JP2018081712A - 数式表示制御装置、数式表示制御方法、数式表示制御プログラム - Google Patents

数式表示制御装置、数式表示制御方法、数式表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 数学自然表示により表示される数式内においてカーソルを任意の位置に容易に移動させることを可能にする。
【解決手段】 本実施形態における数式表示制御装置は、ユーザ操作に応じて、1又は複数の入力枠を有する枠付機能を含む関数機能と、他の機能と文字とが、数式の1又は複数の要素として入力可能に構成され、入力された数式を表示部に表示させる。数式表示制御装置は、表示された数式に対して、ユーザ操作に応じて、前記数式を構成する1要素毎にカーソルを移動可能にして表示させ、前記カーソルが前記複数の入力枠を有する枠付機能の内部にある場合に、特定のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力枠を有する枠付機能の外に移動して表示させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、数式入力時のカーソル移動を制御する数式表示制御装置、数式表示制御方法、数式表示制御プログラムに関する。
従来、関数電卓と称する電子式計算機において、ユーザによってキー入力された数式やその計算結果の表記形態は、そのまま1行にして表示されるものが多かった。
近年では、数式を教科書等において記載されるような自然な形式で表示する、「数学自然表示」を採用した関数電卓も存在している。「数学自然表示」は、教科書等に記載された形態であるため、複雑な数式であっても理解しやすく便利である。
一方、「数学自然表示」は、従来の関数電卓が採用していた1行表示と比較して、数式入力や編集の手数が多くなり煩雑となりやすかった。例えば、特殊演算の「積分関数」では、数式部分、下限値部分、上限値部分の3つの入力位置があり、それぞれに複数の数式構成要素(例えば数字や変数、演算記号など)を入力することができる。従って、数式部分、下限値部分、上限値部分のそれぞれに複数の数式構成要素を入力した場合、数式内でカーソルを移動させるためには、数式部分、下限値部分、上限値部分のそれぞれにおいて、複数回のカーソル移動のための操作をする必要がある。また、「積分関数」の数式内から外部の数式部分にカーソルを移動させる場合には、数式部分、下限値部分、上限値部分の各数式構成要素をたどらなければならならず、カーソル移動のための操作回数が多くなってしまう。
また、「積分関数」などの特殊演算では、例えば数学的ルールに従って、数式部分、下限値部分、上限値部分の順番で数式構成要素が入力されるため、カーソルをある方向に移動させる操作に対して、カーソルも数学的ルールに応じた順番で移動される。例えば、数式部分にカーソルがある時にカーソルを右方向に移動させる操作を繰り返すと、数式部分より左側に配置される下限値部分、すなわち左方向にカーソルが移動される。
従来では、「積分関数」などの特殊演算の関数式を表示している場合に、カーソルの移動の指示に対して、現在の数式内でのカーソル位置に応じた最適移動先を検索して移動させる技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−264765号公報
従来の関数電卓では、「数学自然表示」によって関数式を表示した場合、特に特殊演算の関数式では複数の入力位置があるため、それぞれの入力位置で入力された数式構成要素においてカーソルが移動される。従って、特殊演算の関数式内でカーソルを移動させる、あるいは特殊演算の関数式の外部の数式にカーソルを移動させるために、多くの操作が必要となることがあった。
また、カーソル移動の指示に対してカーソルが移動される順番が数学的ルールに従うため、特殊演算の数式内においてカーソルを移動させる際に、操作によって指示したカーソルの移動方向と、実際にカーソルが移動する方向とが異なる場合があった。このため、特殊演算の関数式と通常の関数式とが混在する数式では、カーソルの現在位置に応じて、カーソルを移動させる操作を使い分ける必要があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、数学自然表示により表示される数式内においてカーソルを任意の位置に容易に移動させることが可能な数式表示制御装置、数式表示制御方法、数式表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る数式表示制御装置は、ユーザ操作に応じて、1又は複数の入力区域を有する入力区域付機能データを含む数式データを入力する数式入力手段と、前記数式入力手段により入力された数式データを表示部に表示させる数式表示制御手段と、前記数式表示制御手段により表示された数式データに対して、第1のユーザ操作に応じて、前記数式データを構成する1要素毎にカーソルを移動して表示させるカーソル表示制御手段と、前記カーソルが前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの内部にある場合に、前記第1のユーザ操作と異なる第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させるカーソル区域移動表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、数学自然表示により表示される数式内においてカーソルを任意の位置に容易に移動させることが可能となる。
本実施形態における数式表示制御装置の実施形態に係る関数電卓の外観構成を示す正面図。 本実施形態における関数電卓の電子回路の構成を示すブロック図。 本実施形態における他の実施形態に係るタブレットPCの外観構成を示す正面図。 本実施形態における関数電卓の数式表示処理を示すフローチャート。 本実施形態における積分機能が起動された時に表示される画面の一例を示す図。 本実施形態における数式内のカーソルの移動の具体例について示す図。 本実施形態における数式内のカーソルの移動の具体例について示す図。 本実施形態における数式内のカーソルの移動の具体例について示す図。 本実施形態における関数電卓の数式表示処理(変形例)を示すフローチャート。 本実施形態における変形例における数式内のカーソルの移動の具体例について示す図。 本実施形態における変形例における数式内のカーソルの移動の具体例について示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の数式表示制御装置の実施形態に係る関数電卓10の外観構成を示す正面図である。
数式表示制御装置は、以下に説明する計算専用の携帯機器(関数電卓10)として構成されるか、計算機能を備えたタッチパネル式PDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等として構成される。
関数電卓10は、携帯性の必要からユーザが片手で十分把持し片手で操作可能な小型サイズにより構成される。関数電卓10の本体正面には、キー入力部11および表示部16が設けられる。
キー入力部11には、数値や数式を入力したり計算の実行を指示したりするための数値・演算記号キー群12、各種の関数や機能を入力するための関数機能キー群13、各種動作モードのメニュー画面を表示させたり動作モードの設定を指示したりするためのモード設定キー群14、表示部16に表示されたカーソルCuの移動操作やデータ項目の選択操作などを行うためのカーソルキー15が備えられる。
数値・演算記号キー群12としては、文字キー群である[0]〜[9](数値)キー、変数キー(文字キー;[ALPHA]キーとの組み合わせ)[A]〜[F]、[X]、[X]、他の機能キー群である[+][−][×][÷](四則演算記号)キー、[sin](サイン)キー、[cos](コサイン)キー、[log]キー、などが配列される。
本実施形態において、積分「∫」、総積「Π」、総和「Σ」、ルート「√」、分数「a/b」、帯分数「c(a/b)」、冪関数などのように、1行表示では特殊な記号を用いての表示が必要になり、教科書記載の自然表示ではその数字や関数記号を2次元に展開して上下方向に重なった表示が必要になる関数のことを2D(dimension)関数と称する。2D関数の表示形態を、数学自然表示と称する。自然表示を行う機能、例えば積分機能は、積分記号の上下に積分区間の上限の数値、下限の数値を表記し、その後ろに積分対象の数式を表記する。積分キーを押すと、このような2次元的に3つの数値や数式を入力するための入力枠が表示される。以下積分キーのように入力枠が表示される機能を「枠付き機能」ということとする。
1又は複数の枠を有する枠付機能キー群13としては、3つの枠を有する枠付機能キーとして、積分キー13a、総積キー13b([SHIFT](シフト)キーとの組み合わせ)、総和キー13c([SHIFT](シフト)キーとの組み合わせ)、帯分数キー13d’([SHIFT](シフト)キーとの組み合わせ)が配置される。また2つの枠を有する枠付機能キーとしてXキー(□)、べき乗根(√□)キー([SHIFT](シフト)キーとの組み合わせ)、帯分数キー13dなどが配列される。また1つの枠を有する枠付機能キーとして[√□](ルート)キー、10キー(10)、などが配列される。
モード設定キー群14としては、[MODE](モード)キー、[SHIFT](シフト)キー14a、[ON](電源)キーなどが配列される。
その他、数式の計算を実行するための数式実行キー[=]や、計算結果を新たな計算式に利用するための[Ans]キーが備えられる。
表示部16は、ドットマトリクス型の液晶表示ユニットからなる。表示部16には、数式やカーソルCuが表示される他、計算モードや各種設定状態が状態表示エリアMsにおいて表示される。
図2は、関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
関数電卓10の電子回路は、コンピュータであるCPU21を備えている。
CPU21は、メモリ22に予め記憶されている、あるいはメモリカード等の外部記録媒体23から記録媒体読取部23を介してメモリ22に読み込まれた、あるいは通信ネットワークN上のWebサーバ(ここでは、教育サーバ)30から通信部25を介してメモリ22にダウンロードされた、電卓制御プログラム22aおよび数式表示制御プログラム22bに従い回路各部の動作を制御し、キー入力部11からのキー入力信号に応じた各種の演算処理を実行する。
メモリ22には、電卓制御プログラム22aおよび数式表示制御プログラム22bが記憶される他に、入力式エリア22d、カーソルポインタメモリ22e、ワークエリア(式バッファ)22fなどが確保される。
入力式エリア22dには、キー入力部11によりキー入力されたキーコードのデータが順次入力され、これにより構成される数式のデータが記憶される。例えば数字キーは数字を示すコードで、「sin」などの関数キーはその関数を示すコードを1要素として、「+」「−」「×」「÷」などの算術記号キーはその算術記号を示すコードを1要素として記憶される。
カーソルポインタメモリ22eには、入力式エリア22dに記憶されると共に表示部16に表示された数式のデータを対象にして、カーソルキー15の操作により移動表示されるカーソルCuが位置するところを示すポインタデータが記憶される。数式のデータと、カーソルポインタメモリ22eのポインタデータが示すカーソルCuの位置をもとに、カーソルCuが数式の何れの位置にあるか判別できる。
ワークエリア(式バッファ)22fには、電卓制御プログラム22aおよび数式表示制御プログラム22bに従って、CPU21に入出力される各種のデータが必要に応じて一時的に記憶されるもので、例えば積分キー13aが入力された場合、入力式エリア22dに記憶された数式のデータを対象に、カーソルポインタメモリ22eに記憶されたカーソルCuが位置するところのポインタが存在する数式が読み出されて一時的に記憶される。
このように構成された関数電卓10は、CPU21が電卓制御プログラム22aおよび数式表示制御プログラム22bに記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる数式の逆数への変換表示に適切な数式表示制御機能を実現する。
なお、数式表示制御装置の実施形態は、関数電卓10により実現した場合について説明しているが、図3に示すように、タブレットPC10Tにより実現することもできる。図3は、本発明の数式表示制御装置の他の実施形態に係るタブレットPC10Tの外観構成を示す正面図である。
タブレットPC10Tは、電卓制御プログラム22aおよび数式表示制御プログラム22bを組み込んだ関数電卓エミュレータのアプリケーションプログラムを実行させることで、関数電卓10と同様の機能を実現することができる。例えば、図3に示すように、タブレットPC10Tは、各プログラムに応じた入力および表示動作を、タッチパネル式カラー表示部16Tにユーザがタッチ操作して行わせることで実現可能である。
次に、関数電卓10の数式表示制御機能について説明する。
図4は、本実施形態における関数電卓10の数式表示処理を示すフローチャートである。
数式表示処理は、ユーザによるキー操作に応じて数式の入力、変更、追加をするもので、数式表示中の入力、変更、追加の対象とする位置をカーソルによって指定することができる。本実施形態の関数電卓10は、積分などの特殊演算の関数が含まれるような複雑な形式の数式を数学自然表示の形態により表示する時であっても、カーソルを任意の位置に容易に移動させることができる機能を提供する。
まず、関数電卓10は、ユーザ操作に応じて数式が入力されるものとする(ステップA1)。ここでは、例えば特殊演算である積分の数式が入力される場合を例にして説明する。
キー入力部11のユーザ操作に伴い、入力されたキーに対応するキーコードが入力式エリア22dに読み込まれると、CPU21は、キーコードに基づいて、何れのキーに対する操作であるか判別する。ここで、積分キー13aに対する操作であった場合、CPU21は、積分機能を起動して、積分記号を含む数式を入力するための画面を表示部16に表示させる。積分機能は、数式の1つ又は複数の入力位置に入力枠を設けた数式入力用の画面を表示し、それぞれの入力枠に対する数式構成要素(数値や記号)を入力することにより数式を作成することができる枠付き機能(数式作成機能)の一つである。複数の入力位置は、連続しない位置にあり、また通常では異なる行位置に設けられる。
図5(A)〜(D)は、積分機能が起動された時に表示される画面の一例を示す図である。
図5(A)に示すように、3つの入力枠を有する枠付機能である積分キー13aの操作に応じて、CPU21は、積分記号と、数式部分、下限値部分、上限値部分に対応するそれぞれの入力位置に3つの入力枠41,42,43を表示させる。また、初期状態では、CPU21は、カーソルCuを数式部分に対応する入力枠41の前に表示させる。すなわち、数式部分への入力状態を示す。
ここで、数値・演算記号キー群12や関数機能キー群13への操作により数式を表す文字(数式構成要素(例えば数字や変数、演算記号など))が入力されると、CPU21は、数式部分の入力枠41の位置に文字を表示させる。例えば、図5(B)に示すように、キー操作により「2」「X」が入力されると、入力枠41の位置に「2X」を表示させ、カーソルCuを「2X」の直後に移動させる。
次に、カーソルキー15への操作により右方向「→」へのカーソルCuの移動が指示されると、CPU21は、数学的ルールに従い、図5(C)に示すように、次の要素である次の入力対象の下限値部分に対応する入力枠42の位置にカーソルCuを移動させる。
ここで、数値・演算記号キー群12や関数機能キー群13への操作により下限値を表す文字(数式構成要素)が入力されると、CPU21は、下限値部分に対応する入力枠42の位置に文字を表示させる。例えば、図5(D)に示すように、キー操作により「3」が入力されると、入力枠42の位置に「3」を表示させ、カーソルCuを「3」の直後に移動させる。次に、カーソルキー15への操作により右方向「→」へのカーソルCuの移動が指示されると、CPU21は、数学的ルールに従い、図5(D)に示すように、次の要素である次の入力対象とする上限値部分に対応する入力枠43の位置にカーソルCuを移動させる。これにより、前述と同様にして、数値・演算記号キー群12や関数機能キー群13への操作により文字(数式構成要素)が入力されると、上限値部分に対応する入力枠43の位置に表示させる。
こうして、積分キー13aの操作により積分機能を起動し、積分機能により積分記号を含む数式を入力することができる。なお、カーソルキー15の操作によってカーソルCuの位置を積分機能により作成された数式部分の外部に移動させることにより、通常の2D表示が必要ない数式や他の数式入力機能を使った数式を追加入力、作成することかできる。
なお、前述した説明では、積分機能により積分記号を含む数式を作成する例について説明しているが、同様にして、総積キー13b、総和キー13c、分数キー(帯分数キー)13dの操作に応じて、それぞれに対応する総積機能、総和機能、分数(あるいは帯分数)機能を起動して、それぞれの機能を利用して2D関数の数式を入力して、数学自然表示の形態によって数式を表示部16に表示させることができる。これらの各機能も積分機能と同様に枠付き機能(数式作成機能)に含まれる。
各機能は、それぞれの2D数式に応じて、前述して積分と同様にして、複数の入力位置に入力枠を設け、数値・演算記号キー群12や関数機能キー群13への操作により入力される文字(数式構成要素)を入力することができる。
例えば、総積キー13bにより総積機能が起動された場合、CPU21は、総積記号「Π」と3つの入力枠を表示して、それぞれの入力枠に数式構成要素を入力する。同様にして、総和キー13cのキーにより総和機能が起動された場合、CPU21は、総和機能「Σ」と3つの入力枠を表示して、それぞれの入力枠に数式構成要素を入力する。なお、総和機能では、数式部分、下限値部分、上限値部分に対応する3つの入力枠とするだけでなく、下限値部分については数値と変数のそれぞれに対応する2つの入力枠に分けても良い(全体では、4つの入力枠)。
また、帯分数キー13d([SHIFT](シフト)キーとの組み合わせ)により帯分数機能が起動された場合、CPU21は、整数部、分子、分母に対応する入力位置に入力枠を表示して、それぞれの入力枠に整数部、分子、分母の順番で数式構成要素を入力する。
なお、前述した説明では、各機能により表示される入力枠の数を3つ(あるいは4つ)としているが、関数式を入力する形態によっては、入力枠の数を2つ、あるいは5つ以上とすることも可能である。例えば、複数の関数式を組み合わせて一括して入力可能な機能を設けることにより、この機能に対応する関数式に応じた数の入力枠が設けられるものとする。
次に、ユーザ操作に応じて入力された数式に対する操作について説明する。
表示部16に数式が表示されている状態において、カーソルキー15の右方向「→」あるいは左方向「←」のキーが操作された場合(ステップA2、Yes)CPU21は、数式中の現在のカーソルCuの位置から、キー操作に応じた順方向あるいは逆方向に1要素だけカーソルCuを移動させる(ステップA3)。キー操作に応じた順方向あるいは逆方向は、数学的ルールに従う方向であり、前述した積分などの枠付き機能により作成された数式内では、例えば右方向「→」のキー操作に応じて、カーソルCuが左方向に移動される場合がある。また、カーソルキー15のみの操作に対しては、カーソルキー15が1回操作される毎に、CPU21は、数式を構成する1要素毎にカーソルCuを移動させる。すなわち、数式を構成する数字、記号、符号の1つ分を移動させる。なお「sin(」、「cos(」、「ln(」(常用対数)等は、関数1つが1要素として、カーソルを移動させる。
また、ユーザ操作により枠付機能を含む関数機能と、他の機能と文字とのいずれか又は複数が、数式の1又は複数の要素として入力された場合(ステップA4、Yes)、CPU21は、現在のカーソルCuの表示位置に、キー入力により指示された数式を追加入力する(ステップA5)。すなわち、前述した積分機能など枠付き機能による数式の入力の他、他の機能キー群13や数値・演算記号キー群12に対する操作による、2D関数以外の一般の数式を入力することができる。
さらに、本実施形態における関数電卓10では、予め設定された所定のキー操作によって、ステップA2,A3におけるカーソルキー15の操作に応じたカーソルCuの移動制御とは異なる制御が可能である。すなわち、カーソルキー15のみのキー操作では、数式を構成する1要素毎にカーソルCuを移動させているが、特定のユーザ操作に応じて、数式を構成する複数の要素を越えてカーソルCuを移動(大移動)させることができる。
例えば、枠付き機能によって作成された数式内にカーソルCuがある場合には、予め設定された所定のキー操作に応じて、枠付き機能による数式の外部にまでカーソルCuを移動させるものとする。ここでは、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15とを組み合わせた操作によって、カーソルCuの大移動を指示できるものとする。[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15とを組み合わせた操作によって、カーソルCuの移動方向と特定の操作であることを同時に指示することができる。
なお、カーソルCuを大移動させるための予め設定された所定のキー操作としては、専用のキー(大カーソルキー)に対するキー操作、既存のカーソルキー15のダブルクリック操作、[SHIFT](シフト)キー14a以外のキーとカーソルキー15とを組み合わせた操作などを用いることが可能である。
[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」の操作の組み合わせ、あるいは[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」の操作の組み合わせによりキー操作があった場合(ステップA6、Yes)、CPU21は、現在のカーソルCuの位置が、複数枠の枠付き機能(本実施例では3つの枠を有する積分機能、総和機能、総積機能、帯分数機能)により作成された数式の内部(枠付き機能の階層内)にあるかを判別する。
ここで、複数枠の枠付き機能(本実施例では3つの入力枠を有する積分機能、総和機能、総積機能、帯分数機能)により作成された数式の内部にカーソルCuがない場合(ステップA7、No)、CPU21は、カーソルキー15のみが操作された場合と同様にして、カーソルCuの表示位置を、数式を構成する1要素毎に移動する(ステップA3)。例えば、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせた操作がされた場合、CPU21は、カーソルキー15の右方向「→」のキー操作がされた場合と同様にして、カーソルCuの現在位置から順方向に1要素だけ移動させる。[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」との組み合わせた操作がされた場合についても、同様にして、カーソルCuの現在位置から逆方向に数式を構成する1要素分だけ移動させる。
一方、複数枠の枠付き機能(本実施例では3つの枠を有する積分機能、総和機能、総積機能、帯分数機能)により作成された数式の内部にカーソルCuがある場合(ステップA7、Yes)、CPU21は、カーソルCuを複数枠の枠付き機能により作成された数式の直後あるいは直前に移動させる(ステップA8)。すなわち、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの操作であった場合には、枠付き機能により作成された数式の直後の位置にカーソルCuを移動させ、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」との組み合わせの操作であった場合には、枠付き機能により作成された数式の直前の位置にカーソルCuを移動させる。
なお、ステップB2,B4,B6の何れにも該当しない他のキー操作があった場合には(ステップB12、Yes)、CPU21は、キー操作に応じた他の処理を実行する。
次に、数式内のカーソルCuの移動の具体例について、図6、図7、図8を参照しながら説明する。
ここで、例えば図6(A1)に示す数式が入力され、表示部16に表示されているものとする。図6(A1)に示す数式は、2つの入力枠を有する枠付き機能である仮分数と3つの入力枠を有する枠付き機能である積分機能によって入力された数式部分とを含む数式の一例を示している。図6(A1)では、カーソルキー15の左方向「←」のキー操作が複数回されることにより、積分機能により作成された数式内の数字「2」の直前にカーソルCuが移動されている状態を示している。
ここで、カーソルキー15の右方向「→」の操作がされた場合、CPU21は、図6(A2)に示すように、カーソルCuを数字「2」の後ろに(数式を構成する1要素分)移動させる。さらに、右方向「→」の操作がされると、図6(A3)に示すように、カーソルCuを記号「X」の後ろに移動させる。さらに、右方向「→」の操作がされると、図6(A4)に示すように、積分の数学的ルールに従い、下限値部分の数字「3」の直前に、カーソルCuを移動させる。さらに、右方向「→」の操作が3回されると、図6(A5)に示すように、カーソルCuを上限値部分の数字「4」の直後まで順次移動させる。
こうして、枠付き機能によって作成された数式中にカーソルCuがある時、カーソルキー15の操作に応じて、数式を構成する1要素毎にカーソルCuを移動させることができる。
図6(A1)〜(A5)に示すように、3つの入力枠を有する枠付き機能である積分機能によって作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの操作があった場合には、図6(B)に示すように、積分機能によって作成された数式の外部、すなわち当該数式の直後にカーソルCuを移動させる。図6(A1)〜(A5)に示すように、積分機能によって作成された数式内の何れの位置にカーソルCuがある場合でも、大移動を指示する1回の操作によって、カーソルキーの方向に、積分機能によって作成された数式の外部にまで簡単にカーソルCuを移動させることができる。
図6(B)に示すように、カーソルCuが積分機能によって作成された数式の外部にある時、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの操作があった場合には、カーソルキー15の右方向「→」の操作のみがあった場合と同様にして、図6(C)に示すように、符号「+」の直後(数式構成要素の1つ分)にカーソルCuを移動させる。同様にして、図6(C)に示す状態の時に、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの操作があった場合には、さらに図6(D)に示すように、数字「5」の直後(数式構成要素の1つ分)にカーソルCuを移動させる。
また、図6(A1)〜(A5)に示すように、積分機能によって作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」の組み合わせの操作があった場合には、図6(E)に示すように、積分機能によって作成された数式の外部、すなわち当該数式の直前にカーソルCuを移動させる。前述した右方向への大移動と同様にして、図6(A1)〜(A5)に示すように、積分機能によって作成された数式内の何れの位置にカーソルCuがある場合でも、大移動を指示する1回の操作によって、積分機能によって作成された数式の外部にまで簡単にカーソルCuを移動させることができる。
図6(E)に示すように、カーソルCuが積分機能によって作成された数式の外部にある時、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」の組み合わせの操作があった場合には、カーソルキー15の左方向「←」の操作のみがあった場合と同様にして、図6(F)に示すように、符号「+」の直前(数式構成要素の1つ分)にカーソルCuを移動させる。図6(F)に示す状態の時に、カーソルキー15の右方向「→」のみの操作があった場合には、図6(E)に示すように、符号「+」の直後(数式を構成する1要素分)にカーソルCuを移動させる。
次に、例えば図7(A1)に示す数式が入力され、表示部16に表示されているものとする。図7(A1)に示す数式は、ルート内に3つの入力枠を有する枠付き機能である帯分数機能によって入力された数式部分とを含む数式の一例を示している。図7(A1)では、帯分数機能により作成された数式内の整数部(数字「1」)の直後にカーソルCuが表示されている状態を示している。
ここで、カーソルキー15の右方向「→」の操作が2回された場合、CPU21は、図7(A2)に示すように、カーソルCuを帯分数の分子部分の数字「2」の後ろに(数式構成要素の2つ分)移動させる。すなわち、枠付き機能によって作成された数式(帯分数)中にカーソルCuがある時、カーソルキー15の操作に応じて、数式を構成する1要素毎にカーソルCuを移動させることができる。なお、帯分数機能により作成された数式内にカーソルCuがある場合、カーソルCuは、縦方向に短い小サイズにより表示されている。
一方、図7(A1)(A2)に示すように、3つの入力枠を有する枠付き機能である帯分数機能によって作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの操作があった場合には、図7(B1)に示すように、帯分数機能によって作成された数式の外部、すなわち当該数式の直後にカーソルCuを移動させる。図7(A1)(A2)に示すように、3つの入力枠を有する枠付き機能である帯分数機能によって作成された数式内の何れの位置にカーソルCuがある場合でも、大移動を指示する1回の操作によって、3つの入力枠を有する枠付き機能である帯分数機能によって作成された数式のカーソル操作方向である右方向「→」に外部にまで簡単にカーソルCuを移動させることができる。なお、帯分数機能により作成された数式の外部にカーソルCuがある場合、カーソルCuは、縦方向に長い大サイズにより表示されている。
また、図7(A1)(A2)に示すように、3つの入力枠を有する枠付き機能である帯分数機能によって作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」の組み合わせの操作があった場合には、図7(B2)に示すように、帯分数機能によって作成された数式の外部、すなわち当該数式の直前(整数部の数字「1」の直前)にカーソルCuを移動させる。前述した右方向への大移動と同様にして、図7(A1)(A2)に示すように、帯分数機能によって作成された数式内の何れの位置にカーソルCuがある場合でも、大移動を指示する1回の操作によって、帯分数機能によって作成された数式の外部(カーソル操作方向である左方向「←」の外部)にまで簡単にカーソルCuを移動させることができる。
次に、例えば図7(C1)に示す数式が入力され、表示部16に表示されているものとする。図7(C1)に示す数式は、3つの入力枠を有する枠付き機能である総和機能によって入力された数式内にルート部分を含む数式の一例を示している。図7(C1)では、総和数機能により作成された数式内のルート部分の指数を示す数字「2」の直後にカーソルCuが表示されている状態を示し、図7(C2)では、総和数機能により作成された数式内のルート部分の累乗根を示す数字「3」の直後にカーソルCuが表示されている状態を示している。
図7(C1)(C2)に示すように、3つの入力枠を有する枠付き機能である総和機能によって作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの操作があった場合には、図7(D1)に示すように、総和機能によって作成された数式の外部、すなわち当該数式の直後(符号「+」の直前)にカーソルCuを移動させる。図7(C1)(C2)に示すように、総和機能によって作成された数式内の何れの位置にカーソルCuがある場合でも、大移動を指示する1回の操作によって、総和機能によって作成された数式のカーソル操作方向である右方向「→」に外部にまで簡単にカーソルCuを移動させることができる。
同様にして、図7(C1)(C2)に示すように、3つの入力枠を有する枠付き機能である総和機能によって作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」の組み合わせの操作があった場合には、図7(D2)に示すように、総和機能によって作成された数式の外部、すなわち当該数式の直前(総和記号の直前)にカーソルCuを移動させる。前述した右方向への大移動と同様にして、図7(C1)(C2)に示すように、総和機能によって作成された数式内の何れの位置にカーソルCuがある場合でも、大移動を指示する1回の操作によって、カーソル操作方向である右方向「→」に総和機能によって作成された数式の外部にまで簡単にカーソルCuを移動させることができる。
次に、例えば図8(E)に示す数式が入力され、表示部16に表示されているものとする。図8(E)に示す数式は、3つの入力枠を有する枠付き機能である積分機能によって入力された数式内に、さらに総積機能によって入力された数式を含む数式の一例を示している。図8(E)では、総積機能により作成された数式内の数式部分の数字「1」の直前にカーソルCuが表示されている状態を示している。
図8(E)に示すように、3つの入力枠を有する枠付き機能である総積機能によって作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの操作があった場合には、図8(F)に示すように、カーソル操作方向である右方向「→」に総積機能によって作成された数式の外部にカーソルCuを移動させる。さらに、同じ操作があった場合には、図8(G)に示すように、積分機能によって作成された数式の外部にカーソルCuを移動させる。
このように、複数の枠付き機能を組み合わせた数式内にカーソルCuがある場合でも、大移動を指示する操作によって、それぞれの枠付き機能(総積機能、積分機能)によって作成された数式の外部に、順次、簡単にカーソルCuを移動させることができる。
このようにして、枠付き機能によって作成された数式内にカーソルCuがある場合であっても、カーソルCuを大移動させる所定のキー操作によって、簡単にカーソルCuを数式の外部に移動させることができる。従って、数式を追加作成するように場合であっても、枠付き機能によって作成された数式の直前あるいは直後にカーソルCuを1回の操作により移動させて、追加する数式のキー操作に移ることができる。このため、キー操作の回数を大幅に減らして、数学自然表示により表示される数式内においてカーソルCuを任意の位置に容易に移動させることが可能となる。
また、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの場合には、数式の直後の位置にカーソルCuを移動させ、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」の操作との組み合わせの場合には、数式の直前の位置にカーソルCuを移動させる。すなわち、枠付き機能によって作成された数式内では、カーソルキー15のみの操作により指示した方向と数式内でカーソルCuが移動する方向とが異なる場合があるが、大移動の操作では、操作により指示した方向とカーソルCuが移動する方向とが一致するため、ユーザにとって認識しやすいカーソルCuの制御が可能であり、操作が煩雑になることもない。
次に、本実施形態における関数電卓10の変形例について説明する。
図9は、本実施形態における関数電卓10の数式表示処理(変形例)を示すフローチャートである。
なお、図9に示すフローチャートのステップB1〜B8,B12については、図4に示すフローチャートのステップA1〜A9と同様の処理を実行するものとして詳細な説明を省略する。図9に示す数式表示処理の変形例では、枠付き機能により作成された数式内にカーソルCuがある場合だけでなく、数学的に意味のある「一定の式の塊」の内部にカーソルCuがある場合に、前述と同様のカーソルCuを移動させる制御をする。
数学的に意味のある「一定の式の塊」とは、例えば枠付き機能以外の数式作成機能により作成された数式や、四則演算の記号(四則記号)[+][−][×][÷]により区分された項(以下、数式ブロックと称する場合がある)などがある。
[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」の操作の組み合わせ、あるいは[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」の操作の組み合わせによりキー操作があった場合(ステップB6、Yes)、CPU21は、現在のカーソルCuの位置が、枠付き機能により作成された数式の内部(枠付き機能の階層内)にあるかを判別する。ここで、枠付き機能により作成された数式の内部にカーソルCuがない場合(ステップB7、No)、CPU21は、カーソルCuの位置が、枠付き機能以外の機能により作成された数式の内部(他機能の階層内)にあるか判別する。
カーソルCuが枠付き機能以外の機能により作成された数式の内部にある場合(ステップB9、Yes)、CPU21は、元のカーソルCuの位置から右方向、あるいは左方向に、カーソルCuが含まれていた数式の外部(階層外)にカーソルCuを移動させる(ステップB10)。すなわち、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」の操作の組み合わせであった場合には、該当する数式の直後の位置にカーソルCuを移動させ、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」の操作の組み合わせであった場合には、該当する数式の直前の位置にカーソルCuを移動させる。
さらに、枠付き機能以外の機能により作成された数式以外の部分にカーソルCuがある場合(ステップB9、No)、CPU21は、元のカーソルCuの位置から、カーソルキー15の操作に応じた右方向あるいは左方向の数式ブロックまたは項の符号を除く部分(数値)の前後位置にカーソルCuを移動させる(ステップB11)。
例えば、「3x−7x+2x+(−23)」の数式があった場合に、2番目の項「7x」の「x」の直後にカーソルCuがある場合、[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」とを組み合わせた操作により大移動が指示された場合には、2番目の項「7x」の「7」の直前の位置にカーソルCuを移動させる。
また、3番目の項「2x」の直前にカーソルCuがある時に、同様の大移動が指示された場合には、2番目の項「7x」の直後にカーソルCuを移動させる。
このようにして、枠付き機能などの数式作成機能によって作成された数式以外の位置にカーソルCuがある場合であっても、前述した数式作成機能によって作成された数式内にカーソルCuがある場合と同様にして、カーソルCuの表示位置の制御をすることが可能となる。
次に、変形例における数式内のカーソルCuの移動の具体例について、図10、図11を参照しながら説明する。
例えば図10(A)に示す数式が入力され、表示部16に表示されているものとする。図10(A)に示す数式は、積分機能と帯分数機能によって入力された数式部分と、2D表示が必要ない数式ブロックを含む数式の一例を示している。図10(A)では、積分機能によって作成された数式部分にカーソルCuがある状態を示している。
ここで、カーソルキー15の右方向「→」のキー操作がされることにより、図10(B)に示すように、積分機能により作成された数式の外部、すなわち該当する数式の直後にカーソルCuを移動させる。
さらに、同じ操作がされた場合、CPU21は、カーソルCuが、枠付き機能及び他の機能により作成された数式内にないので、右方向の数値「45」の前位置にカーソルCuを移動させる。さらに、同じ操作がされた場合、CPU21は、カーソルCuが、枠付き機能及び他の機能により作成された数式内にないので、右方向の数値「45」の後位置にカーソルCuを移動させる。
図10(A)に示すように、積分機能によって作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の左方向「←」との組み合わせの操作があった場合には、図10(F)に示すように、積分機能によって作成された数式の外部(直前)にカーソルCuを移動させる。さらに、同じ操作があった場合には、図10(D2)に示すように、カーソルCuの左方向にある項(帯分数機能によって作成された数式)の直後にカーソルCuを移動させ、さらに同じ操作があった場合には、図10(D1)に示すように、帯分数機能によって作成された数式の直前にカーソルCuを移動させる。さらに、同じ操作があった場合には、カーソルCuの左方向(カーソル操作方向)にある項「3」の直後にカーソルCuを移動させる。
こうして、カーソルCuの大移動を指示する同じ操作により、数式作成機能により作成された数式と他の数式部分(項)に対して、同様にして、数式を構成する数式構成要素毎ではなく、カーソルCuを移動させることができる。
図11(A1)に示すように、帯分数機能と積分機能とを組み合わせて作成された数式において、積分機能により作成された数式内にカーソルCuがある時に、カーソルCuの大移動を指示する[SHIFT](シフト)キー14aとカーソルキー15の右方向「→」との組み合わせの操作があった場合には、図11(B1)に示すように、積分機能によって作成された数式のカーソル操作方向の外部にカーソルCuを移動させる。さらに、同じ操作があった場合には、図11(C)に示すように、帯分数機能によって作成された数式のカーソル操作方向の外部にカーソルCuを移動させる。
こうして、複数の枠付き機能を組み合わせて数式が入れ子状態で作成されている場合に、内側の数式内にカーソルCuがあれば、大移動の操作に応じて内側の数式のカーソル操作方向の外部にカーソルCuを移動させ、さらに同じ操作に応じて外側の数式の外部にカーソルCuを移動させることができる。従って、複数の数式作成機能を利用して複数の数式が組み合わせられた複雑な数式内であっても、同じ操作によって、任意の数式の前後位置にカーソルCuを簡単に移動させることが可能となる。
なお、各実施形態において記載した関数電卓10による各処理の手法、すなわち、図4及び図9のフローチャートに示す数式表示処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体(23)に格納して配布することができる。そして、表示部(16)を備えた電子機器のコンピュータは、この外部記録媒体(23)に記録されたプログラムを記憶装置(22)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、各実施形態において説明した逆数モード切り替え機能および数式表示制御機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、ネットワークNに接続された表示部(16)を備えた電子機器のコンピュータに通信部(25)によって取り込むことで、前述した逆数モード切り替え機能および数式表示制御機能を実現することもできる。
本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
ユーザ操作に応じて、1又は複数の入力枠を有する枠付機能を含む関数機能と、他の機能と文字とが、数式の1又は複数の要素として入力可能に構成される数式入力手段と、
前記数式入力手段により入力された数式を表示部に表示させる数式表示制御手段と、
前記数式表示制御手段により表示された数式に対して、ユーザ操作に応じて、前記数式を構成する1要素毎にカーソルを移動可能にして表示させるカーソル表示制御手段と、
前記カーソルが前記複数の入力枠を有する枠付機能の内部にある場合に、特定のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力枠を有する枠付機能の外に移動して表示させるカーソル枠移動表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする数式表示制御装置。
[2]
前記カーソル枠移動表示制御手段は、前記カーソルが前記複数の入力枠を有する枠付機能のうちの3つの入力枠を有する枠付機能の内部にある場合に、特定のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力枠を有する枠付機能の外に移動して表示させることを特徴とする[1]に記載の数式表示制御装置。
[3]
前記特定のユーザ操作は、特定キーとカーソルキーとの組み合わせの操作とする[2]1又は[2]に記載の数式表示制御装置。
[4]
前記カーソル枠移動表示制御手段は、前記カーソルが前記複数の入力枠を有する第1の枠付機能の内部であって、前記複数の入力枠を有する第2の枠付機能の内部にある場合に、特定キーとカーソルキーのユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力枠を有する第2の枠付機能の直前又は直後のカーソル方向の位置に移動して表示させることを特徴とする[1]〜[3]のいずれか一項に記載の数式表示制御装置。
[5]
前記カーソル枠移動表示制御手段は、前記カーソルが複数の入力枠を有する枠付機能の外の数式部分を構成する項内にある場合に、前記項の符号を除く部分の前または後の位置に前記カーソルを移動させるカーソル項移動表示制御手段を備えることを特徴とする[1]〜[4]のいずれか一項に記載の数式表示制御装置。
[6]
前記表示部と、キー群またはタッチパネルを備え、前記キー群またはタッチパネルに対して前記ユーザ操作が行われる、
ことを特徴とする[1]〜[5]のいずれか1項に記載の図形描画装置。
[7]
ユーザ操作に応じて、1又は複数の入力枠を有する枠付機能を含む関数機能と、他の機能と文字とが、数式の1又は複数の要素として入力可能に構成される数式入力行程と、
前記数式入力行程により入力された数式を表示部に表示させる数式表示制御行程と、
前記数式表示制御行程により表示された数式に対して、ユーザ操作に応じて、前記数式を構成する1要素毎にカーソルを移動可能にして表示させるカーソル表示制御行程と、
前記カーソルが前記複数の入力枠を有する枠付機能の内部にある場合に、特定のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力枠を有する枠付機能の外に移動して表示させるカーソル枠移動表示制御行程と、
を備えたことを特徴とする数式表示制御方法。
[8]
コンピュータを、
ユーザ操作に応じて、1又は複数の入力枠を有する枠付機能を含む関数機能と、他の機能と文字とが、数式の1又は複数の要素として入力可能に構成される数式入力手段と、
前記数式入力手段により入力された数式を表示部に表示させる数式表示制御手段と、
前記数式表示制御手段により表示された数式に対して、ユーザ操作に応じて、前記数式を構成する1要素毎にカーソルを移動可能にして表示させるカーソル表示制御手段と、
前記カーソルが前記複数の入力枠を有する枠付機能の内部にある場合に、特定のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力枠を有する枠付機能の外に移動して表示させるカーソル枠移動表示制御手段として機能させるための数式表示制御プログラム。
10 …関数電卓
10T…タブレットPC
11 …キー入力部
12 …数値・演算記号キー群
13 …関数機能キー群
13a…積分キー
13b…総積キー
13c…総和キー
14 …モード設定キー群
15 …カーソルキー
16 …表示部
16T…タッチパネル式カラー表示部
21 …CPU
22 …メモリ
22a…電卓制御プログラム
22b…数式表示制御プログラム
22d…入力式エリア
22e…カーソルポインタメモリ
22f…ワークエリア(式バッファ)
23 …外部記録媒体
24 …記録媒体読取部
25 …通信部
30 …Webサーバ(教育サーバ)
Cu …カーソル
本発明に係る数式表示制御装置は、数の入力区域を有する入力区域付機能データを含む数式データ表示部に表示させる数式表示制御手段と、1のユーザ操作に応じて、前記複数の入力区域のうちの第1の入力区域に対応する位置に配置されたカーソルを、前記複数の入力区域のうちの第2の入力区域に対応する位置に配置するよう表示させる第1のカーソル表示制御手段と、記第1のユーザ操作と異なる第2のユーザ操作に応じて、前記第1の入力区域に対応する位置に配置された前記カーソルを、前記第2の入力区域に表示することなしに、前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に配置するよう表示させる第2のカーソル表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。

Claims (11)

  1. ユーザ操作に応じて、1又は複数の入力区域を有する入力区域付機能データを含む数式データを入力する数式入力手段と、
    前記数式入力手段により入力された数式データを表示部に表示させる数式表示制御手段と、
    前記数式表示制御手段により表示された数式データに対して、第1のユーザ操作に応じて、前記数式データを構成する1要素毎にカーソルを移動して表示させるカーソル表示制御手段と、
    前記カーソルが前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの内部にある場合に、前記第1のユーザ操作と異なる第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させるカーソル区域移動表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする数式表示制御装置。
  2. 前記カーソル区域移動表示制御手段は、前記カーソルが前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データのうちの3つの入力区域を有する入力区域付機能データの内部にある場合に、前記第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させることを特徴とする請求項1に記載の数式表示制御装置。
  3. 前記カーソル区域移動表示制御手段は、特定キーとカーソルキーとの組み合わせによる前記第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の数式表示制御装置。
  4. 前記カーソル区域移動表示制御手段は、第1の入力区域付機能データの内の、前記複数の入力区域を有する第2の入力区域付機能データの内部に前記カーソルがある場合に、特定キーとカーソルキーによる前記第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記第2の入力区域付機能データの直前又は直後の位置に移動して表示させることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の数式表示制御装置。
  5. 前記カーソル区域移動表示制御手段は、前記カーソルが複数の入力区域を有する入力区域付機能データの外の数式データ部分を構成する項内にある場合に、前記第2のユーザ操作に応じて、前記項の符号を除く部分の前または後の位置に前記カーソルを移動させるカーソル項移動表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の数式表示制御装置。
  6. 前記表示部と、キー群またはタッチパネルを備え、前記キー群またはタッチパネルに対して前記ユーザ操作が行われる、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の数式表示制御装置。
  7. 前記カーソル区域移動表示制御手段は、前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの内部の前記複数の入力区域のいずれに対応する位置に前記カーソルが配置されたとしても、前記第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の数式表示制御装置。
  8. ユーザ操作に応じて、1又は複数の入力区域を有する入力区域付機能データを含む数式データを入力する数式入力行程と、
    前記数式入力行程により入力された数式データを表示部に表示させる数式表示制御行程と、
    前記数式表示制御行程により表示された数式データに対して、第1のユーザ操作に応じて、前記数式データを構成する1要素毎にカーソルを移動して表示させるカーソル表示制御行程と、
    前記カーソルが前記複数の入力区域を有する入力区域付機能の内部にある場合に、前記第1のユーザ操作と異なる第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させるカーソル区域移動表示制御行程と、
    を備えたことを特徴とする数式表示制御方法。
  9. 前記カーソル区域移動表示制御行程は、前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの内部の前記複数の入力区域のいずれに対応する位置に前記カーソルが配置されたとしても、前記第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させることを特徴とする請求項8に記載の数式表示制御方法。
  10. コンピュータを、
    ユーザ操作に応じて、1又は複数の入力区域を有する入力区域付機能データを含む数式データを入力する数式入力手段、
    前記数式入力手段により入力された数式データを表示部に表示させる数式表示制御手段、
    前記数式表示制御手段により表示された数式データに対して、第1のユーザ操作に応じて、前記数式データを構成する1要素毎にカーソルを移動して表示させるカーソル表示制御手段、
    前記カーソルが前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの内部にある場合に、前記第1のユーザ操作と異なる第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させるカーソル区域移動表示制御手段、
    として機能させるための数式表示制御プログラム。
  11. 前記カーソル区域移動表示制御手段は、前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの内部の前記複数の入力区域のいずれに対応する位置に前記カーソルが配置されたとしても、前記第2のユーザ操作に応じて、前記カーソルを前記複数の入力区域を有する入力区域付機能データの直前または直後の位置に移動して表示させることを特徴とする請求項10に記載の数式表示制御プログラム。
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