JP2018080580A - 点火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧の配線を有する点火装置において、感電による重篤な被害の発生を防止、抑止する点火装置を提供する。
【解決手段】プラズマ放電を発生する点火プラグ101と、交流電力を点火プラグ101へ向けて出力するDC/AC変換装置102と、DC/AC変換装置102とは異なるパッケージに配置され、配線を介して直流電力をDC/AC変換装置102へ出力するDC電源装置103と、DC電源装置103の出力を導通、遮断する電力遮断装置104とを備えた点火装置において、電力遮断装置104は、点火動作と点火動作の間に少なくとも一度はDC電源装置103の出力を遮断する。
【選択図】図1

Description

この発明は、主に交流電力によるプラズマ放電を利用する点火装置に関するものである。
近年、環境保全、燃料枯渇の問題が提起されており、自動車業界に於いてもこれらへの対応が急務となっている。この対応の一例として、EGR(Exhaust Gas Recirculation:排気ガス再循環)を利用しポンピング損失を低減することにより燃料消費量を飛躍的に改善する方法がある。
ところが、排気である既燃ガスは不燃性かつ空気に対し熱容量が大きいため、EGRにより既燃ガスを大量に再吸入すると、着火性、燃焼性が低下する問題がある。
この問題の解決策の一つとして、コロナ放電を利用し、多点、広範囲で着火することで、より安定した火炎核を形成できるようになり、燃焼性をより安定させることができる、例えば特許文献1に示すような点火装置が提案されている。
特許文献1に開示された点火装置を用いることで、従来の点火コイルに比べ、より安定した火炎核を形成できるようになり、例えば前述したEGRガス量を多く投入しても安定燃焼を得られるようになる。従って、例えば、特許文献1に記載の点火装置を用いることで、従来の点火装置に比べ、より多くのEGRを投入できるようになり、ポンピング損失を低減できるようになるので、燃料消費量を飛躍的に改善できる内燃機関を得ることができる。
特表2014−513760号公報
特許文献1に示された点火装置は、エネルギ供給部(高電圧供給装置)と駆動回路とを別々のパッケージとして配置し、これらを配線で接続することができる。
特許文献1に示す点火装置は、エネルギ供給部から供給する電圧が高いほど、駆動回路以降、点火コイルに至る昇圧率を低く抑えることができ、点火コイルに供給する電流を小さく抑えることができるため、効率良く動作させることができるようになる。
しかし、駆動回路と配線で接続されるエネルギ供給部の電圧を高くした場合、配線の被覆劣化や、コネクタの嵌合不良、断線などで感電や漏電の恐れが出てくる。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたものであって、感電の恐れのある高電圧の配線を有する点火装置において、感電による重篤な被害の発生を防止、抑止することを目的とするものである。
この発明における点火装置は、燃焼を起こすための点火動作としてプラズマ放電を発生する点火プラグと、直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を点火プラグへ向け
て出力するDC/AC変換装置と、DC/AC変換装置とは異なるパッケージに配置され、DC/AC変換装置が交流電力に変換するための直流電力を生成し、配線を介してDC/AC変換装置に供給される直流電力を出力するDC電源装置と、DC電源装置の出力を導通、遮断する電力遮断装置とを備え、電力遮断装置は、点火動作と点火動作の間に少なくとも一度はDC電源装置の出力を遮断するものである。
この発明による点火装置によれば、プラズマ放電を発生する点火プラグと、直流電力を交流電力に変換した交流電力を点火プラグへ向けて出力するDC/AC変換装置と、DC/AC変換装置とは異なるパッケージに配置され、DC/AC変換装置が交流電力に変換するための直流電力を生成し、配線を介してDC/AC変換装置に供給される直流電力を出力するDC電源装置と、DC電源装置の出力を導通、遮断する電力遮断装置とを備え、電力遮断装置は、点火動作と点火動作の間に少なくとも一度はDC電源装置の出力を遮断することで連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
この発明の実施の形態1による点火装置の構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による点火装置の動作タイミングチャートの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1による点火装置の動作タイミングチャートの他の例を示す図である。 この発明の実施の形態1による点火装置の具体的構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2による点火装置の具体的構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2による点火装置の動作タイミングチャートの一例を示す図である。 この発明の実施の形態2による点火装置の動作フローチャートの一例を示す図である。 この発明の実施の形態2による点火装置の動作フローチャートの他の例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による間欠燃焼を行う内燃機関における点火装置の構成図である。
図1に於いて、この発明の実施の形態1による点火装置は、点火プラグ101と、点火プラグ101でプラズマ放電を発生させるための交流電力を供給するDC/AC変換装置102と、DC/AC変換装置102に直流電力を供給するDC電源装置103と、DC電源装置103の出力電力(直流電力)の導通、遮断を切り替える電力遮断装置104と、電力遮断装置104の動作を制御する制御装置105とにより構成されている。
DC/AC変換装置102と点火プラグ101の間には、高周波交流、かつ高電圧の電力が行き交う。従って、放射ノイズを抑制するため、また電力の伝達効率を上げるため、DC/AC変換装置102と点火プラグ101は、なるべく短い配線で、なるべく近くに配置する必要がある。
しかしながら、点火装置を有する内燃機関、例えば自動車用のエンジンなどでは、点火プラグ近傍のスペースが少ないため、点火プラグ近傍に高周波交流、かつ高電圧の電力を出力する装置を配置するためには、この装置の構成を最小限にする必要がある。
DC電源装置103とDC/AC変換装置102との間は直流の電力が行き交うのみであり、放射ノイズや電力の伝送損失などの心配が少ないので、DC電源装置103は点火
プラグ101の近傍に配置する必要ない。
従って、DC電源装置103とDC/AC変換装置102を別々のパッケージに配置し、DC/AC変換装置102を点火プラグ101の近傍に配置し、DC電源装置103はスペースの取れる少し離れた場所に配置し、これらを配線で接続するようにした。
電力遮断装置104はDC電源装置103と同一のパッケージ内に配置されている。
上述したようにDC電源装置103とDC/AC変換装置102が別々のパッケージに配置され、配線で接続されるようになったが、DC電源装置103の出力電圧が高い場合、例えば、60ボルトよりも高い場合には感電の恐れがでてくる。
配線の被覆が損傷していたり、配線の接続コネクタがきちんと嵌合していない状態であったりすると、電気の経路に直接触れてしまう場合がある。もし振れれば感電し、感電状態が長時間継続すれば重篤な被害となる可能性がある。
重篤な被害を回避するため、DC電源装置103で生成された直流電力をDC/AC変換装置102へ出力する出力端子110の前、即ち、DC電源装置103と出力端子110との間に電力遮断装置104を配置する。
感電による被害は、主に長時間の感電による火傷である。DCの連続電力に感電すると、筋肉の痙攣などにより体を動かせなくなり、感電状態から脱することができず長時間の感電となり被害が重篤化する。従って、電力を長時間連続供給しない、一度に供給する時間をなるべく短くする、電力を供給していない時間を必ず設けることで、長時間の感電を防ぎ、かつ感電したとしても感電状態を脱するチャンスを作れるようにする。
電力遮断装置104の動作について、図1の構成ブロック図、図2のタイミングチャートを用いて説明する。
図1において、制御装置105が電力遮断装置104を制御する信号を送る経路を経路A、直流電力が出力される出力端子110とDC/AC変換装置102とをつなぐ経路を経路B、制御装置105がDC/AC変換装置102の動作を指示する信号を送る経路を経路C、DC/AC変換装置102の出力側と点火プラグ101とをつなぎ、交流電流が行き交う経路を経路Dとする。
図2には経路Aの電圧信号、経路Bの電圧状態、経路Cの電圧信号、経路Dの電流出力の各状態が時系列に示されている。
制御装置105は、タイミングt1に電力遮断装置104が導通状態となるように経路Aの信号状態をハイ(H)の状態にする。これに応じて、電力遮断装置104は導通となり、経路Bに電圧が発生する。
制御装置105は、経路Bに電圧が発生しているタイミングt2において経路Cの信号状態をハイ(H)の状態に切り替え、DC/AC変換装置102の動作を開始させる。これに応じて経路Dに交流の電流が流れ、点火プラグ101の電極間にプラズマ放電が発生、エンジン内の燃料が燃焼する。
タイミングt3において制御装置105は経路Cの信号状態をロー(L)状態とし、DC/AC変換装置102の動作を停止させ、経路Dに流れる交流電流も停止する。
しばらくして後、タイミングt4で制御装置105は経路Aの信号状態をロー(L)の状態にすると、電力遮断装置104は遮断状態となり、経路Bの電圧も低下する。
このように、電力遮断装置104は、点火動作と点火動作の間に少なくとも一度はDC
電源装置103の出力を遮断する。
前記では、経路Cの信号が経路Dに交流電流を流す期間、すなわち、プラズマ放電を点火プラグ101の電極間に発生させる期間として機能していたが、図3に示す様に、経路Aの信号をプラズマ放電期間として機能するようにしても良い。この場合は、先に、タイミングt31の時点からDC/AC変換装置102が動作を開始するが、DC/AC変換装置102へ直流電力が供給されていないので、経路Dに交流電流は流れない。
タイミングt32で電力遮断装置104が導通となり、経路Bに電圧が発生すると同時に経路Dに交流電流が流れ始める。タイミングt33で電力遮断装置104が遮断状態になると、経路Bの電圧も低下し、経路Dの交流電流も停止する。従って、経路Aの信号がプラズマ放電期間として機能していると言える。タイミングt34で制御装置105は経路Cの信号状態をロー(L)状態とし、DC/AC変換装置102の動作を停止する。
実際の装置では、配線や回路、素子などが浮遊の容量成分を持つために、電力遮断装置104が遮断された後も、経路Bには電圧がしばらく残る。よって図3による本方式は、前記図2に示すものに比べ、プラズマ放電供給期間としての制御精度が下がる方向ではあるが、経路Bに電圧を発生させている期間としては短くなる方向であり、より安全であると言える。
具体的な構成例を用いて説明する。図4に示す装置は、自動車用途で使用され、エンジン内のガソリン混合気を安定着火するための装置として開発されているコロナ点火装置と呼ばれるものである。
図4に示す点火装置は、図1と同様に、点火プラグ101、DC/AC変換装置102であるインバータ、DC電源装置103と、電力遮断装置104、制御装置105により構成され、加えて、DC/AC変換装置102の出力電流を使って、コロナ放電を発生させるための高電圧を生成する昇圧リアクトル301により構成されている。
DC/AC変換装置102は、第1の1次巻線302a、第2の1次巻線302bと2次巻線302cで構成されるトランス302、第1の1次巻線302aの接地(GND)側に接続される第1のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)_A303a、第2の1次巻線302bの接地(GND)側に接続される第2のIGBT_B303b、DC電源装置103より供給される直流電力を安定させるための安定化コンデンサ304、安定化コンデンサ304に蓄積されている電荷の逆流を防止するダイオード305、制御装置105の指示に基づいて、第1のIGBT_A303aと第2のIGBT_B303bのゲートを駆動する信号A、信号Bを生成する発振回路306とにより構成されている。
DC電源装置103は、バッテリ307に接続されるリアクトル308、リアクトル308への通電を制御する第3のIGBT_C309、昇圧された電荷を蓄えておくコンデンサ310、コンデンサ310に蓄積された電荷がバッテリ307へ逆流することを防止するダイオード311とで構成され、チョッパーと呼ばれる昇圧装置を構成している。
電力遮断装置104は、コンデンサ310の高圧側と、出力端子110との間に配置されるp−FET(Field Effect Transistor)312と、p−FET312のゲートを制御するトランジスタ313で構成される。出力端子110が未接続、フローティングの状態となったときに、電位が不定とならないように出力端子110には、抵抗314が接続されている。
DC電源装置103における前記チョッパーによりバッテリ307の電圧を昇圧し、昇圧された電荷がコンデンサ310へ蓄えられた状態から説明を開始する。また、より具体的にするために、数値を用いて説明するが、この発明は実施の形態で使用している数値に限定されるものではない。
DC電源装置103におけるチョッパーでバッテリ電圧を100ボルトに昇圧するものとする。従って、コンデンサ310はおよそ100ボルトに充電されている。制御装置105はこの電圧をVLとしてモニタし、電圧が所定値、例えば80ボルトを下回れば前記チョッパーを動作させ、コンデンサ310を常に100ボルト程度に充電しておくようにする。
図4の構成図と図2のタイミングチャートを用いて動作を説明する。なお、信号A〜Fは、各構成要素から出力、あるいは各構成要素に入力される信号を表している。制御装置105は、タイミングt1に信号Dの状態をハイ(H)にする。信号Dはトランジスタ313のベースを制御する信号である。p−FET312のゲートはロー(L)の状態になるので、p−FET312はオン、導通状態となり、経路Bはコンデンサ310の充電電圧と同電位、約100ボルトになる。
経路Bが約100ボルトとなっている状態であるタイミングt2で、制御装置105は発振回路306が動作するように信号Eの状態をハイ(H)にする。発振回路306は動作を開始し、互いに反転の関係にある信号Aと信号Bの出力を開始する。また制御装置105は、発振の周期が、昇圧リアクトル301と点火プラグ101の浮遊容量との共振周波数、例えば100キロヘルツ(kHz)となるように信号Fを介して発振回路306を制御する。
前記信号A、Bが交互にハイ(H)/ロー(L)を繰り返すとトランス302を構成する第1の1次巻線302aと第2の1次巻線302bに交互に1次電流が流れ、それに応じて2次巻線302cに交流電流が誘起される。
前記共振周波数で交流電流が供給されると、点火プラグ101の高圧電極101aに交流の高電圧が発生し、グランド(GND)電極101bとの間に放電プラズマが発生、燃料が着火する。
タイミングt3において制御装置105は信号Eの状態をロー(L)、発振回路306の動作を停止させると、信号A、信号Bの供給も停止、経路Dに流れる交流電流も停止する。信号A、信号Bはいずれもロー(L)の状態で停止させる。
しばらくして、例えば発振回路停止指示後100マイクロ秒経過したタイミングt4に制御装置105は信号Dをロー(L)の状態にすると、p−FET312のゲートはハイ(H)の状態となり、p−FET312はオフ、経路は遮断状態となり、経路Bへの100ボルトの供給は停止される。
このように、本実施の形態1によれば、配線として表に出ている経路Bには必要なときだけ電圧が発生し、長時間連続的に電力供給されないので、万一電気線路に触れてしまったとしても、短時間の感電ですみ、また、速やかに感電状態から脱することが可能となる安全な点火装置にすることができる。
また、電力遮断装置104は、DC電源装置103と同一のパッケージに配置されることで確実に連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
また、電力遮断装置104は、DC/AC変換装置102が、点火プラグ101へ向けて交流電力を出力するための動作を開始する前に、DC電源装置103の出力を導通させることで連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
また、電力遮断装置104は、DC/AC変換装置102が、点火プラグ101へ向けて交流電力を出力するための動作を開始した後に、DC電源装置103の出力を導通させることで連続的な感電を、より防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
また、電力遮断装置104は、DC/AC変換装置102が、点火プラグ101へ向けて交流電力を出力するための動作を停止する前に、DC電源装置103の出力を遮断することで連続的な感電をより防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
また、電力遮断装置104は、DC/AC変換装置102が、点火プラグ101へ向けて交流電力を出力するための動作を停止した後に、DC電源装置の出力を遮断することで連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1の点火装置とほとんどの部分が同じ構成であるが、その構成に加え、経路Bの接続状態を確認してから電力遮断装置104を導通状態とするか否かを決めるように構成することで、装置の破壊や漏電などを防止できる、より安全な点火装置を提供する。
図5の構成図、図6のタイミングチャートを用いて電力遮断装置104の動作を説明する。例えば、図5に示すようにDC/AC変換装置102内に5ボルト電源401を配置する。5ボルトの出力はダイオード402を介して、経路Bへと接続される。これらの5ボルト電源401、ダイオード402は、DC電源装置103の出力と、DC/AC変換装置102とをつなぐ配線(経路)が接続されていることを確認し、導通確認結果を出力する導通確認装置を構成している。なお、図5において、図4と同一符号は同一もしくは相当部分を示している。
制御装置105は、出力端子110の電圧状態CLをモニタする。電圧状態CLは、図6に示す様に、経路Bが接続されている状態、かつ、p−FET312がオン、導通状態では約100ボルト、p−FET312がオフ、遮断状態なら5ボルトとなる。経路Bが断線状態であれば、p−FET312が導通状態では約100ボルト、p−FET312が遮断状態であれば、0ボルトとなる。
図6のタイミングチャートと図7のフローチャートに沿って説明する。制御装置105は、信号Dをハイ(H)の状態にする前、つまりp−FET313をオンにするタイミングt61に電圧状態CLをチェックする(ステップS701)。閾値TH601と電圧状態CLとを比較して(S702)、CL>THなら問題無し(正常と判断)(S703)、信号Dをハイ(H)の状態とし電圧出力許可となって通常の点火の手続きを行う(S704)。例えば閾値THを2ボルトとおき、タイミングt61においてCL=5ボルトなので、CL>THの状態となる。
タイミングt62に経路Bが断線したとする。この時点で5ボルトは出力端子110へ
供給されなくなるので、電圧状態CLは0ボルトに落ちる。次の点火、タイミングt63において、電圧状態CLと閾値THを比較する(S702)。図6によるとCL=0ボルト、TH=2ボルトなので、CL≦THの状態となる。従って制御装置105は経路Bが断線していると判断し(異常と判断)(S705)、電圧出力禁止となってp−FET312をオンにしない(S706)。このとき、断線している線がどのような状態になっているか不明なので、回路保護などのためDC/AC変換装置102であるインバータの動作も禁止としておく。
タイミングt64に経路Bが接続されたとする。この次の点火、タイミングt65において制御装置105は電圧状態CLと閾値THとを比較する(S702)。CL=5ボルト、TH=2ボルトなので、CL>THの状態となり、正常と判断し(S703)、信号Dをハイ(H)の状態へと切り替えp−FET312をオンし(S704)、通常の点火動作を実施する。
前記では電圧状態CLと閾値THとの比較結果のみでp−FET312のオン、オフを決めたが、あらかじめ決められた所定時間内にあらかじめ決められた所定回数以上、CL≦THの状態(NGとも称す)が出る場合には、フラグFLGを立て、例えばMIL(警告ランプ)を点灯させる。以降、CL>THの状態(OKとも称す)となる結果を得ても、サービス等でチェックして、フラグFLGを手動で解除するまではp−FET312がオンにならないようにするようにしても良い。
図8のフローチャートで説明する。まずフラグFLGを確認する(ステップS801)。フラグFLGが1であればサービスでのチェック待ちの状況であり、なにもせずフローを終了する。フラグFLGが0ならあらかじめ決められた所定時間を計るタイムカウンタCTを進める(S802)。電圧状態CLのチェック(S701)からステップS706までの処理は図7に示したフローチャートと同様なのでここでの説明は割愛する。
CL≦THの状態となり、異常判断(S705)、出力禁止(S706)となれば、異常判定カウンタCJを1つ増加させる(S809)。異常判定カウンタCJをあらかじめ決められた所定値と比較し(S810)、所定値より大きければフラグFLG=1とする(S811)。所定値以下であればフラグFLG=0としておく(S812)。
タイムカウンタCTが所定時間を経過しているか確認し(S813)、経過していればタイムカウンタCT=0、異常判定カウンタCJ=0としてそれぞれのカウンタをリセットしてフロー終了となる。
例えば、1分間に積算で10回となるまでは、前記のように毎回判断、毎回p−FET312の動作を切り替え、積算で10回目のNGを検出した時点でフラグFLGを異常状態として1(正常状態は0とする)に書き換えるようにする。
このように、本実施の形態2によれば、配線として表に出ている経路Bには必要なときだけ電圧が発生し、長時間連続的に電力供給されないので、万一電気線路に触れてしまったとしても、短時間の感電ですみ、また、速やかに感電状態から脱することが可能となる安全な点火装置にすることができる。また、装置の破壊や漏電などによる2次被害を防止できる、より安全な点火装置にすることができる。
また、DC/AC変換装置は、DC電源装置の出力と、DC/AC変換装置とをつなぐ配線が接続されているかを確認し、導通確認結果を出力する導通確認装置を備えることで、漏電等を事前に防止でき、また、連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
また、導通確認装置は、導通確認結果を、直流電力を出力する配線を介して出力することで、装置のコストアップを抑制しつつ、漏電等を事前に防止でき、また、連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
また、導通確認装置は、電力遮断装置104がDC電源装置103の出力を遮断しているときに、導通確認結果を出力することで、より確実に漏電等を事前に防止でき、また、連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
また、DC電源装置103は、導通確認結果が、正常に接続されていないとの結果であった場合に、直流電力の生成を禁止にすることで、電力の浪費を抑制しつつ、漏電等を事前に防止でき、また、連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
また、DC/AC変換装置102は、導通確認装置が、正常に接続されていないとの結果であった場合に、交流電力に変換する動作を禁止にすることで、装置の故障などを防止しつつ、漏電等を事前に防止でき、また、連続的な感電を防止することができるようになり、重篤な被害の発生を防止、抑止することができる。
この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変更、省略することができる。
101 点火プラグ、102 DC/AC変換装置、103 DC電源装置、104 電力遮断装置、105 制御装置、110 出力端子

Claims (11)

  1. 燃焼を起こすための点火動作としてプラズマ放電を発生する点火プラグと、直流電力を交流電力に変換し、変換した前記交流電力を前記点火プラグへ向けて出力するDC/AC変換装置と、前記DC/AC変換装置とは異なるパッケージに配置され、前記DC/AC変換装置が交流電力に変換するための直流電力を生成し、配線を介して前記DC/AC変換装置に供給される前記直流電力を出力するDC電源装置と、前記DC電源装置の出力を導通、遮断する電力遮断装置とを備え、前記電力遮断装置は、前記点火動作と点火動作の間に少なくとも一度は前記DC電源装置の出力を遮断することを特徴とする点火装置。
  2. 前記電力遮断装置は、前記DC電源装置と同一のパッケージに配置されることを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  3. 前記電力遮断装置は、前記DC/AC変換装置が、前記点火プラグへ向けて交流電力を出力するための動作を開始する前に、前記DC電源装置の出力を導通させることを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  4. 前記電力遮断装置は、前記DC/AC変換装置が、前記点火プラグへ向けて交流電力を出力するための動作を開始した後に、前記DC電源装置の出力を導通させることを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  5. 前記電力遮断装置は、前記DC/AC変換装置が、前記点火プラグへ向けて交流電力を出力するための動作を停止する前に、前記DC電源装置の出力を遮断することを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  6. 前記電力遮断装置は、前記DC/AC変換装置が、前記点火プラグへ向けて交流電力を出力するための動作を停止した後に、前記DC電源装置の出力を遮断することを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  7. 前記DC/AC変換装置は、前記DC電源装置の出力と、前記DC/AC変換装置とをつなぐ前記配線が接続されているかを確認し、導通確認結果を出力する導通確認装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  8. 前記導通確認装置は、前記導通確認結果を、前記直流電力を出力する配線を介して出力することを特徴とする請求項7に記載の点火装置。
  9. 前記導通確認装置は、前記電力遮断装置が前記DC電源装置の出力を遮断しているときに前記導通確認結果を出力することを特徴とする請求項7に記載の点火装置。
  10. 前記DC電源装置は、前記導通確認結果が、正常に接続されていないとの結果であった場合に前記直流電力の生成を禁止にすることを特徴とする請求項7に記載の点火装置。
  11. 前記DC/AC変換装置は、前記導通確認装置が、正常に接続されていないとの結果であった場合に、前記交流電力に変換する動作を禁止にすることを特徴とする請求項7に記載の点火装置。
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