JP2018082148A - インダクタ - Google Patents

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香代 堺
島津 英一郎
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英一郎 島津
祥吾 神戸
Shogo Kambe
祥吾 神戸
真二 宮崎
Shinji Miyazaki
真二 宮崎
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Abstract

【課題】コイルとコアの電気的絶縁性を確保しつつ、小型化を実現できるインダクタを提供する。【解決手段】インダクタ1は、コア2および環状のコイル4を備える。コア2は、芯部2aと、この芯部2aの中心軸方向の両端からそれぞれ外径側に広がる2つのつば部2bと、これら2つのつば部2bの外径端同士を繋ぐ側壁部2cとを有する。コイル4は、コア2の芯部2aにボビン3を介して巻回される。ボビン3は、中心軸方向の両端に、コア2のつば部2bとコイル4とを隔てるフランジ部3bをそれぞれ有する。フランジ部3bのつば部2bと対向する面に、フランジ部3bの外径端よりも内径側の位置にあって、つば部2bの側に突出し先端がつば部2bに当接する位置決め部3cが設けられている。【選択図】図2

Description

この発明は、ACアタプター、電気自動車、種々の電気設備等の機器に用いられるインダクタに関する。
ポットコアを用いたインダクタにおいて、図35に示すように、絶縁材料からなるボビン3を介してコイル4をコア2に巻回する場合、コイル4とコア2との電気的絶縁性がボビン3(図36参照)に求められる。電気的絶縁性は2つの導電性部分間の空間距離と沿面距離とで決まるが、全体のサイズに制限があり空間距離をあまり大きく取ることはできないインダクタ1の場合、沿面距離を確保することが重要となる。図35の場合、沿面距離Lは、ボビン3のフランジ部3bの中心軸Oの方向の厚さaとなる。
ボビン3の沿面距離を確保するための第1の改良策として、図37、図38に示すように、ボビン3のフランジ部3bの中心軸方向厚さを厚くする方法がある。この場合、ボビン3の沿面距離Lは、フランジ部3bの中心軸方向厚さA(A>a)となる。
また、第2の改良策として、図39、図40に示すように、ボビン3のフランジ部3bの直径を大きくして、フランジ部3bの外径端をコイル4の外径端よりも外径側に突出させる方法がある。言い換えると、ボビン3のフランジ部3bの外径端から内径側にスペースを残してコイル4を巻回する方法である。この場合、ボビン3の沿面距離Lは、フランジ部3bの中心軸方向厚さaに、フランジ部3bの外径端とコイル4の外径端との径方向距離dを加算した値となる。
特許第4763609号公報 特開2000−331841号公報
しかし、第1の改良策(図37)のようにボビン3のフランジ部3bの厚さを厚くすると、インダクタ1の体格が中心軸方向に大きくなる。また、第2の改良策(図39)のようにボビン3のフランジ部3bの直径を大きくすると、インダクタ1の体格が径方向に大きくなる。
この発明の目的は、ボビンを介してコイルが巻回されたものにおいて、コイルとコアの電気的絶縁性を確保しつつ、小型化を実現できるインダクタを提供することである。
この発明のインダクタは、芯部と、この芯部の中心軸方向の両端からそれぞれ外径側に広がる2つのつば部と、これら2つのつば部の外径端同士を繋ぐ側壁部とを有するコア、およびこのコアの前記芯部にボビンを介して巻回された環状のコイルを備え、
前記ボビンは、中心軸方向の両端に前記コアの前記つば部と前記コイルとを隔てるフランジ部をそれぞれ有し、これらフランジ部の前記つば部と対向する面に、前記フランジ部の外径端よりも内径側の位置にあって、前記つば部の側に突出し先端が前記つば部に当接する位置決め部が設けられていることを特徴とする。
この構成によると、ボビンの位置決め部がコアのつば部に当接することにより、ボビンが中心軸方向に位置決めされ、コアとコイルの距離が一体に保たれる。これにより、コアとコイルの電気的絶縁性が確保されるとともに、インダクタンス値等の磁気特性が安定する。
コイルとコア間のボビンの沿面距離は、ボビンのフランジ部の中心軸方向厚さ、フランジ部の外径端から位置決め部までの径方向距離、および位置決め部の突出長さを加算した値となる。位置決め部を有しない基本の構成(図35参照)のフランジ部の中心軸方向厚さと、発明の構成のフランジ部の中心軸方向厚さとが互いに同じである場合、この発明の構成は、基本の構成に対して、(フランジ部の外径端から位置決め部までの径方向距離)+(位置決め部の突出長さ)だけ沿面距離が長くなる。位置決め部の径方向位置は任意に決めることができるので、(フランジ部の外径端から位置決め部までの径方向距離)を適正に定めることによって、十分な沿面距離を確保することができる。
このように、ボビンに位置決め部を設けることによって十分な沿面距離を確保することが可能であるため、フランジ部の厚さを厚くした構成(図37参照)のように中心軸方向の体格を大きくしたり、フランジ部の直径を大きくした構成(図39参照)のように径方向の体格を大きくしたりしなくて済む。これにより、コイルとコアの電気的絶縁性を確保しつつ、小型化を実現できる
この発明は、前記コアが、前記中心軸方向に分割された2つのポット形のコア分割体からなるインダクタに適用できる。また、前記コアは、前記側壁部の円周方向の一部が開口しこの側壁部と前記2つのつば部とでカップ状を成す外周コアと、前記2つのつば部の前記中心軸方向内側の面に両端がそれぞれ接するように前記外周コアの内部に組み込まれ前記芯部となる芯コアとを有し、これら外周コアおよび芯コアは、互いに同一の磁性材料から形成された磁性体、または互いに異なる磁性材料から形成された磁性体であるインダクタにも適用できる。
この発明において、前記位置決め部は、互いに周方向に離れて位置する3つ以上の凸部からなっていてもよく、前記ボビンと同心のリング状であってもよい。
どちらであっても、位置決め部によってボビンを中心軸方向に位置決めして、コアとコイルの距離を一定に保つことができる。また、位置決め部の径方向位置を適正に定めることによって、コイルとコア間のボビンの沿面距離を十分に確保することができる。位置決め部がリング状であると、位置決め部のコアのつば部に対する接触面積が広くなって、フランジ部の強度が高い。
この発明のインダクタは、芯部と、この芯部の中心軸方向の両端からそれぞれ外径側に広がる2つのつば部と、これら2つのつば部の外径端同士を繋ぐ側壁部とを有するコア、およびこのコアの前記芯部にボビンを介して巻回された環状のコイルを備え、前記ボビンは、中心軸方向の両端に前記コアの前記つば部と前記コイルとを隔てるフランジ部をそれぞれ有し、これらフランジ部の前記つば部と対向する面に、前記フランジ部の外径端よりも内径側の位置にあって、前記つば部の側に突出し先端が前記つば部に当接する位置決め部が設けられているため、コイルとコアとの電気的絶縁性を確保しつつ、小型化を実現できる。
この発明の一実施形態に係るインダクタの一部分を破断して表した斜視図である。 同インダクタの断面図である。 同インダクタのボビンの斜視図である。 図2の部分拡大図である。 この発明の異なる実施形態に係るインダクタの一部分を破断して表した斜視図である。 同インダクタの断面図である。 同インダクタのボビンの斜視図である。 図6の部分拡大図である。 この発明のさらに異なる実施形態に係るインダクタの一部分を破断して表した斜視図である。 同インダクタの断面図である。 同インダクタのボビンの斜視図である。 図10の部分拡大図である。 (A)は上記各実施形態のコア分割体とは異なるコア分割体の正面図、(B)はそのXIIIB−XIIIB断面図である。 同コア分割体を用いたインダクタの断面図である。 (A)はさらに異なるコア分割体の平面図、(B)はそのXVB−XVB断面図である。 同コア分割体を用いたインダクタの断面図である。 (A)はさらに異なるコア分割体の正面図、(B)はその側面図である。 図17のコア分割体と組み合わせて用いられるボビンの斜視図である。 図17に示すコア分割体と図18に示すボビンとを組み合わせて構成したインダクタの斜視図である。 同インダクタの断面図である (A)はさらに異なるコア分割体の正面図、(B)はその側面図である。 同コア分割体を用いたインダクタの断面図である。 (A)はさらに異なるコア分割体の正面図、(B)はその側面図である。 同コア分割体を用いたインダクタの断面図である。 芯つば分割型のコアを用いたインダクタの斜視図である。 同インダクタをコアの中心軸を通る平面で縦割りにした斜視図である。 同インダクタの断面図である。 同インダクタの組立順序を示す説明図である。 芯つば分割型のコアを用いた他のインダクタの斜視図である。 同インダクタをコアの中心軸を通る平面で縦割りにした斜視図である。 同インダクタの断面図である。 同インダクタの組立順序を示す説明図である。 芯つば分割型のコアを用いたさらに他のインダクタをコアの中心軸を通る平面で縦割りにした斜視図である。 同インダクタの断面図である。 従来の基本となるインダクタの断面図である。 同インダクタのボビンの斜視図である。 従来の第1の改良策であるインダクタの斜視図である。 同インダクタのボビンの斜視図である。 従来の第2の改良策であるインダクタの斜視図である。 同インダクタのボビンの斜視図である。
この発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態に係るインダクタの一部分を破断して表した斜視図、図2は同インダクタの断面図である。このインダクタ1は、コア2と、このコア2にボビン3を介して巻回された環状のコイル4とを備える。
図2に示すように、コア2は、芯部2aと、この芯部2aの中心軸Oの方向の両端からそれぞれ外径側に広がる2つのつば部2b,2bと、これら2つのつば部2b,2bの外径端同士を繋ぐ側壁部2cとからなる。コア2の内部に、前記芯部2a、つば部2b,2b、および側壁部2cで囲まれた円環状の中空部5が形成されている。この中空部5には、ボビン3およびコイル4が内蔵される。この例では、芯部2aは円柱状であり、側壁部2cは円筒状である。
この実施形態のコア2は、中心軸Oと直交する分割面により2つのコア分割体2A,2Bに分割された軸方向分割型である。この例のコア分割体2A,2Bは、互いに同一形状であり、断面形状がE字状のポットコアからなる。両コア分割体2A,2Bは、同一の磁性材料から形成された磁性体である。前記磁性材料としては、例えば、焼結性純鉄等が適用される。但し、焼結性純鉄に限定されるものではない。
図3はボビンの斜視図である。同図に示すように、ボビン3は、コア2の芯部2a(図2)の外周に嵌合する円筒部3aと、この円筒部3aの中心軸方向の両端に位置する円環状のフランジ部3b,3bとを有する。フランジ部3bにおけるコア2のつば部2b(図2)と対向する面には、後述する位置決め部3cが設けられている。ボビン3は、絶縁性の材料からなる。絶縁性の材料として、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の樹脂材料が適用される。
コイル4は、図1、図2のように、ボビン3の2つのフランジ部3b,3b間に亘って、円筒部3aの外周に導線(図示せず)を巻回したものである。導線は、フランジ部3bの外径端まで巻回されている。導線の両端は、コア2の外に取り出されている。
コイル4の導線として、例えば銅エナメル線が用いられる。詳しくは、ウレタン線(UEW)、ホルマール線(PVF)、ポリエステル線(PEW)、ポリエステルイミド線(EIW)、ポリアミドイミド線(AIW)、ポリイミド線(PIW)、これらを組み合わせた二重被覆線、または自己融着線、リッツ線等を使用できる。銅エナメル線の断面形状としては、丸線または角線を使用可能である。
2つのコア分割体2A,2B間の中空部5にボビン3およびコイル4が収容される状態で、コア分割体2A,2Bの分割面を接着することで、インダクタ1が組み立てられる。分割面の接着には、例えば、無溶剤型のエポキシ系接着材またはシリコーン系接着材等が、要求される耐熱性等に応じて用いられる。インダクタ1の組立状態において、コア分割体2A,2B、ボビン3、およびコイル4が同心に配置されている。
ボビン3の位置決め部3cについて説明する。位置決め部3cは、フランジ部3bにおけるコア2のつば部2bと対向する面に設けられ、フランジ部3bの外径端よりも内径側の位置にあって、つば部2bの側に突出し先端がつば部2bに当接している。図3に示すように、この実施形態の位置決め部3cは、互いに周方向に離れて位置する3つ以上(例えば6個)の凸部3caからなる。図の例では、各凸部3caが同心円上に位置しているが、同心円上に位置していなくてもよい。
図1、図2に示すインダクタ1の組立状態において、位置決め部3cの先端がコア2のつば部2bに当接することにより、ボビン3が軸方向に位置決めされ、コア2とコイル4との距離が一体に保たれる。これにより、コア2とコイル4の電気的絶縁性が確保されるとともに、インダクタンス値等の磁気特性が安定する。
図2の部分拡大図である図4に示すように、ボビン3の沿面距離Lは、フランジ部3bの中心軸方向厚さa、フランジ部3bの外径端から位置決め部3cまでの径方向距離b、および位置決め部3cの突出長さcを加算した距離となる。これに対し、位置決め部3cを有しない従来の基本の構成(図35参照)の場合、ボビン3の沿面距離Lは、フランジ部3bの中心軸方向厚さaと一致する。この実施形態のフランジ部3bの中心軸方向厚さaと、基本の構成のフランジ部3bの中心軸方向厚さaとが同じであるとすると、実施形態の構成は、基本の構成に対して、(径方向距離b+突出長さc)の分だけ沿面距離Lが長くなる。位置決め部3cの径方向位置は任意に決めることができるので、径方向距離bを適正に定めることによって、十分な沿面距離Lを確保することが可能である。
このように、ボビン3に位置決め部3cを設けることによって十分な沿面距離Lを確保することが可能であるため、フランジ部3bの軸方向厚さを厚くした構成(図37参照)のように中心軸方向の体格を大きくしたり、フランジ部3bの直径を大きくした構成(図39参照)のように径方向の体格を大きくしたりしなくて済む。これにより、コイル4とコア2の電気的絶縁性を確保しつつ、小型化を実現できる。
[第2の実施形態]
図5〜図8はこの発明の第2の実施形態を示す。この第2の実施形態は、第1の実施形態と比べて、ボビン3の位置決め部の形態が異なる。それ以外の形態は同じである。形態が同じ箇所については、同一符号を付して表し、説明を省略する。
このインダクタ1のボビン3の位置決め部3dは、ボビン3と同心のリング状である。この場合も、ボビン3の沿面距離Lは、フランジ部3bの中心軸方向厚さa、フランジ部3bの外径端から位置決め部3dまでの径方向距離b、および位置決め部3dの突出長さcを加算した距離となる(図8)。第1の実施形態と同様に、前記径方向距離bを適正に定めることによって、十分な沿面距離Lを確保することができる。
また、位置決め部3dがリング状であると、フランジ部3bの強度が高くなり、フランジ部3bの厚さを薄くすることができる。位置決め部3dが設けられていることで、コア2のつば部2bとボビン3のフランジ部3bとの隙間6が形成される。この隙間6の径方向寸法が大きくなると、リング状の位置決め部3dが大きくなり、フランジ部3bの強度が高くなるので、十分な沿面距離Lを確保した上で位置決め部3dの径方向位置を決めるのが望ましい。
[第3の実施形態]
図9〜図12はこの発明の第3の実施形態を示す。この第3の実施形態は、第1の実施形態および第2の実施形態と比べて、ボビン3の位置決め部の形態が異なる。それ以外の形態は同じである。形態が同じ箇所については、同一符号を付して表し、説明を省略する。
このインダクタ1のボビン3は、第2の実施形態のボビン3と同様に、位置決め部3eがリング状であるが、第2の実施形態のボビン3とは異なり、位置決め部3eの内径がボビン3の内径と一致している。ボビン3の沿面距離Lは、第2の実施形態と同様に、フランジ部3bの中心軸方向厚さa、フランジ部3bの外径端から位置決め部3dまでの径方向距離b、および位置決め部3eの突出長さcを加算した距離となる(図12)。このように、リング状の位置決め部3eの内径をボビン3の内径と一致させると、位置決め部3eの径方向寸法が大きくなり、フランジ部3bの強度をより一層高くすることができる。
[軸方向分割型のコアの他の例]
この発明は、軸方向分割型のコア2が上記実施形態の形状以外である場合にも適用可能である。
図13(A)はコア分割体として用いられるRM形コアの正面図、(B)はそのXIIIB−XIIIB断面図である。このRM形コアをインダクタのコアに使用するにあたっては、それぞれがRM形コアからなる2つのコア分割体を組み合わせてコアを構成するか、または、RM形コアからなる1つのコア分割体と平板状の蓋からなるもう1つのコア分割体(図示せず)とを組み合わせてコアを構成する。後に説明する他のコアについても同様である。
図14は、RM形コアからなる2つのコア分割体2A,2Bを組み合わせて構成したコア2を用いたインダクタ1の断面図である。このインダクタ1も、コア2の芯部2aにボビン3を介してコイル4が巻回される。図13(A)に鎖線で示すように、コイル4は中心軸Oの方向から見た形状が円形である。
図14において、ボビン3は、第1の実施形態のボビン3(図3)または第2の実施形態のボビン3(図7)と略同じ形状である。つまり、ボビン3は、円筒部3aおよびフランジ部3b,3bを有し、フランジ部3bにおけるコア2のつば部2bと対向する面に位置決め部3c(3d)が設けられている。このように、位置決め部3c(3d)が設けられたボビン3を用いることにより、前記同様に、コイル4とコア2間のボビン3の沿面距離を十分に確保することができる。第3の実施形態のボビン3(図11)を用いてもよい。
図15(A)はPQ形コアの正面図、図15(B)はそのXVB−XVB断面図、図16はPQ形コアからなる2つのコア分割体2A,2Bを組み合わせて構成したコア2を用いたインダクタ1の断面図である。ボビン3は、第1の実施形態のボビン3(図3)または第2の実施形態のボビン3(図7)と略同じ形状である。このインダクタ1も、位置決め部3c(3d)が設けられたボビン3を用いることにより、コイル4とコア2間のボビン3の沿面距離を十分に確保することができる。第3の実施形態のボビン3(図11)を用いてもよい。
図17(A)はE形コアの正面図、図17(B)はその側面図、図18はこのE形コアと組み合わされるボビンの斜視図である。また、図19は、図17に示すE形コアからなる2つのコア分割体2A,2Bと、図18に示すボビン3とを組み合わせて構成したインダクタ1の斜視図、図20はその断面図である。図17のE形コアをコア分割体2A,2Bとして用いると、コア2の芯部2aは角柱状となる。図17(B)に鎖線で示すように、コイル4は、中心軸Oの方向から見た形状が方形である。
図18に示すように、ボビン3は、コア2の角柱状である芯部2a(図17)の外周に嵌合する角筒部3a´と、この角筒部3a´の中心軸方向の両端に位置する方形のフランジ部3b,3bとを有し、フランジ部3bにおけるコア2の前記つば部2bと対向する面に位置決め部3cが設けられている。図18に示すボビン3は、位置決め部3cが3つ以上の凸部3caからなる。コア2のフランジ部2b(図20)に当接する凸部3caに対し90度位相がずれている凸部3ca、つまり図19のようにインダクタ1として組み立てた状態でコア2から外れた位置にある凸部3caは無くてもよい。位置決め部3cは、凸部が環状に連なる形態(図示せず)であってもよい。その場合、凸部の内径は、ボビン3の内径よりも小さくてもよく、またボビン3の内径と同じであってもよい。
このインダクタ1も、位置決め部3cが設けられたボビン3を用いることにより、コイル4とコア2間のボビン3bの沿面距離を十分に確保することができる。
図21(A)はER形コアの正面図、図21(B)はその側面図、図22はER形コアからなる2つのコア分割体2A,2Bを組み合わせて構成したコア2を用いたインダクタ1の断面図である。ボビン3は、第1の実施形態のボビン3(図3)または第2の実施形態のボビン3(図7)と略同じ形状である。このインダクタ1も、位置決め部3c(3d)が設けられたボビン3を用いることにより、コイル4とコア2間のボビン3の沿面距離を十分に確保することができる。第3の実施形態のボビン3(図11)を用いてもよい。
図23(A)はEP形コアの正面図、図23(B)はその側面図、図24はEP形コアからなる2つのコア分割体2A,2Bを組み合わせて構成したコア2を用いたインダクタ1の断面図である。ボビン3は、第1の実施形態のボビン3(図3)または第2の実施形態のボビン3(図7)と略同じ形状である。このインダクタ1も、位置決め部3c(3d)が設けられたボビン3を用いることにより、コイル4とコア2間のボビン3の沿面距離を十分に確保することができる。第3の実施形態のボビン3(図11)を用いてもよい。
[芯つば分割型のコアの例]
この発明は、コア2が軸方向分割型でない場合にも適用可能である。
図25は芯つば分割型のコアを用いたインダクタの斜視図、図26はコアの中心軸Oを通る平面で縦割りにした斜視図、図27はその断面図である。このインダクタ1に用いられているコア20は、カップ状の外周コア21と、芯コア22とからなる。外周コア21および芯コア22は、互いに同一の磁性材料から形成された磁性体であってもよいし、互いに異なる磁性材料から形成された磁性体であってもよい。インダクタ1の求められる特性に応じて、外周コア21および芯コア22の磁性材料をそれぞれ任意に選択することができる。
外周コア21は、中心軸方向の両端に配置された2つのつば部23,23と、これら2つのつば部23,23の外径端同士を繋ぐ側壁部24とからなるカップ状である。つば部23は、半円状部分23aと、この半円状部分23aの弦の幅で延びる長方形部分23bとが繋がった平面形状である。側壁部24は、つば部23の前記半円状部分23aの外径端に沿って延びる円弧状側壁部24aと、この円弧状側壁部24aの両側にそれぞれ続き、前記長方形部分23bの一対の対向辺に沿って延びる一対の平板状部分24b,24bとでなり、これら平板状部分24b,24bの先端間に開口部25が形成されている。
各つば部23の軸方向内側の面に、中心溝部26aおよび芯コア導入溝部26bからなる溝部26が形成されている。溝部26以外の部分、すなわち側壁部24に隣接する外周部27は、溝部26よりも軸方向内側に張り出している。
芯コア22は円柱状で、その軸方向長さは、外周コア21に組み込まれた状態で両端が2つのつば部23,23の中心溝部26a,26aに接する長さとされている。芯コア22は前記軸方向分割型のコア2の芯部2aに相当し、その外周にボビン3を介してコイル4が巻回される。図25〜図27の例では、図3に示すボビン3が用いられている。
図28はこのインダクタ1の組立順序を示す説明図である。
図28(A)のように、ボビン3の円筒部3aにコイル4を巻回しておき、そのコイル4が巻回されたボビン3の円筒部3aの内周に芯コア22を挿入して、コイルユニット30(図28(B)参照)を組み立てる。ボビン3の円筒部3aの内周に芯コア22を挿入してから、ボビン3の円筒部3aにコイル4を巻回してもよい。
次に、図28(B)のように、前記コイルユニット30を外周コア21の中に組み込む。その際、芯コア22の両端が芯コア導入部26bを通るように、コイルユニット30を外周コア21の開口部25から挿入する。そして、芯コア22の両端が中心溝部26aに位置するまで押し込むことにより、図28(C)のようにインダクタ1が組み立てられる。なお、図28(C)の組立状態から、外周コア21の開口部25を蓋(図示せず)で塞いでもよい。
組み立てられたインダクタ1は、図27に示すように、外周コア21の2つのつば部23,23に芯コア22の両端が接触し、これら外周コア21および芯コア22で磁性体のコア20が構成される。このコア20は、軸方向分割型のコア2(図2)と同様に、芯コア22と、この芯コア22の中心軸方向の両端からそれぞれ外径側に広がる2つのつば部23,23と、これら2つのつば部23,23の外径端同士を繋ぐ側壁部24とを有する。芯コア22には、ボビン3を介して環状のコイル4が巻回されている。
このインダクタ1も、軸方向分割型のコア2を用いたインダクタ1と同様に、ボビン3の位置決め部3cの先端がコア20のつば部23の外周部27に当接することにより、ボビン3が軸方向に位置決めされ、コア20とコイル4との距離が一体に保たれる。これにより、コア20とコイル4の電気的絶縁性が確保されるとともに、インダクタンス値等の磁気特性が安定する。また、軸方向分割型のコア2を用いたインダクタ1と同様に、コイル4とコア20間のボビン3の沿面距離を十分に確保することができる。
[芯つば分割型のコアの他の例]
図29は芯コア分割型のコアを用いた他のインダクタの斜視図、図30はコアの中心軸Oを通る平面で縦割りにした斜視図、図31はその断面図である。図25〜図27に示すインダクタ1は図3に示すボビン3が用いられているのに対し、このインダクタ1は図7に示すボビン3が用いられている。他は、図25〜図27に示すインダクタ1と同じである。また、組立順序も、図25〜図27に示すインダクタ1と同じである(図32参照)。
このように、位置決め部3dがリング状のボビン3を用いると、フランジ部3bの強度が高くなるため、フランジ部3bの厚さを薄くすることができる。
[芯つば分割型のコアのさらに他の例]
図33は芯コア分割型のコアを用いたさらに他のインダクタをコアの中心軸Oを通る平面で縦割りにした斜視図、図34はその断面図である。このインダクタ1には、図11に示すボビン3が用いられている。他は、図25〜図27に示すインダクタ1、および図29〜図31に示すインダクタ1と同じである。また、組立順序も、芯コア分割型のコアを用いた前記各インダクタ1と同じである(図示省略)。
このように、位置決め部3eの内径がボビン3の内径と一致したリング状のボビン3を用いると、フランジ部3bの強度をより一層高くすることができる。
以上、実施形態に基づいてこの発明を実施するための形態を説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…インダクタ
2…コア
2A,2B…コア分割体
2a…芯部
2b…つば部
2c…側壁部
3…ボビン
3b…フランジ部
3c…位置決め部
3ca…凸部
3d…位置決め部
3e…位置決め部
4…コイル
20…コア
21…外周コア
22…芯コア(芯部)
23…つば部
24…側壁部
O…中心軸

Claims (5)

  1. 芯部と、この芯部の中心軸方向の両端からそれぞれ外径側に広がる2つのつば部と、これら2つのつば部の外径端同士を繋ぐ側壁部とを有するコア、およびこのコアの前記芯部にボビンを介して巻回された環状のコイルを備え、
    前記ボビンは、前記中心軸方向の両端に前記コアの前記つば部と前記コイルとを隔てるフランジ部をそれぞれ有し、これらフランジ部の前記つば部と対向する面に、前記フランジ部の外径端よりも内径側の位置にあって、前記つば部の側に突出し先端が前記つば部に当接する位置決め部が設けられていることを特徴とするインダクタ。
  2. 請求項1に記載のインダクタにおいて、前記コアは、前記中心軸方向に分割された2つのポット形のコア分割体からなるインダクタ。
  3. 請求項1に記載のインダクタにおいて、前記コアは、前記側壁部の円周方向の一部が開口しこの側壁部と前記2つのつば部とでカップ状を成す外周コアと、前記2つのつば部の前記中心軸方向内側の面に両端がそれぞれ接するように前記外周コアの内部に組み込まれ前記芯部となる芯コアとを有し、これら外周コアおよび芯コアは、互いに同一の磁性材料から形成された磁性体、または互いに異なる磁性材料から形成された磁性体であるインダクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のインダクタにおいて、前記位置決め部は、互いに周方向に離れて位置する3つ以上の凸部からなるインダクタ。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のインダクタにおいて、前記位置決め部は、前記ボビンと同心のリング状であるインダクタ。
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