像I20から生成された画像である。標準差分画像I30においては、保持具画像I20に含まれていた保持具20(保持治具22a,22b)の像が略消失しており、ワイヤーハーネス90の像が抽出されている。
図3に戻って、標準差分画像生成工程S12に続く判定領域設定工程S13では、判定領域設定部506が、判定領域を設定する。具体的には、判定領域設定部506が、標準差分画像を表示部34に表示し、オペレータからの判定領域の指定命令を受け付ける。判定領域の指定命令は、オペレータが入力部32を適宜操作することによって入力される情報である。判定領域設定部506は、その指定命令に基づいて、判定領域を設定する。
図4に示す例では、判定領域として、1つの含有領域R10と、4つの非含有領域R20〜R23が設定されている。これらの判定領域は、ワイヤーハーネス90の分岐部分92が適正に形成されたか否かを検査することを目的として設定される領域である。
具体的には、含有領域R10は、標準形状のワイヤーハーネス90の一部分(電線W1の一部)を含む領域である。この含有領域R10は、保持治具22aに保持された分岐部分92から分岐した電線W1を含む領域である。
非含有領域R20〜R23は、標準形状のワイヤーハーネス90を含まない領域である。非含有領域R20は、含有領域R10に対して上側に隣接する領域であって、分岐部分92から分岐した電線W1と、電線W2とに隣接する領域(電線W1と電線W2とで挟まれる領域)となっている。また、非含有領域R21は、含有領域R10に対して下側に隣接する領域であって、分岐部分92から分岐した電線W1と、ワイヤーハーネス90の分岐部分92より手前の幹線部分(電線W1,W2を含む部分)とに隣接する領域である。
非含有領域R22は、上記幹線部分に対して左側に隣接する領域である。また、非含有領域R23は、非含有領域R22に対して上側に隣接し、分岐部分92から分岐した電線W2の部分の左側に隣接する領域である。
上記のようにして設定された含有領域R10及び非含有領域R20〜R23について、判定部514がワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定することによって、ワイヤーハーネス90が適正な経路に配置されているかどうかを検査できる。
例えば、含有領域R10及び非含有領域R20,R21において、ワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定することによって、分岐した電線W1が適正な位置に配置されているか否かを判定できる。仮に電線W1が適正な位置にて保持されている場合には、判定部514によって、ワイヤーハーネス90の一部分が含有領域R10に有り、かつ、非含有領域R20,R21に無いと判定される。一方、電線W1が適正な位置に配されていない場合には、これとは異なる判定結果が得られることとなる。
また、同様に、非含有領域R22,R23において、判定部514がワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定することによって、ワイヤーハーネスの幹線部分や電線W2が適正な位置に配置されているかどうかを検査できる。
<経路検査フロー>
図5は、ワイヤーハーネス90の経路検査のフローを示す図である。なお、以下の説明では、検査対象であるワイヤーハーネス90が保持具20に保持されているものとするが、このワイヤーハーネス90は必ずしも適正な形状にて保持されているとは限らないものとする。
ワイヤーハーネス90の経路検査は、コネクタ検出工程S20、撮影工程S21、画像処理工程S22、差分画像生成工程S23、前処理工程S24、ヒストグラム取得工程S25及び判定工程S26を含む。
コネクタ検出工程S20では、コネクタ検出部508が、コネクタ保持具24にコネクタが保持されているかどうかを判定する。これによって、ワイヤーハーネス90の各端末のコネクタ各々が、コネクタ各々に適正に保持されているかどうかを判別できる。なお、コネクタ検出工程S20を最初に行うことは必須ではなく、他の工程の後に行われてもよい。
撮影工程S21では、撮影部30が、保持具20に保持された検査対象のワイヤーハーネス90を撮影することによって、ワイヤーハーネス画像が取得される。また、撮影部30が、ワイヤーハーネス90を保持していない保持具20を撮影することによって、保持具20のみを含む保持具画像が取得される。なお、図3に示す撮影工程S10において取得された保持具画像I20等、既に取得された保持具画像を流用してもよく、保持具画像を改めて取得することは必須ではない。
画像処理工程S22では、画像処理部502が撮影工程S21にて取得されたワイヤーハーネス画像及び保持具画像について、トリミング処理及びグレースケール化処理を実行する。このトリミング処理及びグレースケール処理は、画像処理工程S11において、標準ワイヤーハーネス画像及び保持具画像に対して行われる処理と同一の処理である。
差分画像生成工程S23では、差分画像生成部504が、画像処理工程S22にて処理されたワイヤーハーネス画像及び保持具画像から、差分画像を生成する。詳細には、差分画像生成部504は、ワイヤーハーネス画像の各画素の輝度から、保持具画像の各画素の輝度を差し引くことによって、差分画像を生成する。
前処理工程S24では、前処理部510が差分画像生成工程S23にて生成された差分画像に対して前処理を行う。詳細には、前処理部510は、差分画像の輝度バランスを調整する処理を行う。
ヒストグラム取得工程S25では、ヒストグラム取得部512が前処理工程S24にて処理された差分画像524の判定領域における、輝度の出現頻度を示すヒストグラムが取得される。判定領域が複数設定されている場合には、判定領域各々のヒストグラムが取得される。
判定工程S26では、判定部514が、ヒストグラム取得工程S25にて取得されたヒストグラムに基づき、判定領域におけるワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定する。
図6は、ワイヤーハーネス画像I10a、保持具画像I20a、差分画像I30aの例を示す図である。ワイヤーハーネス画像I10aは、保持具20に保持された検査対象のワイヤーハーネス90を撮影することによって取得された画像の一部である。ワイヤーハーネス画像I10aと、図4に示す標準ワイヤーハーネス画像I10とは、保持具20(保持治具22a,22b)の位置が一致している。
保持具画像I20aは、ワイヤーハーネス90を保持しない状態の保持具20を撮影して取得された画像である。差分画像I30aは、前処理後のワイヤーハーネス画像I10a及び保持具画像I20aから生成された画像である。
ここでは、検査対象のワイヤーハーネス90の電線W1が、標準ワイヤーハーネス画像I10(図4参照)に示されるように保持治具22aに正しくかけられておらず、保持治具22aの下側を通って、保持治具22bに保持されている。そして、分岐部分92が、保持治具22aよりも手前の位置で形成されている。
図7は、判定領域各々の輝度のヒストグラムH10,H20〜H23を示す図である。ヒストグラムH10は、図6に示す含有領域R10に対応しており、ヒストグラムH20〜H23は、図6に示す非含有領域R20〜R23に対応している。
図7に示すヒストグラムにおいて、横軸は輝度の級数であり、縦軸は出現度数(例えば、画素数)を示している。判定部514は、ヒストグラムH10,H20〜H23各々において、出現頻度が所定の閾値Thを超える輝度の有無を判定する。そして、判定部514は、閾値Thを超える出現頻度の輝度が存在する場合に、対応する判定領域内にワイヤーハーネス90の一部分が有ると判定する。また、判定部514は、閾値Thを超える出現頻度の輝度が存在しない場合には、対応する判定領域内にワイヤーハーネス90の一部分は無いと判定する。
なお、図7に示す例では、100未満の輝度(輝度0〜99)については省略されており、100以上の輝度(輝度100〜255)が判定対象とされている。これは、背景に近い輝度(0〜99)を判定対象から排除することによって、ノイズを除去するためである。
図7に示す例では、ヒストグラムH21のみにおいて、出現頻度が閾値Thを超える輝度が存在する。このため、ヒストグラムH21に対応する判定領域(非含有領域R21)にはワイヤーハーネス90の一部分が有ると判定され、それ以外の判定領域にはワイヤーハーネス90の一部分が無いと判定される。
ここで、非含有領域R21は、標準形状のワイヤーハーネス90が配置されない無い領域である。すなわち、非含有領域R21は、本来は、ワイヤーハーネス90が配設されるべき経路から外れた領域である。しかしながら、検査されたワイヤーハーネス90は、その一部分が望ましくない位置に配置されている。したがって、ワイヤーハーネス90が異形であることを判別できる。
なお、電線W1の端末にコネクタC1が接続されている場合(図6参照)、このコネクタC1が適正にコネクタ保持具24に保持されていないことによって、異形と誤判定される可能性がある。コネクタC1の不適切な保持に起因するワイヤーハーネス90の判定を排除するため、コネクタ検出部508によるコネクタC1の検出結果を利用するとよい。
例えば、コネクタ検出部508が、コネクタ検出工程S20において、コネクタC1を適正に検出した場合のみに、判定部514がそのコネクタC1に接続する電線W1が分岐した分岐部分92周辺の判定領域について、判定処理を行うようにするとよい。
コネクタC1が適正に検出されたにも関わらず、図6及び図7に示すように、非含有領域R21にワイヤーハーネス90の一部分(電線W1)が有ると判定された場合、分岐部分92からコネクタC1までが短尺となっていることを判別できる。したがって、経路検査により、分岐部分92からコネクタC1(端末)までのワイヤーハーネス90の寸法を保証することができる。
一方で、コネクタ検出工程S20において、コネクタC1が適正に検出されなかった場合には、分岐部分92から分岐した電線W1が、正しい経路を通らない可能性がある。そこで、コネクタ検出部508がコネクタC1を適正に検出しなかった場合には、判定部514がコネクタC1に接続する電線W1が分岐した分岐部分92に関連する判定領域について、判定処理を省略するとよい。また、この場合には、情報処理装置50がコネクタC1を適正に検出できなかったことを、表示部34を介して外部に出力するとよい。
<効果>
ワイヤーハーネス検査装置10、及び、それを用いた検査方法によると、予め設定された判定領域において、ワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定することによって、ワイヤーハーネス90の各部分が適正な経路上に配設されているかどうかを検査できる。これによって、ワイヤーハーネス90の寸法保証を好適に実施できる。
特に、ワイヤーハーネスの分岐部分の周囲に判定領域を設定することによって、分岐部分から分岐する電線が適正な経路上に配設されているかどうかを検査できる。これによって、分岐部分から分岐した電線(枝線)の寸法保証を好適に行うことができる。
また、本実施形態では、標準形状のワイヤーハーネス90を撮影した画像を利用して、その標準形状のワイヤーハーネス90の一部分を含む含有領域、及び、含まない非含有領域を判定領域に設定している。これによって、ワイヤーハーネス90の一部分が存在すべき含有領域と、存在してはならない非含有領域との双方において、検査対象のワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定できる。これによって、ワイヤーハーネスの寸法保証を好適に実施できる。
<2. 変形例>
以上、実施形態について説明してきたが、本発明は上記のようなものに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
上記実施形態では、判定領域を、実際にワイヤーハーネス90を保持具20に保持させることによって設定されている。しかしながら、シミュレーション等によって判定領域を設定してもよい。
また、上記実施形態では、ワイヤーハーネス90の一部分の有無の判定を、輝度に基づいて行っているが、これは必須ではない。例えば、ワイヤーハーネス画像上において、判定領域におけるワイヤーハーネス90の一部分の有無を、ワイヤーハーネス90の色情報に基づき、判定してもよい。
また、エッジ抽出を行うことによって、判定領域各々におけるワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定してもよい。例えば、エッジ抽出によって抽出された線で仕切られる領域の面積に基づいて、その判定領域におけるワイヤーハーネス90の一部分の有無を判定してもよい。
この発明は詳細に説明されたが、上記の説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせたり、省略したりすることができる。
10 ワイヤーハーネス検査装置
20 保持具
22,22a,22b 保持治具
24 コネクタ保持具
30 撮影部
32 入力部
34 表示部
40 照明器具
50 情報処理装置
502 画像処理部
504 差分画像生成部
506 判定領域設定部
508 コネクタ検出部
510 前処理部
512 ヒストグラム取得部
514 判定部
52 記憶部
522 判定領域情報
524 差分画像
90 ワイヤーハーネス
92 分岐部分
C1 コネクタ
H10 ヒストグラム
H20〜H23 ヒストグラム
I10 標準ワイヤーハーネス画像
I10a ワイヤーハーネス画像
I20,I20a 保持具画像
I30 標準差分画像
I30a 差分画像
R10 含有領域
R20〜R23 非含有領域
W1,W2 電線

Claims (9)

  1. ワイヤーハーネス検査装置であって、
    ワイヤーハーネスを保持する保持具と、
    前記ワイヤーハーネスを保持する前記保持具を撮影する撮影部と、
    前記撮影部によって取得された画像において、判定領域を設定する判定領域設定部と、
    前記判定領域において、前記ワイヤーハーネスの一部であるワイヤーハーネス部分の有無を判定する判定部と、
    を備える、ワイヤーハーネス検査装置。
  2. 請求項1のワイヤーハーネス検査装置であって、
    前記判定部は、前記画像における前記判定領域の輝度に基づき、前記ワイヤーハーネスの一部の有無を判定する、ワイヤーハーネス検査装置。
  3. 請求項2のワイヤーハーネス検査装置であって、
    前記撮影部が前記ワイヤーハーネスを保持している前記保持具を撮影することによって得られる画像の輝度と、前記撮影部が前記保持具を撮影することによって得られる保持具画像の輝度との差分を示す差分画像を生成する差分画像生成部、
    をさらに備え、
    前記判定部は、前記差分画像において前記ワイヤーハーネス部分の有無を判定する、ワイヤーハーネス検査装置。
  4. 請求項3のワイヤーハーネス検査装置であって、
    前記判定部は、前記判定領域における輝度差のヒストグラムに基づき、前記ワイヤーハーネス部分の有無を判定する、ワイヤーハーネス検査装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項のワイヤーハーネス検査装置であって、
    前記判定領域設定部は、前記保持具に適正に保持された標準形状のワイヤーハーネスを前記撮影部によって撮影して得られた画像において、前記標準形状のワイヤーハーネスの一部分を含む含有領域と、前記標準形状のワイヤーハーネスを含まない非含有領域とを、前記判定領域として設定する、ワイヤーハーネス検査装置。
  6. 請求項5に記載のワイヤーハーネス検査装置であって、
    前記非含有領域が、前記含有領域の両側の各々に設定される、ワイヤーハーネス検査装置。
  7. 請求項6のワイヤーハーネス検査装置であって、
    前記保持具は、前記ワイヤーハーネスにおける電線の分岐部分を保持する分岐部保持具、を含み、
    前記含有領域が、前記標準形状のワイヤーハーネスにおける前記分岐部保持具に保持された分岐部分から分岐した電線を含む領域であり、
    前記非含有領域が、前記分岐部分から分岐した前記電線の両側の領域である、ワイヤーハーネス検査装置。
  8. 請求項7のワイヤーハーネス検査装置であって、
    前記ワイヤーハーネスのコネクタを検出するコネクタ検出部、
    をさらに備える、ワイヤーハーネス検査装置。
  9. ワイヤーハーネス検査方法であって、
    (a)保持具によってワイヤーハーネスを保持する保持工程と、
    (b)前記ワイヤーハーネスを保持する前記保持具を撮影する撮影工程と、
    (c)前記撮影工程にて取得される画像において、判定領域を設定する判定領域設定工程と、
    (d)前記判定領域において、前記ワイヤーハーネスの一部であるワイヤーハーネス部分の有無を判定する判定工程と、
    を含む、ワイヤーハーネス検査方法。
JP2016229047A 2016-11-25 2016-11-25 ワイヤーハーネス検査装置及びワイヤーハーネス検査方法 Pending JP2018084542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016229047A JP2018084542A (ja) 2016-11-25 2016-11-25 ワイヤーハーネス検査装置及びワイヤーハーネス検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016229047A JP2018084542A (ja) 2016-11-25 2016-11-25 ワイヤーハーネス検査装置及びワイヤーハーネス検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018084542A true JP2018084542A (ja) 2018-05-31

Family

ID=62237664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016229047A Pending JP2018084542A (ja) 2016-11-25 2016-11-25 ワイヤーハーネス検査装置及びワイヤーハーネス検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018084542A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021050925A (ja) * 2019-09-20 2021-04-01 矢崎総業株式会社 圧着端子の外観検査装置
US11302461B2 (en) * 2019-05-10 2022-04-12 Hitachi Metals, Ltd. Method and device for producing wire harness
WO2022122149A1 (en) 2020-12-09 2022-06-16 Siemens Industry Software Inc. Method for inspecting a correct execution of a processing step of components, in particular a wiring harness, data structure and system
US20240005471A1 (en) * 2022-06-29 2024-01-04 Electrical Components International, Inc. Next generation quality inspection

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11302461B2 (en) * 2019-05-10 2022-04-12 Hitachi Metals, Ltd. Method and device for producing wire harness
JP2021050925A (ja) * 2019-09-20 2021-04-01 矢崎総業株式会社 圧着端子の外観検査装置
JP7140732B2 (ja) 2019-09-20 2022-09-21 矢崎総業株式会社 圧着端子の外観検査装置
WO2022122149A1 (en) 2020-12-09 2022-06-16 Siemens Industry Software Inc. Method for inspecting a correct execution of a processing step of components, in particular a wiring harness, data structure and system
US20240005471A1 (en) * 2022-06-29 2024-01-04 Electrical Components International, Inc. Next generation quality inspection
US11995812B2 (en) * 2022-06-29 2024-05-28 Electrical Components International, Inc. Next generation quality inspection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018084542A (ja) ワイヤーハーネス検査装置及びワイヤーハーネス検査方法
US9852500B2 (en) Guided inspection of an installed component using a handheld inspection device
JP6727409B2 (ja) はんだ付け品質検査プラットフォーム
JP2011107016A (ja) 被覆電線検査装置及びこれを備えた電線処理機
US10420269B2 (en) Mounting inspection device
US20210049754A1 (en) Image-based control of wire harness and connector manufacturing processes using artificial intelligence
KR20200139948A (ko) 머신비전기반 하네스 불량 검사방법
JP2016070710A (ja) ワイヤハーネスの外観検査装置、ワイヤハーネスの外観検査方法及びワイヤハーネスの外観検査プログラム
JP4870054B2 (ja) 基板処理装置、表面実装機、印刷機、検査機、及び塗布機
JP2013205202A (ja) 半田ツノ外観検査装置
KR100862883B1 (ko) 반도체 소자 인-트레이 검사 장치 및 그를 이용한 검사방법
JP5481232B2 (ja) パンタグラフ監視装置
JP3935048B2 (ja) 被覆電線検査装置
JP6574402B2 (ja) 画像検査装置、画像検査方法及び画像検査プログラム
JP6280807B2 (ja) ワイヤーハーネス外観検査装置
JP6734190B2 (ja) ハーネス保持部材の外観検査装置及びハーネス保持部材の外観検査方法
CN113933309B (zh) 一种复测aoi机台检盲孔孔内不良的方法
KR101641099B1 (ko) 하네스용 비전 검사장치
JP2011180049A (ja) パンタグラフ監視装置
US20180089822A1 (en) Automated diagnostics for device display and camera
JP2012225716A (ja) 基板の外観検査装置および外観検査方法
KR101126759B1 (ko) 칩 마운터의 부품 정보 티칭방법
US20130286189A1 (en) Solder connection inspection apparatus and method
JP2017009469A (ja) 端子圧着不良検出装置
JP2019007787A (ja) 検査装置、および、検査方法