JP5496297B2 - 内燃機関の点火装置 - Google Patents

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    • F02P3/0884Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices
    • F02P3/0892Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices using digital techniques

Description

この発明は、内燃機関に用いられる容量放電方式の点火装置に関するものである。
近年、環境保全、燃料枯渇の問題が提起されており、自動車業界に於いてもこれらへの対応が急務となっている。この対応の一例として、成層混合気を利用したエンジンの超希薄燃焼(成層リーン燃焼)運転がある。成層リーン燃焼に於いては、可燃混合気の分布がバラツク場合があり、従って着火機会の観点で長期間の火花放電が要求される。又、混合気の濃度にもバラツキがあり、点火プラグへのカーボン固着による燻りリークが発生し易くなる状況もある。このような観点から、エネルギーのリーク経路が生成されている状況下に於いても確実に火花放電を発生できるよう、点火コイル部に大きな2次電流を発生させることが要求される。
従来、点火コイル部に大きな2次電流を発生させるようにした点火装置として、例えば特許文献1の図3に示された容量放電方式の点火装置が存在する。この従来の点火装置は、DC/DCコンバータの出力側に、大容量コンデンサとチョークコイルと点火コンデンサ(以下、CDIコンデンサと称する)とからなるLC共振回路が接続されており、大容量コンデンサに充電した静電エネルギーの一部をDC/DCコンバータの出力電圧の約2倍の電圧に昇圧してCDIコンデンサに充電し、このCDIコンデンサに充電されたエネルギーを、点火コイル部の一次コイルに繰り返して供給することで、点火プラグに間欠的なマルチ点火を行なうように構成されている。又、特許文献2に開示された従来の点火装置は、複数の大規模なエネルギー供給手段を備えることにより、点火コイル部の2次電流を交流的に変化させてマルチ点火を行なうように構成されている。
特許第2936119号公報 特許第4497027号公報
周知のように、内燃機関の燃焼室内が高流動状態等となり放電維持電圧が急激に変化することがある。このような場合、火花放電が途切れる吹飛び現象が発生する可能性が高くなる。特許文献1に示されるような容量放電方式の点火装置の場合、前述のように間欠的なマルチ点火を行なうものであり、連続して点火プラグにエネルギーを供給することができず、従って前述の吹飛び現象が発生しやすくなるという課題が存在する。
又、特許文献2に開示された従来の点火装置は、より大きな放電電流を発生させる構成を備えているが、より大容量のDC/DCコンバータと、より大容量のエネルギー蓄積コイルが必要となり、発熱が大きくなり、又、装置が大型化するという課題が存在する。
この発明は、従来の点火装置に於ける前述のような課題を解決するためになされたもので、火花放電が途切れても再度絶縁破壊を発生させて火花放電を再開できる、小型で安価な容量放電式の点火装置を提供することを目的とするものである。
この発明による内燃機関の制御装置は、
出力エネルギーを蓄積する電源用コンデンサを備え、前記電源用コンデンサに蓄積した出力エネルギーに基づいて所定の出力を発生する電源回路部と、
前記電源回路部の出力側に接続された共振インダクタと、
前記電源回路部の前記出力により前記共振インダクタを介して充電される点火コンデンサと、
一端が前記点火コンデンサの正極側端子に接続された1次コイルと、前記1次コイルに磁気的に結合され、前記点火コンデンサの放電によるエネルギーが供給されたとき点火電圧を発生する2次コイルとを備えた点火コイル部と、
間隙を介して対向する一対の電極を有し、前記一対の電極のうち一方が前記2次コイルに接続され、前記点火電圧が前記一対の電極間に印加されたとき前記電極間に火花放電を発生して内燃機関に供給された可燃混合気を点火する点火プラグと、
前記点火コンデンサが前記充電される充電経路に接続された第1のスイッチング素子と、コレクタ側端子が前記1次コイルの他端に接続されエミッタ側端子が前記点火コンデンサの負極側端子に接続された第2のスイッチング素子とを備えた制御回路部と、
前記1次コイルの前記一端と前記第2のスイッチング素子の前記エミッタ側端子に接続された第1のダイオードと、
を備え、
前記制御回路部は、前記内燃機関に対する外部からの点火信号に基づいて前記第1のスイッチング素子オンとすることにより前記点火コンデンサの前記充電を行わせ、前記点火信号に基づいて前記第2のスイッチング素子をオンとすることにより前記点火コンデンサの前記放電を行わせる、
ことを特徴とするものである。
又、この発明による内燃機関の点火装置は、
出力エネルギーを蓄積する電源用コンデンサを備え、前記電源用コンデンサに蓄積した出力エネルギーに基づいて所定の出力を発生する電源回路部と、
前記電源回路部の出力側に接続された共振インダクタと、
前記電源回路部の前記出力により前記共振インダクタを介して充電される点火コンデンサと、
一端が前記点火コンデンサの正極側端子に接続された1次コイルと、前記1次コイルに磁気的に結合され、前記点火コンデンサの放電によるエネルギーが供給されたとき点火電圧を発生する2次コイルとを備えた点火コイル部と、
間隙を介して対向する一対の電極を有し、前記一対の電極のうち一方が前記2次コイルに接続され、前記点火電圧が前記一対の電極間に印加されたとき前記電極間に火花放電を発生して内燃機関に供給された可燃混合気を点火する点火プラグと、
前記点火コンデンサが前記充電される充電経路に接続された第1のスイッチング素子と、コレクタ側端子が前記1次コイルの他端に接続されエミッタ側端子が前記点火コンデンサの負極側端子に接続された第2のスイッチング素子とを備えた制御回路部と、
前記1次コイルの前記一端と前記第2のスイッチング素子の前記コレクタ側端子に接続された第2のダイオードと、
を備え、
前記制御回路部は、前記内燃機関に対する外部からの点火信号に基づいて前記第1のスイッチング素子オンとすることにより前記点火コンデンサの前記充電を行わせ、前記点火信号に基づいて前記第2のスイッチング素子をオンとすることにより前記点火コンデンサの前記放電を行わせる、
ことを特徴とするものである。
この発明による内燃機関の点火装置によれば、出力エネルギーを蓄積する電源用コンデンサを備え、前記電源用コンデンサに蓄積した出力エネルギーに基づいて所定の出力を発生する電源回路部と、前記電源回路部の出力側に接続された共振インダクタと、前記電源回路部の前記出力により前記共振インダクタを介して充電される点火コンデンサと、一端が前記点火コンデンサの正極側端子に接続された1次コイルと、前記1次コイルに磁気的に結合され、前記点火コンデンサの放電によるエネルギーが供給されたとき点火電圧を発生する2次コイルとを備えた点火コイル部と、間隙を介して対向する一対の電極を有し、前記一対の電極のうち一方が前記2次コイルに接続され、前記点火電圧が前記一対の電極間に印加されたとき前記電極間に火花放電を発生して内燃機関に供給された可燃混合気を点火する点火プラグと、前記点火コンデンサが前記充電される充電経路に接続された第1のスイッチング素子と、コレクタ側端子が前記1次コイルの他端に接続されエミッタ側端子が前記点火コンデンサの負極側端子に接続された第2のスイッチング素子とを備えた制御回路部と、前記1次コイルの前記一端と前記第2のスイッチング素子の前記エミッタ側端子に接続された第1のダイオードとを備え、前記制御回路部は、前記内燃機関に対する外部からの点火信号に基づいて前記第1のスイッチング素子オンとすることにより前記点火コンデンサの前記充電を行わせ、前記点火信号に基づいて前記第2のスイッチング素子をオンとすることにより前記点火コンデンサの前記放電を行わせるように構成されているので、高い2次電流と長期間の火花放電を実現でき、火花放電が途切れても再度絶縁破壊を発生させ、火花放電を再開でき、且つ装置の小型化が可能となる。
又、この発明による内燃機関の点火装置によれば、出力エネルギーを蓄積する電源用コンデンサを備え、前記電源用コンデンサに蓄積した出力エネルギーに基づいて所定の出力を発生する電源回路部と、前記電源回路部の出力側に接続された共振インダクタと、前記電源回路部の前記出力により前記共振インダクタを介して充電される点火コンデンサと、一端が前記点火コンデンサの正極側端子に接続された1次コイルと、前記1次コイルに磁気的に結合され、前記点火コンデンサの放電によるエネルギーが供給されたとき点火電圧を発生する2次コイルとを備えた点火コイル部と、間隙を介して対向する一対の電極を有し、前記一対の電極のうち一方が前記2次コイルに接続され、前記点火電圧が前記一対の電極間に印加されたとき前記電極間に火花放電を発生して内燃機関に供給された可燃混合気を点火する点火プラグと、前記点火コンデンサが前記充電される充電経路に接続された第1のスイッチング素子と、コレクタ側端子が前記1次コイルの他端に接続されエミッタ側端子が前記点火コンデンサの負極側端子に接続された第2のスイッチング素子とを備えた制御回路部と、前記1次コイルの前記一端と前記第2のスイッチング素子の前記コレクタ側端子に接続された第2のダイオードとを備え、前記制御回路部は、前記内燃機関に対する外部からの点火信号に基づいて前記第1のスイッチング素子オンとすることにより前記点火コンデンサの前記充電を行わせ、前記点火信号に基づいて前記第2のスイッチング素子をオンとすることにより前記点火コンデンサの前記放電を行わせるように構成されているので、高い2次電流と長期間の火花放電を実現でき、火花放電が途切れても再度絶縁破壊を発生させ、火花放電を再開でき、且つ装置の小型化が可能となる。
この発明の実施の形態1による内燃機関の点火装置の回路構成図である。 この発明の実施の形態1による内燃機関の点火装置の動作を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2による内燃機関の点火装置の回路構成図である。 この発明の実施の形態2による内燃機関の点火装置の動作を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3による内燃機関の点火装置の回路構成図である。 この発明の実施の形態3による内燃機関の点火装置の動作を示すタイミングチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による内燃機関の点火装置を示す回路図である。図1に於いて、点火装置100は、所定の間隙を介して対向する一対の電極を備えた点火プラグ1と、鉄心23を介して磁気的に結合された1次コイル21と2次コイル22とを有す
る点火コイル部2と、点火コイル部2にエネルギーを供給するエネルギー供給回路3とを備えている。
点火コイル部2の2次コイル22は、点火プラグ1の一方の電極と車両接地電位部(以下、GNDと称する)との間に接続されている。点火コイル部2の1次コイル21は、一端が後述するエネルギー供給回路部3の共振インダクタ6及び点火コンデンサ(以下、CDIコンデンサと称する)7の正極側端子に接続され、他端が後述する制御回路部11の第2のスイッチング素子8のコレクタ側端子に接続されている。
エネルギー供給回路部3は、電源回路部5と、制御回路部11と、逆流防止ダイオード13と、共振インダクタ6と、CDIコンデンサ7と、第1のダイオードとしてのクランプ用ダイオード12とを備えている。共振インダクタ6は、逆流防止ダイオード13を介して電源回路5の正極側出力端子と点火コイル部2の1次コイル21の一端との間に接続されている。CDIコンデンサ7とクランプ用ダイオード12は互いに並列接続され、共振インダクタ6と1次コイル21の一端との接続部と、第2のスイッチング素子8のエミッタ側端子と、の間に接続されている。
電源回路部5は、トランス51と、電界効果型トランジスタ等により構成され電源制御用スイッチング素子52と、PWM制御部54と、電圧制御部55と、整流ダイオード53と、電源用コンデンサとしての大容量コンデンサ4とを備えている。トランス51の1次コイル511は、鉄心513を介して2次コイル512と磁気的に結合されている。1次コイル511の一端は、車載バッテリ(図示せず)の正極側端子Bに接続され、他端は第1のスイッチング素子52の一端に接続されている。第1のスイッチング素子52の他端は、GNDに接続されている。
整流ダイオード53は、トランス51の2次電流を整流して大容量コンデンサ4に供給する。PWM制御部54は、電源制御用スイッチング素子52にゲート信号を与え、この電源制御用スイッチング素子52をオン/オフ制御することによりトランス51の1次電流をPWM制御する。電圧制御部55は、大容量コンデンサ4の正極側端子の端子電圧をPWM制御部54にフィードバックし、大容量コンデンサ4の端子電圧が所定の値に保たれるようにPWM制御部54を制御する。
制御回路11は、低圧側スイッチング素子としての第1のスイッチング素子9と、高圧側スイッチング素子としての第2のスイッチング素子8と、ハーフブリッジドライバ回路10とを備えている。第1のスイッチング素子9のエミッタ側端子は、大容量コンデンサ4の負極側端子とGNDに接続されている。第2のスイッチング素子8のエミッタ側端子は第1のスイッチング素子9のコレクタ側端子に接続され、コレクタ側端子は前述の点火コイル部2の1次コイル21の他端に接続されている。
第1のスイッチング素子9及び第2のスイッチング素子8は、例えばIGBTにより構成され、エミッタ・コレクタ間に接続されたボディダイオード9a、8aを夫々備えている。これらの第1のスイッチング素子9と第2のスイッチング素子8は、ハーフブリッジ回路を構成している。第1のスイッチング素子9は、ハーフブリッジドライバ回路10からゲートに与えられる第1のゲート信号SAによりオン/オフ制御される。第2のスイッチング素子8は、ハーフブリッジドライバ回路10からゲートに与えられる第2のゲート信号SAによりオン/オフ制御される。ハーフブリッジドライバ回路10は、エンジン制御装置(以下、ECUと称する)13からの点火信号IGTに基づいて、第1及び第2のゲート信号A、Bの発生タイミングが制御される。
以上のように構成されたエネルギー供給回路部3は、後述するように、共振インダクタ6とCDIコンデンサ7とのLC共振現象に基づき大容量コンデンサ4からCDIコンデンサ7にエネルギーを蓄積すると共に、CDIコンデンサ7に蓄積されたエネルギーを点火コイル部2へ供給する。
次に、この発明の実施の形態1による内燃機関の点火装置の動作について説明する。図2は、この発明の実施の形態1による内燃機関の点火装置の動作を示すタイミングチャートであり、(a)はECU13から出力される点火信号IGTの波形図、(b)はハーフブリッジドライバ回路10から出力されるゲート信号SAの波形図、(c)はハーフブリッジドライバ回路10から出力されるゲート信号SBの波形図、(d)は点火コイル部2の1次コイル21に流れる1次電流I1の波形図、(e)は点火コイル部2の2次コイル22に流れる2次電流I2の波形図を夫々示している。
図1及び図2に於いて、電源回路部5に内蔵されている大容量コンデンサ4は、前述の電源制御用スイッチング素子52によるトランス51の1次電流のPWM制御により、所定の電圧値に充電されている。ECU13から出力される点火信号IGTは、図2の(a)に示すように、時刻t1―t2間ではハイレベル(以下、Hレベルと称する)、時刻t2―t3間ではローレベル(以下、Lレベルと称する)、時刻t3−t4間ではHレベルとなり、以降、同様に所定の時間間隔でHレベルとLレベルを繰り返してハーフブリッジドライバ回路10に入力される。
図2の(b)に示すように、第1のゲート信号SAは、点火信号IGTのHレベルのときにHレベルとなり、点火信号IGTのLレベルのときにLレベルとなる。これに対して第2のゲート信号SBは、図2の(c)に示すように、点火信号IGTのHレベルのときにLレベルとなり、点火信号IGTのLレベルのときにHレベルとなる。
今、時刻t1に於いて、点火信号IGTがHレベルになるとハーフブリッジドライバ1
0からの第1のゲート信号SAがHレベルとなり、第1のスイッチング素子9がオンとなる。これにより電源回路5によって事前に大容量コンデンサ4に蓄積されたエネルギーがCDIコンデンサ7に供給される。このとき、共振インダクタ6とCDIコンデンサ7とのLC共振現象に基づき、CDIコンデンサ7は、電源回路部5の出力電圧の約2倍の電圧に非常に高速に充電される。
次に、時刻t2に於いてECU13から出力された点火信号IGTがLレベルとなる。これにより第2のゲート信号SBがHレベル、第1のゲート信号SAがLレベルとなる。その結果、第2のスイッチング素子8がオン、第1のスイッチング素子9がオフとなり、高電圧に充電されていたCDIコンデンサ7の電荷が点火コイル部2の1次コイル21を介して放電し、図2の(d)に示すように点火コイル部2の1次コイル21に1次電流I1が急峻に流れる。これに伴い、点火コイル部2の2次コイル22に高電圧が誘起され、この高電圧は点火プラグ1の電極へと伝えられ、点火プラグ1の電極間に絶縁破壊が発生して火花放電が発生し、2次電流I2による放電電流が流れる。この火花放電により、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気は点火されて燃焼する。
ここで、クランプ用ダイオード12の動作を理解するために、第1のダイオードとしてのクランプ用ダイオード12が設けられていない場合について述べる。この場合、時刻t2〜t3の期間に1次コイル21に流れる1次電流I1が負側に変化した際に、CDIコンデンサ7に接続されている1次コイル21の高圧側が負電位に大きく振られ、第2のスイッチング素子8のコレクタ電位が負電位となり、制御回路11からの第2のゲート信号SBがLレベルになる前に第3のスイッチング素子8が強制的にオフとなり、図2の(d)に破線I10で示すように1次電流I1が第3のスイッチング素子8のボディダイオード8aを介して負側に流れ、これに伴い2次電流I2が図2の(e)に破線I20で示すように減少して負側に流れ、点火プラグ1の電極間に連続放電することができなくなってしまう。
これに対して、実際にはクランプ用ダイオード12が設けられているので、前述のように1次コイル21の高圧側が負電位に振られることが回避され、第2のスイッチング素子8は制御回路11からの第2のゲート信号SBがLレベルになる時刻t3までオン状態を継続し、2次電流I2が図2の(e)に実線で示すように流れ、点火プラグ1の電極間に放電を継続させることができる。
次に、時刻t3に達すると、ECU13からの点火信号IGTが再びHレベルになり、ハーフブリッジドライバ10からの第1のゲート信号SAがHレベルとなり、第1のゲート信号SBがLレベルとなる。これにより第1のスイッチング素子9がオンとなり、第2のスイッチング素子8がオフとなる。その結果、点火コイル部2の1次電流I1は直ちに遮断されるので2次コイル22に逆極性の高電圧が誘起され、これにより図2の(e)に示すように負側の2次電流I2が点火コイル部2の2次コイル22に流れ、点火プラグ1の電極間に前述とは逆方向の火花放電が発生し放電電流が流れる。この放電電流は、点火信号IGTがLレベルになる時刻t4に達するまで継続される。
前述の時刻t3〜t4の間では、第1のスイッチング素子9がオン、第2のスイッチング素子8がオフとなるので、共振インダクタ6とCDIコンデンサ7とのLC共振現象に基づき、CDIコンデンサ7は、電源回路部5の出力電圧の約2倍の電圧に非常に高速に再度充電されることになる。
時刻t4以降は、時刻t2〜t3、t3〜t4に於ける前述の動作が繰り返され、点火プラグ1の電極間には交流的に放電電流が継続して流れることになる。その結果、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気は、交流的に継続して流れる2次電流I2によりマルチ点火される。
以上述べたように、この発明の実施の形態1による内燃機関の点火装置によれば、CDIコンデンサを高速に充電することがきるので、エネルギー供給回路の構成要素が1回路のみ、例えば、CDIコンデンサが1回路のみであっても、複数気筒へのエネルギー供給をまかなうことができる。つまり、多気筒であってもエネルギー供給源を共通化することができるので、装置を小型化、低コスト化することができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2による内燃機関の点火装置について説明する。図3は、この発明の実施の形態2による内燃機関の点火装置の回路構成図である。図3に於いて、整流用ダイオード14が点火コイル部2の2次コイル22に挿入されている。即ち、2次コイル22の一端が整流用ダイオード14のアノードに接続され、点火プラグ1の一方の電極が整流用ダイオード14のカソードに接続されている。その他の構成は、前述の図1と同様である。
図4は、この発明の実施の形態2による内燃機関の点火装置の動作を示すタイミングチャートであって、(a)はECU13から出力される点火信号IGTの波形図、(b)はハーフブリッジドライバ回路10から出力されるゲート信号SAの波形図、(c)はハーフブリッジドライバ回路10から出力されるゲート信号SBの波形図、(d)は点火コイル部2の1次コイル21に流れる1次電流I1の波形図、(e)は点火コイル部2の2次コイル22に流れる2次電流I2の波形図を夫々示している。
図3及び図4に於いて、電源回路部5に内蔵されている大容量コンデンサ4は、前述の電源制御用スイッチング素子52によるトランス51の1次電流のPWM制御により、所定の電圧値に充電されている。ECU13から出力される点火信号IGTは、図4の(a)に示すように、時刻t1―t2間ではHレベル、時刻t2―t3間ではLレベル、時刻t3−t4間ではHレベルとなり、以降、同様に所定の時間間隔でHレベルとLレベルを繰り返してハーフブリッジドライバ回路10に入力される。
図4の(b)に示すように、第1のゲート信号SAは、点火信号IGTのHレベルのときにHレベルとなり、点火信号IGTのLレベルのときにLレベルとなる。これに対して第2のゲート信号SBは、図2の(c)に示すように、点火信号IGTのHレベルのときにLレベルとなり、点火信号IGTのLレベルのときにHレベルとなる。
今、時刻t1に於いて、点火信号IGTがHレベルになるとハーフブリッジドライバ10からの第1のゲート信号SAがHレベルとなり、第1のスイッチング素子9がオンとなる。これにより電源回路5によって事前に大容量コンデンサ4に蓄積されたエネルギーがCDIコンデンサ7に供給される。このとき、共振インダクタ6とCDIコンデンサ7とのLC共振現象に基づき、CDIコンデンサ7は、電源回路部5の出力電圧の約2倍の電圧に非常に高速に充電される。
次に、時刻t2に於いてECU13から出力された点火信号IGTがLレベルとなる。これにより第2のゲート信号SBがHレベル、第1のゲート信号SAがLレベルとなる。その結果、第2のスイッチング素子8がオン、第1のスイッチング素子8がオフとなり、高電圧に充電されていたCDIコンデンサ7の電荷が点火コイル部2の1次コイル21を介して放電し、図2の(d)に示すように点火コイル部2の1次コイル21に1次電流I1が急峻に流れる。これに伴い、点火コイル部2の2次コイル22に高電圧が誘起されるが、2次コイル22には前述のように整流用ダイオード14が接続されているので、2次コイル22に誘起された高電圧は点火プラグ1の電極に印加されず、従って図4の(e)に示すように2次電流I2が流れず、点火プラグ1の電極間には火花放電は発生しない。
次に、時刻t3に達すると、ECU13からの点火信号IGTが再びHレベルになり、ハーフブリッジドライバ10からの第1のゲート信号SAがHレベルとなり、第2のゲート信号SBがLレベルとなる。これにより第1のスイッチング素子9がオンとなり、第2のスイッチング素子8がオフとなる。その結果、点火コイル部2の1次電流I1は直ちに遮断されるので2次コイル22に逆極性の高電圧が誘起され、点火プラグ1の電極間に印加され、その電極間に絶縁破壊が生じ火花放電が発生する。これにより図4の(e)に示すように負の2次電流I2が2次コイル22及び点火プラグ1の電極間に放電電流として流れ、点火信号IGTがLレベルになる時刻t4に達するまで継続される。
前述の時刻t3〜t4の間では、第1のスイッチング素子9がオン、第2のスイッチング素子8がオフとなるので、共振インダクタ6とCDIコンデンサ7とのLC共振現象に基づき、CDIコンデンサ7は、電源回路部5の出力電圧の約2倍の電圧に非常に高速に再度充電されることになる。
時刻t4以降は、時刻t2〜t3、t3〜t4に於ける前述の動作が繰り返され、点火プラグ1の電極間には間歇的に高電圧が印加され、火花放電が点火プラグ1の電極間に間歇的に発生し、高速で間欠的なマルチ点火が可能となる。
又、周知のように容量放電方式の点火装置、つまりCDI点火方式では1次電流が50[A]以上となり、通常のフルトランジスタ方式の点火に対して大きな1次電流となるため、CDI点火方式をフルトランジスタ方式に使用することで、点火コイル部の1次コイルと2次コイルの巻数比を小さくしても、2次コイルに高電圧で且つ大電流を供給することができ、点火コイル部の小型化が可能となる。更に、プラズマジェット点火方式や高周波プラズマ点火方式等では、点火プラグに高電圧で且つ大電流を供給するために高電圧発生用のトリガ点火コイルと大電流供給用の電源回路との、2つのコンポーネントが必要となるが、実施の形態2による点火装置によればトリガ点火コイルが不要となりコンポーネントを1つにすることができ、従来の点火方式に比して小型、且つ低コスト化を図ることができる。
前述のように、この発明の実施の形態1による内燃機関の点火装置によれば、CDIコンデンサを高速に充電することがきるので、エネルギー供給回路の構成要素が1回路のみ、例えば、CDIコンデンサが1回路のみであっても、複数気筒へのエネルギー供給をまかなうことができる。つまり、多気筒であってもエネルギー供給源を共通化することができるので、装置を小型化、低コスト化することができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3による内燃機関の点火装置について説明する。図5は、この発明の実施の形態3による内燃機関の点火装置の回路構成図である。この実施の形態3では、前述の実施の形態1及び2に於けるクランプ用ダイオードとしての第1のダイオード12に代えて、第2のダイオードとしての還流用ダイオード15を設けている。還流用ダイオード15は、アノード側が点火コイル部2の1次コイル21の一端に接続され、カソード側が第2のスイッチング素子8のコレクタ端子に接続されている。その他の構成は、実施の形態1の場合と同様である。
図6は、この発明の実施の形態3による内燃機関の点火装置の動作を示すタイミングチャートであり、(a)はECU13から出力される点火信号IGTの波形図、(b)はハーフブリッジドライバ回路10から出力されるゲート信号SAの波形図、(c)はハーフブリッジドライバ回路10から出力されるゲート信号SBの波形図、(d)は点火コイル部2の1次コイル21に流れる1次電流I1の波形図、(e)は点火コイル部2の2次コイル22に流れる2次電流I2の波形図を夫々示している。
図5及び図6に於いて、電源回路部5に内蔵されている大容量コンデンサ4は、前述の電源制御用スイッチング素子52によるトランス51の1次電流のPWM制御により、所定の電圧値に充電されている。ECU13から出力される点火信号IGTは、図6の(a)に示すように、時刻t1―t2間ではハイレベル(以下、Hレベルと称する)、時刻t2―t3間ではローレベル(以下、Lレベルと称する)、時刻t3−t4間ではHレベルとなり、以降、同様に所定の時間間隔でHレベルとLレベルを繰り返してハーフブリッジドライバ回路10に入力される。
図6の(b)に示すように、第1のゲート信号SAは、点火信号IGTのHレベルのときにHレベルとなり、点火信号IGTのLレベルのときにLレベルとなる。これに対して第2のゲート信号SBは、図2の(c)に示すように、点火信号IGTのHレベルのときにLレベルとなり、点火信号IGTのLレベルのときにHレベルとなる。
今、時刻t1に於いて、点火信号IGTがHレベルになるとハーフブリッジドライバ10からの第1のゲート信号SAがHレベルとなり、第1のスイッチング素子9がオンとなる。これにより電源回路5によって事前に大容量コンデンサ4に蓄積されたエネルギーがCDIコンデンサ7に供給される。このとき、共振インダクタ6とCDIコンデンサ7とのLC共振現象に基づき、CDIコンデンサ7は、電源回路部5の出力電圧の約2倍の電圧に非常に高速に充電される。
次に、時刻t2に於いてECU13から出力された点火信号IGTがLレベルとなる。
これにより第2のゲート信号SBがHレベル、第1のゲート信号SAがLレベルとなる。その結果、第2のスイッチング素子8がオン、第1のスイッチング素子8がオフとなり、高電圧に充電されていたCDIコンデンサ7の電荷が点火コイル部2の1次コイル21を介して放電し、図6の(d)に示すように点火コイル部2の1次コイル21に1次電流I1が急峻に流れる。これに伴い、点火コイル部2の2次コイル22に高電圧が誘起され、この高電圧は点火プラグ1の電極へと伝えられ、点火プラグ1の電極間に絶縁破壊が発生して火花放電が発生し、2次電流I2による放電電流が流れる。この火花放電により、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気は点火されて燃焼する。
次に、時刻t3に達すると、ECU13からの点火信号IGTが再びHレベルになり、ハーフブリッジドライバ10からの第1のゲート信号SAがHレベルとなり、第2のゲート信号SBがLレベルとなる。これにより第1のスイッチング素子9がオンとなり、第2のスイッチング素子8がオフとなるが、点火コイル部2の1次電流I1は還流用ダイオード15を介して1次コイル21を還流しながら図6の(d)に示すように次第に減少する。これに伴い、図6の(e)に示すように2次電流I2も次第に減少しながら点火コイル部2の2次コイル22に流れ、点火プラグ1の電極間の放電電流は、点火信号IGTが再度Lレベルになる時刻t4に達するまで減少しながら継続して流れる。
前述の時刻t3〜t4の間では、第1のスイッチング素子9がオン、第2のスイッチング素子8がオフとなるので、共振インダクタ6とCDIコンデンサ7とのLC共振現象に基づき、CDIコンデンサ7は、電源回路部5の出力電圧の約2倍の電圧に非常に高速に再度充電されることになる。
時刻t4以降は、時刻t2〜t3、t3〜t4に於ける前述の動作が繰り返され、点火プラグ1の電極間に連続的に2次電流I2をプラス方向に直流的に流し、点火を持続させることができる。
以上述べたように、この発明の実施の形態3による内燃機関の点火装置によれば、CDIコンデンサを高速に充電できるので、CDIコンデンサを高速に充電することがきるので、エネルギー供給回路の構成要素が1回路のみ、例えば、CDIコンデンサが1回路のみであっても、複数気筒へのエネルギー供給をまかなうことができる。つまり、多気筒であってもエネルギー供給源を共通化することができるので、装置を小型化、低コスト化することができる。
尚、この発明は、その発明の範囲内に於いて、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 点火プラグ、2 点火コイル部、3 エネルギー供給回路部、4 電源用コンデンサ、5 電源回路部、6 共振インダクタ、7 点火コンデンサ、52 電源制御用スイッチング素子、9 第1のスイッチング素子、8 第2のスイッチング素子、10 ハーフブリッジドライバ回路、11 制御回路部、12 第1のダイオード、13 ECU、14 整流用ダイオード、15 第2のダイオード。

Claims (5)

  1. 出力エネルギーを蓄積する電源用コンデンサを備え、前記電源用コンデンサに蓄積した出力エネルギーに基づいて所定の出力を発生する電源回路部と、
    前記電源回路部の出力側に接続された共振インダクタと、
    前記電源回路部の前記出力により前記共振インダクタを介して充電される点火コンデンサと、
    一端が前記点火コンデンサの正極側端子に接続された1次コイルと、前記1次コイルに磁気的に結合され、前記点火コンデンサの放電によるエネルギーが供給されたとき点火電圧を発生する2次コイルとを備えた点火コイル部と、
    間隙を介して対向する一対の電極を有し、前記一対の電極のうち一方が前記2次コイルに接続され、前記点火電圧が前記一対の電極間に印加されたとき前記電極間に火花放電を発生して内燃機関に供給された可燃混合気を点火する点火プラグと、
    前記点火コンデンサが前記充電される充電経路に接続された第1のスイッチング素子と、コレクタ側端子が前記1次コイルの他端に接続されエミッタ側端子が前記点火コンデンサの負極側端子に接続された第2のスイッチング素子とを備えた制御回路部と、
    前記1次コイルの前記一端と前記第2のスイッチング素子の前記エミッタ側端子に接続された第1のダイオードと、
    を備え、
    前記制御回路部は、前記内燃機関に対する外部からの点火信号に基づいて前記第1のスイッチング素子オンとすることにより前記点火コンデンサの前記充電を行わせ、前記点火信号に基づいて前記第2のスイッチング素子をオンとすることにより前記点火コンデンサの前記放電を行わせる、
    ことを特徴とする内燃機関の点火装置。
  2. 前記点火コイル部の2次コイルに直列接続された整流用ダイオードを備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火装置。
  3. 出力エネルギーを蓄積する電源用コンデンサを備え、前記電源用コンデンサに蓄積した出力エネルギーに基づいて所定の出力を発生する電源回路部と、
    前記電源回路部の出力側に接続された共振インダクタと、
    前記電源回路部の前記出力により前記共振インダクタを介して充電される点火コンデンサと、
    一端が前記点火コンデンサの正極側端子に接続された1次コイルと、前記1次コイルに磁気的に結合され、前記点火コンデンサの放電によるエネルギーが供給されたとき点火電圧を発生する2次コイルとを備えた点火コイル部と、
    間隙を介して対向する一対の電極を有し、前記一対の電極のうち一方が前記2次コイルに接続され、前記点火電圧が前記一対の電極間に印加されたとき前記電極間に火花放電を発生して内燃機関に供給された可燃混合気を点火する点火プラグと、
    前記点火コンデンサが前記充電される充電経路に接続された第1のスイッチング素子と、コレクタ側端子が前記1次コイルの他端に接続されエミッタ側端子が前記点火コンデンサの負極側端子に接続された第2のスイッチング素子とを備えた制御回路部と、
    前記1次コイルの前記一端と前記第2のスイッチング素子の前記コレクタ側端子に接続された第2のダイオードと、
    を備え、
    前記制御回路部は、前記内燃機関に対する外部からの点火信号に基づいて前記第1のスイッチング素子オンとすることにより前記点火コンデンサの前記充電を行わせ、前記点火信号に基づいて前記第2のスイッチング素子をオンとすることにより前記点火コンデンサの前記放電を行わせる、
    ことを特徴とする内燃機関の点火装置。
  4. 前記制御回路は、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを、一方のスイッチング素子がオンのとき他方のスイッチング素子がオフとなるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の内燃機関の点火装置。
  5. 前記内燃機関は、複数の気筒を備え、
    前記点火コイル部及び点火プラグは、前記複数の気筒に対応して夫々複数設けられ、
    前記点火コンデンサは、前記複数の点火コイル部に前記エネルギーを夫々供給するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の内燃機関の点火装置。
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