JP2018084007A - 織機における開口方法及び開口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】綾織や繻子織のように製織中に一部の綜絖枠が停留位置に保持される場合においても、動作枠と停留枠の経糸張力の差に起因するモータ負荷の上昇や織物品質の低下を抑制する。
【解決手段】単一の開口モータの一方向回転により単一の綜絖枠がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備える。開口曲線に対応して綜絖枠が移動するように開口モータを制御する制御手段を備える。制御手段は、綜絖枠の移動中は開口モータを一方向に回転させるように制御し、綜絖枠を開口状態で停留させる場合は、綜絖枠が上死点あるいは下死点から設定量だけ口閉じした後に停止させ、停止後、開口モータの回転方向を停止前とは反転して綜絖枠の開口運動を再開するように開口モータを制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、織機における開口方法及び開口装置に係り、詳しくは単一の開口モータの一方向回転により単一の綜絖枠がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備えた織機における開口方法及び開口装置に関する。
織布を製織するための経糸を案内しつつ開閉口の動作をさせる綜絖は、綜絖枠に取り付けられており、緯入れ1サイクル中に同じ方向へ移動する経糸群が1つの綜絖枠の各綜絖の糸挿通孔に通されている。このような綜絖枠が複数枚織機の前後方向へ並べられ、各綜絖枠が別々に上下動される。
平織は、経糸と緯糸とを交互に交差させた状態で織るため、複数の綜絖枠は、交互に上死点と下死点との間を移動するように駆動される。
一方、綾織や繻子織では、複数の綜絖枠の全てが交互に上死点と下死点との間を移動するように駆動されるのではなく、織り柄に対応して一部の綜絖枠が開口状態で停留した状態で他の綜絖枠が往復移動を行うように駆動される。
隣り合う綜絖枠が交互に上下動する状態で駆動される場合は、綜絖により経糸に加わる張力は経糸間で差が少ない。しかし、綾織や繻子織の場合は、複数の綜絖枠のうち開口状態で停留している綜絖枠(停留枠)の綜絖により経糸に加わる張力と、移動中の綜絖枠(動作枠)の綜絖により経糸に加わる張力との差が大きくなる。
従来、イージングレバーの定期的な揺動によって織機1回転中の定期的な経糸張力変動に同期して前後動するローラを介して経糸を供給し、織機1回転中の定期的な経糸張力変動を前記ローラの揺動によって吸収する装置がある。停留枠と動作枠の張力差が大きいと、動作枠に対応する経糸の弛みが大きくなる。特に、綾織や繻子織のように製織中に一部の綜絖枠が開口状態に停留する場合においては、停留枠と動作枠との枚数比率によって、経糸に加わる張力の上下方向のアンバランスが大きくなる。経糸の開口時と閉口(クロス)時の張力差を減らすイージング量は、数が多く支配的な停留枠に合わせて設定するので小さいイージング量となる。しかし、小さいイージング量では閉口時、動作枠の経糸弛みとなり、特にエアジェット織機の場合、緯糸が経糸開口から外れて緯入れされる緯糸くぐりミスの原因となる。
また、停留枠の枚数比率で上下アンバランスが多い織物の場合、上死点側で停留する上停留枠が多ければ織前(布部)は上側へ引っ張られ、下死点側で停留する下停留枠が多ければ織前(布部)は下側へ引っ張られる。織り前(布部)が上下動すると、緯入れ性や織物品質(織り段)へ悪影響を及ぼす。
デニムなどの高張力織物の製織の場合、高張力制限ぎりぎりの織物で停留枠が多いと、それ以上張力を上げられない。張力は経糸全体の平均で見ており、停留枠が多いと高張力異常が発生し易い。
特許文献1には、綜絖枠を停留中に連続的に揺動させる綜絖駆動装置が提案されている。
特開2005−89954号公報
特許文献1の綜絖駆動装置では、綜絖枠を開口状態に停留させる場合、綜絖枠を停止させずに揺動させるため、前述の緯糸くぐりミスの発生、緯入れ性や織物品質への悪影響及び停留枠が多いと高張力異常が発生し易いという三つの課題を解決することができる。しかし、特許文献1の綜絖駆動装置では、綜絖枠を揺動させるため、駆動負荷が大きい。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、綾織や繻子織のように、製織中に一部の綜絖枠が開口状態で停留される場合においても、動作枠と停留枠の経糸張力の差に起因するモータ負荷の上昇や織物品質の低下を抑制することができる織機における開口方法及び開口装置を提供することにある。
上記課題を解決する織機における開口方法は、単一の開口モータの一方向回転により単一の綜絖枠がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備えた織機における開口方法である。そして、前記綜絖枠を開口状態で停留させる場合は、前記綜絖枠が上死点あるいは下死点から設定量だけ口閉じした後に停止させ、停止後、前記開口モータの回転方向を停止前とは反転して開口運動を再開する。
この構成によれば、各綜絖枠は、それぞれ対応する開口モータの一方向回転により、開口運動を行う。なお、本発明において「開口モータの一方向回転により開口運動を行う」とは、開口モータの往復回動(例えば、綜絖枠を上昇させるときに正転、下降させるときに逆転)により綜絖枠に開口運動をさせるものではないことを指す。また、本発明において「口閉じ」とは、綜絖枠を上死点あるいは下死点から閉口方向に移動させることを指す。そして、綜絖枠が開口状態で停留する場合は、上死点あるいは下死点で停止するのではなく、綜絖枠が上死点あるいは下死点から設定量だけ口閉じした後に停止するように開口モータが駆動される。そのため、織り柄に対応して一部の綜絖枠が上死点あるいは下死点に停止した状態で他の綜絖枠が移動を行う場合に比べて、停留枠に対応する経糸と動作枠に対応する経糸との張力差が小さくなる。したがって、綾織や繻子織のように、製織中に一部の綜絖枠が開口状態で停留される場合においても、動作枠と停留枠の経糸張力の差に起因するモータ負荷の上昇や織物品質の低下を抑制することができる。また、停止後、開口モータの回転方向を停止前とは反転して開口運動を再開するため、停留中に上死点あるいは下死点から口閉じさせるにも関わらず、安定した緯入れに必要な緯入れ時の開口量を確保することができる。
前記設定量は、前記綜絖枠毎に可変設定可能である。停留枠の停止位置により停留枠による経糸の開口量が異なり、経糸の開口量は使用する経糸の太さや繊維の種類、織り柄あるいは製織速度によって最適な値が異なる。そのため、設定量が綜絖枠毎に可変設定可能であれば、製織条件に対応して綜絖枠を適正な停止位置で停止させることができる。
前記開口状態で停留する綜絖枠は、前記綜絖枠が上死点あるいは下死点から口閉じした後に停止するまでは、他の綜絖枠と同じ開口曲線で移動する。上死点あるいは下死点から口閉じした後に停止するまでの綜絖枠の移動速度の変化は、他の綜絖枠とは異ならせてもよい。しかし、同じ開口曲線となるようにした場合は、隣り合う綜絖枠により開口運動される経糸同士が同じ動きをするため、経糸捌きが良くなる。また、停留用に特別な開口曲線のデータを制御手段に記憶する必要が無いため、メモリ容量を小さくすることができる。
上記課題を解決する織機における開口装置は、単一の開口モータの一方向回転により単一の綜絖枠がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備えた織機における開口装置である。そして、開口曲線に対応して前記綜絖枠が移動するように前記開口モータを制御する制御手段を備える。前記制御手段は、前記綜絖枠の移動中は前記開口モータを一方向に回転させるように制御し、前記綜絖枠を開口状態で停留させる場合は、前記綜絖枠が上死点あるいは下死点から設定量だけ口閉じした後に停止させ、停止後、前記開口モータの回転方向を停止前とは反転して前記綜絖枠の開口運動を再開するように前記開口モータを制御する。
この発明の開口装置は、織り柄に対応して一部の綜絖枠が上死点あるいは下死点に停止した状態で他の綜絖枠が移動を行う開口装置に比べて、停留枠に対応する経糸と動作枠に対応する経糸との張力差が小さくなる。したがって、綾織や繻子織のように、製織中に一部の綜絖枠が停留位置に保持される場合においても、動作枠と停留枠の経糸張力の差に起因するモータ負荷の上昇や織物品質の低下を抑制することができる。また、停止後、開口モータの回転方向を停止前とは反転して開口運動を再開するため、停留中に上死点あるいは下死点から口閉じさせるにも関わらず、緯入れ時の開口量を確保することができる。
本発明によれば、綾織や繻子織のように製織中に一部の綜絖枠が開口状態に停留される場合においても、動作枠と停留枠の経糸張力の差に起因するモータ負荷の上昇や織物品質の低下を抑制することができる。
第1の実施形態の開口装置を示す一部省略正面図。 同じく一部省略平面図。 図2のA−A線断面図。 (a),(b),(c)は、開口レバーを示す正面図。 開口モータの動作制御プログラムを示すフローチャート。 (a)〜(k)は繻子織(織柄4/1)における綜絖枠の開口曲線を示す模式図。 (a)は上死点からの口閉じ量の変更パターンを示す模式図、(b)は下死点からの口閉じ量の変更パターンを示す模式図。 特許文献1における綜絖枠の移動方向の変化を示す模式図。 別の実施形態の口閉じ量の変更パターンを示す模式図。 別の実施形態のクランク機構を示す正面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1に示すように、織機の左右のサイドフレーム11,12の内側には開口レバー13,14が支軸15A,15Bに揺動可能に支持されている。開口レバー13の揺動は、伝達ロッド16を介して開口レバー14に伝達され、開口レバー13,14が同期して揺動する。開口レバー13,14にはコネクティングロッド17,18が垂立状態に取り付けられている。複数枚の綜絖枠19(本実施形態では16枚)は、それぞれ一対のコネクティングロッド17,18によって支持されている。開口レバー13,14の揺動は、コネクティングロッド17,18を介して綜絖枠19の上下動に変換される。
図1〜図3に示すように、一方のサイドフレーム11の側方には複数の開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fが配設されている。開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fは、同じ構成であるので、以下においては開口モータ20Dに関連する構成についてのみ説明する。
図2に示すように、開口モータ20Dは、サーボモータ201と、サーボモータ201の軸(図示略)の一端に設けられたロータリエンコーダ202と、前記軸の他端に連結された減速ギヤ群(図示略)を収容したギヤケース203とを備えている。さらに、開口モータ20Dは、減速ギヤ群に連結された回転軸204を備えている。
図3に示すように、回転軸204にはクランクアーム21の一端が固定されており、クランクアーム21の他端にはロッド形状の連結部材22の一端がクランクピン23を介して回転可能に連結されている。回転軸204、クランクアーム21及び連結部材22は、クランク機構を構成する。
図4(a),(b),(c)に示すように、開口レバー13としては、3種類の開口レバー131,132,133がある。
図4(a)に示す開口レバー131は、上方に延びる連結アーム241と、コネクティングロッド17に連結される横方向アーム25と、伝達ロッド16に連結される下方向アーム26とを備えている。横方向アーム25にはコネクティングロッド17が軸ピン27を介して連結されており、下方向アーム26には伝達ロッド16が軸ピン28を介して連結されている。
連結アーム241には連結部材22が取り付け位置調整部としてのアダプタ29を介して連結されている。アダプタ29は、連結アーム241にネジ30によってねじ止めされており、連結アーム241に対するアダプタ29のネジ止め位置(取り付け位置)を連結アーム241の長さ方向に変更することができる。アダプタ29には連結部材22が連結ピン31を介して連結されている。
図4(b)に示す開口レバー132及び図4(c)に示す開口レバー133は、開口レバー131の横方向アーム25及び下方向アーム26とそれぞれ同形同大に形成された横方向アーム25及び下方向アーム26を備えている。また、開口レバー132,133は、開口レバー131と同様に上方に延びる連結アーム242,243を備えており、連結アーム242,243は、横方向アーム25に対する支軸15Aの周方向における角度間隔がそれぞれ異なる。
開口モータ20D、回転軸204、クランクアーム21、連結部材22、開口レバー13,14、伝達ロッド16、コネクティングロッド17,18は、単一の開口モータ20Dの一方向回転により単一の綜絖枠19がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を構成する。なお、「開口モータ20Dの一方向回転により」とは、開口モータ20Dの往復回動(例えば、綜絖枠19を上昇させるときに正転、下降させるときに逆転)により綜絖枠19に開口運動をさせるものではないことを指す。
図1に示すように、開口モータ20A,20B,20Cは、織機の前方から数えて8枠分の綜絖枠19に対応する8台が配設されている。本実施形態では、サイドフレーム11側に3段重ねて配置されるものを開口モータ20A、その外側に5段重ねて配置されるもののうち、下から3個を開口モータ20B、上から2個を開口モータ20Cとしている。
図2に示すように、開口モータ20A,20B,20Cと対を成すように開口モータ20D,20E,20Fが配置されている。図1に示す連結部材22及び開口レバー13は、織機の前列側に配置された3枠の綜絖枠19に対応した綜絖枠駆動系である。なお、開口モータ20B,20Cに連結する連結部材の図示は、図を見易くするために省略している。
複数の開口モータ20Aの回転軸204に連結される連結部材22は、いずれも同一の長さに設定されている。複数の開口モータ20Bの回転軸204に連結される連結部材(図示略)は、いずれも同一の長さに設定されており、複数の開口モータ20Cの回転軸204に連結される連結部材(図示略)は、いずれも同一の長さに設定されている。又、開口モータ20D,20E,20Fの回転軸204に連結される連結部材の長さは、それぞれ開口モータ20A,20B,20Cに連結される連結部材22と同一の長さに設定されている。つまり、回転軸204に連結される連結部材22は、長さの異なる3種類のみ用意されている。
図4(a),(b),(c)に示す開口レバー131,132,133の連結アーム241,242,243は、支軸15Aの中心151(開口レバー131,132,133の揺動中心)の周りの方向(周方向)の位置が異ならせてある。そのため、連結部材22が3種類のみ用意されているにも拘わらず、開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fをサイドフレーム11の側方に、横方向に2列かつ上下に多段に配置することができる。その結果、織機の横方向における設置スペースの増大を防止することができる。
図1に示すように、開口モータ20A,20B,20Cは、制御手段32の制御を受ける。図1には図示しないが、開口モータ20D,20E,20Fも、制御手段32の制御を受ける。制御手段32は、各種演算処理を実行するCPU、その制御に必要なプログラムやデータの記憶されたROM、CPUの演算結果等が一時記憶されるRAM、外部との間で信号を入・出力するための入・出力ポート等を備えている。制御手段32には入力設定手段33、動作指令スイッチ34、起動スイッチ35及びロータリエンコーダ202が信号接続されている。
制御手段32には、各開口モータ20A〜20Fを駆動する制御プログラムとして、綜絖枠19の移動中は各開口モータ20A〜20Fを一方向に回転させ、綜絖枠19を開口状態に停留させる際は、綜絖枠19が上死点あるいは下死点から設定量だけ口閉じした後に停止させるように駆動する制御プログラムが記憶されている。また、綜絖枠19の開口運動を再開させる際は、開口モータ20A〜20Fを停止前の回転方向と逆方向に反転して回転駆動する制御プログラムが記憶されている。
図6(a)〜(k)は、織柄4/1の繻子織物を製織する場合に制御手段32が開口モータ20A等を制御する際の、基準となる開口曲線を示す。制御手段32にはこの開口曲線が記憶されている。なお、図6(a)〜(k)における横軸は織機回転角度を表し、縦軸は綜絖枠の高さ位置を表す。
また、開口曲線は、開口状態で停留する綜絖枠19が、上死点Xを通り過ぎて停止するまでは、他の綜絖枠と同じ移動速度の変化で移動するように設定されている。すなわち、図6(d)に示す開口曲線X−Aは、停留させない他の綜絖枠19の図6(b)に示す開口曲線X−Bと同じである。この実施の形態では、綜絖枠19が図6(a)に示す点Cから上死点Xまで移動する開口曲線C−Xと、綜絖枠19が上死点Xを通り過ぎて点Aで停止するまでの図6(d)に示す開口曲線X−Aとが対称に設定されている。
設定量L(綜絖枠19を上死点Xから停止位置Aまで下降させる下降量)は、綜絖枠19毎に可変設定可能である。綜絖枠19の停止位置により綜絖枠19による経糸の開口量が異なり、経糸の開口量は使用する経糸の太さや繊維の種類、織り柄あるいは製織速度によって最適な状態が異なる。そのため、製織条件に対応して綜絖枠19を適正な停止位置で停止可能とするため、設定量Lが綜絖枠19毎に可変設定可能となっている。
図7(a)及び図7(b)に示すように、口閉じ量の変更パターンには上死点Xからの口閉じ量を示す変更パターンL1,L2,L3と、下死点Yからの口閉じ量を示す変更パターンL4,L5,L6とがある。変更パターンは実線で示す基準パターンと、基準パターンに比べて停止位置が上側あるいは下側になる破線で示すパターンとがある。制御手段32のメモリには、全ての変更パターンの曲線が記憶されているのではなく、メモリには基準パターンが記憶されており、制御手段32は基準パターンに所定の係数を掛けてデータ処理することにより種々の変更パターンを演算して適正な変更パターンを使用するようになっている。
以下、上死点X側で停留している状態から綜絖枠19が移動を開始して開口運動を行う場合の制御を、図5のフローチャート及び図6(a)〜(k)に基づいて説明する。
制御手段32は、図6(a)の点Cから開口モータ20Aの正転駆動を開始し(ステップS1)、ステップS2でロータリエンコーダ202の出力信号に基づいて綜絖枠19の高さ位置を演算する。次に制御手段32は、ステップS3で綜絖枠19が反転位置(この場合は上死点X)に到達したか否かを判断し、NOであればステップS2に戻り、YESであればステップS4に進む。制御手段32は、ステップS4で綜絖枠19を停止させるか否かを記憶された開口曲線に基づいて判断し、NOであればステップS2に戻る。この実施形態では、図6(b)、(c)に示す開口曲線では綜絖枠19の停留は行われないから、開口モータ20Aは正転を継続する。この間の綜絖枠19の移動状態が図6の(a)〜(c)で示される。すなわち、開口モータ20Aは、綜絖枠19が上死点Xに到達しても正転駆動が継続されて、図6(b)に示すように綜絖枠19が下死点Yに到達した後も、正転が継続された状態で、図6(c)に示すように、下死点Yから上死点Xまで移動する。
制御手段32は、図6(d)に示すように綜絖枠19を上死点X側で停留させる場合、すなわちステップS4でYESとなる場合はステップS5に進み、ステップS5において所定の減速度で開口モータ20Aを停止させる(図6(d)の点A)。この時の開口モータ20Aの減速度は、停止される綜絖枠19が他の綜絖枠19と同じ開口曲線で移動するように設定され、綜絖枠19が上死点Xから設定量Lだけ下降した位置で停止される。この間の綜絖枠19の移動状態が図6の(d)で示される。
次に制御手段32はステップS6に進み、停留状態を解除して開口運動を再開するか否かを記憶された開口曲線に基づいて判断し、開口運動を再開させる場合にはステップS7に進む。制御手段32は、ステップS7で開口モータ20Aの逆転駆動を開始した後(図6(f)の点D)、ステップS8に進む。制御手段32はステップS8でロータリエンコーダ202の出力信号に基づいて綜絖枠19の高さ位置を演算する。次に制御手段32は、ステップS9で綜絖枠19が反転位置(上死点X)に到達したか否かを判断し、NOであればステップS8に戻り、YESであればステップS10に進む。制御手段32は、ステップS10で綜絖枠19を停留させるか否かを記憶された開口曲線に基づいて判断し、NOであればステップS8に戻る。この実施形態では、図6(g)、(h)に示す開口曲線では綜絖枠19の停留は行われないから、開口モータ20Aは逆転を継続する。この間の綜絖枠19の移動状態が図6の(f)〜(h)で示される。すなわち、開口モータ20Aは、綜絖枠19が上死点Xに到達しても逆転駆動が継続される。そして、図6(f),(g)に示すように綜絖枠19が上死点Xに到達した後も、逆転が継続された状態で、図6(g)に示すように上死点Xから下死点Yまで移動した後、図6(h)に示すように、下死点Yから上死点Xまで移動する。
制御手段32は、ステップS10でYESであればステップS11に進み、ステップS11において所定の減速度で開口モータ20Aを停止させる。この時の開口モータ20Aの減速度は、停止される綜絖枠19が他の綜絖枠19と同じ開口曲線で移動するように設定され、綜絖枠19が上死点Xから設定量Lだけ下降した位置で停止される。この間の綜絖枠19の移動状態が図6の(i)で示される。
次に制御手段32はステップS12に進み、停留状態を解除して開口運動を再開するか否かを記憶された開口曲線に基づいて判断し、開口運動を再開させる場合にはステップS1に進み開口モータ20Aの正転駆動を開始する。この間の綜絖枠19の移動状態が図6の(i),(j),(k)で示される。図6の(k)は、図6の(a)と同じである。
制御手段32は、綜絖枠19が上死点Xあるいは下死点Yに到達した後、口閉じ方向に移動する移動量である設定量Lを、綜絖枠19毎に製織条件に対応して適正な停止位置となるように変更する。綜絖枠19が上死点X側で停留する場合は、制御手段32は、図7(a)に示す口閉じ量の変更パターンL1,L2,L3を用いて、経糸の開口状態が使用する経糸の太さや繊維の種類、織り柄あるいは製織速度によって最適な状態となるように設定量Lを調整する。したがって、停留枠となる綜絖枠19は、経糸の開口状態が、使用する経糸の太さや繊維の種類、織り柄あるいは製織速度等の製織条件に対応して適正な停止位置で停止する。
綜絖枠19の停留位置が上死点X側ではなく下死点Y側の場合は、綜絖枠19が下死点Y側の停留位置から移動を開始し、下死点Yと上死点Xとの間の連続した往復移動を行った後、下死点Yに到達した後、設定量Lだけ口閉じした後に下死点Yから設定量Lだけ上昇した位置で停止するように開口モータ20Aが停止される。この場合、制御手段32は、図7(b)に示す口閉じ量の変更パターンL4,L5,L6を用いて、経糸の開口状態が使用する経糸の太さや繊維の種類、織り柄あるいは製織速度によって最適な状態となるように設定量を調整する。
すなわち、この実施形態では、織機の運転中、織り柄に対応して停留する綜絖枠19は、上死点Xあるいは下死点Yで停止するのではなく、停留位置が上死点X側の場合は、図6(d)に示すように、上死点Xから設定量Lだけ口閉じした位置で停止した後、開口モータ20Aの回転方向が停止前とは反転されて開口運動が再開される。
一方、特許文献1に記載の綜絖駆動装置では、綜絖枠を上死点側の開口位置に停留する場合、駆動モータの駆動を継続して、図8に示すように、綜絖枠を上死点近傍で揺動させる。そのため、特許文献1の綜絖駆動装置では、停留範囲で綜絖枠を揺動させるため、駆動負荷が大きい。
また、上死点X側あるいは下死点Y側の停留位置を変更する場合、開口モータ20A等の正転及び逆転を繰り返し、かつ、正逆転動作量を変化させることで、上死点側あるいは下死点側の停留位置を変更することも可能である。しかし、平織りの場合、すなわち綜絖枠19が間欠的に停止せずに連続動作を行う場合は、開口モータ20A等の負荷が大きくなり過ぎる。
本実施形態では、綜絖枠19を開口運動させる際には、開口モータ20A等を一方向回転となるように駆動制御するため、開口モータ20A等の負荷が大きくなり過ぎることが回避される。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)開口方法は、単一の開口モータ20A等の一方向回転により単一の綜絖枠19がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備えた織機における開口方法である。そして、綜絖枠19を開口状態で停留させる場合は、綜絖枠19が上死点あるいは下死点Yから設定量だけ口閉じした後に停止させ、停止後、開口モータ20A等の回転方向を停止前とは反転して開口運動を再開する。
そのため、織り柄に対応して一部の綜絖枠19が上死点Xあるいは下死点Yに停止した状態で他の綜絖枠19が移動を行う場合に比べて、停留枠に対応する経糸と動作枠に対応する経糸との張力差が小さくなる。したがって、綾織や繻子織のように、製織中に一部の綜絖枠19が開口状態で停留される場合においても、動作枠と停留枠の経糸張力の差に起因するモータ負荷の上昇や織物品質の低下を抑制することができる。また、停止後、開口モータ20A等の回転方向を停止前とは反転して開口運動を再開するため、停留中に上死点Xあるいは下死点Yから口閉じさせるにも関わらず、安定した緯入れに必要な緯入れ時の開口量を確保することができる。
(2)設定量は、綜絖枠19毎に可変設定可能である。停留枠の停止位置により停留枠による経糸の開口量が異なり、経糸の開口量は使用する経糸の太さや繊維の種類、織り柄あるいは製織速度によって最適な値が異なる。そのため、設定量が綜絖枠19毎に可変設定可能であれば、製織条件に対応して綜絖枠19を適正な停止位置で停止させることができる。
(3)開口状態で停留する綜絖枠19は、綜絖枠19が上死点Xあるいは下死点Yから口閉じした後に停止するまでは、他の綜絖枠19と同じ開口曲線で移動する。上死点Xあるいは下死点Yから口閉じした後に停止するまでの綜絖枠19の移動速度の変化は、他の綜絖枠19とは異ならせてもよい。しかし、同じ開口曲線となるようにした場合は、隣り合う綜絖枠19により開口運動される経糸同士が同じ動きをするため、経糸捌きが良くなる。また、停留用に特別な開口曲線のデータを制御手段32に記憶する必要が無いため、メモリ容量を小さくすることができる。
(4)開口装置は、単一の開口モータ20A等の一方向回転により単一の綜絖枠19がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備えた織機における開口装置である。そして、開口曲線に対応して綜絖枠19が移動するように開口モータ20A等を制御する制御手段32を備える。制御手段32は、綜絖枠19の移動中は開口モータ20A等を一方向に回転させるように制御し、綜絖枠19を開口状態で停留させる場合は、綜絖枠19が上死点Xあるいは下死点Yから設定量だけ口閉じした後に停止させ、停止後、開口モータ20A等の回転方向を停止前とは反転して綜絖枠19の開口運動を再開するように開口モータ20A等を制御する。
そのため、織り柄に対応して一部の綜絖枠19が上死点Xあるいは下死点Yに停留した状態で他の綜絖枠19が移動を行う開口装置に比べて、停留枠に対応する経糸と動作枠に対応する経糸との張力差が小さくなる。したがって、綾織や繻子織のように、製織中に一部の綜絖枠19が停留位置に保持される場合においても、動作枠と停留枠の経糸張力の差に起因するモータ負荷の上昇や織物品質の低下を抑制することができる。また、停止後、開口モータ20A等の回転方向を停止前とは反転して開口運動を再開するため、停留中に上死点Xあるいは下死点Yから口閉じさせるにも関わらず、緯入れ時の開口量を確保することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 図9に示すように、綜絖枠19の移動方向変更後に、所定の減速度で開口モータ20A等を停止させる時の開口モータ20A等の減速度は、停止される綜絖枠19が他の綜絖枠19と同じ開口曲線となる減速度ではなく、停留位置に到達するまで一定の減速度であってもよい。また、図9に鎖線で示すように、停止までに要する時間が大幅に長くなってもよい。停止までに要する時間を長くすれば、その分、開口モータ20A等や綜絖枠駆動系に加わる負荷が小さくなる。
○ 綜絖枠19の移動方向変更後に、所定の減速度で開口モータ20A等を停止させる時の開口モータ20A等の減速度は、停止される綜絖枠19が他の綜絖枠19と同じ開口曲線となる減速度とし、停留位置に停止した状態から上死点Xあるいは下死点Yまで移動する際は、他の移動中の綜絖枠19と同期させずに移動させてもよい。
○ 基準の開口曲線のデータと、その開口曲線のデータに製織条件に対応した係数を掛けて目的の開口曲線を演算する代わりに、製織条件に対応した複数の開口曲線のデータをメモリに記憶しておくようにしてもよい。
○ 綜絖枠19の移動速度の変化を示す開口曲線の加速度及び減速度は、織機のメインモータの回転速度に対応して設定されるのが好ましい。
○ 連結アーム241,242,243は、それぞれアダプタ29を介さずに連結部材22に連結された構成としてもよい。
○ 綜絖枠19の上側停留位置の上死点Xからの距離と、下側停留位置の下死点Yからの距離は同じに限らず、織柄によっては停留位置が上側に寄る方が良い場合と、停留位置が下側に寄る方が良い場合とがある。
○ 図10に示すように、綜絖枠19を駆動するクランク機構は、綜絖枠19の下方に設けられてもよい。開口モータMの出力軸(図示略)にはクランク円板40が止着されており、クランク円板40と綜絖枠19の下枠とはコネクティングロッド41を介して連結されている。クランク円板40及びコネクティングロッド41はクランク機構を構成し、開口モータMの回転がクランク機構を介して綜絖枠19の上下動に変換される。制御手段32は、開口モータMに組み込まれたロータリエンコーダ42から得られる回転角度情報に基づいて開口モータMをフィードバック制御する。
M…開口モータ、X…上死点、Y…下死点、C−X…開口曲線、X−A…開口曲線、X−B…開口曲線、13,14…綜絖枠駆動系を構成する開口レバー、16…同じく伝達ロッド、17,18…同じくコネクティングロッド、21…同じくクランクアーム、22…同じく連結部材、204…同じく回転軸、20A,20B,20C,20D,20E,20F…開口モータ、32…制御手段。

Claims (4)

  1. 単一の開口モータの一方向回転により単一の綜絖枠がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備えた織機における開口方法であって、
    前記綜絖枠を開口状態で停止させる場合は、前記綜絖枠が上死点あるいは下死点から設定量だけ口閉じした後に停止させ、
    停止後、前記開口モータの回転方向を停止前とは反転して開口運動を再開することを特徴とする織機における開口方法。
  2. 前記設定量は、前記綜絖枠毎に可変設定可能である請求項1に記載の織機における開口方法。
  3. 前記開口状態で停留する綜絖枠は、前記綜絖枠が上死点あるいは下死点から設定量だけ前記開口モータの回転を継続させた後に停止するまでは、他の綜絖枠と同じ開口曲線で移動する請求項1又は請求項2に記載の織機における開口方法。
  4. 単一の開口モータの一方向回転により単一の綜絖枠がクランク機構を介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備えた織機における開口装置であって、
    開口曲線に対応して前記綜絖枠が移動するように前記開口モータを制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記綜絖枠の移動中は前記開口モータを一方向に回転させるように制御し、前記綜絖枠を開口状態で停留させる場合は、前記綜絖枠が上死点あるいは下死点から設定量だけ口閉じした後に停止させ、停止後、前記開口モータの回転方向を停止前とは反転して前記綜絖枠の開口運動を再開するように前記開口モータを制御することを特徴とする織機における開口装置。
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