JP2018082838A - 綿棒体 - Google Patents

綿棒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2018082838A
JP2018082838A JP2016227192A JP2016227192A JP2018082838A JP 2018082838 A JP2018082838 A JP 2018082838A JP 2016227192 A JP2016227192 A JP 2016227192A JP 2016227192 A JP2016227192 A JP 2016227192A JP 2018082838 A JP2018082838 A JP 2018082838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
cotton
swab
cotton ball
cotton swab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016227192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6600614B2 (ja
Inventor
役男 佐藤
Ekio Sato
役男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SATO KASEI KOGYOSHO KK
Sato Kasei Kogyosho KK
Original Assignee
SATO KASEI KOGYOSHO KK
Sato Kasei Kogyosho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SATO KASEI KOGYOSHO KK, Sato Kasei Kogyosho KK filed Critical SATO KASEI KOGYOSHO KK
Priority to JP2016227192A priority Critical patent/JP6600614B2/ja
Publication of JP2018082838A publication Critical patent/JP2018082838A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6600614B2 publication Critical patent/JP6600614B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】狭い部位へ挿入して使用することができる綿棒体を提供する。【解決手段】長尺の軸部24と、軸部24の先端部に設けられた綿球部12とを有している。【選択図】 図1

Description

本発明は、綿棒体に関するものである。
一般に、医療の現場や家庭において綿棒が広く使用されている。このような綿棒は、所定の長さの軸部と、前記軸部の先端に取付けられ、略球状に形成された綿球部とを有している。
従来より、医療現場における綿棒は、綿球部に薬液を含浸させ、患者の患部に塗布するために使用される場合と、医師が患者の患部、特に、耳、口、鼻の穴等、体表に開口した穴内に綿棒を差込み、穴の奥の患部に綿棒軸部の先端の綿球部を当接させて患部から生物学的検体を採取し、細菌検査やウイルス検査等を行うために使用される場合とがある。
従来の綿棒は医師が直接軸部を把持して患部に綿球部を接触させるのに十分な長さを有しているにすぎないので、患者の体腔内では使用することができなかった。
また、従来より、内視鏡自体の清掃にあっては、処置具を挿通するための鉗子口や、体液又は空気を吸い出すための吸引口を、例えばブラシによって清掃した場合には、ブラシから毛が抜け落ちて却って汚れの原因となったり、内視鏡内部を傷つけてしまったりするといった事態を生じていた。このような事態は、内視鏡の清掃に綿棒を用いれば解消することができるが、十分な長さを有していないため、全ての箇所を清掃することはできなかった。このため、内視鏡専用の洗浄機を用いざるを得ず、運用コスト面での問題が生じていた。
さらには、清掃後の内視鏡が十分清浄であるかを確認するために、清浄度検査を行う必要があるが、その際に一般的に行われている、綿棒によって生物学的検体を採取する、いわゆるふき取り検査は、前記同様綿棒が十分な長さを有していないため、全ての箇所をふき取って検査することが難しいという不具合があった。
また、前記した清浄度検査は、食品工場のパイプにおいても行うべきものであるが、これまでに細径のパイプ内部のふき取り検査を行うことができず、パイプ内部を通過した液体によって間接的に清浄度を検査することしかできないという不具合があった。
このような観点から本件特許出願人は特許文献調査を行ったが、上記のような要請に応えられる技術は発見されなかった。
特開2005−13423号公報
本発明はこのような要請に基づくものであり、その課題は、被検者の体内へ挿入して使用することができると共に、内視鏡等の細径の空隙を有する対象物の内部に挿入して清掃や検体採取に使用することができる綿棒体を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明にあっては、長尺の軸部と、前記軸部の先端部に設けられた綿球部とを有することを特徴とする。
従って、前記長尺の軸部を介して綿棒体を使用することができる。
請求項2に記載の発明にあっては、前記軸部は、前記綿球部が先端に設けられた軸部本体部と、前記軸部本体部に設けられた接続部に接続される長尺部とにより構成されていることを特徴とする。
従って、前記接続部に前記長尺部を接続した場合には、前記長尺部を介して綿棒体を使用することができる。
請求項3に記載の発明にあっては、前記軸部の先端部は、前記軸部の一般部よりも細径に形成された可撓部を有していることを特徴とする。
従って、前記軸部の先端部に外力が作用した場合には、前記軸部の一般部よりも細径に形成された前記可撓部が撓む。
請求項4に記載の発明にあっては、前記軸部の先端部には、膨出部が設けられ、前記綿球部は、前記膨出部に固定された綿球により構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明にあっては、前記長尺部は可撓性を有する管状材であって、前記接続部は、前記管状材の端部に接続固定されることを特徴とする。
前記長尺部は、例えば、カテーテルや内視鏡等が相当する。
従って、前記接続部を前記管状材の端部に接続固定した場合には、前記管状材を介して綿棒体を使用することができる。
請求項6に記載の発明にあっては、前記軸部には、前記軸部の後端部に開口すると共に、前記綿球部に連通する貫通孔が前記軸部の長さ方向全域に亘って内部に形成されていることを特徴とする。
従って、前記軸部の後端部から前記綿球部に至るまで、前記軸部の内部に前記貫通孔が形成される。
請求項1に記載の綿棒体にあっては、長尺の軸部と、前記軸部の先端部に設けられた綿球部とを有しているので、前記長尺の軸部を介して綿棒体を使用することができる。
その結果、被検者の体内へ挿入して使用することができると共に、内視鏡等の細径の空隙を有する対象物の内部に挿入して清掃や検体採取に使用することができる綿棒体を提供することができる。
また、内視鏡の処置具を挿通するための鉗子口や、体液又は空気を吸い出すための吸引口を清掃する際には、前記綿球部によって鉗子口や吸引口を清掃することができるので、従来のようにブラシから毛が抜け落ちて却って汚れの原因となったり、内視鏡内部を傷つけてしまったりするといった事態を確実に防止することができる。
また、請求項1に記載の綿棒体を使用して内視鏡の内部を清掃する場合には、従来のように内視鏡専用の洗浄機によって内視鏡内部を清掃する場合に比べて、運用コストを低減することができる。
また、清掃後の内視鏡が十分清浄であるかを確認するために、前記長尺の軸部を介して綿棒体を使用し、内視鏡の内部のふき取り検査をすることができる。
またさらに、食品工場において、前記長尺の軸部を介して綿棒体を使用し、細径のパイプの清掃や、パイプ内部の清浄度を確認するためのふき取り検査をすることができる。
その結果、狭い部位へ挿入して使用することができる綿棒体を提供することができる。
請求項2に記載の綿棒体にあっては、前記軸部は、前記綿球部が先端に設けられた軸部本体部と、前記軸部本体部に設けられた接続部に接続される長尺部とにより構成されているので、前記接続部に前記長尺部を接続した場合には、前記長尺部を介して綿棒体を使用することができる。
その結果、カテーテルや内視鏡の先端部に綿棒体を固定して、カテーテルや内視鏡と共に被検者の体内へ挿入して綿棒体としての使用をすることができる。
請求項3に記載の綿棒体にあっては、前記軸部の先端部に外力がかかった場合には、前記軸部の一般部よりも細径に形成された前記可撓部が撓むので、前記綿棒体を人体内部の狭い箇所に通過させる際には、前記軸部の先端部を撓ませながら通過させることができる。
その結果、内視鏡手術のように、被検者の体腔内において、臓器や血管の入り組んだ特に狭い箇所においても前記綿棒体を使用することができる。
請求項4に記載の綿棒体にあっては、前記軸部の先端部には、膨出部が設けられ、前記綿球部は、前記膨出部に固定された綿球により構成されているので、前記綿球が前記軸部から抜けて脱落するといった事態を防止することができる。
請求項5に記載の綿棒体にあっては、前記接続部を前記管状材の端部に挿入して固定した場合には、例えば、カテーテルや内視鏡のような医療用の可撓性を有する管状材の端部に前記綿棒体を接続して、被検者の体内において使用することができる。
請求項6に記載の綿棒体にあっては、前記軸部の後端部から前記綿球部に至るまで、前記軸部の内部に前記貫通孔が形成されるので、例えば、前記綿棒体をカテーテルや内視鏡のような管状材と接続し、前記管状材から薬液を注入した場合には、前記貫通孔を介して前記綿球部に前記薬液を含侵させることができる。
その結果、前記薬液が含侵した前記綿球部を患部に接触させることにより、前記患部に前記薬液を塗布することができる。
従来の内視鏡手術にあっては、患部に薬液を噴霧することしかできなかったため、患部以外の場所にも薬液が付着してしまうといった事態が生じていたのに対して、請求項6に記載の綿棒体にあっては、患部に薬液をピンポイントに塗布することができる。
また、請求項6に記載の綿棒体にあっては、前記軸部の後端部から前記綿球部に至るまで、前記軸部の内部に前記貫通孔が形成されるので、例えば、前記綿棒体をカテーテルや内視鏡のような管状材を介して吸引ポンプと接続することもできる。この場合には、血液等の液体を前記綿球部から前記貫通孔を介して吸引することができる。
図1は、本発明に係る綿棒体の一実施形態において、長尺部を接続部に接続した状態を示す側面図である。 図2(a)は、本発明に係る綿棒体の一実施形態を示す側面図、(b)は本発明に係る綿棒体の他の実施形態を示す側面図である。 図3(a)は、本発明に係る綿棒体の一実施形態を示す側面図、(b)は本発明に係る綿棒体の他の実施形態を示す側面図である。 図4(a)、(b)、(c)、(d)は、夫々、本発明に係る綿棒体において、接続部の複数の実施形態を示す側面図である。 図5(a)は、本発明に係る綿棒体の一実施形態を示す斜視図、(b)は本発明に係る綿棒体の他の実施形態を示す側面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る綿棒体を、カテーテルに接続して人体内で使用する場合を例に、図面を参照して詳細に説明する。
図1、図2及び図5に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10にあっては、長尺の軸部24と、軸部24の先端部に設けられた綿球部12とを有している。
図1、図2及び図5に示すように、本実施の形態に係る軸部24は、合成樹脂製の円柱状に形成され、綿球部12が先端に設けられた軸部本体部11と、軸部本体部11の後端部に設けられた接続部14に接続される長尺部13とにより構成されている。
図1、図2及び図5に示すように、本実施の形態に係る長尺部13は、人体内部へ挿入するカテーテルにより構成されている。
図2及び図3に示すように、本実施の形態に係る接続部14は、軸部本体部11の一般部よりも細径の円柱状に形成されている。具体的には、軸部本体部11の一般部の径寸法は1.5mm、接続部14の径寸法は1mmである。
図1〜図3及び図5に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11の先端部は、軸部本体部11の一般部よりも細径に形成された可撓部15を有している。可撓部15の径寸法は1mmである。
図3に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11の先端部には、膨出部16が設けられ、綿球部12は、膨出部16に固定された綿球により構成されている。膨出部16の径寸法は1.2mmである。
本実施の形態に係る軸部本体部11を、例えば押出成形等により作製する場合には、切断・切削の際に「バリ」や「カエリ」と呼ばれる不要な突起が加工面に発生するが、このような「バリ」や「カエリ」を膨出部16として使用することもできる。
図2に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11、接続部14、可撓部15、膨出部16は、合成樹脂により一体に形成されている。図3に示すように、本実施の形態に係る膨出部16から接続部14に至るまでの長さ寸法L1は、80mmである。また、図2に示すように、膨出部16に綿球を付加固定し綿球部12を形成した場合には、綿球部12から接続部14に至るまでの長さ寸法L2は、82mmである。
図1、図4(a)及び図5に示すように、本実施の形態に係る長尺部13は可撓性を有する合成樹脂製のカテーテル(管状材)であって、図4(a)に示すように、接続部14は、カテーテル13の先端部20に接続固定されている。
図5に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11には、接続部14の後端部17に開口すると共に、膨出部16の先端部18に開口して綿球部12に連通する貫通孔19が軸部本体部11の長さ方向全域に亘って内部に形成されている。
本実施の形態に係る綿球部12は、コットン、ビニロン又はレーヨン製の脱脂綿、若しくは、ポリエステル、ナイロン等の化成品の繊維、又は、ポリエステル及びナイロン等を素材とする複合繊維により形成されている。本実施の形態に係る綿球部12は、綿状に形成されているが、布状であってもよい。
また、以上のような綿棒体10に対して、図2及び図3に示すように、本発明における他の実施の形態に係る綿棒30は、膨出部16から接続部14に至るまでの長さ寸法L1、綿球部12から接続部14に至るまでの長さ寸法L2の代わりに、夫々、長さ寸法L3、L4を有している。
長さ寸法L4は、清浄度検査として用いられるATP(汚染物質)ふき取り検査の検査機に挿入して使用する場合に適した長さ寸法である。
ここで、清浄度検査とは、手指や食品加工設備機器、医療器具等が十分に清浄に維持されているかどうかを調べる検査である。ATPふき取り検査とは、検査箇所を綿棒等でふき取り、綿棒等で採取したATP(汚染物質)を試薬と反応させ、反応による発光量を測定する検査法である。
具体的には、図3に示すように、本実施の形態に係る膨出部16から接続部14に至るまでの長さ寸法L3は、147mmである。また、図2に示すように、膨出部16に綿球を付加固定し綿球部12を形成した場合には、綿球部12から接続部14に至るまでの長さ寸法L4は、149mmである。
それ以外の構成については、綿棒体10の構成と同一であり、同一符号で表すことにより説明を省略する。
また、図4(a)に示すように、本実施の形態に係る接続部14は、軸部本体部11の一般部よりも細径の円柱状に形成され、接続部14は、カテーテル13の先端部20に接続固定されている場合を例に説明したが、図4(b)、(c)及び(d)に示すように、接続部14には種々の形態を採用することができる。
図4(b)に示すように、第二の実施の形態に係る接続部14aは、軸部本体部11の内方に円柱状に凹設され、カテーテル13の先端部20に挿入されたワイヤー21に接続固定されるように構成されている。
図4(c)に示すように、第三の実施の形態に係る接続部14bは、軸部本体部11の一般部と同一の径寸法の円柱状に形成され、接続部14bよりも内径が太径のカテーテル13bの先端部20に接続固定されるように構成されている。
図4(d)に示すように、第四の実施の形態に係る接続部14cは、軸部本体部11の一般部よりも細径の円柱状に形成され、カテーテル13cの先端部20には凹部22が形成され、接続部14cは、カテーテル13cの凹部22に挿入され、熱収縮チューブ23により接続部14cとカテーテル13との接続部位が外方から被覆され固定されるように構成されている。
以下、本実施の形態に係る綿棒体10及び30の作用について、図を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図4(a)に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30を使用する場合には、接続部14をカテーテル13の先端部20に挿入して固定する。
この際、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、接続部14に長尺部であるカテーテル13を接続した場合には、カテーテル13を介して綿棒体10及び30を使用することができる。
その結果、カテーテルの先端部に綿棒体を固定して、カテーテルと共に被検者の体内へ挿入して綿棒体としての使用をすることができる。
また、図1〜図3及び図5に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、軸部本体部11の先端部に外力が作用した場合には、軸部本体部11の一般部よりも細径に形成された可撓部15が撓むので、綿棒体10及び30を人体内部の狭い箇所に通過させる際には、軸部本体部11の先端部を撓ませながら通過させることができる。
その結果、内視鏡手術のように、被検者の体腔内において、臓器や血管の入り組んだ特に狭い箇所においても本実施の形態に係る綿棒体10及び30を使用することができる。
図2に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、軸部本体部11の先端部には膨出部16が設けられ、綿球部12は膨出部16に固定された綿球により構成されているので、前記綿球が軸部本体部11から抜けて脱落するといった事態を防止することができる。
また、図5に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、軸部本体部11の後端部から綿球部12に至るまで、軸部本体部11の内部に貫通孔19が形成されるので、例えば、綿棒体10及び30をカテーテル13と接続し、カテーテル13から薬液を注入した場合には、貫通孔19を介して綿球部12に前記薬液を含侵させることができる。
その結果、前記薬液が含侵した綿球部12を患部に接触させることにより、前記患部に前記薬液を塗布することができる。
従来の内視鏡手術にあっては、患部に薬液を噴霧することしかできなかったため、患部以外の場所にも薬液が付着してしまうといった事態が生じていたのに対して、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、患部に薬液をピンポイントに塗布することができる。
また、図5に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、軸部本体部11の後端部から綿球部12に至るまで、軸部本体部11の内部に貫通孔19が形成されるので、例えば、綿棒体10及び30を、カテーテル13を介して吸引ポンプと接続することもできる。この場合には、血液等の液体を綿球部12から貫通孔19を介して吸引することができる。
図1に示すように、本実施の形態に係る長尺部13は、カテーテルである場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、内視鏡のほか、一般的な長尺部により構成し、長尺部に接続した綿棒体を内視鏡や食品工場のパイプの清掃及び生物学的検体の採取による清浄度検査に使用することができる。
図1〜図5に示すように、本実施の形態に係る軸部24は、軸部本体部11と長尺部13とに分割されている場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、軸部本体部と長尺部とが分割されておらず、一体に形成されていてもよい。
図1〜図3及び図5に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11は、先端部に軸部本体部11の一般部よりも細径に形成された可撓部15を、後端部に軸部本体部11の一般部よりも細径の円柱状に形成された接続部14を、夫々、有している場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、軸部本体部の先端部及び後端部が軸部本体部の一般部と同一の径寸法に形成されていてもよい。
この場合には、図4(c)に示すように、接続部よりも内径が太径のカテーテル等の長尺部材に接続固定されるように構成することができる。
本発明は、綿棒体であり、産業上利用可能性を有している。
10、30:綿棒体
11:軸部本体部
12:綿球部
13、13b、13c:カテーテル(長尺部)
14、14a、14b、14c:接続部
15:可撓部
16:膨出部
17:接続部の後端部
18:膨出部の先端部
19:貫通孔
20:カテーテル(長尺部)の先端部
21:ワイヤー
22:凹部
23:熱収縮チューブ
24:軸部
25:貫通孔
26:容器
本発明は、綿棒体に関するものである。
一般に、医療の現場や家庭において綿棒が広く使用されている。このような綿棒は、所定の長さの軸部と、前記軸部の先端に取付けられ、略球状に形成された綿球部とを有している。
従来より、医療現場における綿棒は、綿球部に薬液を含浸させ、患者の患部に塗布するために使用される場合と、医師が患者の患部、特に、耳、口、鼻の穴等、体表に開口した穴内に綿棒を差込み、穴の奥の患部に綿棒軸部の先端の綿球部を当接させて患部から生物学的検体を採取し、細菌検査やウイルス検査等を行うために使用される場合とがある。
従来の綿棒は医師が直接軸部を把持して患部に綿球部を接触させるのに十分な長さを有しているにすぎないので、患者の体腔内では使用することができなかった。
また、従来より、内視鏡自体の清掃にあっては、処置具を挿通するための鉗子口や、体液又は空気を吸い出すための吸引口を、例えばブラシによって清掃した場合には、ブラシから毛が抜け落ちて却って汚れの原因となったり、内視鏡内部を傷つけてしまったりするといった事態を生じていた。このような事態は、内視鏡の清掃に綿棒を用いれば解消することができるが、十分な長さを有していないため、全ての箇所を清掃することはできなかった。このため、内視鏡専用の洗浄機を用いざるを得ず、運用コスト面での問題が生じていた。
さらには、清掃後の内視鏡が十分清浄であるかを確認するために、清浄度検査を行う必要があるが、その際に一般的に行われている、綿棒によって生物学的検体を採取する、いわゆるふき取り検査は、前記同様綿棒が十分な長さを有していないため、全ての箇所をふき取って検査することが難しいという不具合があった。
また、前記した清浄度検査は、食品工場のパイプにおいても行うべきものであるが、これまでに細径のパイプ内部のふき取り検査を行うことができず、パイプ内部を通過した液体によって間接的に清浄度を検査することしかできないという不具合があった。
このような観点から本件特許出願人は特許文献調査を行ったが、上記のような要請に応えられる技術は発見されなかった。
特開2005−13423号公報
本発明はこのような要請に基づくものであり、その課題は、被検者の体内へ挿入して使用することができると共に、内視鏡等の細径の空隙を有する対象物の内部に挿入して清掃や検体採取に使用することができる綿棒体を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明にあっては、内視鏡及び細径のパイプに挿入して使用しうるように形成された長尺の軸部と、前記軸部の先端部に設けられた綿球部とを有し、前記軸部の先端部は、前記軸部の一般部よりも細径に形成された可撓部を有し、前記軸部の先端部には、膨出部が設けられ、前記綿球部は、前記膨出部に固定された綿球により構成されていることを特徴とする。
従って、前記長尺の軸部を介して綿棒体を使用することができると共に、前記軸部の先端部に外力が作用した場合には、前記軸部の一般部よりも細径に形成された前記可撓部が撓む。
請求項2に記載の発明にあっては、前記軸部は、前記綿球部が先端に設けられた軸部本体部と、前記軸部本体部に設けられた接続部に接続される長尺部とにより構成されていることを特徴とする。
従って、前記接続部に前記長尺部を接続した場合には、前記長尺部を介して綿棒体を使用することができる。
請求項3に記載の発明にあっては、前記長尺部は可撓性を有する管状材であって、前記接続部は、前記管状材の端部に接続固定されることを特徴とする。
前記長尺部は、例えば、カテーテルや内視鏡等が相当する。従って、前記接続部を前記管状材の端部に接続固定した場合には、前記管状材を介して綿棒体を使用することができる。
請求項4に記載の発明にあっては、前記軸部には、前記軸部の後端部に開口すると共に、前記綿球部に連通する貫通孔が前記軸部の長さ方向全域に亘って内部に形成されていることを特徴とする。
従って、前記軸部の後端部から前記綿球部に至るまで、前記軸部の内部に前記貫通孔が形成される。
請求項1に記載の綿棒体にあっては、内視鏡及び細径のパイプに挿入して使用しうるように形成された長尺の軸部と、前記軸部の先端部に設けられた綿球部とを有しているので、前記長尺の軸部を介して綿棒体を使用することができる。
その結果、被検者の体内へ挿入して使用することができると共に、内視鏡等の細径の空隙を有する対象物の内部に挿入して清掃や検体採取に使用することができる綿棒体を提供することができる。
また、内視鏡の処置具を挿通するための鉗子口や、体液又は空気を吸い出すための吸引口を清掃する際には、前記綿球部によって鉗子口や吸引口を清掃することができるので、従来のようにブラシから毛が抜け落ちて却って汚れの原因となったり、内視鏡内部を傷つけてしまったりするといった事態を確実に防止することができる。
また、請求項1に記載の綿棒体を使用して内視鏡の内部を清掃する場合には、従来のように内視鏡専用の洗浄機によって内視鏡内部を清掃する場合に比べて、運用コストを低減することができる。
また、清掃後の内視鏡が十分清浄であるかを確認するために、前記長尺の軸部を介して綿棒体を使用し、内視鏡の内部のふき取り検査をすることができる。
またさらに、食品工場において、前記長尺の軸部を介して綿棒体を使用し、細径のパイプの清掃や、パイプ内部の清浄度を確認するためのふき取り検査をすることができる。その結果、狭い部位へ挿入して使用することができる綿棒体を提供することができる。
また、請求項1に記載の綿棒体にあっては、前記軸部の先端部に外力がかかった場合には、前記軸部の一般部よりも細径に形成された前記可撓部が撓むので、前記綿棒体を人体内部の狭い箇所に通過させる際には、前記軸部の先端部を撓ませながら通過させることができる。
その結果、内視鏡手術のように、被検者の体腔内において、臓器や血管の入り組んだ特に狭い箇所においても前記綿棒体を使用することができる。
また、請求項1に記載の綿棒体にあっては、前記軸部の先端部には、膨出部が設けられ、前記綿球部は、前記膨出部に固定された綿球により構成されているので、前記綿球が前記軸部から抜けて脱落するといった事態を防止することができる。
請求項2に記載の綿棒体にあっては、前記軸部は、前記綿球部が先端に設けられた軸部本体部と、前記軸部本体部に設けられた接続部に接続される長尺部とにより構成されているので、前記接続部に前記長尺部を接続した場合には、前記長尺部を介して綿棒体を使用することができる。
その結果、カテーテルや内視鏡の先端部に綿棒体を固定して、カテーテルや内視鏡と共に被検者の体内へ挿入して綿棒体としての使用をすることができる。
請求項3に記載の綿棒体にあっては、前記接続部を前記管状材の端部に挿入して固定した場合には、例えば、カテーテルや内視鏡のような医療用の可撓性を有する管状材の端部に前記綿棒体を接続して、被検者の体内において使用することができる。
請求項4に記載の綿棒体にあっては、前記軸部の後端部から前記綿球部に至るまで、前記軸部の内部に前記貫通孔が形成されるので、例えば、前記綿棒体をカテーテルや内視鏡のような管状材と接続し、前記管状材から薬液を注入した場合には、前記貫通孔を介して前記綿球部に前記薬液を含侵させることができる。
その結果、前記薬液が含侵した前記綿球部を患部に接触させることにより、前記患部に前記薬液を塗布することができる。
従来の内視鏡手術にあっては、患部に薬液を噴霧することしかできなかったため、患部以外の場所にも薬液が付着してしまうといった事態が生じていたのに対して、請求項4に記載の綿棒体にあっては、患部に薬液をピンポイントに塗布することができる。
また、請求項4に記載の綿棒体にあっては、前記軸部の後端部から前記綿球部に至るまで、前記軸部の内部に前記貫通孔が形成されるので、例えば、前記綿棒体をカテーテルや内視鏡のような管状材を介して吸引ポンプと接続することもできる。この場合には、血液等の液体を前記綿球部から前記貫通孔を介して吸引することができる。
図1は、本発明に係る綿棒体の一実施形態において、長尺部を接続部に接続した状態を示す側面図である。 図2(a)は、本発明に係る綿棒体の一実施形態を示す側面図、(b)は本発明に係る綿棒体の他の実施形態を示す側面図である。 図3(a)は、本発明に係る綿棒体の一実施形態を示す側面図、(b)は本発明に係る綿棒体の他の実施形態を示す側面図である。 図4(a)、(b)、(c)、(d)は、夫々、本発明に係る綿棒体において、接続部の複数の実施形態を示す側面図である。 図5(a)は、本発明に係る綿棒体の一実施形態を示す斜視図、(b)は本発明に係る綿棒体の他の実施形態を示す側面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る綿棒体を、カテーテルに接続して人体内で使用する場合を例に、図面を参照して詳細に説明する。
図1、図2及び図5に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10にあっては、長尺の軸部24と、軸部24の先端部に設けられた綿球部12とを有している。
図1、図2及び図5に示すように、本実施の形態に係る軸部24は、合成樹脂製の円柱状に形成され、綿球部12が先端に設けられた軸部本体部11と、軸部本体部11の後端部に設けられた接続部14に接続される長尺部13とにより構成されている。
図1、図2及び図5に示すように、本実施の形態に係る長尺部13は、人体内部へ挿入するカテーテルにより構成されている。
図2及び図3に示すように、本実施の形態に係る接続部14は、軸部本体部11の一般部よりも細径の円柱状に形成されている。具体的には、軸部本体部11の一般部の径寸法は1.5mm、接続部14の径寸法は1mmである。
図1〜図3及び図5に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11の先端部は、軸部本体部11の一般部よりも細径に形成された可撓部15を有している。可撓部15の径寸法は1mmである。
図3に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11の先端部には、膨出部16が設けられ、綿球部12は、膨出部16に固定された綿球により構成されている。膨出部16の径寸法は1.2mmである。
本実施の形態に係る軸部本体部11を、例えば押出成形等により作製する場合には、切断・切削の際に「バリ」や「カエリ」と呼ばれる不要な突起が加工面に発生するが、このような「バリ」や「カエリ」を膨出部16として使用することもできる。
図2に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11、接続部14、可撓部15、膨出部16は、合成樹脂により一体に形成されている。図3に示すように、本実施の形態に係る膨出部16から接続部14に至るまでの長さ寸法L1は、80mmである。また、図2に示すように、膨出部16に綿球を付加固定し綿球部12を形成した場合には、綿球部12から接続部14に至るまでの長さ寸法L2は、82mmである。
図1、図4(a)及び図5に示すように、本実施の形態に係る長尺部13は可撓性を有する合成樹脂製のカテーテル(管状材)であって、図4(a)に示すように、接続部14は、カテーテル13の先端部20に接続固定されている。
図5に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11には、接続部14の後端部17に開口すると共に、膨出部16の先端部18に開口して綿球部12に連通する貫通孔19が軸部本体部11の長さ方向全域に亘って内部に形成されている。
本実施の形態に係る綿球部12は、コットン、ビニロン又はレーヨン製の脱脂綿、若しくは、ポリエステル、ナイロン等の化成品の繊維、又は、ポリエステル及びナイロン等を素材とする複合繊維により形成されている。本実施の形態に係る綿球部12は、綿状に形成されているが、布状であってもよい。
また、以上のような綿棒体10に対して、図2及び図3に示すように、本発明における他の実施の形態に係る綿棒30は、膨出部16から接続部14に至るまでの長さ寸法L1、綿球部12から接続部14に至るまでの長さ寸法L2の代わりに、夫々、長さ寸法L3、L4を有している。
長さ寸法L4は、清浄度検査として用いられるATP(汚染物質)ふき取り検査の検査機に挿入して使用する場合に適した長さ寸法である。
ここで、清浄度検査とは、手指や食品加工設備機器、医療器具等が十分に清浄に維持されているかどうかを調べる検査である。ATPふき取り検査とは、検査箇所を綿棒等でふき取り、綿棒等で採取したATP(汚染物質)を試薬と反応させ、反応による発光量を測定する検査法である。
具体的には、図3に示すように、本実施の形態に係る膨出部16から接続部14に至るまでの長さ寸法L3は、147mmである。また、図2に示すように、膨出部16に綿球を付加固定し綿球部12を形成した場合には、綿球部12から接続部14に至るまでの長さ寸法L4は、149mmである。
それ以外の構成については、綿棒体10の構成と同一であり、同一符号で表すことにより説明を省略する。
また、図4(a)に示すように、本実施の形態に係る接続部14は、軸部本体部11の一般部よりも細径の円柱状に形成され、接続部14は、カテーテル13の先端部20に接続固定されている場合を例に説明したが、図4(b)、(c)及び(d)に示すように、接続部14には種々の形態を採用することができる。
図4(b)に示すように、第二の実施の形態に係る接続部14aは、軸部本体部11の内方に円柱状に凹設され、カテーテル13の先端部20に挿入されたワイヤー21に接続固定されるように構成されている。
図4(c)に示すように、第三の実施の形態に係る接続部14bは、軸部本体部11の一般部と同一の径寸法の円柱状に形成され、接続部14bよりも内径が太径のカテーテル13bの先端部20に接続固定されるように構成されている。
図4(d)に示すように、第四の実施の形態に係る接続部14cは、軸部本体部11の一般部よりも細径の円柱状に形成され、カテーテル13cの先端部20には凹部22が形成され、接続部14cは、カテーテル13cの凹部22に挿入され、熱収縮チューブ23により接続部14cとカテーテル13との接続部位が外方から被覆され固定されるように構成されている。
以下、本実施の形態に係る綿棒体10及び30の作用について、図を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図4(a)に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30を使用する場合には、接続部14をカテーテル13の先端部20に挿入して固定する。
この際、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、接続部14に長尺部であるカテーテル13を接続した場合には、カテーテル13を介して綿棒体10及び30を使用することができる。
その結果、カテーテルの先端部に綿棒体を固定して、カテーテルと共に被検者の体内へ挿入して綿棒体としての使用をすることができる。
また、図1〜図3及び図5に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、軸部本体部11の先端部に外力が作用した場合には、軸部本体部11の一般部よりも細径に形成された可撓部15が撓むので、綿棒体10及び30を人体内部の狭い箇所に通過させる際には、軸部本体部11の先端部を撓ませながら通過させることができる。
その結果、内視鏡手術のように、被検者の体腔内において、臓器や血管の入り組んだ特に狭い箇所においても本実施の形態に係る綿棒体10及び30を使用することができる。
図2に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、軸部本体部11の先端部には膨出部16が設けられ、綿球部12は膨出部16に固定された綿球により構成されているので、前記綿球が軸部本体部11から抜けて脱落するといった事態を防止することができる。
また、図5に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、軸部本体部11の後端部から綿球部12に至るまで、軸部本体部11の内部に貫通孔19が形成されるので、例えば、綿棒体10及び30をカテーテル13と接続し、カテーテル13から薬液を注入した場合には、貫通孔19を介して綿球部12に前記薬液を含侵させることができる。
その結果、前記薬液が含侵した綿球部12を患部に接触させることにより、前記患部に前記薬液を塗布することができる。
従来の内視鏡手術にあっては、患部に薬液を噴霧することしかできなかったため、患部以外の場所にも薬液が付着してしまうといった事態が生じていたのに対して、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、患部に薬液をピンポイントに塗布することができる。
また、図5に示すように、本実施の形態に係る綿棒体10及び30にあっては、軸部本体部11の後端部から綿球部12に至るまで、軸部本体部11の内部に貫通孔19が形成されるので、例えば、綿棒体10及び30を、カテーテル13を介して吸引ポンプと接続することもできる。この場合には、血液等の液体を綿球部12から貫通孔19を介して吸引することができる。
図1に示すように、本実施の形態に係る長尺部13は、カテーテルである場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、内視鏡のほか、一般的な長尺部により構成し、長尺部に接続した綿棒体を内視鏡や食品工場のパイプの清掃及び生物学的検体の採取による清浄度検査に使用することができる。
図1〜図5に示すように、本実施の形態に係る軸部24は、軸部本体部11と長尺部13とに分割されている場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、軸部本体部と長尺部とが分割されておらず、一体に形成されていてもよい。
図1〜図3及び図5に示すように、本実施の形態に係る軸部本体部11は、先端部に軸部本体部11の一般部よりも細径に形成された可撓部15を、後端部に軸部本体部11の一般部よりも細径の円柱状に形成された接続部14を、夫々、有している場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、軸部本体部の先端部及び後端部が軸部本体部の一般部と同一の径寸法に形成されていてもよい。
この場合には、図4(c)に示すように、接続部よりも内径が太径のカテーテル等の長尺部材に接続固定されるように構成することができる。
本発明は、綿棒体であり、産業上利用可能性を有している。
10、30:綿棒体
11:軸部本体部
12:綿球部
13、13b、13c:カテーテル(長尺部)
14、14a、14b、14c:接続部
15:可撓部
16:膨出部
17:接続部の後端部
18:膨出部の先端部
19:貫通孔
20:カテーテル(長尺部)の先端部
21:ワイヤー
22:凹部
23:熱収縮チューブ
24:軸部
25:貫通孔
26:容器

Claims (6)

  1. 長尺の軸部と、前記軸部の先端部に設けられた綿球部とを有することを特徴とする綿棒体。
  2. 前記軸部は、前記綿球部が先端に設けられた軸部本体部と、前記軸部本体部に設けられた接続部に接続される長尺部とにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の綿棒体。
  3. 前記軸部の先端部は、前記軸部の一般部よりも細径に形成された可撓部を有していることを特徴とする請求項1記載の綿棒体。
  4. 前記軸部の先端部には、膨出部が設けられ、前記綿球部は、前記膨出部に固定された綿球により構成されていることを特徴とする請求項1記載の綿棒体。
  5. 前記長尺部は可撓性を有する管状材であって、前記接続部は、前記管状材の端部に接続固定されることを特徴とする請求項2記載の綿棒体。
  6. 前記軸部には、前記接続部の後端部に開口すると共に、前記綿球部に連通する貫通孔が前記軸部の長さ方向全域に亘って内部に形成されていることを特徴とする請求項5記載の綿棒体。
JP2016227192A 2016-11-22 2016-11-22 綿棒体 Active JP6600614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016227192A JP6600614B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 綿棒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016227192A JP6600614B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 綿棒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018082838A true JP2018082838A (ja) 2018-05-31
JP6600614B2 JP6600614B2 (ja) 2019-10-30

Family

ID=62237797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016227192A Active JP6600614B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 綿棒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6600614B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351784U (ja) * 1976-10-05 1978-05-02
US5039618A (en) * 1989-02-02 1991-08-13 Hybrivet Systems, Inc. Test swab cartridge type device and method for detecting lead and cadmium
JPH03126123U (ja) * 1990-03-31 1991-12-19
JP3095677U (ja) * 2003-02-03 2003-08-15 ▲高▼宮 むつみ 細長い管の清掃具
US6641551B1 (en) * 1999-04-22 2003-11-04 Robert Prager Cotton buds and swabs for medical use
JP2005013423A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Sato Kasei Kogyosho:Kk 綿棒
WO2006022627A1 (en) * 2004-07-21 2006-03-02 Garry Tsaur Applicator with interchangeable inserts
JP2009058260A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Sato Kasei Kogyosho:Kk 綿棒軸
US20090083921A1 (en) * 2007-10-02 2009-04-02 Edward Williams Apparatus for cleaning ducts
JP2013233231A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Seiko Sato 綿棒

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351784U (ja) * 1976-10-05 1978-05-02
US5039618A (en) * 1989-02-02 1991-08-13 Hybrivet Systems, Inc. Test swab cartridge type device and method for detecting lead and cadmium
JPH03126123U (ja) * 1990-03-31 1991-12-19
US6641551B1 (en) * 1999-04-22 2003-11-04 Robert Prager Cotton buds and swabs for medical use
JP3095677U (ja) * 2003-02-03 2003-08-15 ▲高▼宮 むつみ 細長い管の清掃具
JP2005013423A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Sato Kasei Kogyosho:Kk 綿棒
WO2006022627A1 (en) * 2004-07-21 2006-03-02 Garry Tsaur Applicator with interchangeable inserts
JP2009058260A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Sato Kasei Kogyosho:Kk 綿棒軸
US20090083921A1 (en) * 2007-10-02 2009-04-02 Edward Williams Apparatus for cleaning ducts
JP2013233231A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Seiko Sato 綿棒

Also Published As

Publication number Publication date
JP6600614B2 (ja) 2019-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5140742B2 (ja) 内視鏡の管路掃除具
US11357394B2 (en) Variable pressure cleaning device and method
US20210339297A1 (en) Surgical instrument cleaning brush assembly for use with a borescope
US20190282327A1 (en) Medical device inspection scope
US11920865B2 (en) Systems and methods for drying and/or cleaning endoscopic devices
US20120204906A1 (en) Method of controlling a decontamination process
JP6600614B2 (ja) 綿棒体
JP6866556B2 (ja) 内視鏡用洗浄器具
JP2006051057A (ja) 内視鏡用掃除ブラシ
JP6251088B2 (ja) 付着物採取具および付着物採取装置
JP2009172054A (ja) 内視鏡管路清浄度検査装置
JP7088175B2 (ja) 内視鏡チャンネル内清浄度測定用具
JP2606839Y2 (ja) 内視鏡カバー方式の内視鏡装置
WO2014112238A1 (ja) 超音波プローブシステム
JPH0889477A (ja) 洗浄補助具
US20240247869A1 (en) Endoscope drying and drying verification device
US20240049947A1 (en) Channel replacement method, endoscope, and plug
JP2001046374A (ja) 超音波探触子
WO2023219884A1 (en) Systems and methods for drying endoscopic devices
JP4406233B2 (ja) 内視鏡用洗浄用具
JP2587238Y2 (ja) 内視鏡カバー方式の内視鏡
WO2023219891A1 (en) Systems and methods for drying and/or cleaning devices
WO2020185643A1 (en) Endoscope cleaning and flushing accessory
JP3635537B2 (ja) スコープ保持部材
JPH0666608U (ja) チャンネル付内視鏡カバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180522

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180522

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190624

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6600614

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250